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依頼内容は評価点・問題点・総評の強化です。
&color(red){''2017年9月1日までに改善されない場合は削除対応します。''}
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*ギャラガ
【ぎゃらが】
|ジャンル|シューティング|&amazon(B000068H2E)|
|対応機種|アーケード|~|
|発売・開発元|ナムコ|~|
|稼働開始日|1981年|~|
|プレイ人数|1~2人(交互プレイ)|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)※バーチャルコンソール版より付加 |~|
|配信|バーチャルコンソールアーケード【Wii】2009年11月24日|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|デュアルファイターで一斉射撃|~|
|>|>|CENTER:''[[UGSFシリーズ]]''|

**概要
ナムコが開発した面固定型シューティングゲーム。
『[[ギャラクシアン]]』に多くの要素を取り入れ、80年代シューティングゲームの代表の一つとなった。

**システム
-2方向レバーで自機「ファイター」を左右に動かし、ボタンで2連射可能のビームを発射して敵を撃ち落として全滅させるという基本はギャラクシアンと同じ。
-敵は編隊を組んで飛来(中には体当たりを仕掛けてくる敵も)後整列し、整列が完了したらランダムに出撃していく。
--撃ち落とせずに画面下に消えた敵は、再び画面上から現れて編隊へと帰還する。
-敵は3種類+αに分けられ、それぞれ性質が違っている。
--ザコ:前衛に整列する青色のハエ型の敵。最も数が多いが、終盤になると自機の近くを旋回してくる等あなどれない。
--ゴエイ:前衛と後衛の中間に整列する赤色の蛾型の敵。ふらふらと飛来してきて、狙いにくい。
--ボス:後衛に整列する緑色の敵。特にいやらしい動きはないが、耐久力2発分くらい(色でわかる)。ゴエイを1~2体引き連れて出撃したり、トラクタービームで自機を捕虜にしたりする。なお、出撃中に撃墜(ボーナスが表示される)すると敵が暫く弾を撃たなくなる。
--特殊編隊:敵の数がある程度少なくなると、ボス以外の敵が点滅し、別のキャラクターに変化したうえで3体に分裂する((ギャルボス(ギャラクシアンのボス)、エイ(通称ミドリ)、オガワムシ(通称サソリ)の三種類。ただし分裂した3体はすべて同じ種類になる。名前は『ALL ABOUT NAMCO』から。))。全滅させるとボーナス((オガワムシ<エイ<ギャルボスの順に点が高くなる。))。
-敵の残り数が少なくなると、全ての敵が攻撃を仕掛けてくる。ステージが進むと移動スピードが速くなる。
-逆転要素とも言えるトラクタービーム
--前述のとおりボスのみが使う攻撃。当たると捕虜にされる。残機も減る。
---捕虜になったのが最後の1機だった場合は当然ゲームオーバー。なお同時に2機以上が捕虜にされることはない。
--捕虜持ちのボスを飛行中に撃墜すると捕虜を奪還、横に合体してデュアルファイターになる。弾の横幅が広がる((見た目は二発同時発射だが、片方が当たるともう片方も消滅する。))((二発の弾の間にはしっかり当たり判定の抜けが存在し、敵はその間を通過可能。ただし、家庭用移植版では当たり判定に抜けのないバージョンもある))が、食らい判定も横に二倍となるため被弾しやすくなる。ただし破壊されるのは被弾した方だけであり、残機も(捕虜にされた時点で既に減っているので)減らない。
---捕虜にも食らい判定があり、自機の弾が命中すると消滅する((ちなみに、1000点である))。待機中の捕虜持ちボスを撃墜した場合も合体出来ないが、次の面でボスと共に再登場する。
-4面ごとにチャレンジングステージ(ボーナスステージ)がある。パターンは8種類(ループ)で、5組の編隊が通り過ぎていく。編隊1組(8体)を全滅させる度にボーナスが入り、最後の組の編隊の後、撃墜数に応じたボーナスがつく。全滅させると10,000点のパーフェクトボーナス。
--敵の攻撃が無いため、パーフェクトボーナスの為にも最もデュアルファイターが力を発揮する場所である。
-全255面((最終面はチャレンジングステージなので、到達した時点でクリア確定))。
--ナムコクラシックコレクション版(オリジナル)では、全31面(8回目のチャレンジングステージ)でエンディングとなる。店舗側の設定でエンドレスにも設定可能だが、この場合でもキルスクリーンは再現されていない。

**評価点
-ギャラクシアンに新しい要素を盛り込んだ点
--自機のショットを2連射にし、デュアルファイターでの一斉射撃で敵を撃ちやすくなる等、性能の進化が伺える。
--また、敵の性能も進化しており、敵の動きが複雑化し、スピードアップ等によるスリリングな展開が。
--チャレンジングステージ、特殊編隊によるボーナスもスコア競争を盛り上げている。

**問題点
-デュアルファイター時の当たり判定が大きく、すぐにソロになってしまいやすい。

-致命的なバグがある。
--クリア後、256面(表示上は0面)が始まるが、オーバーフローによるメモリ破壊を起こしているため正常動作せず、開始後しばらくして強制リセットがかかる。
---いわゆるキルスクリーン。リセット後そのまま放置しても、正常にプレイできない。正常動作に戻すためには一旦電源を切る必要がある。
--ある方法でプレイすると、敵が一切弾を撃たなくなる。
---仕込みにも長時間かかり、また成功後にも長時間プレイが可能となるので店舗にとっては迷惑この上ない。当然ながら、ナムコクラシックコレクション版ではこのバグは取り除かれている。

**総評
『ギャラクシアン』に様々な改良を加え、プレイヤーを飽きさせないスリリングな展開やボーナス要素が多く、ナムコの代表作の一つとなった。


**移植
名作のため当然様々な機種に移植されている。ここでは主だったもののみを挙げる。

-ファミリーコンピュータ版
--横画面の仕様上、画面右にスコアや残機を表示している。

-ゲームボーイ版
--『ギャラガ&ギャラクシアン』として『ギャラクシアン』とのカップリング移植。カラー対応。

-プレイステーション版
--『ナムコミュージアム Vol. 1』に収録。

-この他にもPS版『[[鉄拳]]』のロード画面で本作を遊ぶ事が出来る上に、ロード画面の本作で特定の条件を満たす事によりゲーム本編の隠しキャラを解禁する事が出来た。

**続編等
-次作『ギャプラス』は左右のみから八方向に移動可能になったり、連射数も最大3発と上昇しているが、画面構成が前作とあまり変化が無かった事や発売された1984年は数多くのアーケードゲームが発売され飽和気味になっていた時代という事もあってか、前2作と比較してパッとしない結果に終わった。
-そして更に1989年には更なる次作の『[[ギャラガ'88]]』は連射数が多く高速移動も可能なトリプルファイターという新要素が登場したものの、全体的な画面の古くささやヌルめな難易度から、『ギャプラス』と同じくあまり支持を得られず時代に埋もれる事になった。

**余談
-同社から発売されたRPG『[[テイルズ オブ デスティニー]]』に収録されたミニゲームの「海戦ゲーム」は本作をモチーフにしているが、初戦に限ってボンバー相当の援護攻撃が可能になるアレンジが施されている。
--また、テイルズオブシリーズではトラクタービームという唱術が登場するが、PS版デスティニーの物に限ってギャラガのトラクタービームを彷彿とさせる演出になっているのが特徴的。

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