ゲームカタログ@Wiki ～名作からクソゲーまで～
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「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」の編集履歴（バックアップ）一覧に戻る
「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」を以下のとおり復元します。 
*機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY
【きどうせんしがんだむしーど ばとるですてぃにー】
|ジャンル|ガンダムバトルアクション|&amazon(B007JELZJ0)|
|対応機種|プレイステーション・ヴィータ|~|
|発売元|バンダイナムコゲームス|~|
|開発元|アートディンク|~|
|発売日|2012年6月7日|~|
|定価|Vitaカード版:5,980円&br()ダウンロード版:5,380円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|周辺機器|別売メモリーカード必須|~|
|通信機能|PlayStation Network対応|~|
|ポイント|SEED特化&brシリーズ随一の爽快感|~|
|>|>|CENTER:''[[ガンダムゲームリンク>ガンダムシリーズ]]''|
#contents(fromhere)
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**概要
『[[ガンダムバトルタクティクス]]』から始まった、『ガンダムバトル』シリーズのvita版一作目。また、vita初のガンダムゲーでもある。~
「機動戦士ガンダムSEED」TV放送10周年記念企画のひとつということで、登場機体と舞台はSEEDシリーズのみに限定され、オリジナルパイロットで物語に介入していく。~
前作『[[ガンダム ザ･スリーディーバトル]]』が色々とアレな出来だったこともあって警戒する見方もあったが、蓋を開けてみれば中々の出来になっていた。

**特徴
-SEED系網羅
--「機動戦士ガンダムSEED」からアストレイにMSVまで、SEED系作品はほぼ盛り込まれている。
--機体の特徴であるフェイズシフト装甲ももちろん導入。フェイズシフトダウン時には、機体カラーが変更される凝りよう。ビームは使用可能だが、これは仕方ない。
-システムの基本は前作までと同じだが、いくつか新システムが盛り込まれている。
-マルチロックオン
--『マクロス○○フロンティア』からの逆輸入で、複数の敵を同時にロックオンして攻撃出来る。
--PS2版ガンダムでも似たようなものがあったが、『ガンダムバトル』では初登場。
-総弾数制
--装備武器の総弾数に制限がつき、これがゼロになるとリロード不能になってしまう。
--マルチロックオン武器は消費が激しいので、バカスカ撃っていると八方塞がりになってしまうので注意。
---コンテナの使用やスキル、また撃墜されて復帰した場合に補充可能。
-武装換装
--今回は出撃中でも自由に武装換装が可能。従来作品の変形と同じ感覚で使える。
--ストライクで例えると「ランチャーで遠距離から砲撃→エールで一気に接近→ソードの強力な格闘攻撃で〆る」という流れるような戦闘が可能になった。
--実際に使いこなせるかどうかは本人の腕次第だが…。
--本作では設定上ストライカーパックの換装が可能なダガーとストライクルージュも各ストライカーパックへ換装が可能となっている((ただし、ダガーL・ウィンダムはお約束のジェットストライカーと核ミサイルしか装備できない。))。
-コスト/再出撃
--各機の機体コストにより、再出撃可能な回数が設定されている。そのため、わざと撃墜されて弾薬を回復させたり敵のSPアタックを無駄撃ちさせるという戦術も出来る。
--ただし、被撃墜スコアが残ってしまう。ミッション成功率100%なのにやたら被撃墜数が多かったりするユーザーがいても、チートではない。
-その他、指令イベントなども追加されている。

**評価点
-シリーズ随一の疾駆感
--さすが携帯機ではトップクラスの性能だけあって、丁寧にモデリングされたMSが画面狭しと駆け回る姿が素晴らしい。
--処理落ちも無く画面はスムーズ。
-格闘武器の使い勝手の良さ
--[[3D>ガンダム ザ･スリーディーバトル]]でも格闘武器の強化は評価されていたが、今回は更に使い勝手がいい。
--特にダッシュ攻撃は見た目以上に射程が長いし、また総弾数制のせいで射撃武器が無駄撃ち出来ない本作では格闘が非常に重要。
-参戦機体の多さ
--ストライクガンダムを初め本編に登場した機体から、デスティニーインパルス(1・3号機)・NダガーNといった今まで登場しなかった機体まで参戦している。
--あるミッションでは本家インパルスのパイロットであるシンが「デスティニーシルエットを!」と言ってくれる嬉しいサービスまである((このミッション限定の貴重な台詞))。
--本作の発売にあわせ、新たに設定されたストライクの最終形態とも言うべき機体「パーフェクトストライク」も使用可能((現在放送中であるSEEDリマスターにてアイキャッチと本編にも登場している。))。
-登場パイロット達
--外伝作品に登場したプレア・レヴェリーやカナード・パルス、エドワード・ハレルソン等のパイロット達も登場。
--勿論、全て声付き参戦なので思うがままに彼等と共に戦場を駆け巡る事ができる。

**不満点
-一部キャラの声について
--あるキャラは声が代役。また、ボイスなしで機体だけ出てくるキャラも((ミゲル・アイマンやコートニー・ヒエロニムス等のパイロット))。大人の事情もあり、仕方ないこととはいえ、そのキャラのファンにとってもガッカリなところ。
-広すぎるマップ
--機体のスペックとマップの広さがどうも合わず、「全速力でも護衛対象を守りきれない」ということも多い。
-ロックオンの頭の悪さ
--自機のすぐそばに敵機がいるのに、少し先の雑魚をロックしたりする。一度解除→再度ロックオンでロックし直せるが面倒なことに変わりはない。
-水中マップの削除
--旧作であった水中のみのマップ、あるいは一部が水中となるマップ((水中では水陸両用機を除き移動力が極端に低下する。))が削除され、水上を浮遊するようになっている。それに伴い水陸両用MSも登場するのはアビスガンダムだけ。しかも何故か変形が出来ない。
-MSを完全には網羅していない
--一通り機体は登場するものの、換装パックや強化などによる機体のバリエーションの違いは網羅されていない。
--ガンバレルストライクやライトニングストライク、スーパーハイペリオン、ゴールドフレーム天ミナなど他ゲーで登場したことがある機体も登場しない。
-キーコンフィグの劣化
--キーコンフィグが用意された3パターンからしか選ぶことが出来ない。違いも移動や主兵装切り替えを方向キーに割り当てるかアナログスティックに割り当てるかくらいで、主兵装や格闘の割り当ては変更できない。
--従来作品では可能だったカスタムコンフィグがなぜか不可能なので、VSシリーズなどの操作に慣れていて本シリーズもそちらに合わせていた人はかなり操作に違和感を感じる。
---参考までに書いておくとVSシリーズ(コンシューマ版デフォルト)では□がメイン射撃、○がロックオン切り替え、Rがサブ射撃。~
本シリーズ(デフォルト)は□が副兵装(サブ射撃)、○が主兵装(メイン射撃)、Rがロックオン/ロックオン解除とまったく異なる。
--無論デフォルトでプレイしていた人もいるだろうし慣れてしまえば問題もないのだが。
-ギャラリーモードの削除
--BGM視聴、MS鑑賞などが出来なくなったため、コレクション要素が薄れている。
--オマケなので無くても特に問題はないのだが、せっかく機体のモデリングが綺麗になったのに心ゆくまで鑑賞できないので勿体ないと言えば勿体ない。

**総評
単一シリーズに特化しただけあって、機体のモデリングや挙動などは再現率が高い。~
また、雲霞のように沸いてくる敵機をマルチロックオンで片付けたり強力なSPアタックでボスに挑んだりとシリーズ伝来の楽しさは相変わらず。しかしやはりまだ細かく粗があり、進歩に期待したいタイトル。

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