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*新世代ロボット戦記ブレイブサーガ
【しんせだいろぼっとせんき ぶれいぶさーが】
|ジャンル|シミュレーションRPG|~|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|タカラ|~|
|開発元|パンドラボックス|~|
|発売日|1998年12月17日|~|
|定価|6,800円(税別)|~|
|ポイント|スーパー勇者大戦|~|

*概要
1990年代に放送されたテレビアニメ『勇者シリーズ』をクロスオーバーさせたシミュレーションRPG。複数のロボットアニメが1つの世界観を共有するというコンセプトは、スーパーロボット大戦シリーズと同様と言える。

*特徴
-ストーリー
--宇宙の絶対悪グランダークの侵略から勇者ロボ達が地球を守る、という原作アニメの内容を踏襲したような分かりやすいものとなっている。
-登場作品
--『勇者エクスカイザー』から『勇者指令ダグオン』までの7作品と、本作のオリジナルである『勇者聖戦バーンガーン』。他に勇者シリーズではないが、タカラも制作等に関わっている『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』『機甲界ガリアン』も登場する。
--『勇者聖戦バーンガーン』は、宇宙からやって来た実体を持たない生命体が乗り移った乗り物(バーンガーンの場合は主人公の少年が持つオモチャ)がロボットに変形する点や、少年とロボットの友情を物語の一要素として描いている点が、エクスカイザーからダ・ガーン辺りを連想させる。
--勇者シリーズ以外の3作品は、それぞれ一度限りのスポット参戦である。キャラやロボットも極一部しか登場しない。
--原作アニメでは敵であったり、短期間しか登場しなかったロボット(マイトガインのブラックガイン等)も登場し、仲間にできる。
-システム
--実際のテレビアニメのように一話毎に進行する構成になっていて、大抵は、サブタイトル→Aパート→アイキャッチ→Bパート(ここが戦闘パート)→インターミッション、という流れである。また、特定の条件を満たすことでのみ行くことができるサブシナリオというものが存在し、あるロボットはここをクリアしないと仲間にできない。
--戦闘パートはスパロボのようなターン制ではなく、素早い者から順に行動する方式を採用。またインターミッション時に生産したアイテム(HP回復等、効果は様々)を使うことができる。
--ロボットは改造のよる強化ではなく、戦闘をこなすことによるレベルアップで成長する。ステータスの上がり方は固定だが、バーンガーンの『聖勇者』のみインターミッション時にポイントの振り分けで自由に調整することができる。

*評価点
-バーンガーンのオープニング(本作のオープニングでもある)や、ロボットの合体シーンのアニメが新規で作られているところ。また、他の勇者ロボの合体シーンも当時のアニメから取り込まれており、画質は荒いがどちらもムービーとしてゲーム内の要所で流れる。
-フリーバトルエリアがあるのでレベル上げが容易。
-レベルアップ音が各作品のアイキャッチ音であるなどもファンにはうれしい。

*不満点
-セーブがインターミッションの時にしか出来ない。
-会話時の勇者(ロボット)達の絵が首のみであり、さらし首のようで怖い。
-戦闘パートでの反撃時の行動がその場で直ぐに選べない。味方のロボットを動かせる時にしか設定できず、使い勝手が悪い。
-勇者ロボの合体シーン時のBGMが、アニメの放送時とは異なる曲に変更されているものや、変更されていなくても変にアレンジされて元の曲より劣化しているものがある。
-機体と違い、武器は改造式なのだが改造度合に応じて消費ENが増加するためLVが低いうちは改造しすぎるとENが足りなくなってしまう。

*追記
-何気に好評だったらしく2000年に続編である『ブレイブサーガ2』が発売された。
-不満点の一つであった合体シーンのBGMはオリジナルの物を使用したものに変更された。
-また、シナリオは選択移動式でかなりオリジナル色の強いクロスオーバー重視のものになるなど前作にあたる本作とは大きく毛色が違う。
-会話がフルボイスになり、会話時のキャラクターの立ち絵がロボットを含めバストアップのものに変更され、本作の生首状態から改善されるなどキャラクターゲームとしての完成度はかなりのものとなった。
-本作では一部しか登場しない合体前(エクスカイザー等のいわゆるコアユニット)も多数参戦したほか、スポット参戦のみである『太陽の牙ダグラム』『装甲騎兵ボトムズ』『機甲界ガリアン』も正式に使用可能となるなど前作からかなりのパワーアップを果たしている。

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