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ファイナルソルジャー」を以下のとおり復元します。
*ファイナルソルジャー
【ふぁいなるそるじゃー】

|ジャンル|縦シューティング|~|
|対応機種|PCエンジン|~|
|発売元|ハドソン|~|
|開発元|ナウプロダクション|~|
|発売日|1991年7月5日|~|
|価格|6500円|~|
//|分類|''ガッカリゲー判定''|~|
|備考|[[バーチャルコンソール>http://vc-pce.com/jpn/j/title/finalsoldier.html]]:2007年4月3日より配信/600Wiiポイント|~|
|>|>|CENTER:&color(black){キャラバンシューティングシリーズ}&br【FC】 スターフォース/[[スターソルジャー>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/188.html]](リメイク)/[[ヘクター'87>http://www23.atwiki.jp/ksgmatome/pages/833.html]]&br()【PCE】 ガンヘッド/スーパースターソルジャー/''&color(black){ファイナルソルジャー}''/スターパロジャー/ソルジャーブレイド&br()【他ハード】 バニシングアース/スターソルジャーR&br()【オムニバス】 [[キャラバンシューティングコレクション]]/ソルジャーコレクション|

**概念
-1984年にファミコンにて発売された「スターフォース」から始まり、「スターソルジャー(86年)」「ヘクター'87(87年、ここまでFCソフト)」「ガンヘッド(89年、ここからPCEソフト)」「スーパースターソルシャー(90年)」に次ぐ、1991年にPCエンジンにてリリースされたキャラバンシューティングシリーズの一角。
-開発はナウプロダクションが担当。作りの当たり外れが激しい微妙なメーカーとして複雑な位置に属しているが、本作もまた、主にシリーズファン層から幾らかの批判を受けてしまう事に。
-一人プレイ専用、メインモードは全7ステージ構造、キャラバンステージは2分間モードと5分間モードの二つ。

**批判されやすい点
-メインモードにおける、ステージ道中の敵の間延び
--主に「雑魚を片付ける⇒しばしの間⇒雑魚を(略)」というパターンが多く、やや展開が単調気味である。
--他のキャラバンシューにおいてはそういった間伸びが比較的少ない為、歴代シリーズの中でも本作の間の長さが気になるシリーズファンが多い傾向にあるようだ。
---ソルジャーブレイドではその比較的少ない間伸びすらうまく演出に活用しているため、間伸びを気にさせない作りとなっている。
-キャラデザインのダサさ
--二作前のキャラバンシューである「ガンヘッド」も自機デザインがかなりダサいと言われたが、本作においては敵デザインもダサいのが多い。次回作の「ソルジャーブレイド」のデザインが極めて硬派でかっこいい外見であるが故に、本作におけるデザインのダサさがさらに目立つ結果になってしまった感がある。
--しかし、「これは『ダサかっこいい』デザイン」として評価する者もいる。要はダサいかどうかは好みの問題であるのだが、残念ながら本作のデザインのダサさは多くのプレイヤーから指摘されているのが現状である。
-手抜きな難易度調整
--オプションにてメインモードの難易度を三段階から選べるのだが、各レベルの違いは難易度に応じて敵の耐久度を上げ、敵弾スピードを早くしただけである。
--特に最高難易度のEXPERTでプレイすると雑魚が硬すぎて破壊する事すらも困難に陥る程で、単に難しいというよりは、撃ちこぼした敵を逃がす(避ける)機会が多くなり、キャラバンシューの核である「撃つ楽しみ」が大幅にスポイルされやすい。
-しょぼいSE
--とても硬いものに弾を当てているとは思えないへなへなな音というべきか。

**評価されやすい点
-キャラバンステージの完成度
--メインモードとは別で、専用ステージを舞台に制限時間内にスコアを競うモードが存在するのだが、このモードの完成度が歴代キャラバンシューの中で最も高いという声が多い。
--破壊可能弾稼ぎ(しかも残り時間ボーナスより点効率が高い)が可能なボスが前半の最後に登場するため「破壊可能弾での稼ぎ」と「後半での残り時間」とのトレードオフが重要な要素となっており、ハイスコアを伸ばすためのパターン構築が非常に熱かった。
-BGM
--他のキャラバンシューに比べ、透明色の強い音源を主体としたBGMで幻想的な雰囲気を醸し出している。キャラバンシューBGMは全体的に神曲ばかりといわれているが、本作も他シリーズと負けずとも劣らないクオリティ。
--裏技でサウンドテストが可能。今のご時勢だと動画で気軽に聞く事も容易い…いい時代だ。[[参照(ニコニコ注意、要ログイン)>http://www.nicovideo.jp/watch/sm7916041]]
-ショット種類の多さ
--オプションにてゲーム中に登場する4つ(赤、青、緑、黄)のショットのうちの3つ(青、緑、黄)を、オプションにて各3種類の内から一つ選ぶ事ができる。
--3ショット(青、緑、黄)×3種類=9種のショット、それに加えて固定ショット(赤)が1つ存在するので、全10種類のショットが存在する。また、サブウェポンであるミサイルも3種類から選べる。
--とはいっても、どれも性能的の差異が薄く、必然的に使いやすいショットで固定されてしまいがちだが…。

**総評
-同時期にリリースされた他のキャラバンシューに比べると若干ガッカリ部分が目立つものの、別にシューティングとしての出来が壊滅的なわけでもなく、普通にプレイする分には特に不具合は無い。実際、一般シューターからの評判はそこそこ上々である。
--ただ、高難易度でプレイした場合の敵の硬さは大分酷いので、低難度であるNORMALでプレイするのが好ましい。しかし、NORMALだと少々敵が軟らかく慣れてしまうと緩く感じてしまうかもしれないが…。
-キャラバンステージの熱さは本物で、「こっちの方がメインモードではないのか?」と思える程である。

**その他
-キャラバンモードのみを収録したHuカードソフト『ファイナルソルシャー スペシャルバージョン』が存在する。これはキャラバン会場などで20000枚配布された非売品で、今現在はプレミアが付き入手困難となっている。
-単体の他機種移植はされていないが、2008年9月25日発売のプレイステーション・ポータブルソフト『PCエンジンコレクション ソルジャーコレクション』にて、本作と上記のスペシャルバージョンが収録されている。
-バーチャルコンソールの他にも、i-revo ゲームにも配信されている。

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