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グローランサーV Generations」を以下のとおり復元します。
*グローランサーV Generations
【ぐろーらんさーふぁいぶ じぇねれーしょんず】
|ジャンル|ノンストップドラマチックRPG|#amazon(B000EW1T9A)|
|対応機種|プレイステーション2|~|
|メディア|DVD-ROM 1枚|~|
|発売元|アトラス|~|
|開発元|キャリアソフト|~|
|発売日|2006年8月3日|~|
|定価|7,140円(税込)|~|
|判定|なし|~|
|>|>|CENTER:''[[グローランサーシリーズリンク>グローランサーシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
ノンストップドラマチックRPG・グローランサーシリーズの5作目で、新しい戦闘システムや3D化されたグラフィック、ロール制のストーリーなどが特徴である。
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**ストーリー
この大陸に広まる戦火を収めようと、平和を願う数人の者達がいた。~
彼らは強力な兵器『アドモニッシャー』を蘇らせ、その兵器で各国を脅し、強制的に戦争を終結させられた。~
そしてどこの国にも属さぬ彼らは、平和維持軍を名乗り戦闘行為だけを取り締まっていった。~
それから20年――特に大きな戦争もなく、今日に至っていた。~
だが危ういバランスで保たれていた大陸の平和は、すでに限界を迎えようとしていた。~
今までの、親の世代のやり方では、もはや平和を維持出来ない。~
主人公達は、自分たちの世代の平和を守るために、大陸を旅する。~
(公式サイトより抜粋)
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**特徴
-戦闘システム
--本作から戦闘システムが変更されており、移動が手動になった事や敵の前で○ボタンを押す事により攻撃対象を決定し、×ボタンで防御状態に入るなどアクション性が追加されており、『[[ファイナルファンタジーXII]]』などの戦闘システムに近いものになっている。
--しかし、シリーズおなじみのリアルタイムで進行するミッションをクリアする楽しさは健在である。
--本作では、仲間はミッション時以外は指示を出さない限りAIによって独自の思考で行動する事になっている。

-アビリティツリーシステム
--本作独自のスキル習得システムであり、武器や防具を装備した状態で技能ポイントを稼ぐ事により、その装備に秘められた「アビリティプレート」を入手する事が出来る。またそのプレートを「アビリティツリー画面」に配置する事により、そのスキルを習得する事が出来る。
--アビリティツリー画面の左端に配置したプレートと、そのプレートに連結して配置したプレートのスキルは、技能ポイントを稼ぐ事により成長させる事が出来る。また、成長可能なプレートが配置されていない状態でも技能ポイントは蓄積されるため、無駄になる事はない。
--それに伴い、旧作の精霊石(魔石)やリングウェポンは廃止されている。

-ストーリー
--本作のストーリーは戦記モノ色が強かった前作までと違い、「平和維持軍(古代兵器「アドモニッシャー」を抑止力として使用する事により戦争を取り締まっている組織)」に所属する主人公達が戦争を防ぐために行動するというストーリーになっている。
--また、本作のストーリーは「ロール制」となっており、ストーリー上の重要人物を操作するショートストーリーのロール1~4と、主人公を操作する本編であるロール5の全5章構成になっている。
---この他にも条件を満たすとプレイ可能になるロールが3つ存在する。

-妖精
--シリーズお馴染みの主人公の代弁者。前作同様にパラメーターが設定されており、育成する事で様々なスキルを覚える。
---前作と違い、今回はお金を払ってトレーニングを付けてもらう形になる。
--妖精コンテストと言うイベントが用意されており、育てた妖精でライバルに勝つのが目的。妖精キャラとエンディングを迎える為にも必須である。
--尚、複数から選択できた前作と違って今回の妖精は「コリン」と言うキャラのみ。妖精が固定だった『I』『III』と、育成が可能な『IV』を折衷した形となる。
--前作に続いてコスチュームチェンジも可能。但し、今回はプレイヤーの着せ替え以外にも、宿泊の度にコリンの気分で勝手に着替えるようになった。
--シリーズでは珍しく、個別エンディングを迎えても人間になる展開が無い((『I』『IV』『VI』と、本シリーズの妖精キャラは個別エンディングにて人間になるのが定番である。『III』のラミィも人間化する事は無いが、そもそもラミィはエンディング自体が無かった。))。

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**評価点
-ツッコミ所の多いシナリオであるが、部分的に見れば見所もある。
--「ジェネレーションズ」のサブタイトル通り、世代を越えて受け継がれる意志と言ったテーマはしっかり描かれている。旧世代の残した負の遺産に翻弄されたり、新世代の為に命を賭す者など、様々なキャラを通して「世代」の物語が展開する。
--下記のような理解に苦しむキャラ描写も多いが、殆どの登場人物はしっかりキャラが立っている。空気化するキャラは少ない。
--ロールも問題点こそ多いものの、キャラの心情を多角的に描く事は出来ている。

-アビリティツリーシステムにより装備品の数が豊富であり、アビリティプレートを入手するために装備品を集めるのは楽しい。

-前作までと比べて戦闘ボイスが増えている。

-キャラメイクの復活。
--前作で廃止された主人公のキャラメイクが復活した。それも『II』や『III』のような簡潔なものではなく、『I』並に複雑なイベント群が用意されている。
--今回はキャラメイクの結果次第で主人公の通り名が変わると言う演出もある。

-パーティメンバーの一人である「ランディ」は、その奇抜な衣装と戦闘ボイス(「カードはお前の運命を決めた。」など)からは想像もつかないほどに常識人であるため人気が高く、シリーズで最も良識のある大人と評される事も多い。

-シリーズで初めてストーリー中にアニメムービーが採用されており、演出力が上がっている。
--ラストダンジョン前の告白イベントも全員に個別のアニメが用意されている。

-主題歌の「Innovation」は評価が高く、歴代最高のOPであるとの呼び声が高い。
--歌詞もまた本作のテーマに合っており、シナリオとのマッチ度も高い。
--背景のアニメは『I』『IV』のようなOP専用のものではなく、本編中のアニメムービーをつなぎ合わせたものである。しかし作中アニメのシチュエーションの良さや編集の上手さにより、魅せるOPムービーとなっている。
--ただし、歌い出しの歌詞「どうか僕らを信じていて欲しいんだ」は悲しいかな本作の出来もあってネタにされる事が多い。

-エンディングの同時攻略がし易くなった。
--告白イベントの際、妖精と男性キャラは条件を満たしたキャラ全員に告白が可能となっている((男性キャラはあくまで信頼の証としてであり、妖精キャラは人間ではない為。))。女性キャラは所謂プロポーズにあたる為、当然一度に告白できるのは1人のみ。
--ラスボス撃破後、告白したキャラの中から見たいエンディングを選択する事になる。直前にセーブできる為、すぐに全員分見られる。

-豪華声優陣。
--パーティーメンバーだけでも三木眞一郎、矢尾一樹、浅川悠、保志総一朗などの有名所を押さえている。
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**賛否両論点
-難易度がシリーズで最も低く、初見殺し的なミッションもほとんど無い。
--そのためシリーズをプレイした事がないユーザーでも問題なく楽しめるが、これまでのシリーズに慣れているユーザーからは物足りない。

-主人公以外のパーティメンバーがコスプレ集団にしか見えない。
--仲間の衣装が、科学者なのに悪魔の衣装で尻尾の飾りまである「ファニル」、政治家なのに海賊の衣装の「クライアス」、考古学者なのに怪盗の衣装の「ランディ」、軍人で一見まともな衣装に見えるが頭に巨大な羽根飾りがついている「メルヴィナ」など仮装大会のような奇妙な衣装が多い。
--終盤に仲間になる「シェリス」「ルーファス」はまだまともだが、彼等は最終決戦のスポット参戦のようなもので、パーティメンバーに加えられる期間は極めて短い(勿論、個別のエンディングは存在するが)。結果、殆どの期間をコスプレ集団のようなパーティーでプレイする事に。
--うるし原智氏のデザインは独創的なものが多く、旧作でも奇抜なキャラはいたが、今回は特に露骨であまりに特徴的過ぎる。好みは分かれるだろう。
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**問題点
''システム面''
-敵を倒すと画面が硬直する、魔法のエフェクトをスキップできないなど、テンポを悪くしている要素が多い。
--特に、弱い敵が出現するマップでは、仲間が勝手に敵を倒してしまい画面の硬直が頻出するためストレスが溜まり易い。
--一応、仲間に待機指示を出す事でそれは防げるのだが、マップが変わるために指示を出さないといけないため面倒である。
--硬直が多く、テンポが悪いというイメージがある戦闘システムだが、攻撃モーションはかなり早いため、一応総合的なテンポはそこまで悪くない。

-妖精の育成が有料であり、とにかくお金が掛かる。
--今回はリングウェポンの廃止で武器にもお金を注ぎ込む必要がある為、育成は計画的にしないと金欠に苦しむ事に。
---アビリティプレートの存在により、古い装備も以前より売りにくくなった。

-休暇の廃止。
--ストーリーの息抜きであり、仲間との親睦を深める事が出来た休暇イベントが再び廃止された。その為、『I』『IV』に比べるとキャラに愛着が湧き難く、また従来より余裕が減った雰囲気になってしまった。
--一応、ストーリーの合間には街などで解散して仲間と話す機会が増えている。好感度は主にここで上げる事になる。
--次回作『VI』でも復活する事は無く、メインシナリオが長くなった事もあって余計にストーリーが慌ただしくなった。

-移動速度が遅い。

-女性の歩き方が男性と同じ大股である。特に街で歩いている女性に目立つ。

''シナリオ面''
-ロール制の問題。
--主人公登場前にオムニバス形式で複数キャラの視点をプレイすると言う点は『[[ドラゴンクエストIV>ドラゴンクエストIV 導かれし者たち]]』に似ているが、本作の場合はロール5が本編で、ロール1~4はあくまでプロローグとして位置付けられている。
---しかしロール1は物語の発端となるだけあって重要なシナリオだが、ロール2~4は本編キャラが遭遇したとある事件を描くだけだったりと、単なるサイドストーリーにしかなっていない場合が殆ど。本編前に必ずプレイしなければならない意義があまり感じられない。
---その上無駄に長い為、冗長なプロローグをクリアしないと本編がプレイできない形になっている。また、その煽りか本編のストーリーもシリーズでは短め。
--更に2周目以降でスキップする事も出来ない。その為、周回プレイの引き継ぎ要素が従来より大幅に減っている。

-本作は平和維持軍に所属する戦士「ゼオンシルト」が主人公なのだが、平和維持軍総指令「セルディス」の息子である「クライアス」が主人公にしか見えない。
--クライアスが方針の違いからセルディスと対立しゼオンシルト達を引き連れて旅に出る、やがてNPCが「我々はクライアス様の意思に賛同し馳せ参じました」といってクライアス達の元に集まってくるなど、ストーリーは常にクライアスを中心に進行するためである。
--ロール1の主人公=最初にプレイヤーが操作するキャラであるセルディスの息子と言う点も主人公っぽさを助長している。しかも親世代の物語であるロール1のラストで誕生する点も、いかにも運命の子と言う感じでまた然り。
--あるキャラは、告白イベントでゼオンシルトと恋人同士になっていても、その恋人を差し置いて「来てくれたかクライアス」という程である。
--それらの理由によりクライアスはシリーズを代表する嫌われキャラの一人になっている。しかし、クライアス自身は正義感が強い熱血漢であり基本的には問題があるような性格ではない。
---だが勝利時の台詞が「勝った者の勝ちさ!」というまるで悪役の雰囲気の台詞のものだったり、日常パートも戦闘パートも全般的に台詞が軽い。そして、後述する問題のシーンだけは擁護できない。
--但し、ゼオンシルトも作中で能力を評価されたり、スクリーパー(本作における最強のモンスター)との戦いにおける重要な存在だったりと、「主人公(笑)」というほど扱いが悪い訳ではない。一部エンディングでは『II』以来、久しぶりに「グローランサー(光の救世主)」と呼ばれるシーンもある。
---しかしクライアスの方が主人公らしいという点は揺るがず、どうにも影が薄くなってしまうのも事実ではあるが。~
また、ゼオンシルトの親についても描かれるが、ストーリーの根幹に位置するクライアスの親に比べると印象が薄く、「世代」の物語にしても彼に劣る。
--余談だが、ゼオンシルトは主人公の座を乗っ取られたかのような展開や、後続のドラマCDなどで声優が鈴村健一氏に設定されたため、「シン・アスカ((アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の主人公だが、途中からその前作『機動戦士ガンダムSEED』の主人公である「キラ・ヤマト」が完全に主人公化し、シンの方は最終的にやられ役になるという視点変更で有名。))の再来」と言われる事がある。

#region(クライアスの問題のシーンについて(ネタバレ有り))

-ゼオンシルトはスクリーパーに対抗する能力を得るために、平和維持軍から人体改造を施されており、その結果定期的に薬を呑まなければ死んでしまう体なのだが、終盤に、その薬は人の命を使って作られている事が発覚する。
--それに対してクライアスは「俺たちの仲間がそんな存在だったなんて」「''来るなよ''」とゼオンシルトを罵り、パーティーから外れて去って行く。改造も人体実験もゼオンシルト自身の意思とは関係なく行われた上、当人もこの時まで真実を知らなかったにも関わらずこの態度である。非道な研究を目にして感情的になっていたとしても、八つ当たりのように何の落ち度もないゼオンシルトを責める姿は多くのプレイヤーに嫌悪感を抱かせた。
--但し、以降はクライアス本人も頭を冷やし、例の薬を摂取せずともゼオンシルトが死なずに済む方法を考案して提示する。また、八つ当たりの件も謝罪はするので、フォローはちゃんとされている。

#endregion

-「アイザック」と「ペルナギ」というキャラクターについて批判が多い。

#region(アイザックについて(ネタバレ有り))

-平和維持軍の初期メンバーで副司令なのだが、戦争を止めるために手段を選ばない行動に批判が多い。
--ストーリーの中盤で「グランゲイル(大陸で一番強い国)」と「シリルティア(大陸で二番目に強い国)」の一部の者が独断で平和維持軍に攻撃を仕掛けた際、報復としてアドモニッシャーの主砲をグランゲイルとシリルティアに向けて発射しようとする。
--抑止力であるアドモニッシャーが動力を失い機能停止した際、グランゲイルのシリルティアの戦争を危惧したアイザックは''戦争を止めるには、こちらからグランゲイルに攻撃を仕掛けるしかない''と超理論を展開し平和維持軍を脱退する。
--グランゲイルに攻撃を仕掛けるための兵器を調達するために、子供を人質にとり兵器の引き渡しを要求する。
--これだけの事をしておきながら、平和維持軍との和解後には、何の咎めも受ける事なく副司令の座に復帰している。(一応部屋の前に見張りは付けられているが、それだけである。)
--さらに終盤、罪人を使って人体実験を行っており数百人規模の死者を出している事が発覚するが、それでも何の罪にも問われない。(しかし、その後、程なくして戦死する事になる)
--余談だがアイザックがラスボスなら本作は名作だったという声は多い。

#endregion

#region(ペルナギについて(ネタバレ有り))

-平和維持軍の初期メンバーで「ポトラド人」という人間よりも優れた知識を持つ種族なのだが、アドモニッシャーの動力である「龍玉」は大地のエネルギーを消費しており、深刻な食料不足の原因となっているため、平和維持軍を脱退し、アドモニッシャーを停止させるための活動を開始するのだが、アドモニッシャーを停止させるために手段を選ばない行動に批判が多い。
--アドモニッシャーを破壊するにはグランゲイルの軍備を拡張させるのが良いと考え、「ネイラーン(グランゲイルに支配されている国)」が反乱を起こすように仕向け、グランゲイルが軍備拡張するように仕向ける。結果としてネイラーンは窮地に陥ってしまう。
--また、ネイラーンによく知りもしない生物兵器の情報を提供していたのだが、その結果その生物兵器が暴走し、各地で大量虐殺や人間をモンスターに変えるなど大陸を大混乱に陥れてしまう。
--また、グランゲイルにも兵器を提供しており、その中に「スクリーパー制御装置」というスクリーパーを操る事が出来る装置があるのだが、それのエネルギー源に「バイタルエネルギー(生き物の命を消費するエネルギー。人間の命が一番効果を発揮する。)」が使われており、人間の命が使われるのではないかと主人公達は危惧するが、「いくらグランゲイルでも国民を敵に回す事はせぬじゃろう。」と自身満々に語る。
--案の定、スクリーパー制御装置に人間の命が使われるが、「我ながら嫌な物を作ってしまったものじゃよ。」と言うだけであまり反省している様子が無い。
--最終盤で研究室に置いてあった重要物品を敵に奪われるが、「二つあって力を発揮する物品を一緒に置くべきではない」ものを一つ所に置いておきながら「あれらが両方揃ったなら…」という文意の発言を言い出す上に、物品が奪われた直後には傷を負わされたわけでもないのに研究室から外へ出て助けを求めようとは全くしていない。主人公たちが駆け付けてから騒ぎだすだけで、奪われたことに対する謝罪は一切無い。
--更に、最終的に戦死したアイザックと違い、何の報いも受ける事無く生存しており、エンディング後は余生を過ごしている。
--余談だが、ペルナギはポトラド人の間では嫌われているという設定があるのだが、この結果を見れば納得である。
--人間でない以上仕方ないとはいえ、立ち絵が人の顔をしながらも手や足が動物で体系のバランスがかなり異様なものであり見る人を選ぶだけでなく、人格もこの有様である。

#endregion

-エンディングも感動的な演出を盛り込んでいた前作に比べるとかなりあっさりしている。
--とは言え、『I』~『III』のエンディングも全体的にあっさり気味であった為、旧作に回帰したとも言える。

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**総評
ツッコミ所の多すぎるシナリオや詰めの甘いシステムなどに批判が集中し、シリーズ最大のクソゲーであるとの呼び声が高い作品である。~
しかし、実際にクソゲーかと言われるとそうではなく、むしろゲームとしては普通に遊べる出来であり、「意外に面白かった」という意見も少なからず存在する。
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**余談
-本作の約1年後というかなり早めのペースで続編『グローランサーVI Precarious World』が発売された。
--作中の時間軸も本作の1年後と言うことになっており、主人公達やメインの舞台は一新されているが本作の舞台も丸々登場し、登場人物の多くが続投している。
---ゼオンシルトもパーティーキャラの1人として登場。『II』におけるカーマインのように台詞が付き、独立したキャラクターとなっている。本作のデータをコンバートすればパラメーターを引き継ぐ事が出来る。
---また、本作の妖精コンテスト最大のライバルであった「ユリィ」が主人公のパートナーとして登場する。
--『V』で明かされなかった謎や真実が語られ、本作のストーリーの事実上の完結編となっている((本作単体でも大まかなストーリーは完結している。))。%%一部本作ぶち壊しになっている部分もあるが。%%
--システム面の不満点は幾らか改善されている。

復元してよろしいですか?