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jubeat festo - (2020/01/08 (水) 23:00:53) の最新版との変更点

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*jubeat festo 【ゆびーと ふぇすと】 |ジャンル|音楽ゲーム|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|コナミアミューズメント|~| |稼動開始日|2018年9月5日|~| |判定|なし|~| |ポイント|jubeat10周年にして10作目&br()上位レベルが細分化&br()新曲解禁の入れ替えは激しくそこは賛否両論&br()ただしシステム面では改善点あり(運要素の緩和が大きい)|~| |>|>|CENTER:''[[jubeatシリーズ]]''| // 新曲解禁の入れ替えの激しさはあるけど、clan最大の問題点だったマッチング相手運要素がなくなったのは大きな改善点 ---- #contents(fromhere) ---- **概要 jubeatシリーズ10周年にして10作目を標榜する。((なおメジャーバージョンとしては9つ目である。APPENDバージョンを1つだけ含めて10作としてカウントしている模様であり、恐らくsaucer fulfillがカウントに含まれている。))~ [[clan>jubeat clan]]をベースにしつつも改善点は多い。 **特徴 -EMO --本作の楽曲解禁に関する通貨。 --clanのOMIYAGEにあった色分けは廃止されたが、T-emoとemoの2種類が存在する。~ 獲得時はT-emoとして獲得し(例えば楽曲クリアに対して5 T-emo)、毎月のSHOP更新時に未使用分がemoに振り替えられる。 ---新曲解禁となるT-emo STOREでは最新のT-emoしか使用できない。 ---旧曲などを解禁できるemo martではemoが優先的に使用され、emoが切れてからT-emoを使うようになっている。 ---なお何のメリットもなしにemoを消費できるemoSAPOも存在しているが、こちらは全プレイヤーから送られたemoの総量によって解禁される要素が存在している(2曲+TUNE RUNコース1つ(解禁楽曲は伝導可能)、2019年7月には500万emo到達記念と称してイベントが開催されている((6月下旬よりその前哨戦となる「festo島探索」でemoSAPO送信量の累計とともに探索状況が告知されており、送信を煽っていた)))。 --2019年4月下旬より開催されたイベントではE-emoという別カテゴリのものも登場。 ---こちらはコナミ創業50周年記念楽曲(第2弾~第4弾)のみに使用可能。 -今種のオススメ --前作clanの街対抗戦におけるHOT MUSICを常設させたもの。ただし、枠数は25に半減している。 --EMO獲得量にボーナスが発生するため、この枠の楽曲をプレーすれば新曲解禁も早まる。 --こちらの枠の曲も未解禁でもプレー可能。後述するようにイベントにおける救済措置として使われたケースも。 -レベル表記の細分化 --本作ではレベル9以上の譜面に小数点表記が付加され細分化が行われた。数値はいずれも0.1刻み。 --jubeatシリーズは初代から最大10レベルと変更されておらず、上位レベルの細分化を求める声が多かったが、今作で遂に実現する運びになった。 --今作稼働時における最大レベルは「Stand Alone Beat Masta」「Prayer」の10.8だったが、後に「1116」の登場により最大レベルが10.9に更新される事になった。 -jubility --clanで復活していたシステムだが、本作では計算式が変更され他機種のスキルポイント(など)に相当するものとなった。 --クリアした譜面の難易度と精度評価から算出され、新旧それぞれ上位30譜面ずつの合計値となる。 ---HARD MODEでの評価は1.2倍で算出され、同じ譜面に対してはどちらか数値の高いほうのみが適用される。 --直接は関係ないが、pick up(新曲)/common(旧曲)それぞれの対象譜面の枠が一定数埋まるごとで解禁される曲が計6曲存在する。 -HARD MODE関連 --前作までのHARD MODEはEXPERT OPTIONに含まれていた関係で追加料金が掛かっていたが、今作で通常OPTIONに組み込まれた事によりいつでもHARD MODEでプレーが可能になった。 --更に、今作では通常とHARD MODEのスコアが別々に保存されるように。選曲画面では両方のスコア・ミュージックバーを切り替える事が出来る。 -jubeat大回顧展 --稼働開始当初開催されていたイベント。jubeatが10周年を迎えた事に際し、過去のバージョンを振り返っていくという趣旨の内容。 --楽曲プレー時のRATINGによってポイントを獲得し、バージョンごとの3つのチェックポイントを通過すると楽曲が解禁される。 ---解禁される曲には外部アーティストの書き下ろし曲も。中でも「幸せが鳴る夜に」の大きくパンが描かれたジャケットがシュール((アーティストはGITADORAシリーズにて「天国ミュージック」「想像だけで素晴らしいんだ」が版権曲として収録されている(EXCHAIN現在)PANであり、それにかけていると思われる。なお、ジャケット画像の作者は漫画家の小山健。))。 --順番は新しい順でも古い順でもない。また、最後にはリリース以前のPROTOTYPEバージョンに対するコーナーも登場する。 --イベント終了後しばらくしてから、順次TUNE RUNで救済可能なコースが登場している。 -TUNE RUN、PJ MATCH --それぞれclanにおけるNOBOLOTと街対抗戦に相当するもの。 --TUNE RUNに楽曲解禁が可能なコースがあるのも同様。~ また、最高ランクのOSHAKO CUPもコマンドを入力することなく開放されてはいる。 --PJ MATCHにおけるプレイヤーの割り振りは最近のプレー傾向によって決定される模様。 ---同じFLOORに属するプレイヤーとマッチングしたり、期間中emo martで販売されるfav fever券を購入することで、獲得favを増やすことができる。また、fav fever券の効果は同FLOORのマッチング相手にも波及し、対象プレイヤーも一時的に(マッチング人数とは別の)fav獲得ボーナスを得られる。 **評価点 -''楽曲解禁における運要素の緩和'' --前作clanでは''マッチング相手の所属地域という運要素が強く、目的の色のOMIYAGEが手に入らず解禁できない''という問題があった。~ 本作ではT-emo稼ぎにおいてプレー曲が特定の曲に固まる可能性こそあれど、楽曲クリアを繰り返していけば解禁できるようになっている。 --emo martの楽曲解禁枠も11に拡大され、こちらの運要素も若干緩和された。 -レベルの表記細分化 --今作ではシリーズ待望となるレベル表記の細分化が行われた事によって、10レベルの譜面がどのような立ち位置あるのかどうかが分かる様になったのは素直に評価が出来る。 -FLOOR INFECTION楽曲の単機種解禁移行 --2013年のSDVX II稼働から長らくの間で続けられていたFLOOR INFECTIONだが、clanまでの開催分の全曲がemo martに入荷された事により、遂にjubeat単独で楽曲を解禁出来る様になった。((同時にSDVX側でも過去のjubeat対象POLICY BREAK楽曲がインプット解禁可能になった。同時にFLOOR INFECTION(1セット3曲)とPOLICY BREAK(3曲)が開催されていたが、その後再開催されることなく2019年9月後半にFLOOR INFECTION解禁曲が同期のT-emo STOREに追加された。)) --解禁コストについては問題視されている(後述)が、jubeat開催分に限るが超長期に渡って開催された連動イベントが大きな区切りを迎えた事については大いに歓迎されている。 **賛否両論点 -シャッター開閉方向の変更 --今まで上下方向の動きだった背景のシャッターが左右に動くようになった。 -難易度再調整について --clanに続き本作でも難易度調整が行われているが、まだ十分ではないという意見も。 ---''「漆黒のスペシャルプリンセスサンデー」ADVANCEDがようやく7に昇格する''など、ある程度評価されている点もある。 ---一方、「あいのうた」ADVANCED((問題の同時押しを別の段で擁していた「STEP by STEP UP↑↑↑↑」が2019年6月下旬に削除されたことで問題が悪化という懸念(というよりは同曲の登場で幾分マシになっていたのが元に戻ったという事象)も))や「IX」BASICなどの詐称度の高い譜面については改善されていないという指摘も多い。 --またLv9以上は小数第1位まで表示されるようになったが、この端数の妥当性に対する疑問もある。 ---Lv8までとLv9以上で基準が違うのではないか、などの意見も。 -レベル表記の細分化について --今作でレベル表記が細分化されたのは良いのだが、あくまで9以上のレベルのみという事なので、残念ながら8以下のレベルは細分化されなかった。 --仕方の無い点だが、レベル表記の細分化によって、jubeat全体における難易度のインフレが目に見えて顕著に映ってしまったのも否めない。 ---中でも今作で登場した新曲「''1116''」におけるEXT譜面は本機種最大レベルの''10.9''を記録してしまった上に、譜面自体も「jubeatにおけるわけのわからないもの」と比喩される中盤のホールド発狂地帯をはじめ難所が非常に多い事から、前作の「Prayer」を超えるぶっちぎりのシリーズ最難関譜面としてプレイヤー間の話題になった。 -T-emo STORE楽曲の入れ替えについて --T-emo STOREの楽曲は毎月更新され、その度に以前のT-emoはemoに振り替えられる。~ そのため、新曲の解禁にはその月内で必要なT-emoを確保する必要があり、そこまでのプレー回数も多くなりやすい。 --なおTUNE RUNの一部コースでもT-emoを獲得できるが、1コースにつき1回だけ。そのため、TUNE RUNをプレーする時期についても悩みどころである。 --余談だが、常時解禁可能な曲は存在していない。~ 常時解禁可能と解釈されがちな「Phantasmagoria」ですら2019年4月期は解禁不可だった。((ちなみにこの2019年4月期は通常emo martでの解禁となるひなビタ♪関連の過去バージョン隠し曲もT-emo STOREで解禁可能だった。)) -新曲解禁のコスト --clanと比べると運要素がなくなり、数をこなせば確実に集まるようになった点は評価されている。 --一方で、新曲楽曲解禁のコストとして見ると必要なT-emoは100/200/400であり、単純計算でそれぞれ20/40/80曲クリアを要することになる。((過去のT-emo STORE解禁曲が再登場した場合など、300 T-emo(60曲クリア相当)など別の数値が設定されていることもある。))~ 「今週のオススメ」に選出された曲なら+5 T-emoなので効率は単純計算で倍になる。 --公式サイトから大会に参加すると1回につき最低10 T-emo獲得できる。明らかに貰える量が多いのでこれを活用するなら解禁は楽になる。 ---ただし1日最高5回まで、かつ月曜AM5時までに実際にプレーして受け取らないと消滅する。~ 受取期限に関する仕様は[[prop>jubeat prop]]で登場したものだが、当時からその仕様自体を問題視する声がある((開催期間を「日曜24時まで」と設定すると受取可能期間が皆無レベルになってしまうという問題があり、プレイヤー間では日曜日までを意図する場合でも終了タイミングを月曜12時以降に設定することを推奨しているほど))にもかかわらず改善されていない。 ---プレイヤー間ではそれまでも問題視されていた「大会にエントリーだけして課題曲をプレーせず最低限の報酬を貰うだけ」なスタイルの横行も顕著になっているという問題も。 **問題点 -''きょうのオススメ楽曲におけるemoボーナス量'' --「今種のオススメ」だと5 T-emoだが、''「きょうのオススメ楽曲」をクリアしたときのボーナスはわずか2 T-emo''。~ ボーナス対象期間の短さとボーナス量が釣り合っていない。 ---ちなみにPJ MATCHにおける獲得fav基本値へのボーナスは「今種のオススメ」が+2なのに対して「きょうのオススメ楽曲」は+4と、こちらは幾分マシとなっている。 -''過去のFLOOR INFECTION解禁楽曲の解禁費用'' --本作で過去のFLOOR INFECTION解禁曲がemo martでの解禁に移行されたが、''それらの費用が他の曲と比べると暴騰というレベルである''。 --内訳としては、''各弾の最後の曲が800emo(単純計算で160曲クリア相当)、途中の曲は600emo(120曲クリア相当)''。~ emo martでの旧曲が高くても150emo(30曲クリア相当)なのを考慮すると圧倒的に高い。しかも''伝導解禁も不可能''。 --emo martの旧曲解禁枠はランダム選出(最大11枠)であり、曲を買う度に空いた分が入れ替えとなるのだが、過去のFLOOR INFECTIONを解禁していなかった人はこれらの高額楽曲に貴重な枠を占拠されてしまい、結果的に入れ替えが困難になってしまうことがある。~ この影響でemo martが事実上機能不全となってしまい、一部の旧曲はプレーする人が少なく伝導で受け取れることを期待できなくなり解禁が困難になるものも出る事態となっている。 --さらに、この問題が大きな影響を与えたのが、2019年7月~8月に開催されたイベント「スミスと石版のナゾ」。~ 課題の中に「FLOOR INFECTION解禁楽曲を3曲プレー」というものがあり、価格暴騰により曲がなく詰まる人も現れる事態となった。 ---「今種のオススメ」に2曲以上登録されている週なら、TUNE RUNの「【十段】時の超越者」で1曲目に「Gott(EXTREME)」を選んで脱落(コースクリア条件の関係上82万点未満、70万点未満の場合マッチング相手にSAVEされる必要がある)し、通常プレー移行後の残り2曲を「今種のオススメ」に含まれている対象曲から選ぶという攻略法があったりする(ちなみにイベント期間中「今種のオススメ」に「Gott」が登録された週はなかった)。~ また、「FLOOR INFECTION Medley from SOUND VOLTEX×jubeat」も対象に含まれているが、こちらは30emoと他の対象曲と比べて圧倒的に安い(Qubellまでの隠し曲という扱い((ちなみに元々の解禁条件は「2017年3月3日~同年3月20日まで開催された『FLOOR INFECTION 第24弾(Four Leaves、crêpe suzette、veRtrageS)』『POLICY BREAK 第25弾(Boss Rush)』をすべて完遂することで、『POLICY BREAK Medley from SOUND VOLTEX×jubeat』共々両機種において解禁される」というものだった))でこの値段になっている模様)ので、解禁しておけば「今種のオススメ」への登録が1曲しかない週でも同様の方法で達成可能。 ---この問題への反省なのか、8/12~8/25には「今種のオススメ」に3曲登録することでTUNE RUNでの脱落も不要な形にする対策が取られていたが、後半ではそのうちの1つが「FLOOR INFECTION Medley from SOUND VOLTEX×jubeat」だった。~ そしてイベント最終週である8/26~9/1は1曲しか登録されていない。 --2019年9月後半にT-emo STOREに移行された最新弾も、300~''500'' T-emo(60~''100''曲クリア相当、''当月限定'')とお高い。 -処理落ち問題 --過去に[[copious>jubeat copious]]で問題になっていた処理落ちやフリーズが今作でも発生。 --''一部の楽曲でのみ''マーカー表示がカクカクになってしまう現象が見られる。 --プレー中に突然フリーズすることもあり、稼働初期には、楽曲プレー中にフリーズすると判定がズレてしまうという深刻な不具合も存在していた。 ---後のアップデートによりフリーズした場合でも判定がズレないようになった。 --この問題に関しては基板の経年劣化や、未だにOSにWindows XPを使用している弊害によるものと見られる。((2018年以降に新作が発表されたBEMANI機種で現在もXPを使用しているのはjubeatとpop'n musicのみ)) -jubeat大回顧展解禁救済コースの難易度 --「jubeat大回顧展」終了後に追加された楽曲解禁コースの難易度が全般的に詐称気味という評価がある。 ---ROOM 9までのコースは大カテゴリこそ下から2番目のKISAGO CUPに属するが、実際のところは目標スコアの平均値((実際には曲ごとに判定されるコースと3曲合計の平均点で判定されるコースがある))がどれも90万点を超えており中には95万点のものもあったり、BASIC譜面ですらLv6の曲が含まれていたりと、全般的に初心者ではどうにもならないものばかりである。 ---HOTATE CUPに属するROOM 10だけは純粋に難易度の暴力と言える内容となっている(一連のコースではこれのみEXTREME限定かつLv10台となっている)。 -「スミスと石版のナゾ」一部ナゾの難易度 --上記の「FLOOR INFECTION解禁曲」については終盤の課題(裏6枚目)だが、序盤から厄介な課題が存在する。 ---開幕から「jubeat大回顧展 ROOM 1のスタンプ楽曲(順序固定)」というものが存在する(表2枚目)。イベントをコンプリートしていた人ですらスタンプとしては覚えていないなんてことも。 ---3枚目はTARGET MUSICでの解禁曲を順にプレーするというもので、表はpick up(新曲)、裏はcommon(旧曲)のjubility対象譜面数で解禁される曲が対象。そのため、''新曲を30譜面クリアしないと最初の段階すら突破できない''。 ---表6枚目(最初の4枚をクリアした後に出現する4枚のうち2番目)は正しくは「POLICY BREAKでSDVXに移植された曲」だったのだが、矢印の先に何もなかったことから当初は「[[BeatStream]]([[アニムトライヴ>BeatStream アニムトライヴ]]含む)((2017/9/1のe-AMUSEMENTサービス終了以降、他タイトルの旧バージョンと同様にe-amusement pass上のプレーデータ一覧でアイコンが表示されなくなっている(ちなみにjubeatのみ本作現在でもメジャーバージョンごとにデータが別に作成されており、過去バージョンは同様の状態となっている)。なお、同時にe-AMUSEMENTサービスが終了したミライダガッキではこの現象が発生していない。))に移植された曲(のADVANCED譜面)」という説が支持されていた。((初期に発見された組み合わせが「JOMANDA」「量子の海のリントヴルム」「†渚の小悪魔ラヴリィ~レイディオ†」だったことも補強する根拠となってしまっていた。実は右矢印の色がjubeatロゴマークより鮮やかな黄色だったというのがPOLICY BREAKを示唆するヒントだったのだが、当初の説においてはADVANCED譜面限定と見られていた。)) ---表9枚目(3段目突入後の1枚目)は公式サイトの稼働開始に関する告知に密かに追記されている3曲を順にプレーするというものとなっているが、最後の「50th Memorial Songs -Beginning Story-」は稼働途中での追加曲なのに入ってることを不自然に思う声も。 ---11枚目は表はknitで開催された「APPEND FESTIVAL」、裏はcopiousで開催された「APPEND TRAVEL」での解禁曲が対象なのだが、当時のサイトが現存しておらず課題の画像が何のことかわからないという意見も。 ---12枚目はjubeat labに登録されているEDIT譜面のID番号であり、指定の3曲を順にプレーする必要がある。なお、表と裏でプレー順が逆となっている。 ---もっとも、難易度が相当高いものがあることは告知されており、Twitterのタグ「[[#jubeat謎解き>http://twitter.com/hashtag/jubeat%E8%AC%8E%E8%A7%A3%E3%81%8D]]」での情報共有を推奨している。 --このほか、表5枚目(GITADORAからの移植曲)の対象に「Right on time (Ryu☆ Remix)」「ミカヅキ:コネクト」が含まれないというガチの不具合が当初存在した。 **総評 clanにおける問題点だった楽曲解禁難要素を緩和する一方、新規解禁要素に対するアフターケアには難がある。~ それでもスキルポイント系のシステムとして復活したjubilityなどの要素もあり、jubeatシリーズ10周年を彩るのに十分な要素はそろっている。 **余談 デザインについて -本作のデザインについては「トロピカルでボタニカルな雰囲気漂う」と称している。 --見た目が[[CHUNITHM AMAZON>CHUNITHM]]と似ている部分もあるため一応言っておくと、あちらより1か月半前の稼働開始である。 フラッグラリーに関して -後に開催されたイベント「フラッグラリー」での解禁曲から、[[REFLEC BEAT 悠久のリフレシア]]に立っていた死亡フラグが折れたという説があるとかないとか。 // ……でもリフレクもXPだっけ? --実際、2019年3月よりRbでもコナミ創業50周年記念楽曲が収録されたり、一度終了した筈のリメイク譜面の収録が再開されたり(6月で再び止まっていたが12月にもリメイク譜面が登場している)と、密かだが動きが見られ始めている。 -システムは「jubeat大回顧展」の流用と見られている(進行がRATINGに依存しなくなっている模様)。 festo島について -「スミスと石版のナゾ」(前座含む)で登場したfesto島だが、[[いちかのBEMANI投票選抜戦2019>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント#id_9b67497e]]終了後のスペシャルガイド公開によって本作の舞台であることやまだ未調査の地域があることが示唆されている。 --もっとも、公開が稼働開始から1年以上経過後であり、新作の気配がないことに対してお茶を濁している感が否めないが。 --ガイドによるとemoはジャングルのどこかから湧き出している自然エネルギーであり、季節ごとに固有のものもあるらしい。 まさかの削除曲 -knitでの「only my railgun」収録以降時折楽曲が収録され削除されることもなく、本シリーズを代表する版権曲アーティストと認識されていたfripSideの曲でとうとう削除曲が出てしまった。~ 「black bullet」や「Two souls -toward the truth-」ならともかく、''よりによって「sister's noise」だったことで[[CHUNITHM AMAZON>CHUNITHM]]にあらぬ疑いがかかってしまう事態''にも。 --あちらへの収録は本機種稼働の1か月半後(向こうの稼働開始当初のイベントで先行解禁)なのに対し本機種での削除は2019年4月なので半年も間があるため、さすがにフラグ扱いするには難がありすぎるということを、あちらに対する弁護として申し添えておく。((一方当該削除の2か月半前に追加されたオンゲキの方はというと、こちらは「only my railgun」がその2週間後の収録から1週間後にSOUND VOLTEXにも収録されるという事態が発生している(しかも権利関係的にはSOUND VOLTEXの方が正当な表記である)し、1か月先行して収録されていた「STEP by STEP UP↑↑↑↑」は(REFLEC BEATからは程なくして削除されたが……)同年6月下旬とこちらもフラグというには微妙な時期の削除となった。))
*jubeat festo 【ゆびーと ふぇすと】 |ジャンル|音楽ゲーム|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|コナミアミューズメント|~| |稼動開始日|2018年9月5日|~| |判定|なし|~| |ポイント|jubeat10周年にして10作目&br()上位レベルが細分化&br()新曲解禁の入れ替えは激しくそこは賛否両論&br()ただしシステム面では改善点あり(運要素の緩和が大きい)&br()稼働長期化により顕著になってきた''版権曲削除祭''|~| |>|>|CENTER:''[[jubeatシリーズ]]''| // 新曲解禁の入れ替えの激しさはあるけど、clan最大の問題点だったマッチング相手運要素がなくなったのは大きな改善点 ---- #contents(fromhere) ---- **概要 jubeatシリーズ10周年にして10作目を標榜する。((なおメジャーバージョンとしては9つ目である。APPENDバージョンを1つだけ含めて10作としてカウントしている模様であり、恐らくsaucer fulfillがカウントに含まれている。))~ 『[[clan>jubeat clan]]』をベースにしつつも改善点は多い。 **特徴 EMO -本作の楽曲解禁に関する通貨。clanのOMIYAGEにあった色分けは廃止されている。 -2020年まではT-emoとemoの2種類が存在した。~ 獲得時はT-emoとして獲得し(例えば楽曲クリアに対して5 T-emo)、毎月のSHOP更新時に未使用分がemoに振り替えられる(ただし2020年4月~6月はemo振替なしで2020年3月期分のT-emoをそのまま引き継いでいた)。 --新曲解禁となるT-emo STOREでは最新のT-emoしか使用できない。 --旧曲などを解禁できるemo martではemoが優先的に使用され、emoが切れてからT-emoを使うようになっている。 --なお何のメリットもなしにemoを消費できるemoSAPOも存在しているが、こちらは全プレーヤーから送られたemoの総量によって解禁される要素が存在している(2曲+TUNE RUNコース1つ(解禁楽曲は伝導可能)、2019年7月には500万emo到達記念と称してイベントが開催されている((6月下旬よりその前哨戦となる「festo島探索」でemoSAPO送信量の累計とともに探索状況が告知されており、送信を煽っていた)))。 -2019年4月下旬より開催されたイベントではE-emoという別カテゴリのものも登場。 --こちらはコナミ創業50周年記念楽曲(第2弾~第4弾)のみに使用可能。なお当イベントは復刻開催されておらず、後に再度解禁可能になった際にはT-emo STOREへの入荷という形になっている。 -2021年以降はemoに一本化され、T-emo STOREもfesto STOREと名称変更されている。 今週のオススメ -前作clanの街対抗戦におけるHOT MUSICを常設させたもの。ただし、枠数は25に半減している。 -EMO獲得量にボーナスが発生するため、この枠の楽曲をプレーすれば新曲解禁も早まる。 -こちらの枠の曲も未解禁でもプレー可能。後述するようにイベントにおける救済措置として使われたケースも。 レベル表記の細分化 -本作ではレベル9以上の譜面に小数点表記が付加され細分化が行われた。数値はいずれも0.1刻み。 -jubeatシリーズは初代から最大10レベルと変更されておらず、上位レベルの細分化を求める声が多かったが、今作で遂に実現する運びになった。 -今作稼働時における最大レベルは「Stand Alone Beat Masta」「Prayer」の10.8だったが、後に「1116」の登場により最大レベルが10.9に更新される事になった。 jubility -clanで復活していたシステムだが、本作では計算式が変更され他機種のスキルポイント(など)に相当するものとなった。 -クリアした譜面の難易度と精度評価から算出され、新旧それぞれ上位30譜面ずつの合計値となる。 --HARD MODEでの評価は1.2倍で算出され、同じ譜面に対してはどちらか数値の高いほうのみが適用される。 -直接は関係ないが、pick up(新曲)/common(旧曲)それぞれの対象譜面の枠が一定数埋まるごとで解禁される曲が計6曲存在する。 HARD MODE関連 -前作までのHARD MODEはEXPERT OPTIONに含まれていた関係で追加料金が掛かっていたが、今作で通常OPTIONに組み込まれた事によりいつでもHARD MODEでプレーが可能になった。 -更に、今作では通常とHARD MODEのスコアが別々に保存されるように。選曲画面では両方のスコア・ミュージックバーを切り替える事が出来る。 jubeat大回顧展 -稼働開始当初開催されていたイベント。jubeatが10周年を迎えた事に際し、過去のバージョンを振り返っていくという趣旨の内容。 -楽曲プレー時のRATINGによってポイントを獲得し、バージョンごとの3つのチェックポイントを通過すると楽曲が解禁される。 --解禁される曲には外部アーティストの書き下ろし曲も。中でも「幸せが鳴る夜に」の大きくパンが描かれたジャケットがシュール((アーティストはGITADORAシリーズにて「天国ミュージック」「想像だけで素晴らしいんだ」が版権曲として収録されている(『EXCHAIN』現在)PANであり、それにかけていると思われる。なお、ジャケット画像の作者は漫画家の小山健。))。 -順番は新しい順でも古い順でもない。また、最後にはリリース以前のPROTOTYPEバージョンに対するコーナーも登場する。 -イベント終了後しばらくしてから、順次TUNE RUNで救済可能なコースが登場している。 TUNE RUN、PJ MATCH -それぞれclanにおけるNOBOLOTと街対抗戦に相当するもの。 -TUNE RUNに楽曲解禁が可能なコースがあるのも同様。~ また、最高ランクのOSHAKO CUPもコマンドを入力することなく開放されてはいる。 -PJ MATCHにおけるプレーヤーの割り振りは最近のプレー傾向によって決定される模様。 --同じFLOORに属するプレーヤーとマッチングしたり、期間中emo martで販売されるfav fever券を購入することで、獲得favを増やすことができる。また、fav fever券の効果は同FLOORのマッチング相手にも波及し、対象プレーヤーも一時的に(マッチング人数とは別の)fav獲得ボーナスを得られる。 Mission Travel -2020年9月中旬より開催されているイベント。 -プレーごとにマップとマップ上のポイントを選択し、そこに設定されたミッションをクリアすることで進行する。~ ポイントには楽曲/T-emo(2021年以降はemo)/BONUS TUNE GAUGEポイントのいずれかがランダムで配置されているが、すべてのポイントを解放しないと次のマップに進むことができない。 --emo消費(マップによって500の場合と800の場合がある)で楽曲が隠れているポイントを知るコンパスを使えるが、途中のPHASE LINEでは使ってもあまり意味がない(もちろん楽曲解禁を早めに引くことができるというメリットはある)。 --また、(未解禁の曲を指定された、などの理由で)ミッションをクリアできないでいる(3クレジット連続で失敗)と課題を「楽曲クリア」に書き換えてくれるお助けキャラが登場する。 Stamp Challenge -2020年12月より不定期開催の期間限定イベント。単純にプレーしたクレジット数に応じてスタンプが貯まり、楽曲等を解禁できる。 --ただし一部を除いて1日に押せるスタンプ数は4~7個に制限されており、コンプリートには3~5日ゲーセンに通う必要があった。 **評価点 ''楽曲解禁における運要素の緩和'' -前作clanでは''マッチング相手の所属地域という運要素が強く、目的の色のOMIYAGEが手に入らず解禁できない''という問題があった。~ 本作ではT-emo稼ぎにおいてプレー曲が特定の曲に固まる可能性こそあれど、楽曲クリアを繰り返していけば解禁できるようになってはいる。 -emo martの楽曲解禁枠も11に拡大され、こちらの運要素も若干緩和された。 レベルの表記細分化 -今作ではシリーズ待望となるレベル表記の細分化が行われた事によって、10レベルの譜面がどのような立ち位置あるのかどうかが分かる様になったのは素直に評価が出来る。 FLOOR INFECTION楽曲の単機種解禁移行 -2013年の『SDVX II』稼働から長らくの間で続けられていたFLOOR INFECTIONだが、clanまでの開催分の全曲がemo martに入荷された事により、遂にjubeat単独で楽曲を解禁出来る様になった。((同時にSDVX側でも過去のjubeat対象POLICY BREAK楽曲がインプット解禁可能になった。なおその際は新規イベントとしてFLOOR INFECTION(1セット3曲)とPOLICY BREAK(3曲)が開催されていたが、その後再開催されることなく2019年9月後半にFLOOR INFECTION解禁曲が同期のT-emo STOREに、POLICY BREAK解禁曲もSDVX側のインプット対象に追加された。)) -解禁コストについては問題視されている(後述)が、jubeat開催分に限るが超長期に渡って開催された連動イベントが大きな区切りを迎えた事については大いに歓迎されている。 **賛否両論点 シャッター開閉方向の変更 -今まで上下方向の動きだった背景のシャッターが左右に動くようになったので注意。 難易度再調整について -clanに続き本作でも難易度調整が行われているが、まだ十分ではないという意見も。 --''「漆黒のスペシャルプリンセスサンデー」ADVANCEDがようやく7に昇格する''など、ある程度評価されている点もある。 --一方、「あいのうた」ADVANCED((問題の同時押しを別の段で擁していた「STEP by STEP UP↑↑↑↑」が2019年6月下旬に削除されたことで問題が悪化(というよりは同曲の登場で押し方が広まって幾分マシになっていたのが元に戻る)という懸念も))や「IX」BASICなどの詐称度の高い譜面については改善されていないという指摘も多い。 -またLv9以上は小数第1位まで表示されるようになったが、この端数の妥当性に対する疑問もある。 --Lv8までとLv9以上で基準が違うのではないか、などの意見も。 レベル表記の細分化について -今作でレベル表記が細分化されたのは良いのだが、あくまで9以上のレベルのみという事なので、残念ながら8以下のレベルは細分化されなかった。 -仕方の無い点だが、レベル表記の細分化によって、jubeat全体における難易度のインフレが目に見えて顕著に映ってしまったのも否めない。 --中でも今作で登場した新曲「''1116''」におけるEXT譜面は本機種最大レベルの''10.9''を記録してしまった上に、譜面自体も「jubeatにおけるわけのわからないもの」と比喩される中盤のホールド発狂地帯をはじめ難所が非常に多い事から、前作の「Prayer」を超えるぶっちぎりのシリーズ最難関譜面としてプレーヤー間の話題になった。 T-emo STORE楽曲の入れ替えについて(2020年12月まで) -T-emo STOREの楽曲は毎月更新され、その度に以前のT-emoはemoに振り替えられる。~ そのため、新曲の解禁にはその月内で必要なT-emoを確保する必要があり、そこまでのプレー回数も多くなりやすい。 -なおTUNE RUNの一部コースでもT-emoを獲得できるが、1コースにつき1回だけ。そのため、TUNE RUNをプレーする時期についても悩みどころである。 -余談だが、常時解禁可能な曲は存在していない。~ 常時解禁可能と解釈されがちな「Phantasmagoria」ですら2019年4月期は解禁不可だった。((ちなみにこの2019年4月期は通常emo martでの解禁となるひなビタ♪関連の過去バージョン隠し曲もT-emo STOREで解禁可能だった。)) 新曲解禁のコスト -clanと比べると「運要素がなくなり、数をこなせば確実に集まるようになった」点で評価されている。 -一方で、新曲楽曲解禁のコストとして見ると必要なT-emoは100/200/400であり、単純計算でそれぞれ20/40/80曲クリアを''当月中に''要することになる。((過去のT-emo STORE解禁曲が再登場した場合など、300 T-emo(60曲クリア相当)など別の数値が設定されていることもある。))~ 「今週のオススメ」に選出された曲なら+5 T-emoなので効率は単純計算で倍になる。 ---「当月限定」については2021年のfesto STOREへのリニューアルに伴い廃止された。 -公式サイトから大会に参加すると1回につき最低10 T-emo獲得できる。明らかに貰える量が多いのでこれを活用するなら解禁は楽になる。 --ただし1日最高5回まで、かつ月曜AM5時までに実際にプレーして受け取らないと消滅する。~ 受取期限に関する仕様は『[[prop>jubeat prop]]』で登場したものだが、当時からその仕様自体を問題視する声がある((開催期間を「日曜24時まで」と設定すると受取可能期間が皆無レベルになってしまうという問題があり、プレーヤー間では日曜日までを意図する場合でも終了タイミングを月曜12時以降に設定することを推奨しているほど))にもかかわらず改善されていない。 --プレーヤー間ではそれまでも問題視されていた「大会にエントリーだけして課題曲をプレーせず最低限の報酬を貰うだけ」なスタイルの横行も顕著になっているという問題も。 PPAPの継承者「スミスえかきうた」 -『[[Qubell>jubeat Qubell]]』で登場しその圧倒的な短さから物議を醸した「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」は2019年9月初頭に削除されたが、その後「[[いちかのBEMANI投票選抜戦2019>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント#Ichika2019]]」でのマニフェストにより登場した「スミスえかきうた」が同曲の継承者ポジションとなっている。 --演奏時間わずか46秒はPPAPとどっこいどっこい。そのため、PPAPと同様にこの曲以外とのマッチングは不可能レベル。 --物量面で見ても、BSCはLv1オリジナル曲で最少、ADVはLv5史上初の200ノート割れ、EXTは削除済みのPPAP(EXT)を除いて最少ノート数となっている。 --ちなみに同様に同イベントのマニフェストでテーマソングを作ると宣言し出来上がったものがこちらと同様に絵描き歌となっていた『[[GITADORA NEX+AGE]]』の「オトベアえかきうた」は複数のバージョンを用意してつなげることで普通レベルの尺になっている。 **問題点 ''きょうのオススメ楽曲におけるemoボーナス量'' -「今週のオススメ」だと5 T-emoだが、''「きょうのオススメ楽曲」をクリアしたときのボーナスはわずか2 T-emo''。~ ボーナス対象期間の短さとボーナス量が釣り合っていない。 --ちなみにPJ MATCHにおける獲得fav基本値へのボーナスは「今週のオススメ」が+2なのに対して「きょうのオススメ楽曲」は+4と、こちらは幾分マシとなっている。 --2/7(2019年/2020年とも)の「STARLIT DUST/スティルに捧ぐ」((Michael a la modeことJason Michael "Stillwind" Borensteinの命日に合わせての選曲と見られている))や、2/14の「Chocolate Planet(2019年)」「チョコレートスマイル(2020年)」など、ごく稀に「今週のオススメ」と「きょうのオススメ楽曲」が重複することがある。この場合は双方のボーナスをきちんと得られる(余談だが、上述のfavは「きょうのオススメ楽曲」の+4のみ適用となる模様)。 ''過去のFLOOR INFECTION解禁楽曲の解禁費用'' -本作で過去のFLOOR INFECTION解禁曲がemo martでの解禁に移行されたが、''それらの費用が他の曲と比べると暴騰というレベルである''。 -内訳としては、''各弾の最後の曲が800emo(単純計算で160曲クリア相当)、途中の曲は600emo(120曲クリア相当)''。~ emo martでの旧曲が高くても150emo(30曲クリア相当)なのを考慮すると圧倒的に高い。しかも''伝導解禁も不可能''。 -emo martの旧曲解禁枠はランダム選出(最大11枠)であり、曲を買う度に空いた分が入れ替えとなるのだが、過去のFLOOR INFECTIONを解禁していなかった人はこれらの高額楽曲に貴重な枠を占拠されてしまい、結果的に入れ替えが困難になってしまうことがある。~ この影響でemo martが事実上機能不全となってしまい、一部の旧曲はプレーする人が少なく伝導で受け取れることを期待できなくなり解禁が困難になるものも出る事態となっている。 -さらに、この問題が大きな影響を与えたのが、2019年7月~8月に開催されたイベント「スミスと石版のナゾ」。~ 課題の中に「FLOOR INFECTION解禁楽曲を3曲プレー」というものがあり、価格暴騰により曲がなく詰まる人も現れる事態となった。 --「今週のオススメ」に2曲以上登録されている週なら、TUNE RUNの「【十段】時の超越者」で1曲目に「Gott(EXTREME)」を選んで脱落(コースクリア条件の関係上82万点未満、70万点未満の場合マッチング相手にSAVEされる必要がある)し、通常プレー移行後の残り2曲を「今週のオススメ」に含まれている対象曲から選ぶという攻略法があったりする(ちなみにイベント期間中「今週のオススメ」に「Gott」が登録された週はなかった)。~ また、「FLOOR INFECTION Medley from SOUND VOLTEX×jubeat」も対象に含まれているが、こちらは30emoと他の対象曲と比べて圧倒的に安い(Qubellまでの隠し曲という扱い((ちなみに元々の解禁条件は「2017年3月3日~同年3月20日まで開催された「FLOOR INFECTION 第24弾(Four Leaves、crêpe suzette、veRtrageS)」「POLICY BREAK 第25弾(Boss Rush)」をすべて完遂することで、「POLICY BREAK Medley from SOUND VOLTEX×jubeat」共々両機種において解禁される」というものだった))でこの値段になっている模様)ので、解禁しておけば「今週のオススメ」への登録が1曲しかない週でも同様の方法で達成可能。 --この問題への反省なのか、8/12~8/25には「今週のオススメ」に3曲登録することでTUNE RUNでの脱落も不要な形にする対策が取られていたが、後半ではそのうちの1つが「FLOOR INFECTION Medley from SOUND VOLTEX×jubeat」だった。~ そしてイベント最終週である8/26~9/1は1曲しか登録されていない。 --再開催時には2020/6/13~2020/7/3(金曜区切り)で毎週3000T-emoが配布されていたため、これを使えば幾分マシになっている。~ また、6/22以降は最新弾の解禁曲が「今週のオススメ」に登録されているため、そちらの条件達成に限ればさほど難しくない。 -2019年9月後半にT-emo STOREに移行された最新弾も、300~''500'' T-emo(60~''100''曲クリア相当、''当月限定'')とお高い。 --プレーだけなら2020/06/22より「今週のオススメ」に登録されていたので(イベント期間中((6週間とされているが告知では「2020/07/27 09:59まで」と5週間になっており、しかも5週間で終了した))であれば)問題なく可能。先述の「スミスと石版のナゾ」再開催時における救済措置にもなっている。 --2021年のfesto STOREへのリニューアルでようやく常時解禁可能になったのだが、T-emo当時の価格そのままでemoに変換された結果、''過去弾の曲より安い''という事態になっている。 処理落ち問題 -過去に『[[copious>jubeat copious]]』で問題になっていた処理落ちやフリーズが今作でも発生。 -''一部の楽曲でのみ''マーカー表示がカクカクになってしまう現象が見られる。 -プレー中に突然フリーズすることもあり、稼働初期には、楽曲プレー中にフリーズすると判定がズレてしまうという深刻な不具合も存在していた。 --後のアップデートによりフリーズした場合でも判定がズレないようになった。 -この問題に関しては基板の経年劣化や、未だにOSにWindows XPを使用している弊害によるものと見られる。((2018年以降に新作が発表されたBEMANI機種で現在もXPを使用しているのはjubeatとpop'n musicのみ)) jubeat大回顧展解禁救済コースの難易度 -「jubeat大回顧展」終了後に追加された楽曲解禁コースの難易度が全般的に詐称気味という評価がある。 --ROOM 9までのコースは大カテゴリこそ下から2番目のKISAGO CUPに属するが、実際のところは目標スコアの平均値((実際には曲ごとに判定されるコースと3曲合計の平均点で判定されるコースがある))がどれも90万点を超えており中には95万点のものもあったり、BASIC譜面ですらLv6の曲が含まれていたりと、全般的に初心者ではどうにもならないものばかりである。 --HOTATE CUPに属するROOM 10だけは純粋に難易度の暴力と言える内容となっている(一連のコースではこれのみEXTREME限定かつLv10台となっている)。 ---ちなみにROOM 10の「pedigree」''に限り''、2020/7/3~2020/7/19に1度プレーするだけで解禁されるという救済措置が行われている。 「スミスと石版のナゾ」一部ナゾの難易度 -上記の「FLOOR INFECTION解禁曲」については終盤の課題(裏6枚目)だが、序盤から厄介な課題が存在する。 --開幕から「jubeat大回顧展 ROOM 1のスタンプ楽曲(順序固定)」というものが存在する(表2枚目)。イベントはコンプリートしたけどスタンプとしては覚えていないなんて人も。 --3枚目はTARGET MUSICでの解禁曲を順にプレーするというもので、表はpick up(新曲)、裏はcommon(旧曲)のjubility対象譜面数で解禁される曲が対象。そのため、''新曲を30譜面クリアしないと最初の段階すら突破できない''。 --表6枚目(最初の4枚をクリアした後に出現する4枚のうち2番目)は正しくは「POLICY BREAKでSDVXに移植された曲」だったのだが、矢印の先に何もなかったことから当初は「[[BeatStream]]([[アニムトライヴ>BeatStream アニムトライヴ]]含む)((2017/9/1のe-AMUSEMENTサービス終了以降、他タイトルの旧バージョンと同様にe-amusement pass上のプレーデータ一覧でアイコンが表示されなくなっている(ちなみにjubeatのみ本作現在でもメジャーバージョンごとにデータが別に作成されており、過去バージョンは同様の状態となっている)。なお、同時にe-AMUSEMENTサービスが終了したミライダガッキではこの現象が発生していない。))に移植された曲(のADVANCED譜面)」という説が支持されていた。((初期に発見された組み合わせが「JOMANDA」「量子の海のリントヴルム」「†渚の小悪魔ラヴリィ~レイディオ†」だったことも補強する根拠となってしまっていた。実は右矢印の色がjubeatロゴマークより鮮やかな黄色だったというのがPOLICY BREAKを示唆するヒントだったのだが、当初の説においてはADVANCED譜面限定と見られていた。)) --表9枚目(3段目突入後の1枚目)は公式サイトの稼働開始に関する告知に密かに追記されている3曲を順にプレーするというものとなっているが、最初の「Phantasmagoria」はともかく残り2曲「In Your EyEs」「50th Memorial Songs -Beginning Story-」は稼働途中での追加曲(解禁条件自体は前者はe-amusement pass使用という要件こそあるがどちらも無条件)なのに入ってることを不自然に思う声も。 --11枚目は表はknitで開催された「APPEND FESTIVAL」、裏はcopiousで開催された「APPEND TRAVEL」での解禁曲が対象なのだが、当時のサイトが現存しておらず課題の画像が何のことかわからないという意見も。 --12枚目はjubeat labに登録されているEDIT譜面のID番号であり、指定の3曲を順にプレーする必要がある。なお、表と裏でプレー順が逆となっている。 --もっとも、難易度が相当高いものがあることは告知されており、Twitterのタグ「[[#jubeat謎解き>http://twitter.com/hashtag/jubeat%E8%AC%8E%E8%A7%A3%E3%81%8D]]」での情報共有を推奨している。 -このほか、表5枚目(GITADORAからの移植曲)の対象に「Right on time (Ryu☆ Remix)」「ミカヅキ:コネクト」が含まれないというガチの不具合が当初存在した。~ また、2020年6月~7月の再開催時には7枚目(ノスタルジアとの楽曲交換イベント関連曲)において「[[楽曲交換移植イベントでの解禁>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント#Trocco]]だった「zeeros」はきちんと含まれていた一方、同イベントで向こうに移植された「Far east nightbird」が漏れている((初回開催以降に追加された曲が条件から漏れていることがあることは告知されていたが、その告知に該当するのは「zeeros」の方である。また、楽曲交換イベントとは銘打たれていないため「zeeros」が入っていることが不具合であるという説も。))」「交換イベントでないはずの「追憶のアラウカリア」が含まれている」という報告も。 TUNE RUN常設コース一時削除事件 -TUNE RUNの常設コースのうち「【三段】この花を貴方へ」が削除される事件が2019年11月に発生。~ 数日後に復旧したが、(一時的なものとは言えど)''常設コースが削除される事態''となった。 --課題曲の1つ「ハイパーリアリスト」が削除されたことが原因とみられており、復旧時には「ふめつのこころ」に差し替えられている。~ ただ、過去にはprop~QubellのUNLOCK CHALLENGEやclanのNOBOLOTでは事前に差し替えが行われていたり、clan末期にはリアルタイムでの差し替えも行われていた(本作でも以後の削除ではリアルタイム差し替えとなっている)。それらがなかったことから「替わりの選出が難航し差し替えが行われないまま削除を迎え、それによりコースそのものが配信停止になる事態(サーバー側で設定していたか、それともコースデータが異常と認識されて筐体側で停止していたかは不明)になった」と言われている。 ''版権曲削除祭'' -''2年間で100曲近くの削除曲が出る''という、jubeatシリーズとしては異様な収録曲数変遷となっている。 --中でも''『clan』収録の版権曲の中でも一番人気であっただろう「ようこそジャパリパークへ」が収録期間延長とならず3年で消えた点''に余裕のなさを感じざるを得ない。 --一部の削除においては様々な反応が出たものなどもあるため、それについては後述する。 ''「灼熱Beach Side Bunny」の規格外ぶり'' -「[[毎週!いちかの超BEMANIラッシュ2020>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント#Ichika202Rush]]」にてIIDXから移植された「灼熱Beach Side Bunny」のEXTREME譜面が規格外レベルの代物である。 --''総ノート数1606のうち極短ホールド(始点と終点は別判定)が667、実質7割近くがホールドノート''である。~ ホールドの配置はIIDXにおけるSP ANOTHERのスクラッチに合わせられている模様。 --ホールドはその短さから「ホールドで始点がPERFECTだったのに終点がGREATだった」ということも多発しやすく、レベルは10.7だが''スコア難度は10.9でも足りない''とすら言われることも。 **総評 『clan』における問題点だった楽曲解禁難要素を緩和する一方、新規解禁要素に対するアフターケアには難がある。~ それでもスキルポイント系のシステムとして復活したjubilityなどの要素もあり、jubeatシリーズ10周年を彩るのに十分な要素はそろっていた。 だが、途中のコロナウイルス騒動もあってかシリーズ異例の4年弱の長期稼働となり、稼働後半(2020年以降)はタイトルである「festo」の意味が変質してしまった(かけ離れた)感もある。 **余談 //全体的に余談の域を越えている・脱線している記述が目立ちます(jubeatとは関係が薄いKONAMI以外の情報など) //他にも憶測(「あったとかないとか」→どっち?)なども多く、不必要な文が網羅されており不自然です。全体的に、主観を削いであくまで「jubeatの」大まかな説明となるような簡潔な文章に直した方が良いのではないでしょうか。 //チュウニズム等に詳しくないのですが、いくら余談といっても飛躍しすぎていて不自然だと思います // ちょっと削り方が雑なような デザインについて -本作のデザインについては「トロピカルでボタニカルな雰囲気漂う」と称している。 //--見た目が『[[CHUNITHM AMAZON>CHUNITHM]]』と似ている部分もあるため一応言っておくと、あちらより1か月半前の稼働開始である。 フラッグラリーに関して -後に開催されたイベント「フラッグラリー」での解禁曲から、『[[REFLEC BEAT 悠久のリフレシア]]』に立っていた死亡フラグが折れたという見方も。 // ……でもリフレクもXPだっけ? --実際、2019年3月よりRbでもコナミ創業50周年記念楽曲が収録されたり、一度終了した筈のリメイク譜面の収録が再開されたり(6月で再び止まっていたが12月~2020年3月にも追加されている)と、密かだが動きが見られ始めている。 -システムは「jubeat大回顧展」の流用と見られている(進行がRATINGに依存しなくなっている模様)。 festo島について -「スミスと石版のナゾ」(前座含む)で登場したfesto島だが、[[いちかのBEMANI投票選抜戦2019>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント#Ichika2019]]終了後のスペシャルガイド公開によって本作の舞台であることやまだ未調査の地域があることが示唆されている。 --もっとも、公開が稼働開始から1年以上経過後であり、新作の気配がないことに対してお茶を濁している感が否めないが。 ---2020年2月初頭に筐体刷新を含む新作が発表されてはいるものの、そちらも音沙汰がない状態(『[[ポップンミュージック peace]]』と同様)が続いている。しかも''こちらはそれ以降も正式な(pop'n同様の現行筐体による)新作の発表すらない状態が続いていた''。 --ガイドによるとemoはジャングルのどこかから湧き出している自然エネルギーであり、季節ごとに固有のものもあるらしい。 BASIC譜面難易度全レベル網羅 -「[[いちかのBEMANI投票選抜戦2019>BEMANIシリーズ 多機種連動イベント#Ichika2019]]」で登場した本機種代表曲「toy boxer」は''BASIC譜面でもLv8''。~ これにより、「[[Megalara Garuda>jubeat Qubell]]」「[[Diastrophism>jubeat clan]]」と合わせてBASIC譜面の難度が10段階(小数点以下は同レベルとみなす)すべてを網羅することになった。 削除曲絡みのネタ -2019年4月に、『knit』での「only my railgun」収録以降時折楽曲が収録され削除されることもなく本シリーズを代表する版権曲アーティストと認識されていたfripSideの曲でとうとう削除曲が出てしまった。 --その曲がよりによって『[[CHUNITHM AMAZON>CHUNITHM]]』の稼働開始時に開催されたコラボイベントで(向こうにおいて)先行解禁可能だった「sister's noise」だったことであらぬ疑い(『clan』における「NEW GAME!」関連曲の時と同様のもの)がかかってしまうものの、実際には半年も差があるためさすがにフラグ扱いするには難がありすぎである。 //((一方当該削除の2か月半前に追加されたオンゲキの方はというと、こちらは「only my railgun」がその2週間後の収録から1週間後にSOUND VOLTEXにも収録されるという事態が発生している(しかも権利関係的にはSOUND VOLTEXの方が正当な表記である)し、1か月先行して収録されていた「STEP by STEP UP↑↑↑↑」は(REFLEC BEATからは程なくして削除されたが……)同年6月下旬とこちらもフラグというには微妙な時期の削除となった。)) //%%あれから2年3か月後(件の削除からは1年9か月後)、向こうの最新バージョン『PARADISE』でも稼働開始当初から問題のイベントが復刻開催されたのが不安要素だという人も%% --2019年9月に「eternal reality」、11月に「Two souls -toward the truth-」、2020年6月末に「black bullet」も削除されており、2020年末時点で残存しているのは「only my railgun」のみというレベルである。 -2019年6月下旬には、削除曲と「今週のオススメ」が重なったことで一時的に「今週のオススメ」の曲数が減少する事件が起きた。 --2021年2月初頭の楽曲削除が火曜日にずれていたのは再発防止という説もある(「セカイがカフェになっちゃった!」が2021/01/25~2021/01/31の「今週のオススメ」に含まれているが、元々この時期の対象曲に削除予定曲を含めるつもりで最初からずらしていたのかは不明)。 --2021年3月中旬には「ピースサイン」が突如(告知ですらその数日前レベル)削除される事件が発生。これまた「今週のオススメ」に含まれていたため、リアルタイムで「フレンズ」((GITADORA収録のカバー音源だが、向こうでは既に削除されているにもかかわらずこちらではいまだに残っている))に差し替えられた。 //-2020年2月には米津玄師名義の2曲(+曲名の方に冠されている「NANIMONO(feat.米津玄師)」)が削除となったが、うち1曲が「LOSER」だったことで「バレンタインプレゼントとしては遅い」というツッコミもあったとかなかったとか。 -『Qubell』で登場した永谷園コラボ曲が2020年4月頭に削除された。~ 純粋なオリジナル曲ではないが、オリジナル曲の削除は([[悪名高き入れ替え>jubeat saucer]]や期間限定として告知されていたものを除けば)史上初。 --ちなみにロケテスト時には「Bonjour, the World!!」が削除されているという報告があったが正式稼動時には復旧している。 -2020年6月末に、初代から収録されていた版権曲のうち最後の1曲である「気分上々↑↑」がついに削除された。収録期間は異例とも言える''4,359日間''。~ また、「千本桜」以来となる「収録バージョン稼働中の削除」が「オトモダチフィルム」で発生した((このせいか2020/06/22からの「今週のオススメ」新曲一斉登録からもハブられている。なおQubellでも「AC版ディズニー ツムツムメドレー」で発生しているが、こちらは元々期間限定配信と告知されていた。))ほか、2018年に起きた関連曲一斉削除において唯一残存となった本機種での「SAKURAスキップ」もとうとう削除されてしまった(関連アイテムはその後も1か月間残存)。((余談だが、他機種での削除の直前に同曲が収録されていたCHUNITHMにおいても本件削除の半月後に削除となっている。)) -2020年9月中旬に「にめんせい☆ウラオモテライフ!」が削除されたことで「今後『スミスと石版のナゾ』が復刻開催されることはない」という解釈も。 --裏の課題まですべてコンプリートすると解禁される「Duality」を訳すと「二面性」になるからか、2度の開催どちらにおいても初日のオススメ曲に選ばれていた。 -jubeat史上最悪の鬼畜イベントと評された「jubeatでやんややんやNight ~巡ろうよニッポン~」が2021年3月下旬で終了。~ ただ、48曲全削除ではなく「やんややんやNight ~踊ろよ日本~」を無条件解禁にしてしばらく残しておいてほしかった、などの意見も。 -余談だが、『Qubell』で一度削除が予告されていながら撤回された「僕らの永遠~何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから~」はあれから3年以上たっても削除される気配がない。まさに永遠。%%「気分上々↑↑」越えでもやる気か%% 次回作 -2022年6月27日に次回作『jubeat Ave.』が発表され、2022年8月3日から順次稼働した。

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