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*機動戦士ガンダムAGE UNIVERSE ACCEL/COSMIC DRIVE 【きどうせんしがんだむえいじ ゆにばーすあくせる こずみっくどらいぶ】 |ジャンル|RPG|&amazon(B0083QWX9Y)|&amazon(B0083QWYBQ)| |対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|~| |発売元|バンダイナムコゲームス|~|~| |開発元|レベルファイブ|~|~| |発売日|2012年8月30日|~|~| |定価|5,980円|~|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダムAGE』をベースにしたRPG。~ アニメとの連動を売りにしており、発売がアニメ完結前であったにも関わらず100年三代にわたるストーリーを完全収録している。~ 両バージョンの内容は基本的には同一であり、クロスプレイミッション(後述)の内容が一部異なる。また、それに伴いドロップ素材や設計図も異なっている。~ **特徴 -ダンボール戦機に近いシステム --レベルファイブの出世作であるダンボール戦機のシステムを流用しており、戦闘やカスタマイズがかなり近い印象を受けるものになっている。 --例えるなら、『ガンダムバトルシリーズ』と『マクロス○○フロンティアシリーズ』の関係に近いだろうか。 -AGEシステム --原作でも特徴的な要素だったAGEビルダーやウェア換装はしっかりと盛り込まれている。 --戦闘で入手した素材を用いて新ウェアを作成したり、手持ちのウェアや武器を強化可能。 --ゲームオリジナルウェアも多数存在。 -クロスプレイミッション --イベント戦闘を追体験できる他、本編クリア後には他作品のミッションが解禁される。『UNIVERSE ACCEL』では宇宙世紀系、『COSMIC DRIVE』ではアナザー系のMSが登場するミッションを遊べる。 --パイロットや装備の制限が緩和され、好きなように戦うことができるようになる。ある意味では本作の目玉でもある。 --他のユーザーとのマルチプレイも可能。 **評価点 -ストーリー完全収録 --アニメ原作のゲームは、放送に追いつかないように内容が一部カットされることが多い。例えばPS2の機動戦士ガンダムSEEDは、デュエルガンダムがラスボスになって終わっていた。 --エピローグにいたるまでしっかり入っており、「アニメを見なくても問題ない」と言われるほど。 **賛否両論点 -IFストーリーがない --物語の都合上そういった要素は入れにくいのだろうが、「もしかしたら…」と期待したユーザーも多数いたはず。 --青年になったフリットのエピソードがある以外は、正史に忠実。 -換装の自由度が低い --イベント戦闘では使用できるウェアが固定されてしまうため、雑魚戦くらいでしか自由に使えない。 --クロスプレイミッションでは使用可能だが、性能差に乏しいものも多く使い勝手が悪い。 -周回プレイの類は無し --クロスプレイミッションも、一度作成したオリジナルキャラは削除不可。また、新しく作ることも出来ない。 **総評 出来自体は悪くないだが、ユーザーの希望とメーカーの力の要れどころがチグハグ。~ せっかく自分の手で話を紡げるのだから、もう少し自由度が高ければ高評価に繋がったのだが……。~ 余談ではあるが、本作は企画段階では「ミリオンヒットは確実」との目算が立っていたのだが実際には三万本強だったらしい。気合が空回りしてしまったのだろうか。