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真・三國無双 2nd Evolution」を以下のとおり復元します。
*真・三國無双 2nd Evolution
【しん・さんごくむそう せかんど えぼりゅーしょん】
|ジャンル|タクティカルアクション|&amazon(B000EDOS5Q)|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|
|発売元|コーエー|~|
|開発元|オメガフォース|~|
|発売日|2006年3月23日|~|
|価格|5,440円|~|

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**概要
PSP初期に発売された『[[真・三國無双(PSP)]]』の後継作。前作は3ベースだったが、今作は4をベースにしている。~
前作の粗かったシステムの修正などが行われ、独自のエリア戦闘システムの完成度を高めている。

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**前作からの変更・改善・評価点
エリア戦闘や副将といったシステムの基本的な解説は前作の記事を参照してほしい。

-エリア戦闘システム
--4ベースになったことで、新たに「攻撃拠点」「防御拠点」が追加された。
---隣接エリアでの戦闘時に拠点を保有している軍にそれぞれ攻撃力、防御力を増加させる効果を持つ。エリアの種類の増加はどのようにエリアを制圧するかの戦略性が高まったといえる。
--兵糧システムの調整
---前作より兵糧庫エリア制圧時に獲得できる制限時間が増え、戦闘に余裕が生まれた。ただしエリアを移動するときも少量制限時間が消費されるようになり、前作同様体力回復も兵糧(制限時間)を消費するので、管理の重要性は失われていない。
--ボーナスエリア追加
---制限時間以内に指定されたミッションをクリアする「村」、特定エリアに移動すると現れる「宝物庫」が追加された。
---これによって戦場のエリアを探索する楽しみも生まれた。

-副将システム
--副将の人数が500人以上に増加。
---新たに戦国無双2や封神演義からのゲスト副将も存在し、彼らは上記の宝物庫にいる武将を倒したりといった条件を満たして手に入れるレア副将として扱われている。前作にはレア副将という概念が無かったため、これにより収集する楽しみが増加した。
---副将の技能に「捕縛」が追加され、効果発動中に敵を倒せばその敵を確実に副将にすることもできるので、以前より集めやすい。
--戦場による制限が無くなった。
---前作は戦場に出陣している武将は副将として装備できなかったが、今作はこれがなくなり自由に組めるようになった。
--副将の成長
---副将がステージクリア時のポイントを割り振ることで成長するようになった。最初は弱い副将も、成長させると武将へのパラメーターボーナスが増加したり、技能を覚えたりする。
--連携
---プレイヤー武将と副将、副将と副将の特定の組み合わせで「連携」とよばれる特殊効果が発生するようになった。
---劉備と諸葛亮は「水魚の交わり」、関羽と張遼は「尊敬する友」など、組み合わせの武将の演義での関係性を元にした連携の名称が付けられる。演義を知っているファンにはニヤリとできる。

-武器収集復活
--武器を収集する要素が復活。武器の種類で攻撃回数が増加する仕様に戻された。ただしレア武器は存在しない。
--前作の攻撃回数を司っていた「戦場内レベル」は、概念は残っているものの、上昇すればそのステージで体力と無双ゲージが増加し、クリア時の副将成長のポイントにレベル上昇分ボーナスが与えられるという存在に変わっている。

-無双モード
--ステージが前作の倍近くに増加。更にステージの勝利条件が2つになり、どちらの条件をクリアしたかで無双モードの次のステージが分岐するようになった。
---またステージ開始前に武将の会話が流れるようになった。

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**賛否両論・不評点
-敵の減少・ステルスの増加
--前作と比べて野戦場などのエリアの敵の数が減少し、数に関わらずステルスが増加した。
---ただPS2版の無双5SPのようにステルス時の攻撃判定が消えることはないので、拡大マップに映っている場所で武器を振ればちゃんと敵を倒せる。また処理落ちはまったく無い。
---また兵糧に余裕ができたこともあり、前作より多くのエリアを回れるので、後半のステージではステージ一つで2000人を撃破することもできる。

-武将成長の廃止
--今作は武将のパラメーターは副将をつれていくためのコストである「統率」というパラメーターしか成長せず、他のパラメーターは全て副将のパラメーターボーナスでしか上昇しない。
--副将の成長が実質プレイヤーの強化に繋がるのだが、ある程度優秀な副将を育てるとその副将しか装備しなくなってしまうということもあるので、人によっては難点に思うこともあるらしい。

-他勢力武将の無双モード削除
--ただ他勢力はフリーモードで選べる他勢力のステージ自体は存在する。

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**総評
ステルスの増加といった痛い難点はあるものの、エリア戦闘といった独特なシステムの完成度は前作からのかなり高まった。~

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