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*サイキック5 【さいきっくふぁいぶ】 |ジャンル|アクション| |対応機種|アーケード| |発売元|ジャレコ| |開発元|NMK| |稼働開始日|1987年| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -『[[ボンジャック]]』製作スタッフが独立したNMKの作品。そのため、キャラクターの空中制御は『ボンジャック』同様、独特の浮遊感がある。 **システム -サイドビュー探索型2Dアクション。縦画面。8方向レバーとジャンプボタン攻撃ボタンの構成。 -自機が空中にいる際、レバー上を入力する事で落下速度を低下させ、そのままレバー横を入力すれば滑空する事ができる。 --自発的に攻撃できる点が『ボンジャック』との違いだが、その点以外は『ボンジャック』と同一。 -各ステージにいる魔王を撃破するとステージクリア。全8ステージ。 -ステージ中に中に出現する壷や「?」の書かれた箱を破壊すると中から様々なアイテムが出現する。 --「?」の箱の中身は固定だが、画面右上に表示されているアイテムと交換される。右上のアイテムは時間経過と共に変化し、空白になると本来の中身が出現する。 --食べ物:スコアアイテム。連続して同じ種類を獲得すると得られるスコアが増えていく。回収率に応じてステージクリア時にボーナスが加算され、さらに「全種類全て連続獲得」を達成させると超破格のボーナスが加算される。 ---アイテムの出現法則は「攻撃した回数」等に依存しており、完璧に把握し続ける事は非常に難しい。 --顔:スコアアイテム。増加するスコア量は微々たる物。 --赤い球体:残り時間が増加する。設定時間が短めの本作においては重要アイテム。 --宝石:スコアアイテム。1,000点単位で増加する。 --P:ミスするかステージクリアするまで全能力が上昇する。キャラによっては必須アイテム。 --EXTRA:一文字ずつ出現。全ての文字を集めると残機が1上昇する。 --×2:スコアが二倍になる。 --青い球体:全ての敵の動きが一定時間止まる。 -絶えずステージ中を上下に飛び回っている魔女を倒すと魔女の箒を奪い、一定時間空中浮遊が可能になり無敵になる。 --ステージボスは例外で、ステージボスの攻撃に接触するとミスになる。 -自機選択システム搭載。ステージ開始時に5人から1人を任意で選択。ステージ中に点在する電話ボックスでも交代できる。 --自機となるエスパーは最初2人しかおらず、他の3人はステージを進めて救出する事で使えるようになる。 --5人のエスパーはそれぞれ移動・攻撃力・ホバリング能力・プッシュパワーなどが異なる。 #region(5人のエスパーたち) -NAOKI --12歳。体格がAKIKO同様最小で移動が2番目に速く、その他パラメーター(攻撃力・ジャンプ力・ホバリング力・プッシュパワー)は平均的で目立った欠点が無い。 -AKIKO --10歳。ジャンプ力とホバリング力に秀でた紅一点。空中で攻撃を連打すると「完全な空中静止」も可能で、各面のトラップ踏破に最も向いている。パンツの色は白。 -BUNTA --13歳。高い攻撃力を持ち、他4キャラとは桁違いに高いプッシュパワーを持つ力自慢。機動力に欠けるが要所で活躍するナイスガイ。専用BGMがカッコ良いと評判。 -MAKOTO --15歳。移動とジャンプ力が最強で、彼でないと到達できない場所がある。背が高く当たり判定が大きいという欠点があり、扱いにくい。が、スコア稼ぎには欠かせない存在であり玄人向け。 -GENZOH --88歳。最強の攻撃力とAKIKO以上のホバリング力を持つ。ただし、移動速度が最も遅い為彼一人ではステージ攻略は間に合わない。最終兵器のようなおじいちゃん。ふんどしの色は赤。 #endregion() **長所 -設定で消されている事が多いものの、アトラクトデモで流れる曲や、NAOKI、BUNTAのテーマなど、BGMの評価は高い。 -アクションゲームとしては操作が簡単で、アーケードゲームとしてもルールが単純。わかりやすくとっつきやすく、誰でにでもお勧めできる。 --やや難易度が高めではあるが、理不尽と言うほどではない。 --ステージ展開に応じてキャラクターを変更し、計画的に攻略する事で難易度は更に下げえられる。プレイヤー自らの手で攻略パターンを作っていく類のゲーム。 -古臭い印象を抱かれがちだが、ステージが変るごとに外見や敵グラフィックががらりと変るので、見た目にも楽しめる。 --コミカルなトラップ、独特の浮遊感など、触っているだけでも楽しい。 **短所 -ピーキーすぎる性能を持つMAKOTOの使い道が乏しい。 --ただし、本気でハイスコア稼ぎを始める場合はMAKOTOに頼りっきりになる部分もある。(主に魔女の箒稼ぎ) -ゲームに慣れてくるとNAOKIも平凡すぎて徐々に出番が減ってくるが、最初のステージでは使ってもらえるので、MAKOTOほどではない。 --MAKOTOは専用BGMがやたらコミカルだが、他のキャラの曲から浮いてしまっている。 **総評  世に「隠れた名作」と呼ばれるゲームは多い。その中でも特に隠れている本作だが、レトロアーケードゲーマーには広く知られている傑作アクションゲームである。 **余談 -ファミコンに『[[エスパ冒険隊 魔王の砦]]』としてアクションRPGにアレンジ移植されている。 --原型は留めていないものの、純粋なゲームとしての評価は高い。 //-『ボンジャック』の続編を製作したが、完成度の低さからテーカン(後のテクモ、現:コーエーテクモゲームス)は販売を拒否、それがきっかけでNMKは離反したという説がある。 //↑『ボンジャックツイン』のことと思われるがこれは1993年頃の話であり、テーカンからの独立とは無関係。 //--その割にはNMK処女作は極悪STGの『[[アーガス]]』。
*サイキック5 【さいきっくふぁいぶ】 |ジャンル|アクション| |対応機種|アーケード| |発売元|ジャレコ| |開発元|NMK| |稼働開始日|1987年| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『[[ボンジャック]]』製作スタッフが独立したNMKの作品。そのため、キャラクターの空中制御は『ボンジャック』同様、独特の浮遊感がある。 **システム -サイドビュー探索型2Dアクション。縦画面。8方向レバーとジャンプボタン、攻撃ボタンの構成。 -自機が空中にいる際、レバー上を入力する事で落下速度を低下させ、そのままレバー横を入力すれば滑空する事ができる。 --自発的に攻撃できる点が『ボンジャック』との違いだが、その点以外は『ボンジャック』と同一。 -各ステージにおいて、制限時間内にボスの魔王を撃破するとステージクリア。全8ステージ。 -自機選択システム搭載。ステージ開始時に5人から1人を任意で選択。ステージ中に点在する電話ボックスでも交代できる。 --自機となるエスパーは最初2人しかおらず、他の3人はステージを進めて救出する事で使えるようになる。 --5人のエスパーはそれぞれ移動・攻撃力・ホバリング能力・プッシュパワーなどが異なる。 #region(5人のエスパーたち) -NAOKI --12歳。最初から使用可能。体格がAKIKO同様最小で移動が2番目に速く、その他パラメーター(攻撃力・ジャンプ力・ホバリング力・プッシュパワー)は平均的で目立った欠点が無い。 -AKIKO --10歳。最初から使用可能。ジャンプ力とホバリング力に秀でた紅一点。空中で攻撃を連打すると「完全な空中静止」も可能で、各面のトラップ踏破に最も向いている。パンツの色は白。 -BUNTA --13歳。高い攻撃力を持ち、他4キャラとは桁違いに高いプッシュパワーを持つ力自慢。機動力に欠けるが要所で活躍するナイスガイ。専用BGMがカッコ良いと評判。 -MAKOTO --15歳。移動とジャンプ力が最強で、彼でないと到達できない場所がある。背が高く当たり判定が大きいという欠点があり、扱いにくい。が、スコア稼ぎには欠かせない存在であり玄人向け。 -GENZOH --88歳。最強の攻撃力とAKIKO以上のホバリング力を持つ。ただし、移動速度が最も遅い為彼一人ではステージ攻略は間に合わない。最終兵器のようなおじいちゃん。ふんどしの色は赤。 #endregion() -ステージ中に中に出現する壷や「?」の書かれた箱を破壊すると中から様々なアイテムが出現する。 --「?」の箱の中身は固定だが、画面右上に表示されているアイテムと交換される。右上のアイテムは時間経過と共に変化し、空白になると本来の中身が出現する。 #region(アイテム一覧) --食べ物:スコアアイテム。連続して同じ種類を獲得すると得られるスコアが増えていく。回収率に応じてステージクリア時にボーナスが加算され、さらに「全種類全て連続獲得」を達成させると超破格のボーナスが加算される。 ---アイテムの出現法則は「攻撃した回数」等に依存しており、完璧に把握し続ける事は非常に難しい。 --顔:スコアアイテム。増加するスコア量は微々たる物。 --赤い球体:残り時間が増加する。設定時間が短めの本作においては重要アイテム。 --宝石:スコアアイテム。1,000点単位で増加する。 --P:ミスするかステージクリアするまで全能力が上昇する。キャラによっては必須アイテム。 --EXTRA:一文字ずつ出現。全ての文字を集めると残機が1上昇する。 --×2:スコアが二倍になる。 --青い球体:全ての敵の動きが一定時間止まる。 #endregion() -絶えずステージ中を上下に飛び回っている魔女を倒すと魔女の箒を奪い、一定時間空中浮遊が可能になり無敵になる。 --ステージボスは例外で、ステージボスの攻撃に接触するとミスになる。 ---- **評価点 -設定で消されている事が多いものの、アトラクトデモで流れる曲や、NAOKI、BUNTAのテーマなど、BGMの評価は高い。 -アクションゲームとしては操作が簡単で、アーケードゲームとしてもルールが単純。わかりやすくとっつきやすく、誰でにでもお勧めできる。 --やや難易度が高めではあるが、理不尽と言うほどではない。 --ステージ展開に応じてキャラクターを変更し、計画的に攻略する事で難易度は更に下げえられる。プレイヤー自らの手で攻略パターンを作っていく類のゲーム。 -古臭い印象を抱かれがちだが、ステージが変るごとに外見や敵グラフィックががらりと変るので、見た目にも楽しめる。 --コミカルなトラップ、独特の浮遊感など、触っているだけでも楽しい。 **問題点 -ピーキーすぎる性能を持つMAKOTOの使い道が乏しい。 --ただし、本気でハイスコア稼ぎを始める場合はMAKOTOに頼りっきりになる部分もある。(主に魔女の箒稼ぎ) --ゲームに慣れてくるとNAOKIも平凡すぎて徐々に出番が減ってくるが、最初のステージでは使ってもらえるので、MAKOTOほどではない。 -MAKOTOは専用BGMがやたらコミカルだが、他のキャラの曲から浮いてしまっている。 ---- **総評 世に「隠れた名作」と呼ばれるゲームは多い。その中でも特に隠れている本作だが、レトロアーケードゲーマーには広く知られている傑作アクションゲームである。 ---- **余談 -ファミコンに『[[エスパ冒険隊 魔王の砦]]』としてアクションRPGにアレンジ移植されている。 --原型は留めていないものの、純粋なゲームとしての評価は高い。 //-『ボンジャック』の続編を製作したが、完成度の低さからテーカン(後のテクモ、現:コーエーテクモゲームス)は販売を拒否、それがきっかけでNMKは離反したという説がある。 //↑『ボンジャックツイン』のことと思われるがこれは1993年頃の話であり、テーカンからの独立とは無関係。 //--その割にはNMK処女作は極悪STGの『[[アーガス]]』。 ----

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