うるティ/ページワン(ONE PIECE)

登録日:2020/07/22 Wed 12:55:36
更新日:2025/03/29 Sat 13:38:56
所要時間:約 10 分で読めます






お前よォ!うちのぺーたんナメたらシバキ殺すぞササキ!

おい本当やめろ姉貴!


やめろ(・・・)だとォ!?


うるティ及びページワンとは週刊少年ジャンプで連載中の漫画ONE PIECE』に登場する姉弟である。


●目次



【二人の概要】

カイドウ率いる百獣海賊団の大幹部である「」に次ぐ、幹部格や実力者が選ばれる「(しん)()ち」の中でも選りすぐりの実力者からなる六人の精鋭幹部である()六胞(ろっぽう)のメンバーを務める2人組。
飛び六砲のなかでは比較的小柄な方で、二人とも日本人の平均身長と大差ない。旱害のジャックと同じく20代。
サンジの蹴りを不意打ちで受けてほぼノーダメージだったり、対峙したルフィにギア4の使用を決意させるなど、王下七武海クラスの実力者である。




そして、この姉弟最大の特徴、それは…








うるティががつくほどのブラコンで、ページワンを過剰なほど溺愛している。


という点である。
とにかく何かとページワンに構われたがり、彼を悪く言う者にはすぐ噛み付く。
ページワンはそんな姉を鬱陶しく思っており、彼女を制止しようとするが止められず、結局振り回されている。

何この姉弟かわいい。


【うるティ】


海賊王になるのは

カイドウ様に決まってんだろウルトラバカ野郎!!!


◆プロフィール(姉)

通称:うるティ
年齢:22歳
身長:173cm
懸賞金:4億ベリー
覇気武装色見聞色
所属:百獣海賊団・飛び六胞
悪魔の実:リュウリュウの実 モデル“パキケファロサウルス”(動物系古代種)
出身地:偉大なる航路
誕生日:1月4日
星座:山羊座
血液型:XF型(現実だとAB型)
初登場:単行本97巻・第978話・『飛び六胞登場』
趣味:アクセ作り・弟いじり
好物:ツイストポテト
CV:黒沢ともよ


◆人物(姉)

百獣海賊団の幹部・飛び六胞の1人、ページワンの姉。
頭から2本の角が生え、ピンクのメッシュが入った青いストレートヘアーの女性。ツノは装飾ではない様子。
口元にはマスクを付けている。

普段の一人称「私」
語尾「ありんす」と付けて喋るが、これはマイブームのようなものらしく、定期的に口調は変えている模様。98巻SBSによれば少し前は「ごんす」だったとのこと。
101巻SBSによれば、過去していた語尾は他に「ナリ」「ハマハゲ」「ごわす」「抹茶」「ですわよ」「だってばよ」「ポテト」「ザマス」「アルよ」「パキケファロ」「なのら」「ティ」「六胞」など例を挙げればキリがない。
ページワン的に過去最悪だったのは「ドラゴン」で、いいと思った語尾は一つも無い。

気が強く天然で、総督であるカイドウが息子ヤマトといつも揉めていることを平然と影でバカ呼ばわりし、本人の前でも遠慮のない発言をして他のメンバーから突っ込まれたりヒヤヒヤされたりする。
だが内心ではカイドウの事は慕っており、『海賊王になるのはカイドウ様』と絶対視しており、忠誠心は非常に厚い。
X・ドレークササキフーズ・フーらの「元海賊団の船長でカイドウに従うことを選んだ」外様ではなく、後述の通りカイドウに引き取られ、百獣海賊団で育った生え抜きである為、大看板の指示にもわりと素直に従いそこまで反目していない。
しかし
  • 怒らせると怖く誰にでも噛みつく(食ってかかる)
  • マイブームに応じて言葉遣いが「あちき」「ありんす」などと変わる
  • 弟のページワンを「ペーたん」呼びして溺愛
  • カイドウにも怖じけずにマイペース
とかなりの狂犬っぷりを見せており、同じ飛び六胞で同性のブラックマリアからはそんな彼女を大好物と気に入っている様子。
ひ弱な態度をとってページワンに甘えたりすることもあるが、自分に対して乱暴な言葉を聞いたりそっけない態度をとったりするページワンにかまってもらいたいがために無理矢理絡んでいくこともある。
アニメ版では引き延ばしもあって愛情表現がさらに過激になり、怒鳴って押し倒したり胸倉をつかんでブンブン振り回したりしている他、第988話ではお姫様抱っこまでさせており、しまいにはONE PIECE世界の女性では当たり前のその豊満なおっぱいがページワンの顔に当たるシーンまで描写されている。ぺーたんそこ変われ。アニメ996話ではカイドウを討ちたがるヤマトに対して「家族は大事にしなきゃダメだろ」といい、ヤマトに「だったらページワンに優しくしてやれ」と言い返されれば「あちきは世界一ペーたんに優しいだろうが!」と怒っている。
ただし海賊らしくダダ甘なのは身内であるページワンだけ。敵であれば女子供相手でも一切容赦がなく、お玉のような幼児であっても情け容赦なく殺害しようとする残酷さも持つ。

後述の戦法によりルフィからは頭突きというストレートなあだ名で呼ばれ、女好きのサンジは当然ながら彼女の姿を見てカワイ子さんと評している。

子供の頃に海賊の父を亡くし、実の弟ページワンと共に父と因縁あるカイドウに引き取られた過去を持つ。
今は粗暴で奔放な面が目立つが、利口な子だったうるティはカイドウが持つ悪魔の実2つを盗むという危ない橋を渡って弟と共に能力者に。
そうしてこの弱肉強食の海賊団で生き残り、飛び六胞にまで上り詰めた。
弟共々20代で発展途上ということもあり旱害のジャックと同じくカイドウには可愛がられている様子。


◆戦闘能力(姉)


脳天カチ割れろ!!!


動物系(ゾオン )古代種の悪魔の実『リュウリュウの実 モデル“パキケファロサウルス”』の能力者。
あの石頭で有名な恐竜、パキケファロサウルスに変形する能力。

武装色の覇気を纏わせた頭突き攻撃を得意とし、その威力はルフィに本気を出すことを決断させるほどの実力者。
獣型でもマスクは外れず、本人の顔つきもわりと人型に近い。
獣型の彼女に掴まれると、そのパワーは通常時のルフィでも脱出できないほど強く、ルフィに時間が無かったとは言えギア4の使用を決断させていた。
さらに動物系古代種「恐竜」の能力者として人並外れたタフネスを有しており、倒されてノックアウトされてもわずかな時間で意識を取り戻し戦闘可能な状態にまで戻れる。四皇シャーロット・リンリン必殺技にも何とか耐えたほど。
さらに速度も剃並みと、攻撃・防御・速度において一切隙のない実力者。

人型ではトゲ付き棍棒も武器として用いる。
ルフィとの対決時に、ルフィの覇気を感知して「じゃあこの覇気何だよ!!!」と部下達に発言している描写があったり、ルフィに頭突きした際に覇王色の覇気の衝突(黒い稲妻)のような描写があったりすることから、見聞色・覇王色の覇気も使えるのかもしれない*1


技(姉)

  • ウル頭銃(ズガン)
武装色の覇気を纏わせた頭突き。
人型で放つこともできるが、人獣型で「パキケファロサウルスの頭の硬さ」を用いればさらに威力が上がる。
単純ながら動物系の筋力と合わさって命中すれば周囲に爆発にも似た衝撃を起こすほどの威力がある。
単純ながら人型でもその威力は部下達に「大砲」に例えられ、ルフィの頭突きとゆずりあうことなくぶつかりあったことで油断していたルフィを吹き飛ばし、ウソップ2年前の砂の国での戦いのように頭蓋骨にヒビが入るほどの大ダメージを負ってしまった。
シンプルな技故に相手を組み敷いて使う以外にも、強靭な足腰の瞬発力生かして飛び跳ねて自らの体をミサイルのように一直線にして突撃し頭突きを叩き込むといった使い方も可能。

  • ウル頭銃群(ミーティア)
獣型に変形し、その怪力で押さえつけた相手に頭突きを叩き込む。
ルフィに使おうとしたが、ヤマトの横槍が入り不発に終わる。
「ミーティア(meteor)」は「流星、隕石」の意。技名の漢字からするに相手に連続頭突きをたたき込むのだろうか。


【ページワン】


いよいよ怪しいな…てめェ一体どこのどいつだ!!!


◆プロフィール(弟)

通称:ページワン
年齢:20歳
身長:171cm
懸賞金:2億9000万ベリー
所属:百獣海賊団・飛び六胞
覇気:武装色見聞色
悪魔の実:リュウリュウの実 モデル“スピノサウルス”(動物系古代種)
出身地:偉大なる航路
誕生日:2月10日
星座:水瓶座
血液型:X型(現実だとA型)
初登場:単行本92巻・第929話・『ワノ国将軍 黒炭オロチ』
趣味:釣り
好物:ナチョス
CV:青山穣


◆人物(弟)

百獣海賊団の幹部・飛び六胞の1人、うるティの弟。
2色の帽子を被った細身の男、姉と同様に口元にマスクをしている。髪色は紫。
右腕から胸にかけて横断する形で「PAGE1」という大きなタトゥーがある。

「見せしめ」として無関係な人も襲うなど、一般人や敵に対しては粗暴かつ冷酷な性格。
一方で飛び六胞の中では最年少であり姉には基本的に頭が上がらず、他の面々に対しても一回り以上も年上のササキフーズ・フーらには馬鹿にされたり、任務に不満を言うX・ドレークをページワンが「大事な事だ」となだめたりと、普段と違って態度が小さめ。
アニメ982話では、おそばマスクを取り逃がした失態をササキに揶揄され、バツが悪そうに閉口してしまっていた。
またブラックマリアが姉を気に入っている事については理解し難いと思っているようで、「可愛いわけあるかよ」と消極的に反論していた(当然直後本人にキレられた)。

自分を猫可愛がりする姉のことは普段は恥ずかしがって雑な対応をしたりすることもあるが、うるティがヤマトに倒された時は彼女の身を抱きかかえて心配するなど、姉のことは大事に思っている模様。うるティが意識を取り戻したらすぐそっけない態度に戻ったが。
というのも、子供の頃カイドウに引き取られた後、うるティは姉弟が生き残るべくカイドウから悪魔の実2つを盗むという危ない橋を渡っているなど、姉には子供の頃から守ってもらった大恩もあるため。

そんな彼の趣味は釣りという意外に静かなもの。
だがその理由は「一人になりたいから」らしい。普段姉や同僚に振り回されている身としては、たまにでも心を落ち着かせたいのだろう。

◆戦闘能力(弟)

動物系(ゾオン )古代種の悪魔の実『リュウリュウの実 モデル“スピノサウルス”』の能力者。
大型肉食恐竜のスピノサウルスに変形でき、細身だった人間時とは異なりかなりの巨体となり、異常なほどのパワーとタフネスさを武器にして襲い掛かってくる。
その強さは、サンジの通常時の蹴りを不意打ちでまともに受けても殆どダメージを受けておらず、人獣型では腕の一振りでサンジをはるかかなたに吹き飛ばせるほど。
サンジも隠密故に速攻でカタをつける必要があったとはいえ、ページワンと対峙した際には嫌っていたジェルマ66のレイドスーツ着用を即座に決断していた。

動物系「恐竜」としてのタフさもかなりなもので、サンジは彼を倒したと判断していたようだが後日まるで問題なく復帰していたり、ルフィのゴムゴムの象銃(エレファントガン)を顎へまともにくらって一度ノックアウトした際も、「結構効いた、顎が外れそうだ」という“程度”ですぐ意識を取り戻して活動を再開したりしたほど。
ウソップの考える限りのありったけの攻撃も足止め程度にしかならなかった。

姉を含めた他の飛び六胞と違って活躍の機会に恵まれなかったが、概ね出会い頭に地雷にスイッチが入ったビッグ・マムとエンカウントしてしまったのが運の尽きという他ない。


【本編での活躍】

蕎麦屋サン五郎討伐任務

最初に獣型のページワンが、同僚のドレークと共に登場。

狂死郎の部下をぶちのめした蕎麦屋のサン五郎(サンジ)討伐任務を、狂死郎から依頼されたクイーンの命令で、ドレークと共に行う。
見せしめ代わりに花の都にある蕎麦屋を無差別に襲撃しながら、ついでに恐竜姿で蕎麦を器用にもぐもぐしていた所、ページワンを倒す決意をしたサンジが登場。
素のサンジの攻撃にびくともしていなかったが、サンジが「自分の存在がばれないように、一瞬で倒して敵の戦力を減らしておく」とレイドスーツを着用。
レイドスーツでパワーアップし透明能力を身につけたサンジに翻弄され、慢心もあって手痛い一撃をくらっていた。
しかしこのダメージからあっさり回復した模様。

アニメ版925話では、サンジがある程度攻撃を加えた後、“倒すことなく”サンジの方から撤退。透明化能力と飛行能力によって取り逃がした。


金色神楽(こんじきかぐら)

ヤマト捜索

「火祭り」の日に他の()六胞(ろっぽう)と共に姉弟そろって登場し、ページワンの人型も判明。
うるティと姉弟コントを繰り広げていた。

そしてカイドウ(の名を使ったキング)により()六胞(ろっぽう)全員が招集。
カイドウから息子ヤマトの捜索を命じられ、うるティは弟とイチャイチャ…もといつれない態度の弟に思いっきり抱き着き、宴会場にて弟をボードにして階段スキーしていた所、侵入してきたルフィと遭遇。
ページワンの方はルフィの「象銃」が顎にクリーンヒットしてしまい、うるティは乱入してきたヤマトから不意打ちによって「雷鳴八卦」を喰らい倒れた。

…が、二人とも「恐竜」の動物系悪魔の実能力者としてのタフさによってすぐに意識を取り戻す。
うるティは結構ダメージを受けながらも「お前(ヤマト)のなんか雷鳴四卦だよ!」と言い放ち捜索を再開して再度ヤマトを見つけるも彼女の光月おでんになるという支離滅裂な発言を聞いたうるティは当然ながら暴言混じりにツッコんでいた。

決戦

乱入した赤鞘九人男がカイドウと屋上で対峙した後には、光月モモの助を守るためにヤマトは壁を登って逃走してしまい、キングから「ヤマトを捕らえて大看板への挑戦権を得ること・飛び六胞と大看板の内紛は中止」「カイドウのもとに侍とルフィ達を行かせないよう各自対応せよ」と指示を受け、姉弟は侍たちと戦いを始める。

その戦いの最中、ドレークは隠していた本当の目的がフーズ・フーの手引きでクイーンにバレた事で絶体絶命の危機に陥りドレークは百獣海賊団を裏切ってルフィに頼んで麦わらの一味と共闘。
味方のはずの同僚が突然裏切った事にページワンは動揺した。
ルフィを再び発見して攻撃しようとする途中でウソップの攻撃がページワンに命中した事でうるティは激昂し、ナミが挑発しつつウソップと逃走した事で姉弟は2人に狙いを定めて追跡する。

カイドウと赤鞘九人男が死闘を繰り広げる頃、ナミとウソップはうるティとページワンの猛攻によって瀕死の状態になり海賊王はカイドウがなるとうるティは豪語する。
だがナミは戦意が喪失しかけてもなお海賊王はルフィがなると信念は曲げず発言した事で怒り心頭のうるティはナミに止めを刺そうとするが突如、お玉が狛ちよに乗って乱入して瀕死の2人は救出され、お玉に従う大猿の狒々(ヒヒ)に足止めされた事で取り逃がしてしまった。

その後、うるティは上記の発言をしたナミに対して怒りが収まらないまま、姉弟はナミ達を追跡。
お玉とウソップとナミはきび団子をギフターズにばらまきながら逃走していき、ページワンはウソップやナミの猛攻を受けながらも食らいつき続けたが、キッドとキラーを追ってきたシャーロット・リンリンと遭遇。
ページワンは同盟相手のリンリンが足止めしてくれていると油断して近づくが、記憶喪失のリンリンの世話をしてくれた「おこぼれ町」が百獣海賊団による焼き討ちにあったことをお玉から聞いたリンリンが百獣海賊団に怒り(半ば八つ当たりで)覇王色をまとったパンチでページワンを攻撃。

おめェらよォ……
非道な海賊の世界にも……

仁義ってモンがあんだろうが

アホンダラァ!!!


ボキィ!!


四皇の本気の一撃に耐えられるはずもなく、『ボキィ』というONE PIECEの長い連載の歴史でも前代未聞の効果音を伴う一撃を首に叩き込まれページワンは問答無用で撃沈。

遅れながらも追いつきその光景を見たうるティはナミ達とリンリンへの怒りをたぎらせ、逃げようとするお玉たちが乗っていた狛ちよをまず行動不能にして狛ちよをいたぶり、騒ぐお玉をひっかくが、そのことによりリンリンとナミの怒りを買ってしまう。
ナミの電撃を喰らった上にリンリンの腹心ホーミーズを用いた新たな必殺技「鳴光砲(メーザーほう)」で体を貫かれうるティは倒れた。

リンリンの相手をキッドとトラファルガー・ローがしている間に再び逃げたナミ達を、なんとか意識を取り戻したうるティは追跡しギフターズを操るお玉を仕留めようとしたが、ウソップの支援によって引き離され、その隙を突いてナミの天候棒(クリマ・タクト)に入ったホーミーズ「ゼウス」から雷霆(ライテイ)が放たれる。
一度はその素早い身のこなしで雷を避けたうるティだったが、ゼウスにより軌道を変え追跡してくる雷霆が後方から直撃。
リンリンの攻撃で既に体内がボロボロだった彼女もついに意識を失い姉弟仲良くリタイアした。

扉絵(鬼の子ヤマト金稲荷代参)

ワノ国を後にしたルフィ達以降の物語。
戦いの後は2人共拿捕されずに逃げていたが、残党のリーダーであるフーズ・フーに兎丼のアジトへ連行され、彼に反抗的な態度をとったためうるティは刀を矢に使ったダーツの的にされており、ページワンはフーズ・フーの部下の女に取り押さえられ刀を突きつけられていた。
うるティは自分の身よりも相変わらず弟の身を案じており、「ペーたんに何かあったら地獄の果までシバキ殺しに行くぞ」とフーズ・フーに息巻いていた。


【余談】

  • 名前の由来
ハンガリーのトランプゲーム「ウルティ」。
UNOの原型とも言われているトランプゲームの「ページワン」。
2人とも実在するトランプゲームからとられている。

85巻SBSなどで姉がいること(&よく昔は姉とケンカをしたこと)を語っている作者の尾田栄一郎
劇中でのうるティは弟を振り回す姉っぷりが描かれており、103巻SBSで描かれた幼少期ではいじめられた弟の仕返しに行くアグレッシブさを見せている。
過去には妹萌えに挑戦した例もあったが…?

  • 実際の恐竜?
その大きさから、創作ではティラノサウルスライバルとして登場することも多いスピノサウルス。
しかし、2014年にスピノサウルスは後ろ足が短い四足歩行説が出され、更に2020年4月29日付けで学術誌「ネイチャー」に発表された論文では、スピノサウルスは縦に太い尾を持ち、ワニのような水生生活をしていたという復元図が発表された。
今作や、『ドラえもん のび太の恐竜2006』・『ジュラシック・パークⅢ』のような姿のスピノサウルスはやがて過去のものになるのかも知れない…。
作者もこの発表を受けて、983話ではページワンの尻尾に魚状の尾びれをつけている。
ページワンは悪魔の実の能力者なので、どちらにせよ泳げないと思われるが。

パキケファロサウルスの場合は、「首の骨にかかる負担から見て頭突きは無理」「ヘラジカの頭突きみたく、筋肉でカバーされてるから頭突きできた」「頭の骨に怪我ないよ」「頭の骨だけが完全なままよく見つかるし、丈夫だったんじゃない」など、頭突きしていたか否かはまだ研究が続いている。
なお実物のパキケファロサウルスの前脚は未発達とまでは行かずともか細く、うるティのように敵を押さえ込めるようには見えない。それとも腕だけ人獣型を保つような器用な真似をしているのだろうか?

  • ページワン(CV:青山穣)
ページワンの人間態は細身の若い男性。のちのSBSではなんと20歳と判明。
一方、1965年生まれ(2020年時点で55歳)の青山穣氏は、『NARUTO』のヒルコ、『モンスターズ・インク』のランドール、アニメ『遊戯王5D'sクラッシュタウン編のマルコムやアニメ『かぐや様は告らせたい』のナレーター、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』のチャティといった、低くダンディな声を生かしたわりと年齢がある男性等を担当することが多いのが特徴で、アニメ版925話での獣型・人獣型のページワンも得意とする悪役らしい低音な声質で演じていた。
アニメ登場時点では、ページワンの人間態は判明しておらず、作者尾田栄一郎もその忙しさから重要な設定や悪魔の実かぶりの有無以外でアニメ制作に関わることは無いため、アニメスタッフもページワンをわりと歳を重ねた男性と思っていたのかもしれない。
そして2021年6月14日に飛び六胞のキャスト情報が解禁され、ページワンの姉のうるティ役はONE PIECE初出演となる黒沢ともよ女史が起用された。
ページワン役は引き続き青山氏であり、31歳年下の黒沢女史と姉弟の役を演じるというまさかの展開になった。奇しくも別の四皇海賊団でも似たような事例が発生している。
ついでに、フーズ・フーからは二人まとめて「クソガキ共」呼ばわりされているが、青山氏はフーズ・フー役の野島裕史氏よりも年上で、飛び六胞役声優最年長
なお、人間態が判明したページワンは若々しい声質で演じているが第990話で再び獣型になった時はおそばマスク戦と同じ声質で演じている。
能力のモデルでもあるスピノサウルスは肉食のため過去に肉食の動物系は凶暴性が増すのが判明してるためその影響もあるのかもしれない。


  • 最も自由なヤツ
【本編での活躍】の通り、ページワンもうるティも相当な実力者だが、大半のダメージをシャーロット・リンリンに与えられて結果的にリタイアしている。
海賊同盟とは一体…。
???「────だが海賊は裏切るぞ」


  • SBS
111巻で過去に所属していた王下七武海「ハナフダ」が2人の父親と判明。
海賊として交戦経験はあったものの、彼の強さに惚れ込んで密かに動物系悪魔の実を献上して戦力強化に貢献。
カイドウは当時は幼かったうるティとページワンを預けたりと信頼関係は深かった模様。


ちゃんとぺーたんの項目追記、修正しないとシバキ倒すぞコラァ!



マジでやめろって姉貴…



この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ONE PIECE
  • ONE PIECE登場人物項目
  • 百獣海賊団
  • カイドウ
  • 海賊
  • 姉弟
  • 飛び六胞
  • 真打ち
  • 動物系
  • 古代種
  • うるティ
  • ページワン
  • ブラコン
  • シスコン?
  • パキケファロサウルス
  • スピノサウルス
  • 語尾
  • キャラ付け
  • 青山穣
  • 濃すぎるキャラクター性
  • 恐竜
  • 黒沢ともよ
  • 真打ち
  • リュウリュウの実
  • 憎めない悪役
  • 冤罪
  • 乳揺れ
  • コメント欄ログ化項目
  • 姉の擬人化
  • 武装色の覇気
  • 見聞色の覇気
  • 22歳
  • 20歳
  • 懸賞金3億越え
  • 四皇幹部
  • 初登場がワノ国編
  • 全世界人気投票56位(うるティ)全世界人気投票126位(ページワン)
  • 懸賞金億越え
  • コミカルな外道
  • 声優の本気
  • 声優の無駄遣い
最終更新:2025年03月29日 13:38

*1 しかし、部下達が気絶していないため、覇王色の衝突ではない可能性もある。ただし四皇の部下ともあれば実力が高いのも当然であるため効かなかっただけかもしれない。