黒淵探索


黒淵探索は、歴戦バッジの獲得・強化を行うためのメインコンテンツである。

高難度コンテンツであると同時に、デイリーミッションでの攻略を求められる、操作を知らなければ非常に面倒なコンテンツである。


委託作戦


ここでは、デイリーミッションのクリア時間を短縮することを主眼に置く。

  • 委託作戦ボタンをクリックする。万事屋を用いてもよい。
  • 委託作戦進捗ダイアログが表示されて進捗開始したら、ダイアログ外をタップして進捗ダイアログを強制的にクローズする
  • 時間に余裕があれば、ホームの「回数」通知管理のため、その場で3敗する。

前提として、本手順は、難易度ルナティック攻略済みの階層を最短時間で攻略しなおすだけの手順であり、委託作戦を用いた場合はステージの進捗は得られないことを心得る。

なお、委託作戦ボタンはサブスク対象ではなく、無課金でも利用可能。

全体的な確認項目


  • 余剰の歴戦バッジは、適宜「倉庫>歴戦バッジ」から「回収」すること。序盤を「委託作戦」する際に得られる先行バッジは、黒淵ポイント900/dayになるので馬鹿にならない。
  • 歴戦バッジを集め終わったら、改造契約書の購入を忘れないこと。黒淵ショップの「常駐購入」>「先鋒を購入」画面で、スライド(フリック)操作による、隠れた購入アイテムの確認が可能である。

月曜日0:00JSTの戦い(深度150km達成した場合の委託作戦)


黒淵探索にも実はランキングがあり、深く潜った方ほど高い順位として、より良い報酬を得ることができる。特に、1位にのみ与えられる黒淵抽選券・大はギルドメンバーへの貢献度の大きい報酬である。
このとき、エコカリのランキング仕様によると、同じスコア(同じ深度)であれば、より速く到達したほうが、順位が良くなる。

したがって、同サーバで深度150kmクリアした方が複数いる場合、その翌週以降、0:00にどれだけ速く「委託作戦」を実行できるのか、という戦いを繰り広げることになる。

エコカリでは、現在いる画面の種類にかかわらず、日付変更時にローディングが発生する。これを目印に委託作戦の実施タイミングを図るとよい。
(2023/06/02追記)また、幻彩幽淵の実装後は入口手前にタイマー表示が追加されたので、委託作戦の実施タイミングをはかりやすくなった。

参考まで、本項目、より正確には、「同点1位(黒淵抽選券・大)」「同点3位(黒淵抽選券・中)」「同点10位(黒淵抽選券・小)」の3箇所で発生する戦いであるが、
深度150km未達の場合は、本ページを参照してもっと深く潜ればいいだけなので、あくまで「深度150km達成」に限定したタイトルとしている。

クイック作戦


ここでは、黒淵探索に時間をかけ、新規階層の攻略を行うための簡単な説明を行う。

自身の持ち時間・持ち気力に応じて、委託作戦との選択を行うこと。

当然、戦力および乱数値によって、新規階層の攻略に失敗する可能性が高いことを念頭に置く。

なお、本項は深度150kmに対する戦力として、攻略編成で戦力250万~500万程度を想定している。
一方で、おすすめ戦力は最深部でも2214.96万であることから、源質獣エコーラボ臨界強化といった各種追加コンテンツにより無課金での戦力1000万到達が現実的となった現在では、
攻略方法を一生懸命考えるより戦力を上げて出直すほうが手っ取り早い可能性もある。

基本的な考え方


小隊編成は、本コンテンツ専用に編成すること。ここでの説明は、以下の内容を前提とする。
  • 前衛
    • 前衛上列(1手目):キキ。玖蒔でも代用可能。澤でも代用可能だが、攻略情報は適宜読み替えること。
    • 前衛中列(2手目):ニーズヘッグ。澤でも代用可能だが、ここを代用する意味は薄い。
    • 前衛下列(3手目):オードリー。代用不可。
  • 後衛
    • 後衛上列(4手目):クラーケン。未央でも代用可能。
    • 後衛中列(5手目):火力または足止めキャラ。
      • 4手目をクラーケンとしている場合は、主人公を採用する。凛冬陣営キャラであること、スキルによる足止めが掃討に寄与することから。
      • 4手目を未央としている場合は、東曦陣営キャラのいずれかが望ましい。安詩羽があれば、3手目までに撤退・復活による火力支援の可能性もある、後述のグリンボスティ編成を参照。大聖★7があれば、分身による回避が期待できるか(未検証)。
    • 後衛下列(6手目):火力または足止めキャラ。
      • 4手目をクラーケンとしている場合は、フェンリルを採用する。凛冬陣営キャラであること、スキルによる掃討が容易であるため。
      • 4手目を未央としている場合は、前述のとおり東曦陣営キャラのいずれかが望ましい。ナズカではあるが、ネフティスがあれば、戦闘開始時に燃焼を付与することによる4手目の火力支援が可能。
  • 古物
    • 古物左(4手目直後):レーヴァテイン
    • 古物中左・中右・右(原則打たない):何かダメージディーラーとなる古物
  • 源質獣
    • なし(居れば便利だが、必須ではないのと、本攻略ページで紹介する攻略法は源質獣なしの時代に作られたため)

攻略の考え方は以下の通り。

  • バフガチャ:攻略時のバフをうまく選択して、攻略対象階層へ最高のバフ状態でたどり着くことを目標とする。
    • クイック作戦ボタンを、各階層にてクリックする。
    • 攻略時のバフをうまく選択する。
    • 時折「黒淵活性」ボタンを用いてバフ状況を確認する。見込みがなければ早期に諦めて、委託作戦に移行する。
  • 難易度:ルナティック に固定する。ノーマルやハードを選択する理由はない(バフガチャの閾値が気持ち下がるものの、認識できないレベルのためルナティックと同じ難易度とみなして良い)。
  • リタマラ(リターン・マラソン):即時撤退の機能を活用し、攻略対象のステージにて、所望の行動・結果を必ず得られるよう試行錯誤を繰り返す。
    • 1手目、キキ:所望の敵前衛を一撃で撤退させたこと。できなければリタマラの対象となる。「所望の敵前衛を攻撃した」かつ「会心が出た」にもかかわらず敵前衛が撤退しない場合はバフガチャの失敗なので、そのまま敗北してよい。
    • 2手目、ニーズヘッグ:所望の敵前衛にバッドステータスを付与できたこと。単体攻撃しかしない敵前衛はバッドステータス付与対象外としてよい。澤の場合、相手の攻撃で盲目が発動し、戦闘を継続できること。できなければリタマラの対象となる。
    • 3手目、オードリー:クラーケン(未央)がスキルを打てる状態になったこと。できなければリタマラの対象となる。★7の場合はリタマラ不要。
    • 4手目、クラーケン(未央):ほとんどの敵を撤退させたか、古物レーヴァテインでの撤退が見込める状態になったこと。できなければバフガチャの失敗なので、そのまま敗北してよい。
    • 4手目直後、古物レーヴァテイン:敵4手目を含み、ほとんどの敵を撤退させたこと。できなければリタマラの対象となるが、ほとんどは直前のクラーケン(未央)の失敗と見込めるため、バフガチャの失敗とみなしてそのまま敗北してよい。
    • 5手目以降:残った敵を適切に撤退させたか、行動不能状態に陥らせたこと。できなければ直前のクラーケン(未央)の失敗すなわちバフガチャの失敗とみなしてそのまま敗北してよい。

上記、リタマラの確率を向上するため、敵によっては、編成を一部組み替える(クラーケンを4手目→5手目に一旦置き換えるなど)ことが有効な場合がある。

グリンボスティ編成


敵の配置によっては、上記の基本的な考え方のとおりに動くための確率が非常に低くなることから、味方の一部撤退を前提に小隊を配置すると良いパターンがある。

このとき、オードリーの代替として、グリンボスティを用いる。グリンボスティを用いる場合は、即時撤退の条件が大きく変わるので、即時撤退が失敗しないように注意する必要がある。戦闘の速度を、いったん x1 に戻しておくとよい。

なお、以下の編成を2種類紹介するが、敵の攻撃内容により配置の見直しが必要であり、パズル性の高い攻略となる。また、代用などは重要部分以外の記載を省略する。

前衛攻撃対策編成例
  • 前衛
    • 前衛上列(1手目):キキ
    • 前衛中列(2手目):安詩羽、または、ベヒモス
    • 前衛下列(3手目):グリンボスティ
  • 後衛
    • 後衛上列(4手目):クラーケン
    • 後衛中列(5手目):主人公
    • 後衛下列(6手目):フェンリル
  • 古物は基本的な考え方を参照。
  • リタマラ
    • 1手目のキキは基本的な考え方を参照。敵2~3手目の厄介な進化体を撤退させることを想定。
    • 1手目の敵側ターンで、敵の前列攻撃を受ける。キキと安詩羽/ベヒモスとグリンボスティのHPがゼロになる。
      • 安詩羽は復活し、敵にダメージを与える。立っていることが重要なので、ダメージの程度は問わない。
      • 代替でベヒモスを用いている場合は、そのまま生存する。
      • グリンボスティは撤退し、味方の調律ゲージを+2する。必ずクラーケンが含まれる。
    • 2手目安詩羽/ベヒモスは特記事項なし。
      • 改めて安詩羽が攻撃され、撤退する場合がある。キキのため敵3手目は存在しないはずなので、クラーケンは残るので継続してよい。
    • 3手目は敵味方ともスキップ。
    • 4手目、クラーケン。敵4手目を含む、所望の敵を追い出せていること。
    • 5手目、主人公など。4手目クラーケンを参照だが、6~7手目で掃討できるための足止めできていればよい。
    • 4(安詩羽)または5(ベヒモス)手目直後、古物レーヴァテイン。基本的な考え方と同じ。
    • 以下、掃討のため略。相手の古物攻撃が見えたら即時撤退を行う。

一列攻撃対策編成例(上列を攻撃される場合が一番厄介なので、これを前提とする)
  • 前衛
    • 前衛上列(1手目):キキ
    • 前衛中列(2手目):クラーケン
    • 前衛下列(3手目):フェンリル
  • 後衛
    • 後衛上列(4手目):グリンボスティ
    • 後衛中列(5手目):主人公を仮定する。他にニーズヘッグ、安詩羽、ベヒモス等が望ましい。
    • 後衛下列(6手目):5手目同様、火力または足止めキャラを置く。
  • 古物は基本的な考え方を参照。
  • リタマラ
    • 1手目のキキは基本的な考え方を参照。敵2~3手目の厄介な進化体を撤退させることを想定。
    • 1手目の敵側ターンで、キキの列で敵の一列攻撃を受ける。キキとグリンボスティのHPがゼロになる。
      • グリンボスティは撤退し、味方の調律ゲージを+2する。必ずクラーケンが含まれる。
    • 2手目、クラーケン。所望の敵を撤退させられていること。
    • 3手目、フェンリル。所望の敵を撤退させられていること。
    • 5手目、主人公など。古物レーヴァテインのための足止めができていること。
    • 5手目直後、古物レーヴァテイン。基本的な考え方と同じ。
    • 以下、掃討のため略。相手の古物攻撃が見えたら即時撤退を行う。

本編成の考え方の基本をざっくり理解するためには、 https://www.youtube.com/watch?v=M4tkfi4oPNU の動画が役に立つ(正確ではないことに注意する)。

(参考)理論シナリオ(完勝するケース)


基本的な考え方に示したケースは、非常に低い確率で、相手編成によらず勝利することが可能である。
このケースを念頭に置くと、リタマラの基準検討がはかどる。
以下にそのパターンを示す。

  • 前衛
    • 前衛上列(1手目):キキ
    • 前衛中列(2手目):ニーズヘッグ
    • 前衛下列(3手目):オードリー
  • 後衛
    • 後衛上列(4手目):クラーケン
    • 後衛中列(5手目):主人公(火力または足止めキャラ)
    • 後衛下列(6手目):フェンリル(火力または足止めキャラ)
  • 古物
    • 古物左(4手目直後):レーヴァテイン
    • 古物中左・中右・右(原則打たない):何かダメージディーラーとなる古物
  • 動き方
    • 先手1手目:キキが、上列に対して攻撃(会心)、前衛上列を倒す。
    • 後手1手目:パス。前衛上列が撤退しているため。
    • 先手2手目:ニーズヘッグが、前衛中列に攻撃し、前衛中列・後列を凍結させる。
    • 後手2手目:パス。前衛中列が凍結しているため。
    • 先手3手目:オードリーが、クラーケン・主人公・フェンリルの調律ゲージを+2する。
    • 後手3手目:パス。前衛下列が撤退しているため。
    • 先手4手目:クラーケンが、全体へ攻撃(会心)、相手の後衛上列を瀕死に追い込む。
    • 先手4手目・古物:レーヴァテインが、相手の後衛上列を含む3人を攻撃し、相手の後衛上列を倒す。
    • 後手4手目:パス。後衛上列が撤退しているため。
    • 先手5手目:主人公が、前衛中列に攻撃し、後衛中列を倒す。
    • 後手5手目:パス。後衛中列が撤退しているため。
    • 先手6手目:フェンリルが、後衛下列を含む4名へ攻撃し、後衛下列を倒す。
    • 後手6手目:パス。後衛下列が撤退しているため。
    • 2ターン目は省略。先手の4・5・6手目のいずれかにて勝負がついているケースがほとんどであり、あっても相手生存者のHPが残っておらず掃討待ちの状態となっている。

活性化(黒淵活性、バフガチャ)の選び方


上に行くほど優先度が高い。

凡例:
★=多ければ多いほど良いパラメータ
●=適正値を目指すパラメータ。多すぎる場合は無駄パラメータになるので、階層・活性化選択・バフ状況によってはスキップすることがある。

主要パラメータ(進化体の攻撃に関するパラメータ)
  • ★与ダメ増加
    • バフガチャの成否判断となる主要パラメータ。目標ステージ・小隊編成状態によって目標値は大きく変わるが、150kmでの目安400%を参考値とするとよい。
  • ●命中(目安200%)
  • ●会心(目安200%。与ダメ増加に負け気味なら300%くらいあってもよい)
  • ★攻撃力増加
  • ★会心強度
  • ●ガード貫通(目安300%)
  • ★ガード軽減

余裕があれば覚えたいパラメータ(超越古物に関係するパラメータ)
  • ★量子ダメージアップ
  • ●量子会心(目安未確認)
  • ★量子会心強度

進化体の防御に関するパラメータは、研究が進んでおらず省略する。
基本的には考慮するに値しない(味方は一撃で撤退するパズルゲームとして捉えるべき)ものの、HP、被ダメ軽減、ガード率、のパラメータを多少振ることで、主要火力である「クラーケン」「未央」が1撃耐えるようなパラメータの取得方法が提案されており、ここの研究が進むとグリンボスティ編成におけるリタマラの難易度および回数の削減に寄与するため、黒淵探索の難易度が大きく低下する。

活性化のカード一覧にて、★と、より優先度の高い●が混在する場合が迷いどころである。(例:攻撃力増加と命中)
こまめに「黒淵活性」状況を確認し、●パラメータのバフ状況を把握しておくこと。

Q&A


  • Q:読み方は?
  • A:くろぶちたんさく。戦区5クリア後、イリリが喋る。 参考: https://www.youtube.com/watch?v=IFrTASLXCzM&t=7905s
  • Q:リタマラってバグ利用ではないの?
  • A:仕様である旨、公式Discordにて回答されています。


参考:編集者個人的につらかった階の攻略


  • 132km:HP50%。グリンボスティ編成でなお、強くお祈りが必要だった階。
    • キキはカミラを倒さねばならない。(列+会心の2段階お祈り。個人的にはクラーケンの凸が不足しており、さらに V.V.を瀕死に持っていく必要があった)
    • 安詩羽は、フェンリル反撃に伴う復活攻撃を含めてV.V.を倒さねばならない。
    • クラーケンは、スキルと古物レーヴァテインで相手クラーケンを倒さねばならない。(クラーケン会心お祈りと、レーヴァテインお祈り)


  • 149km-1:敵全滅。オードリーとV.V.の2名ランダム攻撃がいるので、リタマラの「お祈りポイント」が非常に多くなったフロア。画像略。

  • 149km-3:敵全滅。縦2回を打たせてなお生き残るパズルフロア。「なぜ、ベヒモスか」が大いに攻略のヒントとなる。


  • 150km:HP50%。古物が飛んでくる前に相手を全滅させねばならなかった階。相手が固く、会心300%前提の「会心お祈り」ゲームとなっていた。以下は編集者のケース。
    • 初手オードリー、初手敵方ネフティスは何事もなく進む。
    • 2手目キキ。どこに行ってもいいが、前衛・後衛両方とも会心により敵を瀕死に持っていく必要がある。編集者のケースでは、未央・安詩羽を瀕死とした。
    • 2手目敵方セト(安詩羽復活攻撃)、3手目安詩羽、古物レーヴァテイン。この三連撃で、敵方未央・安詩羽を落とした。敵方の「ネフティス・レジーナ」ペアでも問題ない。敵方の「セト・グリフ」ペアの場合、4手目味方未央でレジーナを倒しきれること。
    • 3手目敵方未央は撤退後なのでスキップした。(敵方未央が生存時、安詩羽が落ちるが問題ない)
    • 4手目未央で、敵方残り4名に瀕死を負わせる。
    • 4手目敵方レジーナの攻撃を、味方安詩羽で受ける。古物が飛んでこないことを確認する。
    • 5手目クラーケンで、敵方レジーナとグリフを倒す。敵方はネフティスとセトのみ生存、どちらも瀕死状態。
    • 5手目敵方グリフは撤退後なのでスキップした。古物が飛んでこないことに安堵する。
    • 6手目玖蒔で、敵方ネフティスとセトを倒す。クリア。片方でも生存していたら、古物が飛んできて敗北するところであった。
  • 150km注意点(上記編集者のケース)
    • 味方前衛の全滅を前提とするので、小隊編成として、後衛側のHPが多めとなるよう調整すること。オードリーの歴戦バッジを外しておくのが簡単。
    • 同じく味方前衛の全滅を前提とすることから、味方後衛に一撃入ることが確定した時点で敗北・撤退となるため、即時撤退のタイミングには注意する。手順・基準が明確なので、即時撤退の判断はそれほど難しくはない。
    • 相手進化体の行動を4手許したところで、相手の古物が打たれて失敗となる点、要注意とする。攻撃前の燃焼による撤退でも、ターンを許したとカウントすること。特に、3手目敵方未央・4手目敵方レジーナ・5手目敵方グリフに注意。
    • オードリーは★7であったが、★4以下、グリンボスティ、あるいはレビヤタンでの代替はおそらく厳しいと考える。会心お祈りを捧げていること、レビヤタンは撤退後が想定されることから、未央・クラーケン・玖蒔の火力不足が懸念されるため。

ツール


黒淵探索・編成検討用シート(Tiermakerを利用)


使用例


16kmを目指して


黒淵探索の16kmとは、「初心者構成」ガチャに必要な条件の一つであり、エコカリを始めたプレイヤーが一番最初に躓くポイントである。

進捗をとれずに逸る気持ちを抑えて、数日かけてレベルアップしながらゆっくり進めることが肝要となる。初心者構成は逃げない。

編成例


ここでは、確実に入手可能な編成を紹介する。

進化体
  • 主人公
  • ソーヴァ(戦区1で入手)
  • イリリ(戦区1で入手)
  • 雪崩(構成チュートリアルで入手)
  • 雲川(事前登録者数50万突破報酬として、メールで入手。プレイ状況・サーバ状況などによって入手タイミングにズレが発生する場合がある)
  • フェンリル(「トレリックの招待状」7日間ログインボーナスにて、2日目のログイン時に入手)

上記フェンリル以外のいずれかは、超越構成(いわゆる恒常ガチャ)にて10連を実行し、入手するSRキャラ(プレイヤーにより異なる)と入れ替えても良い。

また、キャンペーンコード「ECHO777」による「静」の入手が可能であれば、入れ替えて使っても良い。

古物(SR2種、R3種中2種を適宜選択)
  • レーヴァテイン(最初の古物鑑定で、おそらく確定で出現)
  • バールの冠(「トレリックの招待状」7日間ログインボーナスにて、3日目のログイン時に入手)
  • レラジェの弓(戦区1で入手)
  • ダンタリオンの書(戦区2で入手)
  • アンクのお守り(戦区3で入手)

育成


可能な限り強化しておくこと。
基本的には、「素材・経験値等を稼ぐ」→「進化体(キャラクター)を成長させる」を繰り返すが、このサイクルをできるだけ小さく回す(成長の操作をこまめに行う)ことで、強いキャラクターを用いてコンテンツをクリアすると進捗しやすい。

  • 作戦任務(デイリーミッション)その他にて、権限レベル・キャラクターレベル・増幅ランクは最大値にしておく。
    • レベルアップのためには行動力の入手と消費が必要。
      • 行動力の入手は、自然回復、作戦任務の活躍度報酬、および、日常補給(12:00-18:00、18:000-24:00)で可能。必然、効率よくレベルアップをするためには、朝・昼・晩の3回ログインすることになる。
      • 行動力の消費は、探索(追憶を含む)にて可能。増幅ランク増加(のための、探索任務の自動実行による素材入手)が行動力を一番多く、簡単に消費できる。
      • 増幅ランクが行き詰まった場合は、「探索」任務を進めて、増幅ランクの制限を解除する(もちろん、気分によって、その前に探索を進めてもよい)。探索任務(追憶を含む)を進めると、進行状況に応じて報酬を入手できるため、これを進化体の強化に用いることが可能となる。
    • キャラクターレベルは、適宜成長させる。レベルが上がってくると、「任務データ」が不足することになるが、対策として、外勤の「実践訓練」は可能な限りクリアしておくこと。
    • 友達リストは、できるだけアクティブな人で20人プラスアルファを埋めることを目標とする。
      • 後述のギルド機能を用いると、各ギルドはのギルドメンバーが一覧できるので、友達候補である1日1回ログインしてくれる方を探す。
    • 権限レベル35になると、ギルド機能が開放されるので、できるだけ活発そうなギルドを探して加入する。無償の範囲で良いので、ギルド貢献・枯れ葉作戦の実行等を行うことで、各種資源の枯渇状況の軽減・解消を狙いつつ成長を加速するとよい。

探索・戦区5クリア:黒淵探索を開始する。

  • 黒淵探索では、途中で「先行」系の歴戦バッジを入手できるため、歴戦バッジ未所持の場合は装備しておくこと。
    • 歴戦バッジのレベル(強化、および、改造)は、可能な限り上げてしまって構わない。後日、上位シリーズの「防衛」「挑戦」等の系列の歴戦バッジと入れ替えることになるが、異極石30個を用いた「復原(復元)」機能で、レベルアップに用いた素材は戻ってくる。
  • 黒淵探索を進める際に、時折「調達部」の黒淵ショップにて、実績を確認する。数は少ないが、上位の「防衛」「挑戦」系列の歴戦バッジを入手できることがある。当然、入手した「黒淵ポイント」による交換も視野に入れること。

攻略の基本


黒淵探索コンテンツの開放である、戦区5クリアの目安レベルは15程度。

今後の「バフガチャ」の説明とも被るが、「与ダメ増加」を最優先に、「攻撃力」などダメージ増加に寄与する支援効果を選択する。

16km程度であれば、防御力は通常通りで十分であるし、それを超えるようであれば、相手の攻撃で自分の進化体は必ず撤退する前提のパズルゲームとして攻略を進めていく。

負けそうだと感じたら、「即時撤退」を行う。「育成」項で述べたようなリタマラは不要にせよ、出直しレベルアップや構成の見直しは有効。

権限レベル32で、「委託作戦」と「クイック作戦」が開放される。16kmなのでどちらでもよさそうだが、時間があればクイック作戦のほうが有効なことは言うまでもない。

なお、難易度「ノーマル」は適宜選択して構わない。「クイック作戦」の項目では「ルナティック」に固定する旨を述べたが、16kmまでの範囲においては戦力ダウンの恩恵は非常に大きい。
難易度「ノーマル」でクリアして、クリア報酬で強くなってから、後日改めて「ルナティック」をクリアすればよいのである。
なお、難易度「ハード」は中途半端であり、恩恵は「ノーマル」に対して★1つ多くなるだけである。

難所


基本的に、勝利条件が「味方の合計HPが50%超え」「味方戦闘不可2名以下」の難易度は高い。
難易度の高いとされている距離は基本的に3kmごとの敵1名の場合だが、16kmまでの区間ではそうとも限らない。

  • 3km:オードリー、条件「味方の合計HPが50%超え」、ルナティックおすすめ戦力「5791」
ここは、相手が弱いのでクリア自体は問題ない。
黒淵活性の「活性化」について、1km/2kmで盲目的に左(橙色)を選んでいると、ここで橙色を選べないことがあるため、きちんと見て選択すること。
編集者は難易度「ルナティック」において、戦力15000程度・権限レベル15で勝利した。

  • 6km:ニーズヘッグ、条件「味方戦闘不可2名以下」、ルナティックおすすめ戦力「17628」
おそらく、ここで初めて、味方戦力がおすすめ戦力を大きく下回ることになる。
一度ホーム画面に戻り、黒淵ショップ(実績)のアイテムを受け取る等、全体的に準備状況を見直すとよい。特に、歴戦バッジの装備・強化・改造は初めてとなるので、最大限強化するとともに、操作方法を習得しておくこと。
編成キャラに不安があれば、一度中断して初心者構成の1(戦区12クリア)に手を伸ばしても良い。
編集者は難易度「ルナティック」において、戦力20000程度・権限レベル15で勝利した。勝利後の黒淵ショップ(実績)にて歴戦バッジを入手、戦力は22000程度となった。

  • 7km:安詩羽/カルラ/ユリア、条件「味方の合計HPが50%超え」、ルナティックおすすめ戦力「19893/22230/24681」
改めて、味方戦力がおすすめ戦力を大きく下回る距離となるが、準備状況の再見直しでまだなんとかなる範囲。準備状況見直し内容に、進化体の増幅ランクが含まれる場合に、権限レベルが上がるのはご愛嬌。
編集者は難易度「ルナティック」において、戦力24500程度・権限レベル16で勝利した。勝利後の黒淵ショップ(実績)にて歴戦バッジを入手、戦力は25500程度となった。

  • 9km:ティナ、条件「5ターン以内に勝利」、ルナティックおすすめ戦力「45492」
相手から超越古物が飛んでくるようになる。
直前の8kmで味方戦力がおすすめ戦力を下回る部分が挽回不可能となるが、8kmは「敵殲滅」なので容易(と言っても、準備状況の見直しでなんとかなる、程度の意味)。つまり、この9kmで途端に攻撃力が強くなる印象を受ける。
また、難易度を「ノーマル(おすすめ戦力24681)」「ハード(おすすめ戦力32839)」に下げる恩恵を感じる最初の場所でもある。ただし、進んでからレベルアップとバフガチャを適切に行うことで、改めて力押しのクリアが可能であるため、難易度を下げても良い、という意識を持つこと。
編集者は難易度「ハード」において、戦力31000程度・権限レベル21で勝利した。
また、難易度「ルナティック」において、戦力54500程度・権限レベル32で勝利した。

  • 11km:グリフ/ホルス/フェンリル、条件「味方の合計HPが50%超え」、ルナティックおすすめ戦力「77148/86035/96409」
9kmのティナ以降、難易度「ノーマル」を継続しながら進み、そろそろ一旦力尽きる頃。
この辺から先、「委託作戦」と「クイック作戦」のありがたみを感じる頃ではあるが、焦らず戦力を蓄えて、難易度と進捗を毎日少しずつ稼ぐことが大事となる。戦力を蓄えるのに、「初心者」とは言えない程度の時間がかかることを念頭に置く。
多少時間がかかるようにはなるものの、このあたりはまだまだ戦力の継続成長が見込める範囲である。
編集者は難易度「ルナティック」において、戦力97500程度・権限レベル41で勝利した。戦力増強中に権限レベル35を超えたので、ギルドコンテンツによる戦力増強を優先した。また、融合物(死線作戦)の影響が大きい。

  • 12km:ニーズヘッグ、条件「味方戦闘不可2名以下」、ルナティックおすすめ戦力「106333」
ここも、多少時間がかかるようにはなるものの、このあたりはまだまだ戦力の継続成長が見込める範囲である。
編集者は難易度「ルナティック」において、戦力106000程度・権限レベル43で勝利した。戦力増強も大きいが、このあたりから活性化(バフガチャ)の影響も大きくなってくる。

  • 15km:グリフ、条件「味方の合計HPが50%超え」、ルナティックおすすめ戦力「246861」
ここまで来るのも厳しいが、隊列見直しの効果や活性化(バフガチャ)の恩恵を強く感じる頃合いでもある。編集者は難易度「ルナティック」において、戦力114500程度・権限レベル44で到達した。ここまでに要した時間は、育成に慣れた編集者でも「フェンリルの水着スキンが手に入る」程度の時間がかかったと言えば、育成ペースをつかめない初心者が心が折れるのも当然と言える。
あと1歩ではあるものの、ここまで来ると難易度「ノーマル」ですら難関(おすすめ戦力155443)であり、突破にはさらなる時間を要する。一方で、権限レベルが十分高くなることで、「信仰解放(信仰ショップ)」「異質探索(共鳴武器)」「霧境の夢魘(融合資料・貢献ポイントなど)」といった、権限レベル50に向けた最後のコンテンツによって強化を加速できる頃合いでもある。
編集者は難易度「ノーマル」において、戦力158000程度・権限レベル46で勝利した。融合物と共鳴武器で戦力を上げて殴った形である。

16kmは難易度「ノーマル」でもおすすめ戦力が22万程度となるが、クリア条件は 15km よりゆるい「5ターン以内に勝利」なので、活性化の恩恵を得てクリア可能であった。

16kmまでの道のり総評


無課金・SR+フェンリル縛りの編成にて、黒淵16kmクリア達成までに要した時間は実に9日間。翌日にフェンリルの共鳴武器をもらってしまうまでの時間がかかった。16kmクリアでもらえる「初心者構成」ガチャは、とうに初心者を卒業している程度の時間が経過しており、ファーストプレイであれば痺れを切らしてしまうのも当然といえる。
特に、権限レベル35~46にかけては、戦力の伸び悩みにより行動力の使い先がない・増幅覚書も枯渇する(探索が進まず増幅ランクが一旦カンストする)、貢献Ptが足りない、といった、このレベル帯に特有の伸び悩み要素に苦戦させられた。
また、これ以降しばらくはこの傾向が続くが、増幅6ランクが見える頃からまた傾向が変わってくる(増幅のための素材が指数的に多くなり、行動力を注いでも注いでも増幅ランクアップの終りが見えない)落差で風邪を引きそうになる将来が待ち構えているところでもあり、この道程で「課金と盆栽」の覚悟ができるかどうか、がゲーム継続の試金石の一つとなりそうだ。

本ページの課題


本ページでは、クリアの前提として、入手タイミングの限られる、以下のキャラを編成に要求している。

  • クラーケン
  • 未央

なお、以下は課題に含まない。

  • 本人を容易に入手可能(1)入手方法が課金によらない
    • ニーズヘッグ:キャンペーン「鋼の心」により、16kmを超える前にほぼ確実に入手可能。リタマラ回数は増えるが凸数は本質的ではない。
    • フェンリル:キャンペーン「トレリックの招待状」により、2日目に確実に入手可能。16km向け説明に同じ。掃討役のため無凸でもバフガチャで十分な攻撃力を得られる。
    • 主人公:16km向けのSR、150km向けのSSR、それぞれ、必要な戦力を揃える頃には戦区の進捗による昇格が完了する見込みである。
  • 本人を容易に入手可能(2)恒常ガチャで入手可能
    • ベヒモス
    • 安詩羽 ※火力職としてキキや玖蒔の代替を兼ねる場合は凸数を要求されるが、本ページの範囲ではない。
    • キキ ※凸数が要求されるため入手困難との考えもあるが、バフガチャで十分な攻撃力を得られる場合が多いため課題から外した。
  • 代替キャラを準備可能、あるいは、本人が代替キャラ
    • オードリー:編成は大きく変わるが、グリンボスティを代替とできる。「グリンボスティ編成」を参照。
    • レビヤタン:オードリーに同じ。
    • 玖蒔:キキの代替キャラである。

上記、キキ・玖蒔(人によっては安詩羽・フェンリル)に凸数(高い火力)を要求する場合もある。ただし、バフガチャに小さく負けている、または、クラーケン・未央の凸数が足りないことによるフィニッシャー火力不足が原因として課題から外している。

独自研究:レビヤタンはクラーケンの代替になれるのか?


レビヤタン https://gamewith.jp/ekokari/article/show/384850 のスキル「輝光の烙印」は、非常に強力なスキルであり、以下の内容を全て兼ねる。
  • クラーケンの代替と言われるスキル
    • 敵全体への結晶ダメージ(結晶ダメージ%がおおよそクラーケンと同等)
  • オードリーの代替と言われるスキル
    • 調律ゲージ2回復(効果範囲がオードリーと似ている)
上記のため、登場前は「クラーケンとオードリーを兼ねた最強の進化体ではないか?」と噂されたものの、
蓋を開けてみれば本人の攻撃力が全く足りておらず(入手時180であり、クラーケンの250はおろか、ティナの220・V.V.の200より劣るため、火力に期待しようがない)、
また、固定ダメージ%分もないことから、「ちょっと全体攻撃するだけ」でありクラーケンの代替には到底ならないとされた。

ただし、黒淵探索は「活性化(黒淵活性)」による攻撃力バフが支配的なコンテンツであることから、バフ状況によっては、ちょっと頼りない未央、あるいは、とっても頼りないクラーケン、を兼ねることが期待できるのではないか、という使用感を得ている。詳細な感想は以下。
  • ステージクリアを目指す打点としては論外(本来クラーケンや未央に期待するパートはここ)
  • 相手のHP全体を適当に削り取る全体火力としては、まあまあ及第点になりうる(編集者が実際にクラーケンや未央を運用していたパターンがこの位置)。
    • この場合は、フェンリル等の後段に控える中範囲火力(2ターン目の玖蒔、キキも含む)によるステージクリアを期待する。HP50%ステージなど、敵古物が絡む場合にはパズルゲームとしての難易度が跳ね上がる。
    • 机上の空論だが、150km等の1(前衛上段)など、「通常の初手スキル使用」「敵2セトで倒れてスキル使用」といった形での、スキルの重ねがけによりダメージを向上させる動きも多少は期待できる。(あくまで補佐の範囲)
最終更新:2023年10月07日 11:09