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機動戦士ガンダムAGE UNIVERSE ACCEL/COSMIC DRIVE」を以下のとおり復元します。
*機動戦士ガンダムAGE UNIVERSE ACCEL/COSMIC DRIVE
【きどうせんしがんだむえいじ ゆにばーすあくせる こずみっくどらいぶ】
|ジャンル|RPG|&amazon(B0083QWX9Y)|&amazon(B0083QWYBQ)|
|対応機種|プレイステーション・ポータブル|~|~|
|発売元|バンダイナムコゲームス|~|~|
|開発元|レベルファイブ|~|~|
|発売日|2012年8月30日|~|~|
|定価|5,980円|~|~|
|ポイント|ガンダム版[[ダンボール戦機]]&br()アニメの補完的な内容|~|~|
|>|>|>|CENTER:''[[ガンダムゲームリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/940.html]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
2011年から2012年にかけて放送されたガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダムAGE』をベースにしたRPG。~
アニメとの連動を売りにしており、発売がアニメ完結前であったにも関わらず100年三代にわたるストーリーを完全収録している。~
両バージョンの内容は基本的には同一だが、クロスプレイミッション(後述)の内容が一部異なる。また、それに伴いドロップ素材や設計図も異なっている。~
原作はチグハグなシナリオ構成から批判を受けたが、ゲームの内容自体は悪くないものとなっている。

**特徴
-ダンボール戦機に近いシステム
--レベルファイブの出世作である『ダンボール戦機』のシステムを流用しており、戦闘やカスタマイズ、各モビルスーツの頭身がかなり近い印象を受けるものになっている。
--例えるなら、『ガンダムバトルシリーズ』と『マクロス○○フロンティアシリーズ』の関係に近いだろうか。
-AGEシステム
--原作でも特徴的な要素だったAGEビルダーやウェア換装はしっかりと盛り込まれている。
--戦闘で入手した素材を用いて新ウェアを作成したり、手持ちのウェアや武器を強化可能。
--ゲームオリジナルウェアやMSも多数存在。
-クロスプレイミッション
--イベント戦闘を追体験できる他、本編クリア後には他作品のミッションが解禁される。『UNIVERSE ACCEL』では宇宙世紀系、『COSMIC DRIVE』ではアナザー系のMSが登場するミッションを遊べる。
--パイロットや装備の制限が緩和され、好きなように戦うことができるようになる。ある意味では本作の目玉でもある。
--他のユーザーとのマルチプレイも可能。

**評価点
-ストーリー完全収録
--アニメ原作のゲームは、放送に追いつかないように内容が一部カットされることが多い。((例えばPS2の『機動戦士ガンダムSEED』は、デュエルガンダムがラスボスになって終わっていた。))
--エピローグにいたるまでしっかり入っており、「アニメを見なくても問題ない」と言われるほど。最も、アニメとほぼ同じというのもあるのだが…。
--発売時期がアニメ終了とほぼ同時期だからこそ出来たのかもしれない。
--また、尺の違い故か、アニメよりも良くなった点も多数存在する他、アニメで説明不足だった描写の補完もされている。
---例えばアニメのアセム編は序盤の学園編が最初と最後だけのような内容となっていたが、ゲームでは間の話が描かれている。
--さらに、ゲームオリジナルのアニメムービーも収録されている。
-オリジナルストーリー「青年フリット編」
--読んで字のごとく、フリット編の後日談的内容であり、23歳になったフリットの活躍を体験する事が出来る。

**賛否両論点
-IFストーリーがない
--物語の都合上そういった要素は入れにくいのだろうが、「もしかしたら…」と期待したユーザーも多数いたはず。
--青年になったフリットのエピソードがある以外は、正史に忠実。
-換装の自由度が低い
--イベント戦闘では使用できるウェアが固定されてしまうため、雑魚戦くらいでしか自由に使えない。
--クロスプレイミッションでは使用可能だが、性能差に乏しいものも多く使い勝手が悪い。
-周回プレイの類は無し
--クロスプレイミッションも、一度作成したオリジナルキャラは削除不可。また、新しく作ることも出来ない。

**問題点
-ストーリーが進むにつれてアニメムービーが減少していく
--ただし、ゲームオリジナルの会話そのものは多数存在する他、同じ展開でも台詞はアニメと細部が異なっている。
-図鑑モードでのモビルスーツの説明文が機体によってチグハグ
--例えば、主役であるガンダムや量産型モビルスーツなどはそれなりに長めの文だが、「ガフランR」など色違いの機体は''「ガフランのカスタム機」といった感じで一文だけしか記述されていない''。~
『1st』や『SEED』などのゲストMSもほぼ同様で一文だけ。

**総評
出来自体は悪くないが、ユーザーの希望とメーカーの力の要れどころがチグハグ。~
せっかく自分の手で話を紡げるのだから、もう少し自由度が高ければ高評価に繋がったのだが……。~
原作はそもそも「100万本売れるゲーム」という企画から制作されたもの((『機動戦士ガンダム 一年戦争』を彷彿とさせるのは言わない。))だったが原作の評判が悪く、本作の売上も3万本強と企画時の目標の1割にも満たなかった。

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