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サンリオカップ ポンポンバレー - (2015/03/27 (金) 14:47:01) の最新版との変更点

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*サンリオカップ ポンポンバレー 【さんりおかっぷ ぽんぽんばれー】 |ジャンル|バレーボール|&amazon(B000068I9F)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|キャラクターソフト|~| //|開発元|不明(アスキー?)|~| |発売日|1992年7月17日|~| |価格|3,980円(税抜)|~| |分類|BGCOLOR(MistyRose):''バカゲー''|~| |ポイント|スタイリッシュかつカオスな必殺技&br()超次元バレーボール&br()覇王鬼帝CPU|~| **概要 サンリオの対戦キャラゲー。サンリオキャラがバレーをする、ほのぼの系のゲーム・・・のハズだったが「演出がど派手な必殺技」があるせいで、カオスなゲームになってしまっている。 十字キー+2ボタン(レシーブとジャンプ)で操作。2チームともキャラクターを選べるようになっているが、性能に差は無い。~ 基本的にバレーボールのルールと同じで、レシーブ(アンダー)でボールを打ち返し、ジャンプアタックや必殺技で攻めて、相手のコートに入れると1点、それで10点取るのが目的。 **ストーリー サンリオ村の住人たちが楽しみにしている、年に一回の大イベント、それが「サンリオカップ」という、大運動会なのです。この日のために、みんないっしょうけんめいに練習しました。今回の競技は、ポンポンバレーという、とってもおもしろいゲーム。そして、参加選手は、運動神経もばつぐん(?)な、キティ、けろっぴ、たあ坊、ポチャッコがえらばれました。競技に参加できなかったキャラクターも、きっと、ベンチから熱い声援を送っているはず。さあ、どの選手が勝つかはやってみてのお楽しみ、みんなの手にかかっています! はじまり、はじまりー! **特徴 -キャラクターは「ハローキティ」「けろっぴ」「ポチャッコ」「たぁ坊」の中から選べる。 --上記の通り、キャラクターそれぞれの特徴は無い。 -実況はサンリオキャラの「だちょの助&だちょ美」 --初めて必殺技を出すと、だちょの助が必殺技の名前を叫ぶ。''「ポチャッコのちょうてんじょうレシーブ!!!」'' -ボールを打ち返せば打ち返すほど、キャラクターが強くなる(足が速くなったり球が早くなる) --打ち返しを一定以上繰り返すと、必殺技が編み出せるようになる。 **評価点 -キャラゲーとしては操作性が良い、アタックも爽快感がある。 -下記の「妖精」や「怒り爆発」など、逆転要素が多い。 -テトラスなどの特殊なモードがある。 **おバカな点 -妙に演出に力が入っているスタイリッシュな必殺技。 --画面がチカチカしながらボールが激しく上下する「イナズマアタック」、ボールを無数に分身させる「分身ボール」など派手な技が多い。 --''巨大な息で''ボールを浮かせてアウトにしようとする「ふうふう」などサンリオらしい技もある。 --「超天井レシーブ」(ボールを高く打ち上げる技)に対して防御技「回転レシーブ」を使うとボールの着地地点でグルグル回り続ける。 --勢いがあるボールにレシーブせずに触れると''デッドレシーブ''が発動して打ち返す。しかし怯んで弱体化してしまう。 ---デッドレシーブを繰り返すと''怒り爆発''が発動して能力が一気に最上値へアップしてしまう。1点取るか取られると戻る。 ---この状態で超天井レシーブにカッティングを混ぜて使用すると、1バウンドで点が取れてしまう。 -途中で妖精が登場してボールを取られてしまう事がある、しかも妖精がボールをどちらかのコートに勢い良くぶん投げるのだからたまったもんじゃない。 -何故か相手のコートに入れる、但し自分で自分のボールを打ち返す事は出来ない。 **問題点 -強くなれば強くなる程、対戦時間が長くなってしまう。 -CPUが強すぎる。CPUの強さを「普通」にしても超天井レシーブの着地地点を先読みしてくる。 --「弱い」でもアウトは取ってくれない。 -ダブルスのCPUの強さは全員一致の為、『強い仲間』&『弱い敵』は出来ない。 -セーブデータでの成長の引き継ぎが出来ない。 **余談 -このゲームを作ったキャラクターソフトといういかにもな名前の会社はサンリオの子会社であり、既存の作品のキャラクターをサンリオキャラクターに挿げ替えた版権ゲームを主に制作していた。 --比較的有名なところでは、任天堂の「バルーンファイト((厳密には、海外で発売されたGB版「Baloon Kid」))」のキャラ替え版である「ハローキティワールド」が有名。
*サンリオカップ ポンポンバレー 【さんりおかっぷ ぽんぽんばれー】 |ジャンル|バレーボール|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/174000984.jpg,height=160)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|キャラクターソフト|~| |開発元|アスキー|~| |発売日|1992年7月17日|~| |価格|3,980円(税別)|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[サンリオキャラクターゲームリンク>サンリオキャラクターシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 サンリオのキャラクターたちが一堂に会してバレーボールで勝負する対戦スポーツゲーム。~ 見ため通りの単なるほのぼのバレーに収まらず、必殺技がいい味出しているバレーゲームである。 ---- **ストーリー >サンリオ村の住人たちが楽しみにしている、年に一回の大イベント、それが「サンリオカップ」という、大運動会なのです。~ この日のために、みんないっしょうけんめいに練習しました。~ 今回の競技は、ポンポンバレーという、とってもおもしろいゲーム。~ そして、参加選手は、運動神経もばつぐん(?)な、キティ、けろっぴ、たあ坊、ポチャッコがえらばれました。~ 競技に参加できなかったキャラクターも、きっと、ベンチから熱い声援を送っているはず。 > >さあ、どの選手が勝つかはやってみてのお楽しみ、みんなの手にかかっています! ~ はじまり、はじまりー! ---- **システム・特徴 -十字ボタン+2ボタン(レシーブとジャンプ)で操作。2チームともキャラクターを選べるようになっているが、性能に差は無い。 -2バウンドOKという以外は基本的にバレーボールのルールと同じで、レシーブ(アンダー)でボールを打ち返し、ジャンプアタックや必殺技で攻めて、相手のコートに入れると1点。10点取れば1セットで、設定しておいたセット数をとれば勝利。 -一般のバレーと違い、ネットはない。 -キャラクターは「ハローキティ」「けろっぴ」「ポチャッコ」「たぁ坊」の中から選べる。 --上記の通り、キャラクターそれぞれの特徴や性能差は無い。 -実況はサンリオキャラの「だちょの助&だちょ美」 --初めて必殺技を出すと、だちょの助が必殺技の名前を叫ぶ。''「ポチャッコのちょうてんじょうレシーブ!!!」'' -ボールを打ち返せば打ち返すほど、キャラクターが成長し足が速くなったり球が早くなる。 --打ち返しを一定以上繰り返すと、必殺技が出せるようになる。 ---必殺技を打てるようになるには、最低1セットほど必要。 -勢いがあるボールにレシーブせずに触れると「デッドレシーブ」が発動して打ち返す。しかし怯んで弱体化してしまう。 --デッドレシーブを繰り返すと「怒り爆発」が発動して能力が一気に最上値へアップしてしまう。1点取るか取られると戻る。 --この状態で超天井レシーブにカッティングを混ぜて使用すると、1バウンドで点が取れてしまう。 -通常のゲームの他、4分割されたコートで全員が敵同士となって戦う「テトラス」という特殊なモードも存在する。 -長時間打ち合いが続くとフィールド内に妖精が現れ、ボールを奪い取ってどちらかのコートに(テトラスの場合はランダムでいずれかのコートに)勢い良くぶん投げてしまう。 --ぶん投げられた方は打ち返さないとミスとなり点を取られる。テトラスの場合、ミスをした選手以外の全員に点が入る。 ---- **評価点 -1バウンドまでOKであり、ゲームスピードもそのものも全体的にゆったりしているので初心者にもゆとりをもって楽しみ易い。 --ネットもないので、とにかく相手コートに打ち返せばいいだけと、お子様にもやさしい作り。 -操作性は上々。 -本作の大きな目玉、必殺技の数々。 --バウンドが変化し返しづらくなる「カッティング」、ボールを高く打ち上げる「ちょうてんじょうレシーブ」、さらには画面がチカチカしながらボールが激しく上下する「イナズマアタック」、ボールを無数に分身させる「ぶんしんボール」など、かわいらしいサンリオキャラにしてはスタイリッシュな技が多く、ギャップが印象的。 --息でボールを浮かせてアウトにしようとする「ふうふう」などサンリオらしい技もある。 --防御技としては、並のアタックならまず拾ってしまう「かいてんレシーブ」もある。 -「妖精」や「怒り爆発」など、逆転要素が多い。 -テトラスモードでは一風変わったルールでプレイができ、変化がつけられている。 -グラフィックもよくできている。 --ドット絵でしっかり特徴を再現されたキャラクターが縦横無尽にコート内を駆け回り、手足をばたばたさせながら勝敗に一喜一憂する様は非常にかわいらしい。 ---- **問題点 -全必殺技を使えるようになるには3セット以上必要。 --必殺技が乱れ飛ぶようになるまでには地道なプレイが続くため、アクションに慣れた上級プレイヤーでは飽きが来やすい。 -強くなれば強くなる程、対戦時間が長くなってしまう。 --特に「かいてんレシーブ」を全員が使えるようになると、かなりのボールが拾われ試合が長くなりがち。必殺技も上手く使わないと、あっさり返される。 -何故か相手のコートに入ることができる。但し自分で自分のボールを打ち返す事は出来ない。 -CPUが強すぎる。CPUの強さを「普通」にしても超天井レシーブの着地地点を先読みしてくる。 --「弱い」でもアウトは取ってくれない。 --ダブルスのCPUの強さは全員一律の為、「味方を強くして敵を弱くする」事も出来ない。 -セーブができないため、キャラの成長を引き継ぐことが出来ない。 --それどころか、キャラクターを変える、ゲームのルールを変えただけでも成長がリセットされてしまうため、純粋な育成を楽しみにくい。 -ゲーム全体のボリュームが薄い。 ---- **総評 見た目通りサンリオキャラクターを使ったバレーゲーム。対象年齢の低さを考慮してか、1回のバウンドまではOK、ネットがないなど親切設計。~ 必殺技やキャラクターの成長という独自要素を加味することで、単純なバレーのルールだけでは単調になりかねない部分を補っている。~ 対象年齢が低い割にはCPUが結構強い、必殺技を覚えるのに意外に時間がかかる、「かいてんレシーブ」が便利すぎて試合が長くなりがち、成長を引き継げないなど、いま一つ配慮が足りない部分も見受けられる。~ だが、作りそのものはしっかりしており、サンリオキャラゲーとして、また気軽に楽しめるバレーゲームとして、及第点といえる出来栄えとなっている。 ---- **余談 -このゲームの発売元である、キャラクターソフトといういかにもな名前の会社はサンリオの子会社であり、既存の作品のキャラクターをサンリオキャラクターに挿げ替えた版権ゲームを主にリリースしていた。 --海外での未発売された任天堂の『[[バルーンファイト]]の続編『Baloon Kid』のキャラ替え版である『[[ハローキティワールド>バルーンファイトGB#id_a2474820]]』が有名(開発はパックスソフトニカ)。

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