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極魔界村 - (2013/04/09 (火) 17:03:08) の1つ前との変更点

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*極魔界村 【ごくまかいむら】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000E9LSGC)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|カプコン|~| |開発元|カプコン、トーセ|~| |発売日|2006年8月3日|~| |定価|5,229円|~| |ポイント|さらに難しくなりました&br()リング集めゲー|~| |>|>|CENTER:''[[魔界村シリーズリンク>魔界村シリーズ]]''| **概要 -高難易度で有名な人気2Dアクションシリーズ第四弾。前作『超魔界村』から15年ぶりの新作である。 --それにあわせて「アーサーの決意」という、熱いがヘンテコなCMが作られている。主演は黒田&bold(){アーサー}。 -また、シリーズ生みの親である藤原得郎がディレクターとして参加している。 **システム -シリーズ過去作同様、即死制横視点2Dアクション。鎧を取る事でダメージを無効化する事が出来るが、落とし穴で即死する。 --武器は全て飛び道具で、壷を持った敵を倒した時に出現するか、特定条件で出現する宝箱から入手する交換式。 --ジャンプ中の空中制御は効かず、足場から落下すると真下に落ちると言った動作も前作同様。 --本作のアーサーは『大魔界村』の上方向攻撃と、『超魔界村』の二段ジャンプが使えるいいとこ取り仕様。また、地形へのつかまりやダッシュ移動も追加された。 ---ただし、二段ジャンプはアイテムを入手しないと出来ない(と言っても1面目で入手できるので、すぐに使える様になる)。また、二段ジャンプ中の攻撃強化はなくなっている。 --通称「魔界村システム」とも呼ばれる二周攻略は勿論健在。ただし、本作では特定条件を満たせば一周目の段階でクリアが可能となっている。 --本作では鎧に耐久がつき、一撃で鎧が剥がれなくなった。 ---更に壷を持った敵が鎧を落すようになった。 ---鎧の種類も増加。騎士の鎧(鉄)→勇者の鎧(青銅)→覇王の鎧(黄金)のパワーアップの他に、正と負の属性がランダムで付与される((正は移動が常時ダッシュとなり、魔力の消費量が半分になる。負は耐久力が高い反面、移動が極端に遅く魔法も使えない。))魔の鎧、魔法と盾が使えなくなるが武器が常時パワーアップする暗黒の鎧、自由に空中移動できる堕天使の鎧が追加された。 --前作までは特定の鎧を装備中に溜め撃ちで使えた魔法が、上述の特殊な物を除いた鎧を装備していればいつでも使える燃料制になった。更に、武器依存ではなく入手後任意装備制になった。 ---魔力の元を消費する事で即時発動が可能。より攻撃的に扱えるようになった反面、計算して使う必要がでてきた。 --武器をパワーアップするアイテム「POW」が登場。青色のPOWを取ると連射速度や射程が、赤色のPOWを取ると威力が強化される。 --『超魔界村』では黄金の鎧装備時に持っていた盾が別個のアイテムとして登場。しゃがむ事で構え、相手の飛び道具を一定回数防ぐ事が出来る。 ---盾には様々な種類があり、任意のタイミングで付け替え可能。種類によって防げる回数が異なる。 --スタートボタンでメニュー画面が開け、一部アイテムや盾の装備などを任意のタイミングで行なえるようになった。盾を交換したり魔法を交換できる。 -ゲーム開始時に難易度を選択可能。初心者向けの「ビギナーモード」、標準難度の「オリジナルモード」、上級者向けの「アーケードモード」の三種類が用意されている。 --ミスした場合、従来は「戻り復活」だったが、本作では「その場復活」となっている(アーケードモードは戻り復活)。 **特徴 -ステージワープアイテムである「ワープスピア」と、石をアイテムや敵に変える魔法「石化の魔法」、飛行が可能になる「飛行の盾」「堕天使の鎧」を駆使したアイテム探しが追加され、探索要素が増している。 --ステージの脇道も増えている。各種ステージで集めた特定アイテムを脇道にいる魔女に渡すと攻略が楽になる永久効果のアイテムがもらえたりする。 -『超魔界村』ではアーサーの挙動がモッサリとしていたが、本作ではキビキビと動ける様になっている。 -前作までは伝統として「斧」「たいまつ」と言う使えない武器筆頭が登場していたが、本作では斧がなくなり、たいまつが強力になり、全武器が何かしらの強さを持っている。 --勿論、使い勝手の良し悪しは存在する。場面によってはたいまつを入手して絶望的になる事も。 -従来のシリーズではゲーム二周目に専用の武器を取らないとラスボスと戦えなかったが、本作では「光のリング」というアイテムを33個集めるのがラスボスとの交戦条件となっている。 --一応二周制度は健在だが、一周目の段階でリングをすべて集める事が出来る為、従来の様に二周しなくてもゲームクリアは可能。~ ただ、リングを集めるために各ステージを行ったり来たりする事になるので、一周クリアを目指すにしても従来の二周クリア分以上の時間はかかる。 --また、二周目にしか手に入らないアイテムも存在する。三段ジャンプするアーサーは必見。 -BGMは前作のオーケストラ路線を継承。「魔界」らしい不気味さと荘厳さのある楽曲が揃っている。 **難点 -難易度が更に上昇。総合的にみると「AC版魔界村」「AC版大魔界村」「超魔界村」の3作よりも難しいと言われる。 --鎧に耐久がつき、盾で弾を防ぐ事ができるものの、ソレを前提にバランス調整した為か、敵の猛攻が従来以上に激しい。 ---最初の墓場ステージの時点で難易度の違いは実感できる。雑魚敵でも過去作と比較すると、魔界村では「地面から出現してただ歩くだけ」のゾンビ。大魔界村では「高台から飛び降りたりするものの基本前進しか出来ない」死神、超魔界村では「無敵効果のある棺から出現するようになったが、基本性能は前進するだけ」のゾンビだったが、本作では「空中の瘴気が集まって突如出現し、自由に空中移動して時折弾を撃ってくる」ワイト。性能が段違いに高い。~ また、従来の作品ではこの手の無限に湧くタイプのザコは、出現してからダメージ判定が発生するまでに若干の余裕があり、見てから避けたり走り抜けてスルーする事も可能だったが、本作のザコは出現するのとほぼ同時にダメージ判定が発生する為、気付いた時には既にダメージを受けていた、という事がよくある。 ---2面以降、空から髑髏が降ってくるようになる。この髑髏は地面に落ちた後暫くすると体が生えて襲い掛かってくる、という敵なのだが、空から降ってきている段階でダメージ判定があり、非常に厄介。5面冒頭では上へ上へと昇っていく場面でこいつらが降りしきってきたりする。 ---シリーズ恒例のレッドアリーマーも魔法をガードしたり、追尾型の武器を完全に避けきったりと大幅に強化されている。動きを遅くする「時の魔法」が有効なのが救い。…だが、それすら効かない上位版「レッドアリーマー・ダーク」もいたりする。 ---加えて本作ではランク制度が導入されており、生存時間に応じてどんどん難易度が上昇する様になっている。 --シリーズ恒例の状態変化の時間がかなり長くなっていたり、食らってしまうと長時間痺れて動けなくなってしまう4面の地震等、トラップも厳しさを増している。 --武器の使い勝手にムラがあるのも相変わらず高難易度に拍車をかけている。たいまつは前作までと比べると飛距離が伸びて使いやすくなったが、槍の上位武器である大槍が威力こそ高い物の連射が効かず弱い。誘導するスワローブレードも誘導性能が弱いため、強化すれば強力だが単品だと敵の周囲をぐるぐる回って当らない事が多い。 ---敵に向かって投げたスワローブレードが地面の髑髏に飛んでいったりもする。 --緊急回避として役立てたい魔法も、従来の作品ではあった発動後の無敵時間が殆ど無いので、一部を除いて全く頼れない。また、ジャンプ中でも使える様になったのだが、発動後は真下に落ちてしまう為、うっかり穴の上で使ってしまうとそのまま死ぬ羽目になる。 --実は残機を30まで溜めると''残機が無限になる''という裏技がある為、頑張って残機を貯めまくればゴリ押しクリア可能。初心者救済策にしても思い切りが良すぎる気が…。 -ゲームクリアに必須な「光のリング」は各ステージに隠されているのだが、これが全くのノーヒントな上に、「ステージ内に何個あるか、その内何個集めたか」といった情報も一切表示されない。攻略情報一切抜きで全て探すのはかなり骨が折れる。 --発売前の段階ではこのリング集めの存在は一切公表されておらず((というか、未だに公式サイトでも全然触れられていない))、多くのユーザーが突然の過酷なおつかいに面食らう形になった。 --一応雑誌付録の体験版でリングも登場していたが、その時点では効果不明の謎アイテム扱いだった。 -難易度調整も付いているが、これも色々と問題。 --アーケードモードは従来通りに鎧が一撃で剥がされる仕様で、鎧に耐久力があるオリジナルモードがヌルゲーに感じられるレベルに難易度が跳ね上がる。 ---一番厳しいのが、その場復活から戻り復活になる事。従来の作品では設けられていた「中間地点」が無く、一部のステージを除きどれだけ先に進んでいても必ず「ステージ最初」に戻される仕様の為、一つ一つのステージが長めに作られている本作ではやり直しがかなりきつい。~ 更に、そのステージ中で集めていたアイテムもミスした時点で全て没収され、一から集め直す必要がある。ただでさえ大変なリング集めがより過酷な物になってしまっている。 ---一応ランクの上昇がオリジナルモードに比べて緩やかだったり、ボスの耐久力が少し低かったりといったバランス調整はされているが、焼け石に水状態。「シリーズで一番難しい(というか理不尽)」との声も多く聞かれた。 --初心者向けとされているビギナーモードでも『超魔界村』に匹敵する難しさで、正直「本当のビギナー」にはお奨めできない。 -PSPのモニターのサイズ上、3Dで背景がしっかり書き込まれているゆえに少々ゴチャゴチャしており見づらい。 -難点というほどではないが、従来の作品と比べてキャラクターデザインのタッチがややリアル調になり、マンガチックなタッチだったモンスターもリアルで少々グロテスク風味のデザインや名前のものが増えた(そんなに気持ち悪いわけではないが)。 **総評 アクションゲームとしての基本的な挙動やグラフィック等、素材自体の完成度は十分に高い。しかし、更に上昇した難易度(特にアーケードモード)はともかく、リング集めに関しては事前情報が無かった事もあってかなりの不評を買ってしまい、本作の評価を大きく落としてしまった。スタッフとしては「探索要素を追加する事で長く遊んでもらえる様に」という意図があった様だが、実際に出来上がったものを見る限りは「アクションに集中したくても探索しないとクリア出来ない、探索したくても難易度が高過ぎて全然捗らない」という、どっちつかずで方向性の見えない物になってしまった感が否めない。~ とは言え、その文字通りに「極」まった感のある凄まじい難易度は、シリーズファンのみならずアクションゲーム好きであれば一見の価値はあると言える。現在は後述する『改』が安価で入手でき、本作もそのままの形で収録されている為、チャレンジ精神溢れる人は挑んでみるのもいいだろう。 *極魔界村 改 【ごくまかいむら かい】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000RKYED2)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|カプコン|~| |開発元|カプコン、トーセ|~| |発売日|UMD版:2007年8月2日&br()DL版:2010年3月18日|~| |定価|UMD版:3,140円&br()DL版:1,500円|~| -発売から1年後の2007年、システムや難易度を見直した「改モード」を追加し価格も下げた『極魔界村 改』が登場した。翌2008年にはBest Price!版も発売された他、2010年からはプレイステーションストアでも配信中。 --前述通り、通常の極魔界村(ファンの間では改と区別する為に「無印」と呼ばれている)もそのまま収録されている。尚、無印版ディレクターの藤原氏は、改モードに関してはノータッチの模様。 -「改モード」は従来と同じシンプルなステージクリア型となっており、当然2周制。探索要素は隠し部屋という形で少し残っている。 --シリーズ内で見ると難易度は低い部類とされる(それでもアクションとみれば難易度は高いが)。 --鎧が一撃で剥がされる、魔法や盾はストック出来ず今持っている物と交換される等、基本的なシステムも従来通りに改められた。 ---2段ジャンプも最初から可能だが、ダッシュ移動は一部の鎧専用のアクションとなってしまった。 ---ミスした際は戻り復活だが、無印アーケードモードと違ってステージ中に中間地点が設けられている。 --魔法は魔力を消費するタイプから『大』や『超』と同じチャージ制になっている。鎧の種類により、魔法のチャージ速度と範囲等が変わる。 ---ただし、魔法がチャージ性になったことにより、バリアが付く「無敵の魔法」が出し放題になった。チャージ時間は長いが、落下以外では基本的に死ぬことがなくなる。 --ステージ道中もザコ敵の耐久力や敵配置が見直され、無印よりも快適に進める作りに。 ---無限に湧くタイプの敵の出現してからダメージ判定が発生するまでの猶予が長くなった、空から降ってくる骸骨の当り判定の削除、4面の地震をレバガチャで素早く抜けられる様になっている等、無印にあった理不尽感はかなり薄まっている。 --最終ボスと戦う為に必要なアイテム「リング」はコンティニュー回数を増やすためのものとなり、完全に無視して進める様になった。 ---代わりに、「波動の魔法」を装備していないと最終ボスと戦えない様に変更されている。チャージが鉄の鎧でも早いことと、威力が高いことでボスが楽に倒せる。 --魔の鎧の性能が変更され、より博打性が上昇。正は魔法チャージ速度が上がり、移動がダッシュ移動になりジャンプ距離が長くなる。負は魔法使用不可で、移動速度が下がりジャンプ距離も短くなる。 -魔界村シリーズとして見た場合、バランスブレイカー気味の魔法や鎧が使い放題な事もあってややヌルい印象もあるが、シリーズの基本はしっかりと引き継がれており、面クリア型の高難易度アクションゲームとしては十分な出来である。無印極が合わなかったというプレイヤーも本作であれば楽しめるだろう。
*極魔界村 【ごくまかいむら】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000E9LSGC)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|カプコン|~| |開発元|カプコン、トーセ|~| |発売日|2006年8月3日|~| |定価|5,229円|~| |ポイント|さらに難しくなりました&br()リング集めゲー|~| |>|>|CENTER:''[[魔界村シリーズリンク>魔界村シリーズ]]''| **概要 -高難易度で有名な人気2Dアクションシリーズ第四弾。前作『超魔界村』から15年ぶりの新作である。 --それにあわせて「アーサーの決意」という、熱いがヘンテコなCMが作られている。主演は黒田&bold(){アーサー}。 -また、シリーズ生みの親である藤原得郎がディレクターとして参加している。 **システム -シリーズ過去作同様、即死制横視点2Dアクション。鎧を取る事でダメージを無効化する事が出来るが、落とし穴で即死する。 --武器は全て飛び道具で、壷を持った敵を倒した時に出現するか、特定条件で出現する宝箱から入手する交換式。 --ジャンプ中の空中制御は効かず、足場から落下すると真下に落ちると言った動作も前作同様。 --本作のアーサーは『大魔界村』の上方向攻撃と、『超魔界村』の二段ジャンプが使えるいいとこ取り仕様。また、地形へのつかまりやダッシュ移動も追加された。 ---ただし、二段ジャンプはアイテムを入手しないと出来ない(と言っても1面目で入手できるので、すぐに使える様になる)。また、二段ジャンプ中の攻撃強化はなくなっている。 --通称「魔界村システム」とも呼ばれる二周攻略は勿論健在。ただし、本作では特定条件を満たせば一周目の段階でクリアが可能となっている。 --本作では鎧に耐久がつき、一撃で鎧が剥がれなくなった。 ---更に壷を持った敵が鎧を落すようになった。 ---鎧の種類も増加。騎士の鎧(鉄)→勇者の鎧(青銅)→覇王の鎧(黄金)のパワーアップの他に、正と負の属性がランダムで付与される((正は移動が常時ダッシュとなり、魔力の消費量が半分になる。負は耐久力が高い反面、移動が極端に遅く魔法も使えない。))魔の鎧、魔法と盾が使えなくなるが武器が常時パワーアップする暗黒の鎧、自由に空中移動できる堕天使の鎧が追加された。 --前作までは特定の鎧を装備中に溜め撃ちで使えた魔法が、上述の特殊な物を除いた鎧を装備していればいつでも使える燃料制になった。更に、武器依存ではなく入手後任意装備制になった。 ---魔力の元を消費する事で即時発動が可能。より攻撃的に扱えるようになった反面、計算して使う必要がでてきた。 --武器をパワーアップするアイテム「POW」が登場。青色のPOWを取ると連射速度や射程が、赤色のPOWを取ると威力が強化される。 --『超魔界村』では黄金の鎧装備時に持っていた盾が別個のアイテムとして登場。しゃがむ事で構え、相手の飛び道具を一定回数防ぐ事が出来る。 ---盾には様々な種類があり、任意のタイミングで付け替え可能。種類によって防げる回数が異なる。 --スタートボタンでメニュー画面が開け、一部アイテムや盾の装備などを任意のタイミングで行なえるようになった。盾を交換したり魔法を交換できる。 -ゲーム開始時に難易度を選択可能。初心者向けの「ビギナーモード」、標準難度の「オリジナルモード」、上級者向けの「アーケードモード」の三種類が用意されている。 --ミスした場合、従来は「戻り復活」だったが、本作では「その場復活」となっている(アーケードモードは戻り復活)。 **特徴 -ステージワープアイテムである「ワープスピア」と、石をアイテムや敵に変える魔法「石化の魔法」、飛行が可能になる「飛行の盾」「堕天使の鎧」を駆使したアイテム探しが追加され、探索要素が増している。 --ステージの脇道も増えている。各種ステージで集めた特定アイテムを脇道にいる魔女に渡すと攻略が楽になる永久効果のアイテムがもらえたりする。 -『超魔界村』ではアーサーの挙動がモッサリとしていたが、本作ではキビキビと動ける様になっている。 -前作までは伝統として「斧」「たいまつ」と言う使えない武器筆頭が登場していたが、本作では斧がなくなり、たいまつが強力になり、全武器が何かしらの強さを持っている。 --勿論、使い勝手の良し悪しは存在する。場面によってはたいまつを入手して絶望的になる事も。 -従来のシリーズではゲーム二周目に専用の武器を取らないとラスボスと戦えなかったが、本作では「光のリング」というアイテムを33個集めるのがラスボスとの交戦条件となっている。 --一応二周制度は健在だが、一周目の段階でリングをすべて集める事が出来る為、従来の様に二周しなくてもゲームクリアは可能。~ ただ、リングを集めるために各ステージを行ったり来たりする事になるので、一周クリアを目指すにしても従来の二周クリア分以上の時間はかかる。 --また、二周目にしか手に入らないアイテムも存在する。三段ジャンプするアーサーは必見。 -BGMは前作のオーケストラ路線を継承。「魔界」らしい不気味さと荘厳さのある楽曲が揃っている。 **難点 -難易度が更に上昇。総合的にみると「AC版魔界村」「AC版大魔界村」「超魔界村」の3作よりも難しいと言われる。 --鎧に耐久がつき、盾で弾を防ぐ事ができるものの、ソレを前提にバランス調整した為か、敵の猛攻が従来以上に激しい。 ---最初の墓場ステージの時点で難易度の違いは実感できる。雑魚敵でも過去作と比較すると、魔界村では「地面から出現してただ歩くだけ」のゾンビ。大魔界村では「高台から飛び降りたりするものの基本前進しか出来ない」死神、超魔界村では「無敵効果のある棺から出現するようになったが、基本性能は前進するだけ」のゾンビだったが、本作では「空中の瘴気が集まって突如出現し、自由に空中移動して時折弾を撃ってくる」ワイト。性能が段違いに高い。~ また、従来の作品ではこの手の無限に湧くタイプのザコは、出現してからダメージ判定が発生するまでに若干の余裕があり、見てから避けたり走り抜けてスルーする事も可能だったが、本作のザコは出現するのとほぼ同時にダメージ判定が発生する為、気付いた時には既にダメージを受けていた、という事がよくある。 ---2面以降、空から髑髏が降ってくるようになる。この髑髏は地面に落ちた後暫くすると体が生えて襲い掛かってくる、という敵なのだが、空から降ってきている段階でダメージ判定があり、非常に厄介。5面冒頭では上へ上へと昇っていく場面でこいつらが降りしきってきたりする。 ---シリーズ恒例のレッドアリーマーも魔法をガードしたり、追尾型の武器を完全に避けきったりと大幅に強化されている。動きを遅くする「時の魔法」が有効なのが救い。…だが、それすら効かない上位版「レッドアリーマー・ダーク」もいたりする。 ---加えて本作ではランク制度が導入されており、生存時間に応じてどんどん難易度が上昇する様になっている。 --シリーズ恒例の状態変化の時間がかなり長くなっていたり、食らってしまうと長時間痺れて動けなくなってしまう4面の地震等、トラップも厳しさを増している。 --武器の使い勝手にムラがあるのも相変わらず高難易度に拍車をかけている。たいまつは前作までと比べると飛距離が伸びて使いやすくなったが、槍の上位武器である大槍が威力こそ高い物の連射が効かず弱い。誘導するスワローブレードも誘導性能が弱いため、強化すれば強力だが単品だと敵の周囲をぐるぐる回って当らない事が多い。 ---敵に向かって投げたスワローブレードが地面の髑髏に飛んでいったりもする。 --緊急回避として役立てたい魔法も、従来の作品ではあった発動後の無敵時間が殆ど無いので、一部を除いて全く頼れない。また、ジャンプ中でも使える様になったのだが、発動後は真下に落ちてしまう為、うっかり穴の上で使ってしまうとそのまま死ぬ羽目になる。 --実は残機を30まで溜めると''残機が無限になる''という裏技がある為、頑張って残機を貯めまくればゴリ押しクリア可能。初心者救済策にしても思い切りが良すぎる気が…。 -ゲームクリアに必須な「光のリング」は各ステージに隠されているのだが、これが全くのノーヒントな上に、「ステージ内に何個あるか、その内何個集めたか」といった情報も一切表示されない。攻略情報一切抜きで全て探すのはかなり骨が折れる。 --発売前の段階ではこのリング集めの存在は一切公表されておらず((というか、未だに公式サイトでも全然触れられていない))、多くのユーザーが突然の過酷なおつかいに面食らう形になった。 --一応雑誌付録の体験版でリングも登場していたが、その時点では効果不明の謎アイテム扱いだった。 -難易度調整も付いているが、これも色々と問題。 --アーケードモードは従来通りに鎧が一撃で剥がされる仕様で、鎧に耐久力があるオリジナルモードがヌルゲーに感じられるレベルに難易度が跳ね上がる。 ---一番厳しいのが、その場復活から戻り復活になる事。従来の作品では設けられていた「中間地点」が無く、一部のステージを除きどれだけ先に進んでいても必ず「ステージ最初」に戻される仕様の為、一つ一つのステージが長めに作られている本作ではやり直しがかなりきつい。~ 更に、そのステージ中で集めていたアイテムもミスした時点で全て没収され、一から集め直す必要がある。ただでさえ大変なリング集めがより過酷な物になってしまっている。 ---一応ランクの上昇がオリジナルモードに比べて緩やかだったり、ボスの耐久力が少し低かったりといったバランス調整はされているが、焼け石に水状態。「シリーズで一番難しい(というか理不尽)」との声も多く聞かれた。 --初心者向けとされているビギナーモードでも『超魔界村』に匹敵する難しさで、正直「本当のビギナー」にはお奨めできない。 -PSPのモニターのサイズ上、3Dで背景がしっかり書き込まれているゆえに少々ゴチャゴチャしており見づらい。 -難点というほどではないが、従来の作品と比べてキャラクターデザインのタッチがややリアル調になり、マンガチックなタッチだったモンスターもリアルで少々グロテスク風味のデザインや名前のものが増えた(そんなに気持ち悪いわけではないが)。 **総評 アクションゲームとしての基本的な挙動やグラフィック等、素材自体の完成度は十分に高い。しかし、更に上昇した難易度(特にアーケードモード)はともかく、リング集めに関しては事前情報が無かった事もあってかなりの不評を買ってしまい、本作の評価を大きく落としてしまった。スタッフとしては「探索要素を追加する事で長く遊んでもらえる様に」という意図があった様だが、実際に出来上がったものを見る限りは「アクションに集中したくても探索しないとクリア出来ない、探索したくても難易度が高過ぎて全然捗らない」という、どっちつかずで方向性の見えない物になってしまった感が否めない。~ とは言え、その文字通りに「極」まった感のある凄まじい難易度は、シリーズファンのみならずアクションゲーム好きであれば一見の価値はあると言える。現在は後述する『改』が安価で入手でき、本作もそのままの形で収録されている為、チャレンジ精神溢れる人は挑んでみるのもいいだろう。 *極魔界村 改 【ごくまかいむら かい】 |ジャンル|アクション|&amazon(B000RKYED2)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~| |発売元|カプコン|~| |開発元|カプコン、トーセ|~| |発売日|UMD版:2007年8月2日&br()DL版:2010年3月18日|~| |定価|UMD版:3,140円&br()DL版:1,500円|~| -発売から1年後の2007年、システムや難易度を見直した「改モード」を追加し価格も下げた『極魔界村 改』が登場した。翌2008年にはBest Price!版も発売された他、2010年からはプレイステーションストアでも配信中。 --前述通り、通常の極魔界村(ファンの間では改と区別する為に「無印」と呼ばれている)もそのまま収録されている。尚、無印版ディレクターの藤原氏は、改モードに関してはノータッチの模様。 -「改モード」は従来と同じシンプルなステージクリア型となっており、当然2周制。探索要素は隠し部屋という形で少し残っている。 --シリーズ内で見ると難易度は低い部類とされる(それでもアクションとみれば難易度は高いが)。 --鎧が一撃で剥がされる、魔法や盾はストック出来ず今持っている物と交換される等、基本的なシステムも従来通りに改められた。 ---2段ジャンプも最初から可能だが、ダッシュ移動は一部の鎧専用のアクションとなってしまった。 ---ミスした際は戻り復活だが、無印アーケードモードと違ってステージ中に中間地点が設けられている。 --魔法は魔力を消費するタイプから『大』や『超』と同じチャージ制になっている。鎧の種類により、魔法のチャージ速度と範囲等が変わる。 ---ただし、魔法がチャージ性になったことにより、バリアが付く「無敵の魔法」が出し放題になった。チャージ時間は長いが、落下以外では基本的に死ぬことがなくなる。 --ステージ道中もザコ敵の耐久力や敵配置が見直され、無印よりも快適に進める作りに。 ---無限に湧くタイプの敵の出現してからダメージ判定が発生するまでの猶予が長くなった、空から降ってくる骸骨の当り判定の削除、4面の地震をレバガチャで素早く抜けられる様になっている等、無印にあった理不尽感はかなり薄まっている。 --最終ボスと戦う為に必要なアイテム「リング」はコンティニュー回数を増やすためのものとなり、完全に無視して進める様になった。 ---代わりに、「波動の魔法」を装備していないと最終ボスと戦えない様に変更されている。チャージが鉄の鎧でも早いことと、威力が高いことでボスが楽に倒せる。 --魔の鎧の性能が変更され、より博打性が上昇。正は魔法チャージ速度が上がり、移動がダッシュ移動になりジャンプ距離が長くなる。負は魔法使用不可で、移動速度が下がりジャンプ距離も短くなる。 -魔界村シリーズとして見た場合、バランスブレイカー気味の魔法や鎧が使い放題な事もあってややヌルい印象もあるが、シリーズの基本はしっかりと引き継がれており、面クリア型の高難易度アクションゲームとしては十分な出来である。無印極が合わなかったというプレイヤーも本作であれば楽しめるだろう。

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