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*惑星ウッドストック ファンキーホラーバンド
【わくせいうっどすとっく ふぁんきーほらーばんど】
|ジャンル|ミュージカルRPG|CENTER:&image(http://www.sara-net.jp/wp-content/uploads/2013/11/imge0431-341x300.jpg,height=160)|
|対応機種|メガCD|~|
|発売元|セガ・エンタープライゼス|~|
|開発元|ビクター音楽産業、アドバンスコミュニケーション|~|
|発売日|1991年12月20日|~|
|定価|6,800円|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|気持ち悪い仲間達&br()グラはファミコン並み&br()ゲーム性ほぼ無し&br()VOCALOID STORY&br()''ご自由にお持ち帰りください''|~|
|>|>|CENTER:&color(red){メガドライブ/クソゲー四天王}&br()[[おそ松くん はちゃめちゃ劇場]]/[[ソード・オブ・ソダン]]/''&color(black){惑星ウッドストック ファンキーホラーバンド}''/[[ああ播磨灘]]|
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#contents(fromhere)
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**概要
メガCD本体と同時に発売される予定だったが、実際は8日遅れての発売となったRPG。~
ウッドストックという星に住む主人公の少年と、この星に墜落してきた異星人の音楽グループ「ファンキーホラーバンド(略してFHB)」のメンバーが旅に出るというもの。
**特徴
-本作はビクターが企画した仮想バンド「FHB」とのタイアップ作。後に同社からFHB名義で4枚のCDや、LDなどが出ている。
--FHBはセリフでは豪華声優陣が声を当てているが、歌を歌っているのは別の人である。
-「武器」「魔法」に該当するものが「楽器」「旋律」、町や敵キャラ等の名前も洋楽ネタ多数と、「音楽」をテーマとしたつくりとなっている。
--本作のタイトルはおそらく、1969年にアメリカで開催されたロックの祭典『ウッドストック・フェスティバル』に由来すると思われる。
---ジミ・ヘンドリクスやザ・フー、ジャニス・ジョプリン等、同時代を代表するアーティストが多数参加しており、今もなおドキュメンタリー映画が製作されるほどに伝説化している。詳細は[[Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%90%E3%83%AB]]等を参照の事。
**問題点
-にも関わらず歌以外のBGMや効果音が変。特にエンカウント時の「ぺっぺれ~」は頻繁に聞かされる事もあって不愉快になってくる。言うなれば[[パペパプー>イースIII ~ワンダラーズ フロム イース~ (SFC/PS2)]]。
--まがりなりにもウッドストックの名を冠するのなら、せめてサウンド周りには気を遣ってほしかったものだが…。
-絵もあまり良いとは言えない。FHBのメンバーは目が無数にあったり異様な体色をしていたりと、不気味なデザインばかり((昔の漫画に出てくる「宇宙人」そのもの。))で、可愛さのカケラも無い。当然声とも合っていない。
-ゲームは全5章からなっているが、第2章と4章はデモが流れるだけ。4章に到っては、途中から静止画(街の遠景)をバックに「この後さらに次の街へ向かい…」と字幕だけで5章へ話を進める始末。
--終盤では今まで戦ったボス達と再戦するボスラッシュがあるが、そのうち数名はこのデモだけ、「フェイド」というボスに到っては上記の文章にしか名前が出てこない。
--しかしそのバックに流れるFHBの歌がまともなので、ここが救いというありさま。
-キャラの成長は経験値によるレベル制ではなく、敵の落とすアイテムでステータスをアップさせるというものだが、すぐにMAXになる。
--実質3章しかない為適当にプレイしても1日でクリアできてしまうというヌルさ。
--アイテムさえ首尾よく拾えれば、最短プレイで30分もかからずエンディングを観ることもできる。
-やたらエンカウントが多い。序盤はザコが強く勝つのも逃げるのも一苦労、後半はアイテム強化によって逆に弱すぎて純粋に歩行の邪魔。
--しかも、ダンジョンの出入り口や階段に重なった瞬間にも起こり、その場合戦闘を終えても出られない・進めないという不具合まで存在する。
-キャラがセリフを言う度に、そのキャラの1枚絵が出るのだが、1言喋る度に画面が「1枚絵→マップ画面→1枚絵」と切り替わる為、テンポは非常に悪い。
#region(CM動画)
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=264-koNs9KI)
#endregion
#region(OP主題歌(フルサイズ))
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=vhMYQL9_JXU)
#endregion
**評価点
-ゲーム中に出てくる人間の女キャラのグラフィックは''妙にエロい''。イベント以外のグラフィックはファミコン並みだが。
**総評
発売早々、''新品が100円以下(酷い所では20円!)で捨て売りされたり、果ては「ご自由にお持ち帰りください」のコーナーに置かれたり''といった伝説を残したソフト。~
CDケースを買うよりこっちの方が安いからと購入した人までいたという。完結編の予定もあったが、発売されずじまいだった。~
''これらの事からお察し下さい''。
-別名『''惑星(もしくは悪性)デッドストック''』。または、ディスクの活用方法に基づき''「フライングディスク」「鳥避け」「コースター」''などと呼ばれる事もある。
--悪い意味でメガCDの象徴的存在となってしまったゲームである。
*惑星ウッドストック ファンキーホラーバンド
【わくせいうっどすとっく ふぁんきーほらーばんど】
|ジャンル|ミュージカルRPG|CENTER:&image(http://www.sara-net.jp/wp-content/uploads/2013/11/imge0431-341x300.jpg,height=160)|
|対応機種|メガCD|~|
|発売元|セガ・エンタープライゼス|~|
|開発元|ビクター音楽産業、アドバンスコミュニケーション|~|
|発売日|1991年12月20日|~|
|定価|6,800円|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|気持ち悪い仲間達&br;グラはファミコン並み&br;ゲーム性ほぼ無し&br;VOCALOID STORY&br;''ご自由にお持ち帰りください''|~|
|>|>|CENTER:&color(red){メガドライブ/クソゲー四天王}&br;[[おそ松くん はちゃめちゃ劇場]]/[[ソード・オブ・ソダン]]/''&color(black){惑星ウッドストック ファンキーホラーバンド}''/[[ああ播磨灘]]|
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#contents(fromhere)
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**概要
メガCD本体と同時に発売される予定だったが、実際は8日遅れての発売となったRPG。~
ウッドストックという星に住む主人公の少年と、この星に墜落してきた異星人の音楽グループ「ファンキーホラーバンド(略してFHB)」のメンバーが旅に出るというもの。
**特徴
-本作はビクターが企画した仮想バンド「FHB」とのタイアップ作。後に同社からFHB名義で4枚のCDや、LDなどが出ている。
--FHBはセリフでは豪華声優陣が声を当てているが、歌を歌っているのは別の人である。
-「武器」「魔法」に該当するものが「楽器」「旋律」、町や敵キャラ等の名前も洋楽ネタ多数と、「音楽」をテーマとしたつくりとなっている。
--本作のタイトルはおそらく、1969年にアメリカで開催されたロックの祭典『ウッドストック・フェスティバル』に由来すると思われる。
---ジミ・ヘンドリクスやザ・フー、ジャニス・ジョプリン等、同時代を代表するアーティストが多数参加しており、今もなおドキュメンタリー映画が製作されるほどに伝説化している。詳細は[[Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%90%E3%83%AB]]等を参照の事。
**問題点
-にも関わらず歌以外のBGMや効果音が変。特にエンカウント時の「ぺっぺれ~」は頻繁に聞かされる事もあって不愉快になってくる。言うなれば[[パペパプー>イースIII ~ワンダラーズ フロム イース~ (SFC/PS2)]]。
--まがりなりにもウッドストックの名を冠するのなら、せめてサウンド周りには気を遣ってほしかったものだが…。
-絵もあまり良いとは言えない。FHBのメンバーは目が無数にあったり異様な体色をしていたりと、不気味なデザインばかり((昔の漫画に出てくる「宇宙人」そのもの。))で、可愛さのカケラも無い。当然声とも合っていない。
-ゲームは全5章からなっているが、第2章と4章はデモが流れるだけ。4章に到っては、途中から静止画(街の遠景)をバックに「この後さらに次の街へ向かい…」と字幕だけで5章へ話を進める始末。
--終盤では今まで戦ったボス達と再戦するボスラッシュがあるが、そのうち数名はこのデモだけ、「フェイド」というボスに到っては上記の文章にしか名前が出てこない。
--しかしそのバックに流れるFHBの歌がまともなので、ここが救いというありさま。
-キャラの成長は経験値によるレベル制ではなく、敵の落とすアイテムでステータスをアップさせるというものだが、すぐにMAXになる。
--実質3章しかない為適当にプレイしても1日でクリアできてしまうというヌルさ。
--アイテムさえ首尾よく拾えれば、最短プレイで30分もかからずエンディングを観ることもできる。
-やたらエンカウントが多い。序盤はザコが強く勝つのも逃げるのも一苦労、後半はアイテム強化によって逆に弱すぎて純粋に歩行の邪魔。
--しかも、ダンジョンの出入り口や階段に重なった瞬間にも起こり、その場合戦闘を終えても出られない・進めないという不具合まで存在する。
-キャラがセリフを言う度に、そのキャラの1枚絵が出るのだが、1言喋る度に画面が「1枚絵→マップ画面→1枚絵」と切り替わる為、テンポは非常に悪い。
#region(CM動画)
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=264-koNs9KI)
#endregion
#region(OP主題歌(フルサイズ))
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=vhMYQL9_JXU)
#endregion
**評価点
-ゲーム中に出てくる人間の女キャラのグラフィックは''妙にエロい''。イベント以外のグラフィックはファミコン並みだが。
**総評
発売早々、''新品が100円以下(酷い所では20円!)で捨て売りされたり、果ては「ご自由にお持ち帰りください」のコーナーに置かれたり''といった伝説を残したソフト。~
CDケースを買うよりこっちの方が安いからと購入した人までいたという。完結編の予定もあったが、発売されずじまいだった。~
''これらの事からお察し下さい''。
-別名『''惑星(もしくは悪性)デッドストック''』。または、ディスクの活用方法に基づき''「フライングディスク」「鳥避け」「コースター」''などと呼ばれる事もある。
--悪い意味でメガCDの象徴的存在となってしまったゲームである。