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*Duke Nukem 【でゅーく にゅーけむ/でゅーく にゅっけむ((日本で発売されたシリーズタイトルで表記揺れが存在するため両方明記する。))】 |ジャンル|アクション|&image(DN1_01.jpg)| |対応機種|IBM-PC&br()Windows、Mac OS X (Steam)|~| |発売・開発元|Apogee Software|~| |発売日|1991年7月1日|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブファイル|最大9ファイル保存可|~| |配信|【Win/Mac】Steam:2013年7月2日/298円&br()GOG:(DUKE NUKEM 1+2)$5.99|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[Duke Nukemシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『Duke Nukemシリーズ』の第一作目。『Duke Nukem 1』とも呼ばれる。~ 初期シリーズは横スクロールアクションとして登場した。『Duke Nukem 3D』以降は初期のFPS作品の中でもバカゲー要素の強い作品として『[[Wolfenstein 3D]]』『[[DOOM]]』に並ぶ名作FPSとして知られている。~ 当時としては珍しい探索を重視したステージを舞台にスコアアタックを行う軽快なゲームとなっている。~ ---- **ストーリー > 1997年、狂人となった科学者Dr. Protonは、世界を破滅させるために殺人マシーンで構成された軍隊Techbotsを率いて街を襲撃した。~ Duke Nukemは彼を止めるために立ち上がり、宇宙、未来までを舞台に戦うのであった。 ---- **特徴 -アクションはジャンプ、ビームショット、カーソルキー上でギミックへのアクセスやアイテムの使用の3種類と非常にシンプル。 --武器は強化アイテムを取得する事で撃てるショット数が増えていく。また、特定のアイテムを取得すると新たなアクションが可能になる。 -ゲーム開始時、3つのエピソードから好きなエピソードを選択してプレイを開始する。 --一応順番にストーリーが展開する形となっているが、どのエピソードから初めても問題ない。1エピソードにつき複数のステージで構成されている。 --各ステージは先へ進むためのアイテムを探しながら進む探索型横スクロールアクションとなっている。各種ギミックを利用し、扉を開いて先へ進むのが目的となる。 --ステージ間にはチェックポイントとなるゲートがあり、ここでのみセーブが行える。 -ヘルス(ライフ)制で、ヘルスランプが全て消えた状態でダメージを受けるとゲームオーバー。最後に通ったゲートからの再開となる。 --ソーダ、ターキーといったアイテムを取得するとヘルスを回復出来る。ただし、中には一撃死となるトラップも存在する。 --残機やコンティニュー回数の制限はない。 -ステージにはラジオやラグビーボールなど様々なアイテムがばら撒かれているが、そのほとんどはスコアアイテム。ゲームを終了する際にハイスコアを記録する事が出来る。 -DOSゲーゆえにBGMは存在しない。その分SEは豊富である。 ---- **評価点 -操作性は非常に軽快。 --挙動自体はあまり癖がなく、アクションゲームをやり慣れていれば遊びやすい部類。ジャンプの挙動は国産ゲームで言えば『[[イースIII>イースIII -ワンダラーズ フロム イース-]]』に近い。 --ゲームスピードを細かく調整できるオプションもあるので自分なりのスピードに調整して遊ぶことが出来る。 -当時のMS-DOSゲームの中でもカラフルかつ豊富なアニメパターンを持つグラフィック。 --ソーダの缶を撃つと跳ね上がって消滅する、ターキーを撃つと分裂して回復量が上昇するなど細かいギミックやアニメパターンが用意されており中々楽しい。 --敵を破壊すると地面に墜落して爆散したり、Duke自体も攻撃を受けるとアニメの感電シーンのように骨が透けたり、宙返りしたり天井に掴まって移動するなど豊富なアニメパターンがある。 -ギミック豊富かつ練られたステージ構成。 --ベルトコンベアやワープ装置、自分で操作するエレベーター、天井から落下してくる板や広範囲に攻撃判定のあるダイナマイトなどギミック、トラップが豊富。 --これらギミックを活用するようステージ構成も練られており、隅々まで探索しなければ攻略は難しい。 --大量のアイテムが一気に手に入ったり、逆に大量の敵が押し寄せてきたりとプレイヤーを飽きさせない工夫が多いのも良点。 ---- **問題点 -エピソード選択制の弊害か、どのエピソードを選んでも同じ敵しか登場しない。 ---- **総評 シンプルながらサクサクプレイ出来る操作性の良さや豊富なボリュームが評価された良作アクション。~ Duke Nukemのキャラクターが確立されるのはもっと後になるが、その基礎を築いた作品としてクラシックゲームファンからの評価も高い一作である。~ ---- **その後 -本作発売後、基本部分を引き継ぎつつ新アクションを取り入れた『Duke Nukem II』が発売。そして次に発売されたのがシリーズ初のFPS作品『Duke Nukem 3D』である。 --以降、コンシューマーを含めてFPSとしてシリーズの地位を確立。バカゲー的なノリが強くなっていく。 --横アクション路線の続編としては画面が3D化された『Duke Nukem: Manhattan Project』が発売されており、『1』『2』『MP』を纏めたパッケージも発売された。 -日本ではKOTY2012に次点入りした『Duke Nukem Forever』により不名誉な形で名が広まった。
*Duke Nukem 【でゅーく にゅーけむ/でゅーく にゅっけむ((日本で発売されたシリーズタイトルで表記揺れが存在するため両方明記する。))】 |ジャンル|アクション|&image(DN1_01.jpg)| |対応機種|IBM-PC&br()Windows、Mac OS X (Steam)|~| |発売・開発元|Apogee Software|~| |発売日|1991年7月1日|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブファイル|最大9ファイル保存可|~| |配信|【Win/Mac】Steam:2013年7月2日/298円&br()GOG:(DUKE NUKEM 1+2)$5.99|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[Duke Nukemシリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『Duke Nukemシリーズ』の第一作目。『Duke Nukem 1』とも呼ばれる。~ 初期シリーズは横スクロールアクションとして登場した。『Duke Nukem 3D』以降は初期のFPS作品の中でもバカゲー要素の強い作品として『[[Wolfenstein 3D]]』『[[DOOM]]』に並ぶ名作FPSとして知られている。~ 当時としては珍しい探索を重視したステージを舞台にスコアアタックを行う軽快なゲームとなっている。~ ---- **ストーリー > 1997年、狂人となった科学者Dr. Protonは、世界を破滅させるために殺人マシーンで構成された軍隊Techbotsを率いて街を襲撃した。~ Duke Nukemは彼を止めるために立ち上がり、宇宙、未来までを舞台に戦うのであった。 ---- **特徴 -アクションはジャンプ、ビームショット、カーソルキー上でギミックへのアクセスやアイテムの使用の3種類と非常にシンプル。 --武器は強化アイテムを取得する事で撃てるショット数が増えていく。また、特定のアイテムを取得すると新たなアクションが可能になる。 -ゲーム開始時、3つのエピソードから好きなエピソードを選択してプレイを開始する。 --一応順番にストーリーが展開する形となっているが、どのエピソードから初めても問題ない。1エピソードにつき複数のステージで構成されている。 --各ステージは先へ進むためのアイテムを探しながら進む探索型横スクロールアクションとなっている。各種ギミックを利用し、扉を開いて先へ進むのが目的となる。 --ステージ間にはチェックポイントとなるゲートがあり、ここでのみセーブが行える。 -ヘルス(ライフ)制で、ヘルスランプが全て消えた状態でダメージを受けるとゲームオーバー。最後に通ったゲートからの再開となる。 --ソーダ、ターキーといったアイテムを取得するとヘルスを回復出来る。ただし、中には一撃死となるトラップも存在する。 --残機やコンティニュー回数の制限はない。 -ステージにはラジオやラグビーボールなど様々なアイテムがばら撒かれているが、そのほとんどはスコアアイテム。ゲームを終了する際にハイスコアを記録する事が出来る。 -DOSゲーゆえにBGMは存在しない。その分SEは豊富である。 ---- **評価点 -操作性は非常に軽快。 --挙動自体はあまり癖がなく、アクションゲームをやり慣れていれば遊びやすい部類。ジャンプの挙動は国産ゲームで言えば『[[イースIII>イースIII -ワンダラーズ フロム イース-]]』に近い。 --ゲームスピードを細かく調整できるオプションもあるので自分なりのスピードに調整して遊ぶことが出来る。 -当時のMS-DOSゲームの中でもカラフルかつ豊富なアニメパターンを持つグラフィック。 --ソーダの缶を撃つと跳ね上がって消滅する、ターキーを撃つと分裂して回復量が上昇するなど細かいギミックやアニメパターンが用意されており中々楽しい。 --敵を破壊すると地面に墜落して爆散したり、Duke自体も攻撃を受けるとアニメの感電シーンのように骨が透けたり、宙返りしたり天井に掴まって移動するなど豊富なアニメパターンがある。 -ギミック豊富かつ練られたステージ構成。 --ベルトコンベアやワープ装置、自分で操作するエレベーター、天井から落下してくる板や広範囲に攻撃判定のあるダイナマイトなどギミック、トラップが豊富。 --これらギミックを活用するようステージ構成も練られており、隅々まで探索しなければ攻略は難しい。 --大量のアイテムが一気に手に入ったり、逆に大量の敵が押し寄せてきたりとプレイヤーを飽きさせない工夫が多いのも良点。 ---- **問題点 -エピソード選択制の弊害か、どのエピソードを選んでも同じ敵しか登場しない。 ---- **総評 シンプルながらサクサクプレイ出来る操作性の良さや豊富なボリュームが評価された良作アクション。~ Duke Nukemのキャラクターが確立されるのはもっと後になるが、その基礎を築いた作品としてクラシックゲームファンからの評価も高い一作である。~ ---- **その後 -本作発売後、基本部分を引き継ぎつつ新アクションを取り入れた『Duke Nukem II』が発売。そして次に発売されたのがシリーズ初のFPS作品『[[Duke Nukem 3D]]』である。 --以降、コンシューマーを含めてFPSとしてシリーズの地位を確立。バカゲー的なノリが強くなっていく。 --横アクション路線の続編としては画面が3D化された『Duke Nukem: Manhattan Project』が発売されており、『1』『2』『MP』を纏めたパッケージも発売された。 -日本ではKOTY2012に次点入りした『[[Duke Nukem Forever]]』により不名誉な形で名が広まった。

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