「ロックマンワールド3」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
ロックマンワールド3 - (2016/10/28 (金) 17:07:19) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
//なぜか記事の最後に無意味な「&bold(){}」が大量に書かれていたため削除。同じような状態になっている記事をちょくちょく見かけますが、同一編集者による単なる編集ミスなのでしょうか?
*ロックマンワールド3
【ろっくまんわーるどすりー】
|ジャンル|アクション|&image(rmw3.jpg)|
|対応機種|ゲームボーイ|~|
//|メディア|2MbitROMカートリッジ|~|
|発売元|カプコン|~|
|開発元|水口エンジニアリング|~|
|発売日|1992年12月11日|~|
|定価|3,500円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)&br;※バーチャルコンソール版|~|
|配信|バーチャルコンソール&br【3DS】2013年10月9日/400円|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
//|ポイント||~|
|>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>ロックマンシリーズ]]''|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
ゲームボーイ版『ロックマン』シリーズ第3弾。~
[[前作>ロックマンワールド2]]の失敗を経験に、開発を『[[ワールド1>ロックマンワールド]]』と同じ会社に依頼している。
ボスキャラクターは『[[ロックマン3>ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?]]』と『[[ロックマン4>ロックマン4 新たなる野望!!]]』からそれぞれ4体ずつと、オリジナルボスキャラクター『パンク』の計9体となっている。
**特徴
-ロックマンのアクションは『4』がベースで、新たに「ニューロックバスター(溜め撃ち)」が使用できるようになった。
-接触ダメージの増加、E缶がパスワードに記録されない事により、ワールドシリーズでもトップクラスの難易度に跳ね上がっている。
-BGMは本家『3』『4』から持ってきた物が多く、原曲に限りなく近く再現されており好評。
--オリジナル曲も最終ステージのBGMはワールドシリーズでもトップクラスの評価を受けており、パンクのテーマは『10』でアレンジされている。
-ワールドシリーズで初めてエディーが登場した。
-ワールドシリーズでは初めてクリア後のステージに再挑戦できるようになった。
--ただし、前半4ステージと後半4ステージはそれぞれ独立しているので、後半へ進むと前半には戻れない。
-ロックマンシリーズでよく登場する仕掛け「カウントボム」が初登場。
--『6』以降の本家シリーズの他、『EXE』と『流星』シリーズにもチップやカードとして登場している。
-特殊武器のスパークショックやスカルバリアーが、本家よりも使い勝手が良くなった。
--前者は『[[1>ロックマン]]』および『ワールド1』に登場したアイススラッシャーと同じように、敵をショートさせた状態で武器チェンジが出来たり、後者は敵の弾を3回まで防げるようになり、弱点とするボスキャラの攻撃を防ぎつつ当てる事が容易になった。
-スライディングのグラフィックや操作感覚が本家に準拠するようになり、1マス分の狭い穴なら突破できるようになった。
-前作では前半ステージをクリアしただけでラッシュコイル・ジェット・マリンを入手できたが、今作からは前半ステージでラッシュコイル、後半ステージでラッシュジェットを入手する仕様となった。
-ラッシュジェットの動きが『[[ロックマン2>ロックマン2 Dr.ワイリーの謎]]』のアイテム2号と同じく「乗ると前進する」だけになってしまった(本家と違い上下調節ができない)。
--『[[ワールド5>ロックマンワールド5]]』までこのまま。
-ワールドシリーズでは唯一、最終ステージが宇宙ではない。
**問題点
-トゲや落とし穴といった即死トラップがやたら多い。それも配置がかなり意地悪でギリギリの操作を要求される事も多い。
--特に後半のダストマンステージは即死トラップの多さとステージ自体が長い事から、シリーズ屈指の高難度ステージとして名高い。
//---ステージ内のある場所では、狭い足場の真上にはしごがあるのだが、どうやっても、「針でダメージを受けつつジャンプからラッシュコイルを出して狭い足場の上に置き、無敵中に飛び乗って大ジャンプ」という、とんでもない力技が必要になる。ラッシュジェットがあればいいのだが、それを持っているのがこのステージボスなので、どうしようもない。
//普通に針の上に2回コイルを出すだけで行けます。よくこんなやりかたしたもんだ。
--ダイブマンステージもトゲが多い上に操作の難しい水中ステージということで難しい。
---更に本家『3』『4』にあったラッシュマリンが登場しない事もダイブマンステージの難易度を上げている。
-ラスボス戦にも関わらず、安全地帯が存在する。
-弱点武器でボスに与えられるダメージが(一部を除き)「2~3」に統一された。
--これはボスに与えられるダメージ量が最大チャージショットと同等かそれ以下ということであり、弱点武器を使用するメリットが減少した。
--もともとこの問題はベース作品の1つである『4』の頃から言えることだが、それでも一部のボスを除き弱点武器でボスに与えられるダメージの最大値は「4」に統一されている。
--よって弱点武器を使用した方が最大チャージショットを打ち込むよりもダメージ量が上回ることが多いため、弱点武器を使用するメリットは存在していた。
--無論本作においてもボスのパターンやチャージする手間などを考慮すると、弱点武器の方が有利(あるいは楽)になる場合もある(上記も含めて本作に限った話ではないが)。
**総評
全体的に難易度のバランスがちょっと意地悪であるという難点こそあるものの、前作の汚名を見事に返上した作品。~
アイテム収集要素以外は本作で完成されており、ワールドシリーズとしての体裁は見事に整ったと言えよう。
**余談
-ボスキャラの一人であるドリルマンだが、なんと''パッケージの時点で破壊されてしまっている''。
--ボスなので不自然な描写ではないが、ゲーム開始前からやられているのはちょっと不憫である。
-本作は『ロックマン5』のTVCMで『[[ロックボード>ワイリー&ライトのロックボード ザッツ☆パラダイス]]』と一緒に紹介されていた。
-今は亡き児童誌『デラックスボンボン』にて、池原しげと氏による漫画が連載されていた。ちなみに内容はやはりつっこみどころが多い。
--ラスボスに至っては倒し方が間違っている。
-最終ステージには、『ロックマン1』の足無しメットール、『ロックマン2』のネオメットールが何故か配置されている。
-本作のオリジナルボス「パンク」は『[[ワールド5>ロックマンワールド5]]』の他にも、『ロックマン10』で配信ステージのボスとして再登場した。
--また、ワールドオリジナルボスで『EXE』に登場したのは彼のみである。
-パンク撃破後にゲームオーバーになってステージ選択画面に行けば、スクリュークラッシャーを入手したまま後半ステージで使用することができる((前2作では、エンカーやクイントを撃破した後にゲームオーバーになってステージ選択画面に行けば、この2体の特殊武器はリセットされて再び彼らと戦うことになる。))。
--またその状態で再度パンクと戦うことも可能だが、彼にスクリュークラッシャーは効かない。
//「その他」という項目(「ボスキャラの一人である~」から「~スクリュークラッシャーは効かない。」という記述部分)は、記述内容的にどうも単なる余談のようなのでまとめてこちらに移動。
-後にエグゼシリーズで『&ruby(ワールドスリー){WWW}』という敵組織が登場した為、単に「ワールドスリー」と呼んだ場合はあちらの方を指すことが多くなり、本作のことを言う場合は「GBの」「本家の」等の注釈が付けられることが多くなった。
//なぜか記事の最後に無意味な「&bold(){}」が大量に書かれていたため削除。同じような状態になっている記事をちょくちょく見かけますが、同一編集者による単なる編集ミスなのでしょうか?
*ロックマンワールド3
【ろっくまんわーるどすりー】
|ジャンル|アクション|&image(rmw3.jpg)|
|対応機種|ゲームボーイ|~|
//|メディア|2MbitROMカートリッジ|~|
|発売元|カプコン|~|
|開発元|水口エンジニアリング|~|
|発売日|1992年12月11日|~|
|定価|3,500円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)&br;※バーチャルコンソール版|~|
|配信|バーチャルコンソール&br【3DS】2013年10月9日/400円|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
//|ポイント||~|
|>|>|CENTER:''[[ロックマンシリーズリンク>ロックマンシリーズ]]''|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
ゲームボーイ版『ロックマン』シリーズ第3弾。~
[[前作>ロックマンワールド2]]の失敗を経験に、開発を『[[ワールド1>ロックマンワールド]]』と同じ会社に依頼している。
ボスキャラクターは『[[ロックマン3>ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?]]』と『[[ロックマン4>ロックマン4 新たなる野望!!]]』からそれぞれ4体ずつと、オリジナルボスキャラクター『パンク』の計9体となっている。
**特徴
-ロックマンのアクションは『4』がベースで、新たに「ニューロックバスター(溜め撃ち)」が使用できるようになった。
-接触ダメージの増加、E缶がパスワードに記録されない事により、ワールドシリーズでもトップクラスの難易度に跳ね上がっている。
-BGMは本家『3』『4』から持ってきた物が多く、原曲に限りなく近く再現されており好評。
--オリジナル曲も最終ステージのBGMはワールドシリーズでもトップクラスの評価を受けており、パンクのテーマは『10』でアレンジされている。
-ワールドシリーズで初めてエディーが登場した。
-ワールドシリーズでは初めてクリア後のステージに再挑戦できるようになった。
--ただし、前半4ステージと後半4ステージはそれぞれ独立しているので、後半へ進むと前半には戻れない。
-ロックマンシリーズでよく登場する仕掛け「カウントボム」が初登場。
--『6』以降の本家シリーズの他、『EXE』と『流星』シリーズにもチップやカードとして登場している。
-特殊武器のスパークショックやスカルバリアーが、本家よりも使い勝手が良くなった。
--前者は『[[1>ロックマン]]』および『ワールド1』に登場したアイススラッシャーと同じように、敵をショートさせた状態で武器チェンジが出来たり、後者は敵の弾を3回まで防げるようになり、弱点とするボスキャラの攻撃を防ぎつつ当てる事が容易になった。
-スライディングのグラフィックや操作感覚が本家に準拠するようになり、1マス分の狭い穴なら突破できるようになった。
-前作では前半ステージをクリアしただけでラッシュコイル・ジェット・マリンを入手できたが、今作からは前半ステージでラッシュコイル、後半ステージでラッシュジェットを入手する仕様となった。
-ラッシュジェットの動きが『[[ロックマン2>ロックマン2 Dr.ワイリーの謎]]』のアイテム2号と同じく「乗ると前進する」だけになってしまった(本家と違い上下調節ができない)。
--『[[ワールド5>ロックマンワールド5]]』までこのまま。
-ワールドシリーズでは唯一、最終ステージが宇宙ではない。
**問題点
-トゲや落とし穴といった即死トラップがやたら多い。それも配置がかなり意地悪でギリギリの操作を要求される事も多い。
--特に後半のダストマンステージは即死トラップの多さとステージ自体が長い事から、シリーズ屈指の高難度ステージとして名高い。
//---ステージ内のある場所では、狭い足場の真上にはしごがあるのだが、どうやっても、「針でダメージを受けつつジャンプからラッシュコイルを出して狭い足場の上に置き、無敵中に飛び乗って大ジャンプ」という、とんでもない力技が必要になる。ラッシュジェットがあればいいのだが、それを持っているのがこのステージボスなので、どうしようもない。
//普通に針の上に2回コイルを出すだけで行けます。よくこんなやりかたしたもんだ。
--ダイブマンステージもトゲが多い上に操作の難しい水中ステージということで難しい。
---更に本家『3』『4』にあったラッシュマリンが登場しない事もダイブマンステージの難易度を上げている。
-ラスボス戦にも関わらず、安全地帯が存在する。
-弱点武器でボスに与えられるダメージが(一部を除き)「2~3」に統一された。
--これはボスに与えられるダメージ量が最大チャージショットと同等かそれ以下ということであり、弱点武器を使用するメリットが減少した。
--もともとこの問題はベース作品の1つである『4』の頃から言えることだが、それでも一部のボスを除き弱点武器でボスに与えられるダメージの最大値は「4」に統一されている。
--よって弱点武器を使用した方が最大チャージショットを打ち込むよりもダメージ量が上回ることが多いため、弱点武器を使用するメリットは存在していた。
--無論本作においてもボスのパターンやチャージする手間などを考慮すると、弱点武器の方が有利(あるいは楽)になる場合もある(上記も含めて本作に限った話ではないが)。
**総評
全体的に難易度のバランスがちょっと意地悪であるという難点こそあるものの、前作の汚名を見事に返上した作品。~
アイテム収集要素以外は本作で完成されており、ワールドシリーズとしての体裁は見事に整ったと言えよう。
**余談
-ボスキャラの一人であるドリルマンだが、なんと''パッケージの時点で破壊されてしまっている''。
--ボスなので不自然な描写ではないが、ゲーム開始前からやられているのはちょっと不憫である。
-本作は『ロックマン5』のTVCMで『[[ロックボード>ワイリー&ライトのロックボード ザッツ☆パラダイス]]』と一緒に紹介されていた。
-今は亡き児童誌『デラックスボンボン』にて、池原しげと氏による漫画が連載されていた。ちなみに内容はやはりつっこみどころが多い。
--ラスボスに至っては倒し方が間違っている。
-最終ステージには、『ロックマン1』の足無しメットール、『ロックマン2』のネオメットールが配置されている。
--本家『4』ワイリーステージ1のオマージュである。
//元ネタがあるのに謎扱いしてちゃダメでしょ
-本作のオリジナルボス「パンク」は『[[ワールド5>ロックマンワールド5]]』の他にも、『ロックマン10』で配信ステージのボスとして再登場した。
--また、ワールドオリジナルボスで『EXE』に登場したのは彼のみである。
-パンク撃破後にゲームオーバーになってステージ選択画面に行けば、スクリュークラッシャーを入手したまま後半ステージで使用することができる((前2作では、エンカーやクイントを撃破した後にゲームオーバーになってステージ選択画面に行けば、この2体の特殊武器はリセットされて再び彼らと戦うことになる。))。
--またその状態で再度パンクと戦うことも可能だが、彼にスクリュークラッシャーは効かない。
//「その他」という項目(「ボスキャラの一人である~」から「~スクリュークラッシャーは効かない。」という記述部分)は、記述内容的にどうも単なる余談のようなのでまとめてこちらに移動。
-後にエグゼシリーズで『&ruby(ワールドスリー){WWW}』という敵組織が登場した為、単に「ワールドスリー」と呼んだ場合はあちらの方を指すことが多くなり、本作のことを言う場合は「GBの」「本家の」等の注釈が付けられることが多くなった。