神・エネル

登録日:2014/09/10 Wed 11:05:05
更新日:2021/06/15 Tue 14:50:04
所要時間:約 7 分で読めます





人にとって…死は最大の“恐怖”!!!

だから人は地に顔をうずめ神に慈悲を乞う!!

仕方のない事さ 生物は恐怖の前にひれ伏すようにできている 本能というものだ


──人は…"神"を恐れるのではない…


"恐怖"こそが"神"なのだ



漫画『ONE PIECE』の登場人物。
空島編のラスボスでもある。

●目次

【プロフィール】

異名:(ゴッド)・エネル
所属:スカイピア
年齢:37→39歳
身長:266cm
役職:神(本来、空島スカイピアにおける統治者の称号)
懸賞金:無し*1
悪魔の実:ゴロゴロの実(自然系(ロギア ))
出身:ビルカ(空島)
誕生日:5月6日
星座:牡牛座
血液型:S型
好物:リンゴ、バナナ
CV:森川智之

【概要】

名前の由来はおそらくエネルギーから。デザインモチーフは仏像美術関係。

麦わらの一味が訪れた空島の一つ「スカイピア」の支配者。本来スカイピアの統治者の称号である「神」を、「全能なる神」という意味で名乗っている傲慢不遜な男。通称(ゴッド)・エネル」
笑い方は「ヤハハハ」
やたらと長い耳たぶ、背中から生える雷神のような4つの太鼓が特徴。

主な部下にはオームゲダツサトリシュラら4人の神官と神兵長ヤマ率いる神兵たちがいる。
エネルが住む「神の社」には、他に賢者ゴーデや女性達がいたが、スカイピアでのサバイバルの際、彼らは戦闘力もないためエネルの手で粛正されている。

【人物】

自らを全能なる神と呼んで憚らない傲岸不遜な男で、部下であろうと自分以外の人間を殺害するのに何の躊躇もしない残忍な性格。
また、ニコ・ロビンの行動だけで黄金の鐘の場所を看破したり、追い詰められても相手を分析して有効な対抗手段を考え出したりなど頭も非常に切れる。
「罪悪感で最も人は弱くなる」ことを理解し、スカイピアの人々に青海人を無理矢理「罪人」扱いにして死の地アッパーヤードに導かせることで、スカイピアの人々に「罪の意識」を植え付けて心を縛っていた。

その目的は故郷ビルカに伝わる伝説の聖地限りない大地(フェアリーヴァース)に到達し、「神の国を建設する」こと。
そのためにガン・フォールの部下だった神隊を幽閉し、空飛ぶ箱舟「マクシム」を建造させていた。
また、「空に人間が住むのは不自然」と考えており、自身の故郷ビルカを滅ぼし、マクシムを完成させた後はスカイピアも消滅させようと企んでいた。
なお、空島はビルカやスカイピア以外にも多数存在しているが、世界中の空島を全て滅ぼすつもりだったかどうかは触れられていない。





【戦闘能力】


人は古来より理解できぬ恐怖を全て"神"とおきかえ恐さから逃げてきた

もはや勝てぬと全人類が諦めた"天災"そのものが私なのだ


自然(ロギア)悪魔の実「ゴロゴロの実」の能力者で、体を雷そのものに変化させることができる雷人間

最大電力は2億ボルトと絶大。「数ある悪魔の実の中でも確かに“無敵”と言われる能力の一つ」とはロビンの言。
電撃はもちろん、自らを雷とすることで黄金の中を伝ったり、雷の速度で移動したりすることも可能。
ちなみに雷が空中を伝う速度は秒速150km~200km。(秒速300000km)と比べれば格段に遅いものの、当然ながら生物にとても捉えられる速度ではない。
心停止に追い込まれても、電気ショックで自分の心臓をマッサージして復活する。

なによりエネルギーの桁が大きすぎるのか、地形を伝熱で焦がすのみならず天災レベルで変形させることができる物理的な破壊力もある(ただし後述する例外あり)。

しかも厄介なことに「能力にかまけた愚か者」ではなく、電熱を利用して金属を加工したり、電熱を武器に蓄えて高熱を発させたり、自分のエネルギーを生かすための空飛ぶ箱舟「マクシム」の開発までしているなど、能力の応用と研鑽に余念がない。
「マクシム」の複雑な回路が破壊された際にも慌てず自ら修理を行っており、エンジニアとしても非常に優秀。
戦闘においても、未知の敵への対処を即座に考え出すなどその地頭の良さが遺憾なく発揮されている。

自然(ロギア)系なので当然ながら単純な物理攻撃は効かず、逆に触れた方が電気でダメージを負う。
刀などの金属製近接武器を使う者なら尚更、天敵とも言える。

その能力は電熱によって空気が音速で膨張したことを意味する雷鳴がとどろくほどで、ナミは彼の能力を見て「エネルギーのスケールが違いすぎる」と戦慄していた。


◆方舟マクシム


この舟で我々は"限りない大地"へ到達する!!!

ヤハハハハハハ!!!

「限りない大地」への到達を悲願としたエネルが独自に設計し、空島の神隊を幽閉し強制労働させる事で建造したエネル専用の巨大飛行船
動力を表す電球、飛行に用いる大量のオールやプロペラ、巨大な仏像の顔を象った黄金の艦橋部、船体の両サイドにデカデカと描かれた「神」の一文字など、海賊船とは根本から異なる造形のインパクトあるデザインが特徴。
ただしあくまで「限りない大地」到達のために造られたに過ぎないため、武装は後述するデスピア以外存在しない。

建造には黄金郷シャンドラの遺跡から持ってきた黄金を大量に使用。内部には黄金で出来た歯車や動力機構が所狭しと存在する。
エネルがスカイピアに侵攻し、6年もの間支配したのも、黄金があるアッパーヤードにてこのマクシムを完成させるためのみ
エネル自身が生み出す電気エネルギーを動力源としており、その推力は洞窟程度の岩盤ならば強引に突き破って浮上可能な程強力。
また船体の側面にはエネルがビルカから集めた200個の「噴風貝」が取り付けられており、仮に機能停止しても一時的に浮遊させることができる。

元ネタはキリスト教における「戒め」を意味する用語の1つ「箴言(しんげん)」。フランス語でマクシムという。


  • デスピア
エネルが開発したマクシム唯一の武装。
エネルの放つ莫大な電力を基に、マクシム上部の黄金の煙突から極めて激しい気流を含む黒い雷雲を絶え間なく放出し続ける移動基地を兼ねた大規模な気象兵器
生成された雷雲はスカイピア全土の空を短時間で覆い尽くすほどであり、この雷雲で覆われた領域は全てエネルの意思で任意で雷撃が降り注ぐエネルのテリトリーのような状況と化す。
また電撃で刺激する事で「万雷」や「雷迎」に繋げられる。
元ネタは「絶望」の英訳。


◆基礎戦闘力

生身の肉体もしっかりと鍛錬しており、顔を踏みつけられた筋肉トレバカのロロノア・ゾロですら自力で振り払えず、彼の怪力に驚愕していた。
他にもバク転で転がりながら間合いを取ったり、能力に頼らず手に持つ黄金の棒「のの様棒」による棒術や槍術で戦うことも出来たり、素の身体能力もかなり高い部類に入る。

これらに加え心綱(マントラ)見聞色の覇気)の達人。
ただでさえ高い感知能力を実の能力で強化することで、なんとスカイピア全域を感知することができる。
平時には電波を飛ばしてスカイピア中の会話を聞き、自分に反抗的な言動を取った人物には「神の裁き」として処刑を降す。
無論戦闘時においては心綱で相手の行動を先読みできるため、彼に攻撃を当てるのは非常に困難である。

モンキー・D・ルフィとの戦闘だと、のの様棒の打撃では喉笛を抑えることぐらいでしか出来ないなど武装色の覇気は習得していないようだが、&「大半の超人系の肉体は原型をとどめる」点から斬撃が弱点と見抜き、能力でのの様棒を電熱を蓄えた槍に変形させて対応する機転を見せた。

このように頭も良く身体も強い上にチート能力まで持っているトンデモスペックの人物だが、実は後述するように本人も気が付いていなかったある致命的な弱点が存在する。


◆装備

  • のの様棒
エネルが常に手に持つ愛用の黄金の棒。
身の丈ほどの長さであり、戦闘時には棒に電撃や電熱を付与した上で用いる。
棒術による打撃のみならず、自身の能力によって形状をある程度コントロール可能であり、劇中では三叉槍に変形。
「形ある雷」「高電熱スピア」と豪語する三叉槍の威力は、容易く肉を抉り、触れただけで電熱による火傷を負わせ、槍で貫けば木材程度なら電熱だけで炭化させる。


◆使用技

大半は各国神話の雷神由来。

  • 神の裁き(エル・トール)
肘から先を雷に変え、極大化させてレーザーのように放つ雷撃。
スカイピアを恐怖に叩き込んだ「裁き」も多分これ。
パンチの要領で射出する、上から叩き落すなどの使い方がメイン。
名前の由来は北欧神話の雷神トール。

  • 放電(ヴァーリー)
指先や身体から電撃を放つエネルの基本技。MAX電圧は2億V。
なお由来は「電撃がバリバリいうから」という安直なもの。

  • 電光(カリ)
全身から電熱を発するエネルの基本技その2。
エネルギー量が莫大なため雷鳴が轟く。ワイパー燃焼砲(バーンバズーカ)による熱線を周囲の大気を超高熱化して相殺した。
名前の由来は、マライ半島小人族の伝承に登場する雷神。

  • 雷冶金(グローム・バドリング)
電熱で金を瞬時に融解し、溶けた金を器用に操り形状を変える。
持っている棍を三叉槍に練成したほか、ルフィの右腕にマクシムの部品を溶かした金を球状に纏わせた。

  • 稲妻(サンゴ)
腕を雷に変えて攻撃する。技名の由来は稲妻の形が珊瑚(サンゴ)に見えることから。

  • 3000万V“雷鳥(ヒノ)
背負っている太鼓の一つを叩いて太鼓を雷の鳥に変え発射、飛ぶ雷撃で敵を貫く。
名前の由来は、インディアンイコロイ族の伝承に登場する鳥。

  • 3000万V“雷獣(キテン)
背負っている太鼓の一つを叩いて雷の獣に変え、至近の敵を噛み砕く。
名前の由来は、日本の伝承に登場する雷獣「木貂」。

  • 6000万V“雷龍(ジャムブウル)
背負っている太鼓を一度に二つ叩いて雷の龍を作り出す。
名前の由来はオーストラリア北部・アーネムランドの雷神。

  • 万雷(ママラガン)
マクシムとの合体技。
デスピアから発生させた雷雲から落雷の雨を降らせ広範囲を爆撃する。加えて時間が経てば経つほど降り注ぐ落雷の破壊力が上がっていく。
デスピアの雷雲で覆われた領域全てが攻撃範囲となり、これによりスカイピア全土を攻撃した。
名前の由来は、アボリジニの伝承に登場する雷神。

  • 雷迎(らいごう)
マクシムとの合体技。
マクシムが生み出した分厚い雷雲を巨大な球状に固めて目標地点に落下・起爆する超巨大放電爆弾というべき代物。
その威力はエンジェル島を土台の雲ごと消し去る戦略兵器と呼ぶべき攻撃となる。
名前の由来は、神仏の降臨を意味する仏教用語の一つ「来迎」。

  • 2億V“雷神(アマル)
全身を2億Vの電気エネルギーの塊へと化して巨大な雷神のような巨人の姿に変身。攻撃を仕掛ける奥の手。
形のある雷撃ではなく強大なエネルギーを実体化させた姿であり、この姿でも物理的な干渉を行うことができる。
逆にエネルに対して物理的な干渉ができる相手なら、この姿のエネルも殴ることができる。
名前の由来は、日本語で落雷を意味する「天降る(あもる)」。



【来歴】

◆過去

おのが故郷の空島ビルカを自らの手で消し去った。
そしてルフィ達が空島に来る6年前に、「方舟マクシム」建造の計画を進めるべく自分を信奉する神官や兵を率いてスカイピアとアッパーヤードへ侵攻。

当時の神(スカイピアの長のこと)ガン・フォール率いる神隊と先住民族シャンディアに大打撃を与えて神の島(アッパーヤード)に君臨した。
それ以来、入国者を犯罪者に仕立てて裁きの地に誘導するよう義務付け、国民の罪の意識を煽り、さらに前述の能力を使って不穏分子に「裁き」を与えるなど、恐怖によって国民を支配。
そしてガン・フォールの部下だった神隊650名に強制労働を課し、黄金を使ってマクシム建造を開始する。

なお、ビルカを滅ぼす以前からマクシムを構想し、スカイピアの民にとって未知なる物質だった黄金の存在に辿り着いており、空島編での彼の計画は以前から周到に考えられていた事が窺える。

◆空島編

部下である神官サトリがルフィ一行に倒されたことに加え、ちょうど方舟マクシムが完成したこともあり、「生き残り5名を自分と共に限りない大地(フェアリーヴァース)」に連れて行くという余興のサバイバルゲームを考案。

シャンディアが侵攻してきたことで発生した麦わらの一味&シャンディアとのサバイバルに3神官と神兵を投入し、自らも参戦してサンジウソップ、シャンディアのカマキリとラキを瞬殺。
最後の部下であるオームもゾロに敗れた後のサバイバル終盤にはガン・フォールとロビンを撃破する。
一度はワイパーに不意を突かれ、エネル自身の油断もあって海楼石で動きを封じられ、「排撃(リジェクト)(ダイアル)」を受けて倒れるものの、雷の力による心臓マッサージで復活し、ワイパーとゾロをも圧倒的な力でねじ伏せた。

その後、箱舟の上で彼を追ってきたルフィと交戦するが、ルフィが自身の能力の最大の弱点である「電気を通さない絶縁体であるゴム」であったために大苦戦。
ゴム人間であるルフィには電撃が全く効かず、しかも電気を通さないルフィに触れられると物理的な攻撃を受け付けてしまう。
このことを知った時にはあまりの衝撃と混乱*2に1ページまるごと使ってとんでもない顔芸を披露した。


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      |   |    \ ` ̄ ̄ ̄ /
       |    |    `-──‐′

↑驚愕、焦り、混乱。それら全てを内包したのがこれである。
いままで何事にも取り乱さず圧倒的な強さ・凶悪さをこれでもかと誇ってきた彼の見せた顔芸はまさにシリアスな笑い「エネル顔」と名付けられ広まった。


もっともその後はすぐに落ち着きを取り戻し、
「超人系は原型を留める事が多い」ことから斬撃が弱点と看破し鉾を創って応戦するなど、対抗策を編み出している。
さらに「心綱」を駆使して攻防を繰り広げた末に、ルフィを箱舟から突き落とし、退けることに成功。
その後は箱舟マクシムでさらに上空へと上昇し、自身最強の攻撃「雷迎」でエンジェル島を破壊した後、黄金の鐘を発見する。
欲するものをすべて手に入れた彼は最後にスカイピアを消滅させようと企むが、なおも追ってきたルフィによって阻止されてしまう。


我は神なり!!!
たかだか"超人系(パラミシア)"の能力者一匹!!この最強種"自然系(ロギア)"の能力をもってひねり潰せんわけがない!!!


効かねェって言ってんだろ!! 神だ神だとうるせェな!!!
何一つ…!!!救わねェ神が


どこにいるんだァ!!!!


このことに怒り、2億Vの巨大な雷神・アマルに変身してルフィと戦い、彼の死角である背後から槍で突き刺すが、それでもなお鐘を鳴らそうとするルフィの執念もあり、最後は「ゴムゴムの黄金回転弾」を受け、黄金の鐘に叩きつけられ敗北。その一撃で変身も解けてしまい、マクシムと共に海雲へと沈んでいった。


その後何とか生存しており、マクシムの体勢を立て直すことに成功。
「自分一人だけでいい、他人など不要だった」と負け惜しみのような言葉を吐いて、再び上昇を開始する。
彼が見上げる「限りない大地」、その正体はであった。

マクシムの推進力はプロペラであり、月はおろか、大気圏突破すらできるわけがない。
たまたま手に入れた強大な力に溺れて、自らを神と慢心し、届くはずのない場所へ行かんとする姿は、
皮肉たっぷりの筆致で描かれていた…

…と思いきや、表紙連載「エネルのスペース大作戦」にてなんと本当にたどり着いたことが判明。


◆エネルのスペース大作戦

宇宙にも空気があったようで普通に「限りない大地」こと月面に到達したエネルだが、早速騒ぎに遭遇。
別の場所に月の遺跡発掘のために宇宙海賊がきており、宇宙海賊による月面の爆発に驚いた地上の科学者・ツキミ博士が食べていた餅で窒息死→かたき討ちのためスペーシー中尉率いるからくり人形の部隊が出撃→宇宙海賊とからくり人形が戦闘するも人形達は敗北、という状況に乱入。
とりあえず倒れていたスペーシー中尉に電気を浴びせたが、電気のおかげでからくり人形のスペーシー中尉が蘇る。

発掘のために爆発を起こした宇宙海賊に「私のヴァースを傷つけた」とぶち切れて撃破した後、お礼を言ってきたスペーシー中尉と倒れていたからくり人形達になんとなく電撃をあびせた。
宇宙海賊が掘り当てようとしていた地面の中の遺跡への入り口を見つける。
早速中に入ってみたエネルだが、構造がわからずとりあえず放電攻撃をかましたところ、その電撃がエネルギーとなって都市のシステムが再起動。
これにより、遺跡の都市に眠っていたからくり人形部隊やスペーシー中尉達も充電完了で蘇り、破壊行為で恩人と崇め奉られることになった。

人形たちを連れて遺跡を探索していると、壁画を発見。
それによれば、どうやらエネルの故郷たる空島・ビルカはもともとこの遺跡で栄えた文明であり、資源不足で地球に移住したらしい、という、何気にストーリー上の事実が判明。
が、元々「還幸」のために故郷を滅ぼしたエネルは、過去の話には全く興味がなかった。
「限りない大地」と、エネルに忠誠を誓うスペーシーを筆頭とするからくり人形達を従えエネル軍団を結成した。

これ以後の動向は不明だが、扉絵連載は後々のストーリーの伏線である場合もあるため、今後の出番を期待する声も。


【余談】

  • 人気
その言動、強さ、顔芸などのネタキャラ感から割と人気があり、第3回、第4回の人気投票では共に22位にランクインしている。
ゲーム作品にもよく登場するが、ストーリー的にもかなり優遇されている事が多い。

空島の人間なので世界政府による懸賞金はついていないが、
  • 自分を「神」とし、従わない他人を例え島ごとであろうと容赦なく消し去る危険な思想
  • ゴロゴロの実を使いこなす頭脳と戦闘能力
  • 空島時点でのゾロ・ルフィとも生身で渡り合える基礎戦闘能力
  • 極めて優れた見聞色の覇気の使い手
などの要素から、作者尾田栄一郎曰く「仮に政府への脅威度を示す懸賞金を付けるとすると最低でも5億ベリー以上はかたいだろう」とのこと(43巻SBS)。

43巻時点で明らかになっている懸賞金額の中ではドンキホーテ・ドフラミンゴの元3億4000万ベリーが最高。
新世界においても5億ベリークラスは王下七武海以上かつ四皇大幹部レベルの海賊にかけられる額であり、
いくら危険とは言え武装色の覇気を習得していない者としては破格の評価額である。
ルフィでも5億というのはドレスローザ編終了後に政府に判断された金額であるため、その点でもエネルの危険思想・それに噛みあった能力の性質が危険かよく分かるともいえ、彼の脅威度が窺える。

ただし、空島編でのルフィの台詞及び、43巻SBSにて改めて作者から 「青海には彼よりもケタ違いに強い人物がいるため、彼では天下は取れない」 と同時に断言されている(この時点で武装色の覇気の構想があったこともうかがえる)。
新世界では、彼より身体能力に優れ、武装色の覇気も使える者は勿論、「不死鳥マルコレイリーなど雷速を超える光速に対応できる見聞色の覇気の使い手」「巨大な氷山を真っ二つにする範囲の広い飛ぶ斬撃をいとも容易く放つ世界最強の剣士」「地面をうがつほどの大雷撃に難なく耐えられる怪物」「リンリンによる体を貫く雷撃に一発程度なら普通に耐えている最悪の世代」「方舟マクシムにも到達可能な自在に空を飛ぶ能力の持ち主」「遠距離にも攻撃可能な、世界を滅ぼすと謳われる伝説」なども次々と登場しており、空島時点でのエネルではマクシムを使っても天下を取れそうにない。

それでも、ゴロゴロの能力による凄まじい威力の攻撃を受けて耐えられる者は限られており、エネルに正面から勝てるのは少数であろう。
また、高精度の見聞色の覇気を身に着けている以上、地上に降りて修行すれば武装色、下手すれば流桜だって会得するのは不可能ではないと思える潜在能力を秘めている。
そのことからも作者評価の「5億以上は固い」というのは高すぎず低すぎずの絶妙な評価ともいえる。
まさに「出る時期を間違えた」強敵といえ、ルフィもゴム人間でなければまず負けていた*3

  • フジテレビのイベント
過去にフジテレビのイベントで上映されていた「両さん・悟空・ルフィの球体パニックアドベンチャーリターンズ」では、オリジナル&強化形態のハイパーエネルが登場し、ルフィ&悟空と熾烈な戦いを繰り広げた。

  • 耳たぶ
SBSによると、長い耳たぶは本当はもち。またいつもかぶっている水泳キャップのような帽子の下は実はオバハンのようなパンチパーマである。

  • 顔芸
10周年記念誌『10th Treasures』での作者尾田栄一郎田中真弓の対談では、真弓氏が悪役についてエネルのずっと強くてカッコよかったこととそれを踏まえた上での顔芸に触れ、作者「あのシーンだけを目指して、クールなエネルを描き続けましたからね」と、エネルのクールな姿はあの驚き顔を描くためだけの前振りだったと明かしている。
「ああいうのを描いた週は、反応が楽しみでしょうがない」とのこと。

後のシャーロット・カタクリ登場の際も、尾田氏はSBSにて「完璧なものはつまらないと思っている」と考えを明かした。

作者のこのエネル顔がツボにも入ったのか、その後もしばしばこの顔をするキャラクターが登場している。
特に二人目となったペローナは、「無敵だと思っていた能力を思わぬ方法で攻略されて愕然とする」という点で似ている。

  • 「我はカミナリ」
現在は閉鎖されたランキングBOX「名シーンをライヴでモノマネ!?流れ星・ちゅうえいがオススメする『ONE PIECE』の“島”BEST3」でのお笑い芸人のちゅうえいによると、「尾田栄一郎先生に聞いたところ、エネルの「我はカミナリ(“神なり=雷”)」を描きたいがために空島編を始めたそうで。」とのこと。



追記・修正おね…


ドッゴオオオオオオオォォォォン!!!


(裁きを受け消された立て主に代わって追記・修正お願いします)

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最終更新:2021年06月15日 14:50

*1 作者によると青海に降りた場合、推定で5億ベリー以上は確実とのこと

*2 そもそも空島にはゴムが存在しないためエネルもゴムそのものを知らなかった

*3 実際、ほぼ直後のエピソードで出てくる同じくロギア系のクザンに完敗している描写が出てくるあたり、「これまでロギア系の強敵に勝てたたのは「運」や「相性」の要素も大きかった」ことをそれとなく示唆している節がある。