「サンリオカップ ポンポンバレー」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

サンリオカップ ポンポンバレー - (2018/02/10 (土) 15:08:55) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。~ 依頼内容はバカゲー要素の補強、もしくは、判定の変更です。~ &color(red){''18年2月7日までに改善されない場合は削除対応します。''} ---- 「[[修正依頼]]」が出ています。総評を追記できる方は修正をお願いします。 ---- *サンリオカップ ポンポンバレー 【さんりおかっぷ ぽんぽんばれー】 |ジャンル|バレーボール|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/174000984.jpg,height=160)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|キャラクターソフト|~| //|開発元|不明(アスキー?)|~| |発売日|1992年7月17日|~| |価格|3,980円(税別)|~| |判定|なし|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 サンリオのキャラクターたちが一同に会してバレーボールで勝負する対戦スポーツゲーム。~ 見ため通りの単なるほのぼのバレーに収まらず、必殺技がいい味出しているバレーゲーム。 **ストーリー >サンリオ村の住人たちが楽しみにしている、年に一回の大イベント、~ それが「サンリオカップ」という、大運動会なのです。~ この日のために、みんないっしょうけんめいに練習しました。~ 今回の競技は、ポンポンバレーという、とってもおもしろいゲーム。~ そして、参加選手は、運動神経もばつぐん(?)な、キティ、けろっぴ、たあ坊、ポチャッコがえらばれました。~ 競技に参加できなかったキャラクターも、きっと、ベンチから熱い声援を送っているはず。 > >さあ、どの選手が勝つかはやってみてのお楽しみ、みんなの手にかかっています! ~ はじまり、はじまりー! **システム -十字キー+2ボタン(レシーブとジャンプ)で操作。2チームともキャラクターを選べるようになっているが、性能に差は無い。 -2バウンドOKという以外は基本的にバレーボールのルールと同じで、レシーブ(アンダー)でボールを打ち返し、ジャンプアタックや必殺技で攻めて、相手のコートに入れると1点。10点取れば1セットで、設定しておいたセット数をとれば勝利。 -一般のバレーと違い、ネットはない。 **特徴 -キャラクターは「ハローキティ」「けろっぴ」「ポチャッコ」「たぁ坊」の中から選べる。 --上記の通り、キャラクターそれぞれの特徴や性能差は無い。 -実況はサンリオキャラの「だちょの助&だちょ美」 --初めて必殺技を出すと、だちょの助が必殺技の名前を叫ぶ。''「ポチャッコのちょうてんじょうレシーブ!!!」'' -ボールを打ち返せば打ち返すほど、キャラクターが成長し足が速くなったり球が早くなる。 --打ち返しを一定以上繰り返すと、必殺技が出せるようになる。 ---必殺技を打てるようになるには、最低1セットほど必要。 -勢いがあるボールにレシーブせずに触れると「デッドレシーブ」が発動して打ち返す。しかし怯んで弱体化してしまう。 --デッドレシーブを繰り返すと「怒り爆発」が発動して能力が一気に最上値へアップしてしまう。1点取るか取られると戻る。 --この状態で超天井レシーブにカッティングを混ぜて使用すると、1バウンドで点が取れてしまう。 -通常のゲームの他、4分割されたコートで全員が敵同士となって戦う「テトラス」という特殊なモードも存在する。 -長時間打ち合いが続くとフィールド内に妖精が現れ、ボールを奪い取ってどちらかのコートに(テトラスの場合はランダムでいずれかのコートに)勢い良くぶん投げてしまう。 --ぶん投げられた方は打ち返さないとミスとなり点を取られる。テトラスの場合、ミスをした選手以外の全員に点が入る。 **評価点 -1バウンドまでOKであり、ゲームスピードもそのものも全体的にゆったりしているので初心者にもゆとりをもって楽しみ易い。 --ネットもないので、とにかく相手コートに打ち返せばいいだけと、お子様にもやさしい作り。 -操作性は良い、アタックも爽快感がある。 -本作の大きな目玉、必殺技の数々。 --バウンドが変化し返しづらくなる「カッティング」、ボールを高く打ち上げる「ちょうてんじょうレシーブ」、さらには画面がチカチカしながらボールが激しく上下する「イナズマアタック」、ボールを無数に分身させる「ぶんしんボール」などがある。 --息でボールを浮かせてアウトにしようとする「ふうふう」などサンリオらしい技もある。 --防御技としては、並のアタックならまず拾ってしまう「かいてんレシーブ」もある。 --これらの必殺技を使いこなしていくのは、なかなか悪くない。 -「妖精」や「怒り爆発」など、逆転要素が多い。 -テトラスモードは、ただのバレーとは一風変わったプレイができる。 -グラフィックもよくできている。 --ドット絵でしっかり特徴を再現されたキャラクターが縦横無尽にコート内を駆け回り、手足をばたばたさせながら勝敗に一喜一憂する様は非常にかわいらしい。 **問題点 -全必殺技を使えるようになるには3セット以上必要。このため必殺技が乱れ飛ぶようになるまで、地道なプレイが続く。 -強くなれば強くなる程、対戦時間が長くなってしまう。 --特に「かいてんレシーブ」を全員が使えるようになると、かなりのボールが拾われ試合が長くなりがち。必殺技も上手く使わないと、あっさり返される。 -何故か相手のコートに入ることができる。但し自分で自分のボールを打ち返す事は出来ない。 -CPUが強すぎる。CPUの強さを「普通」にしても超天井レシーブの着地地点を先読みしてくる。 --「弱い」でもアウトは取ってくれない。 --ダブルスのCPUの強さは全員一律の為、「味方を強くして敵を弱くする」事も出来ない。 -セーブができないため、キャラの成長を引き継ぐことが出来ない。 --それどころか、キャラクターを変える、ゲームのルールを変えても成長がリセットされる。 -ゲーム全体のボリュームが薄い。 **総評 見た目通りサンリオキャラクターを使ったバレーゲーム。対象年齢の低さを考慮してか、1回のバウンドまではOK、ネットがないなど親切設計。さらに普通のバレーだけでは単調になりかねない部分を、必殺技を加える事で面白味を大幅増している。~ 一方、対象年齢が低い割にはCPUが結構強い、必殺技を覚えるのに意外に時間がかかる、「かいてんレシーブ」が便利すぎて試合が長くなりがち、成長を引き継げないなど、もう少し気を回してくれればと思いたくなる部分も見られる。~ もっとも大きな問題もなく、キャラゲーとしての楽しさはあるゲームだ。 **余談 -このゲームを作ったキャラクターソフトといういかにもな名前の会社はサンリオの子会社であり、既存の作品のキャラクターをサンリオキャラクターに挿げ替えた版権ゲームを主に制作していた。 --比較的有名なところでは、任天堂の『[[バルーンファイト]]((厳密には、海外で発売されたGB版『Baloon Kid』。))』のキャラ替え版である『[[ハローキティワールド>バルーンファイトGB#id_a2474820]]』が有名。
*サンリオカップ ポンポンバレー 【さんりおかっぷ ぽんぽんばれー】 |ジャンル|バレーボール|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/174000984.jpg,height=160)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|キャラクターソフト|~| //|開発元|不明(アスキー?)|~| |発売日|1992年7月17日|~| |価格|3,980円(税別)|~| |判定|なし|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 サンリオのキャラクターたちが一同に会してバレーボールで勝負する対戦スポーツゲーム。~ 見ため通りの単なるほのぼのバレーに収まらず、必殺技がいい味出しているバレーゲーム。 **ストーリー >サンリオ村の住人たちが楽しみにしている、年に一回の大イベント、~ それが「サンリオカップ」という、大運動会なのです。~ この日のために、みんないっしょうけんめいに練習しました。~ 今回の競技は、ポンポンバレーという、とってもおもしろいゲーム。~ そして、参加選手は、運動神経もばつぐん(?)な、キティ、けろっぴ、たあ坊、ポチャッコがえらばれました。~ 競技に参加できなかったキャラクターも、きっと、ベンチから熱い声援を送っているはず。 > >さあ、どの選手が勝つかはやってみてのお楽しみ、みんなの手にかかっています! ~ はじまり、はじまりー! **システム -十字キー+2ボタン(レシーブとジャンプ)で操作。2チームともキャラクターを選べるようになっているが、性能に差は無い。 -2バウンドOKという以外は基本的にバレーボールのルールと同じで、レシーブ(アンダー)でボールを打ち返し、ジャンプアタックや必殺技で攻めて、相手のコートに入れると1点。10点取れば1セットで、設定しておいたセット数をとれば勝利。 -一般のバレーと違い、ネットはない。 **特徴 -キャラクターは「ハローキティ」「けろっぴ」「ポチャッコ」「たぁ坊」の中から選べる。 --上記の通り、キャラクターそれぞれの特徴や性能差は無い。 -実況はサンリオキャラの「だちょの助&だちょ美」 --初めて必殺技を出すと、だちょの助が必殺技の名前を叫ぶ。''「ポチャッコのちょうてんじょうレシーブ!!!」'' -ボールを打ち返せば打ち返すほど、キャラクターが成長し足が速くなったり球が早くなる。 --打ち返しを一定以上繰り返すと、必殺技が出せるようになる。 ---必殺技を打てるようになるには、最低1セットほど必要。 -勢いがあるボールにレシーブせずに触れると「デッドレシーブ」が発動して打ち返す。しかし怯んで弱体化してしまう。 --デッドレシーブを繰り返すと「怒り爆発」が発動して能力が一気に最上値へアップしてしまう。1点取るか取られると戻る。 --この状態で超天井レシーブにカッティングを混ぜて使用すると、1バウンドで点が取れてしまう。 -通常のゲームの他、4分割されたコートで全員が敵同士となって戦う「テトラス」という特殊なモードも存在する。 -長時間打ち合いが続くとフィールド内に妖精が現れ、ボールを奪い取ってどちらかのコートに(テトラスの場合はランダムでいずれかのコートに)勢い良くぶん投げてしまう。 --ぶん投げられた方は打ち返さないとミスとなり点を取られる。テトラスの場合、ミスをした選手以外の全員に点が入る。 **評価点 -1バウンドまでOKであり、ゲームスピードもそのものも全体的にゆったりしているので初心者にもゆとりをもって楽しみ易い。 --ネットもないので、とにかく相手コートに打ち返せばいいだけと、お子様にもやさしい作り。 -操作性は良い、アタックも爽快感がある。 -本作の大きな目玉、必殺技の数々。 --バウンドが変化し返しづらくなる「カッティング」、ボールを高く打ち上げる「ちょうてんじょうレシーブ」、さらには画面がチカチカしながらボールが激しく上下する「イナズマアタック」、ボールを無数に分身させる「ぶんしんボール」などがある。 --息でボールを浮かせてアウトにしようとする「ふうふう」などサンリオらしい技もある。 --防御技としては、並のアタックならまず拾ってしまう「かいてんレシーブ」もある。 --これらの必殺技を使いこなしていくのは、なかなか悪くない。 -「妖精」や「怒り爆発」など、逆転要素が多い。 -テトラスモードは、ただのバレーとは一風変わったプレイができる。 -グラフィックもよくできている。 --ドット絵でしっかり特徴を再現されたキャラクターが縦横無尽にコート内を駆け回り、手足をばたばたさせながら勝敗に一喜一憂する様は非常にかわいらしい。 **問題点 -全必殺技を使えるようになるには3セット以上必要。このため必殺技が乱れ飛ぶようになるまで、地道なプレイが続く。 -強くなれば強くなる程、対戦時間が長くなってしまう。 --特に「かいてんレシーブ」を全員が使えるようになると、かなりのボールが拾われ試合が長くなりがち。必殺技も上手く使わないと、あっさり返される。 -何故か相手のコートに入ることができる。但し自分で自分のボールを打ち返す事は出来ない。 -CPUが強すぎる。CPUの強さを「普通」にしても超天井レシーブの着地地点を先読みしてくる。 --「弱い」でもアウトは取ってくれない。 --ダブルスのCPUの強さは全員一律の為、「味方を強くして敵を弱くする」事も出来ない。 -セーブができないため、キャラの成長を引き継ぐことが出来ない。 --それどころか、キャラクターを変える、ゲームのルールを変えても成長がリセットされる。 -ゲーム全体のボリュームが薄い。 **総評 見た目通りサンリオキャラクターを使ったバレーゲーム。対象年齢の低さを考慮してか、1回のバウンドまではOK、ネットがないなど親切設計。さらに普通のバレーだけでは単調になりかねない部分を、必殺技を加える事で面白味を大幅増している。~ 一方、対象年齢が低い割にはCPUが結構強い、必殺技を覚えるのに意外に時間がかかる、「かいてんレシーブ」が便利すぎて試合が長くなりがち、成長を引き継げないなど、もう少し気を回してくれればと思いたくなる部分も見られる。~ もっとも大きな問題もなく、キャラゲーとしての楽しさはあるゲームだ。 **余談 -このゲームを作ったキャラクターソフトといういかにもな名前の会社はサンリオの子会社であり、既存の作品のキャラクターをサンリオキャラクターに挿げ替えた版権ゲームを主に制作していた。 --比較的有名なところでは、任天堂の『[[バルーンファイト]]((厳密には、海外で発売されたGB版『Baloon Kid』。))』のキャラ替え版である『[[ハローキティワールド>バルーンファイトGB#id_a2474820]]』が有名。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: