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夜光虫 - (2010/09/02 (木) 01:11:39) の1つ前との変更点

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**夜光虫 【やこうちゅう】  |ジャンル|サウンドノベル|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売・開発元|アテナ|~| |発売日|1995年6月16日|~| |定価|10800円|~| |ポイント| |~| *概要 恐らくチュンソフト以外のメーカーから発売された、初のSFC用サウンドノベルソフト。太平洋を航行中の貨物船を舞台としたゲーム。 ~ シナリオは脚本家の白石マミが担当。 ~ *特徴 -テキストは横書きではなく縦書き。因みに本作は「[[学校であった怖い話>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/44.html]]」より発売が若干早かった。 -チュンソフト製の元祖サウンドノベル「弟切草」「[[かまいたちの夜>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/41.html]]」を意識して作られており、作中では主人公が「読む小説とでも呼ぶべき''縦書き草の夜''」なるゲームをプレイしているという台詞がある。 --因みに「かまいたちの夜特別編公式ファンブック」に、本作に関するちょっとしたエピソードが記載されている。 ~ **長所 -何度かプレイしていると、冒頭の主要キャラ紹介のテキストがカットされる。 ~ **短所 -シナリオ自体のバリエーションが少ない。 --基本的にシナリオは「近藤編」と「密航者編」の2種類しかない。また各編中のエンディングバリエーションも少ない。 --選択肢も「どれを選んでも結局同じ」というものが大多数。 ---選ぶと主人公が殺人蜂に刺されるという展開もあるのだが、刺されても刺されなくてもエンディングは結局同じ。''1度刺されたら体内に卵を植え付けられるから助からない''という医者の台詞も出てくるのに、である。 --「1度見た結末をもう1度見ると結末が若干変わる」という仕掛けも少しはあるのだが、「死んだ同僚の霊に導かれて主人公達は助かった」という結末が''「これから助かるかどうかも結局わからない」''に変わっているという、誰得な変化もある。 -コンティニューは「オートセーブの続きから始める」か、「最初からやり直す」かのみ。「かまいたちの夜」の様な章単位の読み返し機能は無い。 ~ *総評 -速読みなど便利機能が存在しないのは時代を考えれば仕方ないとしても、システム面には「本作ならではの長所」はほぼ無いと言って良い。 -シナリオに関してもバリエーションの少なさは如何ともしがたい。船の上を舞台としたゲームは他に類を見ないので、そういう設定が好きな人には薦められる…かどうか? --後にゲームボーイにおいて、シナリオを追加した上で移植した「夜光虫GB」が発売された。また同時にニンテンドー64にて「夜光虫2 殺人航路」が発売されたが、こちらは本作とのストーリー上の繋がりはない。
**夜光虫 【やこうちゅう】  |ジャンル|サウンドノベル|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売・開発元|アテナ|~| |発売日|1995年6月16日|~| |定価|10800円|~| |ポイント|ルートの乏しさ|~| *概要 恐らくチュンソフト以外のメーカーから発売された、初のSFC用サウンドノベルソフト。太平洋を航行中の貨物船を舞台としたゲーム。 ~ シナリオは脚本家の白石マミが担当。 ~ *特徴 -テキストは横書きではなく縦書き。因みに本作は「[[学校であった怖い話>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/44.html]]」より発売が若干早かった。 -チュンソフト製の元祖サウンドノベル「弟切草」「[[かまいたちの夜>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/41.html]]」を意識して作られており、作中では主人公が「読む小説とでも呼ぶべき''縦書き草の夜''」なるゲームをプレイしているという台詞がある。 --因みに「かまいたちの夜特別編公式ファンブック」に、本作に関するちょっとしたエピソードが記載されている。 ~ **長所 -何度かプレイしていると、冒頭の主要キャラ紹介のテキストがカットされる。 ~ **短所 -シナリオ自体のバリエーションが少ない。 --基本的にシナリオは「近藤編」と「密航者編」の2種類しかない。また各編中のエンディングバリエーションも少ない。 --選択肢も「どれを選んでも結局同じ」というものが大多数。 ---選ぶと主人公が殺人蜂に刺されるという展開もあるのだが、刺されても刺されなくてもエンディングは結局同じ。''1度刺されたら体内に卵を植え付けられるから助からない''という医者の台詞も出てくるのに、である。 --「1度見た結末をもう1度見ると結末が若干変わる」という仕掛けも少しはあるのだが、「死んだ同僚の霊に導かれて主人公達は助かった」という結末が''「これから助かるかどうかも結局わからない」''に変わっているという謎の変化もある。 -コンティニューは「オートセーブの続きから始める」か、「最初からやり直す」かのみ。「かまいたちの夜」の様な章単位の読み返し機能は無い。 ~ *総評 -速読みなど便利機能が存在しないのは時代を考えれば仕方ないとしても、システム面には「本作ならではの長所」はほぼ無いと言って良い。 -シナリオに関してもバリエーションの少なさは如何ともしがたい。船の上を舞台としたゲームは他に類を見ないので、そういう設定が好きな人には薦められる…かどうか? --後にゲームボーイにおいて、シナリオを追加した上で移植した「夜光虫GB」が発売された。また同時にニンテンドー64にて「夜光虫2 殺人航路」が発売されたが、こちらは本作とのストーリー上の繋がりはない。

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