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ダックハント - (2023/12/28 (木) 21:01:20) の1つ前との変更点

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*ダックハント 【だっくはんと】 |ジャンル|ガンシューティング|CENTER:&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/174000729.jpg,height=200)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|任天堂|~| |発売日|1984年4月21日|~| |価格|3,800円|~| |プレイ人数|1~2人|~| |周辺機器|光線銃型コントローラ「ガン」専用|~| |配信|【WiiU】バーチャルコンソール&br()2014年12月24日/514円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| //|>|>|CENTER:''光線銃シリーズ''&br;ワイルドガンマン / ''ダックハント'' / ホーガンズアレイ| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 数少ないFC周辺機器「ガン(Zapper)」専用タイトル三作の内の一作で、任天堂が発売したプロジェクター投影型玩具「光線銃SPシリーズ」の一作「光線銃ダックハント」をファミコン向けにリメイクした作品。((同シリーズの『ワイルドガンマン』は同名のアーケードゲーム(1974年)のリメイク。リメイク前は実写映像を用いたソフトであった。))~ //海外では『[[スーパーマリオブラザーズ]]』とセットになったソフトがNES本体にバンドルされていた事もあり、ビデオゲーム世界売り上げ5位を記録している。 //いつの、何が対象のランキングか詳細を求む)~ //具体的な情報がないのでCO。あと、↑はソースの掲示を求めるのはいいけど、本文に書き込まないでCOで書きなさい。 海外ではVS.システム基板向けのアーケード版『Vs.Duck Hunt』もリリースされている。~ 3つのゲームモードをプレイし、スコアを競うシンプルなガンシューティングである。 ---- **特徴 -いずれのモードも画面上に現れるターゲットをガンで撃ち落とす事で進める。 --ターゲットを撃ち落とすと画面下にある標的ランプが赤くなり、赤くなった合計数が、その下に表示されているパスラインと呼ばれるゲージ以上になっていればラウンドクリアとなる。 ---1ラウンドに出現するターゲットは10個で固定。全てのターゲットを撃ち落とせればパーフェクトボーナスが入る。 ---プレイヤーには持ち弾が設定されており、いずれのモードも1回のターゲット出現ごとに3発しか撃てない。 --パスラインはゲームが進むにつれて長くなり、許容されるミス数が少なくなっていく。 -GAME Aは猟犬が追い出したカモを撃ち落とす事が目的。カモはある程度ランダムに動く。 --カモが出現して一定時間が経過するか、持ち弾を使い切ると逃げられる。 --ラウンドが進むとカモの飛ぶ速度が速くなっていく。 --2コンを使用する事で、2Pがカモの飛ぶ方向を操作でき、擬似的な対戦としても楽しめるおまけ要素がある。 -GAME BはGAME Aの高難易度版で、一セット2羽のカモを3発で撃たなければならない(パーフェクトに許容される無駄撃ちは1発のみ)。 -GAME Cはクレー射撃。画面手前から奥に向かって飛ぶクレーを撃ち落としていく。 --こちらも一セットでクレー2枚ごとに持ち弾3発。 ---- **評価点 -ガンシューティングの基礎を抑えたゲーム性 --同シリーズの『ワイルドガンマン』『ホーガンズアレイ』が共に早撃ちを主軸としていたのに対し、本作はいずれのモードも移動するターゲットに狙いを定めて撃つ楽しさをメインとしている。 ---カモやクレーの動きが実にうまく出来ており、動体射撃の面白さを十分楽しめる。 --ゲームバランスも良好で、ある程度飛び方が固定されるクレー射撃は比較的楽だが、GAME AとGAME Bではランダムに飛び回るカモを狙うのが中々難しい。カモが2匹ずつ出現するGAME Bはかなり難易度が高いが、それだけにパーフェクトを取れた時の達成感も高う。 --ラウンド20以降になると1つでもターゲットを逃した時点でゲームオーバー確定なので、そこに近づくと緊張感のある挑戦となっていく。 -グラフィックや音楽も良好 --カモや猟犬はアニメ調の絵柄で、ラウンド開始時には猟犬がカモを見つけて草むらに飛び込むデモがある。この時、犬の鳴き声もするなど芸が細かい。 ---カモを見事撃ち落とせば猟犬が撃ち落としたカモを見せてくれるデモもある。GAME Bでは撃ち落とした数に応じて持っているカモの数も変化する。 --クレーの手前から奥へ飛んでいくアニメーションもなめらか。 --ゲーム中は基本無音だが、ラウンドクリア時などに鳴る短い曲は小気味よく印象に残りやすい。 ---- **問題点 -前述の通り、クレー射撃はクレーの飛び方がある程度固定されており、速度も一定なため、慣れるとやや単調に感じやすい。 --このためか、比較的簡単にラウンド20を達成できる。 -キルスクリーンの存在 --ラウンド100(表示上は「ラウンド0」)開始と同時に犬が笑い出し、カモが明らかにおかしい動きで飛び去ってしまう。撃ち落とすことは不可能で、強制的にゲームオーバーになる。 ---- **総評 初期のガンシューティング作品としてなかなか良く出来ており、光線銃シリーズのテレビゲーム復活作にして代表作としての地位を確立した名作タイトル。~ 基本的にスコアアタックメインのゲームなので、短い時間にサクッと遊べる手軽さもあり、気軽に楽しめる一作である。 ---- **余談 -Wii U用バーチャルコンソールで配信された。 --Wiiリモコンに対応した改良版で、リモコンをガンの代わりとする事で液晶テレビでも問題なく遊べるようになっている。 ---オリジナルにあった撃った瞬間の点滅はなくなっており、画面には常に照準が表示される。照準はリモコンの十字ボタンを押すと消すことも出来、その場合は撃った瞬間だけ表示されるようになる(原作の点滅と同じ形式)。 --撃った際にリモコンが振動してリモコンのスピーカーから「カチャッ」という音が流れるなど、ガンでプレイした際の挙動を極力再現しており中々の移植具合である。 --光線銃の構造上、現在普及している液晶テレビではプレイ出来ず専用周辺機器の入手もやや難しいため、今からプレイするならVC版が良いだろう。 -GAME A、GAME Bでカモに逃げられると猟犬が出てきて笑われるが、これがムカつくという声も多い。 --特に海外ではこの猟犬を嫌っているプレイヤーが多く、''嫌いなゲームキャラのランキングでも上位に入っている。''ただし、ネタ的な投票も見受けられるようだが… --前述の『Vs.Duck Hunt』ではボーナスステージに撃ってはいけないものとして猟犬も登場してくる。%%うさ晴らしに撃ってしまうプレイヤーも出たが%%。 -『[[メイド イン ワリオ]]』のナインボルトステージに本作の再現ミニゲームが登場する。 --ちなみに同じ光線銃ゲームの『ホーガンズアレイ』『ワイルドガンマン』も収録されている。 -『[[はじめてのWii]]』の「シューティング」は本作を発展させたようなゲームであり、本作のカモや『ホーガンズアレイ』の缶が登場する。 -そして、その猟犬とカモのコンビ((厳密には「ガンを持った人」が加わったトリオ。))が「ダックハント」の名で『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]]』『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』に参戦した。 --カモは『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』にもフィギュアとしてひっそり登場している。
*ダックハント 【だっくはんと】 |ジャンル|ガンシューティング|CENTER:&image(https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/174000729.jpg,height=200)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売・開発元|任天堂|~| |発売日|1984年4月21日|~| |価格|3,800円|~| |プレイ人数|1~2人|~| |周辺機器|光線銃型コントローラ「ガン」専用|~| |配信|【WiiU】バーチャルコンソール&br()2014年12月24日/514円|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| //|>|>|CENTER:''光線銃シリーズ''&br;ワイルドガンマン / ''ダックハント'' / ホーガンズアレイ| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 数少ないFC周辺機器「ガン(Zapper)」専用タイトル三作の内の一作で、任天堂が発売したプロジェクター投影型玩具「光線銃SPシリーズ」の一作「光線銃ダックハント」をファミコン向けにリメイクした作品。((同シリーズの『ワイルドガンマン』は同名のアーケードゲーム(1974年)のリメイク。リメイク前は実写映像を用いたソフトであった。))~ //海外では『[[スーパーマリオブラザーズ]]』とセットになったソフトがNES本体にバンドルされていた事もあり、ビデオゲーム世界売り上げ5位を記録している。 //いつの、何が対象のランキングか詳細を求む)~ //具体的な情報がないのでCO。あと、↑はソースの掲示を求めるのはいいけど、本文に書き込まないでCOで書きなさい。 海外ではVS.システム基板向けのアーケード版『Vs.Duck Hunt』もリリースされている。~ 3つのゲームモードをプレイし、スコアを競うシンプルなガンシューティングである。 ---- **特徴 -いずれのモードも画面上に現れるターゲットをガンで撃ち落とす事で進める。 --ターゲットを撃ち落とすと画面下にある標的ランプが赤くなり、赤くなった合計数が、その下に表示されているパスラインと呼ばれるゲージ以上になっていればラウンドクリアとなる。 ---1ラウンドに出現するターゲットは10個で固定。全てのターゲットを撃ち落とせればパーフェクトボーナスが入る。 ---プレイヤーには持ち弾が設定されており、いずれのモードも1回のターゲット出現ごとに3発しか撃てない。 --パスラインはゲームが進むにつれて長くなり、許容されるミス数が少なくなっていく。 -GAME Aは猟犬が追い出したカモを撃ち落とす事が目的。カモはある程度ランダムに動く。 --カモが出現して一定時間が経過するか、持ち弾を使い切ると逃げられる。 --ラウンドが進むとカモの飛ぶ速度が速くなっていく。 --2コンを使用する事で、2Pがカモの飛ぶ方向を操作でき、擬似的な対戦としても楽しめるおまけ要素がある。 -GAME BはGAME Aの高難易度版で、一セット2羽のカモを3発で撃たなければならない(パーフェクトに許容される無駄撃ちは1発のみ)。 -GAME Cはクレー射撃。画面手前から奥に向かって飛ぶクレーを撃ち落としていく。 --こちらも一セットでクレー2枚ごとに持ち弾3発。 ---- **評価点 -ガンシューティングの基礎を押さえたゲーム性 --同シリーズの『ワイルドガンマン』『ホーガンズアレイ』が共に早撃ちを主軸としていたのに対し、本作はいずれのモードも移動するターゲットに狙いを定めて撃つ楽しさをメインとしている。 ---カモやクレーの動きが実にうまく出来ており、動体射撃の面白さを十分楽しめる。 --ゲームバランスも良好で、ある程度飛び方が固定されるクレー射撃は比較的楽だが、GAME AとGAME Bではランダムに飛び回るカモを狙うのが中々難しい。カモが2匹ずつ出現するGAME Bはかなり難易度が高いが、それだけにパーフェクトを取れた時の達成感も高う。 --ラウンド20以降になると1つでもターゲットを逃した時点でゲームオーバー確定なので、そこに近づくと緊張感のある挑戦となっていく。 -グラフィックや音楽も良好 --カモや猟犬はアニメ調の絵柄で、ラウンド開始時には猟犬がカモを見つけて草むらに飛び込むデモがある。この時、犬の鳴き声もするなど芸が細かい。 ---カモを見事撃ち落とせば猟犬が撃ち落としたカモを見せてくれるデモもある。GAME Bでは撃ち落とした数に応じて持っているカモの数も変化する。 --クレーの手前から奥へ飛んでいくアニメーションもなめらか。 --ゲーム中は基本無音だが、ラウンドクリア時などに鳴る短い曲は小気味よく印象に残りやすい。 ---- **問題点 -前述の通り、クレー射撃はクレーの飛び方がある程度固定されており、速度も一定なため、慣れるとやや単調に感じやすい。 --このためか、比較的簡単にラウンド20を達成できる。 -キルスクリーンの存在 --ラウンド100(表示上は「ラウンド0」)開始と同時に犬が笑い出し、カモが明らかにおかしい動きで飛び去ってしまう。撃ち落とすことは不可能で、強制的にゲームオーバーになる。 ---- **総評 初期のガンシューティング作品としてなかなか良く出来ており、光線銃シリーズのテレビゲーム復活作にして代表作としての地位を確立した名作タイトル。~ 基本的にスコアアタックメインのゲームなので、短い時間にサクッと遊べる手軽さもあり、気軽に楽しめる一作である。 ---- **余談 -Wii U用バーチャルコンソールで配信された。 --Wiiリモコンに対応した改良版で、リモコンをガンの代わりとする事で液晶テレビでも問題なく遊べるようになっている。 ---オリジナルにあった撃った瞬間の点滅はなくなっており、画面には常に照準が表示される。照準はリモコンの十字ボタンを押すと消すことも出来、その場合は撃った瞬間だけ表示されるようになる(原作の点滅と同じ形式)。 --撃った際にリモコンが振動してリモコンのスピーカーから「カチャッ」という音が流れるなど、ガンでプレイした際の挙動を極力再現しており中々の移植具合である。 --光線銃の構造上、現在普及している液晶テレビではプレイ出来ず専用周辺機器の入手もやや難しいため、今からプレイするならVC版が良いだろう。 -GAME A、GAME Bでカモに逃げられると猟犬が出てきて笑われるが、これがムカつくという声も多い。 --特に海外ではこの猟犬を嫌っているプレイヤーが多く、''嫌いなゲームキャラのランキングでも上位に入っている。''ただし、ネタ的な投票も見受けられるようだが… --前述の『Vs.Duck Hunt』ではボーナスステージに撃ってはいけないものとして猟犬も登場してくる。%%うさ晴らしに撃ってしまうプレイヤーも出たが%%。 -『[[メイド イン ワリオ]]』のナインボルトステージに本作の再現ミニゲームが登場する。 --ちなみに同じ光線銃ゲームの『ホーガンズアレイ』『ワイルドガンマン』も収録されている。 -『[[はじめてのWii]]』の「シューティング」は本作を発展させたようなゲームであり、本作のカモや『ホーガンズアレイ』の缶が登場する。 -そして、その猟犬とカモのコンビ((厳密には「ガンを持った人」が加わったトリオ。))が「ダックハント」の名で『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]]』『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]』に参戦した。 --カモは『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX]]』にもフィギュアとしてひっそり登場している。

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