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ポップンステージ - (2018/06/30 (土) 16:15:49) の1つ前との変更点

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「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。~ 依頼内容は評価点・問題点の追記です。~ &color(red){''2018年9月29日までに改善されない場合は削除対応します。''} ---- *ポップンステージ/ポップンステージex 【ぽっぷんすてーじ/ぽっぷんすてーじいーえっくす】 |ジャンル|音楽シミュレーション|#ref(http://www.konami.jp/bemani/popn/stage/gif/info/poster.gif,,width=150)| |対応機種|アーケード|~| |販売・開発元|コナミ|~| |稼動開始日|初代:1999年9月24日稼動&br()ex:1999年12月20日稼動|~| |判定|なし|~| |ポイント|一見ではわかり辛い操作性&br()一人プレイは最低6パネル、最高10パネル操作を要求される&br()6パネルと10パネルで配置が違いすぎる&br()ゲームそのものの完成度は決して低くない|~| |>|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズリンク>ポップンミュージックシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 コナミの音楽ゲーム人気が覚めやらぬ1999年、本編である『ポップンミュージック3』の後にリリースされたポップン界の新天地と呼べる存在。~ 何といっても従来のポップンとの違いは''足で操作する''事にある。ポップンと同時期に登場し、社会現象をも巻き起こしたヒット作、ダンスダンスレボリューションと同等の操作性で、ポップンのような演奏するタイプのゲーム性を楽しめるというコンセプトの元に製作された。 しかし、スタッフの意欲的な意気込みとは裏腹に、難易度の高さが影響してユーザーにはほとんど相手にされずに、早々とゲーセンから消え去ってしまった。 **特徴 基本は概ね本家ポップン及びシステム流用元のDDRを踏まえている。 -上からポップ君が落ちてくる手ポップンとは違い、こちらは『[[Dance Dance Revolution]]』のようにポップ君が下から上に上昇していく。 -手ポップンと同じく''ポップ君を踏むと音が鳴る。'' --ただしこちらはステップを踏む関係上、メロディよりもベース音やドラムなどが中心。 -ゲーム開始時にフットスイッチ選択を行い、6パネルモード、すべてのスイッチを使用する10パネルモードのいずれかを選択する。 --基本的に6パネルモードが1人用、10パネルモードが2人プレイ用となっている。 **問題点 //内容が明らかに問題点なので項目名を変更 -まず真っ先にプレイヤーが困惑する要素として、直感的に操作し辛い足パネルの配置にある。 --大まかに言えば、×型に配置された5つのパネルが左右二つに存在する形(DDRの矢印パネルとは踏む場所が真逆)になるのだが、ゲーム中の画面は6パネルまたは10パネルのラインが平面に並んでおり(M字の配置を2つ分広げた感じ)、×型配置のパネルと平面配置の画面との直感性が極めて掴めにくく、何を操作しているのかも理解できない状態に陥りやすい。 --実際のパネルの配置(6パネル時は中央6枚(太字)を使用) |CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|c |&color(yellow){黄} &color(blue,#aaaa88){''青''}|&color(yellow,#aaaa88){''黄''} &color(blue){青}| | &color(red,#aaaa88){''赤''} | &color(red,#aaaa88){''赤''} | |&color(white){白} &color(green,#aaaa88){''緑''}|&color(white,#aaaa88){''白''} &color(green){緑}| --ゲーム画面上の色の配置(6パネル時は中央6つ(太字)を使用) |CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|c |&color(white){白}&color(yellow){黄}&color(red,#aaaa88){''赤''}&color(blue,#aaaa88){''青''}&color(green,#aaaa88){''緑''}|&color(white,#aaaa88){''白''}&color(yellow,#aaaa88){''黄''}&color(red,#aaaa88){''赤''}&color(blue){青}&color(green){緑}| ---上記を見れば分かる通り、手ポップンの方に慣れていても、色の配置が全く異なるので混乱する。 --DDRとは異なり、1人用モードはパネルの左右どちらかではなく、''必ず中央に乗って''6パネルモードをプレイする事になる(左右の5パネルだけを使ったプレーはできない)。よって、''1人プレイと2人協力プレイでは踏むパネルの配色が全く異なってしまう''ため、さらに覚えにくい。 ---本家ポップンでは「赤ボタンが中央」だったが、6パネルの配置では「赤パネルが左右端」となるため、本家に慣れていると非常に混乱する。 //---なお、この一人用の6パネルの配置は奇しくも同時期に稼働したジャレコのダンスゲーム『ステッピングステージ』に配置が酷似している。 --一方で10パネルモードは基本的に二人協力でプレイする事が前提の譜面になっているため、一人でプレーするのは困難。 ---ただし、後述の『ex』では一人でもプレイ可能な配置になった10パネルMANIAC譜面が新規追加された。例えるなら、DDRのダブルプレイ(一人で二人分のパネルを操作する上級者向けモード)をさらに複雑化したようなもの。 -判定が厳しい。 --ちゃんと踏んだはずなのに、BAD判定が出たりする。例え本家ポップンで好成績を出せる腕前でも、まともに良判定を出すのはかなり難しい。 --しかも判定表示が手ポップン同様にこじんまりとしているため、踊っている最中にどんな判定が出てるのかをとっさに判別しにくい。 **評価点 -操作性の煩雑さで難易度を引き上げている節が否めないが、純粋な難易度自体はむしろ控えめであり、操作の壁さえ乗り越えられれば意外な程楽にクリアできるようになってくる **ポップンステージex -無印のポプステがあまりにも受けが悪かったのか、無印稼動の数ヵ月後に新バージョンである『ex』がリリースされた。 -exは専用新曲や本家ポップン3からの曲など6曲を新たに追加、いくつかの譜面の変更、上級者向けMANIAC譜面の追加、上記の10パネルを一人で操作するモード(10パネルMANIACのみ一人プレイ可能な譜面になっている)などの新要素が追加された。 -初心者向けのビギナーモードが「ノーマル」、旧ノーマルモードが「アナザー」に変更され、標準のモードではより簡単な譜面がデフォルトとなった。 --これにより無印のNORMAL譜面にあたるものが「ANOTHER譜面」に移行したため、曲によっては''ANOTHERしか存在しない''という珍しい状況になっている。 -また、ポップ君のデフォルトの形状が変更。無印ではすべて本家同様の楕円形だったが、exでは上段パネル(黄・青)が▲、下段パネル(白・緑)が▼の形になった(中央の赤は●のまま)。一応、無印と同じ形状も選べる。 --画面表示はこのようになり、無印よりも多少上下が把握しやすくなった。 |CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|c |&color(white){▼}&color(yellow){▲}&color(red,#aaaa88){''●''}&color(blue,#aaaa88){''▲''}&color(green,#aaaa88){''▼''}|&color(white,#aaaa88){''▼''}&color(yellow,#aaaa88){''▲''}&color(red,#aaaa88){''●''}&color(blue){▲}&color(green){▼}| --このポップ君、本家ポップンでも9~11までの間、オプション「ステージポップ君」として逆輸入されていた(現在は消滅)。 ***評価点(ex) -きちんと遊びやすくするためのテコ入れが実施された。 ***問題点(ex) -取っ付き難さを改善すべくテコ入れがなされたものの、結局、ハードルは高いまま。結果、無印同様、早々と消えてしまった。 //--現在も稼動しているポプステはほとんどの場合このexの方である。 **総評 着眼点は決して悪くなく、慣れるまでに非常に苦労させられるもののゲームそのものの出来は十分遊べる内容で、熱狂的なファンも生んだ。~ しかしながら、ライトユーザーにとってはあまりにも厳し過ぎるハードルの高さがプレイヤーを遠ざけてしまった感は否めず、取っ付き難さが災いして早々と下火になってしまい、人気作としてシリーズ化されるまでには至らなかった。~ システム元のDDRや本家のポップンシリーズ自体がまだ発売間もなく、洗練を重ねていく前の時期だったため、難易度やシステムの面で練り切れなかったことが大きく影響していたのだろう。もう少しリリース時期が後であったならば、ライトユーザーが近づけるような間合いの広さを実現できるほどに作り込めていたかもしれないだけに惜しいものがある。そういう意味では、世に出るのが少々早かったのかもしれない。 出回り自体も当時は存在したコナミ直営店やそこから転換したアミュージアムが主であったため、結果として、マイナーな機種に収まることとなった。 **その後 -ポプステ自体はexを持って終焉してしまい、本作自体も家庭用への移植は一切行われていない。 --しかし、本作に登場するキャラクターや曲の人気は高く、ほとんどのそれは後の本家ポップン(主にPS関係の家庭用)に手譜面へアレンジされて収録される事となった。 --アーケード版ポップンには未だに収録された事のないポプステ曲がいくつか存在する。隠れた名曲が多く、家庭用はほぼ完全収録なだけに、アーケードにも入れて欲しいという声は絶えない。 -ポプステでの×を2つ並べたようなDDRとは真逆のパネル配置は、後にアンダミロ社のダンスゲーム『[[Pump It Up>PUMP IT UP 2015 PRIME JAPANESE EDITION]]』でほぼ同様の配置が採用されている。 --ただしあちらのシングルプレーは左右どちらかを使うという違いがある。
「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。~ 依頼内容は評価点・問題点の追記です。~ &color(red){''2018年9月29日までに改善されない場合は削除対応します。''} ---- *ポップンステージ/ポップンステージex 【ぽっぷんすてーじ/ぽっぷんすてーじいーえっくす】 |ジャンル|音楽シミュレーション|#ref(http://www.konami.jp/bemani/popn/stage/gif/info/poster.gif,,width=150)| |対応機種|アーケード|~| |販売・開発元|コナミ|~| |稼動開始日|初代:1999年9月24日稼動&br()ex:1999年12月20日稼動|~| |判定|なし|~| |ポイント|一見ではわかり辛い操作性&br()一人プレイは最低6パネル、最高10パネル操作を要求される&br()6パネルと10パネルで配置が違いすぎる&br()ゲームそのものの完成度は決して低くない|~| |>|>|CENTER:''[[ポップンミュージックシリーズリンク>ポップンミュージックシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 コナミの音楽ゲーム人気が覚めやらぬ1999年、本編である『ポップンミュージック3』の後にリリースされたポップン界の新天地と呼べる存在。~ 何といっても従来のポップンとの違いは''足で操作する''事にある。ポップンと同時期に登場し、社会現象をも巻き起こしたヒット作、ダンスダンスレボリューションと同等の操作性で、ポップンのような演奏するタイプのゲーム性を楽しめるというコンセプトの元に製作された。 しかし、スタッフの意欲的な意気込みとは裏腹に、難易度の高さが影響してユーザーにはほとんど相手にされずに、早々とゲーセンから消え去ってしまった。 **特徴 基本は概ね本家ポップン及びシステム流用元のDDRを踏まえている。 -上からポップ君が落ちてくる手ポップンとは違い、こちらは『[[Dance Dance Revolution]]』のようにポップ君が下から上に上昇していく。 -手ポップンと同じく''ポップ君を踏むと音が鳴る。'' --ただしこちらはステップを踏む関係上、メロディよりもベース音やドラムなどが中心。 -ゲーム開始時にフットスイッチ選択を行い、6パネルモード、すべてのスイッチを使用する10パネルモードのいずれかを選択する。 --基本的に6パネルモードが1人用、10パネルモードが2人プレイ用となっている。 **問題点 //内容が明らかに問題点なので項目名を変更 -まず真っ先にプレイヤーが困惑する要素として、直感的に操作し辛い足パネルの配置にある。 --大まかに言えば、×型に配置された5つのパネルが左右二つに存在する形(DDRの矢印パネルとは踏む場所が真逆)になるのだが、ゲーム中の画面は6パネルまたは10パネルのラインが平面に並んでおり(M字の配置を2つ分広げた感じ)、×型配置のパネルと平面配置の画面との直感性が極めて掴めにくく、何を操作しているのかも理解できない状態に陥りやすい。 --実際のパネルの配置(6パネル時は中央6枚(太字)を使用) |CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|c |&color(yellow){黄} &color(blue,#aaaa88){''青''}|&color(yellow,#aaaa88){''黄''} &color(blue){青}| | &color(red,#aaaa88){''赤''} | &color(red,#aaaa88){''赤''} | |&color(white){白} &color(green,#aaaa88){''緑''}|&color(white,#aaaa88){''白''} &color(green){緑}| --ゲーム画面上の色の配置(6パネル時は中央6つ(太字)を使用) |CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|c |&color(white){白}&color(yellow){黄}&color(red,#aaaa88){''赤''}&color(blue,#aaaa88){''青''}&color(green,#aaaa88){''緑''}|&color(white,#aaaa88){''白''}&color(yellow,#aaaa88){''黄''}&color(red,#aaaa88){''赤''}&color(blue){青}&color(green){緑}| ---上記を見れば分かる通り、手ポップンの方に慣れていても、色の配置が全く異なるので混乱する。 --DDRとは異なり、1人用モードはパネルの左右どちらかではなく、''必ず中央に乗って''6パネルモードをプレイする事になる(左右の5パネルだけを使ったプレーはできない)。よって、''1人プレイと2人協力プレイでは踏むパネルの配色が全く異なってしまう''ため、さらに覚えにくい。 ---本家ポップンでは「赤ボタンが中央」だったが、6パネルの配置では「赤パネルが左右端」となるため、本家に慣れていると非常に混乱する。 //---なお、この一人用の6パネルの配置は奇しくも同時期に稼働したジャレコのダンスゲーム『ステッピングステージ』に配置が酷似している。 --一方で10パネルモードは基本的に二人協力でプレイする事が前提の譜面になっているため、一人でプレーするのは困難。 ---ただし、後述の『ex』では一人でもプレイ可能な配置になった10パネルMANIAC譜面が新規追加された。例えるなら、DDRのダブルプレイ(一人で二人分のパネルを操作する上級者向けモード)をさらに複雑化したようなもの。 -判定が厳しい。 --ちゃんと踏んだはずなのに、BAD判定が出たりする。例え本家ポップンで好成績を出せる腕前でも、まともに良判定を出すのはかなり難しい。 --しかも判定表示が手ポップン同様にこじんまりとしているため、踊っている最中にどんな判定が出てるのかをとっさに判別しにくい。 **評価点 -操作性の煩雑さで難易度を引き上げている節が否めないが、純粋な難易度自体はむしろ控えめであり、操作の壁さえ乗り越えられれば意外な程楽にクリアできるようになってくる。 -楽曲及びキャラクターは相変わらず好評。 --本作に収録されている楽曲のジャンルは「ヨーデル」「ファンク」「カンフー」「80'sポップ」等、当時の本家ポップンシリーズではありそうで無かった楽曲群が揃っていて、いずれも好評を得ている。 --本作初登場のキャラクター及び楽曲で特に好評を得たのは「アニメヒロイン/魔法の扉(スペース★マコのテーマ)」。同曲はアニソン風味の曲だが、タイトルに冠されているキャラクターである「スペース★マコ」のテーマ曲として制作されているらしく、キャラクターと楽曲による相乗効果でシリーズ随一の人気を博すことになった。 --また、当時『[[ときめきメモリアル]]』シリーズ等の家庭用ゲームの音楽を主に制作していた村井聖夜氏が「スーパーユーロ/WE TWO ARE ONE」でポップンデビュー。同曲は汎用に近いキャラクターである「いぬちよ」による楽曲担当であるものの、後に本家4にて新規担当キャラクターが書き下ろされた上で移植される程の人気を得ることになった。 **ポップンステージex -無印のポプステがあまりにも受けが悪かったのか、無印稼動の数ヵ月後に新バージョンである『ex』がリリースされた。 -exは専用新曲や本家ポップン3からの曲など6曲を新たに追加、いくつかの譜面の変更、上級者向けMANIAC譜面の追加、上記の10パネルを一人で操作するモード(10パネルMANIACのみ一人プレイ可能な譜面になっている)などの新要素が追加された。 -初心者向けのビギナーモードが「ノーマル」、旧ノーマルモードが「アナザー」に変更され、標準のモードではより簡単な譜面がデフォルトとなった。 --これにより無印のNORMAL譜面にあたるものが「ANOTHER譜面」に移行したため、曲によっては''ANOTHERしか存在しない''という珍しい状況になっている。 -また、ポップ君のデフォルトの形状が変更。無印ではすべて本家同様の楕円形だったが、exでは上段パネル(黄・青)が▲、下段パネル(白・緑)が▼の形になった(中央の赤は●のまま)。一応、無印と同じ形状も選べる。 --画面表示はこのようになり、無印よりも多少上下が把握しやすくなった。 |CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|CENTER:BGCOLOR(#cccccc):|c |&color(white){▼}&color(yellow){▲}&color(red,#aaaa88){''●''}&color(blue,#aaaa88){''▲''}&color(green,#aaaa88){''▼''}|&color(white,#aaaa88){''▼''}&color(yellow,#aaaa88){''▲''}&color(red,#aaaa88){''●''}&color(blue){▲}&color(green){▼}| --このポップ君、本家ポップンでも9~11までの間、オプション「ステージポップ君」として逆輸入されていた(現在は消滅)。 ***評価点(ex) -きちんと遊びやすくするためのテコ入れが実施された。 -新曲や本家3からの移植曲はいずれも好評。 --本家3からの移植曲はどの楽曲も汎用に近いキャラクターによる楽曲担当ではあるが、オジャマが発動すると一転して本家3側の担当キャラクターが登場する演出が存在し、本家シリーズのファンを驚かせる事になった。 ***問題点(ex) -取っ付き難さを改善すべくテコ入れがなされたものの、結局、ハードルは高いまま。結果、無印同様、早々と消えてしまった。 //--現在も稼動しているポプステはほとんどの場合このexの方である。 **総評 着眼点は決して悪くなく、慣れるまでに非常に苦労させられるもののゲームそのものの出来は十分遊べる内容で、熱狂的なファンも生んだ。~ しかしながら、ライトユーザーにとってはあまりにも厳し過ぎるハードルの高さがプレイヤーを遠ざけてしまった感は否めず、取っ付き難さが災いして早々と下火になってしまい、人気作としてシリーズ化されるまでには至らなかった。~ システム元のDDRや本家のポップンシリーズ自体がまだ発売間もなく、洗練を重ねていく前の時期だったため、難易度やシステムの面で練り切れなかったことが大きく影響していたのだろう。もう少しリリース時期が後であったならば、ライトユーザーが近づけるような間合いの広さを実現できるほどに作り込めていたかもしれないだけに惜しいものがある。そういう意味では、世に出るのが少々早かったのかもしれない。 出回り自体も当時は存在したコナミ直営店やそこから転換したアミュージアムが主であったため、結果として、マイナーな機種に収まることとなった。 **その後 -ポプステ自体はexを持って終焉してしまい、本作自体も家庭用への移植は一切行われていない。 --しかし、本作に登場するキャラクターや曲の人気は高く、ほとんどのそれは後の本家ポップン(主にPS関係の家庭用)に手譜面へアレンジされて収録される事となった。 --アーケード版ポップンには未だに収録された事のないポプステ曲がいくつか存在する。隠れた名曲が多く、家庭用はほぼ完全収録なだけに、アーケードにも入れて欲しいという声は絶えない。 -ポプステでの×を2つ並べたようなDDRとは真逆のパネル配置は、後にアンダミロ社のダンスゲーム『[[Pump It Up>PUMP IT UP 2015 PRIME JAPANESE EDITION]]』でほぼ同様の配置が採用されている。 --ただしあちらのシングルプレーは左右どちらかを使うという違いがある。

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