イフリート(Ifurito,伊芙利特)


イフリートはナズカ陣営の進化体で、特性は「全体制御」、独自の制御効果「焼身」または「燃血」を付与し、相手の行動を阻害する。

スキルテキスト詳細は、ゲーム内テキスト、 GameWith https://gamewith.jp/ekokari/article/show/395188 らを参照すること。


確認:イフリートのスキルを読み解く


イフリートのスキルは、烈火のスタック→混合炎の効果発生、という2段階・3状態のデバフを持っており、スキルの読み解き・検証が非常に難解である。
以下、イフリートのスキルの読み解きを行うが、検証できた部分は少なく、あくまで参考とされたい。
なお、記載は最大強化を前提とする(ダメージ量を除き、入手直後と相違ないので気にしなくて良い)。

各種スキルの用語解説部分


  • 通常攻撃および必殺技の攻撃範囲
通常攻撃・スキルLv1の範囲「敵前衛と一列」および「自身と同じ配置位置にいる敵前衛の縦横」とは、中国語でともに「对敌方前排对位所在横纵」と表記され、たとえば以下の★の場所を意味する。
自後 自前 敵前 敵後
Ifrt

  • 制御状態にかかる、必殺技・パッシブスキルの状態記載
    • 烈火とは、【神火】または【心炎】のいずれかを指す。
    • 混合炎とは以下のいずれかを指す。
      • 【焼身】=【神火】+【神火】。通常攻撃のみ行うことができ、会心耐性が20%低下する。
      • 【灼心】=【心炎】+【心炎】。持続時間が終わるまで行動できない。
      • 【燃血】=【神火】+【心炎】。現在のHPの割合と同じ確率で行動不能になる。

  • 制御状態にかからない、必殺技の状態記載
    • 【火種】携帯者が会心を受けた時、会心者1人分の15%攻撃力の【燃焼】に変換し、1ターン持続する。

通常攻撃「イフリートのタッチ」


イフリートは巨大ドリルに火を灯し、
敵前衛と一列に106%の結晶ダメージを与え、
ターゲットに【神火】を1スタック追加する。

【神火】は単体では何の効果もなく、混合炎になって初めて効果を発揮する。

必殺技「魂血を燃やす」


  • 共通
イフリートは大地に火をつけ、
敵前衛向かいの縦横に193%の結晶ダメージを与え、
ターゲットに【火炎】(※【心炎】の誤訳)を1スタック追加する。
攻撃範囲内のターゲットに、2ターン続く【火種】をかける。
  • 【神火焼身】(※混合炎の状態により同名の必殺技となる場合、と推測される)
ただちに20%最大HPの確定ダメージを受け(攻撃力を超えない)、【焼身】が1ターン続く。
  • 【烈火灼心】(※混合炎の状態により同名の必殺技となる場合、と推測される)
ただちに【灼心】が1ターン続く。
  • 【焼魂燃血】(※混合炎の状態により同名の必殺技となる場合、と推測される)
ただちに【燃血】に入り、1ターン持続。10%最大HPの確定ダメージを受ける(ダメージは攻撃力の200%を超えない)

【心炎】は単体では何の効果もなく、混合炎になって初めて効果を発揮する。

パッシブスキル「火神」


イフリートは烈火を上げ、戦闘開始時に、
味方が先に行動すると敵全体に【神火】を付与する。
敵が先に行動すると敵全体に【心炎】を付与する。
同一キャラクタが2回烈炎を付与されると、すぐに混合炎となる。

共鳴武器「砂燃やし」パッシブスキル「熱血闘技場」


イフリートが【火種】を持つターゲットに会心を与えた時、100%の確率でターゲットに1ターン持続する【燃血】を追加する。

【火種】の付与は必殺技のみによるため、少なくとも2ターン目に発揮するスキルとなる。本ページでの解説は避ける。

解説:読み解いた状況として、このスキル群れの意味は?

【神火】または【心炎】のテキストを単に見ていてるだけでは、強さを明確に評価することは難しい。
そこで、効果を簡略化して理解し、また、1ターン目のイフリートの攻撃に伴う影響のみに着目する。

効果の簡略化については、制御効果のみに着目し、以下のように読み替えると理解しやすくなる(確率や追加効果などの差異は誤差と考える)
  • 【焼身】を、【沈黙】と同じものとする。
  • 【灼心】または【燃血】を、【スタン】と同じものと読む。

状況1:先手1ターン目・イフリートの通常攻撃により【沈黙】相当の効果を得る。

パッシブスキル「火神」により【神火】が与えられ、通常攻撃「イフリートのタッチ」により【神火】が与えられる。混合炎【焼身】となる。

状況2:先手1ターン目・イフリートの必殺技により【スタン】相当の効果を得る。

パッシブスキル「火神」により【神火】が与えられ、必殺技「魂血を燃やす」により【心炎】が与えられる。混合炎【燃血】となる。

状況3:後手1ターン目・イフリートの通常攻撃により【スタン】相当の効果を得る。

パッシブスキル「火神」により【心炎】が与えられ、通常攻撃「イフリートのタッチ」により【神火】が与えられる。混合炎【燃血】となる。

状況4:後手1ターン目・イフリートの必殺技により【スタン】相当の効果を得る。

パッシブスキル「火神」により【心炎】が与えられ、必殺技「魂血を燃やす」により【心炎】が与えられる。混合炎【灼心】となる。

注意:実際のところは?

イフリートの必殺技「魂血を燃やす」のモードについて、本解説のとおりに動いていない可能性がある。
  • 編集者が調査できたケースで、状況4「パッシブスキル「火神」後手→必殺技「魂血を燃やす」」が、必殺技名【焼魂燃血】と表示された(つまり、想定では【灼心】になるべき混合炎が【燃血】となっている可能性がある)。

また、混合炎が発生した場合に【神火】または【心炎】のスタックがどうなるかについての説明がテキスト上に記載されていない等、長期戦において本解説の挙動から外れる場合がある。

なお、イフリートの運用方法として、通常攻撃「イフリートのタッチ」で入る運用方法が極めて強力であることから、編集者としては必殺技の検証優先度は高くないと判断している。
最終更新:2023年05月07日 17:03