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インセクターX - (2011/01/22 (土) 20:17:52) の編集履歴(バックアップ)
インセクターX
【いんせくたーえっくす】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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アーケード
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販売元
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タイトー
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開発元
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ホット・ビィ
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稼働開始日
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1989年
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ポイント
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コミカル虫シューティング シューティングとしてはやっぱり普通 MD版は衝撃のリアルリメイク
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概要
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1989年にタイトーからリリースされたアーケード横シューティング。虫が大量に登場する世界観だが、虫と言ってもポップかつコミカルに可愛らしい表現がなされている。主人公達も同様で二頭身。
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ゲームシステムや雰囲気が前年に登場した『中華大仙』と非常に似ている。それもそのはずで、発売、開発元は全く同じである。
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一人~二人交互プレイ用、全5ステージ構成。
主なルール
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中華大仙同様、複雑なシステムは持っていないスタンダードなシューティングである。使うボタンはメインショットと殺虫剤攻撃の二つ、双方とも使用制限は一切無い。殺虫剤ショットは下記のアイテムを取得しないと放つ事ができない。
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各ステージに登場する中ボスを倒すと殺虫剤アイテムを落とす。それを取得すると殺虫剤ショットが使用できるようになる。
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殺虫剤アイテムは赤と青の二種類が存在し、それぞれの攻撃性能が違う(赤は直進型ショット、青は対地型ショット)。また、連続で取ると殺虫剤ショットがパワーアップするのだが、単に性能が上がるのではなく、性能そのものが変化する仕掛けとなっている。すなわち、パワーアップさせたからといって、必ずしも使いやすくなるとは限らないのである。
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ステージ中に登場するアイテムは上記殺虫剤以外では、「P(メインショットのパワーアップ)」「PP(メインショット二段階パワーアップ)」「S(スピードアップ)」「A(ボタン押しっぱなしでメインショットを連射できる)」「1UP」「1000(スコア1000点加算)」「画面内敵全滅アイテム」「X(ミスしてもメイン、殺虫剤、スピードのランクが残った状態で再開できる)」がある。
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ミス条件は「敵及び、敵弾に自機が触れる」「地形の壁とスクロールに自機が挟まれる(壁に直接触れただけではミスにはならない)」 である。
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残機制で、ミスすると戻り復活、全部なくなるとゲームオーバー。
評価点、問題点、賛否が分かれそうな点
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ずばり中華大仙とほとんど同じなので、そちらを参考にすればいいかと。
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まとめるならば、シンプルかつ典型的なシューティングで、平凡、普通と言う言葉が良く似合う。言い方を変えればシューティングとして手堅い。
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ただ、以下の相違点がある。
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本作は虫世界なので、コミカルとはいえ気持ち悪さを感じるグラフィックもあるかもしれない。虫の種類は結構豊富。
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Xアイテムの存在のおかげで、ミスしても若干復活が容易になっている。
総評
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もちろんステージ構造や一部システムは別物ではあるが、本当に中華大仙のコンパチのような存在。続編とかではないのに、何故ここまで似せた?と思える位に。
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やはり特にクソゲーとも良ゲーとも呼べる存在ではない。ごく平凡でわかりやすいシューティングである。
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中華大仙ほどではないが家庭用移植には比較的恵まれている。特にMD版の変貌っぷりは必見! 詳しくは下記の移植、リメイクの項にて。
家庭用移植、リメイク
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メガドライブ版、1990年9月7日、ホット・ビィ
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家庭用初移植であり、原作と似ても似つかない大胆なリメイク化がなされた一作。なんといってもガチなリアル描写に変更されたのが最大の特徴。主人公は6頭身になり、敵はリアルな昆虫メカになって登場。それ故に結構敵や背景がグロくなり、プレイヤーによっては生理的にきついものがあるかもしれないので注意。ゲームバランスは殆ど代わり映えが無く、そういう意味では忠実移植ともいえなくもない。本作限定システムとして、アーケードでいうところの殺虫剤ショットが任意で切り替え可能となっている。
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そもそもホット・ビィがタイトーに本作を持ち込んだ時点でのグラがMD版のそれなのである。タイトーからダメ出しを食らったためキャラをコミカルなものに変更したのがオリジナルにあたるアーケード版である。
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ファミリーコンピューター版、1990年9月21日、タイトー
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音源・グラフィックの劣化は致し方ないとして、全体的に移植度は良好。自機に女の子キャラが追加され、プレイヤーセレクトができるようになった。また、ラスボスがアーケード版とは相違があり、ファミコン版中華大仙同様、クリア後は周回制となっている。
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他にもゲームオムニバス集『タイトーメモリーズ 下巻』にもアーケード版のほぼ完全移植が収録されている。