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すれちがい合戦 - (2022/09/12 (月) 07:18:32) の1つ前との変更点

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*すれちがい合戦 【すれちがいかっせん】 |ジャンル|シミュレーション|~| |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|スパイク・チュンソフト|~| |発売日|2013年6月18日|~| |定価|476円(税別)|~| |プレイ人数|1人|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| //|備考||~| |判定|なし|~| |ポイント|すれちがった仲間と共に天下統一を目指せ!&br;兵士数9,999,999人|~| #contents(fromhere) ---- **概要 -「[[すれちがいMii広場]]」の「有料のあそび」第一弾のゲームの一つ。すれちがったMiiが兵士として仲間となり天下統一を目指すゲームである。 **兵士の増やしかた -兵士はすれちがった相手の''広場にいる人数で増える。'' --例えば、相手の広場に1000人いたとしたら、その人は1000人の兵隊を連れてやってくる。広場には3000人まで入れることができるため、未購入の人が連れてくるのは3000人まで。ただし、スペシャルMiiは10000人の兵士を連れてくる。 -購入済みのプレイヤーとすれちがった場合はそのプレイヤーと合戦になり、勝てば兵士を増やせる。しかし、''この仕様がとんでもない事態を引き起こしている。''(後述) --合戦せずに挨拶だけしても、低確率で相手の広場にいる人数分の兵士がもらえることがある。 -ゲームコインでの購入でも兵士を増やすことが可能で、お城を増築していくことで一度に雇える人数も増える。たまに当たりとなり、大幅に増える場合もある。 **合戦のルール -最初に騎馬隊(グー)・弓矢隊(チョキ)・槍隊(パー)に自軍の兵力を分ける。 --この時にゲームコインを使用して助言を受けると、兵力が自動的に決まる。 -合戦はターン制であり、まずはそれぞれどの隊を出すかを決め、両隊を戦わせる。 --ゲームコインを使用して偵察に向かうことができ、相手が何を出すのかが分かる。ただし、同じ種類の軍隊を複数持っている場合はどれが出るのかは分からない。 -それぞれの軍隊には相性があり、騎馬は弓に強く、弓は槍に強く、槍は騎馬に強い。いわゆるジャンケンである。ただし、不調となっている軍隊は全ての敵(同じ軍隊を除く)に相性で負ける。 -相性で有利だと敵兵を半分に減らせ、逆に不利だと自軍が半分に減る。その後に残った兵士が多い方が勝ちである。これを3回繰り返し、2勝した方が勝利となる。 -敵軍は「忍者」や「豪傑」になることもある。 --忍者は全ての軍隊に相性で勝るため、確実に二倍以上の兵力で戦わないといけない。 --豪傑は相性で負けると兵力を五分の一に、あいこでも三分の一に減らされるため、確実に相性のいいものを選ぶ必要がある。 -資源を持っている敵国に勝つと手に入れることができ、城の増築に使える。 --増築には資材のほかに、何人かの兵士を大工として働かせる必要がある。大工として働いた兵士はどこかに行ってしまう。 --城を増築すると助言・偵察ができる回数が増えるなどのメリットがある。 -最後の国であるサイゴキング軍との戦い方はルールが違う。 #region(ネタバレ) -サイゴキング軍との戦いは兵力の振り分けをせず、総力戦5番勝負となる。 --助言も偵察もできないため、相手が何を出すのか予測し、兵力をなるべく維持する必要がある。 --この勝負に勝つと、やっと天下統一を達成する。が…… #endregion **評価点 -城の見た目を日本風・西洋風・未来風の3種類から選ぶことができる。 --見た目によって自分のMiiや兵士のそれも変わってくる。 --ただし、一度決めるとデータを初期化するまで変更はできないので注意。 -国とりの難易度はその時の兵士数で決まるため、すれちがい数が少なくても遊びやすい。 -演出がかっこよく、リアリティがある。 --特にサイゴキング軍との戦いにおける演出はプレイヤーに緊張感を与えてくれる。 **問題点 -''比較的早くやることがなくなる'' --[[シューティング>すれちがいシューティング]]のようなスコアアタックや、[[ガ~デン>すれちがいガ~デン]]のような収集要素がないため、城を最大レベルまで上げてしまうとやることが天下統一と別世界の国王との戦いくらいしかなくなる。 ---一応、ぼうしチケットをすべて獲得する際には最低でも三周する必要がある。(城を最大レベルまで上げるには資材を三周目までとる必要があるため。) -''兵士がカンストしやすい'' --一周目こそコンセプトを活用して増やせていけるが、前述の''戦いで勝った相手の兵士が仲間になる''という仕様のために、二周目、三周目になるとすれちがった分の兵士だけでは増えたと実感しづらくなってしまう。 --そして最大値9,999,999人でカンストしてしまうと合戦に負けない限り未購入者から兵士を増やせないので、''相手の広場の人数などどうでもよくなってしまう。'' -ぼうしチケット「別世界の国王と300回勝負した」が非常に難しい。 --一度のすれちがいで合戦を購入済の人と出会える人数はせいぜい数人程度であるため、300人とすれちがうには非常に時間がかかってしまう。 -他のプレイヤーとの格差が生まれやすく、後から始めると不利になることが多い --運よく購入者とすれちがっても殆どがカンストしている場合が多く、兵士数が多くないプレイヤーは気軽に勝負したり効率よく兵士を集めることもできない。 ---上記の300回勝負したなどの条件は勝敗には関係ないものの、負けると兵士が減らされることもあって気軽に勝負できないのも難点。 --購入者と挨拶だけ交わしても、広場にいる人数の兵士がもらえるかは運次第なので、逆に兵士がもらえるチャンスが少なくなってしまう。 -記録の「ランキングを見る」の意味の無さ --兵士数のカンストのしやすさにより、ランキングが最終的には9,999,999人で全て埋まってしまう。 #region(ネタバレ) -''何回も天下統一できる。'' --そもそものMii広場の仕様上仕方ないのかもしれないが、せっかく天下統一しても「また一国に戻ってしまった」という事で「もう一度天下統一しましょう!」という流れが繰り返される。 --そもそも、天下統一したのに他の国が復活するのなら、統一後の政策に問題があるのでは? という疑問もある。 #endregion **総評 すれちがいMii広場の有料のあそびとして「相手のすれちがった人数」を重要な要素としたゲームである……はずだったのだがプレイすればするほど兵士数が増えやすくなっていくという仕様のために次第にその要素が無視されることになってしまった。&br;やり込み要素も特にないため兵士がカンストしてしまうとただ別世界の国王が来るのを待つだけのゲームとなってしまうだろう。 **余談 -リセット対策が搭載されており、合戦中に強制終了をすると次回起動時に「兵士に不安がられる」というメッセージが表示されてしまう。 --ここからさらに連続で強制終了してしまうと、次に起動すると兵士が強制的に減らさせてしまう。一度正常にセーブすれば回避可能である。 -配信時には本作を含む第一弾の遊びのCMが公開されており、本作をイメージした内容であった。 -配信当初は強制終了バグが確認されていた(現在は修正済み)。 --正確な発生条件は不明だが、ランキングを閲覧してからゲームを開始すると、それなりの確率で発生していたようである。 --本作の場合、強制終了するとせっかくすれちがったMiiが無駄になってしまうため、評価を下げる要因となっていた。 --ver3.2でこのバグは修正され、強制終了は発生しなくなった。
*すれちがい合戦 【すれちがいかっせん】 |ジャンル|シミュレーション|~| |対応機種|ニンテンドー3DS|~| |発売元|任天堂|~| |開発元|スパイク・チュンソフト|~| |発売日|2013年6月18日|~| |定価|476円(税別)|~| |プレイ人数|1人|~| |レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~| //|備考||~| |判定|なし|~| |ポイント|すれちがった仲間と共に天下統一を目指せ!&br;兵士数9,999,999人|~| #contents(fromhere) ---- **概要 -「[[すれちがいMii広場]]」の「有料のあそび」第一弾のゲームの一つ。すれちがったMiiが兵士として仲間となり天下統一を目指すゲームである。 **兵士の増やしかた -兵士はすれちがった相手の''広場にいる人数で増える。'' --例えば、相手の広場に1000人いたとしたら、その人は1000人の兵隊を連れてやってくる。広場には3000人まで入れることができるため、未購入の人が連れてくるのは3000人まで。ただし、スペシャルMiiは10000人の兵士を連れてくる。 -購入済みのプレイヤーとすれちがった場合はそのプレイヤーと合戦になり、勝てば兵士を増やせる。しかし、''この仕様がとんでもない事態を引き起こしている。''(後述) --合戦せずに挨拶だけしても、低確率で相手の広場にいる人数分の兵士がもらえることがある。 -ゲームコインでの購入でも兵士を増やすことが可能で、お城を増築していくことで一度に雇える人数も増える。たまに当たりとなり、大幅に増える場合もある。 **合戦のルール -最初に騎馬隊(グー)・弓矢隊(チョキ)・槍隊(パー)に自軍の兵力を分ける。 --この時にゲームコインを使用して助言を受けると、兵力が自動的に決まる。 -合戦はターン制であり、まずはそれぞれどの隊を出すかを決め、両隊を戦わせる。 --ゲームコインを使用して偵察に向かうことができ、相手が何を出すのかが分かる。ただし、同じ種類の軍隊を複数持っている場合はどれが出るのかは分からない。 -それぞれの軍隊には相性があり、騎馬は弓に強く、弓は槍に強く、槍は騎馬に強い。いわゆるジャンケンである。ただし、不調となっている軍隊は全ての敵(同じ軍隊を除く)に相性で負ける。 -相性で有利だと敵兵を半分に減らせ、逆に不利だと自軍が半分に減る。その後に残った兵士が多い方が勝ちである。これを3回繰り返し、2勝した方が勝利となる。 -敵軍は「忍者」や「豪傑」になることもある。 --忍者は全ての軍隊に相性で勝るため、確実に二倍以上の兵力で戦わないといけない。 --豪傑は相性で負けると兵力を五分の一に、あいこでも三分の一に減らされるため、確実に相性のいいものを選ぶ必要がある。 -資源を持っている敵国に勝つと手に入れることができ、城の増築に使える。 --増築には資材のほかに、何人かの兵士を大工として働かせる必要がある。大工として働いた兵士はどこかに行ってしまう。 --城を増築すると助言・偵察ができる回数が増えるなどのメリットがある。 -最後の国であるサイゴキング軍との戦い方はルールが違う。 #region(ネタバレ) -サイゴキング軍との戦いは兵力の振り分けをせず、総力戦5番勝負となる。 --助言も偵察もできないため、相手が何を出すのか予測し、兵力をなるべく維持する必要がある。 --この勝負に勝つと、やっと天下統一を達成する。が…… #endregion **評価点 -城の見た目を日本風・西洋風・未来風の3種類から選ぶことができる。 --見た目によって自分のMiiや兵士のそれも変わってくる。 --ただし、一度決めるとデータを初期化するまで変更はできないので注意。 -国とりの難易度はその時の兵士数で決まるため、すれちがい数が少なくても遊びやすい。 -演出がかっこよく、リアリティがある。 --特にサイゴキング軍との戦いにおける演出はプレイヤーに緊張感を与えてくれる。 **問題点 -''比較的早くやることがなくなる'' --[[シューティング>すれちがいシューティング]]のようなスコアアタックや、[[ガ~デン>すれちがいガ~デン]]のような収集要素がないため、城を最大レベルまで上げてしまうとやることが天下統一と別世界の国王との戦いくらいしかなくなる。 ---一応、ぼうしチケットをすべて獲得する際には最低でも三周する必要がある。(城を最大レベルまで上げるには資材を三周目までとる必要があるため。) -''兵士がカンストしやすい'' --一周目こそコンセプトを活用して増やせていけるが、前述の''戦いで勝った相手の兵士が仲間になる''という仕様のために、二周目、三周目になるとすれちがった分の兵士だけでは増えたと実感しづらくなってしまう。 --そして最大値9,999,999人でカンストしてしまうと合戦に負けない限り未購入者から兵士を増やせないので、''相手の広場の人数などどうでもよくなってしまう。'' -ぼうしチケット「別世界の国王と300回勝負した」が非常に難しい。 --一度のすれちがいで合戦を購入済の人と出会える人数はせいぜい数人程度であるため、300人とすれちがうには非常に時間がかかってしまう。 -他のプレイヤーとの格差が生まれやすく、後から始めると不利になることが多い --運よく購入者とすれちがっても殆どがカンストしている場合が多く、兵士数が多くないプレイヤーは気軽に勝負したり効率よく兵士を集めることもできない。 ---上記の300回勝負したなどの条件は勝敗には関係ないものの、負けると兵士が減らされることもあって気軽に勝負できないのも難点。 --購入者と挨拶だけ交わしても、広場にいる人数の兵士がもらえるかは運次第なので、逆に兵士がもらえるチャンスが少なくなってしまう。 -記録の「ランキングを見る」の意味の無さ --兵士数のカンストのしやすさにより、ランキングが最終的には9,999,999人で全て埋まってしまう。 #region(ネタバレ) -''何回も天下統一できる。'' --そもそものMii広場の仕様上仕方ないのかもしれないが、せっかく天下統一しても「また一国に戻ってしまった」という事で「もう一度天下統一しましょう!」という流れが繰り返される。 --そもそも、天下統一したのに他の国が復活するのなら、統一後の政策に問題があるのでは? という疑問もある。 ---とはいえ、これらの表現は『すれちがい伝説((こちらでは新たな伝説を始めると「またさらわれるとしよう…」といったメッセージが表示されてリセットされる))』など他のゲームでも見られていることではある。 #endregion **総評 すれちがいMii広場の有料のあそびとして「相手のすれちがった人数」を重要な要素としたゲームである……はずだったのだがプレイすればするほど兵士数が増えやすくなっていくという仕様のために次第にその要素が無視されることになってしまった。&br;やり込み要素も特にないため兵士がカンストしてしまうとただ別世界の国王が来るのを待つだけのゲームとなってしまうだろう。 **余談 -リセット対策が搭載されており、合戦中に強制終了をすると次回起動時に「兵士に不安がられる」というメッセージが表示されてしまう。 --ここからさらに連続で強制終了してしまうと、次に起動すると兵士が強制的に減らさせてしまう。一度正常にセーブすれば回避可能である。 -配信時には本作を含む第一弾の遊びのCMが公開されており、本作をイメージした内容であった。 -配信当初は強制終了バグが確認されていた(現在は修正済み)。 --正確な発生条件は不明だが、ランキングを閲覧してからゲームを開始すると、それなりの確率で発生していたようである。 --本作の場合、強制終了するとせっかくすれちがったMiiが無駄になってしまうため、評価を下げる要因となっていた。 --ver3.2でこのバグは修正され、強制終了は発生しなくなった。

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