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逆鱗弾 - (2010/11/04 (木) 10:25:21) の1つ前との変更点

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*逆鱗弾 【げきりんだん】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|アーケード(F3システム)|~| |販売・開発元|タイトー|~| |稼働開始日|1995年|~| //|分類|''評価部分もあるが良作とも言えないゲーム判定''|~| |ポイント|アーケードとしては大味な内容&br()世界観と合わない可愛らしいキャラデザイン&br()BGMのクオリティは素晴らしい|~| **概要 -1994年にてタイトーからリリースされ大きく評価された[[レイフォース]]や[[ダライアス外伝>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/150.html]]に次いで、1995年に登場したシューティング。 -レイフォやダラ外同様、当時のタイトーの最新基板「F3システム」にて製作された。 -1人~2人同時プレイ、全5ステージ、一周エンド。 **問題点 -まず、同時期のアーケードシューティングの中でも、大分大味さが目立つ。 --全体的にゲームバランスがあまり練られておらず、適当に攻撃すれば大体は無難に進める反面、ミスすると初期パワーになりPアイテムをあまり落とさない為、一気に戦況不利に陥りやすいといったところ。 --また、自機の当たり判定が見た目よりも大きめな上に、グラフィックがやや見辛いという、視覚的な問題もある。 -ゲーム初めに三体の機体から自機を選択するのだが、その機体のパイロットキャラの存在がやたらと浮いている。 --ステージ中では、硬派なSF世界観が舞台でコミカルさは無いはずなのだが、パイロットがどこかのファンシー系(他ゲームで例えるならポップンミュージックなどのそれに近い)なキャラデザイン。 --しかもパイロットとは思えぬ容姿のキャラがほとんど。某プレスリーのコスプレガイ、戦闘とは無縁そうな文学系三つ編み眼鏡っ娘、猫を引き連れたお姉様、といった面子。 --ちなみに、本作キャラデザイン担当者は後に同社の落ち物パズルゲーム「クレオパトラフォーチューン」のデザインも担当している。 -ゲーム上の演出面も頑張っている気配は感じられるものの、前作品のレイフォ、ダラ外の芸術的演出に比べると幾らか雑である。(あくまでも前二作が神演出だったので、それらと比べると…という話だが) **評価点 -何といってもBGMの良さ。これだけは他のタイトーシューティング名曲と比べても、全く遜色の無い出来。[[参照ニコニコ・要ログイン>http://www.nicovideo.jp/watch/sm7646059]] --壮大でいて哀愁感漂う、もの悲しげメロディが特徴。道中の曲はどれも同じテーマをベースにアレンジが加えられている。 --原則としてボスBGMは存在しないが、ダラ外などで見られる、ボス戦到着との曲のシンクロ演出があり、不思議なトランス感を醸し出しているといえる。 //ラスボスに専用BGMがあったような気がするので、もしかしたら違うかもしれん。 -難易度は同期のアーケードシューティングの中でも低い部類に入り、あまり苦戦するところが少なく、初級シューターにとっては優しいゲームである。 **総評 -単にゲームの出来が微妙だったというのもあるが、いかんぜん、あのレイフォ、ダラ外の後に登場し、劣った部分が大きく目に付いてしまったのが悪運だった。 -もちろん、クソゲーという程の壊滅的な出来では決してなく、ショット&ボムのわかりやすい操作と、難易度を抑えた遊びやすさで、シューティングとしては無難に楽しめるゲームである。 **その他 -本作はすでに倒産してしまったメーカー、東亜プランのシューティング遺作である「BATSUGUN」のスタッフがタイトーに移籍して製作されたという経歴があり、どことなくBATSUGUNとの共通点が見られる。 --主な共通点としては、全5ステージ一周エンドで難易度低め、3タイプの機体と6人のパイロットキャラが存在するといったところ。 --ただし、BATSUGUNのパイロットキャラは、ちゃんと世界観に似合ったデザインで統一されており、本作のようなデザインの浮き具合はほとんど無い。 -バックストーリーが暗いゲームでもあり、アーケードのタイトー作おなじみの鬱ゲーとしての一面も見せている。 --ちなみに、かつてのクソゲーまとめwikiにてにて、本作の執筆依頼のカテゴリー先は当初鬱ゲーだった。 ---- **家庭用移植 -セガサターンとプレイステーション2に家庭用移植がされている。 --サターン版(発売:ヴァージンインタラクティブエンターテインメント)は原則としてベタ移植だが、タイトルデモやエンディングがシネパックによる質の低いムービーになっているなど再現度はよろしくなく、ただでさえ低いゲームの評価を一層下げることとなった。 --プレステ2版は『タイトーメモリーズ下巻』の一作として収録、ソフトの仕様上、縦画面モードが設定できないという難点はあるが、ほぼアーケード感覚でプレイ可能である。
*逆鱗弾 【げきりんだん】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|アーケード(F3システム)|~| |販売・開発元|タイトー|~| |稼働開始日|1995年|~| //|分類|''評価部分もあるが良作とも言えないゲーム判定''|~| |ポイント|アーケードとしては大味な内容&br()世界観と合わない可愛らしいキャラデザイン&br()BGMのクオリティは素晴らしい|~| **概要 -1994年にてタイトーからリリースされ大きく評価された[[レイフォース>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/227.html]]や[[ダライアス外伝>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/150.html]]に次いで、1995年に登場したシューティング。 -レイフォやダラ外同様、当時のタイトーの最新基板「F3システム」にて製作された。 -1人~2人同時プレイ、全5ステージ、一周エンド。 **問題点 -まず、同時期のアーケードシューティングの中でも、大分大味さが目立つ。 --全体的にゲームバランスがあまり練られておらず、適当に攻撃すれば大体は無難に進める反面、ミスすると初期パワーになりPアイテムをあまり落とさない為、一気に戦況不利に陥りやすいといったところ。 --また、自機の当たり判定が見た目よりも大きめな上に、グラフィックがやや見辛いという、視覚的な問題もある。 -ゲーム初めに三体の機体から自機を選択するのだが、その機体のパイロットキャラの存在がやたらと浮いている。 --ステージ中では、硬派なSF世界観が舞台でコミカルさは無いはずなのだが、パイロットがどこかのファンシー系(他ゲームで例えるならポップンミュージックなどのそれに近い)なキャラデザイン。 --しかもパイロットとは思えぬ容姿のキャラがほとんど。某プレスリーのコスプレガイ、戦闘とは無縁そうな文学系三つ編み眼鏡っ娘、猫を引き連れたお姉様、といった面子。 --ちなみに、本作キャラデザイン担当者は後に同社の落ち物パズルゲーム「クレオパトラフォーチューン」のデザインも担当している。 -ゲーム上の演出面も頑張っている気配は感じられるものの、前作品のレイフォ、ダラ外の芸術的演出に比べると幾らか雑である。(あくまでも前二作が神演出だったので、それらと比べると…という話だが) **評価点 -何といってもBGMの良さ。これだけは他のタイトーシューティング名曲と比べても、全く遜色の無い出来。[[参照ニコニコ・要ログイン>http://www.nicovideo.jp/watch/sm7646059]] --壮大でいて哀愁感漂う、もの悲しげメロディが特徴。道中の曲はどれも同じテーマをベースにアレンジが加えられている。 --原則としてボスBGMは存在しないが、ダラ外などで見られる、ボス戦到着との曲のシンクロ演出があり、不思議なトランス感を醸し出しているといえる。 //ラスボスに専用BGMがあったような気がするので、もしかしたら違うかもしれん。 -難易度は同期のアーケードシューティングの中でも低い部類に入り、あまり苦戦するところが少なく、初級シューターにとっては優しいゲームである。 **総評 -単にゲームの出来が微妙だったというのもあるが、いかんぜん、あのレイフォ、ダラ外の後に登場し、劣った部分が大きく目に付いてしまったのが悪運だった。 -もちろん、クソゲーという程の壊滅的な出来では決してなく、ショット&ボムのわかりやすい操作と、難易度を抑えた遊びやすさで、シューティングとしては無難に楽しめるゲームである。 **その他 -本作はすでに倒産してしまったメーカー、東亜プランのシューティング遺作である「BATSUGUN」のスタッフがタイトーに移籍して製作されたという経歴があり、どことなくBATSUGUNとの共通点が見られる。 --主な共通点としては、全5ステージ一周エンドで難易度低め、3タイプの機体と6人のパイロットキャラが存在するといったところ。 --ただし、BATSUGUNのパイロットキャラは、ちゃんと世界観に似合ったデザインで統一されており、本作のようなデザインの浮き具合はほとんど無い。 -バックストーリーが暗いゲームでもあり、アーケードのタイトー作おなじみの鬱ゲーとしての一面も見せている。 --ちなみに、かつてのクソゲーまとめwikiにてにて、本作の執筆依頼のカテゴリー先は当初鬱ゲーだった。 ---- **家庭用移植 -セガサターンとプレイステーション2に家庭用移植がされている。 --サターン版(発売:ヴァージンインタラクティブエンターテインメント)は原則としてベタ移植だが、タイトルデモやエンディングがシネパックによる質の低いムービーになっているなど再現度はよろしくなく、ただでさえ低いゲームの評価を一層下げることとなった。 --プレステ2版は『タイトーメモリーズ下巻』の一作として収録、ソフトの仕様上、縦画面モードが設定できないという難点はあるが、ほぼアーケード感覚でプレイ可能である。

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