登録日:2023/11/12 Sun 15:38:17
更新日:2025/05/01 Thu 00:15:11
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概要
項目名の「最強の
テラレイドバトル」とは、イベントレイドとして不定期的に開催される★7の最高難易度レイドの通称。
マップ画面及びフィールド上では★6レイドと同様に黒のアイコンと結晶が目印。またイベントレイド扱いのためアイコンと結晶共に通常レイドにはないオーラを纏っている。
開放条件は★6同様第1回
学校最強大会のクリアと★4以上のレイドに10回勝利の2つ。
★7レイドのポケモンは皆揃って「最強の(ポケモン名)」と名乗っており、ステータスは
レベル100の6V固定。隠れ特性である事も合わせ、孵化厳選する際の親としての適性は高い。
更に他地方の
御三家といったパルデア図鑑に登録されないポケモンなどの特別なポケモンが出現する。
この難易度に共通する要素として、
- テラスタイプ固定
- 隠れ特性固定(カイリュー・ヘイラッシャ以外)
- HP増加倍率は30~35倍(一部例外あり)
- シールド展開時のテラスタル攻撃倍率はテラスタイプ一致なら70%、不一致では30%
- HPが50%を切ると1ターンに2回行動をとるようになる。
ドラクエかな?
といった特徴がある。
皆例外なく強力なポケモンたちであり、事前に対策を練らなければ勝つことは難しい。腰を据えて挑戦するべし。
だが、テラスタイプや習得技、特殊行動のパターンが固定化されていることから、どのポケモンにも攻略の鍵となる抜け穴が存在する。
この穴を的確に突けば、殆どのレイドでソロクリアが可能という絶妙なバランスになっている。このために別途専用のピンポイントメタとなる対策ポケモンを用意して攻略をすることが一番の有効打となる。
難易度が高い分報酬も豪華で、初回クリア時はとくせい
パッチを確定入手。貰えるテラピースの量も通常とは比べ物にならない程である。
ただしポケモンの捕獲は1回しか行えず、1回捕まえて以降は報酬のみの受け取りとなる。どのボールに入れるかはよく考えてから捕獲すること。
サブロム使えばその分の個体数捕まえられるというのは内緒。
またどのポケモンも色違いブロックルーチンがかかっているため、色違いを粘ることは不可能。
その代わりここで捕まえたポケモンは例外なくここでしか入手できない「
さいきょうのあかし」を持っている。
最強レイドに挑む時に
①相手を知る
相手がどのような技を使うかは、レイドが始まってからでないと分からない。タイプ一致技は当然として、相手がこちらの弱点を突けるサブウェポンを所持していた場合は態勢を崩されかねない。
そのため、事前情報がない場合の初見時は「かわりもの」
メタモンで相手の技を確認して即座に
逃げることで、どういったポケモンが有効かなど、対策の方針を立てやすくなる。
実際に戦闘中でも相手がどのタイミングで特殊行動を行ってくるかのある程度の基準を把握することで、万が一負けてしまっても次からの挑戦に活かすことができる。
②ポケモンの準備
使用するポケモンは当然レベル100にすることが前提。
個体値も5V以上がマスト。
努力値は相手の習得技から防御特化・特防特化・HP特化のどれにするかを判断したい。耐久が心もとなく、火力はバフやデバフで補える場合は攻撃/特攻に振る代わりにHB/HD特化にするという選択肢もある。
攻撃技は勿論ながら、変化技も「つるぎのまい」や「わるだくみ」のような攻撃面の強化をするものの他、「てっぺき」や「ひかりのかべ」のようなダメージ軽減に繋がるものや、天候技や「ちょうはつ」など相手を妨害するものを入れると良い。
持ち物は単純に火力アップアイテムや「かいがらのすず」を持たせるのがベターだが、追加効果が厄介な場合は「
おんみつマント」を採用するのもアリ。
相手が「おにび」を使ってくる場合は特殊アタッカーを採用したり、急所を多用する場合は急所を無効化できる特性を持つポケモンを選出するなど、相手がどのような戦法を取って来るかで攻略ポケモンを選択する観察眼も大切である。
③臨機応変に立ち回る
戦闘中に起こる不意の急所やバフ解除でもうろたえないこと。適度に応援を挟んだり、攻撃と積み技を交互にするなどのケアを心掛けたい。
また、ソロ限定になるが最初に「アシッドボム」や「リフレクター」などで起点作成をし、そのまま自分は倒れて復活時にHPと状態異常もろとも全回復してから一気に攻撃を仕掛けるのも時には有効(通称「
デスベホマ」)。
ただし当然ながら一度倒れるため制限時間が削られるのに加え、自分以外に迷惑のかからないソロ特有の戦法であるため、他人に迷惑をかけることになる
マルチ(特に野良
マルチ)ではご法度。ソロでも乱用は控えるようにしたい。
④NPCの選抜(ソロプレイの場合)
ソロプレイの場合、NPCが仲間に加わった状態で戦うが、彼らの攻撃や特性によって自分が使用する戦法を大きく左右する。「いかく」デバフが使える
ムクホークなどが出たおかげで物理系の攻撃力が落ちて勝てた例がその好例だろう。半面、相手を麻痺にしたいときに相手の使う「おにび」をシンクロ持ちが敵に移して麻痺が通らなくなるなどマイナスになることもある。ソロでは自由に退散ができるので何度も入りなおして理想のNPCが出るまで粘ってみるのも一考である。
最強のポケモンたち
特に気をつけたい要素は太字で、その中でも自身の火力アップに直結する通常行動や特性については赤太字で記載。
性格:ひかえめ 特性:サンパワー テラスタイプ:
ドラゴン
技:だいもんじ
ぼうふう
りゅうのはどう
きあいだま
開催期間:2022/12/2〜2022/12/4、2022/12/16〜2022/12/18、2024/3/13〜2024/3/18
ポイント:晴れ+「サンパワー」による特攻&ほのお技強化
特徴
本作発売前から開催の予告がされていた第1回目の★7レイド。
リザードン自体は物理型もいけるが、ここは純粋に高い特攻を活かした特殊型である。
HPが膨大になっている関係上、「サンパワー」のHP減少というデメリットも無きに等しく、ほぼノーリスクで特攻を上げてくる。
これら4つの技に加え、開幕で「オーバーヒート」&デバフ解除、HPが減ると「テラバースト」「にほんばれ」「
れんごく」を使用してくる。
また、脅威となりうる「にほんばれ」で「サンパワー」を発動させるのはHPが半分を下回ってから。後半戦は相手の攻撃のダメージに気を付けながら行動したい。
2024年では後述のフシギバナとカメックスに合わせる形で最強レイドでは初となる復刻開催が行われ、同時に秘伝スパイスをドロップするようになった。
復刻でも性能はまったく同じ。
対策
最初の★7レイドらしく後続と比べると難易度も易しめの部類。
技構成から分かる通りドラゴンタイプの弱点となるフェアリータイプをカバーできるような手段を持っておらず、フェアリータイプに対する有効打が一切ない。
よって、ほのお弱点でないフェアリータイプが最適であり、特殊耐久が高くサポートもこなせる
ニンフィアや、ほのお技を半減できる上に「はらだいこ」→「じゃれつく」のコンボが強い
マリルリなどが有力候補。
むしろ最大の敵は初回開催時の発売日に対して早すぎる開催期間とも。ネットニュースでも取り上げられており、2回目はともかく本作発売から1ヶ月も経っていない1回目の開催にポケモンの育成が間に合ったちびっ子ユーザーはどれくらいいるのだろう…
復刻時は初回開催時よりも使用できるポケモンの選択肢が増えている。有力なのはマリルリと同複合の
アシレーヌや「デコレーション」で味方をサポートできる
マホイップあたりか。
ちなみにデバフ解除が開幕の一回しかないのもあって、以降はデバフ入れ放題。
かいでんぱやマジカルフレイムを連打するだけで野良でさえ負ける要素がほぼなくなる。
特に2024の復刻開催では完全に時代遅れの性能になっており、他の最強レイドに比べHPが低く行動パターンも特に変わったわけでもないコイツ相手のスパイス集めにいそしむプレイヤーも多かった。
性格:いじっぱり 特性:リベロ テラスタイプ:
かくとう
技:かえんボール
とびひざげり
アイアンヘッド
アクロバット
開催期間:2022/12/30〜2023/1/2、2023/1/13〜2022/1/16
ポイント:「ビルドアップ」による物理面強化
特徴
リザードンに次ぐ★7レイドは2023年が卯年なこともあってかエースバーンが抜擢。
特殊行動として定期的に「ビルドアップ」を行ってくる。開幕に1回、その後は残りHPに応じて3回まで使ってくる。
リザードンレイドではフェアリータイプが大活躍したが、本レイドは一転してフェアリー対策の「アイアンヘッド」を搭載している。そのため、今回はフェアリーポケモンの選出はご法度。
なお、テラスタルの仕様上、「へんげんじざい」や「リベロ」は発動せず、実質特性なし状態となっている。
対策
エースバーンが物理一辺倒な型だけあり、これを逆手に取って攻略には物理耐久が高いエスパータイプやみずタイプの特殊アタッカーがおすすめ。
よって、エースバーンの技を3つも半減でき、「てっぺき」や「わるだくみ」を積んでから「アシストパワー」で一気にワンパンできる
ヤドランが注目を浴びた。
その他には「フェザーダンス」や「リフレクター」でエースバーンの物理攻撃を弱められる
クエスパトラも地味ながら強力。
性格:なまいき 特性:へんげんじざい テラスタイプ:
どく
技:ハイドロポンプ
つじぎり
ダストシュート
れいとうビーム
開催期間:2023/1/27〜2023/1/29、2023/2/10〜2022/2/12
ポイント:初手のどくびし展開、「かげぶんしん」による回避率上昇
特徴
★7レイド第3弾はスマブラに参戦したり、アニメで特殊形態を貰ったり、人気投票でも上位常連と大人気のゲッコウガが見参。
ここから各々のレイドボスの個性が強くなり、より一筋縄ではいかなくなる。ある意味★7レイドのターニングポイントとも言えるかも。
前2体が物理か特殊のどちらかに偏っていたのに対し、こちらは両刀型。更に初っ端から「
どくびし」と「かげぶんしん」を使ってくる。
その後もターン経過でかげぶんしんを追加で2回行ってくる。こうなってしまえば対策しないととにかく
外す。
汚いなさすが忍者きたない
更にかなり早い段階でこちらのバフリセットを行い、シールドも張ってくるのでワンパンはほぼ不可能。
その上初手にどくびしを展開するので、これを無効化できるポケモン以外は今まで以上にひんしになることを避けることが重要。
対策
弱点はエスパータイプなのでエースバーンのようなアシストパワー戦法が推奨される。有効打は「ちょすい」でハイドロポンプを無効化できる
シャワーズや「とぐろをまく」で命中率を底上げして運ゲー要素をなくせ、「つじぎり」もびびりでバフに出来る
ノココッチなど。
エースバーンの時のヤドランも流用できるが、つじぎりが急所に当たると致命傷になりかねない点には注意。
支援するなら「クリアスモッグ」で回避率上昇を消しつつ「どろかけ」で安全性を確保する
マルノームや
トリトドン、「ひやみず」で火力を下げつつ「つぼをつく」でアシストパワーを手伝える
ハリーセンあたりがオススメ。
性格:れいせい 特性:ひらいしん テラスタイプ:
みず
技:かみなり
なみのり
じゃれつく
アイアンテール
もちもの:でんきだま
開催期間:2023/2/24〜2023/2/27、2024/7/26
ポイント:「でんきだま」で攻撃面増強、開幕シールドで攻撃をシャットアウト
備考:HP倍率50倍、戦闘時のみ努力値がH252、C252、A6に振られた状態、シールド特殊仕様
特徴
リザードン、エースバーン、ゲッコウガとここまでパルデア図鑑外の御三家が選ばれてきた最強レイドだが、初代ポケモンの発売日を祝うPokémon Dayに合わせてポケモンの顔とも言えるピカチュウが抜擢。ただし、他の★7レイドとは違い開催期間は1度しかない。
進化制限は無いのでゲットできれば最強のライチュウに仕立てることも可能である
「なんだwwwピカチュウとかwww余裕じゃんwww」と思うなかれ。
このピカチュウはなんと開幕からシールドを展開し、HP全てを覆いつくすというまさかの禁じ手を取る。このため変化技によるデバフが一切通らない。
しかもこのシールドは特別仕様で、非テラスタル状態だとダメージ軽減率が99%。
おまけに特別にでんきだまを完備し、攻撃面も十分。加えて同時に「あまごい」と「なみのり」を使用。「かみなり」の必中化と「なみのり」の威力強化を図ってくる。
ダメ押しとばかりにHP増加倍率も50倍、戦闘時のみ努力値が火力と耐久にガッツリ振られた状態になっている。
全体的にピカチュウの低種族値を補うかのような措置が取られており、対策が十分でない限りピカチュウ相手に思わぬ苦戦を強いられることになる。
代わりにこちらがテラスタルした時の攻撃倍率も通常より高くなっており、テラスタイプ一致なら120%、不一致でも70%になる。
当然テラスタル中に倒れた場合は再び攻撃がほぼ通らなくなるため、(特にソロなら)テラスタル中に倒れればその時点で敗北も同然。テラスタル発動後はなんとしてでも生き延びるようにしたい。
また、定期的に自身のデバフ解除やテラスタルのチャージを奪ってくるが、幸いこちらを確定で状態異常にする技やバフ解除は一切使わない。
2024年での復刻においては基本的な行動こそ変わらないもののシールドの軽減率が一般的な最強レイドと同等になったほか、戦闘中の努力値配分もなくなった。
この事でざっくり言うとこちらの火力もあちらの火力も以前とは控えめになる。
対策
特性が「ひらいしん」、かつシールドによって特性を変更できる手段が無きに等しいため、でんきタイプの技は無効化されるどころか強化に繋がる。
よって、一致技をどちらも半減できるくさタイプが一番の打点となる。
有効なポケモンは特性でグラスフィールドを展開できる
オリーヴァや、あまのじゃく+「リーフストーム」で特攻を上げつつ殴れる
ラランテス、先手を取れる上に入手が容易な
ドレディアなど。どれも「ギガドレイン」や「こうごうせい」を覚えられるので回復手段には困らない上、「にほんばれ」で雨を上書きできるのもポイント。
また、
マスカーニャ、
リククラゲ、
チオンジェンででんきだまをはたき落としてしまうことも可能。ただのピカチュウに成り下がる。
ただし、バグにより3番目のプレイヤーが使う「はたきおとす」は道具を落とす効果が不発になる。
ちなみに、通常だと碌にダメージが通らないことから、NPCがやられてもペナルティがないことを悪用して、チャージが貯まる前にNPCに向けてギガドレインを連打して耐え忍ぶという外道極まりない戦法も展開されているとか。
復刻版の時期においては「はたきおとす」の技マシン登場により火力を削ぎやすくなっている。
あまのじゃく
ジャローダなら初手で「はたきおとす」を使用したのち「リーフストーム」+「ギガドレイン」のコンボで高速かつ労せず撃破できる。
……というか極論
ちゃんと調整さえすれば「はたきおとす」を覚える草タイプのポケモンなら全種が攻略する事すら可能。
性格:ゆうかん 特性:えんかく テラスタイプ:
ひこう
技:かげぬい
ブレイブバード
けたぐり
リーフブレード
開催期間:2023/3/17〜2023/3/20、2023/3/24〜2023/3/27
ポイント:後半からの2回行動
特徴
今回は前回のピカチュウの時の様に開幕でシールドを展開するような事もせず、ジュナイパー自身も時間経過でシールドを展開するまでは初ターンにバフ解除+「フェザーダンス」をする以外に特に目立った行動をしない。
しかしシールド展開直後には「エアカッター」を「全員に」「二連続で」ぶっ放してくる。そこにデバフ解除も併せて仕掛けるため、こちらが行動できない時間はかなり長い。
この2連続「エアカッター」の後から常時2回行動を取ってくる。事前に使った「つるぎのまい」の効果も相まってその脅威は計り知れない。
2回行動の習性も鑑みると、今まで以上に大暴れされる前にワンパンすることが重要になってくる。
なお、特性えんかくによりすべての技が非接触技となっているため、せいでんきやほのおのからだが発動しない点には注意。
対策
有効打はこれまで相手の習得技や特性に翻弄されたものの、今回になってようやく専用技の本領を発揮できるようになった
ミライドンが最有力。一致技2つを半減できるのに加え、あらゆるバフ・デバフを駆使して「イナズマドライブ」を使うことで過去以上に楽にワンパンすることができる。
他の候補は「ちょうはつ」「アシッドボム」等のデバフを備え「かげぬい」以外に耐性がある
ストリンダーや対でんき弱点おなじみで「ひやみず」でつるぎのまいからリカバリーできる
ハラバリー。
ちなみに
しれっと新規習得した「けたぐり」を覚えている為タイプ相性的に行けそうな
ドドゲザンや
セグレイブは非推奨。ひたすら蹴り砕かれてなぶり殺しに遭う。
また、ソロでミライドンでのワンパンを遂行する際はケンイチのオリーヴァが参加していたら即撤退推奨。相手はひこうテラスタイプなのでグラスフィールドの恩恵を受けないものの、特性でエレキフィールドを上書きされてしまうのでこちらの火力が下がってしまう。
性格:さみしがり 特性:シェルアーマー テラスタイプ:
むし
技:アクアカッター
メガホーン
つじぎり
ドリルライナー
開催期間:2023/3/31〜2023/4/3、2023/4/7〜2023/4/10
ポイント:「きあいだめ」からの急所戦法
特徴
再びヒスイ御三家の原種が選ばれた最強レイド。今回の相手は原種ダイケンキ。
特徴としては初手「きあいだめ」からの急所特化。
そして、「じならし」をしてこちらの素早さを下げてくる。
ただ、ダイケンキ自体が器用貧乏極まる種族値故か、ここまでは極端に恐れる程ではない。
問題はシールドを展開する速度。なんとありえないくらい速い。
どれくらい速いかと言うと、残り時間が9割切るか、またはHPが8割を下回ったくらいで平気で展開する。急所戦法が通用しないこともあり非常にタフ。
その代わり、シールド自体の耐久値はあまり高くない。
バフ解除はシールド展開直後とシールドが破壊された辺りの時の2回、デバフ解除はシールド破壊直後のみ、他の積み技もデバフ解除後に剣舞1回のみと、嫌がらせは結構控えめ。
対策
確定急所狙いをして来る為、急所を防ぐことができるポケモンがお勧め。つまり「シェルアーマー」「カブトアーマー」持ち推奨。
一致技で弱点を突く事が出来る
カジリガメや、圧倒的な物理耐久を備えた
パルシェン等は最適。「いかりのツボ」の
オコリザルなら急所を逆に利用することも可能。
急所をもらいやすいが、殆どの技を半減に抑えられるマリルリや耐久が高くドリルくちばしで弱点も突ける
アーマーガアも扱いやすい。
ちなみに今回困ったのはサポーターたち。何せ確定急所が主力なので攻撃ダウンもリフレクターも効かないのである。
有効なのはやけどと「どろかけ」。流石に当たらなければ急所も関係ない。
デバフ解除がシールド破壊直後のみである為、そこに「おにび」等を合わせてやけど状態にしてもいい。
なお、「がっちりぼうぎょ」は急所で貫通されない為、機を見て張るのを推奨。
性格:おっとり 特性:もらいび テラスタイプ:
ゴースト
技:ふんか
シャドーボール
じしん
じゃれつく
開催期間:2023/4/14〜2023/4/17、2023/4/21〜2023/4/24
ポイント:「にほんばれ」+「ふんか」
特徴
ほぼほぼ予想されていた通りヒスイ御三家最強レイドのトリを飾るのはバクフーン。例に漏れず原種。
尚確定で最小個体の為、「ちっちゃいあかし」をつけられる。
これによりヒスイ御三家の原種は勢揃いとなり、実に3年半ぶりにジョウト御三家(の一匹)が本編復帰となった。
大体お察しの通り、開始早々からにほんばれ+ふんかで超火力をぶっ放してくる。
更に早めのバフ消し・やたら早いシールド展開・HPが半分を切った後半戦から2回行動と、最強のジュナイパー・ダイケンキの面倒な部分を合わせて持って来ると言う暴挙に走っている。
しかもダイケンキの時よりもシールドが分厚いオマケつき。やりすぎだぞ!
幸いにしてバクフーンに積み技はなく精々ふんか補助用のにほんばれのみ、デバフ解除もシールドが破壊された後に1回だけ……と、かなりフィジカル任せの調整がなされている。加えてふんかの仕様上、後半はふんかに限れば威力が落ちていく(他の技の威力が落ちない点には注意)。
また、最序盤にかけたデバフはしばらく消えない為、最初は攻めるよりひたすらデバフをかけると戦いやすくなる。
対策
対ゴーストと言えばやはり
コノヨザル。「ふんどのこぶし」でガンガン大ダメージを与えていける。ただし「シャドーボール」が抜群で入るため、特殊耐久には注意したい。
相性の良さから
ヘルガーや
サザンドラを選びたくなるのだが
「じしん」や新規習得技の「じゃれつく」で弱点を狙いまくってくる。特にサザンドラを使うと毎ターン「じゃれつく」の強襲が待っている。
「もらいび」持ちも有効だが、こちらのバフ解除の隙を突いて「ふんか」が飛んでくる事もある点に注意。
ソロプレイする際はNPCのポケモンにも注意。特に
ほのお技を平気で使うウインディかフワライドが混ざっていたら即撤退推奨。
余談だが、今回のレイドでのヒスイ御三家の原種がなっているテラスタイプはヒスイ種の弱点をつくことができるタイプになっている。
性格:れいせい 特性:スナイパー テラスタイプ:
こおり
技:ふぶき
ねらいうち
あくのはどう
なみだめ
開催期間:2023/4/28〜2023/5/1、2023/5/5〜2023/5/8
ポイント:「ゆきげしき」で物理耐久強化、「しろいきり」でデバフ無効化
特徴
ガラル御三家2匹目のレイドボスとして選ばれたのはインテレオン。
初手で「しろいきり」と「ゆきげしき」を同時に使用してくる。
今までのテラレイドバトルではデバフが比較的有効だったが、なんとこのインテレオンは
「しろいきり」であらゆるデバフをシャットアウトしにかかる。
更に今作は天候「あられ」が「ゆき」に変わったため
「ふぶき」必中化に加えて低い防御力を補ってくるというなかなか嫌らしい手にかかってくる。
HPを半分まで削ると、再度「しろいきり」+「ゆきげしき」を張ってくる。
その代わり、デバフ対策は完全にしろいきり任せなのかデバフ解除は一切なしの上、バフ消しも1回のみ。
更にインテレオンは
本作で「きあいだめ」を没収されている為ダイケンキのような確定急所もできず、
運が悪くない限りは火力で押し潰される事は少なめ。
ただ何よりも恐ろしいのは10%の確率で襲い掛かるこおり状態。凍る時はとにかく凍るので、
おんみつマントを持たせると安定する。
対策
今までと比べると幅が広め。
「なみだめ」を逆に利用できる
ドドゲザンを始めとしたはがねタイプや、同じく弱点を突けるかくとうタイプが有効。「ねらいうち」を無効にできるちょすい勢も有利。
テツノカイナもありだが特殊耐久が不安なため、「はらだいこ」ではなく「つるぎのまい」を採用し、合間を見て積むのが無難。
ステータスが少し劣るが「あついしぼう」でこおり技を抑えられ、テツノカイナが覚えられない「にほんばれ」でインテレオンの弱体化を狙える
ハリテヤマを使用するのも悪くない。
サポーターはしろいきりの対策が必須。「きりばらい」する
モスノウや、そもそも「すりぬけ」で貫通する
ミカルゲなどが候補。
デバフ技の要領で「にほんばれ」を採用するのもいい。ふぶき命中ダウン&ねらいうち威力ダウンでかなり有利になる。
性格:わんぱく 特性:ぼうだん テラスタイプ:
いわ
技:じしん
アームハンマー
ストーンエッジ
ウッドハンマー
開催期間:2023/5/12〜2023/5/15、2023/6/16〜2023/6/19
ポイント:多彩な変化技で物理面を強化、「ぼうだん」で特定の技を無効化
特徴
前回がインテレオンだったので次は
コイツだろうとの予想を覆し、カロス御三家からブリガロン。
覚えている技は全て攻撃技であるが、追加行動としては今までの最強レイドのポケモンと違い耐久を意識した動きを取る。
初手は「てっぺき」、ターン経過で「ビルドアップ」と「
のろい」でとにかく物理面をガチガチに固めてくる。
早めかつめちゃくちゃぶ厚いシールド・そこそこの頻度のバフ消し・HPが一定以下になると二回行動など、こちらの攻勢を崩しつつ火力を押し付けてくる非常に厄介なタイプであり、火力不足だと押し切れずに時間切れになりやすい。
さらには
特性「ぼうだん」が非常に厄介。
いわ弱点を突ける技で言えば「はどうだん」「きあいだま」「エナジーボール」、物理技だが「ジャイロボール」や「タネマシンガン」「タネばくだん」が無効。
特にかくとう特殊技となると
選択肢は威力40の「しんくうは」のみ。到底削り切れない。
等倍技の「シャドーボール」やレイドバトルでデバフ技として多用される「アシッドボム」も無効となるので注意。
その代わりデバフ解除は全く行わない為、能力低下はかなり有効(特に攻撃と特防)。
対策
タイプ相性としてはブリガロン側の攻撃技で弱点を突かれない&こちらが弱点を突けるくさタイプやかくとうタイプが有効だが、より工夫が必要。
特殊技の場合は、「ぼうだん」対象で弾かれやすい技が多いため、
- 耐久がある上に「てっぺき」「りんごさん」で攻守共に立ち回りやすいタルップル
- 「あまえる」で相手の火力を下げつつ「マイペース」で高火力のくさ特殊技「はなびらのまい」を混乱を気にせず連打できるドレディア
- 「フェザーダンス」で相手の火力を下げつつアシッドボムと違いぼうだんを貫通し、りんごさんよりとくぼうダウンの大きい「ルミナコリジョン」を連打できるクエスパトラで相性無視してゴリ押し
あたりがおすすめ。
物理技で押していく場合は、ブリガロンの高い物理耐久を崩す為に自身の攻撃バフに加えて相手の防御を下げられるポケモンを連れていきたい。
この場合、「つるぎのまい」・「いやなおと」・「アクセルブレイク」の三拍子が揃った
コライドンが有効。
また、「スキルスワップ」「いえき」「なやみのタネ」などによる特性変更はできるので、これらを仲間と活かして「ぼうだん」を無効化し砲弾技を通す戦術もあり。この場合「いえき」+「アシッドボム」を使える「ふゆう」
シビルドンや「なやみのタネ」+「エナジーボール」の
ゴーゴートがいる。
これ以降強力なバフデバフを駆使し、等倍で殴り倒す戦法も増え始めた。
性格:おくびょう 特性:マジシャン テラスタイプ:
フェアリー
技:だいもんじ
サイコキネシス
マジカルシャイン
おにび
開催期間:2023/7/7〜2023/7/10、2023/7/14〜2023/7/17
ポイント:「おにび」で物理アタッカー機能停止、「マジックルーム」でこちらの道具を無効化
特徴
少し期間を空けて久々の最強テラレイドの対象となったのは、ブリガロンに続いての登場でカロス御三家のトリとなったマフォクシー。
しかも、今回はなんと
メス固定。ある種のファン大歓喜である。
水星の魔女が完結した翌週に魔女モチーフのポケモンのテラレイド…狙っているのだろうか?
特徴としてはこちらが行動に入る前にいきなり「マジカルシャイン」をぶっ放ってくる。今までも先制の補助技はあったが攻撃は初。
更に「おにび」を撒いてこちらの物理アタッカーの火力を削ぎ、最強ダイケンキと同等レベルの早さでバリアを張った後の中盤戦では「わるだくみ」で火力を引き上げてくる。
バリア・デバフ解除は早めにやってくるものの、二回目のバフ解除は後半も後半なので積む余裕はある。
特性の「マジシャン」はレイド内では発動しない仕様だが、後半になると特殊行動として「マジックルーム」を発動し一時的に道具の効果を打ち消してしまう。これによりかいがらのすずによるドレイン戦法はやりづらい。まさにマジシャン!まさに魔女‼︎
シールドを破ったからといって安心するなかれ。後半になると2回連続で攻撃が飛んでくることがあるので体力を常時緑ゲージに保てるポケモンが望ましい。
そもそも嫌らしいのはテラスタイプ含めたタイプ設定であり、フェアリータイプの弱点を突けるのは「はがね」と「どく」であるが、マフォクシーの元々のタイプであるほのお・エスパーでそれぞれほのお→はがね、エスパー→どくの弱点を突けるようになっている。
おまけにどく・はがねタイプのドレイン技は現状存在しないのも困りもの。
これまでの最強レイドのカロス御三家も全てテラスタイプの弱点を自身の元々のタイプ技で叩ける形にチェンジしていたが、その中でもタイプ組み合わせのお手本の一つと言えるだろう。
対策
とにかく「おにび」がガンガン飛んで来る為ほのおタイプや「もらいび」でもない限り物理アタッカーは不適。
後半マジックルームが飛んでくる事も考慮すると、持ち物への依存度が高いポケモンも避けたい。
弱点補完に優れたタイプ設定とやけど撒きで防御を補ってくる強敵であるが、攻撃技はテラスタイプも含めて一致技のみであることにスキがある。
対策ポケモンは攻撃技全半減・おにびも効かない
グレンアルマ。バフ・デバフが揃う為攻守で相性がいい。
分岐進化のソウブレイズも優秀なドレイン技の「むねんのつるぎ」が等倍で通るため悪くない。また双方とも特性「もらいび」ならはがねテラスで炎技を透かしつつ一致で弱点を突くこともできる。この場合、「ラスターカノン」(グレンアルマ)か「アイアンヘッド」(ソウブレイズ)を用意しておくと便利。
なくてももらいびで強化された「マジカルフレイム」や「むねんのつるぎ」で等倍で殴り倒すことも可能。
他に可能性があるのはハラバリー。シールド展開とテラスタルチャージ没収が早いため、わざマシンで「ひかりのかべ」や「かいでんぱ」を覚えさせてダメージを減らせるようにしておくといい。
特防の高い
アローラベトベトンもサポーターにするならあり。「バークアウト」と「アシッドボム」で相手のステータスを下げられる。
他作品からの輸送が可能なら、ほのお・はがね複合で、はがねテラス中も「もらいび」でほのおを無効化できる
ヒードランも候補に入る。ただバフ・デバフが「きんぞくおん」くらいしかない。
その結果「メトロノーム」か「こだわりハチマキ」を装備して「ヘビーボンバー」をひたすら連打するだけの型も登場することに。しかもこれが一番速い。
性格:ようき 特性:グラスメイカー テラスタイプ:
ノーマル
技:ドラムアタック
アクロバット
のしかかり
けたぐり
開催期間:2023/07/28~2023/07/30、2023/08/04~2023/08/07
ポイント:「せいちょう」で攻撃面強化
特徴
多くの人が予想していた通り、ゴリランダーがレイドボスとなった。テラスタイプはノーマル。
余談ながらガラル御三家のテラスタイプは彼らが使う変化技のタイプに合わせている。
まず、初手でグラスフィールドを特性によって発動させ、そのまま「せいちょう」を使って攻撃と特攻を上げる。
体力が半分も削れないうちにシールド(ただし、そこまで分厚いわけではない)を張り、早いタイミングでこちらのバフを解除するともう一度せいちょうを使い、そのまま高威力のノーマル技「ばくおんぱ」で薙ぎ払ってくる。「ゴリランダーとか物理系だからw」と特防をおろそかにしているとテラス補正と「せいちょう」による能力上昇で上がった「ばくおんぱ」で体力を大幅に削られるので注意すること。
もっとも一回しか使ってこないのが救いか。
後は中盤で一回自身のデバフ解除と「ビルドアップ」による能力上昇を挟むのに注意すること。意外にもグラスフィールドを再度発動させることはない。
対策
ノーマル対策でかくとうを使うと「アクロバット」、耐性を重視していわを使えば「ドラムアタック」、はがねは「けたぐり」に叩かれると、タイプ相性で受けることは困難。
おすすめポケモンは「てっぺき」からの「ボディプレス」が使えるアーマーガアやレイドでおなじみテツノカイナといったところか。
前者は「はねやすめ」中のけたぐり・後者はバフ解除と特殊技の「ばくおんぱ」に気を付けること。後は特防デバフを使えるポケモンも悪くない。
ゴリランダーの攻撃技を全て半減以下にできるゴースト・はがね複合のサーフゴーも有効。弱点晒しになるはがねテラスも体重が軽いため致命傷にはなりにくい。
なおコライドンやその他ひでり効果持ちは出だしの「せいちょう」を強化することになるので厳禁。
デバフ解除が少ないのでNPCのポケモンはこれまでの物理系同様いかく持ちがいると楽になる。
性格:ひかえめ 特性:きんちょうかん テラスタイプ:
エスパー
技:
サイコブレイク
はどうだん
れいとうビーム
めいそう
開催期間:2023/09/01~2023/09/18
ポイント:「めいそう」で特殊面超強化、「ねむる」+カゴのみで体力全快、戦闘時のみB252、C6、D252に振られた状態
特徴
約1か月ぶりに開催された最強レイドは、元祖最強ことミュウツーが選抜。本作初の最高難易度伝説レイドである。
因みに、最強レイドのボスで
初めて元タイプとテラスタイプが一致したボスでもある。
今回は「Get Mew&Mewtwo!!」イベントの一環としての開催となり、ふしぎなおくりもので
ミュウが受け取れるようになっている。
また、初の伝説★7レイドなだけあってか、約1か月に渡る準備期間が設けられており、バフ・デバフ技のわざマシンや大量のアメとテラピースなどが入手できる★5イベントレイドが開催された。
加えて開催期間も1回のみの代わりに1回あたりの日数が長くなっている。
なお、剣盾の類似イベントとは違いちゃんとミュウツーをゲットできるのでご安心を。
その行動パターンは「めいそう」を積みつつ各種特殊技を打ち分けてくるというオーソドックスなもの。
……そう、「めいそう」である。今回のミュウツーはまさかの通常行動に攻撃系ステータスが上昇する積み技持ちのポケモンなのだ。
カイリュー、サーナイト、アーマーガアが証明しているように通常行動に積み技を持つレイドポケモンの撃破は極めて難しいが、それを禁止伝説級のステータスを有するミュウツーが実行してくるのは脅威でしかない。
考えなしに挑むと3ターン目前後には完全に積み切ったミュウツーが君臨しフルボッコにされること請け合いである。
更に「サイコブレイク」のタイプ一致補正が2倍になっているので、特攻アップを抜きにしても大ダメージを喰らいかねないのも厄介。
この時点で大概なのだが、レイド特有の仕様と特殊行動も極悪。
50倍という驚異的なHP増加率は序の口であり、
開幕と同時に「めいそう」+シールドを展開しHPの半分を覆い尽くしてくる。そのため「ちょうはつ」をいれて「めいそう」を積ませない戦術は事実上不可能。
そしてなんとか破った後に待つのは
よりにもよって「ねむる」による体力全快。しかも
「カゴのみ」で即座に目を覚ましてくると言う隙の無さ。
こうなればまた最初から削り直しである。幸いシールドの再展開はない。
挙句ダメ押しとばかりに
防御・特防に努力値が極振りされておりシールドを破壊してもなお激烈に硬い。
なお、テラスタルオーブのチャージは減らしてこないが、バフ消し・デバフ消しは不定のタイミングで行ってくる。
「恐ろしく高い耐久」「特殊面をガチガチに強化」「いざという時はねむるで体力全快」という点は往年の
ポケモンスタジアム2で登場した「ミュウツーをたおせ」の裏に通ずるものがある。
総じて、長い準備期間が設けられただけありその難易度はこれまでの★7レイドとは一線を画する。少なくともソロでのクリアはよほど運が良くなくてはまず不可能。
ただしこの激烈難易度を反映してか、制限時間も通常の倍の15分に設定されている。
対策
イベントの都合上ミュウを使わざるを得ないのが難儀。習得技に柔軟性のあるミュウ以外で挑むこと自体が一種の縛りプレイですらある。
その代わり、ミュウには
実数値に直接作用する上にバフ消しでは消されない強力なバフがかかる。具体的にはHPに1.5倍、その他ステータスに1.2倍のバフがかかり、
アルセウス並みかHPに至ってはそれ以上のステータスに。
先述の通りソロでのクリアは困難を極める為、しっかり自分のミュウの役割を決めた上でマルチ戦を挑みたい。
一応、2人
または2台からならば十分攻略はできる。
一応、事前の★5レイドでは、
ハッサムや
ブリムオンなど、ミュウツーの特攻を削りながら戦えるポケモンが配布されたため、ミュウで挑んだ後は此方にするのも一考。
プレイングによっては制限時間が半分切る事も無く倒せたとの報告もある。
「めいそう」の存在から特殊型よりも物理型の方が火力が出る。
基本的な立ち回りは全員が「むしのていこう」を2~3回使って火力を削いだ後、「つるぎのまい」を2~3回積んで「きゅうけつ」を連打するというもの。「むしのていこう」を撃つ過程でテラスタルオーブのチャージも済ませることができ一石二鳥。
基本的に特防6段階上昇時だと「めいそう」を積む機会が激減する為安定して戦える。2回目行動時には積まれることがあるが、それでも逐一「むしのていこう」を入れれば問題無い。間違っても「アシッドボム」だけは厳禁。
「ねむる」を止めるために「エレキフィールド」「ミストフィールド」の採用も一考。前者はミュウツーに他の状態異常を通しやすくなり、後者は「れいとうビーム」によるこおりも阻止できる。いずれにせよどちらかは欲しい。
加えて「いのちのしずく」・「ひかりのかべ」・「どろかけ」などもあると心強い。
とはいえここまで対策を取ると技スペースが足りなくなりがちなのでサポーターミュウとアタッカーミュウに分かれるのが現実的か。
アタッカーミュウの場合、テラスタイプをむしに変更するのも忘れずに。
また素早さに努力値を48振るとミュウツーに対して先制ができるようになるため、より安定して攻略が可能。
難易度が高い分初回クリア報酬もより豪華。
おうじゃのしるし・ひかりのこな・きんのおうかん3個・とくせいパッチ3個・テラピースエスパー100個と実にド派手。ここで出し切ったのか二回目以降の報酬は微妙だけど。
また、ミュウを使って勝利するとそのミュウに「さいきょうのあかし」が付く。
ミュウは同時期に配信されているものは勿論のこと、過去に配信された個体にもつける事ができる。
性格:いじっぱり 特性:きもったま テラスタイプ:
くさ
技:3ぼんのや
ブレイブバード
シャドークロー
リーフブレード
開催期間:2023/10/7〜2023/10/9、2023/10/13〜2023/10/16
ポイント:特性きもったまによるいかくデバフ封殺、「3ぼんのや」による追加効果押しつけ+2回行動
特徴
マルチプレイほぼ必須なミュウツーからしばらく過ぎ、再び最強レイドがやってきた。
今回の相手は以前登場したジュナイパーの
ヒスイ版
リージョンフォーム。テラスタイプは前回に続いて元タイプ一致となる「くさ」。今回はソロでも十分クリア可能な難易度に収まってるのでご安心を。
開始2ターン目にバフ解除+ビルドアップで攻防上昇、HPの半分ほどまでのシールド展開。
他、デバフ解除に加えて「つるぎのまい」や「グラスフィールド」も発動してくる。先にデバフを解除するので、「先にバフ積みで取り返せない分のデバフを加えてからバフ積み+デバフ解除で実質バフ積みを無かったことにする」ことができないのも厄介な点(「ちょうはつ」で防がないと必ず二段階攻撃を上げられる)。
また1発だけとはいえ特殊攻撃の「リーフストーム」も撃ってくるため特防も軽視しないほうがいい。
一方でバフ解除は2ターン目の一度きりなので、その後は火力や耐久を積むことはできる。急所率上昇技が3つもあるので耐久上昇に過信はできないが。
体力半減の二回行動も一層厄介。原種同様広い技範囲に加え、急所率上昇技が加わるので後半はうかうかしていられない。
ちなみにすべてのトリガーが時間行動なのでソロなら最初に「ちょうはつ」して「つるぎのまい」まで放置するだけで積み技を全て無効化できる。
タイプ一致テラスのくさ技はもちろん強力だが、なんといっても
追加効果たっぷりの「3ぼんのや」が怖い。急所や怯みは勿論、一番怖いのは50%でこちらの防御を下げる事。
しかもこれを
特性「きもったま」によりタイプ相性の無効化無しで打ち込んでくる。ついでに物理型のソロクリアで大助かりだった
NPCの「いかく」デバフも無効。
おんみつマントを持たせれば追加効果は怖くないが、そうすると今度は「かいがらのすず」や「たべのこし」が使えず回復が難しい。
この技をいかに凌ぐかがカギとなるだろう。
対策
一例はソウブレイズ。
ドレイン技の「むねんのつるぎ」が抜群で通り「クリアスモッグ」で相手のバフも無効化できる。
しかし効果抜群の「シャドークロー」が来るのでテラスタルは出来る限り早く使用したい。「おんみつマント」を持たせた上でダメージ軽減に「てっぺき」や「リフレクター」も覚えさせてあればだいぶ安定する。
アーマーガアの場合、特性「ミラーアーマー」で「3ぼんのや」を相手へのデバフに変えられ、タイプ一致の飛行技で優位に立てる一方、「3ぼんのや」の威力が高いため油断はできない。
また、テラスタルする前に「はねやすめ」をすると「3ぼんのや」を抜群で喰らって撃沈するリスクには注意。
飛行テラスの場合はもとの攻撃力がそんなに高くなく、バフは「つめとぎ」や「ビルドアップ」で少しずつ上げていくしかないため速度が遅く、必然的に急所被弾の回数が増える。
先の通り「ちょうはつ」で積みを全てスルーできるので、相性を無視してかくとうテラスてっぺきボディプレスのごり押しで倒してしまうプレイヤーも多かった。ゴリランダーの二の舞じゃねえか!
用意できるのであれば、もうどくプレートを持たせテラスタイプをどくにしたアルセウスが非常に安定する。
「ちょうはつ」で「ビルドアップ」「つるぎのまい」を阻止して「てっぺき」を積みまくり、「じこさいせい」でHPを管理しつつ「アシッドボム」連打という戦術で概ね勝てる。
タイプ相性の都合「ブレイブバード」しか撃ってこなくなるため急所を気にする必要もない。
性格:ひかえめ 特性:おみとおし テラスタイプ:
ほのお
技:かえんほうしゃ
ひゃっきやこう
きあいだま
おにび
開催期間:2023/11/3~2023/11/6、2023/11/10~2023/11/13
ポイント:「にほんばれ」でほのお技強化、「おにび」+「ひゃっきやこう」で大ダメージ
特徴
ハロウィンの数日後にレイドボスとして登場したのは死者の魂と関係の深いおにびポケモンヒスイバクフーン。テラスタイプは前回と前々回同様自分のタイプとなった。
コンセプトはひたすら「おにび」を放ってこちらをやけどにし、「ひゃっきやこう」で大ダメージを与えるスタイル。
「ひゃっきやこう」を無効化するノーマルタイプやほのお技を半減するいわタイプには「きあいだま」で弱点をついてくるため、
ガチグマや
キョジオーンなど「おにび」に強いポケモンでも油断はできず、非常に厄介。
原種が使用した「ふんか」は採用されなかったが「かえんほうしゃ」でも強い技であることに変わりはなく、定期的に使う「にほんばれ」で火力を底上げされたテラスタイプ一致の「かえんほうしゃ」の破壊力は恐るべし。
しかし、序盤にデバフ解除した後は前回と違って
シールドを張るまでにしばらく隙がある上にその後再度解除することをせず、自身の能力を上げる技を所持していない。
その隙に「かいでんぱ」や「いやなおと」などといったデバフ技をあててしまうのがよい。シールドを張ってからこちらのバフと特性解除もおなじくしばらく猶予があるのでテラスタルオーブチャージ回収前にすばやくテラスタルしたポケモンで攻撃するのもよいだろう。
対策
「おにび」の関係上ほとんどの物理ポケモンは機能不全と化すため特殊で攻めるが吉。また、ほのお技を抑えられる「あまごい」を使え、かつみずタイプの技を使えるポケモンが使いやすい。
例えば「めいそう」と「うそなき」を使えるシャワーズや「アシッドボム」による特防デバフと「あまごい」+「うるおいボディ」でやけどを無効化できる原種
ヌメルゴンが挙げらる。
過去作品のポケモンも含めれば
マナフィも適任である。特攻を一気に上げられる「ほたるび」や「めいそう」+「リフレッシュ」の効果を持つ専用技「ブレイブチャージ」を使えるため、バフにも困らない。
ただしいかんせん幻のポケモンであるため確保が大変。安定した入手方法が現状「LEGENDS アルセウス」しかないのが地味に痛い。
また、ほのお技の火力を下げる上で一見すると
カイオーガが有力だが、すぐに上書きされるので主導で雨を降らせることのできるポケモンの方が良い。
なおこちらがやけどになっておらず残りHPが十分にある場合、優先的に「おにび」を使う習性がある。
普通にプレイする上では厄介な要素だが、例に漏れず相手のAIは特性による無効化を考慮しないため、特性でやけどを無効に出来るポケモンが相手の場合
ひたすら「おにび」を連打するBOT状態と化す。
これを利用したピンポイントメタが
バウッツェル。
かくとうテラスに変更し、「おにび」を「こんがりボディ」で無効化しつつ防御を上げ、それを攻撃に転用できる「ボディプレス」の連打という立ち回りで高速で処理できる。
もっとも後半の追加行動時にはこの思考ルーチンが適用されず「おにび」「かえんほうしゃ」以外の技も使うため、「ひゃっきやこう」でやけどになって反撃を喰らう可能性には注意したい。ひたすら「ボディプレス」連打で済むという簡潔さのため、試行回数を稼いでゴリ押すのもあり。
また特性解除が中盤に一度入るので、そのターンだけは「まもる」でおとなしく防御に徹するのが良いだろう。
そこまで時間をかけずとも倒せるケースもままあるが
持ち物は火力重視なら「メトロノーム」、後半の安定性を取るなら「かいがらのすず」がお勧め。
ちなみに「おにび」を使う通常レイドポケモンはそれなりにいる為そいつらにもこのバウッツェルは流用できる。★6のブースター、シャンデラ、オーロット等に苦戦するようなら登用も一考。
性格:がんばりや 特性:きけんよち テラスタイプ:ノーマル
技:すてみタックル
ハイパーボイス
かみつく
あまえる
開催期間:2023/11/17 9:00〜11/21 8:59
ポイント:開幕シールド展開、あまえるやつぶらなひとみで攻撃デバフ、戦闘時のみA252、C252に振られた状態
特徴
ヒスイ御三家が続いていたため多くの人は
ダイケンキを予想していたが、11月21日の「イーブイの日」を記念してイーブイが抜擢された。奇しくも開催期間がSV発売1周年と重なっている。
そして、これまでバラバラだった最強レイドで初めてテラスタイプが被る事態になった。
もっとも御三家とそれ以外では別枠として管理されている可能性もあるが。
なおマフォクシーに続き性別はメス固定。良くわかっていらっしゃる。当然ながら進化も可能なので、各々好きな最強のブイズにするのも一興。
進化前ということでピカチュウ同様にHP増加倍率50倍と開始と同時に全体力を覆うシールドを張る。
これにより変化技はほとんど通じず、貫通できる追加効果持ちの技が必要となる。
インテレオン同様通常技にデバフ技を持つが、ある程度思考ルーチンが改善されているらしくクリアチャームを持たせても使う頻度はかなり下がっている。
1ターン後にデバフ解除、その後もバフ解除が2回も待ち構えており、戦闘中のステータス調整はよく考える必要がある。
また戦闘時のみ攻撃と特攻に252振られている。
それもあってはらだいこを使う場合体力管理をミスるとなかなか積み直せずジリ貧になることも多々ある。安定を取ってつるぎのまいやビルドアップを使うのもありか。
ピカチュウ同様ソロの場合テラスタルした後に倒されると概ね負け同然なので生き残りを最優先すること。
なおシールド非テラスタル時の軽減率自体は普通。代わりに一致テラスタル時の120%の補正がなくなっている。
またアイテムは何も持っておらず、イーブイの隠れ特性「きけんよち」もレイドでは無意味であり、火力・耐久とも先のピカチュウに比べていくらか落ちる。
更に恒例の2回攻撃もHP40%以下且つランダムと、後半の攻撃も比較的苛烈ではない。
決して油断はできないものの、これまでの★7レイドと比べると難易度はかなり低め。
対策
いくら難易度が低めといえど、攻撃デバフ対策とテラスタル維持のための回復策は必要。
物理アタッカーなら「ドレインパンチ」+「クリアチャーム」を用意するとよい。
おすすめポケモンは「てっぺき」からの「ボディプレス」が使えるアーマーガアや「ぼうおん」持ちジャラランガ、レイドでおなじみテツノカイナといったところ。
ゴリランダーのry
テツノカイナを入手しにくいスカーレットなら
ハリテヤマでも代用は可能。特性はどれでも良い。
6つ前のブリガロンもかくとうにテラスタイプを変更すればすぐに投入できる。
「まけんき」のコノヨザルならデバフを無視できるので「メトロノーム」+PPを増やした「ドレインパンチ」の連打で勝ててしまう。時短を狙ってバフをかけるなら解除されない「きあいだめ」を使うのがいいか。
特攻デバフはないため「アシッドボム」+「パラボラチャージ」のハラバリーもいける。ただし
ミライドンはきんぞくおんがシールドにより通じないためあまりおすすめできない。
また前回大活躍したバウッツェルもイーブイがほのお技を使わない上自力で防御を上げられないため使い回そうとしないように。
サポートとしてはシールドの上から防御を確定で下げれる
ガラルサンダーや
エンニュートや
アップリューが有効。
なお初回クリア時にはイーブイの進化に使えるかみなりのいし+ほのおのいし+みずのいし+リーフのいし+こおりのいしの5種も確定で手に入る。やり込み済で既にたっぷり持っている人もいるだろうが
性格:いじっぱり 特性:きれあじ テラスタイプ:
みず
技:シェルブレード
ひけん・ちえなみ
シザークロス
せいなるつるぎ
開催期間:2023/11/24 9:00〜11/27 8:59 12/1 9:00〜12/4 8:59。
ポイント:特性きれあじ+開幕つるぎのまいによる火力強化、後半からきあいだめによる50%急所
特徴
イーブイの日もあったため連続開催はならなかったが無事参戦。
これまたピカチュウとテラスタイプが被ることとなった。
開幕で「つるぎのまい」を使用し、1ターン後には原種同様「じならし」を使用して素早さを下げてくる。
シールド展開が早いのも同様で、薄かった原種と比べて今回はいくらか厚くなっている。
そしてHPが半分になると「きあいだめ」を使用。
技は一致技2つと相性補完に優れる「シザークロス」、そしてこちらのバフを無視する「せいなるつるぎ」と、対応範囲が広い構成。
くさタイプは「シザークロス」で弱点を突かれ、でんきタイプは全体的に物理耐久が低いため必然的にクリアできるポケモンが限られてくる。
さらに全てが特性「きれあじ」の強化対象。防御を固めても「せいなるつるぎ」で貫通され、序盤から恐るべき火力を押し付けて来る。
「いえき」「なやみのタネ」「スキルスワップ」などで無効化はできるが、ダイケンキのシールド展開が早いため序盤に補助技を使えるタイミングが少ない。
「つるぎのまい」か「きれあじ」のどちらかの補正を受けた攻撃を最低一撃は耐える必要がある。
特にきれあじ補正+元タイプ一致+テラスタイプ一致+つるぎのまいによる攻撃力2段階アップという、2重3重に強化されて放たれる水技「シェルブレード」はえげつない破壊力。
外れる可能性もあるとはいえ威力に加えて50%で発生する防御ダウンが痛いため、先のヒスイジュナイパーの「3ぼんのや」対策のように撃たせないかデバフ無効化の対策が必要。
物理斬撃技による超火力に加えて「じならし」による素早さ低下もあり、火力と耐久に加えて素早さの調整もカギを握る。
総じてかなり難易度が高いと言えるだろう。
対策
ミライドンはみず半減かつ弱点を突け、「リフレクター」でダメージを軽減できる。
ただあまり物理耐久が高くないため、ソロでもマルチで使う場合でも攻撃を下げなければ秒殺されてしまうことも少なくない。なので野良でミライドンを見かけた時は攻撃を下げられるサポートキャラをこちらが使うと勝率が上がる。
いつもは大活躍しているハラバリーだが今回は厳しい。耐久に振り切り「リフレクター」や「ひやみず」、さらにNPCの「いかく」に頼るくらいでないときれあじ+一致テラスのシェルブレードを耐えられない。
コライドンは天候を晴れにしてみず技を半減し、「ワイドブレイカー」で上がった攻撃を元に戻せる。
ミライドンと共に素早さに24振ることでじならし後もダイケンキを抜くことができる。
「てっぺき」で防御を高めつつ、「ボディプレス」を使う隠れ特性持ちアーマーガアで行くこともできなくはないが、後半から急所戦法が加わることを考慮すると少し心もとない。また、テラスタルする前にうかつに「はねやすめ」を使ってしまうと「せいなるつるぎ」で斬殺される可能性もある。むしろ、「なやみのたね」で「きれあじ」を消しつつ、「こうごうせい」でのタイプ相性を気にしない回復ができる隠れ特性持ち
ドダイトスのほうに軍配は上がったりする。最も、「シザークロス」を受けきるために「いかく」NPCが必要なのは言うまでもなし。
一番のピンポイントメタがキタカミで捕まえられるようになった
ウツボット。
くさタイプのため「シェルブレード」を誘発せず、「クリアスモッグ」で攻撃バフを、「いえき」or「なやみのタネ」で「きれあじ」を打ち消すことができる。
さらに「アシッドボム」と「ギガドレイン」も覚えるため、それ以降はデバフ解除に注意しつつ打っているだけで勝てる。テラスタイプはもちろんくさ。
素早さの努力値はダイケンキを抜けるように124振っておきたい(「おんみつマント」で「じならし」の素早さダウンを予防する)。また素の耐久は低くテラスを切った後の「シザークロス」で落とされかねない為性格補正と他の努力値は物理耐久重視の方が良い。とはいえシールドを破ってしまえばそのあと一度くらいは落とされてもどうにかなる。
性質上火力の数字が控えめになる為、「ギガドレイン」のPPも最大まで増やしておきたい。
技スペース的に晴れにする余裕はないのでソロなら特性は通常隠れどちらでも良い。
耐性面でのピンポイントメタになるのは「ちょすい」の
ニョロボン。特性による水技無効と合わせれば不一致の「じならし」「せいなるつるぎ」以外は全て半減以下に抑えられる。
初手「くろいきり」で攻撃バフを消した上で「ドレインパンチ」戦法で戦える。キタカミにはかくとうテラスのニョロゾがシンボルで登場するためテラピース問題にも困らない。
ただし等倍攻撃で攻める形なのでかくとう一致テラスでも進行はやや遅め。バフ技やアイテムで補えるが「はらだいこ」を使う場合はタイミング注意。
また素早さ種族値がウツボットと同値であるため、同様に努力値を124振っておくと初手に先制して「くろいきり」を使えるため安定度が増す。
サポートとしてはダイケンキの技をじならし以外全て半減にできるマリルリや、「ちょすい」を持つ
ヌオー、
ドオー、スキルスワップを覚え物理耐久も高めな
ママンボウあたりがおすすめ。
ウツボットと組む前提なら開幕からきれあじを打ち消せる「かがくへんかガス」の
マタドガスもおすすめである。バフ解除時の無効化に備えて「とくせいガード」を持たせられるとなおいい。
NPCはいかく持ちに加えてハラバリーやノココッチを引けると「へびにらみ」や「ほうでん」でまひにしてくれる可能性があり、素早さと行動回数の減少により戦いやすくなる。
性格:ひかえめ 特性:クォークチャージ テラスタイプ:
こおり
技:ふぶき
ハイドロポンプ
フリーズドライ
ひやみず
開催期間:2023/12/22 9:00〜12/25 8:59
ポイント:「ゆきげしき」と「オーロラベール」で耐久面強化、エレキフィールドで一番高いパラメーター強化、 「ハイドロポンプ」+「フリーズドライ」による広い等倍範囲
特徴
クリスマスを意識してか
デリバードの未来の姿が抜擢。
パラドックスポケモンとしては初の最強レイドに参戦となる。また「藍の円盤」配信以降初の最強レイドでもある。
なおデリバードの大量発生がイベントで同時進行する。無論スカーレットにも出現するので、通信無しで対戦でも大活躍しているテツノツツミを手に入れられる千載一遇のチャンスとなる。
開幕で「ゆきげしき」と「オーロラベール」を使用して耐久面を大幅に強化してくる。
HPが75%以下になるとバフ解除からのエレキフィールドを使用し、一番高い能力が上がる。そのままの場合は特攻が上がり、特攻を下げていた場合は素早さ、両方下がっていた場合は防御が上がる。
基本的に特攻が上がるとかなり危険なので、「むしのていこう」や「バークアウト」で特攻を下げるのがセオリー。
HPが半分になると再びゆきげしきを使用するが、またオーロラベールをしてこないのが救い。
HPが45%以下になるとデバフを解除してくるものの、ほとんどの場合シールドもすでに割れているため十分に積んでいればそのまま押し切れる。
元の高い防御とゆきによる防御上昇があるので、基本的には特殊型がおすすめ。
テツノツツミの十八番である「ハイドロポンプ」+「フリーズドライ」は等倍範囲が極めて広く耐性により有利を取ることが難しく、等倍の一致攻撃に耐えながら戦わなければならない。
同テラスタイプのインテレオン同様何よりも恐ろしいのは10%の確率で襲い掛かるこおり状態。おんみつマントなどで対策したい。
また「にほんばれ」があれば水技半減に加えてこおり状態にならなくなるので是非とも入れたい。
またソロの場合、パルデアケンタロスかヘラクロスを引く事ができれば「レイジングブル」or「かわらわり」で「オーロラベール」を勝手に破壊してくれる。オリーヴァも「こぼれダネ」で「エレキフィールド」を自動的に上書きしてくれるので有用ではあるが、挟まってくる回復がやはり鬱陶しいのが……
対策
最有力は隠れ特性
「こおりのりんぷん」による高い特殊耐久を誇る
モスノウ。
むしのていこうを3回撃ちテラスタルし、ちょうのまいを積んでいけば安定して勝てる。こっちもオーロラベールを張ったり、きりばらいでフィールドやオーロラベールをまとめて消すことも可能。
テラスタルについてははがねにして「テラバースト」を打つのが基本。むしテラスタルでもクリアは可能だが、こおり状態がとにかく怖いので素直にはがねに変更した方が良い。
同時にハピナスのイベントレイドが開催されている上、藍の円盤が配信されてからテラピース問題は大幅に改善されつつある。
また
ジバコイルも有力。
隠れ特性の「アナライズ」が発動しやすく、「かいでんぱ」でダメージを抑えつつシールドを張られる前にきんぞくおんでデバフをかけてからラスターカノンで攻撃する。
仮にきんぞくおんがシールド展開に間に合わなかった場合でもチャージビームで誤魔化せなくもない。
ただし命中不安なためモスノウと比較するとかなり見劣りする。
ヒスイヌメルゴンも持ち前の高い特防に加えてにほんばれを扱え、アシッドボムからのラスターカノンで攻めていける。「はいよるいちげき」で特攻デバフも可能。「シェルアーマー」により急所事故もまず起こらない。
防御が高いため物理アタッカーは非推奨だが、ハリテヤマだけはインテレオンの時同様にあついしぼう+にほんばれが扱えるので例外的に有効。
テツノカイナは特殊耐久が低いためつるぎのまい型でも苦しい。今回ばかりは火力と耐久を両立できるハリテヤマの方に軍配が上がった形。
ソロ限定ならば特性「ソウルハート」でNPCの犠牲をバフに変えられる
マギアナも適性が高く、「ドレインキッス」での回復を挟みつつ、鋼技で葬り去ることができる。
ただし、命中率不安定とはいえ「ハイドロポンプ」の高火力は不安なので特防に努力値を振る・「かいでんぱ」や「めいそう」で対策したい。
入手難易度が異常に高いものの、所持している人は投入してみるといい。
サポートとしては多くのデバフ技とひかりのかべを備えるデカヌチャンやクレッフィ、修正によりクォークチャージに特性変更が通じるようになったためあついしぼうを持ちシンプルビームからのバークアウトやどろかけができる
ブーピッグがおすすめ。
性格:いじっぱり 特性:かそく テラスタイプ:
ひこう
技:ブレイズキック
ブレイブバード
けたぐり
じしん
開催期間:2024/1/12〜1/15 1/19〜1/22
ポイント:つるぎのまいとビルドアップによる攻撃・防御上昇
特徴
2024年最初の最強レイドはバシャーモが抜擢。ホウエン御三家初の最強レイド参戦であり、遂に御三家内でテラスタイプが被ることとなった。
尤もDLCに伴い御三家が勢揃いになっているため今後も各御三家が最強レイドに参戦することが予想されるため遅かれ早かれ被ることは見えていたが。
ジュナイパー同様モチーフは軍鶏で曲がりなりにも鳥であるため合ってはいる。
特徴としては自身の弱点となる全てのタイプの弱点を突くことができる技構成と、シールドを展開する前から早々に「つるぎのまい」を積んでくる。
そして時間経過で「ビルドアップ」を1回積む。
また特攻も高めなことから1回だけHP減少で「オーバーヒート」を放つ。特殊耐久もおろそかにしないようにしたい。
その後全体攻撃の「いわなだれ」を放つが、防御を固め切っていれば正直あまり脅威ではない。
特性かそくにより先攻を取るのはかなり難しい。
「トリックルーム」で素早さ関係を逆転させたり、「スキルスワップ」で奪ってしまう手もある。
またHPが少なくなるとお決まりの2回行動をすることがある。
だが積み技は1回ずつだけであり、バフ・デバフ解除もHP減少による1回だけであるため積み技が使いやすく、いかく持ちを引ければ難易度は大幅に低下する。
引けずとも「ひやみず」や「とびかかる」で下げる手もある。
対策
有効打はやはりジュナイパーレイドでも活躍したハラバリーやミライドン。
ハラバリーはいつも通りの技構成で安定してクリア可能。「シュカのみ」を持たせれば「けたぐり」を誘発でき「ひやみず」とあわせて耐久も確保できる。
ミライドンは自身で攻撃デバフやリセット技を覚えないため、「いかく」持ちが引けないと案外厳しいことも。
また「ふゆう」によりじしんが効かず、「アシッドボム」や「とびかかる」を扱える
シビルドンも適正がある。
サポートとしては「ワイドブレイカー」に加えて触れた相手を確定てまやけどにできる「かえんのまもり」を持つ
ウガツホムラが有効。
用意が難しいならねっとうとひやみずを扱える
ママンボウも適正がある。
性格:ひかえめ 特性:
かちき テラスタイプ:
こおり
技:なみのり
ラスターカノン
れいとうビーム
くさむすび
開催期間:2024/2/2〜2/5 2024/2/8〜2/12
ポイント:ゆきげしきとてっぺきによる防御アップ、かちきによるデバフ抑制
特徴
初のシンオウ御三家が最強レイドに参戦。こおりテラスタルの最強レイドはこれで通算3回目。
先手でもはやおなじみとなった「ゆきげしき」で防御を強化し、加えて必中になる「ふぶき」を一発放つ。
まあ予告を見た瞬間に震え上がったプレイヤーも多いだろう。隠れ特性優先故に特性はレイドにおいて厄介極まりないかちきである。
素の状態ではデバフ技を撃てないのはもちろん、ソロプレイ時には救援NPCとして自動発動の「いかく」持ちが入る可能性があるのが何よりやっかい。
2段階上昇スタートでもキツいが、特にムクホークかケンタロスがNPCに来た場合は、
- 戦闘開始時「いかく」で「かちき」起動
→相手開幕行動の「ゆきげしき」+「ふぶき」で撃沈
→復活からの「いかく」で再度「かちき」起動
というデスコンボによりいきなり特攻が4段階上昇したエンペルトが爆誕する。
ニンフィアの「ムーンフォース」のようにデバフ技を使う者もおり、NPCポケモンの技や能力を把握しておいて不利なNPCと見たら即撤退でいいだろう。
NPCの内能力を下げる技を持たないのはヘラクロス、サーナイト、ノココッチ、ドオーの4体のみであるため、これが全員揃える前提でない限りは「スキルスワップ」などの特性変更技かそもそも「てんねん」で無視する事が必須。
ちなみに「いかく」持ちが混じる確率は約44.2%。
攻撃技はテラスタイプ含めた一致技3種と同タイプ対策の「くさむすび」がある。このため「ちょすい」水タイプで受けることは難しい。
「かちき」を考慮してか通常技は命中重視かつこれ以外に特攻を挙げる手段もなく、どうにか対処してしまえば火力を盛られる心配がなくなる。
とはいえ特性変更手段の内「なやみのタネ」は草タイプ故に氷技で弱点を突かれやすく、「いえき」の毒タイプ勢は耐久か火力に乏しく詰めにくい。
一方の「てんねん」持ちは大半が打点/回復手段に乏しいか向こうから弱点を突かれるかな為そこを誤魔化せる後述のラウドボーン以外では厳しい。
そのため頼りになるのはエスパー技の「スキルスワップ」であろう。
また素の火力不足を補うかのように、バフ解除をシールド展開時と時間半分時で2回差し込み間接的にステータスを補強してくる。
積みなおすのもそれはそれで手間な為、シールドまで削り適当に積んだりわざと倒れて時間を減らして放置する手もある。
時間経過で「てっぺき」も使う為物理アタッカーは火力を削がれがち。
やっぱり怖いのはこおり状態。運が悪ければ開幕から凍らされてペースを乱されることもしばしばで、スキスワ要員は「おんみつマント」がほぼ必須。
さらに野良では行動やテロップをろくに見ずにスキスワ合戦を繰り広げる場面も。迷惑がかからないよう、画面にしっかり集中しよう。
総じてその難易度はミュウツーに次ぐと言ってしまっていいレベル。
マルチ前提の難易度だったあちらと異なりソロでも倒せはするがNPCをよく選ぶ必要があり、安定して周回する手段は確立されていない辺りからもうかがえる。
対策
今までこおり最強レイドで活躍してきたテツノカイナやハリテヤマは、どちらも特性を変更できずソロだとNPC厳選が面倒なためマルチ推奨。
ハラバリーは特性を変更できないため、残念ながらソロでは火力が追いつき辛い。
デカヌチャンは「スキルスワップ」に加えて特攻を下げる「はいよるいちげき」や防御を下げる「いわくだき」が使えるため適正はある。
はがねタイプ故「れいとうビーム」の使用を抑制できるため「おんみつマント」以外のアイテムを持たせやすい利点もある。
特殊アタッカーの場合、特殊受けに調整した「てんねん」ラウドボーンでも行けなくはないが、「にほんばれ」による晴れを維持する前提になる為「なまける」「かいがらのすず」があってもプレイングがシビア。
ピンクの悪魔こと
ハピナスもスキスワからの「めいそう」で要塞化してからの「アシストパワー」と★6タイカイデンと同じ方法で攻略可能。ただしそれでも「かちき」が2回以上発動していると厳しい。
「かちき」さえなければ「おんみつマント」のニンフィアでもスキスワで無効化して倒せるが「めいそう」を2回以上積めないと「ラスターカノン」が安定しない為やはり上級者向け。
SVソフト単独で用意できてソロプレイでも比較的安定するのは
エルレイド。
「スキルスワップ」で「かちき」を消してから「つるぎのまい」+「ドレインパンチ」で戦える。
技の残り一枠は「てっぺき」を無視して殴ることも可能な「せいなるつるぎ」、進化前から続けて使える卵技のデバフ技「マジカルフレイム」、水・氷技へのデバフとなる「にほんばれ」あたりから選択か。
ただしHPが低めなため後半の2回行動がやや苦しい。
相手の火力UPさえなければHP振りで十分耐えられることも多いが、2回目のバフ解除のタイミングを覚えてその前に「せいなるつるぎ」で逃げ切る手もある。
ヒスイバクフーンと同様にマナフィも強い。
「くさむすび」以外の技を半減に抑え、その「くさむすび」も弱点込みで威力40と、根本的に攻め手に乏しい。
「スキルスワップ」による「かちき」無効化は勿論、その前に「かちき」を起動されても「ハートスワップ」で奪える為隙が無い。能動的に積む手段にも「ほたるび」がある。
こおり状態も攻撃技に「ねっとう」を採用することでカバー可能。あるいは割り切って「いやしのエール」に任せて「なみのり」で殴るのも選択肢。
回復が「かいがらのすず」頼りになる点にだけ気を付けたい。あまりに素早く削りすぎてHPが半分を切ったタイミングとバフ解除が重なった場合、2回攻撃を捌きながら積みなおすのは難しく回復が間に合わない。
どうせ高確率で「いかく」持ちが混入するなら逆に利用してやれということで、
カラマネロで
「あまのじゃく」を「スキルスワップ」で押し付け、「いかく」で上がった攻撃を利用して「イカサマ」連打という、まさに天邪鬼極まる戦術まで考案された。
サポートに最適なのが
ポットデス。ご存知「くだけるよろい」をスキスワで押し付けて物理アタッカーの火力をどんどん高めることが可能。本人の特防も高い上「ひかりのかべ」や「トリックルーム」でサポート可能。
おなじみブラッキーも高い耐久から「スキルスワップ」「バークアウト」で骨抜きにできる。
NPCはまひ状態に追い込めるハラバリーやノココッチ、「いのちのしずく」を使えるサーナイトが来てくれると助かる。
特性変更を前提とするならば上で要注意NPCと書いたニンフィアの「ムーンフォース」も特攻ダウンが活きる。
性格:ひかえめ 特性:ようりょくそ テラスタイプ:
じめん
技:だいちのちから
ヘドロばくだん
ギガドレイン
ドわすれ
開催期間:2024/2/28 9:00〜3/6 8:59
ポイント:先手「にほんばれ」+「せいちょう」+「はなふぶき」で火力と素早さを強化した上での物理攻撃一発、「ドわすれ」積みによる特殊耐久要塞化、弱点補完に優れた技構成
特徴
Pokémon Day2024を記念してカントー御三家を対象とした3週連続最強レイドの開催が決定。
一週目はフシギバナ。テラスタイプ被りが何度か起きていた中でじめんテラスの最強レイドは初となる。
また今回から各種スパイスをドロップするようになった。欲しい人は周回してみるのも一興である。
天候「はれ」時に素早さが倍になる「ようりょくそ」であり、早速先制で「にほんばれ」を発動。
これにより初手の素早さ種族値160相当となり、素の状態で上回れるポケモンはそうはいない。
さらには「はれ」中に2段階アップとなる「せいちょう」を使って火力を上げ、続けて物理草攻撃の「
はなふぶき」を一発。
そう、まさかの
先手で3行動してくるのだ。
技構成もなかなかに嫌らしい。
「じめん」の弱点を突けるのは「くさ」「みず」「こおり」だが、くさは毒技の「ヘドロばくだん」で、みずは草技の「ギガドレイン」で弱点を突ける上に「はれ」中は威力ダウンである。
「こおり」なら3つの攻撃技を全て等倍で受けつつ弱点を突けるとはいえ、こおりタイプはそもそも耐久に難がある者も多く、物理特殊両刀の攻撃が来るこのイベントは等倍でも苦しい場面が少なくない。
おまけに「ドわすれ」を通常技に持つため特防6段階アップが常となり、特殊アタッカーは機能不全に陥る。
特殊行動としては先制行動の他は序盤のシールド発生時にバフ&特性無効、シールド破壊時に自身のデバフ解除、体力半分時に一度だけ「にほんばれ」再発動が入るのみ、と少なめ。
先手行動による超強化+相性補完と追加効果に優れた技構成+特防超強化の一方で物理耐久も低くない、ということで難易度は高い部類。
前回のエンペルトの難しさがNPC選びが必要なことによる不安定さだったのに対し、このフシギバナの難しさはそもそもの有力ポケモンが入手にひと手間かかるものばかりであること。
比較的入手容易な一例は片バージョンのポケモン、しかもパラドックスポケモンのためグレンアルマ/ソウブレイズのようにひたすらレイドバトルを探すような方法は不可能、
両バージョン共通の攻略候補としてはDLCの後編の終盤から入手可能になる内の一匹が多少運混じりで可能か、という具合。
かつての最強レイドやイベントレイドでの配信はあったポケモンたちであるが、テラレイドバトルの項目で紹介している汎用ポケモン例はそのままでは通用しにくく、SV単独のクリアははかなり苦しい。
……のだが、他ソフトの連携を視野に入れるなら実は完封できるポケモンが存在する。
対策
「クリアスモッグ」「くろいきり」や天候技などで先手のバフを早く消したいところだが、火力も素早さも両方上がっているため物理攻撃と特殊攻撃を一発ずつ耐える覚悟が要る。
さらにはフシギバナの素の素早さ種族値は80と中速帯にあり、耐久重視で鈍足ポケモンを起用すると仮にようりょくそ効果を消しても先手を取られ続けかねない。
また「ヘドロばくだん」や「だいちのちから」は追加効果がやっかいなため「おんみつマント」を持たせたいが、その場合は回復をどうするか…と持ち物も悩ましい。
一方でバフ解除が序盤に1回、デバフ解除が中盤に1回しかないため、あらかじめ特攻を削っておけば1回倒されても復活後に耐えつつバフを積むことで超火力で巻き返せることも。
- 高めの特殊耐久
- 「はなふぶき」「ギガドレイン」「だいちのちから」を半減できる耐性
- ドレイン技「きゅうけつ」、特攻低下技「はいよるいちげき」
- 「にほんばれ」にタダ乗りできる「こだいかっせい」「あさのひざし」
- 種族値1だけとはいえ「はれ」無しならフシギバナより速い
といった具合に、相手取るうえで有利な要素を多くそろえている。
バフ解除を貰うまで「はいよるいちげき」で火力を削ぎつつテラスタルオーブをチャージし、以降は「ビルドアップ」を数回積んで「きゅうけつ」で殴っていくのが基本。
回復技しかもドレイン技を持つため、どく状態対策として迷わず「おんみつマント」を持たせられるのも好都合。
今までの最強レイド報酬だとミュウツーが有力。
「パワースワップ」で先手のバフを奪い、バフ解除後に「めいそう」で特殊攻防を強化した上で物理ダメージを与える特殊技「サイコブレイク」で押す。残り体力が少なくなれば「じこさいせい」で回復。
こちらも持ち物は「おんみつマント」で。
「ぼうだん」ブリガロンは弱点を無視できるため一見有効に思えるが、元々の特防が低く特攻デバフ技も回復技もないため、「だいちのちから」の特防ダウンが入ると半減でも苦しいため若干運が絡む。
とはいえプレイ期間やDLCの進行次第とはいえ両方のバージョンで入手可能であり、ソロプレイで手に入れられるポケモンの中では有力候補の一匹なのは間違いない。
先述した通り、実は他ソフトで入手可能な中に持ち物効果と特性効果を合わせることで完封できるポケモンがいる。
「ふうせん」を持たせた特性「そうしょく」の
ヒスイヌメルゴンである。
「ふうせん」で地面技無効、特性「そうしょく」により草技無効、はがねタイプの相性により毒技無効、と
フシギバナの攻撃技全てを無効化できる。
気を付けるポイントはバフ解除直後のスキを「まもる」でやり過ごす事のみ。
「ドわすれ」でスルーされることもあるけど
その後は「のろい」で火力を強化しつつ「アイアンヘッド」「ジャイロボール」で殴っていこう。
オヤブン個体なら最初から鋼テラスで初期レベルも高くさらに「ジャイロボール」以外を思い出せるため用意も楽。
NPCとしては前回大迷惑だった「いかく」勢が先手のはなふぶきのダメージを減らしてくれるため助かる。
特攻デバフが期待できる「ムーンフォース」のニンフィアや「いのちのしずく」サーナイトも前回同様に有効。
余談だが、今回のレイドではカロス地方にルーツを持つブリガロンや(ヒスイ)ヌメルゴンが活躍した為、来年発売されるミアレシティを舞台にしたゲームの宣伝に一応一役買ったといってよいだろう。
性格:むじゃき 特性:あめうけざら テラスタイプ:はがね
技:ハイドロポンプ
ラスターカノン
はどうだん
てっぺき
開催期間:2024/3/6 9:00〜3/13 8:59
ポイント:先手「からにこもる」+シールド展開、「てっぺき」積みによる物理耐久要塞化、後半に「からをやぶる」で攻撃・特攻・素早さを強化+「あまごい」で水技の威力強化
特徴
ポケモンデー2024を記念して初代御三家を対象とした3週連続最強レイド、2週目はカメックス。
亀の堅牢さをアピールするためか先制で「からにこもる」で防御を上げ、さらにいきなりシールドを展開。そのためマルチで一発撃破を狙うのは非常に困難。
フシギバナとは逆に「てっぺき」で防御をひたすら上げてくるため、今度は物理技でダメージを与えるのが難しい。
はがねテラスタルのためレイドバトルでお馴染みの「アシッドボム」「クリアスモッグ」が効かないのもいやらしい。
さらにHP75%で「からをやぶる」を使用し攻撃・特攻・素早さを強化。さらにHP50%で「あまごい」を使用し「ハイドロポンプ」の威力を増してくる。
幸い特性の「あめうけざら」はレイドの仕様上さほど脅威にならないのが救いか。
対策
おすすめは最強エンペルトでも活躍したエルレイド。
特性「きれあじ」の個体で「せいなるつるぎ」を使えば相手の防御上昇を無視してダメージを与えられる。
「ドレインパンチ」はダメージが通りにくいため、持ち物は「かいがらのすず」にして回復を行おう。
上記のエンペルト用に育てた個体がいるなら、技構成や特性を少し変えるだけで用意できるためお手軽。
「きあいだめ」+「ピントレンズ」による確定急所で「てっぺき」をブチ抜けるテツノカイナも有力。
「はらだいこ」ではなく「つるぎのまい」にすることで積みを安定させられる。こちらの技は「ドレインパンチ」。
汎用個体を流用できる点でも強い。
他には炎テラスタルの
シャワーズも候補に上がる。
特性「ちょすい」で弱点の水技を無効化しつつ、「にほんばれ」+「ウェザーボール」で弱点を突いていける。晴れにすることで実質相手の弱体化に繋がるのも嬉しい。
同じ戦法なら
ボルケニオンも候補なのだが、いかんせん入手方法が限られているのがやや辛いか。
性格:わんぱく 特性:リーフガード テラスタイプ:
エスパー
技:タネばくだん
しねんのずつき
ボディプレス
のろい
開催期間:2024/4/5~4/8 4/12~4/15
ポイント:壁貼りで安全を確保してからの「のろい」による要塞化+「ボディプレス」を使った準両刀編成
特徴
カントー御三家のテラレイドを終え、先行登場していたバクフーン以来となるジョウト御三家の出番がやってきた。
今回対峙するメガニウムは花も恥じらうわんぱくメス個体。とんでもなくかわいい!なお、今回もスパイスをドロップするのでご安心を。
内容を見た時、多くの人は?マークがついたことだろう。
エスパー攻撃技の「しねんのずつき」は第九世代で新たに習得できるようになったもの。元々のくさタイプが弱点とするどくタイプに弱点を突けるようになったのは強化点の一つである。
しかしくさタイプもエスパータイプも共通して虫技を弱点とするためテラスチェンジの戦略としては一般的に非推奨であり、メガニウムにミスマッチしている感が否めなかったからだ。
隠れ特性も
不遇特性の代表例として知られる「リーフガード」であり、仮に状態異常にできないとしてもそこまで苦労するものではない…と楽観視するプレイヤーも多かった。
しかし、いざ始まってみるとその行動パターンは
通常行動に含まれる「のろい」で攻撃と防御を最大まで上げて殴るというもの。メガニウムだからと舐めてかかったプレイヤーは次々と蹂躙される運びとなった(★5
ダイオウドウを思い出すとよい)。
「ちょうはつ」を定期的に入れようにも序盤で分厚いシールドを張るためにプレイヤーがバリアを破壊する前に効果が切れやすく、物理要塞化の阻止は難しい。
一応、攻防同時に上げる積み技はどちらかが最大になれば使わなくなるというのがミュウツー戦で示されており、これに倣って「攻撃を下げ、物理攻撃は諦めて特殊技で攻めればいい」……と思いきや、そうすると今度はぼうぎょステータスで威力を参照する攻撃技「ボディプレス」が飛んでくる。
エスパーが苦手とするあくタイプの対策になるかくとう技であり、弱点補完としても真っ当な選択。
ぼうぎょ6段階UP+性格補正の「ボディプレス」は無策で受けると等倍どころか半減でも苦しく、攻撃を下げきっても防御6段階UPのメガニウムにペシャンコにされるケースが後を絶たない。
特殊行動を見ても、初手に先制して「リフレクター」と「ひかりのかべ」を張って時間を稼いで来る。
晴れ状態にはしてこないためリーフガードは結局不使用に等しいが、シールド展開による1回とデバフ解除の2回の計3回状態異常が解除されるため、非常に苦労する。
デバフ解除時には「のろい」で下がった素早さも戻してくるため、素早さ調整を怠ると「しねんのずつき」でひるまされるハメになる。
終盤には「じならし」で素早さを確保しようとするが、この頃には2回行動での「のろい」で相手ものろくなっているケースが多いので戦局にはあまり作用しない。
NPCの素早さデバフでもひるみを回避できることもあり、「おんみつマント」の出番は後述のマグカルゴなど一部のポケモンに限られるだろう。
小細工を労せず超火力でガンガン押してくるという単純ながらそれだけに対応が難しい戦術によって、物理系ではかのヒスイダイケンキを超えて最高難易度に躍り出たといってよい。
いつも最弱御三家の汚名を着せられていたメガニウムだが、特殊なイベントボスの形とはいえ文字通りの最強化し大暴れを見せられる感動の機会になったといえる。
特に野良レイドは、その圧倒的な強さを知らずメガニウムだからと舐めてかかったプレイヤーが乱入→瞬殺されることで時間ゲージが一瞬で溶ける。
このギャップと合わせた相対的難易度は高練度のミュウが多かった野良ミュウツーより厳しいと言われることも。
幸い素のステータスはミュウツーと比較しても控えめな上、「のろい」のデメリットとして自ら素早さを下げてくるのもあって、火力はともかく☆6の積技持ち(カイリュー、サーナイト、アーマーガア)と異なり運ゲーの心配は少ない。
確かに凶悪ではあるが、常日頃から彼らをソロで下しているような猛者ならいくらでも付け入る隙は見いだせるという塩梅。というかこいつらの方が大半の☆7最強レイドよりよっぽど強いし……
対策
基本的に「ボディプレス」を透かせるゴーストタイプ以外のポケモンはお休み推奨。特に弱点をつけるからとあくタイプを出すと秒殺されるハメになる。
また、防御がマックスのため、原則特殊系で攻め上ることになる。無論、攻撃力上昇を無効化ないしは防げないポケモンも今回は門前払いとなる。
手っ取り早いのは特性「てんねん」で積みをシカトする事。
という訳で物理耐久に優れる隠れ特性
ラウドボーンが有力。
「かいがらのすず」「なまける」で回復は問題なく、バフ解除のスキも「まもる」でカバーできる。
「フレアソング」+「にほんばれ」で超火力をひたすら押し付けることが出来るほのおテラスと「フレアソング」で特攻を盛りつつ「シャドーボール」で一致弱点を突けるゴーストテラス、どちらで運用するかはお好みで。
ほぼ確実に勝てるが、デバフ解除による「のろい」のSダウン打ち消しと「じならし」によるこちらのSダウンが重なって素早さ関係が逆転された場合、「しねんのずつき」の怯み連発によって落とされる可能性がある点には注意。万全を期すなら「こわいかお」を扱えるアーマーガアかオノノクスがNPCに欲しい。
また積み速度が遅い分撃破にも時間がかかる為周回には不向き。野良レイドも味方のサポートができないため他のサポーターがこないと厳しい。
原種
ジュナイパー、ヒスイ
ゾロアークも強力。
「フェザーダンス」や「うらみつらみ」で攻撃力を落としつつ、「のろい」をしのぎ切った後、「わるだくみ」を積んでタイプ一致ゴースト技で攻撃していく。
しかし、シールドを割る前にデバフ解除が来ることが多く、その間に何らかの拍子で「のろい」を積まれるとやや苦しい。
特殊攻撃力はそこそこ高く、メガニウムの体力が多いので効果抜群のゴースト技と「かいがらのすず」で何とかなったりはする。
安定感こそ劣るが積み速度はラウドボーンを上回る為、遂行速度は上。
ジュナイパーと同複合の
ヤバソチャも有効。両者の違いはデバフが「ちからをすいとる」になることと、「こうごうせい」の代わりに「てっぺき」で耐久を上げられること。
またヤバソチャ系統はキタカミで野生出現するため他3種と比べて入手が容易なのも長所。
いつもはエスパーテラスを鴨にできるコノヨザルは攻撃デバフを覚えないので安定しない。
しかし、「ちょうはつ」で序盤の能力上昇を抑えている間にテラスタルオーブのチャージを溜めてゴーストテラスになってエスパー弱点をすかし、「ビルドアップ」で火力と防御力を確保しつつ、「きあいだめ」からの「ふんどのこぶし」を使うことによって上記二体よりも素早く決着がつくことも。
とはいえ急所率は1/2な為、肝心な時に失敗してやられることも。そして今回だけはやられた時点で即敗北が決まるといってよい。
悠長に回復する時間は限られるため、持ち物はやはり「かいがらのすず」がよいだろう。
サポーターはシャンデラ族やマグカルゴが最適。
シャンデラ系は「しっとのほのお」や「れんごく」「クリアスモッグ」によって火力を削ぎつつ、味方のラウドボーンを「じこあんじ」することでこちらの特攻UPを引き継ぎ、やけど+「たたりめ」によりアタッカーにもなれる。
難点はシャンデラは同速なのでくろいてっきゅうやこうこうのしっぽなどがないとのろいを先に1回でも積まれているとしっとのほのおが不発。ランプラー以下は遅い上に奇石が持てるが解散されやすく、火力で劣る。
マグカルゴは「しっとのほのお」「クリアスモッグ」「リフレクター」でガチガチに防御を固めるタイプ。非常に遅いのでしっとのほのおを決めやすく、じこさいせいもあるため倒れにくい。
ほのおテラスを切ればボディプレスで弱点もつかれなくなる。
余裕があればじならし対策になり、しっとのほのおのエフェクトが短いひこうテラスやむしテラスが強力。ただし火力が皆無。
どちらも共通してほのおのからだがある上、非接触の「タネばくだん」を誘発しないため、いざ殴られたときもやけどを狙える。
シャンデラは霊テラスを切るとタネばくだんで殴られる可能性がある。すりぬけもあるが相手の壁は序盤ですぐに切れ張り直さないためほとんど意味がない。
やけど+クリアスモッグの使い手はコータスやグレンアルマもいるが、コータスは壁が張れずグレンアルマはシールド中のやけど技が1回きりのなげつけると安定しないふんえんに限られる。
カラマネロも「あまのじゃく」を「スキルスワップ」することによって「のろい」を防ぎつつ、「いばる」で攻撃デバフを行えるが、言ってしまえばそれだけでシールド中は手を持て余し勝ち。
さらに味方の「シャドーボール」や「うらみつらみ」を敵のバフに変えてしまうため、ジュナイパーやゾロアークとの相性は悪く、ラウドボーンも「もうか」の場合はまずい。そもそも「もうか」でマルチに来るなって話だがもうか個体がうじゃうじゃいるのが野良レイドである
また、「しっとのほのお」でやけど付加を狙うサポーターとも相性が悪い。マグカルゴやシャンデラならほのおのからだも狙えるが。
「つぼをつく」を採用する、「わるだくみ」+「あくのはどう」で自分で殴るなどしてシールドを貼られた後の立ち回りを考えた上での選出が望ましい。
もっとも悪テラスを切った瞬間にボディプレスで圧殺されることも多々あるが。
わずかでも隙を与えると「のろい」で要塞化したメガニウムに踏みつぶされることもあるため、カラマネロ以外のポケモンの積み阻止の技は「クリアスモッグ」一択になりがち。「フェザーダンス」「うらみつらみ」等で攻撃を落としきる戦法を取っているプレイヤーとの相性は悪いが、のろいを無駄撃ちさせられるようになるので全く噛み合わないと言う訳でもない。
と言うより、野良レイドではカラマネロかクリアスモッグがないと未対策の味方がワンパンされまくり勝負にすらならないことが多々。
味方NPCはお馴染みいかくデバフ組や攻撃デバフ組の他にフワライドがいると「おにび」による序盤の火力低下や「シャドーボール」による特防デバフが狙えて安定する(自分たちに「おにび」をしなければの話だが…)。
なお
コライドンを出してしまうとリーフガードが発動しやけどにならなくなったメガニウムが暴走するため非推奨。
同様にラウドボーンのサポートをしようと晴れにしてしまうと、特性を変えない限り味方がやけどを付与できなくなる。
性格:ひかえめ 特性:うるおいボイス テラスタイプ:フェアリー
技:ムーンフォース
うたかたのアリア
うたう
サイコキネシス
開催期間:2024/5/10 9:00〜5/13 8:59 2024/5/17 9:00〜5/20 8:59
ポイント:通常行動で「うたう」の多用、こちらのバフ解除と同時に「アンコール」
特徴
ジュナイパー以来となるアローラ御三家。
女性的な外見のためかマフォクシーなどと同様メス固定。容姿だけでなく、戦う姿も非常に美しいため、多くのプレイヤーは見ているだけで眼福にあずかったことだろう。
注意すべきは「うたう」と「アンコール」。
「うたう」は特性でみずタイプになっているが、当然ながら当たれば眠ってしまい大幅な時間ロスになる。しかも通常行動に組み込まれてるので何度でも使用してくる。
「アンコール」は時間経過でこちらのバフ解除と同時に一度使用してくる。
フェアリーの弱点を突ける技が全体的に火力がやや物足りないのもあって積み技を使わざるを得ない場面が多いため、うっかり積み技を使った直後に食らおうものならやはり時間ロスとなる。
幸い「アンコール」は一度だけかつ対象はNPC含めてランダムに1体のみなので、運が良ければ食らわないこともある。
一方特殊行動込みでも「ドわすれ」「めいそう」と言った積技は使わず、「サイコノイズ」も未使用。
つまり自前で火力を向上させる手段がない為、タイプ一致且つテラス一致の「ムーンフォース」を誘発しないポケモンで挑むだけでもだいぶ楽になる。いやがらせまでひかえめにしてどうする!
対策
例によってNPCは一部の特性による変化技無効を認識しない為、「うたう」を誘発しつつ無効化できるポケモンならハメることが可能。
また特性「うるおいボイス」によって水タイプとなっている為特性「ちょすい」といった方法での対策も増えている。
ただしNPCにケンイチ(オリーヴァ)が来た場合「しんぴのまもり」によってハメを解除されてしまうため撤退推奨。
ソロ適性が高いのはドオー。
「ちょすい」で「うたう」「うたかたのアリア」を無効化し、「のろい」で積みつつ「どくづき」で弱点を突くことができる。
自前の回復技として「じこさいせい」も覚えるので、持ち物をある程度自由にできるのも強み。
「サイコキネシス」で弱点を突かれるが、ヒスイバクフーンの時と同様無駄行動となる「うたう」を高頻度で使うため「ドわすれ」が無くとも割とどうにかなる。そもそもタイプ不一致かつドオーの特防は高いので、撃たれてもあまり問題はない。
より安定させたいならはがねテラスタルをして「ヘビーボンバー」で攻める。
ドオーの体重はアシレーヌのギリギリ5倍以上なので最大威力が出る。
「ムーンフォース」「サイコキネシス」が半減となる為ほぼ確実に「うたう」しか撃ってこず非常に安定する。特性解除後の「アンコール」や「うたう」を喰らった後の反撃も眠りが覚めれば再び「うたう」に切り替えられることを考えるとかいがらのすずを持たせるメリットは少なく、メトロノームで火力を上げて殴りこむ方が効率よく周回できる。多くのアシレーヌがこれを機にエクレアアレルギーとなってしまった。
レイド適性が高いポケモンの流用で相手取るならはがねテラスサーフゴーが有力。
ポイントは初手で「てっていこうせん」を連打してわざと瀕死になる事。
そうすることで復帰までの待機時間の間にバフ解除、テラスタルオーブチャージ奪取が挟まってそれらをやり過ごせると同時にNPCが使ったがっちりぼうぎょの効果が永続となる。
復帰直後のアンコールは「おうごんのからだ」で無効化。
その後は「わるだくみ」を限界まで積んだ後「ラスターカノン」で攻めていけばいい。
「かいがらのすず」だけで回復は事足りるが、技枠に余裕がある為「じこさいせい」の採用も一考。
性質上マルチ攻略には全く向かないのが欠点。もし登用するなら「てっていこうせん」は絶対に採用しないように。
野良マルチの適正が高いのはオニシズクモやトリトドン。
どちらも「はいよるいちげき」により相手の特攻を下げられ、「ちょすい」や「よびみず」を持つ。
さらにオニシズクモは「なかまづくり」により味方に「ちょすい」を配れる。サーフゴーも強化解除直後なら強引に「ちょすい」にしてしまえる。
トリトドンは攻撃手段が鋼テラバーストなこと以外はほぼドオーと同じ。
野良マルチの一番の難点は味方にドオーやサーフゴーがいるのに「ちょうはつ」「じごくづき」「しんぴのまもり」「エレキフィールド」などを使って「うたう」を封じてしまいサポートどころか味方の足を引っ張るプレイヤーが少なくないため、特攻ダウンもしくはどろかけなどがないと安定しなくなっている。
性格:のんき 特性:しめりけ テラスタイプ:どく
技:じしん
ハイドロポンプ
ヘドロウェーブ
アクアブレイク
開催期間:2024/5/31 9:00〜6/3 8:59 2024/6/7 9:00〜6/10 8:59
ポイント:物理・特殊両刀攻撃、開幕&HP40%で「だくりゅう」、残り時間60%で「あくび」
特徴
アシレーヌに続いて今回もみず御三家。ヒスイ御三家の同期ではないのかよ…。
イーブイ以来に通常攻撃で物理・特殊両方の技を持っており、どちから一方の対策しかしていないともう片方の攻撃で大きくダメージを食らってしまう。
「だくりゅう」による命中率低下や「ヘドロウェーブ」によるどく状態など追加効果がいやらしい技も多く、「おんみつマント」を持たせておきたいところ。
また残り時間が60%以下になると「あくび」を使う。
アシレーヌとは異なり「ちょすい」で無効化することもできないため、食らってしまった場合は応援で解除することも視野に入れよう。
幸いバフ技はないため火力はそこまで高くなく、こちらのバフ・デバフをしっかり行っていれば楽になる。
特性の「しめりけ」もテラレイドバトルでは実質無意味なためこちらも脅威にはならない。
また「じしん」を使ってくるためNPCにケンイチ(オリーヴァ)がいる場合は威力を下げてもらえる。ただしこちらが「じしん」で攻めたい場合は撤退推奨。
対策
エスパー弱点、バフ解除はシールド展開時の1回のみ、「はたきおとす」を持っていない、ということもあり、ゲッコウガ同様「アシストパワー」で一気に攻める戦法が推奨される。
また、おんみつマントを持たせれば、要注意とした追加効果も意味をなさなくなるため、回復に気をつければ非常に安定する。
ソロ適性が高いのは
ヤドランや
ヤドキング。
「てっぺき」「めいそう」「わるだくみ」「ドわすれ」などで積みつつ、回復技として「なまける」も習得できるため、「おんみつマント」を持たせる余裕もある。
ただしガラル種はどく複合により「じしん」で弱点を突かれるため非推奨。
ゲッコウガを葬り去ったシャワーズだと特性の影響で「だくりゅう」に泣かされることはないが、上記2体より物理耐久に難がある点には注意。
アシストパワーを使わない場合はヌオーも候補。
「ちょすい」でみず技を無効化しつつ、「のろい」をで積んでから「じしん」で攻める。回復技として「じこさいせい」も覚えられるが、上記の通り味方のオリーヴァには注意。
「だいちのちから」で攻める場合はオリーヴァがいても有効だが、ヌオーの特攻種族値は低くダメージを稼ぎにくい点には注意。
マルチにおけるサポーターは威嚇デバフに「バークアウト」「コーチング」で防御力を上げつつ、「アシッドボム」を使うことで「アシストパワー」の火力に貢献する
ズルズキンの他に、「アクアブレイク」「ハイドロポンプ」以外の技が全体攻撃であることを逆手に取り、特性ちょすいを付与して敵の水技を封じ込めつつ、「ワイドガード」を使うオニシズグモがまたしても適任である。
性格:ゆうかん 特性:
すてみ テラスタイプ:
でんき
技:フレアドライブ
ドレインパンチ
ワイルドボルト
もろはのずつき
開催期間:2024/6/14 9:00〜6/7 8:59 6/21 9:00〜6/14 8:59
ポイント:特性を生かした高火力・HP40%で「ビルドアップ」2回・追加効果による遅延行為
特徴
原種ダイケンキ以来となるイッシュ御三家。
何気に最強テラレイドでは初となるでんきテラスタル。
反動を受ける技の威力を1.2倍にする特性「すてみ」から繰り出される反動技の数々が脅威。
HPが大幅に増加するテラレイドバトルの仕様上反動ダメージはないに等しく、純粋に強化されたこれらの技をガンガン放ってくる。
さらに終盤は「ビルドアップ」を2回積んでくることで威力をさらに上げてくる。
防御力が上がって物理攻撃で攻める場合も厄介なので、可能であればバリア破壊直後に「ちょうはつ」を撃っておきたい。
何気に面倒なのが、すてみ補正対象外の「ドレインパンチ」も含めて攻撃時に毎回何らかの追加効果が入るので制限時間を削られること。
フレアドライブの場合には反動ダメージに加えて「やけど」が発生してさらに時間を取られる場合も。
一方で攻撃技は物理のみで「ねっとう」「くさむすび」といった特殊技は採用されていないため、単純に物理耐久高めのじめんタイプは選出しやすい。
またこちらのバフ解除は序盤に1回のみのため、バフを積む余裕自体は十分ある。
対策
弱点を突けるのはじめんタイプであり、またドラゴンタイプであれば攻撃技の大半を半減に抑えることが可能。
なお「じしん」で攻める場合は例によってNPCのケンイチ(オリーヴァ)には注意したい。そしてオリーヴァを無視できる「10万ばりき」は命中率に難があるので素直にオリーヴァ厳選した方がストレスは少ない。
物理アタッカーを使う場合はフレアドライブのやけど対策も考えておこう。
ソロ攻略で有力なのは
ガブリアス。
「ワイドブレイカー」で攻撃デバフを掛けつつ、「つるぎのまい」で積んでから「じしん」で攻める。
マルチでも「ドラゴンエール」で味方を援護しつつ「あまごい」でほのお技を弱体化させることが可能。何なら貴重なドラゴン複合を残すためにステラテラスで攻める型も。
しかし、特性は「すながくれ」がよい。「さめはだ」がダメなわけではないが、ダメージが僅かな上に特性発動の繰り返しで貴重な時間をさらに溶かすことになってしまう。
他には
ドサイドンも候補。
エンブオーのかくとう技は「ドレインパンチ」のみなので、特性「ハードロック」なら十分耐えることができる。
こちらは「てっぺき」で防御を上げることができ、上記の「ワイドブレイカー」「あまごい」も習得できる。
上記二体はいずれもマルチで流用しやすい。
物理耐久に優れる汎用攻略ポケモンのテツノカイナを調整してもいける。
敵エンブオーがゆうかんの素早さダウン性格なので、種族値15遅いテツノカイナでも素早さアップ性格(ミント)+努力値4振りだけで実数値1ギリギリ先制できるのがミソ。
バフ解除後に「てっぺき」で防御を上げてから「ドレインパンチ」で戦おう。
難点としては相手の防御を下げる策を持たないため後半の「ビルドアップ」後の火力が落ちること。
「きあいだめ」などで急所を狙って貫通するか、火力アップアイテムや「いけいけドンドン」で押していきたい。
原種
ガチグマは「あまえる」と味方NPCの「がっちりぼうぎょ」を使って生き残りやすくしてから「はらだいこ」と「ドレインパンチ」「じしん」+かいがらのすずで回復と火力を両立しつつ、攻めていけば意外に早く決着がつく。
効果抜群の「ドレインパンチ」は上記の技とサポートによって受けきることができ、テラス後の「フレアドライブ」はやけどによるこんじょう発動のシナジーとなるため、他のポケモンと違ってやけどに怯える必要もない。エンブオーより遅いがテツノカイナと素早さが同値なので同じ調整で先制できる。
ただしマルチだと味方の「がっちりぼうぎょ」や攻撃デバフに期待できず、「はらだいこ」して殴り殺される地雷と化しやすいのがネックであるため、ソロの範疇を超えない。
性格:せっかち 特性:かるわざ テラスタイプ:ドラゴン
技:リーフブレード
ワイドブレイカー
りゅうのまい
かみなりパンチ
開催期間:2024/6/28 9:00〜7/1 8:59 7/5 9:00〜7/8 8:59
ポイント:通常行動の「りゅうのまい」による火力UP・「ワイドブレイカー」による防御面の補強
特徴
真夏のジャングルより遂に密林の王者ジュカインが襲来した。今回のタイプはメガジュカインを彷彿とさせるドラゴンテラス。
攻撃パターンとしては、初手で「リーフストーム」をランダム1体に撃ち込んだ後「りゅうのまい」を積みながら物理攻撃で滅多切りにしていくというもの。通常行動に積技を持つ最強レイドはミュウツー、メガニウムに続き3体目。
放っておくとあっという間に火力と速度が極まってしまい叩きのめされることは想像に難くない。
カイリューと違い元のスピードがかるわざ抜きでも速いため、先制で「ちょうはつ」を使用できるポケモンは限られており、「ちょうはつ」を使用した時には手遅れになっていたという事態が後を絶たない。また有志の検証で「どっちもマックスになるまでバフを積み続ける」ことが判明しており、「素早さ上昇を諦めて、攻撃を下げる」戦法が使いづらいのも困りもの。
攻撃技も厄介なものが揃う。
初手の「リーフストーム」は言わずもがな、急所を貫通する「リーフブレード」・性格の影響で脆くなっている防御面を補う「ワイドブレイカー」・両方の技に耐性がある隠れ特性の
マリルリや
アーマーガアの安易な選出を咎める「かみなりパンチ」・相性補完に優れる「じしん」と技構成に隙が無い。
これを「りゅうのまい」で最大強化された攻撃力で使用してくるのだから恐ろしいことこの上ない上、急所に当たりやすい「リーフブレード」によって防御を上げても貫通されて逆転負けを喫するリスクが常に付きまとう。
生き残れたとしても「かみなりパンチ」によってマヒ状態になったり、物理攻撃が困難になるなど、致命傷を負うことは避けられない。
また、テラスタルオーブのチャージ回収にアシレーヌやミュウツー並みに分厚い体力50%に及ぶシールド展開、残り時間中盤でのデバフ解除と特殊行動面でも非常に動き回る。
総じて、「速くて、硬くて、強く、そしてかっこいい」ジュカインを体現するバラエティに富んだレイドとなっている。ジュカインファンは大歓喜したことだろう。
対策
ここ最近の流行なのか、序盤でバフ解除を行った後はこちらのバフを解除しないため、バフ解除を待ってバフを積んでいく戦法がベスト。幸い、こおりタイプやフェアリータイプに対する有効打を持っていないため、どちらかのタイプのポケモンで攻めるのがよい。無論、「りゅうのまい」に対する対抗策に乏しいポケモンは門前払いとなる。
尚デバフだが、シールドを破壊しきれていないうちに解除されやすいことや、「りゅうのまい」によって上がった火力との両立が厳しいため、今回に関しては非推奨となる。
肝心の積み対策だが、メガニウムと同様「てんねん」で無視してしまうのが一番シンプル。
その中でも最有力はフェアリータイプの
ピクシー。「ドレインキッス」「つきのひかり」による持久戦に高火力の「ムーンフォース」、積み技の「めいそう」と隙が無い。バフ解除の際の隙は「まもる」で回避するのがベストだろう。
物理防御がやや低いので努力値を振る必要はあるが、時間を駆ければほぼ勝てる。
持ち物はバフ解除に対抗するとくせいガードでも、火力を補強するたつじんのおび・メトロノーム、回避率を上げるひかりのこなでも何でもよい。
ちなみに威力を1.2倍にするアイテムはテラス後のドレインキッスに対して効果がない。
バフ解除とシールド展開の一瞬のスキを突いて「じこあんじ」を仕掛けてフェアリー「テラバースト」で物理攻撃を仕掛ける型まで考案されたほど。回復手段が限られてくることや、序盤の「ワイドブレイカー」に弱いため優先度は劣るが、同じてんねん持ちでもフェアリーテラスをして「テラバースト」や「みわくのボイス」で勝つことも出来なくはない。
あるいは急所を防ぐ「シェルアーマー」持ちのポケモンの物理耐久を引き上げて「ボディプレス」で攻撃していくのもいい。
この場合「てっぺき」を扱える
タイレーツかコータスが有力。
タイレーツの場合テラスタイプの変更が必要なく、通常特性なので用意するのが簡単であることが利点。
コータスは火力こそタイレーツに劣るが物理耐久は圧倒しており、さらに「クリアスモッグ」によるバフ解除や「れんごく」「しっとのほのお」による火傷付与もできる。マルチでも強力。もちろんテラスタイプはかくとうテラスにしておくこと。ただし隠れ特性なのに★6でシェルアーマーが出ない妙な入手難易度の高さが難点。
特殊技がランダム一体に一度だけという点を逆手に取り、「のろい」「ゆきげしき」で攻撃・防御バフを積みながら「ゆきなだれ」で反撃する戦法がお手軽かつ強力な
クレベースもよい。しかし、こちらも「ワイドブレイカー」の扱いには注意。いっそ、回復はアイスボディと「じこさいせい」に任せ、おんみつマントを持たせる手もある。一度撃沈してもソロではリセットも態勢の立て直しも可能だが、マルチでは初手の「リーフストーム」が被弾することで回りも沈没騒動に巻き込むので非推奨。
いずれのポケモンでも運用する前に特性を確認しておくこと。
サポーターはメガニウム戦でも大活躍したカラマネロや「クリアスモッグ」を撒きつつ、火傷を付与できるシャンデラ族、マグカルゴが適任。
幸い
メガジュカインと違い、「でんじは」「ほうでん」を防ぐ手段はなく、また、火傷にも弱いため、味方NPCにはハラバリーやウィンディが適任。
一方、シールドを破壊した後のデバフ解除がないため、ドオーやドヒドイデが中盤にどくを付与して火傷戦術を妨害したり、オリーヴァがグラスフィールドを貼ってジュカインの「リーフブレード」を手助けするため、エンブオーの時同様、扱いには苦労する。
性格:いじっぱり 特性:てんねん テラスタイプ:みず
技:ウェーブタックル
いっちょうあがり
ゆきなだれ
じしん
開催期間:2024/7/26〜8/9
ポイント:高い物理耐久・てんねんによるバフの事実上の無効化
特徴
4大サマーイベントの第2週にて登場。一般ポケモンが選ばれるのはピカチュウ、イーブイに続き3体目となる。
2024年が辰年という事に合わせた選出だろうか。
何といっても「てんねん」が厄介。
こちらの能力変化を無に帰してしまうため積技による火力増強が主体のポケモンは大いに苦労することになる。
加えて言わずと知れた物理耐久の高さもあって物理アタッカーで攻めるのは悪手。それらのポケモンは得てしてデバフに乏しいのもあって殆ど適正はない。
素直に特殊アタッカーを採用した方がいい。
技の方も高威力の「じしん」、低い素早さを逆手に取った「ゆきなだれ」が厄介だが、とりわけ元タイプ、テラスタイプ一致で放たれる「ウェーブタックル」は、その高い攻撃力もあって相当な火力。
特殊行動の「のろい」や後半の二回行動も合わさると手が付けられなくなる。
水技を誘発しないタイプで挑むか、こうげきを低下させる手段が欲しい。扱えるなら「にほんばれ」も有効。
なおヘイラッシャの隠れ特性は「みずのベール」だが、今回の個体が持つ「てんねん」は通常特性である。
レイドにおいては「てんねん」の方が厄介な為、これは意図的なチョイスとみるべきだろう。
対策
基本的に
のどちらかを実行出来る特殊アタッカーで挑むのが吉。その上で弱点を突けるタイプが望ましい。
電気弱点という事なら定番たるハラバリーの出番。
特防低下の「アシッドボム」、攻撃低下の「ひやみず」、吸収技の「パラボラチャージ」、極めつけに低い特殊耐久を突ける特殊アタッカーと、対ヘイラッシャにおいてハマりにハマった性能を誇る。
「ひやみず」を1、2回、「アシッドボム」を2、3回入れた状態を維持しつつ「パラボラチャージ」で殴っていこう。
一見「じしん」で弱点を突かれるため不利に見えるが、そもそも「ウェーブタックル」の方が威力が上になるため逆に気にする必要がない。
多少安定性が落ちるが「あまのじゃく」ジャローダでも似たような立ち回りで撃破が可能。
「いえき」で「てんねん」を打ち消した後、「ワイドブレイカー」と「リーフストーム」を絡めて「ギガドレイン」で殴っていく。
確実に後手を取られる都合「ゆきなだれ」が少々痛いが、2発程度なら「ワイドブレイカー」込みのHC振りで耐え切れる。
「かいがらのすず」なら「リーフストーム」だけで回復を間に合わせることも可能だが、さすがにPPが足りない為「ギガドレイン」は必須。命中の不安定さをカバーするために「こうかくレンズ」が欲しいのもあって優先順位は低いか。
ハラバリーと比べ「ウェーブタックル」を誘発しない都合一致テラスの演出を見なくて済むという地味な利点もある。
NPCに来て欲しいのはやはり「いかく」持ち。
特にやけども狙えるウィンディはかなりの当たり枠。
性格:ゆうかん 特性:せいしんりょく テラスタイプ:ノーマル
技:りゅうのまい
しんそく
スケイルショット
じしん
開催期間:2024/8/23~9/2
ポイント:「りゅうのまい」+「しんそく」・鉄壁ボディプレ勢メタの雨下必中技・あまのじゃくメタの「スケイルショット」・いかくデバフ封殺
特徴
サマーイベント最後のボスとして対戦界で悪名高いノーマルテラスカイリューが抜擢された。特性がないに等しい★6でも厄介だったが、ここではそれを上回る厄介さをもっている。
「りゅうのまい」でバフを積んで「しんそく」を使う流れは同じだが、残る技は
「じしん」と
「スケイルショット」に変更されており、じめん技の広範囲への打点に加え、★6カイリューや最強
ジュカインを苦しめたじこあんじ型てんねん
ピクシーやスキルスワップ型あまのじゃくカラマネロ対策のスケイルショットが厄介。
通常行動はいずれも物理一辺倒だが、特殊行動では今回最有力かに思われた鉄壁ボディプレ勢対策の「ぼうふう」と
エアームド及びてんねん持ち
ヘイラッシャ対策の「かみなり」を「あまごい」で必中にして特殊攻撃を仕掛け、上記だけでなく通常行動を全てブロックできる風船持ちゴースト・フェアリー複合(つまり
ハバタクカミ・
ミミッキュ)まで牽制してくる 。
そしてドラゴンタイプ最強の技「りゅうせいぐん」まで完備してやっとの思いで体力をぶち壊そうと頑張るトレーナーの心もぶち壊してくる。
しかも特性はよりにもよってせいしんりょく。
これはいかくを無効化する特性でかのヒスイジュナイパー同様にいかくデバッファーのサポートが得られないので攻撃力の高い状態が基本的に維持された状態が続いてしまう。
総じて先人の良いところを無駄なく集め、彼らの反省点を可能な限り改善した第9世代の対戦界の覇者にふさわしいレイドに仕上がっている。
対策
- 「スケイルショット」で自らに防御デバフをかける
- 特性テイルアーマー(先制技を無効化)を認識せずに先制技の「しんそく」を無駄うちする
- 天候を晴れにされても再度あまごいを使わない
- バフ解除が序盤の一回だけ
- デバフ技を使用しない
といった弱点があるほか、
「ぼうふう」や「かみなり」は単体にそれぞれ一回なので自分が対象でなければ鉄壁ボディプレ勢やゴースト・フェアリー複合はしぶとく立ち回ることができる。
防御が高く、鉄壁ボディプレを使えるポケモンなら有力候補に入るものの、最も急所にあたる可能性もあり、
攻撃力マックスで等倍かつ急所の「しんそく」を喰らうと即死するので安定性を求めるならシェルアーマー持ちドダイトスや
コータスを優先するとよい。
- かいがらのすずに頼らない回復技を持ち、「どろかけ」で攻撃そのものの被弾回数を減らせるドダイトス
- 「クリアスモッグ」や「しっとのほのお」でサポートも完備しているコータス
「じしん」ばかり撃たれた時は諦めてください…。
どっちを取るかはお好みで。
テイルアーマー
リキキリンはソロ・マルチ両方で強力。
「じこあんじ」「わるだくみ」でバフを積み、「アシストパワー」で仕留めることができる。
より手軽にいくならあくテラスにして「メトロノーム」を持たせ「イカサマ」連打。
「りゅうのまい」で上がった攻撃と「スケイルショット」で下がった防御をとことん逆利用できるハマリの良さが利点。
更に性質上努力値振りも必要なく、技を覚えさせレベルアップとテラスタイプ変更のみで用意が完結するという恐るべき手軽さを誇る。
半面、「じしん」「スケイルショット」に弱すぎるため、「みがわり」の使用はマスト。
そして「ぼうふう」「かみなり」「りゅうせいぐん」の存在は意識しておきたい。
後半の二回行動も考えるとシールドを破壊した後は速攻で仕留めたいところ。
ゴースト・フェアリー複合は初手の「ぼうふう」をしのぎ切れば次の「かみなり」は「にほんばれ」や「みがわり」で対策するのが強い。しかし、当たらない保証はないし、「みがわり」を使用すると先々の技エフェクトに時間を取られることになる。
それをしのぎ切った後はバフを積んで攻撃するが、テラスタイプは元のタイプを維持できるステラがマスト。
一方、ステラによってタイプ一致の「テラバースト」は火力がどんどん下がるデメリットが出る反面、それ以外の技はタイプ不一致になるため、定期的にバフを積む・抜群のダメージは諦め、「めいそう」をマックスまで積んで「アシストパワー」で火力を追いつかせるなど工夫は必要。ソロ限定!
性格:ゆうかん 特性:いかく テラスタイプ:あく
技:ビルドアップ
フレアドライブ
アイアンヘッド
DDラリアット
開催期間:2024/9/6~9/9 2024/9/13~9/16
ポイント:「ビルドアップ」でのバフ・「DDラリアット」による突破性能
特徴
サマーイベントが終わり、登場していない御三家も少なくなってきた。今回選ばれたのは世界大会でも選出されていたリングの猛火ガオガエン。これにより、アローラ御三家とステラを除く全テラスタイプがすべて登場した。
もはや最強レイドでも珍しいものでなくなった通常行動に積み技を持つタイプで、例によって無対策では攻防6段階アップした化け物に蹂躙されるハメになる。
しかもこれまでと違い「DDラリアット」を持っているためにほかで有用だった防御系のバフでダメージを軽減する戦法が対策されている。あく技を半減できたとしても攻撃力マックスで喰らうと深手を負うし、あく技なのでてんねん勢の筆頭だったラウドボーンも弱点をつかれて瞬殺である。
そもそも素の攻撃種族値が115もあり、ほぼ無反動で乱射してくる「フレアドライブ」は攻撃が上がってなくとも痛すぎる。追加効果のやけども地味に厄介。
フェアリー対策に「アイアンヘッド」を覚えているのだが、等倍フレドラより威力が低いのでめったに使わない。
開幕いかくデバフと「バークアウト」でこちらの火力も削いでくるため、猛攻に耐えながら取り返していく必要が生じている。加えて、「ちょうはつ」を打つことでバフを積む戦法を妨害するのも困りもの。
特に野良はあくタイプに釣られ頼んでもいないコライドンが乱入、晴れやいやなおとなどあらゆる利敵行為をしまくった挙句敗退するケースが多発。
コライドン抜きにしてもその恐ろしい難易度は凶悪な難易度だった野良のメガニウムをも上回るとも言われ対戦のみならずレイドですら最強格の実力を見せつけた。
一方で、バフ解除がジュナイパー族なみに早く、その後使用しないため、バフ戦法は非常に有効な他、物理一辺倒なため、こちらの努力値ぶりは楽な部類。
また、メガニウムと違い下げるステータスは攻撃だけでよい。むしろ「いやなおと」を使うと「ビルドアップ」の頻度が上がり大変なことになる。
余談だが、レイドボスとしての「DDラリアット」は黒いリングを投げ飛ばすという少々奇妙なものになっている。
またガオガエンレイドは時間表示にバグがあり、表示残り5%程度でレイドが終了する。
対策
物理防御の低いポケモンは言わずもがな、防御バフを積みつつ、攻撃をうかがう戦法をとるポケモンはお留守番推奨。序盤のデバフ戦術を逆利用したまけんき・かちきバフで襲い掛かろうものなら「DDラリアット」でKOされてしまう。
一方、ある程度防御バフを積むと通常行動が「DDラリアット」に絞られるため、高い防御を持つポケモンやてんねん持ちをあく耐性の高いテラスタイプに変更することで技のダメージを観察しつつ、追加効果をやり過ごすことができる。
特性てんねん持ちは非常に優秀。特性解除が中盤に来たこれまでと違って特性解除ターンを凌ぐための「まもる」が必要ないため、技スペースにゆとりがある。
かくとうテラスヘイラッシャで「のろい」+「ボディプレス」戦法を仕掛けるのもよし、かくとうテラスピクシーで「じこあんじ」+「ドレインパンチ」戦法を仕掛けるもよし。
ただ、しばらくするとバフを積み切ったガオガエンが本格的に攻勢を強めていくのでできる限り早くテラルタルしたい。
てんねん持ち以外では「てっぺき」持ちテツノカイナも強力。
「てっぺき」で高速防御バフを使用でき、懸念点の攻撃力も「きあいだめ」+ピントレンズで補うことができ、火力も体力減少に付け込まれやすい「はらだいこ」以外に「つるぎのまい」で上げることができるため、あついしぼうハリテヤマよりも今回は適性が高い。しかし、攻撃デバフに乏しいため、いかく持ちデバッファーがいないと「DDラリアット」がやや苦しい。
この場合特にお勧めなのはウインディ。「いかく」に加えてほのお技でバリアの上からでもやけどを付与できるため、相手の火力を削いでくれる。
ソロ限定かつ初手で挑発が来ないという運が絡んでくるがカラマネロも攻略においては非常に優秀、「スキルスワップ」で互いの特性を入れ替え「ビルドアップ」をデバフに転じさせることで火力と守りの両面から盤面を安定して進める事が出来る。
特性を入れ替えた後は補助技を撒くなりして今後に備えつつ一度瀕死に。そうすることで特性があまのじゃくに戻るので後は「ばかぢから」の連打で攻防共にバフを盛りつつ(相手が勝手にデバフを積み重ねてくれるのも含めて)格闘テラスタルでの「テラバースト」で決着を見込める。
一度場から退くという都合上時間減少のペナルティは受けてしまうのでソロでこそやれる戦い方である、NPCはオノノクス、オリーヴァ、サーナイト辺りがいるとより万全。
野良のサポーター枠としても本来はスキスワカラマネロが優秀…なのだが、野良なので例によって利敵になることも多くガラルサンダーやコライドンの大暴れによって究極完全態ガオガエンが爆誕することもままあるため味方をよく見極める必要がある。
「いやなおと」は最悪ひっくり返せるがガラルサンダーの「らいめいげり」はバリアすら貫通して要塞化する。
そんなカラマネロと相性がいいのがマホイップ。あまのじゃく押し付け後は「デコレーション」、スキスワしない、もしくはきゅうばんやすりぬけ始めたガオガエンには「あまえる」が使える。デバフ解除が1回しかないのでかえんだまを「なげつける」のも有用。
ある意味最強の敵であるコライドン対策であまごい+かえんだまなげつける+リサイクルのアローラベトベトンやカビゴンなども考案されている。アロベトは「クリアスモッグ」、カビゴンは「ひやみず」も強い。
ソロでも強力だったハリテヤマもひやみずがあるため野良ではカイナより有利に立ち回りやすい。
ジュカインと違い防御を上げ切るとビルドアップの頻度が下がるタイプなので、後述のコータスよりアタッカーに回りやすい。
ちなみに「クリアスモッグ」+「しっとのほのお」を使えるてっプレ使いのコータスなどは強そうなのだが、メガニウムやジュカインより積みの頻度が低いので嫉妬のやけどを外しやすく、
ひやみずと違いクリスモは連打していないといけないので、アタッカーに回るスキはあまりない。
性格:ひかえめ 特性:あまのじゃく テラスタイプ:
くさ
技:
リーフストーム
りゅうのはどう
アイアンテール
いえき
開催期間:2024/9/20~9/23 2024/9/27~9/30
ポイント:「あまのじゃく」と「リーフストーム」を組み合わせた特攻バフ・「いえき」による特性打消し
特徴
流れ的に次はシンオウ御三家ではないか…というユーザーの予想を覆し、ジャローダが参戦。
これによりイッシュ御三家がすべて出揃うことになり、御三家くさタイプもリーチとなった。
行動パターンは対戦でもおなじみの「あまのじゃく」で「リーフストーム」のとくこうデバフをバフに変え、圧倒的火力からの特殊技で蹂躙する戦法。
レイドで有用な「アシッドボム」による特防低下が通じないのも非常に厄介。
開幕特殊行動の「あまいかおり」でこちらの回避を下げ、リーフストームとアイアンテールの命中不安を補ってくる。
「いえき」によるこちらの特性打ち消しも馬鹿に出来ず、安易な「てんねん」や「そうしょく」持ちの起用が難しくなった。
後半は1度だけ「へびにらみ」を使い、味方1体をランダムでまひ状態にしてくる。
一方で攻撃範囲はかなり狭く、くさタイプの弱点を付ける5タイプのうち、「アイアンテール」抜群のこおりタイプ以外はすべての攻撃を等倍以下に抑えられる。
長年にわたり技範囲の狭さに悩まされ続けているジャローダであるが、今回ばかりはこの性質がユーザーにとって有益に働いたと言えるだろう。
対策
何はなくとも「あまのじゃく」をどうにかするのが最優先。
また物理技のアイアンテールを持つため、NPCは先制であまのじゃくを逆利用される「いかく」持ち以外を厳選するのが望ましい。はがね半減でも不意の急所で押し切られる場合がある。
防御ダウンの発動率は30%とあまり高くないとはいえ、
効くときはとことん効くのがポケモンバトルというものであり、油断は禁物と言えよう。
なお持ち物の効果を学習してこないため、「いえき」に関しては「とくせいガード」を持たせることで無駄行動を誘発できる。
目には目を、歯には歯を、「あまのじゃく」には「あまのじゃく」を、という事でお勧めはラランテス。
ただしここでは従来通りのタイプ一致テラスによる「リーフストーム」+「ギガドレイン」戦法ではなくむしテラスを切って「ばかぢから」+「きゅうけつ」で攻めていく。
初手「なやみのタネ」のち「ばかぢから」を3回使って積みつつテラスタルオーブのチャージを済ませ、以降はテラスを切って「きゅうけつ」を打つというのが基本的な流れ。
そしてバフ解除を貰ったら再度「ばかぢから」で積み「きゅうけつ」連打……というパターンで問題なく勝てる。
「アイアンテール」及び特殊行動の「あまいかおり」「ワイドブレイカー」を逆利用できる事もあって相性は上々。「かふんだんご」のおかげでマルチ適性も高い。
持ち物は「とくせいガード」。また「ばかぢから」「きゅうけつ」のPPは最大まで伸ばしておいた方がストレスが少なく済む。
最強レイドの報酬からならマフォクシーに適正あり。
「スキルスワップ」で「あまのじゃく」を奪い、「オーバーヒート」で火力を上げながら攻撃できる。
「いえき」を使われたら積みを「わるだくみ」に変え、特攻を上げきったら「かえんほうしゃ」などで攻める。
元の特性が2種類とも相手には無意味なので、入れ替えても何のデメリットもないのも嬉しい。
持ち物は「かいがらのすず」が良いだろう。何度も言うが、「オーバーヒート」と「わるだくみ」を両立させることを忘れずに。
「スキルスワップ」と「アシッドボム」を両立できるモルフォンやガラルヤドキングなどもオススメ。
ただし、前者は特性によっては利敵行為になる(特にアシッドボムが入らなくなる「りんぷん」や耐性をぶち抜く「いろめがね」)ため、隠れ特性の「ミラクルスキン」が必須。
なお、マルチでは「あまのじゃく」が消えていない状態で「アシッドボム」を放ち、かえって相手を強化してしまうケースが散見される。
使う前に相手の状態を見て特性を確認するのを忘れずに。
不一致テラス確定になるが「いえき」+「アシッドボム」を両立できるシビルドンでも可。「かえんほうしゃ」を覚えるので、炎テラスにしておくと相手の攻撃を特攻ダウンの「りゅうのはどう」に絞れる。
他にソロでのみ有用なのは「てんねん」持ちのラウドボーン。
「リーフストーム」を半減でき、「フレアソング」で火力を上げ、「なまける」による回復で戦える。こちらも持ち物は「とくせいガード」。
一方、これまでのようなかいがらのすず+「フレアソング」戦法が使えないため、周回速度は遅く、他の候補と比べ、周回には不向きな面は否めない。
野良に至っては遅い上に
わざわざとくせいガードを持たせて味方の特性変更を拒絶した挙句Cダウンしていないリフストで大ダメージを食らう
という特性変更持ちがいたらデメリットしかない地雷と化している。そのくせなぜかこのカスタムを使う野良トレーナーはやたらと多く、むしろラウドボーンが周囲の足を引っ張りまくる被害が多発してしまっている。
ここまでに紹介したポケモンの多くは持ち物が縛られているという欠点があったが、ヒスイダイケンキ戦で鬼神の働きを見せたウツボットは持ち物の面で融通が利くという個性がある。
むしテラスにして「つるぎのまい」+「きゅうけつ」でドレイン戦法を取ることができるためクリアチャームを持たせることができ、更にジャローダが使うデバフ戦法全てをシャットアウトすることができると安定感は抜群。
特性に依存していないため、敵が「いえき」を使うターンがボーナスタイムとなる点も強い。
ちなみに「とびかかる」も覚えるため、「アイアンテール」による防御デバフ戦法対策を「とびかかる」による攻撃デバフに任せてメトロノームやかいがらのすず、マフォクシーを助ける「にほんばれ」に有用なあついいわを持たせることも可能。特性変更技も所持している関係上、そこまで技スペースがあるかは怪しいが…
ヒスイダイケンキの時と言い、このハエトリソウ、なんでこんなにイッシュ御三家とその関係者の生き血を吸いまくるんだ…。
まあ「かいがらのすず」を回復手段とし「いえき」+「アシッドボム」のタイプ一致毒技で攻める形でも攻略可能。
なお、開催前は「あまのじゃく打ち消しは多くのユーザーが考えることであり、公式も何らかの対策を取ってくるのでは?」と懸念されていた。
実際に最強のカイリューと言う前例があるし、最強レイドも終盤戦となれば一筋縄ではいかないと考えるのはごく自然だろう。
だがいざ始まってみるとそういった対策はとられておらず、「あまのじゃく」がない状態でもリーフストームを連打してどんどん火力を落としていくため、最強レイドとしては比較的攻略しやすい部類であり、肩透かしを食らったユーザーもいた模様。
性格:やんちゃ 特性:てつのこぶし テラスタイプ:
いわ
技:フレアドライブ
はどうだん
テラバースト
くさむすび
開催期間:2024/10/4~10/7 2024/10/11~10/14
ポイント:・時間orHP減少による段階的な自己強化・変幻自在な「テラバースト」を絡めた両刀攻撃
特徴
残された御三家3タイプから一抜けしたのは、かつて役割破壊の申し子とも謳われたゴウカザル。
その名の通り攻撃にしろ補助にしろ尋常ではない技範囲の広さにより、今まで以上に型が読めないと開催前からユーザーは警戒していた。
しかしてその実態は元タイプ一致の「フレアドライブ」「はどうだん」を軸にテラス一致の「テラバースト」、相性補完の「くさむすび」を組み合わせた特殊寄りの両刀スタイル。
加えて特殊行動に「わるだくみ」「つるぎのまい」「きあいだめ」があり後半になる程火力が増していく。
パンチ技が実装されなかったので特性は実質なし。
テラバーストが実装されたのは他の高威力いわ技が命中不安なため避けられたものと思われる。何気にテラバーストを覚えているのは初回の最強レイドであるリザードン以来となる。
なお、テラバーストはこうげき・とくこうの高い方を基準に分類が決まるため、攻撃系のデバフをかける場合はパーティとの相性を考えること。
すばやさバフは実装されなかったが元来のすばやさが高めなので、戦略次第では先手を取るためにある程度すばやさに努力値を振る必要がある。
終盤のきあいだめも地味に厄介で、防御系のバフに頼り過ぎていると火力アップからの急所で一気に落とされる可能性がある。
とはいえ、耐久自体は低めなのでシールドさえ割ってしまえば倒されてテラスタルが解除されても立て直しは可能。
対策
有力候補は原種ヌメルゴン。
「アシッドボム」でとくぼうを下げ、みずテラスからの「なみのり」で攻める。
高いとくぼうのおかげではどうだんやテラバーストを安心して受けられるし、「あまごい」でみず技を強化しつつフレアドライブを弱体化させ、「とける」で物理耐久を補ったり「いのちのしずく」で回復もできる。
特性はくさむすびを無効化できる「そうしょく」一択。持ち物は「いのちのしずく」を入れるなら「とくせいガード」、入れないなら「かいがらのすず」が良い。
なお、素の状態だと相手のテラバーストが物理技になるため、「いかく」持ちNPCを入れるなどの攻撃バフ手段を用意して対策すると良い。
ほか、「ひやみず」「ワイドブレイカー」「ドラゴンエール」「はいよるいちげき」などを駆使したサポーターとしても優秀。
この場合の特性は「あまごい」と「ねむる」を組み合わせられる「うるおいボディ」を推奨。
ヒスイ種ははどうだん弱点・フレアドライブ等倍なので今回は非推奨。
同じ600族のジャラランガも優秀。
「てっぺき」を最大まで積んで「ボディプレス」で戦える。持ち物は「かいがらのすず」一択。
特性「ぼうだん」ではどうだんを無効化でき、それ以外の技も半減以下に抑えられるため防御面も問題ない。
「フレアドライブ」によるやけど状態が少々痛いが、これに関しては仕方がないと割り切っておうえんで治すと良いだろう。
なお、かくとうテラス後はフレアドライブとくさむすびが等倍になる点には注意。
いっそのこと、おんみつマントを持たせたうえで、「つるぎのまい」「はらだいこ」+「ドレインパンチ」を使ったドレイン戦法で攻めていく手もある。
どっちの型にせよ、「ちょうはつ」を覚えておくと初手の「わるだくみ」を阻止出来て安定する。
おなじみテツノカイナも「つるぎのまい」「ドレインパンチ」に加え、「きあいだめ」「てっぺき」「エレキフィールド」による自己強化で戦えるが、とくぼうの低さに加えて重量級のためくさむすびのダメージが痛すぎるのが懸念点。
とくぼうに極振りするのは当然として、可能であればマルチでとくこうデバフをかけられる相手と組みたい。
通信しない限りバイオレット限定なのも難点だが、スカーレット版でも「あついしぼう」&「ビルドアップ」ハリテヤマで代用可能。
ソロ限定ではあるがガオガエンレイドで出番のあったカラマネロも優秀、やる事はガオガエンレイドと全く同じ流れとなるがゴウカザル側が「はどうだん」メインとなってくるので特防に振っておくのを推奨。
一度特性を入れ替えたらあとは「きあいだめ」以外で勝手に自分に攻撃周りのデバフをかけてくれるのでリングフィットアドベンチャー式に吹っ飛ばしてやろう。
戦略的に相性の良い「あめふらし」持ちを起用したがるユーザーもいるが、カイオーガ・ニョロトノはくさむすびで、ペリッパーはテラバーストでそれぞれ弱点を突かれるので非推奨。唯一カイオーガに関しては意思疎通可能なマルチであればワンパン前提で使われるケースもあるが…
なお、マルチだと結構な確率でコライドンに出くわすが、実際のところあまりお勧めは出来ない。
確かにジャラランガ同様タイプ相性は悪くなく、「つるぎのまい」「ドレインパンチ」で戦えるので一見有力候補に思えるが、とくぼうがそこまで高くないので「わるだくみ」からの「はどうだん」が重く、晴れで「フレアドライブ」を強化してしまうため、マルチだと他のプレイヤーの迷惑になる上に自身もかくとうテラスするとほのお等倍になるので馬鹿にできないダメージを受ける。
「あまごい」を使ってもらえればフレアドライブの強化は避けられるが、「ひひいろのこどう」によるこちらの強化も無くなるのでわざわざ起用する旨味がない。
どうしても使いたいならソロ推奨。
性格:いじっぱり 特性:ちからずく テラスタイプ:あく
技:アクアブレイク
かみくだく
サイコファング
れいとうパンチ
開催期間:2024/11/1~11/4 2024/11/8~11/11
ポイント:「ちからずく」での火力強化・「サイコファング」による壁破壊
特徴
御三家レイドもいよいよ大詰め、みず御三家&ジョウト御三家のトリを飾るのは、第二世代における旅パエースとして名高かったオーダイル。
戦術としては特性「ちからずく」で技の追加効果をなくす代わりに火力を上げて攻めるスタイル。
元タイプ一致の「アクアブレイク」、テラス一致の「かみくだく」が特に強烈。「れいとうパンチ」も不一致ではあるが相性補完として優秀。
かくとう対策&壁破壊の「サイコファング」も持っているため、「リフレクター」などによるダメージ軽減が通じないのも厄介。
特殊行動として開幕「つるぎのまい」、中盤に「じしん」「りゅうのまい」を各1回ずつ使用。
幸い積み技が通常行動に含まれず、攻撃が物理技一辺倒なので攻撃デバフが非常に有効。
NPCにはぜひ「いかく」持ちを採用したい。特に、シールド展開前なら「フェザーダンス」でさらに攻撃を下げてくれるムクホーク、シールドの上からでもやけどを付与できるウインディがオススメ。
いかく持ちは3種ともオーダイルの攻撃で弱点を突かれるので、倒されてからのいかく再発動が起こりやすいのも嬉しい。
対策
とにかく相手の火力が高いので、防御種族値の高いポケモンで「てっぺき」等を積んでダメージを軽減すると同時に「ボディプレス」の威力を上げ、かくとうテラスして攻める戦法が主流。
かくとうはサイコファングで弱点を突かれるものの、不一致且つちからずく対象外なので防御にしっかりと努力値を振って防御バフを積めば十分耐えられる。
おすすめはタイレーツ。
タイプ二重一致による「てっぺき」ボディプレスに加え、「とびかかる」でオーダイルの攻撃を下げられる。
「カブトアーマー」で不意の急所による事故を防げるし、原則テラスタイプを変える必要がないのも魅力。
持ち物は「かいがらのすず」。
一般ポケ最高峰の防御力を持つクレベースも優秀。
こちらもかくとうテラスからのてっぺきボディプレスと「ひやみず」による攻撃ダウンを併せ持つ。
回復手段として「じこさいせい」を覚えるが、攻撃の手を緩めたくないならこちらも「かいがらのすず」を持たせると良いだろう。
テツノカイナもてっぺきで防御を固め、定番の「つるぎのまい」「ドレインパンチ」戦法で戦える。
上記のポケモン達と違って「ピントレンズ」「きあいだめ」による確定急所、「メトロノーム」による「ドレインパンチ」の威力増加など、持ち物に融通が利くのが強み。
「サイコファング」に加えて「じしん」でも弱点を突かれるが不一致であり大して痛くなく、早めにかくとうテラス出来ればこの問題は解消される。
「はらだいこ」はHPが減った隙を突かれて倒されやすいので今回は非推奨。
なお、昨今の最強レイドで人気の「てんねん」持ち、特に最強ジュカインで活躍したピクシーや最強レイドの報酬でもあるヘイラッシャによる勝利報告も上がっているが、本レイドにおける優先度はあまり高くない。
オーダイルは最強ジュカインなどと違って積み技が特殊行動であり、通常のデバフで十分事足りるので「てんねん」の恩恵を受けにくい…どころか、デバフによる相手の攻撃ダウンも無効化してしまうためデメリットにもなりうる。
また、ピクシーは「めいそう」、ヘイラッシャは「のろい」と積み技に即効性がないのでクリアに時間がかかるのも難点。
戦えないわけではないが、従来の最強レイドに比べると旨味が薄いので素直に上記のおすすめ組を使った方が良いだろう。
マルチで変化技主体のサポーターとして加わる場合、オーダイルのテラスタイプがあくなので「いたずらごころ」持ちは避けた方が良い。
味方へのバフや「にほんばれ」等なら問題ないが、オーダイル対象のデバフ技等は必ず失敗するのでターンを無駄にすることになる。
いたずらごころ持ち以外であっても、当然ながらリフレクターやオーロラベールは採用しないように。
よって特性の適用技を全て半減し、壁貼りが無くとも「あまえる」「ひやみず」「いのちのしずく」で徹底したサポートのできるアシレーヌが脚光を浴びた。
性格:ゆうかん 特性:シェルアーマー テラスタイプ:
じめん
技:じしん
ウッドハンマー
だいちのちから
うちおとす
開催期間:2024/11/15〜11/18 11/22〜11/25
ポイント:「からをやぶる」×2、「うちおとす」・両刀編成を活かした地面打点のごり押し
特徴
既存御三家の大トリを務めることになったのは先年、進化前のナエトルの名前が化石の愛称となったニュースで話題を集めた、たいりくポケモンドダイトス。
テラスタイプは最強ゴウカザルのテラスタイプ「いわ」に刺さり、最強エンペルトのテラスタイプ「こおり」に弱いじめんテラス。
大方の予想通り、「からをやぶる」をフル活用した戦法が凶悪。
一度目の使用の時は直後にデバフ解除をして防御ダウンをケアし、シールドを貼った後の二回目では先にデバフ解除をして直前に受けたデバフをみんな消去してから確実にパワーアップしてくるため、甘えが一切ないが、からをやぶったデバフが残るのはご愛嬌。加えて、威力が倍となるじめん技を二つも所持しており、じめん技を強烈にゴリ押してくる。
「じしん」「だいちのちから」と両刀編成であるため、安易ないかくデバッファーでの対策も成立しない。
しかもひこうタイプや特性ふゆうで対策されるのがわかっているのか「うちおとす」で無理やりじめん技が通るように調整されるのが鬱陶しく、浮いているはがねタイプを代表するアーマーガアやシンオウ地方時代にナエトル使用者を絶望させたドータクン系統でも安心できない。
この「からをやぶる」×2とテラスタイプ一致の「じしん」「だいちのちから」・グラスフィールドへのカウンターともなる「ウッドハンマー」は半減でも苦しく、攻撃・特攻両方のバフにどう対処するかが問われる既存御三家クライマックスのレイドにふさわしいやりごたえといえよう。
対策
通常行動に変化技が入っていないとはいえ、バフに対処する方法のないポケモンは基本NG。また、片方のバフを調整できないポケモンも今回はお休み推奨である。
半面、じめん技とくさ技のごり押しになっている面は否めず、くさタイプはドダイトスの火力を実質的に今一つに抑えることができる。加えて「クリアスモッグ」「くろいきり」を使うことにより、一発で火力を帳消しにできるポケモンは非常に強い。ただ、素早さにもブーストがかかっているため、一発は高火力を耐え抜く耐久力も求められる。
一応、オリーヴァやジャローダなどくさタイプのレイド要員での圧倒的な火力からの攻略も可能であるが、攻撃・特殊両方のバフを同時に打ち消す方法に乏しかったり、特性で敵のくさ技を強化したりすることもある点には注意したい。
「うちおとす」は特性どしょくを無効化する効果を所持していないので
ミミズズがトップクラスに強い。
「だいちのちから」が無効化されるのでドダイトスの攻撃を物理一辺倒に絞れる上に、「どろかけ」でデバフをかけながらテラスタルオーブをチャージし、「てっぺき」+「ボディプレス」のテンプレ構成で倒すことができる。
例の如く、特性解除のターンは「まもる」を使えば問題なし。ただ、ドダイトスの火力を放置する前提なので、ミミズズ以外の味方のサポートにはやや不向きか。それでもDLCが不要なのでお手軽。
ジュナイパーは「くろいきり」で火力を消してからそこそこ高い特攻から
「わるだくみ」+「ギガドレイン」で攻めていくことができる。
「おいかぜ」を覚えさせておくと、二度目の「からをやぶる」にも上から「くろいきり」で対策できるのでより安定する。
一方で★6ニョロボンからもわかるように
「くろいきり」の影響は味方にも及び、味方からすればバフ解除を2・3回されるようなものなのでマルチではやや動きづらい。それでも持ち物の選択肢が「だいちのちから」対策のおんみつマントや技の被弾回数を減らす「ひかりのこな」、火力を上げるメトロノームと広い点はメリット。
防御は低いが、火力が若干高い原種・火力は若干低いが防御が高いヒスイ種どちらでもOK。
クリアスモッグ持ちでは
アラブルタケも候補に。
モロバレルと違って素早さはこちらが高いために普段は先制して攻撃可能で、加えて、どくタイプを持っていないためにじめん技も4段階火力が上がっていなければ余裕で耐えられる。
一方、火力を上げる技「せいちょう」が「わるだくみ」よりも上昇効率が悪いので「にほんばれ」によるサポートは必須。また、二度目の「からをやぶる」に対し、上から「クリアスモッグ」を使用しづらい点が難点。
ちなみに「うちおとす」を使った戦法だが、何故か特性がふゆうのみのポケモンに対しては「うちおとす」を使った後にじめん技を特殊行動や二回行動以外で使用してこないという落とし穴がある。
これを利用した最有力ポケモンはしんかのきせき持ちゴースト。努力値をしっかり振ればからをやぶった後のドダイトスの素早さを上回るスピードから先制「クリアスモッグ」で火力を打ち消しつつ、「わるだくみ」「アシッドボム」「ギガドレイン」で味方の火力も上げつつ、攻撃していくことが可能。テラスタイプは勿論くさ。
ただ、上記の仕様があるとはいえ、味方を安心させるためにもテラスタルは可能な限り早く使用することが望ましい。
ドダイトスのからをやぶった後のスピードも上回る素早さにするよう努力値を振りつつ、耐久力と攻撃力を鍛えねばならない点を除けばトップクラスに適性が高いのでおすすめである。これにより、特性がふゆうのままだったら活躍できた可能性の高い進化系のゲンガーがゴーストの夢枕に立って「あくむ」だの「うらみ」だの使って呪詛するようになってしまった。
ソロでのNPCにはいかく要員は是非とも入れておきたい。また、ニンフィアでの「ムーンフォース」を使ったデバフもあると心強い。一方、NPCの技構成ではまひにならないのでウィンディやフワライドの火傷デバフがある意味貴重である。とはいえ、素早さを操作できるポケモンも悪くない。
性格:いじっぱり 特性:へんげんじざい テラスタイプ:
くさ
技:
トリックフラワー
つじぎり
アクロバット
じゃれつく
開催期間:2025/2/28〜3/7
ポイント:「トリックフラワー」による必中&確定急所、つめとぎやグラスフィールドによる火力補強
特徴
最強ドダイトスが終了してからしばらく音沙汰が無かった最強レイド界隈だったが、2025年のポケモンデーを記念してまさかのパルデア御三家たちが最強レイドに参戦。これにて全御三家が最強レイドに参戦となり、世代を跨がずに現地御三家のオシャボが解禁されることになった。
外見やアニメの影響かこれまたメス個体。
戦法は大方の予想通り高火力のトリックフラワーと、その火力をさらに引き上げるつめとぎを開幕から積んでくる。
中盤にはグラスフィールドを使用して再度トリックフラワーの火力アップを狙う。
しかしその他の技構成は自身の弱点タイプを突けるのはむしタイプのみで、つめとぎも開幕の1回きりであり、特性もないに等しい為トリックフラワー以外の火力は控えめ。
ちなみに負けて退場する際の仕草はまさにメソメソ泣く悲劇のヒロイン。アメ取られたくらいで悲劇のヒロイン面すんなや!
対策
とにかくくさ技に耐性を持ち、サブ技で弱点を突かれない防御が高いポケモンが有力。
デバフ解除を時間経過では使わず、バフ解除も序盤の一度のみのため開幕から攻撃を下げきってから積み技を使うと安定する。特におすすめなのはにほんばれでさらに火力を引き上げられるほのおタイプ。
有力候補の一角は
ウインディ。いかくでつめとぎの攻撃上昇を相殺しつつのろいやとおぼえを積み威力100のヒートスタンプで攻める。あさのひざしも覚えるため回復にも困らない。「でんせつポケモン」の面目躍如である。
体重の関係でギリギリ最大威力にならないのはご愛嬌
コータスも隠れ特性のシェルアーマーで急所を防ぎ、いつもの「てっぺき」「ボディプレス」で戦え、安定性が高い。
ただし「てっぺき」ガン積みかつ「いけいけドンドン」ありでもかなりダメージがしょっぱく処理速度は遅い。
PPもそのままだと途中でなくなる可能性が高いため限界まで伸ばすように。
一応、てっぺき後にからをやぶるを使えば特殊型でもいける。
手っ取り早くいくなら定番組
ソウブレイズ。
メトロノームを持たせ、初手「クリアスモッグ」(いかくNPCが来たら省略出来る)から「むねんのつるぎ」を連打するだけ。
「つじぎり」急所でテラスを切る前だとあっさり落ちるが、2回までなら瀕死になってもなお問題なく勝てる驚異的な処理速度が利点。
テラスを切った後に一度「つるぎのまい」を使えるとよりスムーズ。
無論そのままマルチに持ち込むのは厳禁。
一般ポケ最高峰の防御力を持つクレベースも優秀。
こちらもこおりテラスからの実質威力120の「ゆきなだれ」と「ひやみず」による攻撃ダウンを併せ持つ。
回復手段として「じこさいせい」を覚えるが、攻撃の手を緩めたくないならこちらも「かいがらのすず」を持たせると良いだろう。
サポートはやっぱりウガツホムラが最適任。かえんのまりとワイドブレイカーで火力を落とすことができる。りゅうのまいやヒートスタンプと組み合わせれば火力も出せる。
ホウオウもせいなるほのおで運も絡むがやけどを狙える。めいそう型ならアタッカーにもなれる。
ウガツホムラやホウオウの用意が難しいなら
ドデカバシもあり。くちばしキャノンでやけどを狙える。ただしグラスフィールド下では半減でもトリックフラワーが最大威力になるため思うようにいかないことも。
こちらもつるぎのまいを覚えるのでアタッカーもいける。
性格:うっかりや 特性:
てんねん テラスタイプ:
ほのお
技:
フレアソング
シャドーボール
じだんだ
ハイパーボイス
ポイント:高い物理耐久・てんねんによるバフの事実上の無効化、フレアソングによる特攻上昇、ニトロチャージによる素早さの補助
特徴
パルデア御三家の2体目として登場。
大方の予想通り、「てんねん」によってバフを無効化しつつ自身は「フレアソング」により積みながら攻撃を仕掛けてくる。一言で言おう、以前のヘイラッシャは癒しである。
特にNPCのオリーヴァやマニューラが来た場合、タイプ相性的にほぼ確実に「フレアソング」を誘発する地雷と化す。
こちらも「てんねん」をぶつけようにも、「てんねん」持ちには特性を打ち消す手段を持つ種族がおらず、火力的にジリ貧になるのは免れない。加えて「てんねん」を奪い取っても弱体解除と共に「ハイパーボース」でてんねんの取得で安心しきっているプレイヤーを牽制してくる。まさにソングならぬ騒音である。
一方で、「シャドーボール」による特防低下も無視されるため特性を消さない場合はおんみつマントは不要となる。
開幕「チャームボイス」&「ニトロチャージ」、 後半に挟まれる2回目の「ニトロチャージ」、 バフ解除後すぐの「ハイパーボイス」、 「じだんだ」による両刀、「
かたやぶり」持ちのほとんどに有利なタイプと事前に考えられていた対策に対し綿密に対抗策を打って来ており隙が非常に少ない。
「かちき」さえ奪えばあとは火力を盛られないエンペルトと違い、たとえ抑制できても後半の二回行動でチャラにされることも考慮するとその強さは全最強レイドでも屈指と言えるだろう。
一方思考ルーチンが妙に甘い……というより不可解な部分があり、特攻が4段階まで上がった時点で「フレアソング」を使う頻度が激減するほか、ゴースト弱点のタイプにも「シャドーボール」より「じだんだ」を優先するなどラウドボーン独自の挙動が多い。
特にソロで攻略する分にはここが突け込む隙となる。
対策
ヘイラッシャ同様、特性を無効化するか能力低下メインで戦うポケモンが有効。
性格がうっかりやな事も合わせて物理より特殊で攻めた方がいい。
もちろん「フレアソング」を誘発しないタイプであることが前提。
「てんねん」を考慮してかシールドは比較的薄くデバフ解除はHPが半分になる時の1回のみであるため、レイドでは珍しく「きんぞくおん」や「うそなき」がかなり有用である。
ちなみに「どろかけ」でそもそも技が当たらないようにするという考えもあるものの、「じだんだ」のダメージ倍率が上がることも加味すると微妙。
また天候を雨にするとAIの技選択の思考上「フレアソング」の使用頻度を大きく減らすことができる。
バフ解除+「ハイパーボイス」によって「スキルスワップ」で奪った「てんねん」をブチ抜かれるという難点は、「それでもなお耐えきれるポケモン」で挑むパワープレイで解消できる。
そんなわけで有力候補は「ハピで止まります」でお馴染みハピナス。
「スキルスワップ」でてんねんを奪い「アシストパワー」を3回使ってから「タマゴうみ」と行動すれば、概ねHP最大の状態でバフ解除後の「ハイパーボイス」を受けることが出来、テラスタルオーブのチャージも完了する。
その後は「めいそう」を積んでエスパータイプにテラスタルし「アシストパワー」連打。
前述の特徴の為エスパーテラスを切っても「じたんだ」ばかり使ってくる。なので努力値は防御に振る事。
「いのちのしずく」や「ひかりのかべ」を備えたサポート型としても優秀。
回復技が「つきのひかり」になったこと以外はブラッキーもほぼ同じ手段でいける。
無論バフ解除後に積み始めること。バフ解除ターンに倒されないようそれまではみだりに行動せずに、高いHPを保持して攻撃に備えよう。
また「つきのひかり」は「あまごい」との相性が悪いため「あまごい」を使いそうな仲間がいる時はあまりおすすめできない。
「あまごい」「じごくづき」「アシッドボム」と今回のラウドボーン対策の3点セットを覚えられる
ドククラゲも優秀。
序盤は「じごくづき」と「アシッドボム」を使い下げ切ったら「あまごい」を使って「フレアソング」を抑制しなみのりで攻める。
みずタイプで「スキルスワップ」を覚えることができ、サブ技で弱点を突かれず、特攻・特防を上げられる技を覚えるゴルダック・マナフィでもいける。
開幕は「ドわすれ」や「めいそう」で特防を引き上げ、「スキルスワップ」で「てんねん」を奪いバフ解除まで待機し、バフ解除後はすぐさま積み直して解除時の攻撃に備え、その後「なみのり」で攻める。
特にマナフィは「ハートスワップ」で積みを奪って一気に能力を引き上げる芸当もできる。
「ぼうおん」で「フレアソング」「ハイパーボイス」を、「ぼうだん」で「シャドーボール」をそれぞれ無効化できるジャラランガでもいい。
前者はノーマルテラスでの「きんぞくおん」+「ばくおんぱ」で殴っていく。
低い特殊耐久を突けるが「きんぞくおん」の命中不安定さと「かいがらのすず」頼りになる点が厄介。
後者は「じごくづき」を交えつつかくとうテラスを切って「いやなおと」+「ドレインパンチ」で攻める。
立ち回りがややこしめだが高種族値と技の優秀さを活かして戦える利点がある。持ち物は「こうかくレンズ」が安牌。
サポーターとしては原種のヌメルゴンが強力。ハラバリーと違って雨が降っていなくても「フレアソング」を誘発せず、「なみだめ」「はいよるいちげき」「アシッドボム」でデバフを与えることができ、「いのちのしずく」や「あまごい」で盤面を整えることができる。特性のぬめぬめで素早さも落とせるのが魅力的。最も「じだんだ」を頻発して素早さダウンのエフェクトに時間を取られる点だけが数少ないデメリット。
意外なところでは
ドードリオも有力。タイプ相性で「シャドーボール」と「じだんだ」を無効化し、「じごくづき」で「フレアソング」と「ハイパーボイス」を封印。全ての通常技を無効化することができる。「ニトロチャージ」対策の「とびつく」、「じだんだ」対策の「とびかかる」も使用でき、サポーター初心者にも大変扱いやすい。
NPCとして有用なのは「フレアソング」を誘発しないほのお耐性持ち。特にフワライドは「シャドーボール」を安定して連打してくれるため特防を下げてくれる場合もある。
性格:いじっぱり 特性:
じしんかじょう テラスタイプ:
みず
技:アクアステップ
かわらわり
ブレイブバード
アイススピナー
ポイント:アクアステップとじしんかじょうによる素早さ・攻撃上昇・かわらわりとアイススピナーによる壁・フィールド戦法の対策
特徴
パルデア御三家の3体目として登場。
大方の予想通り、アクアステップ素早さを、レイドにおいて厄介極まりないじしんかじょうで攻撃をひたすら上げてくる。
このため特性を消せない・てんねんではないポケモンは基本的に非推奨。
技は全てこちらにかかる追加効果がないため、おんみつマントの出番はなし。
開幕からビルドアップを積んで火力と防御を引き上げてくる。
アクアステップにより素早さがほぼ常にアップするため、基本的に先手を取られると割り切った方が良い。
技構成は特性を打ち消せる/変更する技を覚えるくさポケモン全員に弱点を突けるようになっており、でんきタイプは突かれこそしないが全体的に防御が低いため特性を打ち消せても耐久に難儀しやすい。
途中あまごいを挟んでさらにアクアステップの火力上昇を狙う。
AIの仕様上ある程度素早さが上がった後はアクアステップをHP50%以下での2回行動を除いてほぼ使ってこなくなる、壁やフィールドがあると破壊技を優先的に使うというルーチンがあるようである。
そのため、NPCオリーヴァがいるとアイススピナーを連打して被ダメージを減らしてくれることがある。
対策
当然ながら特性打ち消し技orてんねん持ち推奨。
ソロで攻略する場合、
各種応援を瀕死になって永続化するバグを用いることで一気に楽になる。
卑怯?勝てばよかろうなのだァァァァッ!!
非常にスピーディに攻略できるのはマギアナ。
「スキルスワップ」のち「いけいけドンドン」を使用しつつ「てっていこうせん」でわざと瀕死になりにいき、復活以降は復活した自身の「ソウルハート」を活かし味方NPCに「ドレインキッス」で特攻を高め、テラスタルを切ってウェーニバル本体に「ドレインキッス」連打。
用意することが大変
なのとあまりに絵面がひどいという欠点を除けば極めてスピーディに処理できる。持ち物は「メトロノーム」。
同じノリでジャローダでもいい。
「がっちりぼうぎょ」を2回永続化させることが必須ではあるが、「いえき」「ワイドブレイカー」も駆使することで
残り時間20パーセントからでも巻き返せる凄まじい火力が出せる。
似たような戦法としてカラマネロも有用。
初手で「ひっくりかえす」を使用して初手の「ビルドアップ」の効果を逆転させてから「スキルスワップ」で「あまのじゃく」を擦り付ける。その後はわざと倒されて復活してから「あまのじゃく」+「ばかぢから」で攻撃防御を上げテラスタルを切り「テラバースト」乱発。この際、
特性「あまのじゃく」と相性の良いステラタイプにしておくこと。
一度倒れる戦法なのでもちろんマルチでは厳禁。
電気テラスの隠れ特性ラウドボーンも楽。
「のろい」で確実に瀕死になりに行ける利点があり、前述の性質の為「アクアステップ」を警戒する必要がほぼない。
「いかく」NPCの厳選が必須かつ準備するまでの急所であっさり瓦解するという難点があるがヤドランで処理できなくもない。
バフ解除まで放置して「スキルスワップ」を使い、「てっぺき」「わるだくみ」をガン積みして「アシストパワー」を使う。
物理受けでお馴染み
ヘイラッシャでもいける。バフ解除が来るまで放置し、解除後に「のろい」を積みでんきタイプにテラスタルして「テラバースト」連打。
一応ボディプレス型でもいけなくはないが、攻略スピード的にこちらの方が良い。それでも時間はかなりかかるのだが。
いえきが使えるシビルドンも良い。
とぐろをまくを積んで火力と耐久と命中を高め、「サンダーダイブ」で殴っていく。
「にほんばれ」も使えるためあまごいの対策もでき、「とびかかる」で火力を削ぐこともできる。
ただし素の耐久があまり高くないため耐久には厚く降っておきたい。
性格:いじっぱり 特性:すなおこし テラスタイプ:
ゴースト
技:ストーンエッジ
かみくだく
じしん
シャドークロー
開催期間:2025/3/28〜3/31 4/4〜4/7
ポイント:「きあいだめ」からの急所戦法、「りゅうのまい」による火力と素早さの強化
特徴
パルデア御三家レイド開催時にも予告され画像も出ていたカイリューに続く
600族レイドの2体目としてバンギラスが参戦。またこのテラスタイプはSV発売以前の紹介動画にてテラスタルの説明をする際に使用された組み合わせでもある。
戦法はダイケンキ同様に開幕からきあいだめを使う急所特化。どうみても安易にコノヨザルで攻略させないための対策。
高火力かつ確定急所のストーンエッジは強烈で、攻撃の高さも相まってまともに受けきるには耐久に厚く振ったり、シェルアーマーで急所を防ぐ必要がある。
そして中盤には時間経過でお察しの通り2回りゅうのまいを使用する。対策としてはバフ解除後すぐにちょうはつを使用して使うまで放置するか、デバフ解除後確定で攻撃を下げる「ひやみず」や「ワイドブレイカー」で上昇分を相殺するのが基本。
注意点として、HPの減りによってはバフ解除前にシールドを張られてしまい、「ちょうはつ」が通らなくなることがあるため、万が一シールドで「ちょうはつ」が通じない場合を想定した対策も練る必要がある。
対策
高確率で急所に当てられるため、急所を防ぐ「シェルアーマー」や逆手に取れる「いかりのつぼ」持ちが有力。
というわけで有力候補の一角は
ワルビアル。じしん以外はタイプ上半減に抑えられる。序盤は「つけあがる」でテラスチャージを溜め、バフ解除後に「ちょうはつ」あるいはデバフ解除後に「ワイドブレイカー」と「じならし」でりゅうのまいを妨害し急所で「いかりのつぼ」を発動させ「つけあがる」連打。
物理耐久もそこまで高くないため防御特化にするのが良い。
シェルアーマー持ちとしては弱点を突かれることのないあくテラスドダイトスも強力。「てっぺき」「つるぎのまい」を使ってから「かみくだく」で攻撃していく。あくテラスをすれば命中不安の「ストーンエッジ」に技を縛ることができ、「こうごうせい」も覚える。難点としてはワルビアルよりも火力が劣る点。回復をかいがらのすずに割り切って「こうごうせい」を使わない・メトロノームで火力を上げていくなどの工夫が必要。以前のレイドで捕獲したドダイトスがいれば使いまわせるのが利点。
ソロ限定だが
オコリザルも優秀。
バフ解除後にちょうはつを使用してその後「ふんどのこぶし」を撃ってひんしになり(生存時は「インファイト」でわざと耐久を下げて自滅を誘うのもあり)、これにより防御支援が永続化する。
復活後は「いかりのつぼ」の発動を待ちテラスチャージが溜まったらテラスタルして「ふんどのこぶし」を連打。
進化後のコノヨザルはいかりのつぼが無くなりシャドークローで弱点を突かれるため非推奨。
野良ではゴーストタイプだからと安易に汎用コノヨザルを投入するプレイヤーが絶えず瞬殺されることで時間ゲージが一瞬で溶けるケースが多く報告されている。
サポートは
グライオンが最適。序盤は「すながくれ」で回避率が高く、かえんだまなげつけるや「ちょうはつ」、「とびかかる」などで積みも妨害できる。
「どろかけ」も使えるが、性質上「いかりのつぼ」持ちとの相性が悪いのが難点。
余談だが、今回適性の高いワルビアル・ドダイトス・オコリザル(+グライオン)はアニメでサトシが使用していたポケモンである。サトシ、よかったね。バンギラスはサトシが金銀編で保護していたヨーギラスの進化系であるのは内緒。
急所戦法持ちとはいえ、NPCはやはりいかくデバッファーがいると心強い。やはり「りゅうのまい」で上がった攻撃力を消せる点が強く、特にシェルアーマードダイトスを使用しているなら負け筋を大幅に減らすことができる。細かいところでは素早さを下げられるポケモンもいるとよい。
性格:れいせい 特性:
じしんかじょう テラスタイプ:
ひこう
技:テラバースト
りゅうのはどう
じしん
かえんほうしゃ
開催期間:2025/3/28〜3/31 4/4〜4/7
ポイント:じしんかじょうによる攻撃力上昇、序盤、中盤での2度の強化解除、ほぼバリア破壊後にデバフ解除とりゅうのまい
特徴
600族の3体目として登場。
案の定特性は600族レイドでは初の隠れ特性のじしんかじょう。
そもそもボーマンダ自体、★6での通常個体も極めて厄介な相手なのだが、今回の最強ボーマンダはそれに輪をかけて面倒な要素を取り揃えている。
NPCを餌にどんどん火力を上げる「じしんかじょう」は言うに及ばず、技構成も物理特殊双方を取り揃えた両刀構成。
特殊行動に「ねっぷう」もあり単純に受けることが困難で、一つ一つを完全に対処することは不可能。「げきりん」がない為フェアリータイプでハメることも出来ない。
耐性は勿論、素の耐久もある程度あり、そのうえで特性をかき消せるポケモンでなければ厳しいものがある。
さらに序盤と中盤に挟まる強化解除も非常に厄介で、安定して積めるようになる頃には時間が半分近くまで減っているため実質的に使える時間も短い。
そしてシールドを破壊したらあと一息、かと思いきや体力が44%を切るとデバフを解除すると同時に「りゅうのまい」を積んでくる。
なので一安心していると、積み技で強化された一撃が飛んできてせっかくここまで追いつめたのに返り討ちに遭ってしまうこともあるおまけに最強レイド特有の2回行動もあるため、相手の猛攻を掻い潜りながらデバフをかけ直しつつ攻めていかなければならないので、まったく気が抜けない。むしろ今回に限っては、シールドを割ってからが本番と言っても過言ではない。
総じて難易度は非常に高いレイドと言えるだろう。
対策
当然ながら特性打ち消し技持ち推奨。
やはりソロで攻略する場合、各種応援を瀕死になって永続化するバグを用いることで一気に楽になる。
有力候補はウェーニバルレイドでの活躍が記憶に新しいシビルドン。飛行技を誘発せず、「ふゆう」で「じしん」無効、「いえき」持ちと三拍子揃っている。
開幕は「いえき」で特性を打ち消し、「アシッドボム」で特防を下げきってから「10まんボルト」を連打。ひんしになりそうになったらいけいけドンドンを使用するのもあり。
電気技の瞬間火力を引き上げ特防の補強もできる「じゅうでん」も優秀で、シールド破壊まで一気に削ることも可能。破壊した後はアシッドボムを1回入れ直して10まんボルト連打。
サポーターはブラッキーや輝石ラッキーが最適。
どちらもスキルスワップを覚え、
ブラッキーはうそなきやあまえる、いやなおと、バークアウトで各種デバフができ、てだすけで火力をさらに引き上げられる。
ラッキーはいのちのしずくによるヒーラーが強い。性格はおくびょうかようきにして素早さに232振ることでボーマンダに先制できるようになり、防御に全振り、余りをHPに振ることで、ひやみず1回+ひかりのかべで被ダメージをいのちのしずくの回復量以下にできる。
どちらもデバフ解除時は注意。
余談
- エースバーンは2回連続で行動した際の2回目が描写されないというバグがあった。
これの何が問題かというと、「ビルドアップ」を使われてから殴られたことに気づけず此方のポケモンがHP満タンでも全滅するというシャレにならない事態が発生してしまう。こうなるとどんなポケモンで挑もうが一発でパァ。
マルチバトルでは一瞬でタイマーがゼロになる事も報告されており、多くのプレイヤーを戦慄させた。
- 普段は最強レイドの開催期間は2週連続もしくは隔週の週末だが、ブリガロンレイドは再開催時期が開いてしまった。
一応隔週開催されたのだが、2回目と同時期に実施されたイダイナキバ・テツノワダチのピックアップレイドで異常終了する不具合が確認され、ブリガロンレイドも合わせて即座に休止措置が取られたため。
その後再調整を行い1ヶ月後に再び同時開催。今度こそは不具合なく規定期間が終了した。
- ミュウツーのレイドが開始されたのは9月1日。ポケモン屋敷の日記でミュウツーの強さが手に負えないと書かれていた日付である。これは偶然か、それとも…?
- svの藍の円盤でもおやつおやじイベントで解禁されなかったディアルガ・パルキア、及び色違いレックウザは★5レベルの結晶でテラレイドバトルをクリアすることによって期間限定ではあるが入手することができていた。期間限定レイドで一体だけ捕まえることのできる点・初回はとくせいパッチが手に入るなど報酬が最強レイド並みに豪華な点を加味すると最強レイドとの類似性が強いものとなっている。
しかし、さいきょうのあかしは来ない。ミュウツーはそれだけ偉大な存在ということなのだろうか。
追記・修正は全ての最強レイドを制覇してからお願いします。
荒れる可能性が非常に高いと判断されたため、コメント欄は設置しておりません。
相談所に意見を求めずに勝手にコメント欄を設置した場合、IPの規制などの措置が取られる可能性がありますのでご了承ください。
また、記事本文を編集する際も本作や開発者、プレイヤーの方々への誹謗中傷・人格攻撃、度を越えた批判や愚痴はおやめ下さい。主観的、感情的な記述は避け、中立的な観点からお願いします。
最終更新:2025年05月01日 00:15