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ポップンステージ - (2013/02/19 (火) 23:15:45) の編集履歴(バックアップ)
ポップンステージ/ポップンステージex
【ぽっぷんすてーじ/ぽっぷんすてーじいーえっくす】
ジャンル
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音楽シミュレーション
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対応機種
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アーケード
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販売・開発元
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コナミ
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稼動開始日
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2作共に1999年
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ポイント
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一見ではわかり辛い操作性 一人プレイは最低6パネル、最高10パネル操作を要求される ゲームそのものの完成度は決して低くない
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概要
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コナミの音楽ゲーム人気が覚めやらぬ1999年、本編であるポップンミュージック3の後にリリースされたポップン界の新天地と呼べる存在。
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何といっても従来のポップンとの違いは足で操作する事にある。ポップンと同時期に登場し、社会現象をも巻き起こしたヒット作、ダンスダンスレボリューションと同等の操作性で、ポップンのような演奏するタイプのゲーム性を楽しめるというコンセプトの元に製作された。
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しかし、スタッフの意欲的な意気込みとは裏腹に、ユーザーにはほとんど相手にされずに、早々とゲーセンから消え去ってしまった。
特徴
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まず真っ先にプレイヤーが困惑する要素として、直感的に操作し辛い足パネルの配置にある。
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このゲームは原則として一人プレイ中心(一応複数人でも操作を分け合ってプレイは可能)なのだが、最低でも6パネル、最高なら10パネルを一人で操作しなければならない。もうこの辺で初心者が楽にプレイできない。
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10パネルは二人同時でプレイする事が前提の譜面と、理論上は一人でもプレイ可能な譜面の二種類が存在する。(後者はexのみに存在)
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例えるなら、DDRのダブルプレイ(一人で二人分のパネルを操作する上級者向けモード)をさらに複雑化したようなもの。
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ステップ配置がわかり辛い。大まかに言えば、×型に配置された5つのパネルが左右二つに存在する形になるのだが、ゲーム中の画面は6パネルまたは10パネルのラインが平面に並んでおり、×型配置のパネルと平面配置の画面との直感性が極めて掴めにくく、何を操作しているのかも理解できない状態に陥りやすい。
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実際のパネルの配置(6パネル時は中央6枚(太字)を使用)
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ゲーム画面上の色の配置(6パネル時は中央6つ(太字)を使用)
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上記を見れば分かる通り、手ポップンの方に慣れていても、色の配置が全く異なるので混乱する。
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DDRとは異なり、一人用モードはパネルの左右どちらかではなく、必ず中央に乗ってプレイする事になる。よって、一人プレイと二人協力プレイでは踏むパネルの配色が全く異なってしまうため、さらに覚えにくい。
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判定が厳しい。
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ちゃんと踏んだはずなのに、BAD判定が出たりする。例え本家ポップンで好成績を出せる腕前でも、まともに良判定を出すのはかなり難しい。
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しかも、判定表示がこじんまりとしていて、どんな判定が出てるのかも判別しにくい。
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だが難易度自体はむしろ控えめであり、操作の壁を乗り越えると意外な程楽にクリアが可能である。
ex
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無印のポプステがあまりにも受けが悪かったのか、無印稼動の数ヵ月後に新バージョンであるexがリリースされた。
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exは専用新曲や本家ポップン3からの曲の追加、いくつかの譜面の変更、上記の10パネルを一人で操作するモードなどの新要素が追加された。
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初心者向けのビギナーモードが「ノーマル」に統合され、標準のモードではより簡単な譜面がデフォルトとなった。
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また、ポップ君のデフォルトの形状が変更。無印ではすべて本家同様の楕円形だったが、exでは上段が▲、下段が▼の形になった(中央の赤は●のまま)。一応、無印と同じ形状も選べる。
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このポップ君、本家ポップンでも9~11までの間、オプション「ステージポップ君」として逆輸入されていた(現在は消滅)。
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しかし、元のとっつきにくさは何も変わっておらず、無印同様、早々と消えてしまった。
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現在も稼動しているポプステはほとんどの場合このexの方である。
総評
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着眼点は決して悪くはなかったのだろうが、あまりにもライトユーザーが入るには厳しい鬼門がプレイヤーを遠ざけてしまった感は否めない。
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しかし、ゲームそのものの出来は十分遊べる内容であり、熱狂的なプレイヤーも生み出した。
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もうちょっとばかり、ライトユーザーが近づけるような間合いの広さがあれば、結果は違っていたのかもしれない。
その後
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ポプステ自体はexを持って終焉してしまったが、本作に登場するキャラクターや曲の人気は高く、ほとんどのそれは後の本家ポップン(主にPS関係の家庭用)に収録される事となった。
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アーケード版ポップンには未だに収録された事のないポプステ曲が存在する。隠れた名曲が多く、家庭用はほぼ完全収録なだけに、アーケードにも入れて欲しいという声は絶えない。