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//かなり筆者の記憶が曖昧で、情報に誤認があるかもしれないので、知ってる方は修正を求めます。ちなみにゲームそのものはプレイ経験ありです。 *Breakout 【ぶれいくあうと】 |ジャンル|ブロック崩し|&image(http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=1031&file=Breakout.bmp)| |対応機種|アーケード|~| |発売元|アタリ|~| |稼動開始日|1976年|~| |プレイ人数|1人|~| |判定|なし|~| |ポイント|ブロック崩しの最古のルーツ|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -1972年にアーケードゲーム『[[Pong]]』を発売しヒットを飛ばしたアタリが、1976年にてリリースしたブロック崩しゲーム。 --アタリにとってPongに次ぐ歴史的ヒットを飛ばした作品であり、ゲームの歴史に多大な影響を及ぼす事となる業界初のブロック崩しでもある。 -このゲームのアイデアについては諸説あるが、『Pong』同様、当時のアタリのトップであったノーラン・ブッシュネル氏が考案したという説が一般的。 **特徴・評価点 -ゲームとしては「パドル(つまみ型)コントローラーでパドルを操作し、ボールを跳ね返して画面上部にあるブロックを破壊する」という、本当に一般的なブロック崩しの原型のようなもので、特別表記するような事はない。その位に本作は今のブロック崩しの土台をほぼ完全に築き上げていた存在であった。 -ブロックを全部破壊しても新たなブロックが発生するエンドレスゲームである。 --また、ミスせずにボールを打ち続けるとボールのスピードが早くなりミスしやすくなるのも今のブロック崩しのシステムを踏襲している。 **問題点 -難易度が高め。 --パドルがかなり小さい(『Pong』のパドルとほぼ同じ大きさ)故にかなり難しく、プレイを有利にしてくれるようなギミックも存在しないので、相当な反射神経を持たないと序盤でゲームオーバーになる可能性も否定できないところ。 --更にフィールド最上部(ブロックの裏)の壁にボールを当てるとパドルのサイズが半分に縮小されるため、ブロックの少なくなる後半は必然的に難易度がアップする。 --ちなみに、後年に他社から出たリメイク系作品と異なり、ブロックに反射して下に落ちるボールはブロックに対する当たり判定を持たない(フィールド最上部の壁にあたったボール、つまり裏に回ったボールはブロックをすり抜けてしまう)。 **総評 極めてシンプルなブロック崩しの最古のルーツ。~ ゲーム自体はシンプルだが、日本では本作に便乗して多くのメーカーがブロック崩しを発売し、ゲーム事業に参入していった。 **余談 ***意外な裏設定 -筐体側面やフライヤー部に書かれたイラストを見る限りは、このゲームは「囚人(パドル)が壁打ちテニス((今でいうところのスカッシュ。))(ボール)でスポーツに興じているふりをして、実は塀(ブロック)を崩して脱走を図る」という設定だと思われる。 --しかし悲しいかな、本作のブロックは実質上完全消滅しない故にいくら壁を壊そうが脱獄がかなわず、「絶対に脱獄できない事を知らずにループに陥る囚人」という事を意味している。 ***日本での知名度 -歴史的傑作であるのは間違いなく、本場海外では『[[スペースインベーダー]]』クラスの知名度を誇るが、日本ではあまり知られていないのが現状であろう。というか、むしろタイトー・ユニバーサル販売をはじめとした各社の亜流を目にすることのほうが圧倒的に多かったはずだ。 --後に1978年にてブロックが段々と下段に落ちてくるなどの要素を加えた新バージョン『Super Breakout(スーパーブレイクアウト)』もリリースされ、家庭用ゲーム機では主にこちらが移植されている事が多い。 ***移植について 海外ではATARI2600を筆頭にいくつかのアタリ系ハードに家庭用移植がされているが、日本国内においては近年のオムニバス系を除けば移植の類は存在しない。 -家庭用で本作をプレイできる環境に恵まれていると思われるソフトとして、ニンテンドーDSソフト『アタリミックス:ハッピー 10 ゲームズ』やプレイステーション・ポータブルソフト『ATARI CLASSICS -EVOLVED-』が存在する((後者は海外ソフトだが国産のPSP本体でも起動可能、一般的なゲームショップではまず入手できないが、通販サイトでは割と容易に入手が可能。))。 -また、2022年11月11日に発売されたATARI創業50周年記念のオムニバスソフトである『ATARI 50』(Win/PS4/PS5/One/Switch)((国内で発売されているのはWin/One版のみ。))に収録されている。

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