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ときめきメモリアル 対戦ぱずるだまシリーズ」を以下のとおり復元します。
ここでは「ときめきメモリアル」から派生したパズルゲームを紹介します。
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#contents(fromhere)
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*ときめきメモリアル 対戦ぱずるだま
【ときめきめもりある たいせんぱずるだま】
|ジャンル|パズルゲーム|~|
|対応機種|アーケード&br()プレイステーション&br()セガサターン&br()Win|~|
|発売元|コナミ|~|
|開発元|【AC】コナミ&br()【PS/SS】KCE東京(バーチャルキッス)&br()【Win】コナミコンピュータゲームズ青山|~|
|稼働・発売日|【AC】1995年&br()【PS/SS】1996年9月27日&br()【Win】1996年12月27日|~|
|定価|【PS/SS】5,800円(税抜)&br()【Win】?|~|
|ポイント|ときメモAC進出/派生第一弾&br()意外と完成度高い|~|
|備考|ゲームアーカイブスで配信中|~|
|>|>|CENTER:''[[ときめきメモリアルシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/988.html]]''|
**概要
-ぷよぷよブームの最中に乱立した「亜流ぷよ」の一つ『対戦ぱずるだま』のキャラを、人気が過熱しつつあった『[[ときめきメモリアル>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/67.html]]』に差し替えて制作された実質続編。~
『ときめきメモリアル』のAC進出第一弾であり、派生作としても第一弾である。
 
-『対戦ぱずるだま』のルールを簡単に書くと…
--2個1組で降ってくる「たま」を積んで並べて消す…とオーソドックスな落ち物である。
--「たま」は2種類あり「おおだま」は同じ色を3つ以上並べると消える。
--「こだま」は、箱に入ったような形状でそのまま並べても消えないが、隣りでおおだまを並べて消すと、おおだまに変化する。
---この際に同じ色が3つ以上並んでいるとそのまま消え、連鎖となる。この為、比較的連鎖が組みやすい派手なゲーム性となっている。
--連鎖すると、相手側に「こうげきだま」として「こだま」を送り込む事が出来る。「こうげきだま」の送り方のパターンはキャラクターによって異なり、これによる有利不利がある。
---相手からのこうげきだまを利用するのも『ぱずるだま』の面白さでもある。
--相手が一番上まで積みあがると勝ちである。
 
**特徴
-パズルゲームとしての高い完成度
--たまの降り方や各こうげきだまのパターンが原作に比べ改良され、良好なバランスに仕上がっている。
--単にキャラを借りてきただけのゲームに留まっていないことは、本作を評価できる点といえる。
-キャラの強弱に見られるネタ
--ときメモ原作で最強(最凶)ラスボスと言われた藤崎詩織嬢は、やはりというか強キャラの一角となっている。まあ、強いのはプレイヤーが使った際なので、今回はプレイヤーに有利な方向ではあるが。
---と…思っていたら、とんでもないどんでん返しがあるわけだが…(理由は後述)
--原作で詩織狙いの際の最大の強敵?と言われる美樹原さんも強い。CPUも強め設定で悩ませてくれる。
--逆に弱い方に目を向けると、ダントツで弱いとされるのが根性娘の虹野さん。虹野ファンの皆さんには、''この不利さに負けない根性を見せてもらおうということだろうか''…
---なお、虹野さんは後述の移植版のタイプBも''凄まじく弱い''。根性でなんとかなるものではない程の不遇さなのである意味必見。
--ただ、これらは一般的なプレイヤーの意見であり、極まった上級者同士の対戦だと、片桐さん等の下から押し上げタイプが不利とされ、詩織も弱い方とされる。
 
**問題点
-最終戦で負けると即ゲームオーバー(コンティニューできず、バッドエンドになってしまう)。
--1Pモード最終戦では、詩織または???と対戦するのだが、この対戦はプレイヤーとCPU両者ともこうげきだまが全て同じ色のたまで上がってくるという変則ルールになっている。
--このルールは運が非常に絡むので、あと一歩のところで理不尽なゲームオーバーになりやすい。ただでさえぱずるだまはCPUが強めで、最終戦まで辿り着くにもそれなりの時間・力量が必要なためショックも大きい。
-館林さんの扱いの悪さ。
--隠しキャラなので仕方ないのかもしれないが…(AC版稼働開始当時はあまり露出していなかった事情もある)
 
**移植、その他
-PS版とSS版は同時発売された。
--対戦前の会話シーンに声が付く、本家の続編『進め!対戦ぱずるだま』のルールとこうげきだまパターンが使える等の強化点があるが。操作性の劣化、たまの出のパターン再現度が低い等の声があり劣化移植と言われる。
---とはいえ、普通に遊ぶ分には特に問題ないかもしれない。
--キャラクターの声は全て新録であるが賛否両論。
--館林さんの扱いはやっぱり悪い。会話シーン追加も無し。コアラ…
--なお、本作は数少ない「バーチャルキッス」制作の作品である。
-Win版はアーケードの忠実再現を目指して制作された。
--移植度はPS/SS版を上回るとされるが、古いソフトゆえに現在のPCでは''処理が早くなりすぎて''全くプレイできないという難点がある。
-なお、オリジナルのAC版を現在も稼働している店舗は多い。現在ぱずるだまといえばコレというくらいの状況である。
-DS『ラブプラス+』のミニゲームとして収録されている対戦ぱずるだまでは隠し要素として本作の演出と共に藤崎詩織が乱入してくるイベントが存在する。
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*ときめきメモリアル 対戦とっかえだま
【ときめきめもりある たいせんとっかえだま】
|ジャンル|パズルゲーム|~|
|対応機種|プレイステーション&br()セガサターン|~|
|発売元|コナミ|~|
|開発元|コナミコンピュータエンタテインメント札幌|~|
|発売日|【PS】1997年6月19日&br()【SS】1997年8月7日|~|
|定価|【PS/SS】5,800円(税抜)|~|
|ポイント|ときメモとしてはガッカリゲー、とっかえだまとしては劣化移植|~|
**概要
-『対戦ぱずるだま』に続く新たなパズルゲームとして制作された『対戦とっかえだま』のキャラ差し替え版。とっかえだま初の家庭用移植作でもある。
-『対戦とっかえだま』は、こだまとおおだま、同色3つ並ぶと消えるといった基本は『ぱずるだま』を継承しているが、「はねだま」と呼ばれるカーソルで積まれたたまを自由に入れ替える事ができ、よりアクティブなゲーム性となっている。
--ただ、この自由度の高さゆえ、大連鎖の応酬に終始するバランスになっており、『ぱずるだま』程の評価は得られなかった(一般的に賛否両論)。
--そのためか、とっかえだまの原作版は一度も移植されていない(N64に『ぱずるだま』とのカップリングアレンジ移植はされた)。
-開発は当時設立されたばかりのKCE札幌が担当しており、実質外注作品である。バーチャルキッスは制作協力に留まっている。
 
**特徴
-隠しキャラ館林さんの扱いが良くなった。ストーリーも用意されている。
--''もはや隠れていない''と言えなくもないが(ジャケットにも普通に載ってしまった)
-おまけのひらめきモード(詰めとっかえだま)は割と好評。ただ、おまけなので99問しかない。
 
**問題点
-とっかえだまの再現度の低さ。
--こうげきだまを送り込む周期が原作より緩くなっており、連鎖合戦のペースに攻撃が追い付かず、こうげきだまが500個くらい貯まるなんて状況が普通に起きる。
--ゲームテンポも大幅に落ち、ダラダラとした展開になりやすい。原作版のスリルは全く味わえない。
--各キャラのこうげきだまのパターンも、新規に作られたものはあまり練られていないものが多め。
-最終戦で負けるとゲームオーバーも健在。今回は強力パターンの伊集院が相手なのでさらに厳しい。
-作画の質も低い。アニメ枚数が少なく動きがカクカクしている。口パクが適当で全然あってない。
--片桐さんの作画は特にひどい。描き難いデザインのせいか?
 
**評と余談 
-ときメモのキャラゲーとしては微妙、とっかえだまの移植としてもいま一つという出来に終わっている。
-開発したKCE札幌は、同時期に設立されたKCE名古屋と共に微妙な作品を連発したため、コナミの底辺とか黒歴史と言われる(現在どちらも再編により消滅している)。
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*ときめきメモリアル2 対戦ぱずるだま
【ときめきめもりあるつー たいせんぱずるだま】
|ジャンル|パズルゲーム|~|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|コナミ|~|
|開発元|コナミコンピュータエンタテインメント東京|~|
|発売日|2001年3月15日|~|
|定価|オープン価格?|~|
|ポイント|キャラ差し替えの差し替えゲー&br()''OPアニメが本編''|~|
|備考|ゲームアーカイブスで配信中|~|
**概要
-『ときめきメモリアル 対戦ぱずるだま』のキャラを『[[ときめきメモリアル2>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/471.html]]』のキャラに差し替えたもの。
 
**特徴
-PSギャルゲー屈指の神OPアニメ。
--ゲームに使用されたアニメにしては、とんでもなく作画も構成も素晴らしい。
--流れる主題歌も新曲だったりとやたら力が入っている。
--出来が良すぎるせいで、ここを作って力尽きた、これが本編でぱずるだまがオマケとの声も出たが。
-キャラグラフィックの出来は、動きがカクカクするような事もなく、前作のぱずるだまクラスには仕上がっている。
--ただ、2本編とは画風が違うので違和感がある、今度も駄目との評も。
-今回はキャラクターとこうげきだまのパターンが切り離され、自由に組み合わせを選べるようになった。
--お気に入りのキャラが弱い…という不満が無くなった反面、ネタが減ったとも。
 
**問題点
-全体に漂う流用臭。
--キャラクターと細部(コアラがカエルになっている等)を除くほとんどが前作のぱずるだまそのままである。
--オプション画面もそのまんま、説明書もほぼそのまんま。
 
**余談
-PS one Booksで再版されたにもかかわらず、中古での価格が高い。今欲しいという人はゲームアーカイブス利用が無難か。
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