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*ファミリートレーナーシリーズ6 マンハッタンポリス
【ふぁみりーとれーなーしりーずしっくす まんはったんぽりす】
|ジャンル|体感型アクション|&image(poli.jpg,http://www.famicomdepart.jp/fs/famicom/gr72/0500102004031,width=160)|&image(tre.jpg,http://www.famicomdepart.jp/fs/famicom/gr61/0500101001034,width=160)&br()ファミリートレーナー&br()※この写真ではA面でプレイしている|
|対応機種|ファミリーコンピュータ&br()(ファミリートレーナーB面使用)|~|~|
|発売元|バンダイ|~|~|
|開発元|ヒューマン|~|~|
|発売日|1987年8月31日|~|~|
|定価|4,900円(税別)|~|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|~|
|~|BGCOLOR(khaki):''ゲームバランスが不安定''|~|~|
|ポイント|ファミトレでさえなければ…&br()''「1時間当たり10分程度の休憩を」''|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ファミリートレーナーシリーズリンク>ファミリートレーナーシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
10作あるファミリートレーナー対応ソフトの6作目。この時期バンダイはファミトレソフトやカラオケソフト(ファミコンで)など体感路線を多く出していた。~
ファミリートレーナーでは『[[アスレチックワールド>ファミリートレーナーシリーズ1 アスレチックワールド]]』『ジョギングレース』『[[エアロビスタジオ>https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9302.html]]』などスポーツゲームを打ち出していたが、5作目『迷路大作戦』からいかにもゲームというゲームを出した。
ゲーム内容としては、警察官となり街中の悪人達を捕まえていくというもの。
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**問題点
-ゲームを開始して早速、マットの反応の鈍さと戦う羽目になる。
--とくに子供の体重ではわざとドスンドスン踏まないと思ったとおり操作できない可能性もある。
-一番の問題は主人公の強さよりも&bold(){プレイヤー自身の持久力}。
--セーブできるわけでもなしにぶっ続けでプレイすることになり、最終ステージに辿り着く頃にはへとへと。
---よって余程の体力とマットが反応する体重のある大人向けか。もしくは、友達を呼んで交代でやったり、家族のみんなでやる…等。
-なりふり構わなすぎな主人公の警察官。
--最初は警棒しか持っておらず、それ以外はアイテムを現地調達するしかない警察官。主人公以外に警官はひとりも登場しない。
--缶やマスタード、オレンジなどの武器とはいえないようなものを敵に投げつける警察官。
--5面ボスの女性犯罪者に投げキッス(本当は平手打ちらしい)で攻撃する警察官。
-一時的にパワーアップするアイテムもあるが、どうみてもドーピング。
-警察犬も体当たりするだけでほぼ役立たず。でも隙を作るのに役立つ。
-全6面の最後の2つの面では地下鉄まで使いマンハッタン中を駆け巡るわけだが、地下鉄がどこへ向かうのか&bold(){乗ってみないとわからない}。
--しかも最終面に至ってはマップ3つ分の凶悪な広さで、マンハッタン中にいるマフィアの子分全員を倒さなければならないので、迷いまくり、プレイヤーの体力は尽き、待っているのはタイムアップ。
---5面と6面で子分らを倒した後、各ボスがどの地域に現れるかはランダム。
--6面のボスは銃も犬も効かないというおまけつき。
-マットの反応の鈍さ以外の面においても操作性が悪い。
--ファミトレB面にはセンサーが12箇所ある。
--敵のピストルをジャンプやしゃがみでかわしつつピストル発射ボタンを踏まないといけない。
---ただし別の人が1コンを持って、一部の操作を補助することもできる。
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**評価点
-当時のファミコン作品としては出来のいいグラフィック。
--主人公や通行人など二頭身のキャラクターは可愛らしいデザインである。
--その分、ボス及び頭身の高い子分は微妙なデザインだが。
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**総評
とにかくファミリートレーナーで出したことが失敗だったか。対応ソフトの中でも微妙な作品である。~
ファミトレとの相性があまり良くない内容だったのだろう。
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**その後の展開
-同年11月27日『[[ファミリートレーナーシリーズ7 ファミトレ大運動会]]』を発売。
--久しぶりにスポーツ路線に戻ったゲームで操作性の難もなくなり、大人数でわいわい楽しめるゲームとしてファミトレシリーズの中でも出来の良いゲームになっている。
--本作や『迷路大作戦』の取扱説明書ウラではシリーズ第7弾は『スポーツジョッキー』というタイトルでゴムひも大会、パン食いリレー、スケボーレースなどちょっと変わった運動会とのことで、イメージイラストもスケボーに乗った少年がヤリを持ったアフリカの黒人原住民とライオンの横を突っ切るという運動会というより、その体を取ったハチャメチャなアクションゲームのようなイメージだったが、フタを開けてみればスケボーレース以外は障害物競走、綱引き、ムカデ競争という正統派な運動会ゲームとなった。
---そこには「企画中」という記載があったので、結果的に初期の構想から全然別物に仕上がったとも考えられる。そう考えると発売の間隔が3ヶ月も空いているのも納得。
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**余談
-大人でも疲れるゲームなので、ダイエットにはちょうど良いかもしれない。
--今となっては、『[[Wii Fit]]』という便利なソフトがあるが。
「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。~
依頼内容はシステム面の詳細な解説の追記です。~
&color(red){''2023年7月22日までに改善されない場合は削除対応します。''}
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*ファミリートレーナーシリーズ6 マンハッタンポリス
【ふぁみりーとれーなーしりーずしっくす まんはったんぽりす】
|ジャンル|体感型アクション|&image(poli.jpg,http://www.famicomdepart.jp/fs/famicom/gr72/0500102004031,width=160)|&image(tre.jpg,http://www.famicomdepart.jp/fs/famicom/gr61/0500101001034,width=160)&br()ファミリートレーナー&br()※この写真ではA面でプレイしている|
|対応機種|ファミリーコンピュータ&br()(ファミリートレーナーB面使用)|~|~|
|発売元|バンダイ|~|~|
|開発元|ヒューマン|~|~|
|発売日|1987年8月31日|~|~|
|定価|4,900円(税別)|~|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|~|
|~|BGCOLOR(khaki):''ゲームバランスが不安定''|~|~|
|ポイント|ファミトレでさえなければ…&br()''「1時間当たり10分程度の休憩を」''|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ファミリートレーナーシリーズリンク>ファミリートレーナーシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
10作あるファミリートレーナー対応ソフトの6作目。この時期バンダイはファミトレソフトやカラオケソフト(ファミコンで)など体感路線を多く出していた。~
ファミリートレーナーでは『[[アスレチックワールド>ファミリートレーナーシリーズ1 アスレチックワールド]]』『ジョギングレース』『[[エアロビスタジオ>https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/9302.html]]』などスポーツゲームを打ち出していたが、5作目『迷路大作戦』からいかにもゲームというゲームを出した。
ゲーム内容としては、警察官となり街中の悪人達を捕まえていくというもの。
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**問題点
-ゲームを開始して早速、マットの反応の鈍さと戦う羽目になる。
--とくに子供の体重ではわざとドスンドスン踏まないと思ったとおり操作できない可能性もある。
-一番の問題は主人公の強さよりも&bold(){プレイヤー自身の持久力}。
--セーブできるわけでもなしにぶっ続けでプレイすることになり、最終ステージに辿り着く頃にはへとへと。
---よって余程の体力とマットが反応する体重のある大人向けか。もしくは、友達を呼んで交代でやったり、家族のみんなでやる…等。
-なりふり構わなすぎな主人公の警察官。
--最初は警棒しか持っておらず、それ以外はアイテムを現地調達するしかない警察官。主人公以外に警官はひとりも登場しない。
--缶やマスタード、オレンジなどの武器とはいえないようなものを敵に投げつける警察官。
--5面ボスの女性犯罪者に投げキッス(本当は平手打ちらしい)で攻撃する警察官。
-一時的にパワーアップするアイテムもあるが、どうみてもドーピング。
-警察犬も体当たりするだけでほぼ役立たず。でも隙を作るのに役立つ。
-全6面の最後の2つの面では地下鉄まで使いマンハッタン中を駆け巡るわけだが、地下鉄がどこへ向かうのか&bold(){乗ってみないとわからない}。
--しかも最終面に至ってはマップ3つ分の凶悪な広さで、マンハッタン中にいるマフィアの子分全員を倒さなければならないので、迷いまくり、プレイヤーの体力は尽き、待っているのはタイムアップ。
---5面と6面で子分らを倒した後、各ボスがどの地域に現れるかはランダム。
--6面のボスは銃も犬も効かないというおまけつき。
-マットの反応の鈍さ以外の面においても操作性が悪い。
--ファミトレB面にはセンサーが12箇所ある。
--敵のピストルをジャンプやしゃがみでかわしつつピストル発射ボタンを踏まないといけない。
---ただし別の人が1コンを持って、一部の操作を補助することもできる。
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**評価点
-当時のファミコン作品としては出来のいいグラフィック。
--主人公や通行人など二頭身のキャラクターは可愛らしいデザインである。
--その分、ボス及び頭身の高い子分は微妙なデザインだが。
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**総評
とにかくファミリートレーナーで出したことが失敗だったか。対応ソフトの中でも微妙な作品である。~
ファミトレとの相性があまり良くない内容だったのだろう。
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**その後の展開
-同年11月27日『[[ファミリートレーナーシリーズ7 ファミトレ大運動会]]』を発売。
--久しぶりにスポーツ路線に戻ったゲームで操作性の難もなくなり、大人数でわいわい楽しめるゲームとしてファミトレシリーズの中でも出来の良いゲームになっている。
--本作や『迷路大作戦』の取扱説明書ウラではシリーズ第7弾は『スポーツジョッキー』というタイトルでゴムひも大会、パン食いリレー、スケボーレースなどちょっと変わった運動会とのことで、イメージイラストもスケボーに乗った少年がヤリを持ったアフリカの黒人原住民とライオンの横を突っ切るという運動会というより、その体を取ったハチャメチャなアクションゲームのようなイメージだったが、フタを開けてみればスケボーレース以外は障害物競走、綱引き、ムカデ競争という正統派な運動会ゲームとなった。
---そこには「企画中」という記載があったので、結果的に初期の構想から全然別物に仕上がったとも考えられる。そう考えると発売の間隔が3ヶ月も空いているのも納得。
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**余談
-大人でも疲れるゲームなので、ダイエットにはちょうど良いかもしれない。
--今となっては、『[[Wii Fit]]』という便利なソフトがあるが。