最強のテラレイドバトル

登録日:2023/11/12 Sun 15:38:17
更新日:2024/04/15 Mon 01:49:18
所要時間:約 70 分で読めます





当項目では、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に登場するバトル形式の「テラレイドバトル」における、最高難易度のレイドバトルについて取り扱う。




概要


項目名の「最強のテラレイドバトル」とは、イベントレイドとして不定期的に開催される★7の最高難易度レイドの通称。
マップ画面及びフィールド上では★6レイドと同様に黒のアイコンと結晶が目印。またイベントレイド扱いのためアイコンと結晶共に通常レイドにはないオーラを纏っている。
開放条件は★6同様第1回学校最強大会(バトルスクールウォーズ)のクリアと★4以上のレイドに10回勝利の2つ。
★7レイドのポケモンは皆揃って「最強の(ポケモン名)」と名乗っており、ステータスはレベル100の6V固定。隠れ特性である事も合わせ、孵化厳選する際の親としての適性は高い。
更に他地方の御三家といったパルデア図鑑に登録されないポケモンなどの特別なポケモンが出現する。

この難易度に共通する要素として、
  • テラスタイプ固定
  • 隠れ特性固定
  • HP増加倍率は30~35倍(一部例外あり)
  • シールド展開時のテラスタル攻撃倍率はテラスタイプ一致なら70%、不一致では30%
  • HPが50%を切ると1ターンに2回行動をとるようになる*1ドラクエかな?
といった特徴がある。
皆例外なく強力なポケモンたちであり、事前に対策を練らなければ勝つことは難しい。腰を据えて挑戦するべし。
だが、テラスタイプや習得技、特殊行動のパターンが固定化されていることから、どのポケモンにも攻略の鍵となる抜け穴が存在する。
この穴を的確に突けば、殆どのレイドでソロクリアが可能という絶妙なバランスになっている。このために別途専用のピンポイントメタとなる対策ポケモンを用意して攻略をすることが一番の有効打となる。

難易度が高い分報酬も豪華で、初回クリア時はとくせいパッチを確定入手*2。貰えるテラピースの量も通常とは比べ物にならない程である。
ただしポケモンの捕獲は1回しか行えず、1回捕まえて以降は報酬のみの受け取りとなる。どのボールに入れるかはよく考えてから捕獲すること。
またどのポケモンも色違いブロックルーチンがかかっているため、色違いを粘ることは不可能。
その代わりここで捕まえたポケモンは例外なくここでしか入手できない「さいきょうのあかし」を持っている。


最強レイドに挑む時に


①相手を知る

相手がどのような技を使うかは、レイドが始まってからでないと分からない。タイプ一致技は当然として、相手がこちらの弱点を突けるサブウェポンを所持していた場合は態勢を崩されかねない。
そのため、事前情報がない場合の初見時は「かわりもの」メタモンで相手の技を確認して即座に逃げることで、どういったポケモンが有効かなど、対策の方針を立てやすくなる。
実際に戦闘中でも相手がどのタイミングで特殊行動を行ってくるかのある程度の基準を把握することで、万が一負けてしまっても次からの挑戦に活かすことができる。

②ポケモンの準備

使用するポケモンは当然レベル100にすることが前提。個体値も5V以上がマスト。
努力値は相手の習得技から防御特化・特防特化・HP特化のどれにするかを判断したい。耐久が心もとなく、火力はバフやデバフで補える場合は攻撃/特攻に振る代わりにHB/HD特化にするという選択肢もある。
攻撃技は勿論ながら、変化技も「つるぎのまい」や「わるだくみ」のような攻撃面の強化をするものの他、「てっぺき」や「ひかりのかべ」のようなダメージ軽減に繋がるものや、天候技や「ちょうはつ」など相手を妨害するものを入れると良い。
持ち物は単純に火力アップアイテムや「かいがらのすず」を持たせるのがベターだが、追加効果が厄介な場合は「おんみつマント」を採用するのもアリ。
相手が「おにび」を使ってくる場合は特殊アタッカーを採用したり、急所を多用する場合は急所を無効化できる特性を持つポケモンを選出するなど、相手がどのような戦法を取って来るかで攻略ポケモンを選択する観察眼も大切である。

③臨機応変に立ち回る

戦闘中に起こる不意の急所やバフ解除でもうろたえないこと。適度に応援を挟んだり、攻撃と積み技を交互にするなどのケアを心掛けたい。
また、ソロ限定になるが最初に「アシッドボム」や「リフレクター」などで起点作成をし、そのまま自分は倒れて復活時にHPと状態異常もろとも全回復してから一気に攻撃を仕掛けるのも時には有効(通称「デスベホマ」)。
ただし当然ながら一度倒れるため制限時間が削られるのに加え、自分以外に迷惑のかからないソロ特有の戦法であるため、他人に迷惑をかけることになるマルチ(特に野良マルチ)ではご法度。ソロでも乱用は控えるようにしたい。

④NPCの選抜(ソロプレイの場合)

ソロプレイの場合、NPCが仲間に加わった状態で戦うが、彼らの攻撃や特性によって自分が使用する戦法を大きく左右する。「いかく」デバフが使えるムクホークなどが出たおかげで物理系の攻撃力が落ちて勝てた例がその好例だろう。半面、相手を麻痺にしたいときに相手の使う「おにび」をシンクロ持ちが敵に移して麻痺が通らなくなるなどマイナスになることもある。ソロでは自由に退散ができるので何度も入りなおして理想のNPCが出るまで粘ってみるのも一考である。





最強のポケモンたち


★最強のリザードン

性格:ひかえめ 特性:サンパワー テラスタイプ:ドラゴン
技:だいもんじ
  ぼうふう
  りゅうのはどう
  きあいだま
開催期間:2022/12/2〜2022/12/4、2022/12/16〜2022/12/18、2024/3/13〜2024/3/18
ポイント:晴れ+「サンパワー」による特攻&ほのお技強化

特徴

本作発売前から開催の予告がされていた第1回目の★7レイド。

リザードン自体は物理型もいけるが、ここは純粋に高い特攻を活かした特殊型である。
HPが膨大になっている関係上、「サンパワー」のHP減少というデメリットも無きに等しく、ほぼノーリスクで特攻を上げてくる。
これら4つの技に加え、開幕で「オーバーヒート」&デバフ解除、HPが減ると「テラバースト」、「にほんばれ」、「れんごく」を使用してくる。
また、脅威となりうる「にほんばれ」で「サンパワー」を発動させるのはHPが半分を下回ってから。後半戦は相手の攻撃のダメージに気を付けながら行動したい。

2024年の再復刻では秘伝スパイスをドロップするようになった。
行動パターンが特に変わったわけでもないのでコイツ相手にスパイス集めにいそしむプレイヤーも。

対策

最初の★7レイドらしく後続と比べると難易度も比較的易しめの部類。
技構成から分かる通りドラゴンタイプの弱点となるフェアリータイプをカバーできるような手段を持っておらず、フェアリータイプに対する有効打が一切ない。
デバフ解除が序盤の一回しかないのもあって、以降はデバフも入れ放題。
よって、ほのお弱点でないフェアリータイプが最適であり、特殊耐久が高くサポートもこなせるニンフィアや、ほのお技を半減できる上に「はらだいこ」→「じゃれつく」のコンボが強いマリルリなどが有力候補。
むしろ最大の敵は発売日に対して早すぎる開催期間とも。ネットニュースでも取り上げられており、2回目はともかく本作発売から1ヶ月も経っていない1回目の開催にポケモンの育成が間に合ったちびっ子ユーザーはどれくらいいるのだろう…


★最強のエースバーン

性格:いじっぱり 特性:リベロ テラスタイプ:かくとう
技:かえんボール
  とびひざげり
  アイアンヘッド
  アクロバット
開催期間:2022/12/30〜2023/1/2、2023/1/13〜2022/1/16
ポイント:「ビルドアップ」による物理面強化

特徴

リザードンに次ぐ★7レイドは2023年が卯年なこともあってかエースバーンが抜擢。

特殊行動として定期的に「ビルドアップ」を行ってくる。開幕に1回、その後は残りHPに応じて3回まで使ってくる。
リザードンレイドではフェアリータイプが大活躍したが、本レイドは一転してフェアリー対策の「アイアンヘッド」を搭載している。そのため、今回はフェアリーポケモンの選出はご法度。
なお、テラスタルの仕様上、「へんげんじざい」や「リベロ」は発動せず、実質特性なし状態となっている。

対策

エースバーンが物理一辺倒な型だけあり、これを逆手に取って攻略には物理耐久が高いエスパータイプやみずタイプの特殊アタッカーがおすすめ。
よって、エースバーンの技を3つも半減でき、「てっぺき」や「わるだくみ」を積んでから「アシストパワー」で一気にワンパンできるヤドランが注目を浴びた。
その他には「フェザーダンス」や「リフレクター」でエースバーンの物理攻撃を弱められるクエスパトラも地味ながら強力。


★最強のゲッコウガ

性格:なまいき 特性:へんげんじざい テラスタイプ:どく
技:ハイドロポンプ
  つじぎり
  ダストシュート
  れいとうビーム
開催期間:2023/1/27〜2023/1/29、2023/2/10〜2022/2/12
ポイント:初手のどくびし展開、「かげぶんしん」による回避率上昇

特徴

★7レイド第3弾はスマブラに参戦したり、アニメで特殊形態を貰ったり、人気投票でも上位常連と大人気のゲッコウガが見参。

ここから各々のレイドボスの個性が強くなり、より一筋縄ではいかなくなる。ある意味★7レイドのターニングポイントとも言えるかも。
前2体が物理か特殊のどちらかに偏っていたのに対し、こちらは両刀型。更に初っ端から「どくびし」と「かげぶんしん」を使ってくる。

か げ ぶ ん し ん を 使 う

※大事なことなので2回(ry*3

その後もターン経過でかげぶんしんを追加で2回行ってくる。こうなってしまえば対策しないととにかく外す。
汚いなさすが忍者きたない
更にかなり早い段階でこちらのバフリセットを行い、シールドも張ってくるのでワンパンはほぼ不可能。
その上初手にどくびしを展開するので、これを無効化できるポケモン以外は今まで以上にひんしになることを避けることが重要。

対策

弱点はエスパータイプなのでエースバーンのようなアシストパワー戦法が推奨される。有効打は「ちょすい」でハイドロポンプを無効化できるシャワーズや「とぐろをまく」で命中率を底上げして運ゲー要素をなくせ、「つじぎり」もびびりでバフに出来るノココッチなど。
エースバーンの時のヤドランも流用できるが、つじぎりが急所に当たると致命傷になりかねない点には注意。
支援するなら「クリアスモッグ」で回避率上昇を消しつつ「どろかけ」で安全性を確保するマルノームトリトドン、「ひやみず」で火力を下げつつ「つぼをつく」でアシストパワーを手伝えるハリーセンあたりがオススメ。


★最強のピカチュウ

性格:れいせい 特性:ひらいしん テラスタイプ:みず
技:かみなり
  なみのり
  じゃれつく
  アイアンテール
もちもの:でんきだま
開催期間:2023/2/24〜2023/2/27
ポイント:「でんきだま」で攻撃面増強、開幕シールドで攻撃をシャットアウト
備考:HP倍率50倍、戦闘時のみ努力値がH252、C252、A6に振られた状態、シールド特殊仕様

特徴

リザードン、エースバーン、ゲッコウガとここまでパルデア図鑑外の御三家が選ばれてきた最強レイドだが、初代ポケモンの発売日を祝うPokémon Dayに合わせてポケモンの顔とも言えるピカチュウが抜擢。ただし、他の★7レイドとは違い開催期間は1度しかない。
進化制限は無いのでゲットできれば最強のライチュウに仕立てることも可能である

「なんだwwwピカチュウとかwww余裕じゃんwww」と思うなかれ。
このピカチュウはなんと開幕からシールドを展開し、HP全てを覆いつくすというまさかの禁じ手を取る。このため変化技によるデバフが一切通らない。
しかもこのシールドは特別仕様で、非テラスタル状態だとダメージ軽減率が99%
おまけに特別にでんきだまを完備し、攻撃面も十分。加えて同時に「あまごい」と「なみのり」を使用。「かみなり」の必中化と「なみのり」の威力強化を図ってくる。
ダメ押しとばかりにHP増加倍率も50倍、戦闘時のみ努力値が火力と耐久にガッツリ振られた状態になっている。*4
全体的にピカチュウの低種族値を補うかのような措置が取られており、対策が十分でない限りピカチュウ相手に思わぬ苦戦を強いられることになる。
代わりにこちらがテラスタルした時の攻撃倍率も通常より高くなっており、テラスタイプ一致なら120%、不一致でも70%になる。
当然テラスタル中に倒れた場合は再び攻撃がほぼ通らなくなるため、(特にソロなら)テラスタル中に倒れればその時点で敗北も同然。テラスタル発動後はなんとしてでも生き延びるようにしたい。
また、定期的に自身のデバフ解除やテラスタルのチャージを奪ってくるが、幸いこちらを確定で状態異常にする技やバフ解除は一切使わない。

対策

特性が「ひらいしん」、かつシールドによって特性を変更できる手段が無きに等しいため、でんきタイプの技は無効化されるどころか強化に繋がる。
よって、一致技をどちらも半減できるくさタイプが一番の打点となる。
有効なポケモンは特性でグラスフィールドを展開できるオリーヴァや、あまのじゃく+「リーフストーム」で特攻を上げつつ殴れるラランテス、先手を取れる上に入手が容易なドレディアなど。どれも「ギガドレイン」や「こうごうせい」を覚えられるので回復手段には困らない上、「にほんばれ」で雨を上書きできるのもポイント。
また、マスカーニャリククラゲチオンジェンででんきだまをはたき落としてしまうことも可能。ただのピカチュウに成り下がる。
ただし、バグにより3番目のプレイヤーが使う「はたきおとす」は道具を落とす効果が不発になる。
ちなみに、通常だと碌にダメージが通らないことから、NPCがやられてもペナルティがないことを悪用して、チャージが貯まる前にNPCに向けてギガドレインを連打して耐え忍ぶという外道極まりない戦法も展開されているとか。


★最強のジュナイパー

性格:ゆうかん 特性:えんかく テラスタイプ:ひこう
技:かげぬい
  ブレイブバード
  けたぐり
  リーフブレード
開催期間:2023/3/17〜2023/3/20、2023/3/24〜2023/3/27
ポイント:後半からの2回行動

特徴

再びパルデア図鑑外の御三家が選ばれた★7レイド。今回の相手はPokémon LEGENDS アルセウスヒスイのすがたが登場した原種のジュナイパー。これで御三家の全タイプが出揃った。
テラスタイプは進化前のモクローを意識してかひこう。モチーフにぴったりである。

今回は前回のピカチュウの時の様に開幕でシールドを展開するような事もせず、ジュナイパー自身も時間経過でシールドを展開するまでは初ターンにバフ解除+「フェザーダンス」をする以外に特に目立った行動をしない。
しかしシールド展開直後には「エアカッター」を「全員に」「二連続で」ぶっ放してくる。そこにデバフ解除も併せて仕掛けるため、こちらが行動できない時間はかなり長い。
この2連続「エアカッター」の後から常時2回行動を取ってくる。事前に使った「つるぎのまい」の効果も相まってその脅威は計り知れない。
2回行動の習性も鑑みると、今まで以上に大暴れされる前にワンパンすることが重要になってくる。
なお、特性えんかくによりすべての技が非接触技となっているため、せいでんきやほのおのからだが発動しない点には注意。

対策

有効打はこれまで相手の習得技や特性に翻弄されたものの、今回になってようやく専用技の本領を発揮できるようになったミライドンが最有力。一致技2つを半減できるのに加え、あらゆるバフ・デバフを駆使して「イナズマドライブ」を使うことで過去以上に楽にワンパンすることができる。
他の候補は「ちょうはつ」「アシッドボム」等のデバフを備え「かげぬい」以外に耐性があるストリンダーや対でんき弱点おなじみで「ひやみず」でつるぎのまいからリカバリーできるハラバリー
ちなみにしれっと新規習得した「けたぐり」を覚えている為タイプ相性的に行けそうなドドゲザンセグレイブは非推奨。ひたすら蹴り砕かれてなぶり殺しに遭う。
また、ソロでミライドンでのワンパンを遂行する際はケンイチのオリーヴァが参加していたら即撤退推奨。相手はひこうテラスタイプなのでグラスフィールドの恩恵を受けないものの、特性でエレキフィールドを上書きされてしまうのでこちらの火力が下がってしまう。


★最強のダイケンキ

性格:さみしがり 特性:シェルアーマー テラスタイプ:むし
技:アクアカッター
  メガホーン
  つじぎり
  ドリルライナー
開催期間:2023/3/31〜2023/4/3、2023/4/7〜2023/4/10
ポイント:「きあいだめ」からの急所戦法

特徴

再びヒスイ御三家の原種が選ばれた最強レイド。今回の相手は原種ダイケンキ。

特徴としては初手「きあいだめ」からの急所特化
そして、「じならし」をしてこちらの素早さを下げてくる。
ただ、ダイケンキ自体が器用貧乏極まる種族値故か、ここまでは極端に恐れる程ではない。
問題はシールドを展開する速度。なんとありえないくらい速い
どれくらい速いかと言うと、残り時間が9割切るか、またはHPが8割を下回ったくらいで平気で展開する。急所戦法が通用しないこともあり非常にタフ。
その代わり、シールド自体の耐久値はあまり高くない*5
バフ解除はシールド展開直後とシールドが破壊された辺りの時の2回、デバフ解除はシールド破壊直後のみ、他の積み技もデバフ解除後に剣舞1回のみと、嫌がらせは結構控えめ。

対策

確定急所狙いをして来る為、急所を防ぐことができるポケモンがお勧め。つまり「シェルアーマー」「カブトアーマー」持ち推奨。
一致技で弱点を突く事が出来るカジリガメや、圧倒的な物理耐久を備えたパルシェン等は最適。「いかりのツボ」のオコリザルなら急所を逆に利用することも可能。
急所をもらいやすいが、殆どの技を半減に抑えられるマリルリや耐久が高くドリルくちばしで弱点も突けるアーマーガアも扱いやすい。

ちなみに今回困ったのはサポーターたち。何せ確定急所が主力なので攻撃ダウンもリフレクターも効かないのである。
有効なのはやけどと「どろかけ」。流石に当たらなければ急所も関係ない。
デバフ解除がシールド破壊直後のみである為、そこに「おにび」等を合わせてやけど状態にしてもいい*6
なお、「がっちりぼうぎょ」は急所で貫通されない為、機を見て張るのを推奨。


★最強のバクフーン

性格:おっとり 特性:もらいび テラスタイプ:ゴースト
技:ふんか
  シャドーボール
  じしん
  じゃれつく
開催期間:2023/4/14〜2023/4/17、2023/4/21〜2023/4/24
ポイント:「にほんばれ」+「ふんか」

特徴

ほぼほぼ予想されていた通りヒスイ御三家最強レイドのトリを飾るのはバクフーン。例に漏れず原種。
確定で最小個体の為、「ちっちゃいあかし」をつけられる*7
これによりヒスイ御三家の原種は勢揃いとなり、実に3年半ぶりにジョウト御三家(の一匹)が本編復帰となった。
大体お察しの通り、開始早々からにほんばれ+ふんかで超火力をぶっ放してくる
更に早めのバフ消し・やたら早いシールド展開・HPが半分を切った後半戦から2回行動と、最強のジュナイパー・ダイケンキの面倒な部分を合わせて持って来ると言う暴挙に走っている。
しかもダイケンキの時よりもシールドが分厚いオマケつき。やりすぎだぞ!
幸いにしてバクフーンに積み技はなく精々ふんか補助用のにほんばれのみ、デバフ解除もシールドが破壊された後に1回だけ……と、かなりフィジカル任せの調整がなされている。加えてふんかの仕様上、後半はふんかに限れば威力が落ちていく(他の技の威力が落ちない点には注意)。
また、最序盤にかけたデバフはしばらく消えない為、最初は攻めるよりひたすらデバフをかけると戦いやすくなる。

対策

対ゴーストと言えばやはりコノヨザル。「ふんどのこぶし」でガンガン大ダメージを与えていける。ただし「シャドーボール」が抜群で入るため、特殊耐久には注意したい。
相性の良さからヘルガーサザンドラを選びたくなるのだが「じしん」や新規習得技の「じゃれつく」で弱点を狙いまくってくる。特にサザンドラを使うと毎ターン「じゃれつく」の強襲が待っている。
「もらいび」持ちも有効だが、こちらのバフ解除の隙を突いて「ふんか」が飛んでくる事もある点に注意。
ソロプレイする際はNPCのポケモンにも注意。特にほのお技を平気で使うウインディかフワライドが混ざっていたら即撤退推奨
余談だが、今回のレイドでのヒスイ御三家の原種がなっているテラスタイプはヒスイ種の弱点をつくことができるタイプになっている。*8


★最強のインテレオン

性格:れいせい 特性:スナイパー テラスタイプ:こおり
技:ふぶき
  ねらいうち
  あくのはどう
  なみだめ
開催期間:2023/4/28〜2023/5/1、2023/5/5〜2023/5/8
ポイント:「ゆきげしき」で物理耐久強化、「しろいきり」でデバフ無効化

特徴

ガラル御三家2匹目のレイドボスとして選ばれたのはインテレオン。

初手で「しろいきり」と「ゆきげしき」を同時に使用してくる。
今までのテラレイドバトルではデバフが比較的有効だったが、なんとこのインテレオンは「しろいきり」であらゆるデバフをシャットアウトしにかかる
更に今作は天候「あられ」が「ゆき」に変わったため「ふぶき」必中化に加えて低い防御力を補ってくるというなかなか嫌らしい手にかかってくる。
HPを半分まで削ると、再度「しろいきり」+「ゆきげしき」を張ってくる。
その代わり、デバフ対策は完全にしろいきり任せなのかデバフ解除は一切なしの上、バフ消しも1回のみ。
更にインテレオンは本作で「きあいだめ」を没収されている為ダイケンキのような確定急所もできず、運が悪くない限りは火力で押し潰される事は少なめ。
ただ何よりも恐ろしいのは10%の確率で襲い掛かるこおり状態。凍る時はとにかく凍るので、おんみつマントを持たせると安定する。

対策

今までと比べると幅が広め。
「なみだめ」を逆に利用できるドドゲザンを始めとしたはがねタイプや、同じく弱点を突けるかくとうタイプが有効。「ねらいうち」を無効にできるちょすい勢も有利。
テツノカイナもありだが特殊耐久が不安なため、「はらだいこ」ではなく「つるぎのまい」を採用し、合間を見て積むのが無難。
ステータスが少し劣るが「あついしぼう」でこおり技を抑えられ、テツノカイナが覚えられない「にほんばれ」でインテレオンの弱体化を狙えるハリテヤマを使用するのも悪くない。
サポーターはしろいきりの対策が必須。「きりばらい」するモスノウや、そもそも「すりぬけ」で貫通するミカルゲなどが候補。
デバフ技の要領で「にほんばれ」を採用するのもいい。ふぶき命中ダウン&ねらいうち威力ダウンでかなり有利になる。


★最強のブリガロン

性格:わんぱく 特性:ぼうだん テラスタイプ:いわ
技:じしん
  アームハンマー
  ストーンエッジ
  ウッドハンマー
開催期間:2023/5/12〜2023/5/15、2023/6/16〜2023/6/19
ポイント:多彩な変化技で物理面を強化、「ぼうだん」で特定の技を無効化

特徴

前回がインテレオンだったので次はコイツだろうとの予想を覆し、カロス御三家からブリガロン。

覚えている技は全て攻撃技であるが、追加行動としては今までの最強レイドのポケモンと違い耐久を意識した動きを取る。
初手は「てっぺき」、ターン経過で「ビルドアップ」と「のろい」でとにかく物理面をガチガチに固めてくる。
早めかつめちゃくちゃぶ厚いシールド・そこそこの頻度のバフ消し・HPが一定以下になると二回行動など、こちらの攻勢を崩しつつ火力を押し付けてくる非常に厄介なタイプであり、火力不足だと押し切れずに時間切れになりやすい。
さらには特性「ぼうだん」が非常に厄介
いわ弱点を突ける技で言えば「はどうだん」「きあいだま」「エナジーボール」、物理技だが「ジャイロボール」や「タネマシンガン」「タネばくだん」が無効。
特にかくとう特殊技となると選択肢は威力40の「しんくうは」のみ。到底削り切れない。
等倍技の「シャドーボール」やレイドバトルでデバフ技として多用される「アシッドボム」も無効となるので注意。
その代わりデバフ解除は全く行わない為、能力低下はかなり有効(特に攻撃と特防)。

対策

タイプ相性としてはブリガロン側の攻撃技で弱点を突かれない&こちらが弱点を突けるくさタイプやかくとうタイプが有効だが、より工夫が必要。
特殊技の場合は、「ぼうだん」対象で弾かれやすい技が多いため、
  • 耐久がある上に「てっぺき」「りんごさん」で攻守共に立ち回りやすいタルップル
  • 「あまえる」で相手の火力を下げつつ「マイペース」で高火力のくさ特殊技「はなびらのまい」を混乱を気にせず連打できるドレディア
  • 「フェザーダンス」で相手の火力を下げつつアシッドボムと違いぼうだんを貫通し、りんごさんよりとくぼうダウンの大きい「ルミナコリジョン」を連打できるクエスパトラで相性無視してゴリ押し

あたりがおすすめ。
物理技で押していく場合は、ブリガロンの高い物理耐久を崩す為に自身の攻撃バフに加えて相手の防御を下げられるポケモンを連れていきたい。
この場合、「つるぎのまい」・「いやなおと」・「アクセルブレイク」の三拍子が揃ったコライドンが有効。

また、「スキルスワップ」「いえき」「なやみのタネ」などによる特性変更はできるので、これらを仲間と活かして「ぼうだん」を無効化し砲弾技を通す戦術もあり。この場合「いえき」+「アシッドボム」を使える「ふゆう」シビルドンや「なやみのタネ」+「エナジーボール」のゴーゴートがいる。

これ以降強力なバフデバフを駆使し、等倍で殴り倒す戦法も増え始めた。

★最強のマフォクシー

性格:おくびょう 特性:マジシャン テラスタイプ:フェアリー
技:だいもんじ
  サイコキネシス
  マジカルシャイン
  おにび
開催期間:2023/7/7〜2023/7/10、2023/7/14〜2023/7/17
ポイント:「おにび」で物理アタッカー機能停止、「マジックルーム」でこちらの道具を無効化

特徴

少し期間を空けて久々の最強テラレイドの対象となったのは、ブリガロンに続いての登場でカロス御三家のトリとなったマフォクシー。
しかも、今回はなんとメス固定。ある種のファン大歓喜である。
水星の魔女が完結した翌週に魔女モチーフのポケモンのテラレイド…狙っているのだろうか?

特徴としてはこちらが行動に入る前にいきなり「マジカルシャイン」をぶっ放ってくる。*9今までも先制の補助技はあったが攻撃は初。
更に「おにび」を撒いてこちらの物理アタッカーの火力を削ぎ、最強ダイケンキと同等レベルの早さでバリアを張った後の中盤戦では「わるだくみ」で火力を引き上げてくる。
バリア・デバフ解除は早めにやってくるものの、二回目のバフ解除は後半も後半なので積む余裕はある。
特性の「マジシャン」はレイド内では発動しない仕様だが、後半になると特殊行動として「マジックルーム」を発動し一時的に道具の効果を打ち消してしまう。これによりかいがらのすずによるドレイン戦法はやりづらい。まさにマジシャン!まさに魔女‼︎
シールドを破ったからといって安心するなかれ。後半になると2回連続で攻撃が飛んでくることがあるので体力を常時緑ゲージに保てるポケモンが望ましい。

そもそも嫌らしいのはテラスタイプ含めたタイプ設定であり、フェアリータイプの弱点を突けるのは「はがね」と「どく」であるが、マフォクシーの元々のタイプであるほのお・エスパーでそれぞれほのお→はがね、エスパー→どくの弱点を突けるようになっている。
おまけにどく・はがねタイプのドレイン技は現状存在しないのも困りもの。
これまでの最強レイドのカロス御三家も全てテラスタイプの弱点を自身の元々のタイプ技で叩ける形にチェンジしていた*10が、その中でもタイプ組み合わせのお手本の一つと言えるだろう。

対策

とにかく「おにび」がガンガン飛んで来る為ほのおタイプや「もらいび」でもない限り物理アタッカーは不適。
後半マジックルームが飛んでくる事も考慮すると、持ち物への依存度が高いポケモンも避けたい。

弱点補完に優れたタイプ設定とやけど撒きで防御を補ってくる強敵であるが、攻撃技はテラスタイプも含めて一致技のみであることにスキがある。
対策ポケモンは攻撃技全半減・おにびも効かないグレンアルマ。バフ・デバフが揃う為攻守で相性がいい。
分岐進化のソウブレイズも優秀なドレイン技の「むねんのつるぎ」が等倍で通るため悪くない。また双方とも特性「もらいび」ならはがねテラスで炎技を透かしつつ一致で弱点を突くこともできる。この場合、「ラスターカノン」(グレンアルマ)か「アイアンヘッド」(ソウブレイズ)を用意しておくと便利。
なくてももらいびで強化された「マジカルフレイム」や「むねんのつるぎ」で等倍で殴り倒すことも可能。
他に可能性があるのはハラバリー。シールド展開とテラスタルチャージ没収が早いため、わざマシンで「ひかりのかべ」や「かいでんぱ」を覚えさせてダメージを減らせるようにしておくといい。
特防の高いアローラベトベトンもサポーターにするならあり。「バークアウト」と「アシッドボム」で相手のステータスを下げられる。
他作品からの輸送が可能なら、ほのお・はがね複合で、はがねテラス中も「もらいび」でほのおを無効化できるヒードランも候補に入る。ただバフ・デバフが「きんぞくおん」くらいしかない。
その結果「メトロノーム」か「こだわりハチマキ」を装備して「ヘビーボンバー」をひたすら連打するだけの型も登場することに。しかもこれが一番速い。


★最強のゴリランダー

性格:ようき 特性:グラスメイカー テラスタイプ:ノーマル
技:ドラムアタック
  アクロバット
  のしかかり
  けたぐり
開催期間:2023/07/28~2023/07/30、2023/08/04~2023/08/07
ポイント:「せいちょう」で攻撃面強化

特徴

多くの人が予想していた通り、ゴリランダーがレイドボスとなった。テラスタイプはノーマル。
余談ながらガラル御三家のテラスタイプは彼らが使う変化技のタイプに合わせている*11

まず、初手でグラスフィールドを特性によって発動させ、そのまま「せいちょう」を使って攻撃と特攻を上げる
体力が半分も削れないうちにシールド(ただし、そこまで分厚いわけではない)を張り、早いタイミングでこちらのバフを解除するともう一度せいちょうを使い、そのまま高威力のノーマル技「ばくおんぱ」で薙ぎ払ってくる。「ゴリランダーとか物理系だからw」と特防をおろそかにしているとテラス補正と「せいちょう」による能力上昇で上がった「ばくおんぱ」で体力を大幅に削られるので注意すること。
もっとも一回しか使ってこないのが救いか。
後は中盤で一回自身のデバフ解除と「ビルドアップ」による能力上昇を挟むのに注意すること。意外にもグラスフィールドを再度発動させることはない。

対策

ノーマル対策でかくとうを使うと「アクロバット」、耐性を重視していわを使えば「ドラムアタック」、はがねは「けたぐり」に叩かれると、タイプ相性で受けることは困難。
おすすめポケモンは「てっぺき」からの「ボディプレス」が使えるアーマーガアやレイドでおなじみテツノカイナといったところか。
前者は「はねやすめ」中のけたぐり・後者はバフ解除と特殊技の「ばくおんぱ」に気を付けること。後は特防デバフを使えるポケモンも悪くない。
ゴリランダーの攻撃技を全て半減以下にできるゴースト・はがね複合のサーフゴーも有効。弱点晒しになるはがねテラスも体重が軽いため致命傷にはなりにくい。
なおコライドンやその他ひでり効果持ちは出だしの「せいちょう」を強化することになるので厳禁*12
デバフ解除が少ないのでNPCのポケモンはこれまでの物理系同様いかく持ちがいると楽になる。


★最強のミュウツー

性格:ひかえめ 特性:きんちょうかん テラスタイプ:エスパー
技:サイコブレイク
  はどうだん
  れいとうビーム
  めいそう
開催期間:2023/09/01~2023/09/18
ポイント:「めいそう」で特殊面超強化、「ねむる」+カゴのみで体力全快、戦闘時のみB252、C6、D252に振られた状態

特徴

約1か月ぶりに開催された最強レイドは、元祖最強ことミュウツーが選抜。本作初の最高難易度伝説レイドである。*13
因みに、最強レイドのボスで初めて元タイプとテラスタイプが一致したボスでもある。
今回は「Get Mew&Mewtwo!!」イベントの一環としての開催となり、ふしぎなおくりものでミュウが受け取れるようになっている。
また、初の伝説★7レイドなだけあってか、約1か月に渡る準備期間が設けられており、バフ・デバフ技のわざマシンや大量のアメとテラピースなどが入手できる★5イベントレイドが開催された。
加えて開催期間も1回のみの代わりに1回あたりの日数が長くなっている。
なお、剣盾の類似イベントとは違いちゃんとミュウツーをゲットできるのでご安心を。

その行動パターンは「めいそう」を積みつつ各種特殊技を打ち分けてくるというオーソドックスなもの。
……そう、「めいそう」である。今回のミュウツーはまさかの通常行動に攻撃系ステータスが上昇する積み技持ちのポケモンなのだ。
カイリュー、サーナイト、アーマーガアが証明しているように通常行動に積み技を持つレイドポケモンの撃破は極めて難しいが、それを禁止伝説級のステータスを有するミュウツーが実行してくるのは脅威でしかない。
考えなしに挑むと3ターン目前後には完全に積み切ったミュウツーが君臨しフルボッコにされること請け合いである。
更に「サイコブレイク」のタイプ一致補正が2倍になっているので、特攻アップを抜きにしても大ダメージを喰らいかねないのも厄介。

この時点で大概なのだが、レイド特有の仕様と特殊行動も極悪。
50倍という驚異的なHP増加率は序の口であり、開幕と同時に「めいそう」+シールドを展開しHPの半分を覆い尽くしてくる。そのため「ちょうはつ」をいれて「めいそう」を積ませない戦術は事実上不可能。
そしてなんとか破った後に待つのはよりにもよって「ねむる」による体力全快。しかも「カゴのみ」で即座に目を覚ましてくると言う隙の無さ。
こうなればまた最初から削り直しである。幸いシールドの再展開はない。
挙句ダメ押しとばかりに防御・特防に努力値が極振りされておりシールドを破壊してもなお激烈に硬い*14
なお、テラスタルオーブのチャージは減らしてこないが、バフ消し・デバフ消しは不定のタイミングで行ってくる。

総じて、長い準備期間が設けられただけありその難易度はこれまでの★7レイドとは一線を画する。少なくともソロでのクリアはよほど運が良くなくてはまず不可能。
ただしこの激烈難易度を反映してか、制限時間も通常の倍の15分に設定されている。

対策

イベントの都合上ミュウを使わざるを得ないのが難儀。習得技に柔軟性のあるミュウ以外で挑むこと自体が一種の縛りプレイですらある。
その代わり、ミュウには実数値に直接作用する上にバフ消しでは消されない強力なバフがかかる。具体的にはHPに1.5倍、その他ステータスに1.2倍のバフがかかり、アルセウス並みかHPに至ってはそれ以上のステータスに。
先述の通りソロでのクリアは困難を極める為、しっかり自分のミュウの役割を決めた上でマルチ戦を挑みたい。
一応、2人または2台からならば十分攻略はできる。

一応、事前の★5レイドでは、ハッサムブリムオンなど、ミュウツーの特攻を削りながら戦えるポケモンが配布されたため、ミュウで挑んだ後は此方にするのも一考。
プレイングによっては制限時間が半分切る事も無く倒せたとの報告もある。

「めいそう」の存在から特殊型よりも物理型の方が火力が出る。
立ち回りとしては全員が「むしのていこう」を2~3回使って火力を削いだ後、「つるぎのまい」を2~3回積んで「きゅうけつ」を連打するのがおすすめ。「むしのていこう」を撃つ過程でテラスタルオーブのチャージも済ませることができ一石二鳥。
基本的に特防6段階上昇時だと「めいそう」を積む機会が激減する為安定して戦える*15。2回目行動時には積まれることがあるが、それでも逐一「むしのていこう」を入れれば問題無い。間違っても「アシッドボム」だけは厳禁。
「ねむる」を止めるために「エレキフィールド」「ミストフィールド」の採用も一考。前者はミュウツーに他の状態異常を通しやすくなり、後者は「れいとうビーム」によるこおりも阻止できる。いずれにせよどちらかは欲しい。
加えて「いのちのしずく」・「ひかりのかべ」・「どろかけ」などもあると心強い。
とはいえここまで対策を取ると技スペースが足りなくなりがちなのでサポーターミュウとアタッカーミュウに分かれるのが現実的か。
アタッカーミュウの場合、テラスタイプをむしに変更するのも忘れずに。
また素早さに努力値を48振るとミュウツーに対して先制ができるようになるため、より安定して攻略が可能。

難易度が高い分初回クリア報酬もより豪華。
おうじゃのしるし・ひかりのこな・きんのおうかん3個・とくせいパッチ3個・テラピースエスパー100個と実にド派手。ここで出し切ったのか二回目以降の報酬は微妙だけど。
また、ミュウを使って勝利するとそのミュウに「さいきょうのあかし」が付く。*16
ミュウは同時期に配信されているものは勿論のこと、過去に配信された個体にもつける事ができる。


★最強のヒスイジュナイパー

性格:いじっぱり 特性:きもったま テラスタイプ:くさ
技:3ぼんのや
  ブレイブバード
  シャドークロー
  リーフブレード
開催期間:2023/10/7〜2023/10/9、2023/10/13〜2023/10/16
ポイント:特性きもったまによるいかくデバフ封殺、「3ぼんのや」による追加効果押しつけ+2回行動

特徴

マルチプレイほぼ必須なミュウツーからしばらく過ぎ、再び最強レイドがやってきた。
今回の相手は以前登場したジュナイパーのヒスイリージョンフォーム。テラスタイプは前回に続いて元タイプ一致となる「くさ」。今回はソロでも十分クリア可能な難易度に収まってるのでご安心を。

開始2ターン目にバフ解除+ビルドアップで攻防上昇、HPの半分ほどまでのシールド展開。
他、デバフ解除に加えて「つるぎのまい」や「グラスフィールド」も発動してくる。先にデバフを解除するので、「先にバフ積みで取り返せない分のデバフを加えてからバフ積み+デバフ解除で実質バフ積みを無かったことにする」ことができないのも厄介な点(「ちょうはつ」で防がないと必ず二段階攻撃を上げられる)。
また1発だけとはいえ特殊攻撃の「リーフストーム」も撃ってくるため特防も軽視しないほうがいい。
一方でバフ解除は2ターン目の一度きりなので、その後は火力や耐久を積むことはできる。急所率上昇技が3つもあるので耐久上昇に過信はできないが。
体力半減の二回行動も一層厄介。原種同様広い技範囲に加え、急所率上昇技が加わるので後半はうかうかしていられない。
ちなみにすべてのトリガーが時間行動なのでソロなら最初に「ちょうはつ」して「つるぎのまい」まで放置するだけで積み技を全て無効化できる。

タイプ一致テラスのくさ技はもちろん強力だが、なんといっても追加効果たっぷりの「3ぼんのや」が怖い。急所や怯みは勿論、一番怖いのは50%でこちらの防御を下げる事。
しかもこれを特性「きもったま」によりタイプ相性の無効化無しで打ち込んでくる。ついでに物理型のソロクリアで大助かりだったNPCの「いかく」デバフも無効
おんみつマントを持たせれば追加効果は怖くないが、そうすると今度は「かいがらのすず」や「たべのこし」が使えず回復が難しい。
この技をいかに凌ぐかがカギとなるだろう。

対策

一例はソウブレイズ。
ドレイン技の「むねんのつるぎ」が抜群で通り「クリアスモッグ」で相手のバフも無効化できる。
しかし効果抜群の「シャドークロー」が来るのでテラスタルは出来る限り早く使用したい。「おんみつマント」を持たせた上でダメージ軽減に「てっぺき」や「リフレクター」も覚えさせてあればだいぶ安定する。
アーマーガアの場合、特性「ミラーアーマー」で「3ぼんのや」を相手へのデバフに変えられ、タイプ一致の飛行技で優位に立てる一方、「3ぼんのや」の威力が高いため油断はできない。
また、テラスタルする前に「はねやすめ」をすると「3ぼんのや」を抜群で喰らって撃沈するリスクには注意。
飛行テラスの場合はもとの攻撃力がそんなに高くなく、バフは「つめとぎ」や「ビルドアップ」で少しずつ上げていくしかないため速度が遅く、必然的に急所被弾の回数が増える。
先の通り「ちょうはつ」で積みを全てスルーできるので、相性を無視してかくとうテラスてっぺきボディプレスのごり押しで倒してしまうプレイヤーも多かった。ゴリランダーの二の舞じゃねえか!

用意できるのであれば、もうどくプレートを持たせテラスタイプを毒にしたアルセウスが非常に安定する。
「ちょうはつ」で「ビルドアップ」「つるぎのまい」を阻止して「てっぺき」を積みまくり、「じこさいせい」でHPを管理しつつ「アシッドボム」連打という戦術で概ね勝てる。
タイプ相性の都合「ブレイブバード」しか撃ってこなくなるため急所を気にする必要もない。


★最強のヒスイバクフーン

性格:ひかえめ 特性:おみとおし テラスタイプ:ほのお
技:かえんほうしゃ
  ひゃっきやこう
  きあいだま
  おにび
開催期間:2023/11/3~2023/11/6、2023/11/10~2023/11/13
ポイント:「にほんばれ」でほのお技強化、「おにび」+「ひゃっきやこう」で大ダメージ

特徴

ハロウィンの数日後にレイドボスとして登場したのは死者の魂と関係の深いおにびポケモンヒスイバクフーン。テラスタイプは前回と前々回同様自分のタイプとなった。

コンセプトはひたすら「おにび」を放ってこちらをやけどにし、「ひゃっきやこう」で大ダメージを与えるスタイル。
「ひゃっきやこう」を無効化するノーマルタイプやほのお技を半減するいわタイプには「きあいだま」で弱点をついてくるため、ガチグマキョジオーンなど「おにび」に強いポケモンでも油断はできず、非常に厄介。
原種が使用した「ふんか」は採用されなかったが「かえんほうしゃ」でも強い技であることに変わりはなく、定期的に使う「にほんばれ」で火力を底上げされたテラスタイプ一致の「かえんほうしゃ」の破壊力は恐るべし。
しかし、序盤にデバフ解除した後は前回と違ってシールドを張るまでにしばらく隙がある上にその後再度解除することをせず、自身の能力を上げる技を所持していない。
その隙に「かいでんぱ」や「いやなおと」などといったデバフ技をあててしまうのがよい。シールドを張ってからこちらのバフと特性解除もおなじくしばらく猶予があるのでテラスタルオーブチャージ回収前にすばやくテラスタルしたポケモンで攻撃するのもよいだろう。

対策

「おにび」の関係上ほとんどの物理ポケモンは機能不全と化すため、特殊技での攻撃がやりやすい。また、ほのお技を抑えられる「あまごい」を使え、かつみずタイプの技を使えるポケモンが使いやすい。
例えば「めいそう」と「うそなき」を使えるシャワーズや「アシッドボム」による特防デバフと「あまごい」+「うるおいボディ」でやけどを無効化できる原種ヌメルゴンが挙げらる。
過去作品のポケモンも含めればマナフィも適任である。特攻を一気に上げられる「ほたるび」や「めいそう」+「リフレッシュ」の効果を持つ専用技「ブレイブチャージ」を使えるため、バフにも困らない。
ただしいかんせん幻のポケモンであるため確保が大変。安定した入手方法が現状「LEGENDS アルセウス」しかないのが地味に痛い。

なおこちらがやけどになっておらず残りHPが十分にある場合、優先的に「おにび」を使う習性がある。
普通にプレイする上では厄介な要素だが、例に漏れず相手のAIは特性による無効化を考慮しないため、特性でやけどを無効に出来るポケモンが相手の場合ひたすら「おにび」を連打するBOT状態と化す*17
これを利用したピンポイントメタがバウッツェル
かくとうテラスに変更し、「おにび」を「こんがりボディ」で無効化しつつ防御を上げ、それを攻撃に転用できる「ボディプレス」の連打という立ち回りで高速で処理できる。
もっとも後半の追加行動時にはこの思考ルーチンが適用されず「おにび」「かえんほうしゃ」以外の技も使うため、「ひゃっきやこう」でやけどになって反撃を喰らう可能性には注意したい。ひたすら「ボディプレス」連打で済むという簡潔さのため、試行回数を稼いでゴリ押すのもあり。
また特性解除が中盤に一度入るので、そのターンだけは「まもる」でおとなしく防御に徹するのが良いだろう。そこまで時間をかけずとも倒せるケースもままあるが
持ち物は火力重視なら「メトロノーム」、後半の安定性を取るなら「かいがらのすず」がお勧め。
ちなみに「おにび」を使う通常レイドポケモンはそれなりにいる為そいつらにもこのバウッツェルは流用できる。★6のシャンデラやオーロットに苦戦するようなら登用も一考。

★最強のイーブイ

性格:がんばりや 特性:きけんよち テラスタイプ:ノーマル
技:すてみタックル
  ハイパーボイス
  かみつく
  あまえる
開催期間:2023/11/17 9:00〜11/21 8:59
ポイント:開幕シールド展開、あまえるやつぶらなひとみで攻撃デバフ、戦闘時のみA252、C252に振られた状態

特徴

ヒスイ御三家が続いていたため多くの人はダイケンキを予想していたが、11月21日の「イーブイの日」を記念してイーブイが抜擢された。奇しくも開催期間がSV発売1周年と重なっている。
そして、これまでバラバラだった最強レイドで初めてテラスタイプが被る事態になった。
もっとも御三家とそれ以外では別枠として管理されている可能性もあるが。

なおマフォクシーに続き性別はメス固定良くわかっていらっしゃる。当然ながら進化も可能なので、各々好きな最強のブイズにするのも一興。

進化前ということでピカチュウ同様にHP増加倍率50倍と開始と同時に全体力を覆うシールドを張る。
これにより変化技はほとんど通じず、貫通できる追加効果持ちの技が必要となる。
インテレオン同様通常技にデバフ技を持つが、ある程度思考ルーチンが改善されているらしくクリアチャームを持たせても使う頻度はかなり下がっている。
1ターン後にデバフ解除、その後もバフ解除が2回も待ち構えており、戦闘中のステータス調整はよく考える必要がある。
また戦闘時のみ攻撃と特攻に252振られている*18
それもあってはらだいこを使う場合体力管理をミスるとなかなか積み直せずジリ貧になることも多々ある。安定を取ってつるぎのまいやビルドアップを使うのもありか。
ピカチュウ同様ソロの場合テラスタルした後に倒されると概ね負け同然なので生き残りを最優先すること。

なおシールド非テラスタル時の軽減率自体は普通。代わりに一致テラスタル時の120%の補正がなくなっている。
またアイテムは何も持っておらず、イーブイの隠れ特性「きけんよち」もレイドでは無意味であり、火力・耐久とも先のピカチュウに比べていくらか落ちる。
更に恒例の2回攻撃もHP40%以下且つランダムと、後半の攻撃も比較的苛烈ではない。
決して油断はできないものの、これまでの★7レイドと比べると難易度はかなり低め。

対策

いくら難易度が低めといえど、攻撃デバフ対策とテラスタル維持のための回復策は必要。
物理アタッカーなら「ドレインパンチ」+「クリアチャーム」を用意するとよい。
おすすめポケモンは「てっぺき」からの「ボディプレス」が使えるアーマーガアや「ぼうおん」持ちジャラランガ、レイドでおなじみテツノカイナといったところ。ゴリランダーのry
テツノカイナを入手しにくいスカーレットならハリテヤマでも代用は可能。特性はどれでも良い。
6つ前のブリガロンもかくとうにテラスタイプを変更すればすぐに投入できる。
「まけんき」のコノヨザルならデバフを無視できるので「メトロノーム」+PPを増やした「ドレインパンチ」の連打で勝ててしまう。時短を狙ってバフをかけるなら解除されない「きあいだめ」を使うのがいいか。
特攻デバフはないため「アシッドボム」+「パラボラチャージ」のハラバリーもいける。ただしミライドンはきんぞくおんがシールドにより通じないためあまりおすすめできない。
また前回大活躍したバウッツェルもイーブイがほのお技を使わない上自力で防御を上げられないため使い回そうとしないように。
サポートとしてはシールドの上から防御を確定で下げれるガラルサンダーエンニュートアップリューが有効。

なお初回クリア時にはイーブイの進化に使えるかみなりのいし+ほのおのいし+みずのいし+リーフのいし+こおりのいしの5種も確定で手に入る。やり込み済で既にたっぷり持っている人もいるだろうが

★最強のヒスイダイケンキ

性格:いじっぱり 特性:きれあじ テラスタイプ:みず 
技:シェルブレード
  ひけん・ちえなみ
  シザークロス
  せいなるつるぎ
開催期間:2023/11/24 9:00〜11/27 8:59 12/1 9:00〜12/4 8:59。
ポイント:特性きれあじ+開幕つるぎのまいによる火力強化、後半からきあいだめによる50%急所

特徴

イーブイの日もあったため連続開催はならなかったが無事参戦。
これまたピカチュウとテラスタイプが被ることとなった。

開幕で「つるぎのまい」を使用し、1ターン後には原種同様「じならし」を使用して素早さを下げてくる。
シールド展開が早いのも同様で、薄かった原種と比べて今回はいくらか厚くなっている。
そしてHPが半分になると「きあいだめ」を使用。

技は一致技2つと相性補完に優れる「シザークロス」、そしてこちらのバフを無視する「せいなるつるぎ」と、対応範囲が広い構成。
くさタイプは「シザークロス」で弱点を突かれ、でんきタイプは全体的に物理耐久が低いため必然的にクリアできるポケモンが限られてくる。
さらに全てが特性「きれあじ」の強化対象。防御を固めても「せいなるつるぎ」で貫通され、序盤から恐るべき火力を押し付けて来る。
「いえき」「なやみのタネ」「スキルスワップ」などで無効化はできるが、ダイケンキのシールド展開が早いため序盤に補助技を使えるタイミングが少ない。
「つるぎのまい」か「きれあじ」のどちらかの補正を受けた攻撃を最低一撃は耐える必要がある。
特にきれあじ補正+元タイプ一致+テラスタイプ一致+つるぎのまいによる攻撃力2段階アップという、2重3重に強化されて放たれる水技「シェルブレード」はえげつない破壊力
外れる可能性もあるとはいえ威力に加えて50%で発生する防御ダウンが痛いため、先のヒスイジュナイパーの「3ぼんのや」対策のように撃たせないかデバフ無効化の対策が必要。

物理斬撃技による超火力に加えて「じならし」による素早さ低下もあり、火力と耐久に加えて素早さの調整もカギを握る。
総じてかなり難易度が高いと言えるだろう。

対策

ミライドンはみず半減かつ弱点を突け、「リフレクター」でダメージを軽減できる。
ただあまり物理耐久が高くないため、ソロでもマルチで使う場合でも攻撃を下げなければ秒殺されてしまうことも少なくない。なので野良でミライドンを見かけた時は攻撃を下げられるサポートキャラをこちらが使うと勝率が上がる。
いつもは大活躍しているハラバリーだが今回は厳しい。耐久に振り切り「リフレクター」や「ひやみず」、さらにNPCの「いかく」に頼るくらいでないときれあじ+一致テラスのシェルブレードを耐えられない。

コライドンは天候を晴れにしてみず技を半減し、「ワイドブレイカー」で上がった攻撃を元に戻せる。
ミライドンと共に素早さに24振ることでじならし後もダイケンキを抜くことができる。

「てっぺき」で防御を高めつつ、「ボディプレス」を使う隠れ特性持ちアーマーガアで行くこともできなくはないが、後半から急所戦法が加わることを考慮すると少し心もとない。また、テラスタルする前にうかつに「はねやすめ」を使ってしまうと「せいなるつるぎ」で斬殺される可能性もある。むしろ、「なやみのたね」で「きれあじ」を消しつつ、「こうごうせい」でのタイプ相性を気にしない回復ができる隠れ特性持ちドダイトスのほうに軍配は上がったりする。最も、「シザークロス」を受けきるために「いかく」NPCが必要なのは言うまでもなし。

一番のピンポイントメタがキタカミで捕まえられるようになったウツボット
くさタイプのため「シェルブレード」を誘発せず、「クリアスモッグ」で攻撃バフを、「いえき」or「なやみのタネ」で「きれあじ」を打ち消すことができる。
さらに「アシッドボム」と「ギガドレイン」も覚えるため、それ以降はデバフ解除に注意しつつ打っているだけで勝てる。テラスタイプはもちろんくさ。
素早さの努力値はダイケンキを抜けるように124振っておきたい(「おんみつマント」で「じならし」の素早さダウンを予防する)。また素の耐久は低くテラスを切った後の「シザークロス」で落とされかねない為性格補正と他の努力値は物理耐久重視の方が良い。とはいえシールドを破ってしまえばそのあと一度くらいは落とされてもどうにかなる。
性質上火力の数字が控えめになる為、「ギガドレイン」のPPも最大まで増やしておきたい。
技スペース的に晴れにする余裕はないのでソロなら特性は通常隠れどちらでも良い。

耐性面でのピンポイントメタになるのは「ちょすい」のニョロボン。特性による水技無効と合わせれば不一致の「じならし」「せいなるつるぎ」以外は全て半減以下に抑えられる。
初手「くろいきり」で攻撃バフを消した上で「ドレインパンチ」戦法で戦える。キタカミにはかくとうテラスのニョロゾがシンボルで登場するためテラピース問題にも困らない。
ただし等倍攻撃で攻める形なのでかくとう一致テラスでも進行はやや遅め。バフ技やアイテムで補えるが「はらだいこ」を使う場合はタイミング注意。
また素早さ種族値がウツボットと同値であるため、同様に努力値を124振っておくと初手に先制して「くろいきり」を使えるため安定度が増す。

サポートとしてはダイケンキの技をじならし以外全て半減にできるマリルリや、「ちょすい」を持つヌオードオー、スキルスワップを覚え物理耐久も高めなママンボウあたりがおすすめ。
ウツボットと組む前提なら開幕からきれあじを打ち消せる「かがくへんかガス」のマタドガスもおすすめである。バフ解除時の無効化に備えて「とくせいガード」を持たせられるとなおいい。
NPCはいかく持ちに加えてハラバリーやノココッチを引けると「へびにらみ」や「ほうでん」でまひにしてくれる可能性があり、素早さと行動回数の減少により戦いやすくなる。

★最強のテツノツツミ

性格:ひかえめ 特性:クォークチャージ テラスタイプ:こおり
技:ふぶき
 ハイドロポンプ
 フリーズドライ
 ひやみず

開催期間:2023/12/22 9:00〜12/25 8:59
ポイント:「ゆきげしき」と「オーロラベール」で耐久面強化、エレキフィールドで一番高いパラメーター強化、 「ハイドロポンプ」+「フリーズドライ」による広い等倍範囲

特徴

クリスマスを意識してかデリバードの未来の姿が抜擢。パラドックスポケモンとしては初の最強レイドに参戦となる。また「藍の円盤」配信以降初の最強レイドでもある。
なおデリバードの大量発生がイベントで同時進行する。無論スカーレットにも出現するので、通信無しで対戦でも大活躍しているテツノツツミを手に入れられる千載一遇のチャンスとなる。

開幕で「ゆきげしき」と「オーロラベール」を使用して耐久面を大幅に強化してくる。
HPが75%以下になるとバフ解除からのエレキフィールドを使用し、一番高い能力が上がる。そのままの場合は特攻が上がり、特攻を下げていた場合は素早さ、両方下がっていた場合は防御が上がる。
基本的に特攻が上がるとかなり危険なので、「むしのていこう」や「バークアウト」で特攻を下げるのがセオリー。
HPが半分になると再びゆきげしきを使用するが、またオーロラベールをしてこないのが救い。
HPが45%以下になるとデバフを解除してくるものの、ほとんどの場合シールドもすでに割れているため十分に積んでいればそのまま押し切れる。

元の高い防御とゆきによる防御上昇があるので、基本的には特殊型がおすすめ。
テツノツツミの十八番である「ハイドロポンプ」+「フリーズドライ」は等倍範囲が極めて広く耐性により有利を取ることが難しく、等倍の一致攻撃に耐えながら戦わなければならない。
同テラスタイプのインテレオン同様何よりも恐ろしいのは10%の確率で襲い掛かるこおり状態。おんみつマントなどで対策したい。
また「にほんばれ」があれば水技半減に加えてこおり状態にならなくなるので是非とも入れたい。

またソロの場合、パルデアケンタロスかヘラクロスを引く事ができれば「レイジングブル」or「かわらわり」で「オーロラベール」を勝手に破壊してくれる。オリーヴァも「こぼれダネ」で「エレキフィールド」を自動的に上書きしてくれるので有用ではあるが、挟まってくる回復がやはり鬱陶しいのが……

対策

最有力は隠れ特性「こおりのりんぷん」による高い特殊耐久を誇るモスノウ
むしのていこうを3回撃ちテラスタルし、ちょうのまいを積んでいけば安定して勝てる。こっちもオーロラベールを張ったり、きりばらいでフィールドやオーロラベールをまとめて消すことも可能。
テラスタルについてははがねにして「テラバースト」を打つのが基本。むしテラスタルでもクリアは可能だが、こおり状態がとにかく怖いので素直にはがねに変更した方が良い。
同時にハピナスのイベントレイドが開催されている上、藍の円盤が配信されてからテラピース問題は大幅に改善されつつある。

またジバコイルも有力。
隠れ特性の「アナライズ」が発動しやすく、「かいでんぱ」でダメージを抑えつつシールドを張られる前にきんぞくおんでデバフをかけてからラスターカノンで攻撃する。
仮にきんぞくおんがシールド展開に間に合わなかった場合でもチャージビームで誤魔化せなくもない。
ただし命中不安なためモスノウと比較するとかなり見劣りする。

ヒスイヌメルゴンも持ち前の高い特防に加えてにほんばれを扱え、アシッドボムからのラスターカノンで攻めていける。「はいよるいちげき」で特攻デバフも可能。「シェルアーマー」により急所事故もまず起こらない。

防御が高いため物理アタッカーは非推奨だが、ハリテヤマだけはインテレオンの時同様にあついしぼう+にほんばれが扱えるので例外的に有効。
テツノカイナは特殊耐久が低いためつるぎのまい型でも苦しい。今回ばかりは火力と耐久を両立できるハリテヤマの方に軍配が上がった形。

ソロ限定ならば特性「ソウルハート」でNPCの犠牲をバフに変えられるマギアナも適性が高く、「ドレインキッス」での回復を挟みつつ、鋼技で葬り去ることができる。
ただし、命中率不安定とはいえ「ハイドロポンプ」の高火力は不安なので特防に努力値を振る・「かいでんぱ」や「めいそう」で対策したい。
入手難易度が異常に高いものの、所持している人は投入してみるといい。

サポートとしては多くのデバフ技とひかりのかべを備えるデカヌチャンやクレッフィ、修正によりクォークチャージに特性変更が通じるようになったためあついしぼうを持ちシンプルビームからのバークアウトやどろかけができるブーピッグがおすすめ。

★最強のバシャーモ

性格:いじっぱり 特性:かそく テラスタイプ:ひこう
技:ブレイズキック
  ブレイブバード
  けたぐり
  じしん
開催期間:2024/1/12〜1/15 1/19〜1/22
ポイント:つるぎのまいとビルドアップによる攻撃・防御上昇

特徴

2024年最初の最強レイドはバシャーモが抜擢。ホウエン御三家初の最強レイド参戦であり、遂に御三家内でテラスタイプが被ることとなった。
尤もDLCに伴い御三家が勢揃いになっているため今後も各御三家が最強レイドに参戦することが予想されるため遅かれ早かれ被ることは見えていたが。
ジュナイパー同様モチーフは軍鶏で曲がりなりにも鳥であるため合ってはいる。

特徴としては自身の弱点となる全てのタイプの弱点を突くことができる技構成と、シールドを展開する前から早々に「つるぎのまい」を積んでくる。
そして時間経過で「ビルドアップ」を1回積む。
また特攻も高めなことから1回だけHP減少で「オーバーヒート」を放つ。特殊耐久もおろそかにしないようにしたい。
その後全体攻撃の「いわなだれ」を放つが、防御を固め切っていれば正直あまり脅威ではない。

特性かそくにより先攻を取るのはかなり難しい。
「トリックルーム」で素早さ関係を逆転させたり、「スキルスワップ」で奪ってしまう手もある。
またHPが少なくなるとお決まりの2回行動をすることがある。
だが積み技は1回ずつだけであり、バフ・デバフ解除もHP減少による1回だけであるため積み技が使いやすく、いかく持ちを引ければ難易度は大幅に低下する。
引けずとも「ひやみず」や「とびかかる」で下げる手もある。

対策

有効打はやはりジュナイパーレイドでも活躍したハラバリーやミライドン。
ハラバリーはいつも通りの技構成で安定してクリア可能。「シュカのみ」を持たせれば「けたぐり」を誘発でき「ひやみず」とあわせて耐久も確保できる*19
ミライドンは自身で攻撃デバフやリセット技を覚えないため、「いかく」持ちが引けないと案外厳しいことも。
また「ふゆう」によりじしんが効かず、「アシッドボム」や「とびかかる」を扱えるシビルドンも適正がある。

サポートとしては「ワイドブレイカー」に加えて触れた相手を確定てまやけどにできる「かえんのまもり」を持つウガツホムラが有効。
用意が難しいならねっとうとひやみずを扱えるママンボウも適正がある。

★最強のエンペルト

性格:ひかえめ 特性:かちき テラスタイプ:こおり
技:なみのり
  ラスターカノン
  れいとうビーム
  くさむすび
開催期間:2024/2/2〜2/5 2024/2/8〜2/12
ポイント:ゆきげしきとてっぺきによる防御アップ、かちきによるデバフ抑制

特徴

初のシンオウ御三家が最強レイドに参戦。こおりテラスタルの最強レイドはこれで通算3回目。
先手でもはやおなじみとなった「ゆきげしき」で防御を強化し、加えて必中になる「ふぶき」を一発放つ。

まあ予告を見た瞬間に震え上がったプレイヤーも多いだろう。隠れ特性優先故に特性はレイドにおいて厄介極まりないかちきである。
素の状態ではデバフ技を撃てないのはもちろん、ソロプレイ時には救援NPCとして自動発動の「いかく」持ちが入る可能性があるのが何よりやっかい。
2段階上昇スタートでもキツいが、特にムクホークかケンタロスがNPCに来た場合は、
  • 戦闘開始時「いかく」で「かちき」起動
    →相手開幕行動の「ゆきげしき」+「ふぶき」で撃沈
    →復活からの「いかく」で再度「かちき」起動
というデスコンボによりいきなり特攻が4段階上昇したエンペルトが爆誕する
ニンフィアの「ムーンフォース」のようにデバフ技を使う者もおり、NPCポケモンの技や能力を把握しておいて不利なNPCと見たら即撤退でいいだろう。
NPCの内能力を下げる技を持たないのはヘラクロス、サーナイト、ノココッチ、ドオーの4体のみであるため、これが全員揃える前提でない限りは「スキルスワップ」などの特性変更技かそもそも「てんねん」で無視する事が必須。
ちなみに「いかく」持ちが混じる確率は約44.2%。

攻撃技はテラスタイプ含めた一致技3種と同タイプ対策の「くさむすび」がある。このため「ちょすい」水タイプで受けることは難しい。
「かちき」を考慮してか通常技は命中重視かつこれ以外に特攻を挙げる手段もなく、どうにか対処してしまえば火力を盛られる心配がなくなる。
とはいえ特性変更手段の内「なやみのタネ」は草タイプ故に氷技で弱点を突かれやすく、「いえき」の毒タイプ勢は耐久か火力に乏しく詰めにくい。
一方の「てんねん」持ちは大半が打点/回復手段に乏しいか向こうから弱点を突かれるかな為そこを誤魔化せる後述のラウドボーン以外では厳しい。
そのため頼りになるのはエスパー技の「スキルスワップ」であろう。
また素の火力不足を補うかのように、バフ解除をシールド展開時と時間半分時で2回差し込み間接的にステータスを補強してくる。
積みなおすのもそれはそれで手間な為、シールドまで削り適当に積んだりわざと倒れて時間を減らして放置する手もある。
時間経過で「てっぺき」も使う為物理アタッカーは火力を削がれがち。

やっぱり怖いのはこおり状態。運が悪ければ開幕から凍らされてペースを乱されることもしばしばで、スキスワ要員は「おんみつマント」がほぼ必須。
さらに野良では行動やテロップをろくに見ずにスキスワ合戦を繰り広げる場面も。迷惑がかからないよう、画面にしっかり集中しよう。

総じてその難易度はミュウツーに次ぐと言ってしまっていいレベル。
マルチ前提の難易度だったあちらと異なりソロでも倒せはするがNPCをよく選ぶ必要があり、安定して周回する手段は確立されていない辺りからもうかがえる。

対策

今までこおり最強レイドで活躍してきたテツノカイナやハリテヤマは、どちらも特性を変更できずソロだとNPC厳選が面倒なためマルチ推奨。
ハラバリーは特性を変更できないため、残念ながらソロでは火力が追いつき辛い。

デカヌチャンは「スキルスワップ」に加えて特攻を下げる「はいよるいちげき」や防御を下げる「いわくだき」が使えるため適正はある。
はがねタイプ故「れいとうビーム」の使用を抑制できるため「おんみつマント」以外のアイテムを持たせやすい利点もある。

特殊アタッカーの場合、特殊受けに調整した「てんねん」ラウドボーンでも行けなくはないが、「にほんばれ」による晴れを維持する前提になる為「なまける」「かいがらのすず」があってもプレイングがシビア。
ピンクの悪魔ことハピナスもスキスワからの「めいそう」で要塞化してからの「アシストパワー」と★6タイカイデンと同じ方法で攻略可能。ただしそれでも「かちき」が2回以上発動していると厳しい。
「かちき」さえなければ「おんみつマント」のニンフィアでもスキスワで無効化して倒せるが「めいそう」を2回以上積めないと「ラスターカノン」が安定しない為やはり上級者向け。

SVソフト単独で用意できてソロプレイでも比較的安定するのはエルレイド
「スキルスワップ」で「かちき」を消してから「つるぎのまい」+「ドレインパンチ」で戦える。
技の残り一枠は「てっぺき」を無視して殴ることも可能な「せいなるつるぎ」、進化前から続けて使える卵技のデバフ技「マジカルフレイム」、水・氷技へのデバフとなる「にほんばれ」あたりから選択か。
ただしHPが低めなため後半の2回行動がやや苦しい。
相手の火力UPさえなければHP振りで十分耐えられることも多いが、2回目のバフ解除のタイミングを覚えてその前に「せいなるつるぎ」で逃げ切る手もある。

ヒスイバクフーンと同様にマナフィも強い。
「くさむすび」以外の技を半減に抑え、その「くさむすび」も弱点込みで威力40と、根本的に攻め手に乏しい。
「スキルスワップ」による「かちき」無効化は勿論、その前に「かちき」を起動されても「ハートスワップ」で奪える為隙が無い。能動的に積む手段にも「ほたるび」がある。
こおり状態も攻撃技に「ねっとう」を採用することでカバー可能。あるいは割り切って「いやしのエール」に任せて「なみのり」で殴るのも選択肢。
回復が「かいがらのすず」頼りになる点にだけ気を付けたい。あまりに素早く削りすぎてHPが半分を切ったタイミングとバフ解除が重なった場合、2回攻撃を捌きながら積みなおすのは難しく回復が間に合わない。

どうせ高確率で「いかく」持ちが混入するなら逆に利用してやれということで、カラマネロ「あまのじゃく」を「スキルスワップ」で押し付け、「いかく」で上がった攻撃を利用して「イカサマ」連打という、まさに天邪鬼極まる戦術まで考案された。

サポートに最適なのがポットデス。ご存知「くだけるよろい」をスキスワで押し付けて物理アタッカーの火力をどんどん高めることが可能。本人の特防も高い上「ひかりのかべ」や「トリックルーム」でサポート可能。
おなじみブラッキーも高い耐久から「スキルスワップ」「バークアウト」で骨抜きにできる。

NPCはまひ状態に追い込めるハラバリーやノココッチ、「いのちのしずく」を使えるサーナイトが来てくれると助かる。
特性変更を前提とするならば上で要注意NPCと書いたニンフィアの「ムーンフォース」も特攻ダウンが活きる。


★最強のフシギバナ

性格:ひかえめ 特性:ようりょくそ テラスタイプ:じめん
技:だいちのちから
 ヘドロばくだん
 ギガドレイン
 ドわすれ

開催期間:2024/2/28 9:00〜3/6 8:59
ポイント:先手「にほんばれ」+「せいちょう」+「はなふぶき」で火力と素早さを強化した上での物理攻撃一発、「ドわすれ」積みによる特殊耐久要塞化、弱点補完に優れた技構成

特徴

ポケモンデー2024を記念して初代御三家を対象とした3週連続最強レイドの開催が決定。
一週目はフシギバナ。テラスタイプ被りが何度か起きていた中でじめんテラスの最強レイドは初となる。
また今回から各種スパイスをドロップするようになった。欲しい人は周回してみるのも一興である。

天候「はれ」時に素早さが倍になる「ようりょくそ」であり、早速先制で「にほんばれ」を発動。
これにより初手の素早さ種族値160相当となり、素の状態で上回れるポケモンはそうはいない。
さらには「はれ」中に2段階アップとなる「せいちょう」を使って火力を上げ、続けて物理草攻撃の「はなふぶき」を一発。
そう、まさかの先手で3行動してくるのだ。

技構成もなかなかに嫌らしい。
「じめん」の弱点を突けるのは「くさ」「みず」「こおり」だが、くさは毒技の「ヘドロばくだん」で、みずは草技の「ギガドレイン」で弱点を突ける上に「はれ」中は威力ダウンである。
「こおり」なら3つの攻撃技を全て等倍で受けつつ弱点を突けるとはいえ、こおりタイプはそもそも耐久に難がある者も多く、物理特殊両刀の攻撃が来るこのイベントは等倍でも苦しい場面が少なくない。
おまけに「ドわすれ」を通常技に持つため特防6段階アップが常となり、特殊アタッカーは機能不全に陥る。

特殊行動としては先制行動の他は序盤のシールド発生時にバフ&特性無効、シールド破壊時に自身のデバフ解除、体力半分時に一度だけ「にほんばれ」再発動が入るのみ、と少なめ。

先手行動による超強化+相性補完と追加効果に優れた技構成+特防超強化の一方で物理耐久も低くない、ということで難易度は高い部類。
前回のエンペルトの難しさがNPC選びが必要なことによる不安定さだったのに対し、このフシギバナの難しさはそもそもの有力ポケモンが入手にひと手間かかるものばかりであること。
比較的入手容易な一例は片バージョンのポケモン、しかもパラドックスポケモンのためグレンアルマ/ソウブレイズのようにひたすらレイドバトルを探すような方法は不可能、
両バージョン共通の攻略候補としてはDLCの後編の終盤から入手可能になる内の一匹が多少運混じりで可能か、という具合。
かつての最強レイドやイベントレイドでの配信はあったポケモンたちであるが、テラレイドバトルの項目で紹介している汎用ポケモン例はそのままでは通用しにくく、SV単独のクリアははかなり苦しい。

……のだが、他ソフトの連携を視野に入れるなら実は完封できるポケモンが存在する

対策

「クリアスモッグ」「くろいきり」や天候技などで先手のバフを早く消したいところだが、火力も素早さも両方上がっているため物理攻撃と特殊攻撃を一発ずつ耐える覚悟が要る。
さらにはフシギバナの素の素早さ種族値は80と中速帯にあり、耐久重視で鈍足ポケモンを起用すると仮にようりょくそ効果を消しても先手を取られ続けかねない。
また「ヘドロばくだん」や「だいちのちから」は追加効果がやっかいなため「おんみつマント」を持たせたいが、その場合は回復をどうするか…と持ち物も悩ましい。
一方でバフ解除が序盤に1回、デバフ解除が中盤に1回しかないため、あらかじめ特攻を削っておけば1回倒されても復活後に耐えつつバフを積むことで超火力で巻き返せることも。

お勧めはチヲハウハネ
高めの特殊耐久、「はなふぶき」「ギガドレイン」「だいちのちから」を半減できる耐性、ドレイン技「きゅうけつ」、特攻低下技「はいよるいちげき」、「にほんばれ」にタダ乗りできる「こだいかっせい」「あさのひざし」、種族値1だけとはいえ「はれ」無しならフシギバナより速い、と相手取るうえで有利な要素を多くそろえる。
バフ解除を貰うまで「はいよるいちげき」で火力を削ぎつつテラスタルオーブをチャージし、以降は「ビルドアップ」を数回積んで「きゅうけつ」で殴っていくのが基本。
回復技しかもドレイン技を持つため、どく状態対策として迷わず「おんみつマント」を持たせられるのも好都合。

今までの最強レイド報酬だとミュウツーが有力。
「パワースワップ」で先手のバフを奪い、バフ解除後に「めいそう」で特殊攻防を強化した上で物理ダメージを与える特殊技「サイコブレイク」で押す。残り体力が少なくなれば「じこさいせい」で回復。
こちらも持ち物は「おんみつマント」で。
「ぼうだん」ブリガロンは弱点を無視できるため一見有効に思えるが、元々の特防が低く特攻デバフ技も回復技もないため、「だいちのちから」の特防ダウンが入ると半減でも苦しいため若干運が絡む。
とはいえプレイ期間やDLCの進行次第とはいえ両方のバージョンで入手可能であり、ソロプレイで手に入れられるポケモンの中では有力候補の一匹なのは間違いない。

先述した通り、実は他ソフトで入手可能な中に持ち物効果と特性効果を合わせることで完封できるポケモンがいる。
「ふうせん」を持たせた特性「そうしょく」のヒスイヌメルゴンである。
「ふうせん」で地面技無効、特性「そうしょく」により草技無効、はがねタイプの相性により毒技無効、とフシギバナの攻撃技全てを無効化できる。
気を付けるポイントはバフ解除直後のスキを「まもる」でやり過ごす事のみ。「ドわすれ」でスルーされることもあるけど
その後は「のろい」で火力を強化しつつ「アイアンヘッド」「ジャイロボール」で殴っていこう。
オヤブン個体なら最初から鋼テラスで初期レベルも高くさらに「ジャイロボール」以外を思い出せるため用意も楽。

NPCとしては前回大迷惑だった「いかく」勢が先手のはなふぶきのダメージを減らしてくれるため助かる。
特攻デバフが期待できる「ムーンフォース」のニンフィアや「いのちのしずく」サーナイトも前回同様に有効。

余談だが、今回のレイドではカロス地方にルーツを持つブリガロンや(ヒスイ)ヌメルゴンが活躍した為、来年発売されるミアレシティを舞台にしたゲームの宣伝に一応一役買ったといってよいだろう。


★最強のカメックス

性格:むじゃき 特性:あめうけざら テラスタイプ:はがね
技:ハイドロポンプ
  ラスターカノン
  はどうだん
  てっぺき

開催期間:2024/3/6 9:00〜3/13 8:59
ポイント:先手「からにこもる」+シールド展開、「てっぺき」積みによる物理耐久要塞化、後半に「からをやぶる」で攻撃・特攻・素早さを強化+「あまごい」で水技の威力強化

特徴

ポケモンデー2024を記念して初代御三家を対象とした3週連続最強レイド、2週目はカメックス。

亀の堅牢さをアピールするためか先制で「からにこもる」で防御を上げ、さらにいきなりシールドを展開。そのためマルチで一発撃破を狙うのは非常に困難。
フシギバナとは逆に「てっぺき」で防御をひたすら上げてくるため、今度は物理技でダメージを与えるのが難しい。
はがねテラスタルのためレイドバトルでお馴染みの「アシッドボム」「クリアスモッグ」が効かないのもいやらしい。
さらにHP75%で「からをやぶる」を使用し攻撃・特攻・素早さを強化。さらにHP50%で「あまごい」を使用し「ハイドロポンプ」の威力を増してくる。
幸い特性の「あめうけざら」はレイドの仕様上さほど脅威にならないのが救いか。

対策

おすすめは最強エンペルトでも活躍したエルレイド。
特性「きれあじ」の個体で「せいなるつるぎ」を使えば相手の防御上昇を無視してダメージを与えられる。
「ドレインパンチ」はダメージが通りにくいため、持ち物は「かいがらのすず」にして回復を行おう。
上記のエンペルト用に育てた個体がいるなら、技構成や特性を少し変えるだけで用意できるためお手軽。

「きあいだめ」+「ピントレンズ」による確定急所で「てっぺき」をブチ抜けるテツノカイナも有力。
「はらだいこ」ではなく「つるぎのまい」にすることで積みを安定させられる。こちらの技は「ドレインパンチ」。
汎用個体を流用できる点でも強い。

他には炎テラスタルのシャワーズも候補に上がる。
特性「ちょすい」で弱点の水技を無効化しつつ、「にほんばれ」+「ウェザーボール」で弱点を突いていける。晴れにすることで実質相手の弱体化に繋がるのも嬉しい。
同じ戦法ならボルケニオンも候補なのだが、いかんせん入手方法が限られているのがやや辛いか。


★最強のメガニウム

性格:わんぱく 特性:リーフガード テラスタイプ:エスパー
技:タネばくだん
  しねんのずつき
  ボディプレス
  のろい

開催期間:2024/4/5~4/8 4/12~4/15
ポイント:壁貼りで安全を確保してからの「のろい」による要塞化+「ボディプレス」の超火力

特徴

カントー御三家のテラレイドを終え、先行登場していたバクフーン以来となるジョウト御三家の出番がやってきた。
今回対峙するメガニウムは花も恥じらうわんぱくメス個体とんでもなくかわいい!なお、今回もスパイスをドロップするのでご安心を。

内容を見た時、多くの人は?マークがついたことだろう。
エスパー攻撃技の「しねんのずつき」は第九世代で新たに習得できるようになったもの。元々のくさタイプが弱点とするどくタイプに弱点を突けるようになったのは強化点の一つである。
しかしくさタイプもエスパータイプも共通して虫技を弱点とするためテラスチェンジの戦略としては一般的に非推奨であり、メガニウムにミスマッチしている感が否めなかったからだ。
隠れ特性も不遇特性の代表例として知られる「リーフガード」であり、仮に状態異常にできないとしてもそこまで苦労するものではない…と楽観視するプレイヤーも多かった。

しかし、いざ始まってみるとその行動パターンは通常行動に含まれる「のろい」で攻撃と防御を最大まで上げて殴るというもの。メガニウムだからと舐めてかかったプレイヤーは次々と蹂躙される運びとなった(★5ダイオウドウを思い出すとよい)。
「ちょうはつ」を定期的に入れようにも序盤で分厚いシールドを張るためにプレイヤーがバリアを破壊する前に効果が切れやすく、物理要塞化の阻止は難しい。

一応、攻防同時に上げる積み技はどちらかが最大になれば使わなくなるというのがミュウツー戦で示唆されており、これに倣って「攻撃を下げ、物理攻撃は諦めて特殊技で攻めればいい」……と思いきや、そうすると今度はぼうぎょステータスで威力を参照する攻撃技「ボディプレス」が飛んでくる。
エスパーが苦手とするあくタイプの対策になるかくとう技であり、弱点補完としても真っ当な選択。
ぼうぎょ6段階UP+性格補正の「ボディプレス」は無策で受けると等倍どころか半減でも苦しく、攻撃を下げきっても防御6段階UPのメガニウムにペシャンコにされるケースが後を絶たない。

特殊行動を見ても、初手に先制して「リフレクター」と「ひかりのかべ」を張って時間を稼いで来る。
晴れ状態にはしてこないためリーフガードは結局不使用に等しいが、シールド展開による一回とデバフ解除の2回の計3回状態異常が解除されるため、非常に苦労する。
デバフ解除時には「のろい」で下がった素早さも戻してくるため、素早さ調整を怠ると「しねんのずつき」でひるまされるハメになる。
終盤には「じならし」で素早さを確保しようとするが、この頃には2回行動での「のろい」で相手ものろくなっているケースが多いので戦局にはあまり作用しない。
NPCの素早さデバフでもひるみを回避できることもあり、「おんみつマント」の出番は後述のマグカルゴなど一部のポケモンに限られるだろう。

小細工を労せず超火力でガンガン押してくるという単純ながらそれだけに対応が難しい戦術によって、物理系ではかのヒスイダイケンキを超えて最高難易度に躍り出たといってよい。
いつも最弱御三家の汚名を着せられていたメガニウムだが、特殊なイベントボスの形とはいえ文字通りの最強化し大暴れを見せられる感動の機会になったといえる。
特に野良レイドは、その圧倒的な強さを知らずメガニウムだからと舐めてかかったプレイヤーが乱入→瞬殺されることで時間ゲージが一瞬で溶ける。
このギャップと合わせた相対的難易度は高練度のミュウが多かった野良ミュウツーより厳しいと言われることも。
幸い素のステータスはミュウツーは愚か☆6のカイリューと比較しても控えめな上、「のろい」のデメリットとして自ら素早さを下げてくるため火力はともかく怯み運ゲーの心配は少ない。
確かに凶悪ではあるが、常日頃から☆6の積技持ち(カイリュー、サーナイト、アーマーガア)をソロで下しているような猛者ならいくらでも付け入る隙はあるという塩梅*20というかこいつらの方が大半の☆7最強レイドよりよっぽど強いし……

対策

基本的に「ボディプレス」を透かせるゴーストタイプ以外のポケモンはお休み推奨。特に弱点をつけるからとあくタイプを出すと秒殺されるハメになる。
また、防御がマックスのため、原則特殊系で攻め上ることになる。無論、攻撃力上昇を無効化ないしは防げないポケモンも今回は門前払いとなる。

手っ取り早いのは特性「てんねん」で積みをシカトする事。
という訳で物理耐久に優れる隠れ特性ラウドボーンが有力。
「かいがらのすず」「なまける」で回復は問題なく、バフ解除のスキも「まもる」でカバーできる。
「フレアソング」+「にほんばれ」で超火力をひたすら押し付けることが出来るほのおテラスと「フレアソング」で特攻を盛りつつ「シャドーボール」で一致弱点を突けるゴーストテラス、どちらで運用するかはお好みで。
ほぼ確実に勝てるが、デバフ解除による「のろい」のSダウン打ち消しと「じならし」によるこちらのSダウンが重なって素早さ関係が逆転された場合、「しねんのずつき」の怯み連発によって落とされる可能性がある点には注意。万全を期すなら「こわいかお」を扱えるアーマーガアかオノノクスがNPCに欲しい。
また積み速度が遅い分撃破にも時間がかかる為周回には不向き。野良レイドも味方のサポートができないため他のサポーターがこないと厳しい。

原種ジュナイパー、ヒスイゾロアークも強力。
「フェザーダンス」や「うらみつらみ」で攻撃力を落としつつ、「のろい」をしのぎ切った後、「わるだくみ」を積んでタイプ一致ゴースト技で攻撃していく。
しかし、シールドを割る前にデバフ解除が来ることが多く、その間に何らかの拍子で「のろい」を積まれるとやや苦しい。
特殊攻撃力はそこそこ高く、メガニウムの体力が多いので効果抜群のゴースト技と「かいがらのすず」で何とかなったりはする。
安定感こそ劣るが積み速度はラウドボーンを上回る為、遂行速度は上。
ジュナイパーと同複合のヤバソチャも有効。両者の違いはデバフが「ちからをすいとる」になることと、「こうごうせい」の代わりに「てっぺき」で耐久を上げられること。
またヤバソチャ系統はキタカミで野生出現するため他3種と比べて入手が容易なのも長所。

いつもはエスパーテラスを鴨にできるコノヨザルは攻撃デバフを覚えないので安定しない。
しかし、「ちょうはつ」で序盤の能力上昇を抑えている間にテラスタルオーブのチャージを溜めてゴーストテラスになってエスパー弱点をすかし、「ビルドアップ」で火力と防御力を確保しつつ、「きあいだめ」からの「ふんどのこぶし」を使うことによって上記二体よりも素早く決着がつくことも。
とはいえ急所率は1/2な為、肝心な時に失敗してやられることも。そして今回だけはやられた時点で即敗北が決まるといってよい。
悠長に回復する時間は限られるため、持ち物はやはり「かいがらのすず」がよいだろう。

サポーターはシャンデラ族やマグカルゴが最適。
シャンデラ系は「しっとのほのお」や「れんごく」、「クリアスモッグ」によって火力を削ぎつつ、味方のラウドボーンを「じこあんじ」することでこちらの特攻UPを引き継ぎ、やけど+「たたりめ」によりアタッカーにもなれる。
難点はシャンデラは同速なのでくろいてっきゅうなどがないとのろいを先に1回でも積まれているとしっとのほのおが不発。ランプラー以下は遅い上に奇石が持てるが解散されやすく、火力で劣る。
マグカルゴは「しっとのほのお」「クリアスモッグ」「リフレクター」でガチガチに防御を固めるタイプ。非常に遅いのでしっとのほのおを決めやすく、じこさいせいもあるため倒れにくい。
ほのおテラスを切ればボディプレスで弱点もつかれなくなる。
余裕があればじならし対策になり、しっとのほのおのエフェクトが短いひこうテラスやむしテラスが強力。ただし火力が皆無。
どちらも共通してほのおのからだがある上、非接触の「タネばくだん」を誘発しないため、いざ殴られたときもやけどを狙える。
シャンデラは霊テラスを切るとタネばくだんで殴られる可能性がある。すりぬけもあるが相手の壁は序盤ですぐに切れ張り直さないためほとんど意味がない。
やけど+クリアスモッグの使い手はコータスやグレンアルマもいるが、コータスは壁が張れずグレンアルマはシールド中のやけど技が1回きりのなげつけると安定しないふんえんに限られる。

カラマネロも「あまのじゃく」を「スキルスワップ」することによって「のろい」を防ぎつつ、「いばる」で攻撃デバフを行えるが、言ってしまえばそれだけでシールド中は手を持て余し勝ち。
さらに味方の「シャドーボール」や「うらみつらみ」を敵のバフに変えてしまうため、ジュナイパーやゾロアークとの相性は悪く、ラウドボーンも「もうか」の場合はまずい。そもそも「もうか」でマルチに来るなって話だがもうか個体がうじゃうじゃいるのが野良レイドである
また、「しっとのほのお」でやけど付加を狙うサポーターとも相性が悪い。マグカルゴやシャンデラならほのおのからだも狙えるが。
「つぼをつく」を採用する、「わるだくみ」+「あくのはどう」で自分で殴るなどしてシールドを貼られた後の立ち回りを考えた上での選出が望ましい。
もっとも悪テラスを切った瞬間にボディプレスで圧殺されることも多々あるが。

わずかでも隙を与えると「のろい」で要塞化したメガニウムに踏みつぶされることもあるため、カラマネロ以外のポケモンの積み阻止の技は「クリアスモッグ」一択になりがち。「フェザーダンス」「うらみつらみ」等で攻撃を落としきる戦法を取っているプレイヤーとの相性は悪いが、のろいを無駄撃ちさせられるようになるので全く噛み合わないと言う訳でもない。
と言うより、野良レイドではカラマネロかクリアスモッグがないと未対策の味方がワンパンされまくり勝負にすらならないことが多々。

味方NPCはお馴染みいかくデバフ組や攻撃デバフ組の他にフワライドがいると「おにび」による序盤の火力低下や「シャドーボール」による特防デバフが狙えて安定する(自分たちに「おにび」をしなければの話だが・・・)

なおコライドンを出してしまうとリーフガードが発動しやけどにならなくなったメガニウムが暴走するため非推奨。
同様にラウドボーンのサポートをしようと晴れにしてしまうと、特性を変えない限り味方がやけどを付与できなくなる。




余談


  • エースバーンは2回連続で行動した際の2回目が描写されないというバグがあった。
    これの何が問題かというと、「ビルドアップ」を使われてから殴られたことに気づけず此方のポケモンがHP満タンでも全滅するというシャレにならない事態が発生してしまう。こうなるとどんなポケモンで挑もうが一発でパァ。
    マルチバトルでは一瞬でタイマーがゼロになる事も報告されており、多くのプレイヤーを戦慄させた。

  • 普段は最強レイドの開催期間は2週連続もしくは隔週の週末だが、ブリガロンレイドは再開催時期が開いてしまった。
    一応隔週開催されたのだが、2回目と同時期に実施されたイダイナキバ・テツノワダチのピックアップレイドで異常終了する不具合*21が確認され、ブリガロンレイドも合わせて即座に休止措置が取られたため。
    その後再調整を行い1ヶ月後に再び同時開催。今度こそは不具合なく規定期間が終了した。

  • ミュウツーのレイドが開始されたのは9月1日。ポケモン屋敷の日記でミュウツーの強さが手に負えないと書かれていた日付である。これは偶然か、それとも…?


追記・修正は全ての最強レイドを制覇してからお願いします。

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最終更新:2024年04月15日 01:49

*1 実際に2回行動するかどうかはランダムだが、ジュナイパーやバクフーンは確定で2回行動する

*2 2回目以降は★6同様低確率で入手可能。

*3 他のレイドボスは命中率下降や回避率を上昇させる技を使ってこない。

*4 捕獲すると努力値無振りの状態に戻る。

*5 大体最大体力の7割前後までシールドが展開される

*6 やけど状態は急所によって無効にならない

*7 今までの最強ポケモンは、ピカチュウ以外が確定通常サイズ、ピカチュウは16種類のサイズからランダムであった為、確定でサイズ証がつけられる最強ポケモンは初

*8 ヒスイジュナイパー→くさ・かくとうでひこう、ヒスイダイケンキ→みず・あくでむし、ヒスイバクフーン→ほのお・ゴーストでゴースト

*9 本来ならば全体が対象の攻撃技はレイドでは単体へ攻撃するようになっているため、この場合は4体全員にマジカルシャインを使うという処理になっている。

*10 どくゲッコウガ→どくの弱点を突けるタイプの内じめんをみずで、エスパーをあくで。いわブリガロン→いわの弱点を突けるみず・じめんをくさで、はがねをかくとうで対処できる形

*11 エースバーン:ビルドアップ、インテレオン:しろいきり、ゴリランダー:せいちょう

*12 せいちょうはひざしがつよい状態だと攻撃・特攻の上がり幅がそれぞれ一段階から二段階に増加してしまうため。特にコライドンはテラレイドの仕様上、初手のせいちょうで高火力になったアクロバットで弱点を突かれるため危ない。

*13 全ての難易度を含めると、初の伝説レイドはDLC配信に先駆けて登場したウネルミナモとテツノイサハが該当する。

*14 対峙時のみであり捕獲した個体は無振りに戻っている。

*15 そもそもNPCのポケモンには「特定のステータスが6段階上昇している時はそのステータスが上がる積み技を使わない」という思考ルーチンが存在する。今回のミュウツーの場合特攻、特防のどちらかが6段階アップしているなら固定行動以外で「めいそう」を使ってこない為、「むしのていこう」で特攻だけを下げるのが効果的という理屈。

*16 これに伴ってか、これ以前に配信された更新データにて「さいきょうのあかし」の説明文が変更されている。

*17 「おにび」を誘発しつつ無効化できるタイプと特性を併せ持つポケモンは他にキョジオーンやサーフゴーがいるが、彼らの場合弱点打点が優先されがちで安定しない

*18 無振りテツノカイナを想定する場合、仮に無振りなら両方100以下に抑えられるはずだが、実際には100以上喰らうため

*19 「シュカのみ」をもたせると与ダメージが「じしん」<「けたぐり」となるのだが、相手NPCは「半減実を使わせて再度弱点を突く」という思考ルーチンを持たない。その為後半の2回行動以外で「じしん」を撃たれる事が無くなる。万一使われてもシールドは割れていることが殆どなので削り切れる。

*20 そしてそういったレイドに慣れたプレイヤーは得てして「メガニウムで最強を謳うなら積技を通常行動に入れてくるのでは」と予想していた為、いざ開催されてもそれほど驚いてはいなかった

*21 落とし物が無いパラドックスポケモンのレイドなのに、落とし物が設定される枠を設定してしまった考慮漏れの説が強い