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-プリチケ筐体はカメラ付きの筐体のみが使用されてる。過去に『ブキガミ』で使用され、「プリパラライト((カメラなど一部の機能が省かれた前作の筐体。))」にコンバートされたカメラなしの筐体は使用されていない。 --このカメラなし筐体は『僕のヒーローアカデミア 激突!ヒーローズバトル』へコンバートされたようで、本作が稼働したタイミングで、このヒロアカのゲームが増台されている。 --ゲーム開始時に写真撮影があり、撮った写真はフォロチケのアイコンとして印刷される。写真を撮らずに進めることも可能。 ***カードについて -カードは前作と同様にプリチケ((筐体の名称も「プリチケ」なので、記事内では筐体を指す場合は「プリチケ筐体」、排出されるカードを指す場合は「プリチケ」とする。))と呼ばれるミシン目の入った細長いカードで排出される。 --ミシン目で折ることで、2つのカードに分けることができ、上の半分のサイズのカードを「フォロチケ」、下の通常サイズのカードを「マイチケ」と呼ぶ。それぞれのカードにはQRコードが印刷されている。 --マイチケにはコーデの情報が記録されており、スキャンすることでマイチケに印刷されているコーデを画面内のキャラへ着せることができる。 --フォロチケは、プレイヤーがゲーム中で使用したコーデ、およびマイキャラの情報が記録されており、フォロチケメンバーを選択する際にスキャンすることで、ライブのメンバーとして召喚することができる。 ---名称こそ変わっているが、フォロチケは前作の「トモチケ」と扱いは同じである。ただし、コーデの名称が印字されていない。 ---プリたま3弾より、フォロチケスタンプの機能が登場。フォロチケのマイキャラに決められたポーズを取らせることができる。大半は前作のプリチケスタンプの使いまわしだが、公式が悪ノリしている「そうなんだ((「桃山みらい」の非公式の口癖。作中において無表情で「そうなんだ」と発言することが時折あり、主人公にあるまじきドライすぎる対応がファンからネタにされている。一応、公式の口癖として「キラッと」があるが使われることは少ない。))」スタンプの他、一部本作オリジナルのスタンプもある。 -コーデは、トップス、ボトムズ、シューズ、アクセサリーの4種類。カードの下にあるアイコンで判別する。 -新要素として「パシャッとアイテム」が追加されている。このマイチケは読み込ませても、スコアが上がるだけでリズムゲーム中には登場しない。後述するパシャリングステーションにて、キャラがこのアイテムを持った状態で、さまざまなポーズを撮るようになる。 --前作における「アゲアゲアイテム」の役割は「パシャッとアイテム」が担っているため、「アゲアゲアイテム」は削除されている。 -前作では排出されるプリチケには、TCGで言うところのパラレル加工((カード表面のキラキラした光沢加工のこと。元々は遊戯王OCGにおいて、このような加工のカードが登場した際、光り方が縦横に平行になっていたことから、「パラレル加工」という名称が付けられた。))が施されていたが、今作ではなくなっている。 --プリチケ筐体を使用する他のゲームでは、今でもこのパラレル加工の用紙を使っているので、店舗によっては間違って本作に使用されている場合もある。が、プリンターはパラレル加工がない用紙に最適化されているので、パラレル加工の用紙へ印刷すると、薄く印刷されてしまう。QRコードは白黒なので、使用する分には問題はないのだが……。 -前作ではマイチケのQRコードに、そのプレイ時点のゲーム内の記録も保存されていたが、今作では「プリ☆チャン会員証」と呼ばれる独立したセーブ用のカードが登場したため、マイチケには情報は保存されていない。 --「プリ☆チャン会員証」はゲームを始めて遊ぶときに作成できる他、更新という名目でゲーム内で再発行も可能である。デザインも複数用意されている。紛失時の保険として予備を発行しておいても良いかもしれない。 --万が一「プリ☆チャン会員証」を失くしてしまっても、手間は掛かるが公式で再発行するサービスもある。 -後述するキラッとチャンス・キラリウムチャンスが発生すると、一定の確率でプリンター筐体から「キラチケ」と呼ばれる、いわゆるキラカード(箔押しカード)が排出される。 --キラチケもプリチケと同じようにミシン目のある細長いカードとなっており、フォロチケとマイチケに分けることができる。 --第6弾まで、キラチケは基本的にKR(キラッとレア)、PR(プリ☆チャンレア)のみ存在しており、イベント時にキラッとチャンスが発生すると、イベントで貰えるカードもキラチケにすることができた。 --ジュエル1弾からは、JR(ジュエルレア)のみキラチケにすることができる。 --なお、カードのレアリティは、KR、PR、SR(スーパーレア)、R(レア)、N(ノーマル)の5種類あり、KRが一番出にくく、Nが一番出やすい。 ---ジュエル1弾より、KRが廃止され、変わりにHR(ハッピーレア)が登場した。 ---ジュエル3弾より、KRと同等のレアリティであるRR(レインボーレア)が登場した。これにより、キラチケが当たった場合は、RRとJRのどちらかから選べるようになった。 ---プリたま1弾からキラチケにもレアリティが分かれるようになり、WR(ワンダーレア)とER(エッグレア)が登場。WRの方が当たりづらい。 -ジュエル4弾より通常の2倍サイズである「ニコチケ」および「ニコフォロチケ」が登場した。前作のドリチケと同様にカード1枚で全身のコーデが行えるようになっている。 --メニューから「ニコチケをゲット!」のモードを選ぶことで入手できる。ただし、通常の2倍サイズであることから、追加で100円要求される。遊べる曲については通常のプレイと同一。 --プリンタの仕様上、ニコチケの真ん中に細い線が入ってしまい、公式から注意点としてアナウンスされている。前作のドリチケでも同様の現象は発生しているが、カードにパラレル加工が施されていることが幸いし、ほとんど目立たなくなっている。興味があるなら手持ちのドリチケの真ん中をよく見てみよう。 --プリたま2弾からは「レッツ☆パシャリングワールド」でのみ入手可能。このモードではリズムゲームは遊べない。 ***リズムゲームについて -使用するキャラはマイキャラ、またはアニメのキャラを選択する。その後、「フォロチケ」を読み込ませて、一緒にライブをするメンバーを決定する。 --前作では基本的に選択したキャラ+トモチケ(前作のフォロチケに当たるカード)のキャラ2人という組み合わせだったが、今作では曲によって人数が異なっているため、フォロチケを1枚も使用しない1人ステージもあれば、5枚まで読み込ませる6人ステージまで存在する。 -リズムゲームは末期の『プリパラ』と同様に、流れてくるマークとリングが交わさったタイミングで、同じ色のボタンを押す、または長押しするという内容になっている。 --全ての曲に難易度選択が行えるようになっている。「ふつう」は赤ボタン1つだけの操作となるが、「むずかしい」は青ボタンと緑ボタンも使用して3ボタンの操作となる。 --今作では「むずかしい」を選んだ場合に限り、青ボタンと緑ボタンを同時に押すという操作も加わっている。 -リズムゲームのスコア、コーデのスコアの単位は前作同様「いいね」となっているが、経験値の単位はSNSらしく「フォロワー」となっている。 --そのため、ゲーム終了時に「いいね」から「フォロワー」に変換されて加算される。 --第3弾から変換の算出が変わり、より多くのフォロワーを取得できるようになっている。 -&bold(){やってみた/プリたまキャッチ} --リズムゲーム中には、「やってみた」という特殊なアピールが3回発動する。内容としては、前作のメイキングドラマに近い。 --&bold(){第6弾までの仕様} ---1回目は着用しているトップスのブランドにより「やってみた」が決まり、2回目はステージによって決まる。そして3回目は着用しているトップス、ボトムズのブランドで決まる。 ---1回目から3回目まで、それぞれ違うカテゴリのアピールになっているため、同じアピールは発生しない。 ---1回目、2回目については、縮小する枠がアプリのアイコンと合わさった時にタイミングよくボタンを押すというものになっており、3回目はボタンを連打する。3回目は連打数により、加点される。上限は1800いいね。 ---第6弾までは、これらのアピールはすべてプレイヤーが選択したキャラのみで行われ、フォロチケにより呼び出されているキャラはアピールに参加しなかった。 --&bold(){ジュエル1弾以降の仕様} ---リズムゲーム中の「やってみた」アピールは2回に減り、代わりにフォロチケのメンバーも参加する「グループアピール」が追加された。ボタンを連打することで行い、上限は1500いいね。 ---リズムゲーム前のコーデチェンジ後にも、「やってみた」アピールが行われる。そのため、順番としては、"やってみたアピール1回目(リズムゲーム前)→やってみたアピール2回目(リズムゲーム中)→グループアピール→やってみたアピール3回目(リズムゲーム中)"となっている。 ---ジュエルコーデでリズムゲームを遊ぶと、やってみたアピール3回目は専用のアピールとなる。 --プリたま1弾より「プリたまキャッチ」という名称に変更。基本的な流れは「やってみた」と変わらず、画面上に現れた「プリたま」をタイミングよくボタンを押してキャッチすることになる。ここでキャッチしたプリたまは、リズムゲーム終了時の「パカッとプリたまルーレット」にて入手可能なプリたまとなる。 ---タイミングに合わせてボタンを押すだけではなく、ギリギリ判定に収まるレベルでボタンが押せると「ギリギリキャッチ」という高得点が得られる隠し判定がある。 -&bold(){楽曲について} --リズムゲームに使用される楽曲は、アニメで使用されている曲の他、筐体オリジナルソング、『プリパラ』からの再録、既存の曲をプリ☆チャンのキャラがカバーしている「うたってみた」がある。 ---再録やカバーがあるため、筐体オリジナルソングは少なめとなっている。 --『プリパラ』からの再録は、当初は「マイキャラガールズ((マイキャラが歌っているという設定であり、マイキャラの声優が歌っている。))」名義の曲のみであったが、期間限定でプリパラのキャラが再登場したときは、再登場したキャラのデュオ曲も配信された。 --カバー曲を「うたってみた」と称するのは、動画配信がテーマである本作ならではと言ったところか。 ---アイドルがテーマなので、アイドルソングのカバーのみになると思われていたが、突如としてDA PUMPの「U.S.A.」のカバーが配信され、プレイヤーを驚かせた。しかも、ダンスの振り付けをちゃんと再現しているという妙な気合の入りっぷり((他のカバー曲は、他の曲からのモーションの使いまわしが多く、曲に合わせた動きになっているものの、実際のダンスとは全く異なる動きになっている。))。 -&bold(){キラッとチャンス} --リズムゲーム終了後には、上空より「キラッとボタン」が舞い降り、「キラッとチャンス」と呼ばれるスペシャルステージに移行するかの判定が行われる。このときに、プリンター筐体のボタンを押して判定を行う。 --成功すれば、「キラッとチャンス」ステージへ突入する。コーデが「キラッとレア」のコーデにチェンジし、ショートバージョンの楽曲で追加のライブを行う。 ---使用される楽曲は、第1弾のみ筐体オリジナルソングの「キラキラプリ☆チャンワールド」となっており、第2弾以降はアニメの主題歌である「キラッとスタート」となっている。 ---このときに行われるリズムゲームは、全てプリンター筐体側のボタンを使用して行う。 --第2弾までは「キラッとチャンス」が行われると、必ずキラチケが排出されたが、第3弾以降は通常のプリチケでスーパーレアが排出される場合もある。 ---そのため、第3弾以降はキラチケを入手するときは、「キラッとチャンス」の最後にキラチケを入手する演出が追加されている。 --ジュエル1弾より、後述のジュエルチャンス/キラリウムチャンスが実装されたため、キラッとチャンスは廃止された。 -&bold(){ジュエルチャンス/キラリウムチャンス} --ジュエル1弾より追加。リズムゲーム終了後、前述のキラッとチャンスに代わって行われる。移行するかどうかの判定の演出は廃止された。 --ジュエルチャンスもキラリウムチャンスもステージは基本的に同一であり((キラリウムチャンスのみ追加ライブの最後に連打パートがあるが、それ以外は同一である。))、「ダイヤモンドスマイル」のショートバージョンの楽曲で追加のライブを行う。 --&bold(){ジュエルチャンス} ---ジュエルパワーと呼ばれるゲージを5つ溜まることで、次回プレイ時にジュエルチャンスを発生させることができる。ジュエルパワーはゲームを遊ぶ、またはプリチケを1枚買うごとに溜まっていく。 ---ゲームの開始時に、ジュエルチャンスで入手したいJRのコーデのカラーを選ぶことができ、ドレス・シューズ・アクセサリーの3枚入手すると、再度選ぶことができる。現時点で選択可能なカラーは8色となっている。 ---JRのコーデが不要であれば、通常の排出のコーデからも選択してプリチケにすることができる。この場合、選ばれなかったJRのコーデは後述するプレゼントボックスへ格納される。 --&bold(){キラリウムチャンス} ---キラリウムチャンスはランダムで発生し、発生するとキラチケのJRのコーデを手に入れることができる。 ---キラリウムチャンスの場合のみ、好きな色の好きな部位のコーデを選択して入手することができるが、代わりに通常の排出のコーデを選択することができない。 ---キラリウムチャンスが発生すると、ステージに移る前に「だいあ」からキラリウムチャンスが発生した旨を教えてもらえる。 --キラリウムチャンスはジュエル3弾より廃止された。キラチケが当たる場合の特別な演出はなくなった。 ---ジュエルチャンス中にキラチケが当たった場合は、特別なセリフとともに若干演出が変更される。 --プリたま1弾より、後述のイルミナージュライブが実装されたため廃止された。 -&bold(){イルミナージュライブ} --プリたま1弾より追加。キラッとチャンスやジュエルチャンスとは異なり、リズムゲーム終了後にランダムで発生するのではなく、「プリたまキャッチ」においてイルミナージュプリたまをキャッチすると発生する。 ---イルミナージュプリたまはマスコットが成長しきると登場する。1度登場した後はランダムでの登場となる。 --演出としては、人型に成長したマスコットがプレイヤーにイルミナージュコーデを渡してそのまま遊園地へ連れていき、アトラクションを遊んだ後にリズムゲームを行う、という流れ。 --アトラクションの内容はジェットコースターなどで、弾によって異なる。ちなみにこのアトラクションの演出の間にもタイミングよくボタンを押す必要があるが、弾によって画面上で表示される位置が異なる上にキラキラした演出で見辛く、なかなかの初見殺しを誇る。 ***その他のシステム -マイキャラ --プレイヤーの分身であるアバター。ゲーム開始時にパーツを選んで作成する。 ---前作では声の種類が4種類だったが、本作では2種類増えて6種類になっている((増えている声は前作にて人気キャラであった紫京院ひびき(かっこいい)と、黒須あろま(こあくま)の声となっている。それ以外は前作と同じ。))。 --前作でのプレイ記録があれば、「おひっこシステム」にて本作に引き継ぎ可能。前作のマイチケをスキャンすることで、そのマイチケが保存している時点のデータのマイキャラに使用されているパーツをそのまま使用することができる((ただし、初音ミク等のコラボパーツは引き継ぎできない。))。もちろん使用することができるというだけであって、1から作り直すことも可能。また、前作のランクに応じて追加でマイキャラパーツを取得することができる。 ---意外かもしれないが、引き継ぎ回数には制限が掛けられておらず、同じプレイ記録から何人でも作成することが可能である。ただし、引き継げるのは前述のとおり、マイキャラの使用されているパーツのみ。……というわけで、唯一、前作の筐体が稼働している原宿の「プリズムストーン((本シリーズのキャラグッズおよびアパレルを販売する店舗。))」へ人が殺到することに。 --「語尾((マイキャラの音声が語尾付きになるというトンデモ要素。アバターにこんな設定ができるのはプリパラくらいだろう。))」だけは本作に引き継ぐことのできない要素となっている。%%前作における悪ノリの象徴のようなものだからか?%% -フォロー --ゲーム開始時にフォロチケを1枚読み込ませることで、他のプレイヤーをフォローすることができる。お互いにフォローしていれば「フォロトモ」となる。 ---フォロトモになっていれば、プリスタグラムで「超いいね」が送れるようになる。また、ゲーム開始時に既にフォロトモになっているフォロチケを読み込ませると、「パシャリングステーション」で一緒にショットを撮ることができるようになる。 --フォロー数が増えていくと、マイキャラパーツがもらえる。現実のSNSと同じく、同じプレイヤーを何度もフォローすることはできない。 --前作では高ランクのトモチケしか交換しないという人がいたため、ランクを問わず交換を促進するためのシステムと思われる。 --元々はゲーム終了時にフォロチケの読み込みステップがあったが、リズムゲーム終了後にパシャリングステーション→プリチケの印刷→フォロチケの読み込み→プリスタグラムと続くと、余りにも煩わしいため、ゲーム開始時に変更された。 --ジュエル1弾よりフォローするフェイズが廃止となり、1枚目のフォロチケを使ったマイキャラがフォローされるように変更となった。 -わちゃわちゃ会 --第3弾より追加。フォロトモになったプレイヤー、フォローしてくれたプレイヤー、プリスタグラムで「いいね」をしてくれたプレイヤーのマイキャラが挨拶しにきてくれる。 -パシャリングステーション --プリチケに印刷するためのショットを撮る。3種類の映像が流れ、最大で8回まで撮ることが可能。また、1枚だけ自動的にショットが撮られ、計9種類の中から選択する。 ---第2弾よりキャンセルすることもできるようにあった。この場合は自動的に9枚ショットが撮られる。 --コーデする際に、「パシャッとアイテム」を読み込ませておくと、このパシャリングステーションにて、パシャッとアイテムを持った状態のポーズで撮ることができる。 ---パシャッとアイテムは、花束やぬいぐるみ、アンティークな本など、いわゆる"インスタ映え"するようなものが用意されている。 --ゲーム開始時にフォロトモのフォロチケを読み込ますと、一緒にショットを撮ることができる。 --流れる映像はライブ中の映像や、大会であれば表彰台での映像、その他パシャリングステーション用の映像が流れる。 --キラチケを印刷する場合は、キラチケ用のポーズで印刷されるため、パシャリングステーションは行われない。 -キラッCHUポイント --第5弾より追加。リズムゲームのマーカーに、本作のマスコットキャラ「キラッCHU」がくっついていることがあり、そのマーカーを失敗せずに押すとキラッCHUポイントが入手できる。 --キラッCHUポイントを貯めることで、マイキャラパーツなどを入手することができる。 --基本的にはリズムゲームで入手することになるが、ゲーム終了時にプリチケを追加購入することでも入手できる。 --リズムゲーム中、ごくまれにゴールドのキラッCHUが現れることがある。うまく入手すると、キラッCHUポイントを30ポイント入手できる。 -プリスタグラム --他のプレイヤーのマイキャラ9人表示され、3人まで「いいね」することができる。 --「いいね」された側のプレイヤーは「フォロワー」のボーナスを取得することができる。 --「フォロトモ」の状態であれば「超いいね」することができ、より多くの「フォロワー」のボーナスを送ることができる。 --システムとしては『プリティーリズム』にあった「ファンコール」に近いが、こちらは同じ筐体以外で遊ばれているキャラも表示される。 --ジュエル1弾で一旦廃止されたが、プリたま2弾から復活している。ただし通常のプレイでは行われず、「レッツ☆パシャリングワールド」を選んだ場合のみ発生する。 ****第6弾までのシステム -ブランドチャンネル --ブランドのコーデを着用すると、ブランドランクと呼ばれる数値が上がっていき、一定数溜まると、「ブランドチャンネル」で遊べるようになる。 --選べる楽曲などは、通常のリズムゲームと同一であるが、コーデを選択する際に、ブランドチャンネル限定のコーデを選択でき、プリチケとして排出できる。ブランドランクがさらに上がれば、排出されるコーデの種類も増えていく。 ****ジュエルシリーズからのシステム -プレゼントボックス --キラッとチャンスで選ばれなかったJRのコーデや、ある程度遊ぶことで貰うことのできるコーデが格納されている。 --プリチケにするには、お金を筐体へ投入する前にボタンを押し、プリ☆チャン会員証を読み込ます必要があるので注意。また、コーデを入手してから70日が経過すると消えてしまうので、こちらも注意。 --ブランドチャンネルが廃止されたため、ブランドチャンネルで入手可能なコーデもすべて格納されている。 -ハッピーレアストーリー --最上位のレアコーデである「ハッピーレア」は童話をモチーフとしており、ハッピーレアのコーデを着用するとリズムゲーム開始前にストーリーを楽しむことができる。全6話。 --ストーリーの話数によっては、アニメキャラのイラストでプリチケを排出することもできる。 ****プリたまシリーズからのシステム -マスコットすくすくダイアリー --ゲーム開始時にマスコットとお話しして簡単な問いかけに答え、マスコットを育てるモード。 ---マスコットは卵の状態から始まり、動物型、SDの人型に成長していく。 ---育てるマスコットは弾によって異なる。そのため、弾が変わると卵からやり直しとなる。 --プレイするごとに星が溜まっていき、10個貯まるとマスコットが成長し切って、その後に遊ぶリズムゲームでイルミナージュプリたまが必ず出現する。一度出現すると以降はランダムで登場するようになる。 ---イルミナージュプリたまをキャッチすると、イルミナージュライブが発生し、その後にイルミナージュコーデが入手できる。なお、ドレス→シューズ→ヘアアクセの順で必ず入手することができる。 --マスコットがチャンネルを紹介した、という名目でフォロワー数を増やしてくれることもある。 -パカッとプリたまルーレット --ゲーム終了後にコーデを入手するモード。「プリたまキャッチ」で入手した9個のプリたまがルーレットのようにマイキャラの周りを回り、3回まで止めることができる。それら3つのプリたまから入手できるコーデが、プリチケへの印刷候補のコーデとなる。 ---イルミナージュプリたまの場合は印刷候補の確定となり、ルーレットを止めるのは2回となる。ただし、イルミナージュコーデは必ずしも排出する必要はない。 --印刷候補を選択後、プリたまが1つ追加され、100円を入れると再度ルーレットを止めることができる。この場合は印刷しなかったコーデ2つ+追加で止めたコーデ1つの3つからの選択となる。 --目押しが可能なのかは不明。 --&s(){通称「女児パチスロ」}。 -レッツ☆パシャリングワールド --プリたま2弾より追加されたモード。このモードでのみニコチケが排出できる。 --コーデを選択してフォロチケを読み込み、パシャリングモードを3セット(9回分)行って、選んだ1つのショットをニコチケに印刷できる。このモードではリズムゲームでは遊べない。 --最後にプリスタグラムを行って、ゲーム終了となる。 -プリ☆チャンストア --プリたま3弾より追加。前作のプリパラコインショッピングと同一のモード。ゲーム中のミッションをクリアするや、ゲームをプレイすることでコインを貯め、ゲーム開始時にアイテムを購入する。 --購入可能なものはマイキャラパーツ、フォロチケスタンプの他、プレゼントボックスへ送ることが可能な「パシャッとアイテム」、マスコットすくすくダイアリーの背景画像がある。 ---店番をしているのは、前作にも登場した「めが兄ぃ」。 ---- **評価点 -ライブのメンバーが可変になった。 --前作は3人および5人のライブのみとなっていたが、本作は曲によって1~6人までの可変となった。これにより、2人ライブの「Play Sound☆」など、前作とは違ったライブが楽しめるようになった。 --アニメでは1人のライブ、2人のライブも行われてるので、アニメのライブを筐体でもそのまま再現できるようになった。 --1人のライブもあるので、特定のキャラによるライブを堪能したいときなどはありがたい。 --2年目ではアニメでソロステージであっても、ゲームでは3人ステージになる場合が多かったが、3年目では再びソロステージが復活している。 -マイキャラを愛でる楽しみ --前作ではプレイヤーの分身であるマイキャラが可愛いと定評があったが、本作ではより一層愛でる方の楽しみ方が増えている。 ---例えば、ゲーム開始時の「わちゃわちゃ会」で愛くるしく動くのを眺めてみたり、「パシャリングステーション」でお気に入りのショットを撮ってみたり。 ---とくにパシャリングステーションは力が入れられており、映像パターンの追加がよく行われる。令和へ改元した際には、いち早く「令和」パネルを掲げるモーションが追加されたり。 --前作と比較すると、選曲の際やコーデするときなど、キャラクターもよく動くようになっている。 -前作以前のコーデの互換性 --前作のコーデは本作でもそのまま使用することができ、前作のカード資産も無駄にならない。 ---ただし、神レアであってもノーマルであっても、前作のコーデのスコアはすべて「200いいね」に統一されている。そのため、スコアアタック等に使用するのではなく、コーデを楽しむために使用するといった感じである。 ---本作に前作のコーデの再録もあるが、再録版ではマイチケに印字されているスコアが反映される。 --前々作の『プリティーリズム』コーデも、前作でプリチケに変換していればそのまま使える。 ---3DSのゲームのQRも引き続き使用できるので、『[[プリパラ&プリティーリズム プリパラでつかえるおしゃれアイテム1450!>プリティーリズム マイ☆デコレインボーウエディング#id_ec0f8d8d]]』があれば、収録されているプリティーリズムのコーデを全て使用することができる。 --前作以前のマイチケ等に限り、筐体のマルチスキャナーからも読み取りが可能となっている。これは、一部のカードではプリチケ用の読み取り口から読み取りにくかったためである。 ---- **賛否両論点 -ライブが地味 --作風の違い……と言ってしまえばそれまでなのだが、前作と比較すると、全体的にライブが地味である。ライブはランウェイのようなものもなく、ダンスのみとなっていることや、「キラッと」とタイトルに付いている割には、キラキラしている要素が少ない。 ---前作はバーチャル世界を舞台にしていたため、サイリウムチェンジなど過剰なまでにキラキラした演出が多かったが、本作は現実世界が舞台であるためか、そういった演出は控えめである。 ---キラッとチャンスが、前作譲りのキラキラしている要素ではあるが、必ず発生するわけではない。 --同様に本作に収録されているコーデも、現実にあってもおかしくない程度のデザインとなっており、奇抜なコーデや派手なコーデは鳴りを潜めている。最高レアリティのキラッとレアでも、前作のスーパーサイリウムレアのような派手さはない。 --とはいえ、「フォーチュン・カラット」や「寝ても覚めてもDREAMIN' GIRL」など、1年目の後半から派手なステージの楽曲が増え始め、2年目からはVTuberがテーマに加わったことにより、バーチャル的な要素も増えたことで、稼働開始当初の地味さが嘘のように派手になってきていることも補足しておく。 -フォロチケのメンバーの存在が希薄 --一緒にライブをしているメンバーではあるものの、ライブ開始時や「やってみた」アピール時に登場しないため、どうにも存在感が薄い。 --パシャリングステーションにてプリチケを印刷できる画像も、基本的にはマイキャラのみのものが多い。ライブ中の画像を選べば、フォロチケのメンバーも印刷されるが、前作のようにキャラ名までは印刷されない。 ---ライブ開始時に「〇〇〇(マイキャラ名)ちゃんねる」と表示されることから、設定上はあくまでも個人の動画配信なのだろう。そのため、意図的にプレイヤーのキャラを強く押し出し、フォロチケのメンバーの存在を薄くしているのかもしれない。 --さすがに存在感が薄すぎると判断されたのか、ジュエル1弾よりリズムゲーム前にフォロチケメンバーが紹介されるフェイズが追加され、フォロチケメンバーも登場するアピールが追加された。 -経験値の単位が"フォロワー"であること --SNSをテーマにしているため、経験値の単位がツイッターなどのようにフォロワーとなっている。この単位になっていることで、やや不自然に感じることがある。 --ライブをすることや、他の人にフォロチケを使ってもらえることで知名度が上がる(≒フォロワーが増える)というのが感覚でわかるが、プリチケの連続買いやスタンプラリーのご褒美でフォロワーが増えるというのはどのような理屈からなのだろうか……。%%フォロワーを買うというのは現実でもあるが。%% --稼働当初は一定期間(10日ほど)プレイしていないと、フォロワーが減るという仕様があった。更新が滞ったSNSはフォロワーが減る、というのはある意味リアルであったが、そんなリアルな仕様は誰も望んでいなかったので、弾の切り替わりを待たずに稼働開始1か月ほどで早々に削除された。 ---- **問題点 -稼働当初の深刻なバグ --執筆時点では致命的なバグは解消されているが、稼働当初はバグにより頻繁にゲームが強制終了するという現象が多発した。体感としては、7~8回に1回は発生するというところか。 --強制終了すると、店員に筐体を再起動して貰わなければならない。あまりにもバグが頻出することから、店によってはバグが発生しやすい旨の張り紙がされていたり、店員を呼ぶボタンが筐体のそばに置かれていることもあったり。 --主に選曲前やライブ前にこのバグは発生しやすかった。また、フォロチケを使うと、より頻度が上がった。 --第1弾の末期にはバグが解消されつつあったが、第2弾にバージョンアップするとまたもやバグが多発。このバグが納まるのは第2弾の末期まで待たねばならなかった。 --現在は強制終了のバグは解消されているものの、本作に期待していた人を大きく落胆させる要因となってしまった。 ---メディアミックス展開のため、おそらく納期が優先されてしまったのだろう。もう少しバグ取りしてから稼働していれば……。 ---本記事に「第3弾から~」という記述が多いように、第3弾からシステムの追加や変更が多く行われている。第2弾末期まではバグ取りに掛かりっきりだったのだろうか……。 --致命的なバグが解消されてるといえ、他社のゲームと比較するとエラーの頻度は高い。アップデート直後は鬼門。2年目からようやく安定するようになった。 -筐体のサイズ拡大による恩恵の少なさ --基本的にゲームはプリチケ筐体の画面を見て、プリチケ筐体に備え付けられているボタンを使って操作するため、機能追加のためにわざわざプリンター筐体が繋げられているのに、活躍する機会がほとんどない。 ---プリチケ筐体での操作が基本になることから、キラッとチャンスでプリンター筐体のボタンで操作するのは、やりづらかったりもする。 --単純に筐体を使用する面積が増えているため、店内での配置にも苦労することから、前述の頻出するバグと合わせて、何かとオペレーター泣かせなゲームとなってしまっている。 --せめてプリンター筐体の上に、荷物置きでも備え付けられていれば、空きスペースを活用できそうなものではあるが、その位置には「桃山みらい」のパネルが置かれている。また、ボタンがある位置にも空きスペースがあるが、この部分はゆるい傾斜になっているため、カードファイルを一時的に置くこともできない。 --さすがにプリンター筐体のスペースが無駄になりすぎていると気づいたのか、第3弾よりフォロチケ交換ボードが「桃山みらい」のパネルの下に追加された。 --3年目からのイルミナージュライブでは、ついにプリンター筐体のボタンを使用する必要が無くなり((プリンター筐体のボタンも一応使用できる。))、ますます存在意義が危ぶまれることに……。 -なかなか排出されないキラチケ --キラッとチャンスが発生した場合、一定の確率でキラチケが排出されるが、このキラチケがとにかく排出されにくい。正確な確率は不明ではあるが、体感的には十数回に1回というところである。 ---そもそもスーパーレアの場合でも、キラッとチャンスが発生するとはいえ、キラッとチャンス自体も発生しづらい。 --キラチケではPRやKRのカードが入手できるが、これらは1弾当たり十数枚存在するため、キラチケの排出率と明らかに噛み合っていないことが問題である。本作では1枚だけ入手できれば良いというものではなく、コーデ一式を入手しようとすると、3枚または4枚必要になってくるのだから。 ---前作の再録カードであっても、それがPRであればキラチケでしか入手することができない。この再録カードをキラチケで揃えられた人は、どれくらいいるのであろうか……。 --現在では、現行弾のカード2種類、前弾のカード2種類から排出できるカードが選択できるため、そこまでダブりに悩まされることはないが幸いか。 ---第1弾の頃は、キラチケのカードが選択できず、またKRの排出率がとんでもなく低かった((こちらも正確な確率は不明であるが、フリマサイトで1枚5000円が相場だったことから、相当な希少カードであったことがわかる。))ので、今以上に評判が悪かった。 --キラチケはプリチケと比べるとコストも掛かっているため、排出率を上げにくいという事情もあるかもしれないが、せめてKRのみキラチケにして、PRはプリチケでも排出されるとかにならなかったのだろうか。 --ジュエル1弾より、キラチケはJRのコーデのみとなった。また、JRのコーデはジュエルチャンスでも入手できるため、必ずしもキラチケで入手する必要もない。 ---コーデの入手難易度が大幅に引き下げられ、改善されてはいるのだが、ここまでするのなら、もはやキラチケの意味はあるのか……という意見があった。 --ジュエル3弾より、RRが追加され、JRとどちらかを選べるようになった。RRは1年目のシリーズの各キャラの色違いや、HRの色違いが排出され(名称のとおり、虹色になっている)、完全にオリジナルのコーデは今のところ存在しない。そのため、プレイヤーの間ではそこまで価値はないと判断されているのか、入手難度の割にはシングルカードで安価で買うことができる。 -フォローしているキャラを把握する方法がない --他のプレイヤーのフォロチケを読み込ませることで、「フォロー」の経験値が上がっていくが、1キャラにつき1しか上がらないため、上げようと思うなら必然的に様々なプレイヤーのフォロチケを入手して、読み込ませる必要がある。 --しかし、既にフォローしている(読み込ませている)かどうかを判断する方法はなく、一覧のようなもので表示されたりするということもない。 ---第2弾までは、既に読み込ませているキャラについては、読み込み済みである旨のコメントがあり、読み込ませることができなくなっていた。しかし、仕様変更により、すでに読み込ませているキャラについても読み込ませることが可能になったため(当然ながら、再度読み込ませても、フォローは増えない)、改悪されてしまっている。~ 読み込ませるとフォロー済みかどうかは、アイコンで分かるようになっているが、キャンセルして再読み込みはできないため、事実上機能していない。 --同様に、自分が誰にフォローされているか、ということも把握するのが難しい。ゲーム開始時のわちゃわちゃ会にて、新しくフォローしてくれた人を教えてくれるが、確認できるのは1度きりである。 -Web連動サービスが存在しない --前作の『プリパラ』には「プリパラクラブ」というプレイデータの閲覧・会員特典コーデを受け取れるWeb連動サービスがあったが、本作にはそれに相当するサービスがない。 ---ライバル作の[[アイカツ!シリーズ]]は世代交代を繰り返しつつ、Web連動サービスを継続運営している。 ---- **総評 TCAGのリズムゲームとしては及第点といったところである。~ しかし、本作独自の作風を押し出しつつも、同時に前作の影響も色濃く残しているため、何かと前作と比較されることになり、つまらないと烙印を押される難儀なゲームになっている。これもヒット作の続編の宿命だろうか。~ また、SNSや動画配信と言った現実世界の要素をテーマにしている為それらを受け入れられるか否かで賛否が分かれやすい。それ故に前作の様な派手さやバカゲー要素も薄れているので一定のファン離れを引き起こしてしまった。稼働当初の商品失格レベルの深刻なバグにより、盛大に出鼻を挫かれたのも痛い。~ 稼働当初は散々な評価であったが、現在は致命的なバグや問題点として上げている点も数年間のアップデートによりある程度は解消され、前作・前々作とは違った独自の魅力も形成しているのもまた事実である。 ---- **余談 -プリチケ筐体にプリンター筐体が繋がれた姿は、さながら二槽式洗濯機のように見えるとネタにされている。エイプリルフールの際には公式もそのネタを乗っかったことがあった。 --アーケードにはすでに[[ドラム式洗濯機>maimai]]も稼働しているが、本作とはジャンルもユーザー層も違うので、洗濯機同士が共演することはなさそうだ。 --拡張機器を繋げてパワーアップさせている状態になっているので、往年のメガドライブやPCエンジンを思い出したレトロゲーマーがいるとかなんとか。 ---しかしそのような形態が少なからず店舗やゲームシステムの足枷になっていることを考えるとあまり笑えないネタである。 -テレビアニメも2018年4月8日から放送中。製作はタツノコプロのままだが、放送枠は日曜10時に移動し、メインスタッフもほとんどが一新されている。新監督の博史池畠、シリーズ構成の兵頭一歩はアニメ版『ロボットガールズZ』でタッグを組んだ二人。 OPは「Run Girls, Run!」が担当し、メンバーの全員が声優としてメインキャラ6人のうち3人を担当している。 残りのメインキャラの一部は「i☆Ris」メンバーが続投している。 2019年春改編期(シーズン2)ではタイトルこそ変化していないが、内容自体は大幅改変されており実質2作目と呼べるような状態となっている。2020年春改編期(シーズン3)も同様に3作目ともいえるような大幅な改変が実施される。 --相変わらずライブ時のCGや楽曲は評価が高いのだがぶっ飛んだ展開やカオスなギャグで人気を博していた前作と比較するとどうにも盛り上がりに欠ける出来になっていたが2年目からはアーケード版同様vtuberやバーチャルアイドルと言った要素を取り入れ前作を彷彿させる派手な場面や演出が増え現在では勢いに乗っている。 -前述の通り作風の違いで一定数のファン離れを引き起こし、それに加え初期はバグがあまりにも多かった為安心して遊べないこともあり、前作をもう一度遊びたいという声もちらほら聞かれた。 --公式もその点に考慮したのか5周年記念に掛けてなんと2019年10月17日に『プリパラ オールアイドル』として復活することが決定した。 ---基本的にTCAGで後継作が出た場合カード切れになるまで稼働していることはあっても新作が出るということは今までになく、プリティーリズムからプリパラに移行する際にもプリティーリズムの新作が出ることはなかったことを考えると極めて異例である。 -本作が稼働した同月には、ライバル作品の新作『[[アイカツフレンズ!>アイカツフレンズ!/アイカツオンパレード!]]』も稼働している。さすがに稼働開始日はバッティングしなかったが((たまたまなのか意図しているのか不明だが、新弾稼働日はバッティングすることが多い。))、新作発表は1日違いというニアミスっぷり。 --2年目のテーマに至ってはお互いに「ジュエル」で被ってしまった。ただし、ジュエルに関するコーデのレアリティがこちらはJR(ジュエルレア)であるが、あちらはJLR(ジュエリングレア)であったり、こちらは各ジュエルは色で区分けしているが、あちらでは具体的な宝石の名称を押し出しているなど、何から何まで被っているというわけでもない。
''このページは[["プリたま4弾">https://prichan.jp/vol/P04/]]を基準にしています。''~ ''オンライン配信によるアップデートが約2ヶ月ペースで行われるため、&br()必ずしも本記事の内容が最新の内容に対応しているとは限りません。''~ ---- *キラッとプリ☆チャン 【きらっとぷりちゃん】 |ジャンル|トレーディングカードアーケードゲーム| |対応機種|アーケード| |発売元|タカラトミーアーツ| |開発元|タカラトミーアーツ&br()シンソフィア| |稼動開始日|2018年4月19日| |料金|1プレイ:100円| |判定|なし| |ポイント|テーマは動画配信とSNS &br; 稼働当初のバグが問題に| |>|CENTER:''[[プリティーシリーズリンク>プリティーシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -タカラトミーアーツとシンソフィアのコンビが手掛ける女児向けTCAGのリズムゲーム第3弾。今回のテーマは動画配信とSNSになっている。 --2年目からはVTuberがテーマに加わり、3年目はテーマから外れてリアルとバーチャルが交差するプリ☆チャンランドというテーマパークが舞台になっている。 -これまでの『[[プリティーリズム]]』『[[プリパラ]]』と同様に、本作を中心としたメディアミックスが行われており、稼働開始と同月に同名のアニメが放送された。 ---- **ゲーム内容 ***筐体について -筐体は前作の『プリパラ』と同様にプリチケ筐体が使用されているが、拡張機器としてキラチケを排出するためのプリンター付き筐体が繋げられている。プリンター付き筐体には、大きめのボタンが1つあり、後述する「キラッとチャンス」にて使用する。 --プリチケ筐体とプリンター筐体はケーブルにて繋がっているので、ある程度は移動させることは可能。また、プリンター筐体には画面がなく、単純にその部分が開いているので、本作の主人公の「桃山みらい」のパネルが設置されている。 ---プリンター筐体はプリチケ筐体の左に置かれているのが基本的なポジションであるが、右に置いている店もあるらしい。 --プリンター筐体が繋がれているため、本作の筐体は、前作と比較すると単純に横に2倍ほどの大きさになっている。 -プリチケ筐体はカメラ付きの筐体のみが使用されてる。過去に『ブキガミ』で使用され、「プリパラライト((カメラなど一部の機能が省かれた前作の筐体。))」にコンバートされたカメラなしの筐体は使用されていない。 --このカメラなし筐体は『僕のヒーローアカデミア 激突!ヒーローズバトル』へコンバートされたようで、本作が稼働したタイミングで、このヒロアカのゲームが増台されている。 --ゲーム開始時に写真撮影があり、撮った写真はフォロチケのアイコンとして印刷される。写真を撮らずに進めることも可能。 ***カードについて -カードは前作と同様にプリチケ((筐体の名称も「プリチケ」なので、記事内では筐体を指す場合は「プリチケ筐体」、排出されるカードを指す場合は「プリチケ」とする。))と呼ばれるミシン目の入った細長いカードで排出される。 --ミシン目で折ることで、2つのカードに分けることができ、上の半分のサイズのカードを「フォロチケ」、下の通常サイズのカードを「マイチケ」と呼ぶ。それぞれのカードにはQRコードが印刷されている。 --マイチケにはコーデの情報が記録されており、スキャンすることでマイチケに印刷されているコーデを画面内のキャラへ着せることができる。 --フォロチケは、プレイヤーがゲーム中で使用したコーデ、およびマイキャラの情報が記録されており、フォロチケメンバーを選択する際にスキャンすることで、ライブのメンバーとして召喚することができる。 ---名称こそ変わっているが、フォロチケは前作の「トモチケ」と扱いは同じである。ただし、コーデの名称が印字されていない。 ---プリたま3弾より、フォロチケスタンプの機能が登場。フォロチケのマイキャラに決められたポーズを取らせることができる。大半は前作のプリチケスタンプの使いまわしだが、公式が悪ノリしている「そうなんだ((「桃山みらい」の非公式の口癖。作中において無表情で「そうなんだ」と発言することが時折あり、主人公にあるまじきドライすぎる対応がファンからネタにされている。一応、公式の口癖として「キラッと」があるが使われることは少ない。))」スタンプの他、一部本作オリジナルのスタンプもある。 -コーデは、トップス、ボトムズ、シューズ、アクセサリーの4種類。カードの下にあるアイコンで判別する。 -新要素として「パシャッとアイテム」が追加されている。このマイチケは読み込ませても、スコアが上がるだけでリズムゲーム中には登場しない。後述するパシャリングステーションにて、キャラがこのアイテムを持った状態で、さまざまなポーズを撮るようになる。 --前作における「アゲアゲアイテム」の役割は「パシャッとアイテム」が担っているため、「アゲアゲアイテム」は削除されている。 -前作では排出されるプリチケには、TCGで言うところのパラレル加工((カード表面のキラキラした光沢加工のこと。元々は遊戯王OCGにおいて、このような加工のカードが登場した際、光り方が縦横に平行になっていたことから、「パラレル加工」という名称が付けられた。))が施されていたが、今作ではなくなっている。 --プリチケ筐体を使用する他のゲームでは、今でもこのパラレル加工の用紙を使っているので、店舗によっては間違って本作に使用されている場合もある。が、プリンターはパラレル加工がない用紙に最適化されているので、パラレル加工の用紙へ印刷すると、薄く印刷されてしまう。QRコードは白黒なので、使用する分には問題はないのだが……。 -前作ではマイチケのQRコードに、そのプレイ時点のゲーム内の記録も保存されていたが、今作では「プリ☆チャン会員証」と呼ばれる独立したセーブ用のカードが登場したため、マイチケには情報は保存されていない。 --「プリ☆チャン会員証」はゲームを始めて遊ぶときに作成できる他、更新という名目でゲーム内で再発行も可能である。デザインも複数用意されている。紛失時の保険として予備を発行しておいても良いかもしれない。 --万が一「プリ☆チャン会員証」を失くしてしまっても、手間は掛かるが公式で再発行するサービスもある。 -後述するキラッとチャンス・キラリウムチャンスが発生すると、一定の確率でプリンター筐体から「キラチケ」と呼ばれる、いわゆるキラカード(箔押しカード)が排出される。 --キラチケもプリチケと同じようにミシン目のある細長いカードとなっており、フォロチケとマイチケに分けることができる。 --第6弾まで、キラチケは基本的にKR(キラッとレア)、PR(プリ☆チャンレア)のみ存在しており、イベント時にキラッとチャンスが発生すると、イベントで貰えるカードもキラチケにすることができた。 --ジュエル1弾からは、JR(ジュエルレア)のみキラチケにすることができる。 --なお、カードのレアリティは、KR、PR、SR(スーパーレア)、R(レア)、N(ノーマル)の5種類あり、KRが一番出にくく、Nが一番出やすい。 ---ジュエル1弾より、KRが廃止され、変わりにHR(ハッピーレア)が登場した。 ---ジュエル3弾より、KRと同等のレアリティであるRR(レインボーレア)が登場した。これにより、キラチケが当たった場合は、RRとJRのどちらかから選べるようになった。 ---プリたま1弾からキラチケにもレアリティが分かれるようになり、WR(ワンダーレア)とER(エッグレア)が登場。WRの方が当たりづらい。 -ジュエル4弾より通常の2倍サイズである「ニコチケ」および「ニコフォロチケ」が登場した。前作のドリチケと同様にカード1枚で全身のコーデが行えるようになっている。 --メニューから「ニコチケをゲット!」のモードを選ぶことで入手できる。ただし、通常の2倍サイズであることから、追加で100円要求される。遊べる曲については通常のプレイと同一。 --プリンタの仕様上、ニコチケの真ん中に細い線が入ってしまい、公式から注意点としてアナウンスされている。前作のドリチケでも同様の現象は発生しているが、カードにパラレル加工が施されていることが幸いし、ほとんど目立たなくなっている。興味があるなら手持ちのドリチケの真ん中をよく見てみよう。 --プリたま2弾からは「レッツ☆パシャリングワールド」でのみ入手可能。このモードではリズムゲームは遊べない。 ***リズムゲームについて -使用するキャラはマイキャラ、またはアニメのキャラを選択する。その後、「フォロチケ」を読み込ませて、一緒にライブをするメンバーを決定する。 --前作では基本的に選択したキャラ+トモチケ(前作のフォロチケに当たるカード)のキャラ2人という組み合わせだったが、今作では曲によって人数が異なっているため、フォロチケを1枚も使用しない1人ステージもあれば、5枚まで読み込ませる6人ステージまで存在する。 -リズムゲームは末期の『プリパラ』と同様に、流れてくるマークとリングが交わさったタイミングで、同じ色のボタンを押す、または長押しするという内容になっている。 --全ての曲に難易度選択が行えるようになっている。「ふつう」は赤ボタン1つだけの操作となるが、「むずかしい」は青ボタンと緑ボタンも使用して3ボタンの操作となる。 --今作では「むずかしい」を選んだ場合に限り、青ボタンと緑ボタンを同時に押すという操作も加わっている。 -リズムゲームのスコア、コーデのスコアの単位は前作同様「いいね」となっているが、経験値の単位はSNSらしく「フォロワー」となっている。 --そのため、ゲーム終了時に「いいね」から「フォロワー」に変換されて加算される。 --第3弾から変換の算出が変わり、より多くのフォロワーを取得できるようになっている。 -&bold(){やってみた/プリたまキャッチ} --リズムゲーム中には、「やってみた」という特殊なアピールが3回発動する。内容としては、前作のメイキングドラマに近い。 --&bold(){第6弾までの仕様} ---1回目は着用しているトップスのブランドにより「やってみた」が決まり、2回目はステージによって決まる。そして3回目は着用しているトップス、ボトムズのブランドで決まる。 ---1回目から3回目まで、それぞれ違うカテゴリのアピールになっているため、同じアピールは発生しない。 ---1回目、2回目については、縮小する枠がアプリのアイコンと合わさった時にタイミングよくボタンを押すというものになっており、3回目はボタンを連打する。3回目は連打数により、加点される。上限は1800いいね。 ---第6弾までは、これらのアピールはすべてプレイヤーが選択したキャラのみで行われ、フォロチケにより呼び出されているキャラはアピールに参加しなかった。 --&bold(){ジュエル1弾以降の仕様} ---リズムゲーム中の「やってみた」アピールは2回に減り、代わりにフォロチケのメンバーも参加する「グループアピール」が追加された。ボタンを連打することで行い、上限は1500いいね。 ---リズムゲーム前のコーデチェンジ後にも、「やってみた」アピールが行われる。そのため、順番としては、"やってみたアピール1回目(リズムゲーム前)→やってみたアピール2回目(リズムゲーム中)→グループアピール→やってみたアピール3回目(リズムゲーム中)"となっている。 ---ジュエルコーデでリズムゲームを遊ぶと、やってみたアピール3回目は専用のアピールとなる。 --プリたま1弾より「プリたまキャッチ」という名称に変更。基本的な流れは「やってみた」と変わらず、画面上に現れた「プリたま」をタイミングよくボタンを押してキャッチすることになる。ここでキャッチしたプリたまは、リズムゲーム終了時の「パカッとプリたまルーレット」にて入手可能なプリたまとなる。 ---タイミングに合わせてボタンを押すだけではなく、ギリギリ判定に収まるレベルでボタンが押せると「ギリギリキャッチ」という高得点が得られる隠し判定がある。 -&bold(){楽曲について} --リズムゲームに使用される楽曲は、アニメで使用されている曲の他、筐体オリジナルソング、『プリパラ』からの再録、既存の曲をプリ☆チャンのキャラがカバーしている「うたってみた」がある。 ---再録やカバーがあるため、筐体オリジナルソングは少なめとなっている。 --『プリパラ』からの再録は、当初は「マイキャラガールズ((マイキャラが歌っているという設定であり、マイキャラの声優が歌っている。))」名義の曲のみであったが、期間限定でプリパラのキャラが再登場したときは、再登場したキャラのデュオ曲も配信された。 --カバー曲を「うたってみた」と称するのは、動画配信がテーマである本作ならではと言ったところか。 ---アイドルがテーマなので、アイドルソングのカバーのみになると思われていたが、突如としてDA PUMPの「U.S.A.」のカバーが配信され、プレイヤーを驚かせた。しかも、ダンスの振り付けをちゃんと再現しているという妙な気合の入りっぷり((他のカバー曲は、他の曲からのモーションの使いまわしが多く、曲に合わせた動きになっているものの、実際のダンスとは全く異なる動きになっている。))。 -&bold(){キラッとチャンス} --リズムゲーム終了後には、上空より「キラッとボタン」が舞い降り、「キラッとチャンス」と呼ばれるスペシャルステージに移行するかの判定が行われる。このときに、プリンター筐体のボタンを押して判定を行う。 --成功すれば、「キラッとチャンス」ステージへ突入する。コーデが「キラッとレア」のコーデにチェンジし、ショートバージョンの楽曲で追加のライブを行う。 ---使用される楽曲は、第1弾のみ筐体オリジナルソングの「キラキラプリ☆チャンワールド」となっており、第2弾以降はアニメの主題歌である「キラッとスタート」となっている。 ---このときに行われるリズムゲームは、全てプリンター筐体側のボタンを使用して行う。 --第2弾までは「キラッとチャンス」が行われると、必ずキラチケが排出されたが、第3弾以降は通常のプリチケでスーパーレアが排出される場合もある。 ---そのため、第3弾以降はキラチケを入手するときは、「キラッとチャンス」の最後にキラチケを入手する演出が追加されている。 --ジュエル1弾より、後述のジュエルチャンス/キラリウムチャンスが実装されたため、キラッとチャンスは廃止された。 -&bold(){ジュエルチャンス/キラリウムチャンス} --ジュエル1弾より追加。リズムゲーム終了後、前述のキラッとチャンスに代わって行われる。移行するかどうかの判定の演出は廃止された。 --ジュエルチャンスもキラリウムチャンスもステージは基本的に同一であり((キラリウムチャンスのみ追加ライブの最後に連打パートがあるが、それ以外は同一である。))、「ダイヤモンドスマイル」のショートバージョンの楽曲で追加のライブを行う。 --&bold(){ジュエルチャンス} ---ジュエルパワーと呼ばれるゲージを5つ溜まることで、次回プレイ時にジュエルチャンスを発生させることができる。ジュエルパワーはゲームを遊ぶ、またはプリチケを1枚買うごとに溜まっていく。 ---ゲームの開始時に、ジュエルチャンスで入手したいJRのコーデのカラーを選ぶことができ、ドレス・シューズ・アクセサリーの3枚入手すると、再度選ぶことができる。現時点で選択可能なカラーは8色となっている。 ---JRのコーデが不要であれば、通常の排出のコーデからも選択してプリチケにすることができる。この場合、選ばれなかったJRのコーデは後述するプレゼントボックスへ格納される。 --&bold(){キラリウムチャンス} ---キラリウムチャンスはランダムで発生し、発生するとキラチケのJRのコーデを手に入れることができる。 ---キラリウムチャンスの場合のみ、好きな色の好きな部位のコーデを選択して入手することができるが、代わりに通常の排出のコーデを選択することができない。 ---キラリウムチャンスが発生すると、ステージに移る前に「だいあ」からキラリウムチャンスが発生した旨を教えてもらえる。 --キラリウムチャンスはジュエル3弾より廃止された。キラチケが当たる場合の特別な演出はなくなった。 ---ジュエルチャンス中にキラチケが当たった場合は、特別なセリフとともに若干演出が変更される。 --プリたま1弾より、後述のイルミナージュライブが実装されたため廃止された。 -&bold(){イルミナージュライブ} --プリたま1弾より追加。キラッとチャンスやジュエルチャンスとは異なり、リズムゲーム終了後にランダムで発生するのではなく、「プリたまキャッチ」においてイルミナージュプリたまをキャッチすると発生する。 ---イルミナージュプリたまはマスコットが成長しきると登場する。1度登場した後はランダムでの登場となる。 --演出としては、人型に成長したマスコットがプレイヤーにイルミナージュコーデを渡してそのまま遊園地へ連れていき、アトラクションを遊んだ後にリズムゲームを行う、という流れ。 --アトラクションの内容はジェットコースターなどで、弾によって異なる。ちなみにこのアトラクションの演出の間にもタイミングよくボタンを押す必要があるが、弾によって画面上で表示される位置が異なる上にキラキラした演出で見辛く、なかなかの初見殺しを誇る。 ***その他のシステム -マイキャラ --プレイヤーの分身であるアバター。ゲーム開始時にパーツを選んで作成する。 ---前作では声の種類が4種類だったが、本作では2種類増えて6種類になっている((増えている声は前作にて人気キャラであった紫京院ひびき(かっこいい)と、黒須あろま(こあくま)の声となっている。それ以外は前作と同じ。))。 --前作でのプレイ記録があれば、「おひっこシステム」にて本作に引き継ぎ可能。前作のマイチケをスキャンすることで、そのマイチケが保存している時点のデータのマイキャラに使用されているパーツをそのまま使用することができる((ただし、初音ミク等のコラボパーツは引き継ぎできない。))。もちろん使用することができるというだけであって、1から作り直すことも可能。また、前作のランクに応じて追加でマイキャラパーツを取得することができる。 ---意外かもしれないが、引き継ぎ回数には制限が掛けられておらず、同じプレイ記録から何人でも作成することが可能である。ただし、引き継げるのは前述のとおり、マイキャラの使用されているパーツのみ。……というわけで、唯一、前作の筐体が稼働している原宿の「プリズムストーン((本シリーズのキャラグッズおよびアパレルを販売する店舗。))」へ人が殺到することに。 --「語尾((マイキャラの音声が語尾付きになるというトンデモ要素。アバターにこんな設定ができるのはプリパラくらいだろう。))」だけは本作に引き継ぐことのできない要素となっている。%%前作における悪ノリの象徴のようなものだからか?%% -フォロー --ゲーム開始時にフォロチケを1枚読み込ませることで、他のプレイヤーをフォローすることができる。お互いにフォローしていれば「フォロトモ」となる。 ---フォロトモになっていれば、プリスタグラムで「超いいね」が送れるようになる。また、ゲーム開始時に既にフォロトモになっているフォロチケを読み込ませると、「パシャリングステーション」で一緒にショットを撮ることができるようになる。 --フォロー数が増えていくと、マイキャラパーツがもらえる。現実のSNSと同じく、同じプレイヤーを何度もフォローすることはできない。 --前作では高ランクのトモチケしか交換しないという人がいたため、ランクを問わず交換を促進するためのシステムと思われる。 --元々はゲーム終了時にフォロチケの読み込みステップがあったが、リズムゲーム終了後にパシャリングステーション→プリチケの印刷→フォロチケの読み込み→プリスタグラムと続くと、余りにも煩わしいため、ゲーム開始時に変更された。 --ジュエル1弾よりフォローするフェイズが廃止となり、1枚目のフォロチケを使ったマイキャラがフォローされるように変更となった。 -わちゃわちゃ会 --第3弾より追加。フォロトモになったプレイヤー、フォローしてくれたプレイヤー、プリスタグラムで「いいね」をしてくれたプレイヤーのマイキャラが挨拶しにきてくれる。 -パシャリングステーション --プリチケに印刷するためのショットを撮る。3種類の映像が流れ、最大で8回まで撮ることが可能。また、1枚だけ自動的にショットが撮られ、計9種類の中から選択する。 ---第2弾よりキャンセルすることもできるようにあった。この場合は自動的に9枚ショットが撮られる。 --コーデする際に、「パシャッとアイテム」を読み込ませておくと、このパシャリングステーションにて、パシャッとアイテムを持った状態のポーズで撮ることができる。 ---パシャッとアイテムは、花束やぬいぐるみ、アンティークな本など、いわゆる"インスタ映え"するようなものが用意されている。 --ゲーム開始時にフォロトモのフォロチケを読み込ますと、一緒にショットを撮ることができる。 --流れる映像はライブ中の映像や、大会であれば表彰台での映像、その他パシャリングステーション用の映像が流れる。 --キラチケを印刷する場合は、キラチケ用のポーズで印刷されるため、パシャリングステーションは行われない。 -キラッCHUポイント --第5弾より追加。リズムゲームのマーカーに、本作のマスコットキャラ「キラッCHU」がくっついていることがあり、そのマーカーを失敗せずに押すとキラッCHUポイントが入手できる。 --キラッCHUポイントを貯めることで、マイキャラパーツなどを入手することができる。 --基本的にはリズムゲームで入手することになるが、ゲーム終了時にプリチケを追加購入することでも入手できる。 --リズムゲーム中、ごくまれにゴールドのキラッCHUが現れることがある。うまく入手すると、キラッCHUポイントを30ポイント入手できる。 -プリスタグラム --他のプレイヤーのマイキャラ9人表示され、3人まで「いいね」することができる。 --「いいね」された側のプレイヤーは「フォロワー」のボーナスを取得することができる。 --「フォロトモ」の状態であれば「超いいね」することができ、より多くの「フォロワー」のボーナスを送ることができる。 --システムとしては『プリティーリズム』にあった「ファンコール」に近いが、こちらは同じ筐体以外で遊ばれているキャラも表示される。 --ジュエル1弾で一旦廃止されたが、プリたま2弾から復活している。ただし通常のプレイでは行われず、「レッツ☆パシャリングワールド」を選んだ場合のみ発生する。 ****第6弾までのシステム -ブランドチャンネル --ブランドのコーデを着用すると、ブランドランクと呼ばれる数値が上がっていき、一定数溜まると、「ブランドチャンネル」で遊べるようになる。 --選べる楽曲などは、通常のリズムゲームと同一であるが、コーデを選択する際に、ブランドチャンネル限定のコーデを選択でき、プリチケとして排出できる。ブランドランクがさらに上がれば、排出されるコーデの種類も増えていく。 ****ジュエルシリーズからのシステム -プレゼントボックス --キラッとチャンスで選ばれなかったJRのコーデや、ある程度遊ぶことで貰うことのできるコーデが格納されている。 --プリチケにするには、お金を筐体へ投入する前にボタンを押し、プリ☆チャン会員証を読み込ます必要があるので注意。また、コーデを入手してから70日が経過すると消えてしまうので、こちらも注意。 --ブランドチャンネルが廃止されたため、ブランドチャンネルで入手可能なコーデもすべて格納されている。 -ハッピーレアストーリー --最上位のレアコーデである「ハッピーレア」は童話をモチーフとしており、ハッピーレアのコーデを着用するとリズムゲーム開始前にストーリーを楽しむことができる。全6話。 --ストーリーの話数によっては、アニメキャラのイラストでプリチケを排出することもできる。 ****プリたまシリーズからのシステム -マスコットすくすくダイアリー --ゲーム開始時にマスコットとお話しして簡単な問いかけに答え、マスコットを育てるモード。 ---マスコットは卵の状態から始まり、動物型、SDの人型に成長していく。 ---育てるマスコットは弾によって異なる。そのため、弾が変わると卵からやり直しとなる。 --プレイするごとに星が溜まっていき、10個貯まるとマスコットが成長し切って、その後に遊ぶリズムゲームでイルミナージュプリたまが必ず出現する。一度出現すると以降はランダムで登場するようになる。 ---イルミナージュプリたまをキャッチすると、イルミナージュライブが発生し、その後にイルミナージュコーデが入手できる。なお、ドレス→シューズ→ヘアアクセの順で必ず入手することができる。 --マスコットがチャンネルを紹介した、という名目でフォロワー数を増やしてくれることもある。 -パカッとプリたまルーレット --ゲーム終了後にコーデを入手するモード。「プリたまキャッチ」で入手した9個のプリたまがルーレットのようにマイキャラの周りを回り、3回まで止めることができる。それら3つのプリたまから入手できるコーデが、プリチケへの印刷候補のコーデとなる。 ---イルミナージュプリたまの場合は印刷候補の確定となり、ルーレットを止めるのは2回となる。ただし、イルミナージュコーデは必ずしも排出する必要はない。 --印刷候補を選択後、プリたまが1つ追加され、100円を入れると再度ルーレットを止めることができる。この場合は印刷しなかったコーデ2つ+追加で止めたコーデ1つの3つからの選択となる。 --目押しが可能なのかは不明。 --&s(){通称「女児パチスロ」}。 -レッツ☆パシャリングワールド --プリたま2弾より追加されたモード。このモードでのみニコチケが排出できる。 --コーデを選択してフォロチケを読み込み、パシャリングモードを3セット(9回分)行って、選んだ1つのショットをニコチケに印刷できる。このモードではリズムゲームでは遊べない。 --最後にプリスタグラムを行って、ゲーム終了となる。 -プリ☆チャンストア --プリたま3弾より追加。前作のプリパラコインショッピングと同一のモード。ゲーム中のミッションをクリアするや、ゲームをプレイすることでコインを貯め、ゲーム開始時にアイテムを購入する。 --購入可能なものはマイキャラパーツ、フォロチケスタンプの他、プレゼントボックスへ送ることが可能な「パシャッとアイテム」、マスコットすくすくダイアリーの背景画像がある。 ---店番をしているのは、前作にも登場した「めが兄ぃ」。 ---- **評価点 -ライブのメンバーが可変になった。 --前作は3人および5人のライブのみとなっていたが、本作は曲によって1~6人までの可変となった。これにより、2人ライブの「Play Sound☆」など、前作とは違ったライブが楽しめるようになった。 --アニメでは1人のライブ、2人のライブも行われてるので、アニメのライブを筐体でもそのまま再現できるようになった。 --1人のライブもあるので、特定のキャラによるライブを堪能したいときなどはありがたい。 --2年目ではアニメでソロステージであっても、ゲームでは3人ステージになる場合が多かったが、3年目では再びソロステージが復活している。 -マイキャラを愛でる楽しみ --前作ではプレイヤーの分身であるマイキャラが可愛いと定評があったが、本作ではより一層愛でる方の楽しみ方が増えている。 ---例えば、ゲーム開始時の「わちゃわちゃ会」で愛くるしく動くのを眺めてみたり、「パシャリングステーション」でお気に入りのショットを撮ってみたり。 ---とくにパシャリングステーションは力が入れられており、映像パターンの追加がよく行われる。令和へ改元した際には、いち早く「令和」パネルを掲げるモーションが追加されたり。 --前作と比較すると、選曲の際やコーデするときなど、キャラクターもよく動くようになっている。 -前作以前のコーデの互換性 --前作のコーデは本作でもそのまま使用することができ、前作のカード資産も無駄にならない。 ---ただし、神レアであってもノーマルであっても、前作のコーデのスコアはすべて「200いいね」に統一されている。そのため、スコアアタック等に使用するのではなく、コーデを楽しむために使用するといった感じである。 ---本作に前作のコーデの再録もあるが、再録版ではマイチケに印字されているスコアが反映される。 --前々作の『プリティーリズム』コーデも、前作でプリチケに変換していればそのまま使える。 ---3DSのゲームのQRも引き続き使用できるので、『[[プリパラ&プリティーリズム プリパラでつかえるおしゃれアイテム1450!>プリティーリズム マイ☆デコレインボーウエディング#id_ec0f8d8d]]』があれば、収録されているプリティーリズムのコーデを全て使用することができる。 --前作以前のマイチケ等に限り、筐体のマルチスキャナーからも読み取りが可能となっている。これは、一部のカードではプリチケ用の読み取り口から読み取りにくかったためである。 ---- **賛否両論点 -ライブが地味 --作風の違い……と言ってしまえばそれまでなのだが、前作と比較すると、全体的にライブが地味である。ライブはランウェイのようなものもなく、ダンスのみとなっていることや、「キラッと」とタイトルに付いている割には、キラキラしている要素が少ない。 ---前作はバーチャル世界を舞台にしていたため、サイリウムチェンジなど過剰なまでにキラキラした演出が多かったが、本作は現実世界が舞台であるためか、そういった演出は控えめである。 ---キラッとチャンスが、前作譲りのキラキラしている要素ではあるが、必ず発生するわけではない。 --同様に本作に収録されているコーデも、現実にあってもおかしくない程度のデザインとなっており、奇抜なコーデや派手なコーデは鳴りを潜めている。最高レアリティのキラッとレアでも、前作のスーパーサイリウムレアのような派手さはない。 --とはいえ、「フォーチュン・カラット」や「寝ても覚めてもDREAMIN' GIRL」など、1年目の後半から派手なステージの楽曲が増え始め、2年目からはVTuberがテーマに加わったことにより、バーチャル的な要素も増えたことで、稼働開始当初の地味さが嘘のように派手になってきていることも補足しておく。 -フォロチケのメンバーの存在が希薄 --一緒にライブをしているメンバーではあるものの、ライブ開始時や「やってみた」アピール時に登場しないため、どうにも存在感が薄い。 --パシャリングステーションにてプリチケを印刷できる画像も、基本的にはマイキャラのみのものが多い。ライブ中の画像を選べば、フォロチケのメンバーも印刷されるが、前作のようにキャラ名までは印刷されない。 ---ライブ開始時に「〇〇〇(マイキャラ名)ちゃんねる」と表示されることから、設定上はあくまでも個人の動画配信なのだろう。そのため、意図的にプレイヤーのキャラを強く押し出し、フォロチケのメンバーの存在を薄くしているのかもしれない。 --さすがに存在感が薄すぎると判断されたのか、ジュエル1弾よりリズムゲーム前にフォロチケメンバーが紹介されるフェイズが追加され、フォロチケメンバーも登場するアピールが追加された。 -経験値の単位が"フォロワー"であること --SNSをテーマにしているため、経験値の単位がツイッターなどのようにフォロワーとなっている。この単位になっていることで、やや不自然に感じることがある。 --ライブをすることや、他の人にフォロチケを使ってもらえることで知名度が上がる(≒フォロワーが増える)というのが感覚でわかるが、プリチケの連続買いやスタンプラリーのご褒美でフォロワーが増えるというのはどのような理屈からなのだろうか……。%%フォロワーを買うというのは現実でもあるが。%% --稼働当初は一定期間(10日ほど)プレイしていないと、フォロワーが減るという仕様があった。更新が滞ったSNSはフォロワーが減る、というのはある意味リアルであったが、そんなリアルな仕様は誰も望んでいなかったので、弾の切り替わりを待たずに稼働開始1か月ほどで早々に削除された。 ---- **問題点 -稼働当初の深刻なバグ --執筆時点では致命的なバグは解消されているが、稼働当初はバグにより頻繁にゲームが強制終了するという現象が多発した。体感としては、7~8回に1回は発生するというところか。 --強制終了すると、店員に筐体を再起動して貰わなければならない。あまりにもバグが頻出することから、店によってはバグが発生しやすい旨の張り紙がされていたり、店員を呼ぶボタンが筐体のそばに置かれていることもあったり。 --主に選曲前やライブ前にこのバグは発生しやすかった。また、フォロチケを使うと、より頻度が上がった。 --第1弾の末期にはバグが解消されつつあったが、第2弾にバージョンアップするとまたもやバグが多発。このバグが納まるのは第2弾の末期まで待たねばならなかった。 --現在は強制終了のバグは解消されているものの、本作に期待していた人を大きく落胆させる要因となってしまった。 ---メディアミックス展開のため、おそらく納期が優先されてしまったのだろう。もう少しバグ取りしてから稼働していれば……。 ---本記事に「第3弾から~」という記述が多いように、第3弾からシステムの追加や変更が多く行われている。第2弾末期まではバグ取りに掛かりっきりだったのだろうか……。 --致命的なバグが解消されてるといえ、他社のゲームと比較するとエラーの頻度は高い。アップデート直後は鬼門。2年目からようやく安定するようになった。 -筐体のサイズ拡大による恩恵の少なさ --基本的にゲームはプリチケ筐体の画面を見て、プリチケ筐体に備え付けられているボタンを使って操作するため、機能追加のためにわざわざプリンター筐体が繋げられているのに、活躍する機会がほとんどない。 ---プリチケ筐体での操作が基本になることから、キラッとチャンスでプリンター筐体のボタンで操作するのは、やりづらかったりもする。 --単純に筐体を使用する面積が増えているため、店内での配置にも苦労することから、前述の頻出するバグと合わせて、何かとオペレーター泣かせなゲームとなってしまっている。 --せめてプリンター筐体の上に、荷物置きでも備え付けられていれば、空きスペースを活用できそうなものではあるが、その位置には「桃山みらい」のパネルが置かれている。また、ボタンがある位置にも空きスペースがあるが、この部分はゆるい傾斜になっているため、カードファイルを一時的に置くこともできない。 --さすがにプリンター筐体のスペースが無駄になりすぎていると気づいたのか、第3弾よりフォロチケ交換ボードが「桃山みらい」のパネルの下に追加された。 --3年目からのイルミナージュライブでは、ついにプリンター筐体のボタンを使用する必要が無くなり((プリンター筐体のボタンも一応使用できる。))、ますます存在意義が危ぶまれることに……。 -なかなか排出されないキラチケ --キラッとチャンスが発生した場合、一定の確率でキラチケが排出されるが、このキラチケがとにかく排出されにくい。正確な確率は不明ではあるが、体感的には十数回に1回というところである。 ---そもそもスーパーレアの場合でも、キラッとチャンスが発生するとはいえ、キラッとチャンス自体も発生しづらい。 --キラチケではPRやKRのカードが入手できるが、これらは1弾当たり十数枚存在するため、キラチケの排出率と明らかに噛み合っていないことが問題である。本作では1枚だけ入手できれば良いというものではなく、コーデ一式を入手しようとすると、3枚または4枚必要になってくるのだから。 ---前作の再録カードであっても、それがPRであればキラチケでしか入手することができない。この再録カードをキラチケで揃えられた人は、どれくらいいるのであろうか……。 --現在では、現行弾のカード2種類、前弾のカード2種類から排出できるカードが選択できるため、そこまでダブりに悩まされることはないが幸いか。 ---第1弾の頃は、キラチケのカードが選択できず、またKRの排出率がとんでもなく低かった((こちらも正確な確率は不明であるが、フリマサイトで1枚5000円が相場だったことから、相当な希少カードであったことがわかる。))ので、今以上に評判が悪かった。 --キラチケはプリチケと比べるとコストも掛かっているため、排出率を上げにくいという事情もあるかもしれないが、せめてKRのみキラチケにして、PRはプリチケでも排出されるとかにならなかったのだろうか。 --ジュエル1弾より、キラチケはJRのコーデのみとなった。また、JRのコーデはジュエルチャンスでも入手できるため、必ずしもキラチケで入手する必要もない。 ---コーデの入手難易度が大幅に引き下げられ、改善されてはいるのだが、ここまでするのなら、もはやキラチケの意味はあるのか……という意見があった。 --ジュエル3弾より、RRが追加され、JRとどちらかを選べるようになった。RRは1年目のシリーズの各キャラの色違いや、HRの色違いが排出され(名称のとおり、虹色になっている)、完全にオリジナルのコーデは今のところ存在しない。そのため、プレイヤーの間ではそこまで価値はないと判断されているのか、入手難度の割にはシングルカードで安価で買うことができる。 -フォローしているキャラを把握する方法がない --他のプレイヤーのフォロチケを読み込ませることで、「フォロー」の経験値が上がっていくが、1キャラにつき1しか上がらないため、上げようと思うなら必然的に様々なプレイヤーのフォロチケを入手して、読み込ませる必要がある。 --しかし、既にフォローしている(読み込ませている)かどうかを判断する方法はなく、一覧のようなもので表示されたりするということもない。 ---第2弾までは、既に読み込ませているキャラについては、読み込み済みである旨のコメントがあり、読み込ませることができなくなっていた。しかし、仕様変更により、すでに読み込ませているキャラについても読み込ませることが可能になったため(当然ながら、再度読み込ませても、フォローは増えない)、改悪されてしまっている。~ 読み込ませるとフォロー済みかどうかは、アイコンで分かるようになっているが、キャンセルして再読み込みはできないため、事実上機能していない。 --同様に、自分が誰にフォローされているか、ということも把握するのが難しい。ゲーム開始時のわちゃわちゃ会にて、新しくフォローしてくれた人を教えてくれるが、確認できるのは1度きりである。 -Web連動サービスが存在しない --前作の『プリパラ』には「プリパラクラブ」というプレイデータの閲覧・会員特典コーデを受け取れるWeb連動サービスがあったが、本作にはそれに相当するサービスがない。 ---ライバル作の[[アイカツ!シリーズ]]は世代交代を繰り返しつつ、Web連動サービスを継続運営している。 ---- **総評 TCAGのリズムゲームとしては及第点といったところである。~ しかし、本作独自の作風を押し出しつつも、同時に前作の影響も色濃く残しているため、何かと前作と比較されることになり、つまらないと烙印を押される難儀なゲームになっている。これもヒット作の続編の宿命だろうか。~ また、SNSや動画配信と言った現実世界の要素をテーマにしている為それらを受け入れられるか否かで賛否が分かれやすい。それ故に前作の様な派手さやバカゲー要素も薄れているので一定のファン離れを引き起こしてしまった。稼働当初の商品失格レベルの深刻なバグにより、盛大に出鼻を挫かれたのも痛い。~ 稼働当初は散々な評価であったが、現在は致命的なバグや問題点として上げている点も数年間のアップデートによりある程度は解消され、前作・前々作とは違った独自の魅力も形成しているのもまた事実である。 ---- **余談 -プリチケ筐体にプリンター筐体が繋がれた姿は、さながら二槽式洗濯機のように見えるとネタにされている。エイプリルフールの際には公式もそのネタを乗っかったことがあった。 --アーケードにはすでに[[ドラム式洗濯機>maimai]]も稼働しているが、本作とはジャンルもユーザー層も違うので、洗濯機同士が共演することはなさそうだ。 --拡張機器を繋げてパワーアップさせている状態になっているので、往年のメガドライブやPCエンジンを思い出したレトロゲーマーがいるとかなんとか。 ---しかしそのような形態が少なからず店舗やゲームシステムの足枷になっていることを考えるとあまり笑えないネタである。 -テレビアニメも2018年4月8日から放送中。製作はタツノコプロのままだが、放送枠は日曜10時に移動し、メインスタッフもほとんどが一新されている。新監督の博史池畠、シリーズ構成の兵頭一歩はアニメ版『ロボットガールズZ』でタッグを組んだ二人。 OPは「Run Girls, Run!」が担当し、メンバーの全員が声優としてメインキャラ6人のうち3人を担当している。 残りのメインキャラの一部は「i☆Ris」メンバーが続投している。 2019年春改編期(シーズン2)ではタイトルこそ変化していないが、内容自体は大幅改変されており実質2作目と呼べるような状態となっている。2020年春改編期(シーズン3)も同様に3作目ともいえるような大幅な改変が実施される。 --相変わらずライブ時のCGや楽曲は評価が高いのだがぶっ飛んだ展開やカオスなギャグで人気を博していた前作と比較するとどうにも盛り上がりに欠ける出来になっていたが2年目からはアーケード版同様vtuberやバーチャルアイドルと言った要素を取り入れ前作を彷彿させる派手な場面や演出が増え現在では勢いに乗っている。 -前述の通り作風の違いで一定数のファン離れを引き起こし、それに加え初期はバグがあまりにも多かった為安心して遊べないこともあり、前作をもう一度遊びたいという声もちらほら聞かれた。 --公式もその点に考慮したのか5周年記念に掛けてなんと2019年10月17日に『プリパラ オールアイドル』として復活することが決定した。 ---基本的にTCAGで後継作が出た場合カード切れになるまで稼働していることはあっても新作が出るということは今までになく、プリティーリズムからプリパラに移行する際にもプリティーリズムの新作が出ることはなかったことを考えると極めて異例である。 -本作が稼働した同月には、ライバル作品の新作『[[アイカツフレンズ!>アイカツフレンズ!/アイカツオンパレード!]]』も稼働している。さすがに稼働開始日はバッティングしなかったが((たまたまなのか意図しているのか不明だが、新弾稼働日はバッティングすることが多い。))、新作発表は1日違いというニアミスっぷり。 --2年目のテーマに至ってはお互いに「ジュエル」で被ってしまった。ただし、ジュエルに関するコーデのレアリティがこちらはJR(ジュエルレア)であるが、あちらはJLR(ジュエリングレア)であったり、こちらは各ジュエルは色で区分けしているが、あちらでは具体的な宝石の名称を押し出しているなど、何から何まで被っているというわけでもない。

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