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アストロコマンド - (2018/01/17 (水) 01:18:15) の最新版との変更点

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*アストロコマンド 【あすとろこまんど】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B001EHEDRE)| |対応機種|カセットビジョン|~| |発売・開発元|エポック社|~| |発売日|1983年8月|~| |定価|4,980 円|~| |判定|なし|~| |ポイント|カセットビジョンの限界|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 カセットビジョンの強制横スクロールシューティングゲーム。カセットビジョンの強制横スクロールシューティングゲーム。~ カセットビジョンとは1981年、エポック社より発売されたゲームハード。1983年には一部のソフトとの互換性を排した廉価版の『Jr.』が、本作と同時に発売された。~ **特徴 -左右2方向のみ入力のレバーで自機を上下、4つのボタンの内2つで加速、もう2つでショットを行う。加速、ショットにそれぞれ2つのボタン割り当があるが、どちらも同じ機能で実質、レバー1本と2つのボタンしか使わない。 -横の移動は独特で、加速している間は右方向へ進むが、後退の操作はできない。一般的な強制スクロールのSTGは、操作しなければ画面上の一点に止まる。対して、本作は加速しなければスクロールする地形上に止まり、左へスクロールする地形と共に移動し画面左端で止まる。例えればホバリングである。 -地上のエネルギータンクを破壊して補給、エネルギーが切れると墜落する。地上から垂直に撃ち上げられるミサイルなど『[[スクランブル]]』の影響が見られる。 --ステージは全4面で、4面の最後にはボスが待ち構えている。ボスを撃破すると1面に戻る、を残機が尽きるまで繰り返す。エネルギータンク、敵、障害物の細かい配置はプレイ毎に違う形になる。難易度設定は2種類あり、スクロールの高速化等、一部の仕様が変化する。 -ハードの仕様上、グラフィックは黒一色の背景と、モザイクのような荒いスプライトで表示される。 **評価点 -面ごとに変化する地形、狭い空間をくぐる、ボスとの戦闘等、シューティングゲームの王道と言うべき要素は揃っている。 -人によるが、低難易度は容易にクリア可能。高難易度は緊迫感があり、頑張ればクリアできる程度に仕上がっている。 **賛否両論点 -『スクランブル』同様、1周にかかる時間は短い。 **問題点 -ランダム故か、道中のエネルギータンクを全て破壊しても、エネルギー切れに陥ることがある。 -性能の限界か、スプライトの表示が多い面では、瞬間的に表示が消える。 -特徴と割り切ってしまえばそれまでだが、操作には煩わしさを感じるか。 --割り当てるボタンが無いからか、後退ができない。攻撃したい対象を追い越した場合、諦めるしかない。 --レバー、ボタンは微調整に向いてるとは言えず、狭い空間に入るには慣れないと苦労する。 **総評 ハードが誕生した時点では、想定され無かったであろう、横スクロールSTGを作り上げた意欲作。STGとして成立はしているが、ハードの陳腐さ、性能に縛られた感は否めない。 **余談 古いハードに関する情報をまとめたサイト「[[クラシックビデオゲームステーション オデッセィ>http://www.ne.jp/asahi/cvs/odyssey/]]」内にて、カセットビジョン開発者へのインタビューが掲載され、他のソフトと共に本作についても取り上げられている。~ 『スクランブル』の影響については、公然の秘密のような状態である。~
*アストロコマンド 【あすとろこまんど】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B001EHEDRE)| |対応機種|カセットビジョン|~| |発売・開発元|エポック社|~| |発売日|1983年8月|~| |定価|4,980 円|~| |判定|なし|~| |ポイント|カセットビジョンの限界|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 カセットビジョンの強制横スクロールシューティングゲーム。~ カセットビジョンとは1981年、エポック社より発売されたゲームハード。1983年には一部のソフトとの互換性を排した廉価版の『Jr.』が、本作と同時に発売された。~ **特徴 -左右2方向のみ入力のレバーで自機を上下、4つのボタンの内2つで加速、もう2つでショットを行う。加速、ショットにそれぞれ2つのボタン割り当があるが、どちらも同じ機能で実質、レバー1本と2つのボタンしか使わない。 -横の移動は独特で、加速している間は右方向へ進むが、後退の操作はできない。一般的な強制スクロールのSTGは、操作しなければ画面上の一点に止まる。対して、本作は加速しなければスクロールする地形上に止まり、左へ地形と共に移動し画面左端で止まる。例えればホバリングである。 -地上のエネルギータンクを破壊して補給、エネルギーが切れると墜落する。地上から垂直に撃ち上げられるミサイルなど『[[スクランブル]]』の影響が見られる。 --ステージは全4面で、4面の最後にはボスが待ち構えている。ボスを撃破すると1面に戻る、を残機が尽きるまで繰り返す。エネルギータンク、敵、障害物の細かい配置はプレイ毎に違う形になる。難易度設定は2種類あり、スクロールの高速化等、一部の仕様が変化する。 -ハードの仕様上、グラフィックは黒一色の背景と、モザイク状の粗いスプライトで表示される。 **評価点 -面ごとに変化する地形、狭い空間をくぐる、ボスとの戦闘等、シューティングゲームの王道と言うべき要素は揃っている。 -人によるが、低難易度は容易にクリア可能。高難易度は緊迫感があり、頑張ればクリアできる程度に仕上がっている。 **賛否両論点 -『スクランブル』同様、1周にかかる時間は短い。 **問題点 -ランダム故か、道中のエネルギータンクを全て破壊しても、エネルギー切れに陥ることがある。 -性能の限界か、スプライトの表示が多い面では、瞬間的に表示が消える。 -昔の作品なので仕方ないが、画面が激しく点滅する演出がある。 -特徴と割り切ってしまえばそれまでだが、操作には煩わしさを感じるか。 --割り当てるボタンが無いからか((初代カセットビジョンは、4つのボタンが横一列に配置され、片手で操作できるのは2つが限界。))、任意での後退ができない。攻撃したい対象を追い越した場合、諦めるしかない。 --レバー、ボタンは微調整に向いてるとは言えず、狭い空間に入るには慣れないと苦労する。 ---その代り、一部の物体の当たり判定は見た目より小さく、見る限り接触するような空間でも、問題なく入れたりする。 **総評 ハードが誕生した時点では想定され無かったであろう、横スクロールSTGに挑んだ意欲作。STGとして成立はしているが、ハードの陳腐さ、性能に縛られた感は否めない。 **余談 -古いハードに関する情報をまとめたサイト『[[クラシックビデオゲームステーション オデッセィ>http://www.ne.jp/asahi/cvs/odyssey/]]』内にて、カセットビジョン開発者へのインタビューが掲載され、他のソフトと共に取り上げられている。 --『スクランブル』の影響については、公然の秘密のような状態である。 -後にエポック社が発売した携帯機「ゲームポケコン」にて、本作のアレンジ移植である『アストロボンバー』が発売されている。

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