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このページではプレイステーションソフト『SIMPLE1500シリーズ Vol.11 ピンボール -3D-』と、同2ソフト『SIMPLE2000シリーズ Vol.26 ピンボール ×3』の紹介をしています。
SIMPLE1500シリーズ Vol.11 ピンボール -3D-
【しんぷる1500しりーず ぼりゅーむ11 ぴんぼーる すりーでぃ】
ジャンル
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ピンボール
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対応機種
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プレイステーション
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発売元
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D3パブリッシャー
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開発元
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ねこぐみ
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発売日
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1999年7月22日
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定価
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1,500円(税別)
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1ブロックの空きが必要
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判定
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なし
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ポイント
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リアル路線ピンボール2台収録 ボールがやたらと震える
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概要
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今現在、SIMPLEシリーズ全般においてピンボールゲームは2作品存在し、本作はその内の最初のピンボールゲームに該当する。
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ピンボールとしてはリアル趣向なものとなっており、ゲーム的な演出は特に搭載されていない。
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収録ピンボールは全部で2台あり。
主な収録台
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エキサイティング
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背景に軍人の絵が描かれており、爆弾をモチーフにしている台。難易度は低い。
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スピーダー
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プロペラ機の女性パイロットが描かれており、曲芸飛行をモチーフにしている台。難易度は高い。
主なルール
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ピンボールとしてはありがちな操作系統、及びルールである。
なお、本作ではコントローラーの操作変更はできない。
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各台はすべて一画面に表示される構造となっており、スクロールは一切しない。
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○ボタンでボール発射、L1/R1ボタンで左右フリッパーとなっている。
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方向キーの左/右/上のどちらかを入れる事により、その方向の台揺らしができる。
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あまりにも連続で台揺らしをしすぎると、プレイ中のボールが操作不能の強制ロスになるペナルティ「ティルト」が発生してしまう。
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ゲーム終了後に高スコアを記録すれば、ネームエントリーが可能でスコアランキングに登録される。
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各台は「かんたん」「ふつう」からの選択が可能。
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「かんたん」はボールを特定のギミックに当てると、一時的にゲームが停止し、そのギミックに関する解説が入るチュートリアル的な内容となっている。
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「かんたん」「ふつう」共に難易度そのものの変化は一切しない。よって、あくまでもチュートリアルがあるかないか程度の差でしかない。
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オプション項目で所持ボールを1~10、ボールスピードを1~5のいずれかから選ぶ事が可能。
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本作はセーブ機能に対応しており、スコアランキングなどの保存ができる。
特徴
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台のクオリティはまずまずといったところ。
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格別出来がいいのかといわれると疑問だが、SIMPLEシリーズにしては台のデザインやギミックなどはしっかりと作られている。
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少々台の作りがシンプルで味気ない面もあるが、各台共にテンポよく軽快にボールが動かせる。
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視覚的にボールがどこにあるのかが見やすく、プレイ環境はまともな方に入る。
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何気にゲーム中のBGMは渋くてかっこいい良曲となっている。曲数が少なく、サウンドテストができないのは残念だが…。
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ボールが不自然に震え跳ねる傾向が強い。
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やたらとぷるぷるとボールが震える事が多い。特定ギミックにボールを通過させたり、フリッパーでボールをホールドして間など、何かある毎に震えている。
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妙にボールの動きがおかしく、例えるならば「スーパーボールでピンボールをプレイしてる」というべき状況になりがちである。
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使用しないボタンが多すぎる。
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PSのメインボタン配置である「×△□」は何故か使用できない。おそらく、使用できて当たり前なこのボタン配置を使わないPS系のピンボールゲームは本作と下記のPS2版位だろう。
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現状でも操作性が悪い訳ではないが、コントローラーの操作変更ができないのは何かおかしい気がしてならない。
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オプション項目のボールスピードがどれも大して変化しない。
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1(最低速)だろうが5(最高速)だろうが、「気持ち程度にスピードが違う」程度にしか感じられず、調整の意味合いが薄い。
総評
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ボールの動きが変だったり、収録台が少ない問題点もあるが、まぁSIMPLEシリーズだし贅沢はいえないところはある。値段を考えると「十分に遊べる類」のピンボールといえるだろう。
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残念ながらゲームアーカイブスには本作の配信は今現在されていない。もっとも、中古市場では捨て値で売られている事が多いソフトなので入手難易度は容易ではある。
SIMPLE2000シリーズ Vol.26 ピンボール ×3
【しんぷる2000しりーず ぼりゅーむ26 ぴんぼーる かける3】
ジャンル
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ピンボール
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対応機種
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プレイステーション2
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メディア
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CD-ROM 1枚
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発売元
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D3パブリッシャー
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開発元
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ヒューネックス
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発売日
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2003年4月24日
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定価
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2,000円(税別)
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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39KB以上の空きが必要
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判定
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なし
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ポイント
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セミリアル路線ピンボール3台収録 あまりにも微妙すぎる出来
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概要(PS2)
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SIMPLEシリーズ全般におけるピンボールゲーム2作品の内の後発作品。プラットフォームがプレイステーション2に移行している。
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こちらもPS版同様のリアル趣向なピンボールだが、実物では表現できないようなゲーム的な演出も加えられている。
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収録ピンボールは全部で3台あり。
主な収録台(PS2)
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Attack The Dragon
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RPGなどのお約束「騎士の気分でドラゴンと戦う」という設定の、中世ファンタジーがモチーフの台。
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Operation Thunder Storm
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廃墟と化した街での戦争を舞台とした設定の、ミリタリーがモチーフの台。
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Love Songs -アイドルとピンボ~ル-
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本作の前にてPS2にリリースされた恋愛ゲーム『Love Songs アイドルがクラスメ~ト』がモチーフの台。
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発売元、開発元が全く同じという事情があり、ファンゲームと原作ソフトの販売促進の為に収録された説が濃厚。
主なルール(PS2)
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こちらもピンボールとしてはありがちな操作系統、及びルールである。
本作もまた、コントローラーの操作変更はできない。
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こちらも各台はすべて一画面に表示される構造となっているが、従来のピンボールゲームよりは画面比率が広くなっているのが特徴。
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○ボタンでボール発射、L1/R1ボタンで左右フリッパーとなっている。
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方向キーの左(L2ボタン)/右(R2ボタン)/上/下のどちらかを入れる事により。その方向の台揺らしができる。
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PS2版の新操作として、左スティックにて台の視線変更ができる(アナログコントローラーのみ)。
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ボール発射後に即ロスしてしまうと、救済処置として「フリーズ」が発生し、ロスカウントなしでボールが自動発射される。
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あまりにも連続で台揺らしをしすぎると、プレイ中のボールが操作不能の強制ロスになるペナルティ「ティルト」が発生してしまう。
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ゲーム終了後に高スコアを記録すれば、ネームエントリーが可能でスコアランキングに登録される。
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主なゲームルールは2種類ある。
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ボールをすべてロスするまでのスコアを競う「ノーマル」と、制限時間以内にどれだけのスコアを競えるかの「スコアアタック」が用意されている。
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オプション項目で以下の設定などができる。
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各台の難易度を「Easy」「Normal」「Hard」から選択できる。
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難易度を上げる程にボールスピードが増す。また、「Easy」に関しては持ちボール5からのスタートとなる(他の難易度は持ちボール3)。
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「チュートリアル」を選ぶと各台の情報の詳細が聞ける。
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他にも、「スタッフクレジット表示」「セーブ/ロード」といった項目がある。
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本作にもセーブ機能に対応しており、スコアランキングなどの保存ができる。
特徴(PS2)
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全体的に台のクオリティが微妙すぎる。
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グラフィック周りがとてもPS2のゲームとは思えぬ程にショボく、他のPS2のピンボールゲームと比べても目を覆いたくなるレベル。
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各台はすべてポリゴンによる描写がされているのだが、大して立体感が表現されている訳ではなく、ポリゴンである意味合いが皆無なやっつけぶりである。
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強いて意味合いがあるとすれば台の視線変更ができる事が挙げられるが、視線変更範囲が少ない上に特に攻略の役に立つ訳でもなく「だから何なんだ」程度のものでしかない。
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画面比率が広さで壮大さを描いたつもりだろうが、グラフィック周りがこじんまり、かつ殺風景すぎて、本当ただっ広いだけで迫力がなくピンボールとしてのデザインセンスが悪い。
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しかもこの広さの代償として、「ボールの動きがもっさり気味に感じる」のと、「ボールの位置がどこにあるのかが把握し辛い」という問題点が増強されている有様。
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「Operation Thunder Storm」は全台中一番フィールドが広い分、ボールの位置把握の困難さが最も深刻である。
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「-アイドルとピンボ~ル-」は時間経過で台の色が変化する演出があるのだが、非常に変色の度合いが激しく、目が疲れるという問題がある。
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ギミックの仕掛けもSIMPLEシリーズという事情を考慮しても少なく、地味すぎて爽快感に欠け、他のピンボールゲーム以上に作業感倍増というオチも付く。
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はっきりいって上記のPS版の方がスピーディな分、こちらよりはだれにくい状態でプレイさせてくれる。
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ましてや、他のPS2ピンボールゲームと比べてもお話にならない酷さに達しているのが悲惨だ…。
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ボールの動きは割と自然に動く。
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これに関してはPS版よりは改善されている模様。とはいえ、問題点の方が多いのが実情だが…。
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PS版同様、こっちも使用しないボタンが多すぎる。
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だから何で「×△□」は使用させてくれないのだろうか?
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そして、何でコントローラーの操作変更をさせてくれないのだろうか?
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収録台のモチーフの趣旨が偏っている。
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「中世もの」「戦争もの」といった硬派な雰囲気の台と一緒に、ギャルゲーが元である「恋愛もの(-アイドルとピンボ~ル-)」が混ざっている様がなんか異様だ。
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しかも「-アイドルとピンボ~ル-」はやけに優遇されている。ジャケットや説明書の表紙はこの台が一番大きく表示され、説明書内でもこの台だけが2ページ分の紹介がされている(他の2台は1ページの紹介のみ)。
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まぁ、元が自社発売/開発のゲームなので目立たせたい気持ちは分からなくもないが…。
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でも、そのメインであろう「-アイドルとピンボ~ル-」が特別面白いのかといわれるとそんな事はなく、ピンボールそのものがアレなだけにやっぱり微妙としかいい様がない。
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台プレイ中にナレーションボイスが入る演出が少々うざい。
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これに関しては個々の感じ方もあるので一概には断定できないが、何かある事に喋るのは煩わしいところ。
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しかも、ゲームが盛り上がるような凝った言い回しではなく、原則棒読みなので尚更うざく感じる。
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「-アイドルとピンボ~ル-」は特にボイスが多い(本編のヒロインが喋る為)が、原作ファンも知らない人もこの程度のボイスで喜ぶものかといわれると激しく微妙である。
しかも、このヒロインボイスですら棒読みどころしかない有様。ってか、原作ヒロインの多くはアイドルなのに棒読みとかどうよ…。
総評(PS2)
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前作からプラットフォームは格上げし、台の種類も増したが、台の作りが微妙すぎるという問題を抱える作品となってしまった。
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PS版もピンボールとしての物足りなさはあるが、こっちはそれに加えて純粋に面白みが感じられないという新たな問題を持っている。
それが原因かは定かではないが、ヒューネックスには本作を持ってピンボールゲームの開発には今現在関わっていない。
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とはいえ、流石にピンボールとしての体裁は保っており「壊滅的な酷さ」でもないので、遊べはできる内容ではある、2,000円分の価値があるかどうかは大きな疑問だが…。
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こちらもPS版同様に捨て値で売られている事が多い。しかし、相当なSIMPLEシリーズファンやピンボーラーでもない限りはあまりお勧めできる代物ではないだろう。