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「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。 ---- *まいにちいっしょ 【まいにちいっしょ】 |ジャンル|お気軽ネット| |対応機種|プレイステーション3&br()プレイステーション・ポータブル| |メディア|ダウンロード専売ソフト| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント| |開発元|ビサイド| |発売日|【PS3】2006年11月11日&br()【PSP】2008年10月15日| |定価|無料(一部有料コンテンツ有り)| |備考|現在は配信終了| |判定|なし| |>|CENTER:''[[どこでもいっしょシリーズリンク>どこでもいっしょシリーズ]]''| ---- #contents() ---- **概要 PS3の発売と同時に配信が始まったローンチタイトルの1つ。略称は『まいいつ』。~ 『[[どこでもいっしょ]]』のキャラクター達を使い、内容も一部引き継がれているがミニゲーム以外のゲーム性は薄く、どちらかというとソーシャルコンテンツ的な趣きの強いタイトルとなっている。~ 2009年11月11日の『週刊トロ・ステーション』配信に伴い、2010年5月31日をもってサービス終了。なお、本作から引継ぎ特典も用意された。~ 『どこいつ』同様、部屋の中で生活するトロに贈り物をしたり話しかけたりするコミュニケーションはそのままだが、言葉を教える要素はなくなっている。その他のコンテンツについては以下。~ ***トロ・ステーション -本作のメインコンテンツ。トロとクロによるニュース番組の体裁を取っており、タイトルの通り毎日配信されていた。通称トロステ。 --内容は多岐に渡り、最新ゲームの紹介やスタッフインタビュー、ゲームアーカイブスのオススメタイトル紹介、他のポケピ達が登場して元旦を祝ったりする事もあればクロの好きなアニメやネタコンテンツに終始する事もある。 -基本的に会話を眺めて進めていくだけだが、時おりクイズが出されたり、部屋の模様替え用アイテムを入手する事が出来た。 -ニュース以外にトロをメインとしたストーリーも配信され、トロとおじいさんの昔話を中心とした物語が展開された。 --配信済みのニュースはバックナンバーとして視聴可能だが、古い話は順次見れなくなる。ただし、上記のトロの物語や後述の24時間配信などのイベントは何度でも視聴可能。 --PSP版ではニュースを最大2週間分メモリースティックに保存しておく事が可能で、ネット環境のない場所でも視聴可能。 ***ニャバター -2007年10月11日のアップデートで搭載された機能。プレイヤーの分身となるアバターを作成出来る。 -容姿はトロやクロと同じだが、模様や目の形などを自由に設定可能。また、服を着せ替えて自由なファッションを楽しむ事も出来た。 --服の購入はゲーム内ストアから購入する必要があり、有料コンテンツの一つであった。なお、「仕立て券」を購入する事で自分でデザインした服を着せる事も可能。 -ニャバターを使った要素としてファッションショーが搭載された。 --ファッションショーの出演する以外に観客になる事も可能で、気に入ったニャバターに投票したりコメントを贈る事が出来た。 ***おでかけ -アップデートにより追加された要素のひとつ。トロの家の庭や、有料コンテンツを購入出来るストア、ミニゲームを手軽に遊べるゲームセンターへ行く事が出来る。 -庭には購入したアイテムを配置し、部屋と同様に模様替えを行う事が可能。フレームを使用して庭の様子を撮影する事も出来る。この機能を使ったコンテストも行われた。 --一部アイテムは遊ぶ事が可能で、鬼ごっこをしたり、レースコースを作ってラジコンカーを走らせたり、釣堀で釣りをしたり出来た。 -ストアでは前述のニャバターの衣装や模様替え用のアイテムといったアイテムの他、ミニゲーム付きのトロ用コスプレ衣装なども販売された。 --なお、リアルマネーではなくゲーム内通貨のみャイルを使用するみャイルショップもあるが、ラインナップはかなり少なかった。 -ゲームセンターでは上記のコスプレミニゲームの一部が有料だがコスプレを購入するよりは安く、手軽にプレイ出来た。 --また、有料ガチャのカプセルポンポンが設置されており、模様替え用アイテムを購入出来た。他社作品ともコラボが行われ、『[[初音ミク -Project DIVA-]]』のモデルをそのまま使用したフィギュアなどもあった。 -他のプレイヤーの庭にも遊びに行けるようになり、一緒におもちゃで遊ぶ事が出来る。 ***ミニゲーム -コスプレゲーム --トロのコスプレ衣装を購入する事でプレイ可能になるゲーム。草野球や大富豪、ボウリング、カルタといった定番ゲームが多いが、中には『みんなのGOLF 5』とコラボした『みんニャのパターGOLF』などもあった。なお、このパターゴルフは後に単品でゲーム化されている。 -まいにち右脳ランキング --6種類の右脳ゲームを連続でプレイし、全国ランキングを競うゲーム。ランキングに登録出来る試験は一日一回しか受けられないが、練習は何度でもプレイ可能。 -まいにち右脳バトル --上記の右脳ランキングから3つと、四則計算を行う「答えはいくつ?」の4種類のゲームでオンライン対戦を行える。 -まいにちピクチャーしりとり --『[[ワギャンランドシリーズ>ワギャンランド]]』でおなじみの絵を選ぶしりとりゲーム。『ワギャン』同様に裏読みも搭載されており、この読みが深いほどポイントが高くなる。オンライン対戦に対応しており、勝敗は読みポイントの合計で決まるが、もちろん最後に「ん」がついても負けとなる。 **評価点 -一切の妥協を見せないトロ・ステーションの内容。 --PS3やPSPで発売するゲームの宣伝や懐かしのゲーム作品紹介は勿論、ボーカロイド特集やNHKBSで放送されていた『ザ☆ネットスター!』の紹介、果ては軍艦島に関する話題などもディープに取り上げてくれる。 ---その中でも特筆すべきは、イギリスで作られたコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』のDVDがソニー・ピクチャーズから発売された際の特集回。~ 「まさかの時のスペイン宗教裁判!」から始まり、スパムメールの語源とされる「スパムの多い大衆食堂」、「ナッジ・ナッジ」の話題では日本放送時に広川太一郎氏による名吹き替え「ちょんちょん」にも触れ、そして最後は「16トンの重り」で強制終了という力の入れ具合。更に、態々この為だけに作ったであろう「バカ歩き省」のモーションまで披露された。%%何やってんすかビサイドスタッフの皆様。%% ---ゲームの紹介に関しては割と好意的に紹介する……かと思いきや、とあるゲームを[[「愛のないリメイク」>海腹川背Portable]]呼ばわりするなど、意外と辛辣な所もあった。 --2008年11月15日にトロステ2周年を記念して「トロとクロが24時間走り続け、各地でゲストと会う」という内容の24時間連続配信…その名も「24時間マラソン」が行われた。下手すればどこぞの本家24時間よりも手間が掛かっているのではなかろうか? ---ちなみにこの24時間マラソン、後にダイジェスト模様も配信されている。 -愛すべきキャラクター達。 --トロ・ステーションの影響もあってかポケピの中ではやはり「トロ」の出番が多め。純粋でちょっぴりエッチ、可愛らしい一面は相変わらず。 ---和歌山県のテーマパーク『アドベンチャーワールド』の特集回ではパンダに興奮し、いつもは振り回されるクロを逆に振り回すという一面も。 --その他のポケピ達も、ゲストキャラクターという形でちょくちょく顔見せをしてくれる。 --何かと自重しない言動が多いもう一人のメインキャラクター「クロ」についてもただのダメキャラという訳ではなく、トロの危機を交渉術を駆使することで救ってみせたり、テレビさんの故障時には真っ先に土下座して修理をお願いするなど義理堅い一面もある。 --クロが980円で買ってきた中古テレビ内のキャラクターこと「テレビさん」も好評。 ---クロが「980円」呼ばわりするのに対して「980円ってゆーな!」と返し、タライを落とすというやり取りはもはやお約束。 ---作中で度々コスプレ姿を披露する機会があり、これがまた実に可愛らしい。アンケートによればユーザーからも「いいぞもっとやれ!」という声が多数届いていた様子。 **賛否両論点 -自重しないキャラクターの言動。 --特に指摘される事が多いのはクロの言動。ほんの少しでも隙があれば、容赦無くネタを挿んでくる。 ---[[アイマス>THE IDOLM@STERシリーズ]]の話題になるとその暴走は凄まじいものになり、「わた、オレっちはとってもかわいい閣下の愚民ですみャ」「とかち!とかち!とかちつくちて!」「πタッチ!」「先生、ミンゴス、ぬ~ぬ~、召喚みャ!」等と、お前はバンナムの回し者かと思うレベルで問題発言のオンパレード。しかもこれでまだ氷山の一角というのだから恐ろしい。 ---他にもゲーム関係では「[[性欲を持て余す>メタルギアソリッド]]みャ」「[[上上下下左右左右BA>グラディウス]]で開くんじゃね?」「[[富竹フラッシュ!>ひぐらしのなく頃に祭]]」といった言動も。 ---更には「もうね、おれっち[[深い悲しみにつつまれましたよ>ファイナルファンタジーXI]]」「ふーんだ!れいむも[[かが>らき☆すた ~陵桜学園 桜藤祭~]][[みん>らき☆すた ネットアイドル・マイスター]]もいない神社に用はないみゃ!」「オレっち昨日(コミックマーケット会場に)行ってき…」といったものまで。DKHN([[ダメだこい>DEATH NOTE キラゲーム]][[つ…早く何と>DEATH NOTE Lを継ぐ者]][[かしないと>L the proLogue to DEATH NOTE ~螺旋の罠~]])…。 ---実はニコニコ動画のプレミアム会員となっている事を公言しており、トロステ内でもユーザーによるアップロードを見越してか「ニコニコ動画のみんな~元気かみャ!」「おおっとすごい弾幕だみャ!」と発言している。 --こうした言動については「クロ枠」として支持するユーザーがいる一方で、不快に感じるユーザーも多かった模様。 ---実際にトロステ内でも批判が届いている件が取り沙汰され、一応、若干ながら自粛してはいた様子。 ---尚、公式アンケートでは「興味のあるトロステの題材は?」という質問に6割が「クロ枠」と回答、更に「むしろクロ枠はもっと飛ばすべきだと思うか?」という問いには同じく6割が「YES」と答えていた事も併せて記述しておく。%%お前らも自重しろ。%% --では他のキャラは比較的まともなのか? と聞かれると、案外そうでもなく…トロもトロで自重していない発言が結構多い。 ---ゲストの[[初音ミク>初音ミク関連作品シリーズ]]について「ギャルゲー?」と言い放つのはまだ序の口。 ---「スイーツ(笑)」「[[パンツじゃないから恥ずかしくないのニャ>ストライクウィッチーズ 白銀の翼]]」「トロが9秒の時点で時を止めたのニャ。[[そして時は動き出すのニャ~>ジョジョの奇妙な冒険 (AC)]]」と言ってのけたり「SCEのみなさん、お仕事ヒマなのかニャ?」という自虐ネタをかましたり等。見方次第ではクロよりも危ない橋を渡っている気がしないでもない。 ---「ニンテン…」「XBO…」と、明らかに危ないワードを口にするシーンまで存在していた。なおこの発言は流石にSCEも問題視したらしく、トロステ中の発言で唯一修正を喰らってしまった模様。 ---上述した「DKHN」も、トロステ内では何気にトロがクロに向けて言い放ったのが初出。 --本来ならストッパー役を担うはずのテレビさんも、たまに羽目を外してしまう。 ---「バーカバーカ!変態変態大変態!」といかにもな発言を繰り返し、アイマス回では遂に「de変態っ!der変態っ!EL変態っ!変態大人っ!THE HENTAI!!」とまで言ってしまう。これ以前の「ツンデレ百人一首」の回辺りから、テレビさんに声が付いた場合の中の人候補がユーザーの間で絞られつつあったが、この一件がダメ押しとなり彼女の中の人候補がとある一人の声優に固定されてしまったという。 ---「ちょっ、そこ、ちがう……はわわ~、そんなムリヤリ入れちゃダメですぅ!」といった、字面だけだと何とも如何わしい台詞も。一応明記しておくが、このゲームは全年齢対象です。 ---後述する週刊トロ・ステーションでの『Angel Beats!』特集では「1番人気は音無×日向のポップかな~って」と、とんでもない台詞を言い放つシーンまである。%%腐ってやがる…安すぎたんだ…。%% --よくよく見てみるとゲストキャラクターの言動も自重していないものがちらほらと。 ---同じポケピのピエールは他キャラがハゲタカコントをやっている最中に「ストイック・BLごっこをやってるのはここかしらン!?」と乱入し、スズキはJ-PARC特集のゲスト・多田将博士に影響され「アイドルを探求すればわがはいもあっという間にやわらか頭ロボ」と言い出してしまう。 ---他社作品でも、特に[[日本一ソフトウェアからのゲストの皆様>魔界戦記ディスガイアシリーズ]]は問題発言の量がかなり多め。 ---レースゲーム『MotorStorm 2』公式動画からのゲスト、サンダース教官に至っては「[[実はここは別ワールドに進む土管…>スーパーマリオブラザーズ]]」等と…それ以上いけない! --仕舞いには月面基地のウサギさん(=ビサイドの中の人達)の代表「満月ちゃん」まで「見つかったら地下の強制労働場でペリカ暮らしだよ」と%%思わずざわ…ざわ…してしまうビサイドの内部事情を%%ぶっちゃけたり、更には別のウサギさんが8頭身のクロの姿で登場するという出オチをやらかしたりという有様。DKHN! **問題点 -見て分かる通り、とにかく有料コンテンツが非常に多いタイトルであった。 --特にカプセルポンポンはあまり話題にならなかったものの、いわゆる''コンプガチャ''を行っていた。2012年の消費者庁の発表に伴い、コンプ特典の配信が停止された。 --とはいえ、基本無料である点や毎日更新を行っている点などを考えれば(ガチャの件を除けば)仕方のない点ではあった。 -PSP版は機能がかなり制限されており、プレイ出来るコスプレゲームも少ない。また、PS3版とは持ち物やみャイルを共有出来ない。 **総評 ゲーム企画のために毎日定期配信を行った極めて稀有なタイトル。~ 有料コンテンツの多さこそ目に付くが、トロ・ステーションの内容の細かさや、それを毎日基本無料で楽しめるという点は極めて大きい。~ 一時期「PS3屈指%%にして唯一%%のキラーコンテンツ」とまで言われていた事から、少なくともPS3版についてはユーザーからの好評ぶりが窺えるだろう。 ---- *週刊トロ・ステーション 【しゅうかんとろ・すてーしょん】 |ジャンル|お気軽ネット| |対応機種|プレイステーション3&br()プレイステーション・ポータブル| |メディア|ダウンロード専売ソフト| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント| |開発元|ビサイド| |発売日|2009年11月11日| |定価|無料(一部有料コンテンツ有り)| |備考|現在は配信終了| |判定|なし| **概要(トロステ) 『まいにちいっしょ』の後継となるソフト。~ 基本的な部分はほぼそのまま引き継がれており、まいいつで入手したアイテムやニャバターも引き続き使用可能になっている。~ 2013年3月22日に最終回を配信し、同年9月3日をもって完全にサービスを終了した。 **主な変更点(トロステ) -トロステの更新が週一回となり、同時に複数の内容が配信される形式になった。 --また、ニャバターと一緒に次回予告をするコーナーが設けられた。 -前作のアイテムショップが「みャイル百貨店」に統合され、課金以外でも購入可能になった。 -前作のデフォルトゲーム三つもゲームセンターに統合された。 -月額課金の「プラチニャ会員」が新設された。 --会員になると、前作よりも広い家と庭を使えるようになり、トロステも会員専用の内容やバックナンバーの視聴が可能となる。 --ただし、これによってデフォルトだとトロの住まいは''近所の空き地''に変更されてしまい、文字通り''野良猫になってしまう''というあんまりな扱いであった。 ---空き地は『まいにちいっしょ』の家(無料)に比べて置き場も圧倒的に狭く庭もないため、『まいにちいっしょ』をプレイしていた人間からすると&bold(){いままでタダでできていた事が突然できなくなった}様にしか見えず、批判を浴びた。 **総評(トロステ) 有料コンテンツの多さは相変わらず…むしろ今までできていた事を制限して課金させるなど、若干その方向性は悪化。~ とはいえ、課金無しでも割と楽しめる内容も相変わらずであった。~ サービスが終了した現在でも未だに過去のナンバー…特に、権利者削除されてしまったナンバーを視聴する手段を求めるユーザーの声は根強い。~ **余談 -本作はアップデートでYouTube投稿機能が追加されており、公式でもアップロードを認めている。実際、ユーザーによりトロステの様子はYouTubeやニコニコ動画にアップされていた。 --サービスが終了した現在、YouTubeにアップロードされている動画は(PSP版でニュースを保存していない)ユーザーがトロステを視聴する唯一の手段となっている。『まいにちいっしょ』時代のナンバーはその大半がSCEJによって権利者削除されてしまっており視聴できなくなってしまっているが、気になった方は一度検索してみるといいだろう。 -実は『まいにちいっしょ』について、2007年から日曜日は更新しない筈だったのに、ある手違いが原因でズルズルと更新する破目に陥ったとの事。 --実際毎日の更新は相当なハードワークだったらしく、これと『[[トトリのアトリエ>トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~]]』の模様替え用フィギュアを始めとするアイテム作成が原因で、複数名のビサイド社員が散った事がトロステ内で言及されている。%%そりゃビサイドが帝愛グループ扱いされる訳ですわ。%%
「[[修正依頼]]」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。 ---- *まいにちいっしょ 【まいにちいっしょ】 |ジャンル|お気軽ネット| |対応機種|プレイステーション3&br()プレイステーション・ポータブル| |メディア|ダウンロード専売ソフト| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント| |開発元|ビサイド| |発売日|【PS3】2006年11月11日&br()【PSP】2008年10月15日| |定価|無料(一部有料コンテンツ有り)| |備考|現在は配信終了| |判定|なし| |>|CENTER:''[[どこでもいっしょシリーズリンク>どこでもいっしょシリーズ]]''| ---- #contents() ---- **概要 PS3の発売と同時に配信が始まったローンチタイトルの1つ。略称は『まいいつ』。~ 『[[どこでもいっしょ]]』のキャラクター達を使い、内容も一部引き継がれているがミニゲーム以外のゲーム性は薄く、どちらかというとソーシャルコンテンツ的な趣きの強いタイトルとなっている。~ 2009年11月11日の『週刊トロ・ステーション』配信に伴い、2010年5月31日をもってサービス終了。なお、本作から引継ぎ特典も用意された。~ 『どこいつ』同様、部屋の中で生活するトロに贈り物をしたり話しかけたりするコミュニケーションはそのままだが、言葉を教える要素はなくなっている。その他のコンテンツについては以下。~ ***トロ・ステーション -本作のメインコンテンツ。トロとクロによるニュース番組の体裁を取っており、タイトルの通り毎日配信されていた。通称トロステ。 --内容は多岐に渡り、最新ゲームの紹介やスタッフインタビュー、ゲームアーカイブスのオススメタイトル紹介、他のポケピ達が登場して元旦を祝ったりする事もあればクロの好きなアニメやネタコンテンツに終始する事もある。 -基本的に会話を眺めて進めていくだけだが、時おりクイズが出されたり、部屋の模様替え用アイテムを入手する事が出来た。 -ニュース以外にトロをメインとしたストーリーも配信され、トロとおじいさんの昔話を中心とした物語が展開された。 --配信済みのニュースはバックナンバーとして視聴可能だが、古い話は順次見れなくなる。ただし、上記のトロの物語や後述の24時間配信などのイベントは何度でも視聴可能。 --PSP版ではニュースを最大2週間分メモリースティックに保存しておく事が可能で、ネット環境のない場所でも視聴可能。 ***ニャバター -2007年10月11日のアップデートで搭載された機能。プレイヤーの分身となるアバターを作成出来る。 -容姿はトロやクロと同じだが、模様や目の形などを自由に設定可能。また、服を着せ替えて自由なファッションを楽しむ事も出来た。 --服の購入はゲーム内ストアから購入する必要があり、有料コンテンツの一つであった。なお、「仕立て券」を購入する事で自分でデザインした服を着せる事も可能。 -ニャバターを使った要素としてファッションショーが搭載された。 --ファッションショーの出演する以外に観客になる事も可能で、気に入ったニャバターに投票したりコメントを贈る事が出来た。 ***おでかけ -アップデートにより追加された要素のひとつ。トロの家の庭や、有料コンテンツを購入出来るストア、ミニゲームを手軽に遊べるゲームセンターへ行く事が出来る。 -庭には購入したアイテムを配置し、部屋と同様に模様替えを行う事が可能。フレームを使用して庭の様子を撮影する事も出来る。この機能を使ったコンテストも行われた。 --一部アイテムは遊ぶ事が可能で、鬼ごっこをしたり、レースコースを作ってラジコンカーを走らせたり、釣堀で釣りをしたり出来た。 -ストアでは前述のニャバターの衣装や模様替え用のアイテムといったアイテムの他、ミニゲーム付きのトロ用コスプレ衣装なども販売された。 --なお、リアルマネーではなくゲーム内通貨のみャイルを使用するみャイルショップもあるが、ラインナップはかなり少なかった。 -ゲームセンターでは上記のコスプレミニゲームの一部が有料だがコスプレを購入するよりは安く、手軽にプレイ出来た。 --また、有料ガチャのカプセルポンポンが設置されており、模様替え用アイテムを購入出来た。他社作品ともコラボが行われ、『[[初音ミク -Project DIVA-]]』のモデルをそのまま使用したフィギュアなどもあった。 -他のプレイヤーの庭にも遊びに行けるようになり、一緒におもちゃで遊ぶ事が出来る。 ***ミニゲーム -コスプレゲーム --トロのコスプレ衣装を購入する事でプレイ可能になるゲーム。草野球や大富豪、ボウリング、カルタといった定番ゲームが多いが、中には『みんなのGOLF 5』とコラボした『みんニャのパターGOLF』などもあった。なお、このパターゴルフは後に単品でゲーム化されている。 -まいにち右脳ランキング --6種類の右脳ゲームを連続でプレイし、全国ランキングを競うゲーム。ランキングに登録出来る試験は一日一回しか受けられないが、練習は何度でもプレイ可能。 -まいにち右脳バトル --上記の右脳ランキングから3つと、四則計算を行う「答えはいくつ?」の4種類のゲームでオンライン対戦を行える。 -まいにちピクチャーしりとり --『[[ワギャンランドシリーズ>ワギャンランド]]』でおなじみの絵を選ぶしりとりゲーム。『ワギャン』同様に裏読みも搭載されており、この読みが深いほどポイントが高くなる。オンライン対戦に対応しており、勝敗は読みポイントの合計で決まるが、もちろん最後に「ん」がついても負けとなる。 **評価点 -一切の妥協を見せないトロ・ステーションの内容。 --PS3やPSPで発売するゲームの宣伝や懐かしのゲーム作品紹介は勿論、ボーカロイド特集やNHKBSで放送されていた『ザ☆ネットスター!』の紹介、果ては軍艦島に関する話題などについてもディープに取り上げてくれる。 ---その中でも特筆すべきは、イギリスで作られたコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』のDVDがソニー・ピクチャーズから発売された際の特集回。~ 「まさかの時のスペイン宗教裁判!」から始まり、スパムメールの語源とされる「スパムの多い大衆食堂」、「ナッジ・ナッジ」の話題では日本放送時の広川太一郎氏による名吹き替え「ちょんちょん」にも触れ、そして最後は「16トンの重り」で強制終了という力の入れ具合。更に、態々この為だけに作ったであろう「バカ歩き省」のモーションまで披露された。%%何やってんすかビサイドスタッフの皆様。%% ---ゲーム紹介に関しては割と好意的に行っている……かと思いきや、とあるゲームを[[「愛のないリメイク」>海腹川背Portable]]呼ばわりするなど、意外と辛辣な所もあった。 --2008年11月15日にトロステ2周年を記念して「トロとクロが24時間走り続け、各地でゲストと会う」という内容の24時間連続配信…その名も「24時間マラソン」が行われた。下手すればどこぞの本家24時間よりも手間が掛かっているのではなかろうか? ---ちなみにこの24時間マラソン、後にダイジェスト模様も配信されている。 -愛すべきキャラクター達。 --トロ・ステーションの影響もあってかポケピの中ではやはり「トロ」の出番が多め。純粋でちょっぴりエッチ、可愛らしい一面は相変わらず。 ---和歌山県のテーマパーク『アドベンチャーワールド』の特集回ではパンダに興奮し、いつもは振り回されるクロを逆に振り回すという一面も。 --その他のポケピ達も、ゲストキャラクターという形でちょくちょく顔見せをしてくれる。 --何かと自重しない言動が多いもう一人のメインキャラクター「クロ」についてもただのダメキャラという訳ではなく、トロの危機を交渉術を駆使することで救ってみせたり、テレビさんの故障時には真っ先に土下座して修理をお願いしたりなど義理堅い一面もある。 --クロが980円で買ってきた中古テレビ内のキャラクターこと「テレビさん」も好評。 ---クロが「980円」呼ばわりするのに対して「980円ってゆーな!」と返し、タライを落とすというやり取りはもはやお約束。 ---作中で度々コスプレ姿を披露する機会があり、これがまた実に可愛らしい。アンケートによればユーザーからも「いいぞもっとやれ!」という声が多数届いていた様子。 **賛否両論点 -自重しないキャラクターの言動。 --特に指摘される事が多いのはクロの言動。ほんの少しでも隙があれば、容赦無くネタを挿んでくる。 ---[[アイマス>THE IDOLM@STERシリーズ]]の話題になるとその暴走は凄まじいものになり、「わた、オレっちはとってもかわいい閣下の愚民ですみャ」「とかち!とかち!とかちつくちて!」「πタッチ!」「先生、ミンゴス、ぬ~ぬ~、召喚みャ!」等と、お前はバンナムの回し者かと思うレベルで問題発言のオンパレード。しかもこれでまだ氷山の一角というのだから恐ろしい。 ---他にもゲーム関係では「[[性欲を持て余す>メタルギアソリッド]]みャ」「[[上上下下左右左右BA>グラディウス]]で開くんじゃね?」「[[富竹フラッシュ!>ひぐらしのなく頃に祭]]」といった言動も。 ---更には「もうね、おれっち[[深い悲しみにつつまれましたよ>ファイナルファンタジーXI]]」「ふーんだ!れいむも[[かが>らき☆すた ~陵桜学園 桜藤祭~]][[みん>らき☆すた ネットアイドル・マイスター]]もいない神社に用はないみゃ!」「オレっち昨日(コミックマーケット会場に)行ってき…」といったものまで。DKHN([[ダメだこい>DEATH NOTE キラゲーム]][[つ…早く何と>DEATH NOTE Lを継ぐ者]][[かしないと>L the proLogue to DEATH NOTE ~螺旋の罠~]])…。 ---実はニコニコ動画のプレミアム会員となっている事を公言しており、トロステ内でもユーザーによるアップロードを見越してか「ニコニコ動画のみんな~元気かみャ!」「おおっとすごい弾幕だみャ!」と発言している。 --こうした言動については「クロ枠」として支持するユーザーがいる一方で、不快に感じるユーザーも多かった模様。 ---実際にトロステ内でも批判が届いている件が取り沙汰され、一応、若干ながら自粛してはいた様子。 ---尚、公式アンケートでは「興味のあるトロステの題材は?」という質問に6割が「クロ枠」と回答、更に「むしろクロ枠はもっと飛ばすべきだと思うか?」という問いには同じく6割が「YES」と答えていた事も併せて記述しておく。%%お前らも自重しろ。%% --では他のキャラは比較的まともなのか? と聞かれると、案外そうでもなく…トロもトロで自重していない発言が結構多い。 ---ゲストの[[初音ミク>初音ミク関連作品シリーズ]]について「ギャルゲー?」と言い放つのはまだ序の口。 ---「スイーツ(笑)」「[[パンツじゃないから恥ずかしくないのニャ>ストライクウィッチーズ 白銀の翼]]」「トロが9秒の時点で時を止めたのニャ。[[そして時は動き出すのニャ~>ジョジョの奇妙な冒険 (AC)]]」と言ってのけたり「SCEのみなさん、お仕事ヒマなのかニャ?」という自虐ネタをかましたり等。見方次第ではクロよりも危ない橋を渡っている気がしないでもない。 ---「ニンテン…」「XBO…」と、明らかに危ないワードを口にするシーンまで存在していた。なおこの発言は流石にSCEも問題視したらしく、トロステ中の発言で唯一修正を喰らってしまった模様。 ---上述した「DKHN」も、トロステ内では何気にトロがクロに向けて言い放ったのが初出。 --本来ならストッパー役を担うはずのテレビさんも、たまに羽目を外してしまう。 ---「バーカバーカ!変態変態大変態!」といかにもな発言を繰り返し、アイマス回では遂に「de変態っ!der変態っ!EL変態っ!変態大人っ!THE HENTAI!!」とまで言ってしまう。これ以前の「ツンデレ百人一首」の回辺りから、テレビさんに声が付いた場合の中の人候補がユーザーの間で絞られつつあったが、この一件がダメ押しとなり彼女の中の人候補がとある一人の声優に固定されてしまったという。 ---「ちょっ、そこ、ちがう……はわわ~、そんなムリヤリ入れちゃダメですぅ!」といった、字面だけだと何とも如何わしい台詞も。一応明記しておくが、このゲームは全年齢対象です。 ---後述する週刊トロ・ステーションでの『Angel Beats!』特集では「1番人気は音無×日向のポップかな~って」と、とんでもない台詞を言い放つシーンまである。%%腐ってやがる…安すぎたんだ…。%% --よくよく見てみるとゲストキャラクターの言動も自重していないものがちらほらと。 ---同じポケピのピエールは他キャラがハゲタカコントをやっている最中に「ストイック・BLごっこをやってるのはここかしらン!?」と乱入し、スズキはJ-PARC特集のゲスト・多田将博士に影響され「アイドルを探求すればわがはいもあっという間にやわらか頭ロボ」と言い出してしまう。 ---他社作品でも、特に[[日本一ソフトウェアからのゲストの皆様>魔界戦記ディスガイアシリーズ]]は問題発言の量がかなり多め。 ---レースゲーム『MotorStorm 2』公式動画からのゲスト、サンダース教官に至っては「おおっと![[実はここは別ワールドに進む土管…>スーパーマリオブラザーズ]]」等と…それ以上いけない! --仕舞いには月面基地のウサギさん(=ビサイドの中の人達)の代表「満月ちゃん」まで「見つかったら地下の強制労働場でペリカ暮らしだよ」と%%思わずざわ…ざわ…してしまうビサイドの内部事情を%%ぶっちゃけたり、更には別のウサギさんが8頭身のクロの姿で登場するという出オチをやらかしたりという有様。DKHN! **問題点 -見て分かる通り、とにかく有料コンテンツが非常に多いタイトルであった。 --特にカプセルポンポンはあまり話題にならなかったものの、いわゆる''コンプガチャ''を行っていた。2012年の消費者庁の発表に伴い、コンプ特典の配信が停止された。 --とはいえ本作が基本無料であり、更に毎日更新を行うなど他ゲームと比較しても尋常ではない仕事量をこなしているという点を考えれば、ある程度仕方のない部分はあった。コンプガチャの件を除いて、ではあるが。 -PSP版は機能がかなり制限されており、プレイ可能なコスプレゲームも少ない。また、PS3版とは持ち物やみャイルを共有出来ない。 **総評 ゲーム企画のために毎日定期配信を行った極めて稀有なタイトル。~ 有料コンテンツの多さこそ目に付くが、トロ・ステーションの内容の細かさや、それを毎日基本無料で楽しめるという点は極めて大きい。~ 一時期「PS3屈指%%にして唯一%%のキラーコンテンツ」とまで言われていた事から、少なくともPS3版についてはユーザーからの好評ぶりが窺えるだろう。 ---- *週刊トロ・ステーション 【しゅうかんとろ・すてーしょん】 |ジャンル|お気軽ネット| |対応機種|プレイステーション3&br()プレイステーション・ポータブル| |メディア|ダウンロード専売ソフト| |発売元|ソニー・コンピュータエンタテインメント| |開発元|ビサイド| |発売日|2009年11月11日| |定価|無料(一部有料コンテンツ有り)| |備考|現在は配信終了| |判定|なし| **概要(トロステ) 『まいにちいっしょ』の後継となるソフト。~ 基本的な部分はほぼそのまま引き継がれており、まいいつで入手したアイテムやニャバターも引き続き使用可能になっている。~ 2013年3月22日に最終回を配信し、同年9月3日をもって完全にサービスを終了した。 **主な変更点(トロステ) -トロステの更新が週一回となり、同時に複数の内容が配信される形式になった。 --また、ニャバターと一緒に次回予告をするコーナーが設けられた。 -前作のアイテムショップが「みャイル百貨店」に統合され、課金以外でも購入可能になった。 -前作のデフォルトゲーム三つもゲームセンターに統合された。 -月額課金の「プラチニャ会員」が新設された。 --会員になると、前作よりも広い家と庭を使えるようになり、トロステも会員専用の内容やバックナンバーの視聴が可能となる。 --ただし、これによってデフォルトだとトロの住まいは''近所の空き地''に変更されてしまい、文字通り''野良猫になってしまう''というあんまりな扱いであった。 ---空き地は『まいにちいっしょ』の家(無料)に比べて置き場も圧倒的に狭く庭もないため、『まいにちいっしょ』をプレイしていた人間からすると&bold(){いままでタダでできていた事が突然できなくなった}様にしか見えず、批判を浴びた。 **総評(トロステ) 有料コンテンツの多さは相変わらず…むしろ今までできていた事を制限して課金させるなど、若干その方向性は悪化。~ とはいえ、課金無しでも割と楽しめる内容も相変わらずであった。~ サービスが終了した現在でも未だに過去のナンバー…特に、権利者削除されてしまったナンバーを視聴する手段を求めるユーザーの声は根強い。~ **余談 -本作はアップデートでYouTube投稿機能が追加されており、公式でもアップロードを認めている。実際、ユーザーによりトロステの様子はYouTubeやニコニコ動画にアップされていた。 --サービスが終了した現在、YouTubeにアップロードされている動画は(PSP版でニュースを保存していない)ユーザーがトロステを視聴する唯一の手段となっている。『まいにちいっしょ』時代のナンバーはその大半がSCEJによって権利者削除されてしまっており視聴できなくなってしまっているが、気になった方は一度検索してみるといいだろう。 -実は『まいにちいっしょ』について、2007年から日曜日は更新しない筈だったのに、ある手違いが原因でズルズルと更新する破目に陥ったとの事。 --実際毎日の更新は相当なハードワークだったらしく、これと『[[トトリのアトリエ>トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~]]』の模様替え用フィギュアを始めとするアイテム作成が原因で、複数名のビサイド社員が散った事がトロステ内で言及されている。%%そりゃビサイドが帝愛グループ扱いされる訳ですわ。%%

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