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*PC原人2 【ぴーしーげんじんつー】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|PCエンジン|~| |メディア|Huカード|~| |発売元|ハドソン|~| |開発元|ハドソン、レッドカンパニー|~| |発売日|1991年7月19日|~| |定価|5800円|~| |プレイ人数|1人|~| |分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[PC原人シリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1631.html]]''| **概要 -前作「PC原人」の続編で、アクションやステージ、敵キャラなど様々なものがスケールアップした2作目。 **特徴・新要素 -アクションが増えた。 --ボンク攻撃やスピンボンクといった基本的なアクションに加え、今作は壁にボンクすることでジャンプする「三角飛び」、横に伸びた蔦にかぶり付いてぐるぐる回る「大車輪」、「花の種」で頭に花を咲かすことで空中を自在に飛びまわるといった新しいアクションが増えた。 --マンガ肉による変身パターンも一新され「PC美人」「PC噴人」に変化するようになり、火を噴く、投げキッスするといった攻撃も可能になった。 ---PC美人は前作と同様敵の動きを止めるだけの能力だが、PC噴人の強さはケタ違いに強い。無敵状態であることに加え、地面にスピンボンクすると''画面中の敵を全滅''させることができる。中でもスピンボンクの威力は強力でうまく応用すれば''ボスを2発で葬れる''チート性能。 ---PC噴人の頭がどう見ても''おしりやニ○ちゃん大王の頭''に見えなくもないが、きっと気のせい。 --ばね花のバリエーションも増えた。 ---前作の色に加えて青色も追加された。青は1UPを出すばね花である。中には叩くたびに色が変わる変り種もいる。 ---黄色いばね花は横にずらすことができるようになり、好きな位置から大ジャンプが可能になった。 -ボーナスステージやラウンドクリア後のボーナスのリニューアル。難易度に応じたモードも追加。 --前作よりボーナスステージが一新され8種類になった。花を取ることでボーナスステージに行く事になる。 --クリア後のボーナスはニコちゃんマークを取った数(10個、20個、30個、50個)に応じて各コースが用意される。どれも列車風のコースだが数が増えると共にどんどん豪華になっていき、良いアイテムになっていく。 ---50個のコースだと全部のアイテムが貰え、さらに1ラウンド飛びが出来るという豪華仕様になっている。がんばってニコちゃんマークを集めよう。 --初心者、中級者、上級者に応じたモードが搭載され、各モードによって目指すラウンドとライフ数が異なる。 -各ステージや敵キャラクターのバリエーションも増大。 --最初こそ前作同様自然の多いステージを進んでいくが、そのうちに古代遺跡、雪山と温泉、''ビーチに戦艦''、''チックンの都市にロケット発射塔''、そして月の上半分にぶら下がった''空中要塞''と時代にそぐわないものがいっぱい出てコミカル感じが増した。 ---古代遺跡に何故か得点アイテムとして''ドリンクカップ、ハンバーガー、フライドポテトが置かれている''が気にしてはいけない。 --敵キャラもバラエティ豊かに増加。特に「ちっくん」の種類が多い。 ---おひるねしているかわいいヤツから、虫取り網と麦わら帽をつけたヤツ、釣りをしているヤツ、レンジャーの格好でツタを一生懸命上るヤツ、帽子とマフラーを纏って雪球を投げてくるヤツ、旗を振るだけの海兵姿のヤツ、そして''ふとましい姿のチックンママ''と多岐にわたる。 ---他の敵もツッコミどころが多いモノ揃いで、古代魚のくせにゴーグルをつけてるヤツや、触れるとキスを強要するギャル、ハンマーが飛んでくるレーダー、カモメにしか見えない翼竜と種類も多い。 --ボスキャラもどこかヘンなものばかり、中には前作同様パロディを織り交ぜたものも。 ---火山の甲羅を持った巨大亀、レーダーを持った何しゃべってるか分かんないヤツ、プリマドンナの格好をしたフィギュアスケーター、[[某宇宙戦艦の様に波動砲を撃ってくる船長>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88]]、[[全身黄金の鎧を纏った謎の戦士>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%9E%E5%A4%A7%E4%BD%BF]]など数多い。 **問題点 -コミカル要素は増しものの前作に比べて現代風の時代錯誤したものが増え、「原始時代らしさ」があまり感じられなくなった。下手をすると原人自体が浮いて見えることも。前作の1とは対比がやや目立つ。 --前作では「雰囲気が暗い」という指摘があったものの乗り物、ステージの雰囲気、敵の立場を極力原始的なものに表現していたためかえって原始時代らしさが出ていた。 --このコミカルな作風は後の原人シリーズを決定付けることになる。 -一部のボーナスステージのが難しい。 --「ちっくん たたき」と「ぴらにー はこび」が特に難しく、ノルマによって得点やニコちゃんマーク入手数が変わるのでとても難しい。コンプリートを目指すならなおさらである。 -高速回転ができなくなった。 --前作では連射パッドを用いることで高速回転での空中浮遊ができたが今作は「三角飛び」の要素が増えたための措置だと思われる。 -一部の攻略が面倒。 --殆どのボスは連続攻撃やごり押しといった戦法で早くケリが着けられるのだが、ラウンド3のボスは回転中は無敵で立ち止まった時でしか攻撃を与えられない。攻撃してもすぐに引っ込んでしまい、また回転といった感じでいちいち待たなければいけないので少々面倒。 --ボーナスステージの「だいふんか」は落ちてくるアイテムをただ拾うだけで、全部拾うのに待ちぼうけになること請け合い。 -''キングタマゴドン3世の扱いが不憫''。 --月を下半分割ったような「むーんらんど」が存在するのだが、今作は全クリ後に明かされるぷりんせすどらごんの「''月はまあるい方がいい''」という理由だけで、''上半分をキングタマゴドン3世から強奪する''というあんまりな扱いになっている。 ---ゲーム中は特に明記されず、ボスも全員意味不明な台詞を発するだけなので前作以上に状況が掴みにくい。前作は完全に悪者だったが、今作は''否があるとはいえない可能性もある''。 -難易度のモードセレクトの存在。 --全クリを目指すなら「いちにんまえ」だが「はんにんまえ」4ラウンド「れんしゅう」は1ラウンドでクリア扱いになる。しかしクリア後で再び残ったモードセレクトが表れ、どれもスタートすると''1ラウンドからのやり直し''となるのであまり意味を成さない。 ---そもそも前作に比べて難易度は低く、残機も増やしやすい。モード毎のエンディングが用意されていればまた違っていたのかもしれない。 **総評 -前作よりバリエーションが増えたことで遊びの幅が増え、初心者にもとっつきやすい作風と難易度でうまくバランスのとれた出来となった。

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