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テレビの消えた日 - (2018/10/26 (金) 22:15:03) の1つ前との変更点
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*テレビの消えた日
【てれびのきえたひ】
|ジャンル|調教シミュレーション|&amazon(B000T91YPM)|
|対応機種|Windows 98~Vista|~|
|発売元・開発元|プチケロQ|~|
|発売日|2007年8月31日|~|
|定価|3,980円(税別)|~|
|レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~|
|配信|2014年3月14日/3,980円(税別)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|インパクトのあるバッドエンド|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
ケロQの派生ブランド「プチケロQ」の処女作。
「梱枝りこ」が原画を担当しており、萌え絵×凌辱という珍しい組み合わせとなっている。~
なお、この組み合わせ自体は、ケロQ関連の同人サークル「BLUEWATER」の『Despair Witch』などですでに実現されており、本作の雰囲気やシステムに似ている部分がある。
**ストーリー
>――12年前。~
太陽系に新たな彗星が加わった。新しい彗星はそれまであったどの彗星よりも巨大であり、~
彗星の持つ磁場は、地球への最接近時に大規模な電波不通をもたらした。~
通称『テレビの消えた日』~
地球から電波が失われた日、主人公・美作慎吾(みまさか>しんご)は家族を失った。~
父の上司でもある穂坂健一によって、引き起こされた電波障害を利用した事故によって……~
事実を知った慎吾は、穂坂健一に復讐することを誓った。
>
>12年後――~
慎吾はひとりの新入学生と出会う。~
重なり合う記憶が告げる真実。~
彼女は穂坂健一の愛娘、穂坂七海(ほさか ななみ)だった。~
慎吾は、彼女をおとしめる事により、穂坂健一に復讐する事を決める。~
愛する人間がボロボロになれば、あの男も、自分が味わった苦しみを知る事になるだろう……と。~
(公式サイトより抜粋)
**特徴
-ストーリーの項目で述べたように「穂坂七海」をボロボロにするための調教がメイン。
--『テレビの消えた日』の詳細などは終盤になってから説明される。
--他のヒロインは3人存在し、個別エンドが存在する。事実上のサブヒロインと言える。
---後述するようにおざなりな内容ではあるが、エロシーンがありキャラの掘り下げもある。
-選択肢を選びパラメーターを変動させる、調教シミュレーション
--Lv1~LvEXまでの4段階が用意されており、低Lvの調教をこなすと高Lvの調教を行えるようになる。
---高Lvになるほど羞恥を強調したシチュエーションになる。
--体力が設定されており「休む」を選択することで回復可能。
--変動する数値は完全に固定であり運が絡まない。そのため攻略情報を見れば誰でも攻略できる。
-一般的なADVのような、会話の内容を決める選択肢もある。
--サブルートはこれで分岐する。
-特定の条件を満たせないと汎用バッドエンドになる。
**評価点
-陵辱との相性は賛否あるが、グラフィックは好評。
-強引な点もあるが、どんでん返しの真相は一見の価値有り。
--タイトルを反映した演出も見所。
-七海バッドエンドのインパクトが強い
--猟奇方面で印象深く、トゥルーに次いで衝撃を受けやすいエンドである。
#region(ネタバレ・グロ注意)
-中途半端に七海を調教した結果、七海はヤンデレ化する。
--主人公に言い寄るサブヒロイン(真尋)は、七海に拘束される。主人公も体が動かせない状態で一緒に監禁される。
--その後七海は、真尋の手の指を携帯電話のアンテナに見立て、4本(小指~人差し指)立っているのはおかしい((携帯電話のアンテナは3本。))という理由で、''人差し指を折る。''~
残る3本も、指の上に椅子を乗せて体重をかけることで引き千切っていく。小指は残るものの真尋は死亡する。
--その後、別のサブヒロインも七海に呼び出されるシーンで終了する。
-サブヒロインと結ばれた後も、このエンディングがちらつき不穏だという意見もある。
#endregion
**賛否両論点
-調教シーンの不自然さ
--七海が調教をある程度受け入れるため、陵辱の痛々しさや悲壮感はあまりない。
---あくまでこの手のジャンルとしてはヌルめなだけで、一般的な学園物エロゲーと一線を画する内容なのは確かである。
--萌え絵×陵辱という珍しい組み合わせということもあり、このくらいで丁度いいという意見もある。個々の嗜好によって評価が分かれやすい。
--なお、七海が受け入れている理由は終盤で明かされる。
-トゥルーエンドを見ると、キャラへの評価がまるで変わる。
#region(事件の真相)
-実は、主人公は幼少期に自分の責任で両親を死なせてしまっており、「『テレビの消えた日』で両親が死んだ」という妄想に逃避していた。~
つまり、『テレビの消えた日』はフィクションの出来事である。(プレイヤーから見れば作中作)
--更に、七海は''主人公の妹''であり、兄の妄想を理解しつつも、兄の気持ちをやわらげるために調教を受けていた。
---「事件発生が幼少期とはいえ、無実の妹を虐げる兄は駄目人間」「全てを受け入れる七海も狂気の沙汰」等、キャラの性格を受け入れられるかどうかレビュアーの意見は様々。
#endregion
**問題点
-おざなりなサブルート
--終盤になってから個別ルートに入るため、さんざん七海を調教をした主人公が他ヒロインと結ばれることに違和感を抱きやすい。
--テキストやCGのほとんどは七海に割り当てられているため、主人公との絡みが少なく急に惚れたようにも感じられる。
-差分回収は面倒
--1周ですべてのCG回収は不可能なため、複数のセーブデータを作成することが必須。
--高レベルの調教シーンの回収はかなり面倒。調教ゲーではよくある話ではあるが。
-誤字脱字等がある
--修正パッチは配信されているが、適用されてもなおミスは残っている。
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**総評
調教を受け入れる七海の行動とその理由付けに納得できるかで賛否が分かれやすい。~
全体の整合性ではなく、個々の光る部分に注目する方が楽しめるだろう。
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**余談
-環境によっては、ウイルスが誤検出される。
--エロゲのインストール時には偶にある現象である。
-2014年1月31日に「消えた日シリーズ」の2作目『コトバの消えた日 ~心まで裸にする純愛調教~』が発売された。
--ブランド名は「ぷちけろ」に変更されているが、実質本作と同じブランドである。
*テレビの消えた日
【てれびのきえたひ】
|ジャンル|調教シミュレーション|&amazon(B000T91YPM)|
|対応機種|Windows 98~Vista|~|
|発売元・開発元|プチケロQ|~|
|発売日|2007年8月31日|~|
|定価|3,980円(税別)|~|
|レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~|
|配信|2014年3月14日/3,980円(税別)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|インパクトのあるバッドエンド|~|
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#contents(fromhere)
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**概要
ケロQの派生ブランド「プチケロQ」の処女作。
「梱枝りこ」が原画を担当しており、萌え絵×凌辱という珍しい組み合わせとなっている。~
なお、この組み合わせ自体は、ケロQ関連の同人サークル「BLUEWATER」の『Despair Witch』などですでに実現されており、本作の雰囲気やシステムに似ている部分がある。
**ストーリー
>――12年前。~
太陽系に新たな彗星が加わった。新しい彗星はそれまであったどの彗星よりも巨大であり、~
彗星の持つ磁場は、地球への最接近時に大規模な電波不通をもたらした。~
通称『テレビの消えた日』~
地球から電波が失われた日、主人公・美作慎吾(みまさか>しんご)は家族を失った。~
父の上司でもある穂坂健一によって、引き起こされた電波障害を利用した事故によって……~
事実を知った慎吾は、穂坂健一に復讐することを誓った。
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>12年後――~
慎吾はひとりの新入学生と出会う。~
重なり合う記憶が告げる真実。~
彼女は穂坂健一の愛娘、穂坂七海(ほさか ななみ)だった。~
慎吾は、彼女をおとしめる事により、穂坂健一に復讐する事を決める。~
愛する人間がボロボロになれば、あの男も、自分が味わった苦しみを知る事になるだろう……と。~
(公式サイトより抜粋)
**特徴
-ストーリーの項目で述べたように「穂坂七海」をボロボロにするための調教がメイン。
--『テレビの消えた日』の詳細などは終盤になってから説明される。
--他のヒロインは3人存在し、個別エンドが存在する。事実上のサブヒロインと言える。
---後述するようにおざなりな内容ではあるが、エロシーンがありキャラの掘り下げもある。
-選択肢を選びパラメーターを変動させる、調教シミュレーション
--Lv1~LvEXまでの4段階が用意されており、低Lvの調教をこなすと高Lvの調教を行えるようになる。
---高Lvになるほど羞恥を強調したシチュエーションになる。
--体力が設定されており「休む」を選択することで回復可能。
--変動する数値は完全に固定であり運が絡まない。そのため攻略情報を見れば誰でも攻略できる。
-一般的なADVのような、会話の内容を決める選択肢もある。
--サブルートはこれで分岐する。
-特定の条件を満たせないと汎用バッドエンドになる。
**評価点
-陵辱との相性は賛否あるが、グラフィックは好評。
-強引な点もあるが、どんでん返しの真相は一見の価値有り。
--タイトルを反映した演出も見所。
-七海バッドエンドのインパクトが強い
--猟奇方面で印象深く、トゥルーに次いで衝撃を受けやすいエンドである。
#region(ネタバレ・グロ注意)
-中途半端に七海を調教した結果、七海はヤンデレ化する。
--主人公に言い寄るサブヒロイン(真尋)は、七海に拘束される。主人公も体が動かせない状態で一緒に監禁される。
--その後七海は、真尋の手の指を携帯電話のアンテナに見立て、4本(小指~人差し指)立っているのはおかしい((携帯電話のアンテナは3本。))という理由で、''人差し指を折る。''~
残る3本も、指の上に椅子を乗せて体重をかけることで引き千切っていく。小指は残るものの真尋は死亡する。
--その後、別のサブヒロインも七海に呼び出されるシーンで終了する。
-サブヒロインと結ばれた後も、このエンディングがちらつき不穏だという意見もある。
#endregion
**賛否両論点
-調教シーンの不自然さ
--七海が調教をある程度受け入れるため、陵辱の痛々しさや悲壮感はあまりない。
---あくまでこの手のジャンルとしてはヌルめなだけで、一般的な学園物エロゲーと一線を画する内容なのは確かである。
--萌え絵×陵辱という珍しい組み合わせということもあり、このくらいで丁度いいという意見もある。個々の嗜好によって評価が分かれやすい。
--なお、七海が受け入れている理由は終盤で明かされる。
-トゥルーエンドを見ると、キャラへの評価がまるで変わる。
#region(事件の真相)
-実は、主人公は幼少期に自分の責任で両親を死なせてしまっており、「『テレビの消えた日』で両親が死んだ」という妄想に逃避していた。~
つまり、『テレビの消えた日』はフィクションの出来事である。(プレイヤーから見れば作中作)
--更に、七海は''主人公の妹''であり、兄の妄想を理解しつつも、兄の気持ちをやわらげるために調教を受けていた。
---「事件発生が幼少期とはいえ、無実の妹を虐げる兄は駄目人間」「全てを受け入れる七海も狂気の沙汰」等、キャラの性格を受け入れられるかどうかレビュアーの意見は様々。
#endregion
**問題点
-おざなりなサブルート
--終盤になってから個別ルートに入るため、さんざん七海を調教をした主人公が他ヒロインと結ばれることに違和感を抱きやすい。
--テキストやCGのほとんどは七海に割り当てられているため、主人公との絡みが少なく急に惚れたようにも感じられる。
-差分回収は面倒
--1周ですべてのCG回収は不可能なため、複数のセーブデータを作成することが必須。
--高レベルの調教シーンの回収はかなり面倒。調教ゲーではよくある話ではあるが。
-誤字脱字等がある
--修正パッチは配信されているが、適用されてもなおミスは残っている。
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**総評
調教を受け入れる七海の行動とその理由付けに納得できるかで賛否が分かれやすい。~
全体の整合性ではなく、個々の光る部分に注目する方が楽しめるだろう。
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**余談
-環境によっては、ウイルスが誤検出される。
--エロゲのインストール時には偶にある現象である。
-2014年1月31日に「消えた日シリーズ」の2作目『コトバの消えた日 ~心まで裸にする純愛調教~』が発売された。
--ブランド名は「ぷちけろ」に変更されているが、実質本作と同じブランドである。