「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。
依頼内容は(稼働初期の評価の修正、改善判定を付与するタイミング確定化など)です。
このページは最終弾の"プリティーオールフレンズ3弾"を基準にしています。
【きらっとぷりちゃん】
ジャンル | トレーディングカードアーケードゲーム | ||
対応機種 | アーケード | ||
発売元 | タカラトミーアーツ | ||
開発元 |
タカラトミーアーツ シンソフィア |
||
稼動開始日 | 2018年4月19日 | ||
稼動終了日 | 2022年2月28日 | ||
料金 | 1プレイ:100円 | ||
判定 | 稼働初期 | なし | |
稼働末期 | 改善 | ||
良作 | |||
ポイント |
テーマは動画配信とSNS 前作から現実よりの作風に変更されたことは賛否両論 稼働当初はバグが問題に 後にバグや問題点が解消され、独自の人気を確立した |
||
プリティーシリーズ |
タカラトミーアーツとシンソフィアのコンビが手掛ける女児向けTCAGのリズムゲーム第3弾。今回のテーマは動画配信とSNSになっている。
2年目となる2019年4月4日からは新たにVTuberをテーマに加えたジュエルシリーズ(ジュエル○弾)にバージョンアップし、3年目となる2020年4月2日からはリアルとバーチャルが交差するプリ☆チャンランドというテーマパークを舞台としたプリたまシリーズ(プリたま○弾)にバージョンアップした。4年目を迎えた2021年6月3日からはプリティーシリーズ10周年を記念したプリティーオールフレンズシリーズ(プリティーオールフレンズ○弾)が稼働を開始している(*1)。
これまでの『プリティーリズム』『プリパラ』と同様に、本作を中心としたメディアミックスが行われており、稼働開始と同月に同名のアニメが3年に渡って放送された。またアニメ終了後はプリティーオールフレンズシリーズの稼働に合わせて『プリティーオールフレンズセレクション』の放送が行われた。
※本作では筐体の名称も「プリチケ」なので、記事内では筐体を指す場合は「プリチケ筐体」、排出されるカードを指す場合は「プリチケ」とする。
前作から演出面でのパワーアップが見られる他、前作の不満点も解消されているなど、TCAGのリズムゲームとしては順当に進化している。
しかし本作独自の作風を押し出しつつも同時に前作の影響も色濃く残しているという按配だった為、何かと前作と比較されつまらないと烙印を押されるという難儀なゲームにもなっていた。これもヒット作の続編の宿命だろうか。
またSNSや動画配信と言った現実世界の要素をテーマにしている為、それらを受け入れられるか否かでも賛否が分かれた。そしてそれ故に前作の派手さやバカゲー要素も薄れたことで、一定のファン離れを引き起こしてしまったという側面もある。それでも本作独自のファンを獲得出来れば問題はなかったのだが、稼働当初の商品失格レベルの深刻なバグによって盛大に出鼻を挫かれたのは痛かった。
このように稼働当初は評価は芳しくなかったが、それでも致命的なバグや問題点として上げられた点を長期的なアップデートにより改善し、また各種のテコ入れにより前作・前々作とは違った独自の魅力も形成したことで、次第に既存ファンに再評価されつつ新たなファンを獲得していった。
そんな本作は間違いなく
キラッと☆
した魅力を備えており、また「
やってみなくちゃわからない!わからなかったらやってみよう!
」の精神で数々の新要素にもチャレンジしてきた作品だったといえる。
稼働後期には突然のコロナ禍によってアーケードゲーム全体が未曾有の危機に見舞われ、その影響が収まらない中で世代交代の時期を迎えて稼働終了となったこともあり、ゲームとしての本作の人気のピークはどうしてもコロナ直前の2019年度であったと言わざるを得ないのも事実である。
しかしこれらの多くの困難を乗り越え、最終的にはプリティーシリーズの一作品としてしっかりと人気を集めて惜しまれつつ終了した作品となり、次回作へとバトンを繋ぐことができた。
*1 ただしプリティーオールフレンズシリーズの遊び方はプリたまシリーズをそのまま引き継いでいる。
*2 マイチケから名前が変更になったのは、前作と異なりゲーム内の記録が後述の会員証に記録されるようになったためと思われる。
*3 「桃山みらい」の非公式の口癖(公式の口癖は「キラッと」)。作中において無表情で「そうなんだ」と発言することが時折あり、主人公にあるまじきドライすぎる対応がファンからネタにされている。
*4 元々は遊戯王OCGにおいて、このような加工のカードが登場した際、光り方が縦横に平行になっていたことから、「パラレル加工」という名称が付けられた。
*5 ただし定期的に過去のHRを排出する復刻チャンネルが開催された。
*6 過去作のコーデのレアリティは本作準拠に変更されており、例えば『プリパラ』のCRはSRとなっている(パラダイスコーデなど一部の特別なコーデは除く)。
*7 ブランド及び属性が2つ存在する特殊なコーデ。ファンブックや公式サイトのアイテム一覧でも「?」で伏せられており確認できない、いわゆるシークレットレア
*8 マイキャラが歌っているという設定であり、マイキャラの声優が歌っている。
*9 「あいら」「なる」「ゆい」「らぁら」の4人が該当。このうち、あいら以外の3人のキャラ曲(らぁらのみゆいとのデュオ曲)が再録された。なおあいらは過去作からの再録曲がない代わりに「アンジュ」とのデュオによる新曲が収録された。
*10 他のカバー曲は、他の曲からのモーションの使いまわしが多く、曲に合わせた動きになっているものの、実際のダンスとは全く異なる動きになっている。
*11 プリたま4弾のみボタン連打
*12 本シリーズのキャラグッズおよびアパレルを販売する店舗。
*13 マイキャラの音声が語尾付きになるというトンデモ要素。アバターにこんな設定ができるのはプリパラくらいだろう。
*14 前作のプリパラチェンジ、アイドルタイムカウントダウンに相当。
*15 プリたま1弾以降はアニメと共に新しいコーデチェンジになっている。
*16 ジュエルシリーズではジュエルパクト、プリたまシリーズではプリたまGO。
*17 プリンター筐体のボタンも一応使用できるが、特に連打を要求される場面ではプリチケ筐体側のボタンを使った方が圧倒的に有利。
*18 こちらも正確な確率は不明であるが、フリマサイトで1枚5000円が相場だったことから、相当な希少カードであったことがわかる。
*19 前者は過去のPR・KRのチェック柄もしくは白黒版、後者は関連の強いキャラ二人のコーデの色を入れ替えたもの。
*20 WACCA、オンゲキとはプリティーシリーズとしてコラボ済み
*21 今回のケースではプリパラ自体の人気のほか、プリパラ終了後にコンバートされた作品が軒並み不振だった影響で筐体が余っていたことで再稼働に踏み切られたという面もある。
*22 たまたまなのか意図しているのか不明だが、新弾稼働日はバッティングすることが多い。