注意:このページでは、『BIOHAZARD 5』(賛否両論)について解説。また、参考としてその完全版『BIOHAZARD 5 Alternative Edition』(判定なし)についても併記する。
【ばいおはざーど ふぁいぶ】
ジャンル | サバイバルホラー | |||
対応機種 |
プレイステーション3 Xbox360 Windows XP/Vista/7 |
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発売・開発元 | カプコン | |||
発売日 |
【PS3/360】2009年3月5日 【Win】2009年9月17日 |
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定価 |
【PS3/360】8,800円 【Win】7,340円(共に税込) |
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判定 | 賛否両論 | |||
ポイント |
良くも悪くも協力プレイありき やはり邪魔でしかないQTE 薄れたホラー要素 TPSとしてはまあ良い |
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BIOHAZARDシリーズリンク? |
バイオハザードシリーズのナンバリングタイトル5作目。主人公は『BIOHAZARD CODE:Veronica?』以来の登場となるクリス・レッドフィールド。
プロデューサーは前作『biohazard 4?』の小林裕幸氏から竹内潤氏が引き継ぎ、稲船敬二氏が監修を務めた。
『BIOHAZARD?』、『BIOHAZARD 2?』に携わった安保康弘氏(ディレクター)や内海秀明氏(サウンドデザイナー)らも参加している。
操作システムを従来シリーズからより洋ゲー向けに修正している為(*1)「洋ゲーを意識して作られた。」とよく言われる。
360版のみ、メタルケースの特別パッケージに一部BGMのオリジナル版が収録された「セレクショントラック」が付属する(*2)、数量限定版『Deluxe Edition』が発売されている。
Windows版ではコンシューマ版よりも敵の数が増える「マーセナリーズ Unlimited」が追加。
マウスでの操作にも対応しており、ある程度のスペックがあれば、高解像度・高フレームレートでの快適なプレイが可能。
一方で、オフラインでの協力プレイやVERSUSモードなど削除された要素もある。また、DLCも長らく未配信だった。
今作は海外版でもランチャーで設定することにより日本語化・字幕表示が可能となっており、国内版に比べて安価であることや対応MODの豊富さ、残虐表現の規制解除などから人気が高い。
2016年6月28日にはシリーズ20周年プロジェクトの第ニ弾としてWin版を基にしたPS4版の配信も開始した。
全DLCの他、「マーセナリーズ」と「マーセナリーズ リユニオン」を統合しUnlimitedモードを実装した「マーセナリーズ ユナイテッド」を収録。
アフリカの大地に伸びる道を行く一台の車。やがて車はキジュジュ自治区内の近くに停車し、一人の男が降り立った。
クリス・レッドフィールドである。クリスが辺りを見回していると、女性が近づいてきた。
「ようこそアフリカへ、シェバ・アローマよ」
差し出された手を握り返し、クリスは今回の作戦でも相棒がいることを知る。多くの任務をこなす中、失った仲間も少なくない。
この世界は命をかけてまで守る価値があるのだろうか?その自問に、今はまだ答えはない。
だが、クリスにはこれだけは分かっていた。
俺にはやらなければならないことがある。
+ | ネタバレあり |
前作からの大きな変更がない分安定感のある続編として仕上がっており、単体のTPSとして見ればそれなりに遊べる。
バランスも決して(最高難度を除けば)ソロプレイでクリアできないものにはなっておらず、QTEなどを無視できるなら楽しめるだろう。
しかし「次世代機のバイオハザード」としては幾分パンチに欠け、『4』から更に進化した作品を望むユーザーの期待に沿う出来には至らなかったようだ。
「下手に内容を変えるよりは…」という意見もあるが、大きな進化が無い分逆に細かな粗が目立ってしまった感じはぬぐえない。
またTPSの操作性で作ると語るものの、操作性どころかジャンルの本質までにも影響されてしまっており、シリーズとしての印象を抜きにしても「ホラーゲーム」要素の少なさは流石に擁護のしようがない。
ただし前述のように本作の評価はユーザーによって正反対であり、限られた目線から評価するのは安直すぎるだろう。そういう意味で賛否両論作品とするのが最も適当かと思われる。
ちなみに売り上げ自体は好調で、シリーズ最高を記録している。勿論シリーズタイトルの売上は前作に影響される部分もある為必ずしもその作品自体の評価と言える訳ではないが。
【ばいおはざーど ふぁいぶ おるたなてぃぶ えでぃしょん】
ジャンル | サバイバルホラー | |
対応機種 | プレイステーション3 | |
発売・開発元 | カプコン | |
発売日 | 【PS3/360】2010年2月18日 | |
定価 | 4,990円 | |
廉価版など |
PlayStation3 the Best:2010年11月11日/2,990円 DL版:2012年3月29日/1,900円 ツインパック:2012年3月15日/5,490円 |
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判定 | なし |
【れじでんと いーぶる ふぁいぶ ごーるど えでぃしょん】
対応機種 |
プレイステーション3 Xbox360 Windows 7 |
発売日 |
【PS3/360】2010年3月9日 【Win】2015年3月26日 |
定価 |
【PS3/360】39.9ドル 【Win】2,990円 |
判定 | なし |