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*ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー
【ゆにばーさる・すたじお・じゃぱん・あどべんちゃー】
|ジャンル|アドベンチャーゲーム|&amazon(B00005TODZ)|
|対応機種|ニンテンドーゲームキューブ|~|
|発売元|ケムコ|~|
|開発元|ズーム&br()ナイアデジタルワークス|~|
|発売日|2001年12月7日|~|
|定価|6,800円(税別)|~|
|分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|再現するところを大きく間違っている&br()力を入れるところも間違っている&br()購入層にあっているか疑わしいクイズ&br()''お前は映画をもっと見ろ!''|~|
**概要
実在するテーマパークである『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』での1日を擬似的に体験することができるアドベンチャーゲーム。~
アトラクションはミニゲーム形式になっており、クリアするとスタンプがもらえる。~
各アトラクションを回ってスタンプカードを埋めるのが目的となっている。~
**評価点
-疑似体験するという内容だけに、パーク内は非常に良く再現されている。
--ただ、開演から15年以上たった現在では、実際のUSJとの差異もだんだんと大きくなってきている。もっともこのゲームに収録されているアトラクションは当時のUSJと比べても差異が大きいのだが。
**問題点
***根本的な問題点
-まず、''再現するところを大きく間違っている''。
--アトラクションに待ち行列があることがあり、これがある場合そのアトラクションに入ることができない。ちなみにこの''行列は待っていても引くことはない。''
-そのため、各アトラクションごとに用意されている帽子(行列を無視して遊べるようになるアイテム)が必要になるが…。
--帽子をもらうにはポイントが必要であり、「アトラクションをクリアする」「パーク内にいる、ユニバーサルキャラと握手する」「スタンプカード用の文字を拾う」「ゴミを拾って、ゴミ箱に捨てる」という行為を行うことによってポイントを貯めていく。しかしこれには運が絡んだり、回数制限があるものがあるため結局''「ゴミを拾って、ゴミ箱に捨てる」''事を最初に行うことになる。
---何故USJに来て清掃員の疑似体験をしなければならないのだろうか。それなら''家の中を掃除したほうがマシ''である。
-''園内の再現度そのものはかなり高い''が、カメラワークが悪く迷いやすく、奥に通路があるのかわかりにくい。
--そもそも初期バイオハザードシリーズのような、フィックスのみの(一部パンあり)カメラにしたのが問題。画面奥の方となると通路はもちろん、ゴミは非常に見づらい。
---これが、360度カメラ操作可能で自由に見渡せるものであれば、評価はかなり違ったかもしれない。
--最初の内はゴミ拾いによるポイント稼ぎをしなければならないという相乗効果もあり移動しにくくストレスが貯まる。
-ゲーム開始時に名前の入力を求められるが、入力できる文字はなんとアルファベットのみ。この時代のゲームならひらがなカタカナも入力できるのが普通なのに。
***アトラクションについて
-アトラクション(ミニゲーム)は10種類と少なく、良いものはあるが&bold(){全体的に安っぽく、質が悪い}。
--なお、スヌーピー・サウンド・ステージ・アドベンチャーとターミネータ2:3Dが収録されていないが、版権の関係である可能性が高い。
--現在では終了・休演となったアトラクションも多い。
-''ジュラシック・パーク・ザ・ライド''
--自動で走行するジープに乗りながらこちらに迫ってくる恐竜を倒すガンシューティングゲーム。的が小さいために連射しても当たりにくく、かといっていちいちロックオンしていると時間がかかり敵が捌ききれないという適当な調整であるため、難易度が高く、爽快感がない。恐竜や背景のグラフィックもやる気がないため、原作映画や、ゲームで言えば[[ディノクライシス]]のようなスリルもない。
-''バックドラフト''
--消防士となり火災現場から生存者を救出する。操作性とカメラワークが悪く非常にやりづらい。
-''ザ・ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスタン''
--3人のガンマンと画面内の的を撃ちぬき、ポイントが多いほうの勝ちとなる、単純なガンシューティングゲーム。
--リロードによるスキがないため、ショットボタンとリロードボタンの同時押しをしていれば無限に連射できる。そのため難易度は低くストレスはないが、撃つとポイントが下がるものがあるので乱射は避けた方がいい。これはまずまず面白い。短いためポイント稼ぎにはもってこいのミニゲーム。
--原作となったショーは2005年に休演し、西部劇のエリア自体も2006年にすべて撤去され、ワンダーランドへと生まれ変わっている。多分現在となっては知らない人もいるかもしれない。
-''バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド''
--奥スクロールシューティングのようなゲーム。映画に登場するデロリアンを駆って、ビフに逃げ切られる前に体当たりして時間内に一定のダメージを与えればクリアとなる。これは、実際のアトラクションと進行が似ている。オムニマックスのスクリーンに美麗な映像が投射されるアトラクションの迫力には遠く及ばないものの、こちらもまたまずまず面白い。
-''ETアドベンチャー''
--自転車に乗り、時間制限内にジャンプ台やダッシュプレートを駆使して車や落石や地崩れをかわしつつ宇宙船までにたどりつくレースアクション。何か色々間違ってる気がするが、ぶっちゃけて言うとエキサイトバイクのパクリである。一応最後に、ETと自転車で飛ぶシーンはある。
--原作となったアトラクションは2009年に終了している。
-''ウォーターワールド''
--5つの方向から水上飛行機の着水シーンを見学できる''だけ''。アトラクションに入場すると、&bold(){5秒程度の着水ムービー(プリレンダで変に画質がいいためゲームから浮いている)が流れ、それで終了}。これもポイント稼ぎにはもってこいである。いくつかミニゲームをクリアすると入場できなくなる。これはスタンプをもらえない。
-''ジョーズ''
--プレイヤーは船の上で、四方から襲ってくるジョーズに船上にある樽などをぶつけ撃退する。船が破壊されたらゲームオーバー。
--特にこれと言って言うこともないゲーム。子供向けゲームということでしょうがないかもしれないが、映画のウリであった、鮫のグロテスクな暴れぶりや、海上で孤立する恐怖感などは&bold(){一切ない}。オルカ号の再現もかなりやる気がない。
-''アニメ・セレブレーション''
--映画関連の問題を3問間違えるまでに10問正解すればクリアとなる四択クイズ。後述。
***地獄のアトラクション「アニメ・セレブレーション」
-主演男優や監督等を問う普通の問題もあれば、マニアックすぎる問題まで混じってくる。
--''例えば「映画グラディエーターで最初の戦いは何日間続いたか?」「バックドラフトの主人公の父親の仲間で配属先の隊員の名前」「ツイスターでショーが小さい頃竜巻にあったのは何年?」「ジョーズの人食い鮫の重さ」「ハムナプトラのセティ1世は第何王朝の国王か」''等、映画を見たりネットで検索したりしてもわかるかどうか怪しい問題が出てくる。
--''しかも、このような問題が出るにもかかわらず時間制限付き。''
--出題される映画の範囲も広く、購入層に合っているかも疑わしい。このクイズはスタンプ集めのためにクリア必須であり、ここで挫折した人もいるだろう。
---しかも''ゲームオーバー時に流れる声「You need watch more movies!(訳:お前はもっと映画見ろ!)''が挫折へトドメを刺す。''映画見てもわからないものはわからないんですが・・・''
-というか''[[本来のアトラクション>http://www.usj.co.jp/attraction/att_detail/animation.html]]や[[元の作品>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9A%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC]]とは無関係''((申し訳程度にウッディー・ウッドペッカーのキャラが出てくるので完全に無関係ではない))であり、わざわざここでやるような内容ではない。
-ただし、このクイズは間違えても(無論3問間違えるとゲームオーバーだが)正解を教えてくれるので、根気と記憶力さえあればクリアは出来る。
--また、制限時間もポーズを取ると止まるのが救い。とはいえクイズの問題の数が多いので、クリアするのに時間がかなりかかる事には変わりはない。
-ちなみにこの地獄のクイズを苦労してクリアすると、15パズル(LEVEL 3×3、4×4、5×5)、マッチゲーム(神経衰弱)が楽しめるが・・・正直言って割に合っていないし嬉しくない。
**総評
''再現するところと力を入れるところを間違っていた''と言わざるを得ない。~
一言で言うと完全に運ゲーである。こんなゲームを買うぐらいなら実際にUSJに行ったほうがはるかに良い。~
クイズをマニアックにするぐらいならミニゲームの方にもっと力を入れて欲しいところである。~
当時、当然のようにUSJの物販コーナーに陳列されていたが、わざわざお土産で購入する来場者がいたかどうか。既にパークに来た人がこれを買う意味は見当たらない。~
来た事のない人が買って遊んだり、あるいはパークに遊びに来た人がお土産に買ったのを来た事のない人に遊んでもらうことで、さらに来客数を増やそうと考えたのだろうか。確かに、パークの雰囲気にはギリギリ浸れるものの、こんなゲームをやらせるのはネガティブキャンペーンである。~
よしんば、来場した人が帰りに買って家で思い出にひたろうとしたとしても、思い出が残念な感じに汚されるだけである。
**余談
-後にPS2で「ウェルカム・トゥ・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」というゲームが発売された。
--内容は本作と同じく「ユニバーサルスタジオを疑似体験できる」というアドベンチャーゲーム。開発はコナミ。
--本作に比べるとアトラクション(ミニゲーム)の出来が良く、それなりには楽しめるようになっている。
*ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・アドベンチャー
【ゆにばーさる・すたじお・じゃぱん・あどべんちゃー】
|ジャンル|アドベンチャーゲーム|&amazon(B00005TODZ)|
|対応機種|ニンテンドーゲームキューブ|~|
|発売元|ケムコ|~|
|開発元|ズーム&br()ナイアデジタルワークス|~|
|発売日|2001年12月7日|~|
|定価|6,800円(税別)|~|
|分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|再現するところを大きく間違っている&br()力を入れるところも間違っている&br()購入層にあっているか疑わしいクイズ&br()''お前は映画をもっと見ろ!''|~|
**概要
実在するテーマパークである『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』での1日を擬似的に体験することができるアドベンチャーゲーム。~
アトラクションはミニゲーム形式になっており、クリアするとスタンプがもらえる。~
各アトラクションを回ってスタンプカードを埋めるのが目的となっている。~
**評価点
-疑似体験するという内容だけに、パーク内は非常に良く再現されている。
--ただ、開演から15年以上たった現在では、実際のUSJとの差異もだんだんと大きくなってきている。もっともこのゲームに収録されているアトラクションは当時のUSJと比べても差異が大きいのだが。
**問題点
***根本的な問題点
-まず、''再現するところを大きく間違っている''。
--アトラクションに待ち行列があることがあり、これがある場合そのアトラクションに入ることができない。ちなみにこの''行列は待っていても引くことはない。''
-そのため、各アトラクションごとに用意されている帽子(行列を無視して遊べるようになるアイテム)が必要になるが…。
--帽子をもらうにはポイントが必要であり、「アトラクションをクリアする」「パーク内にいる、ユニバーサルキャラと握手する」「スタンプカード用の文字を拾う」「ゴミを拾って、ゴミ箱に捨てる」という行為を行うことによってポイントを貯めていく。しかしこれには運が絡んだり、回数制限があるものがあるため結局''「ゴミを拾って、ゴミ箱に捨てる」''事を最初に行うことになる。
---何故USJに来て清掃員の疑似体験をしなければならないのだろうか。それなら''家の中を掃除したほうがマシ''である。
-''園内の再現度そのものはかなり高い''が、カメラワークが悪く迷いやすく、奥に通路があるのかわかりにくい。
--そもそも初期バイオハザードシリーズのような、フィックスのみの(一部パンあり)カメラにしたのが問題。画面奥の方となると通路はもちろん、ゴミは非常に見づらい。
---これが、360度カメラ操作可能で自由に見渡せるものであれば、評価はかなり違ったかもしれない。
--最初の内はゴミ拾いによるポイント稼ぎをしなければならないという相乗効果もあり移動しにくくストレスが貯まる。
-ゲーム開始時に名前の入力を求められるが、入力できる文字はなんとアルファベットのみ。この時代のゲームならひらがなカタカナも入力できるのが普通なのに。
***アトラクションについて
-アトラクション(ミニゲーム)は10種類と少なく、良いものはあるが&bold(){全体的に安っぽく、質が悪い}。
--なお、スヌーピー・サウンド・ステージ・アドベンチャーとターミネータ2:3Dが収録されていないが、版権の関係である可能性が高い。
--現在では終了・休演となったアトラクションも多い。
-''ジュラシック・パーク・ザ・ライド''
--自動で走行するジープに乗りながらこちらに迫ってくる恐竜を倒すガンシューティングゲーム。的が小さいために連射しても当たりにくく、かといっていちいちロックオンしていると時間がかかり敵が捌ききれないという適当な調整であるため、難易度が高く、爽快感がない。恐竜や背景のグラフィックもやる気がないため、原作映画や、ゲームで言えば[[ディノクライシス]]のようなスリルもない。
-''バックドラフト''
--消防士となり火災現場から生存者を救出する。操作性とカメラワークが悪く非常にやりづらい。
-''ザ・ワイルド・ワイルド・ワイルド・ウエスタン''
--3人のガンマンと画面内の的を撃ちぬき、ポイントが多いほうの勝ちとなる、単純なガンシューティングゲーム。
--リロードによるスキがないため、ショットボタンとリロードボタンの同時押しをしていれば無限に連射できる。そのため難易度は低くストレスはないが、撃つとポイントが下がるものがあるので乱射は避けた方がいい。これはまずまず面白い。短いためポイント稼ぎにはもってこいのミニゲーム。
--原作となったショーは2005年に休演し、西部劇のエリア自体も2006年にすべて撤去され、ワンダーランドへと生まれ変わっている。多分現在となっては知らない人もいるかもしれない。
-''バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド''
--奥スクロールシューティングのようなゲーム。映画に登場するデロリアンを駆って、ビフに逃げ切られる前に体当たりして時間内に一定のダメージを与えればクリアとなる。これは、実際のアトラクションと進行が似ている。オムニマックスのスクリーンに美麗な映像が投射されるアトラクションの迫力には遠く及ばないものの、こちらもまたまずまず面白い。
-''ETアドベンチャー''
--自転車に乗り、時間制限内にジャンプ台やダッシュプレートを駆使して車や落石や地崩れをかわしつつ宇宙船までにたどりつくレースアクション。何か色々間違ってる気がするが、ぶっちゃけて言うとエキサイトバイクのパクリである。一応最後に、ETと自転車で飛ぶシーンはある。
--原作となったアトラクションは2009年に終了している。
-''ウォーターワールド''
--5つの方向から水上飛行機の着水シーンを見学できる''だけ''。アトラクションに入場すると、&bold(){5秒程度の着水ムービー(プリレンダで変に画質がいいためゲームから浮いている)が流れ、それで終了}。これもポイント稼ぎにはもってこいである。いくつかミニゲームをクリアすると入場できなくなる。これはスタンプをもらえない。
-''ジョーズ''
--プレイヤーは船の上で、四方から襲ってくるジョーズに船上にある樽などをぶつけ撃退する。船が破壊されたらゲームオーバー。
--特にこれと言って言うこともないゲーム。子供向けゲームということでしょうがないかもしれないが、映画のウリであった、鮫のグロテスクな暴れぶりや、海上で孤立する恐怖感などは&bold(){一切ない}。オルカ号の再現もかなりやる気がない。
-''アニメ・セレブレーション''
--映画関連の問題を3問間違えるまでに10問正解すればクリアとなる四択クイズ。後述。
***地獄のアトラクション「アニメ・セレブレーション」
-主演男優や監督等を問う普通の問題もあれば、マニアックすぎる問題まで混じってくる。
--''例えば「映画グラディエーターで最初の戦いは何日間続いたか?」「バックドラフトの主人公の父親の仲間で配属先の隊員の名前」「ツイスターでショーが小さい頃竜巻にあったのは何年?」「ジョーズの人食い鮫の重さ」「ハムナプトラのセティ1世は第何王朝の国王か」''等、映画を見たりネットで検索したりしてもわかるかどうか怪しい問題が出てくる。
--''しかも、このような問題が出るにもかかわらず時間制限付き。''
--出題される映画の範囲も広く、購入層に合っているかも疑わしい。このクイズはスタンプ集めのためにクリア必須であり、ここで挫折した人もいるだろう。
---しかも''ゲームオーバー時に流れる声「You need watch more movies!(訳:お前はもっと映画見ろ!)''が挫折へトドメを刺す。''映画見てもわからないものはわからないんですが・・・''
-というか''[[本来のアトラクション>http://www.usj.co.jp/attraction/att_detail/animation.html]]や[[元の作品>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9A%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC]]とは無関係''((申し訳程度にウッディー・ウッドペッカーのキャラが出てくるので完全に無関係ではない))であり、わざわざここでやるような内容ではない。
-ただし、このクイズは間違えても(無論3問間違えるとゲームオーバーだが)正解を教えてくれるので、根気と記憶力さえあればクリアは出来る。
--また、制限時間もポーズを取ると止まるのが救い。とはいえクイズの問題の数が多いので、クリアするのに時間がかなりかかる事には変わりはない。
-ちなみにこの地獄のクイズを苦労してクリアすると、15パズル(LEVEL 3×3、4×4、5×5)、マッチゲーム(神経衰弱)が楽しめるが・・・正直言って割に合っていないし嬉しくない。
**総評
''再現するところと力を入れるところを間違っていた''と言わざるを得ない。~
一言で言うと完全に運ゲーである。こんなゲームを買うぐらいなら実際にUSJに行ったほうがはるかに良い。~
クイズをマニアックにするぐらいならミニゲームの方にもっと力を入れて欲しいところである。~
当時、当然のようにUSJの物販コーナーに陳列されていたが、わざわざお土産で購入する来場者がいたかどうか。既にパークに来た人がこれを買う意味は見当たらない。~
来た事のない人が買って遊んだり、あるいはパークに遊びに来た人がお土産に買ったのを来た事のない人に遊んでもらうことで、さらに来客数を増やそうと考えたのだろうか。確かに、パークの雰囲気にはギリギリ浸れるものの、こんなゲームをやらせるのはネガティブキャンペーンである。~
よしんば、来場した人が帰りに買って家で思い出にひたろうとしたとしても、思い出が残念な感じに汚されるだけである。
**余談
-後にPS2で「[[ウェルカム・トゥ・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]]」というゲームが発売された。
--内容は本作と同じく「ユニバーサルスタジオを疑似体験できる」というアドベンチャーゲーム。開発はコナミ。
--本作に比べるとアトラクション(ミニゲーム)の出来が良く、それなりには楽しめるようになっている。