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パタポン3 - (2015/07/17 (金) 11:01:58) の編集履歴(バックアップ)


パタポン3

【ぱたぽんすりー】

ジャンル アクションRPG
対応機種 プレイステーション・ポータブル
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
開発元 ピラミッド
発売日 2011年4月28日
定価 UMD版:4,980円、DL版:3,800円(共に税込)
分類 クソゲー
黒歴史
ポイント The 手抜き
発売前は高評価、発売後はガッカリ
通信エラーが頻発
オンライン特化にした結果これだよ!!
理不尽な難易度
レベルを上げればクリアできる作業ゲー
パタポンシリーズ
パタポン - パタポン2 ドンチャカ♪ - パタポン3

特徴

『パタポン』シリーズの3作目。
4拍子のリズムでコマンドを入力することでパタポン達を操作するという基本的な部分は前作までと同じだが、
ジャンルが前作までの「コマンドカーニバル」ではなく「RPG」となったことからも分かる通り、
RPG要素の追加・マルチプレイ重視のシステムと、これまでとは大きく路線が変更されている。
今作は世界の果てを目指していたパタポン軍が「呪いの大地」にたどり着き、そこで偶然見つけた巨大な壁(邪悪な箱)を壊してしまう。
そこから出てきた七匹の「邪悪」によりパタポン軍全員が石化してしまったところから物語が始まる。

前作との主な変更点

・オンライン特化
パタポンにおけるオンラインは、2からの新要素である。
本編と独立してボスステージや、砦の攻略などをメインとした交戦ステージをマルチプレイとして行うことができた。
オンラインと本編のつながりといえば、マルチプレイで入手したアイテムを本編で使用できる程度だったのである。
3では、ほぼ全てのステージをマルチプレイに対応、それに伴い、
自軍はヒーローパタポン(後術、以下ヒーロー)+汎用ユニット3部隊だったものを
オンラインでは2と同じくヒーロー4体なのに対し、オフラインではヒーロー+名前のある固定ユニット3体へと変更された(見た目は汎用と同じ)。
また、オフライン限定で、攻撃能力をもたないが、倒されるとミッション失敗となるユニットが固定参加となる。
ゲームの難易度はオンラインで遊ぶことを前提に設定されており、
またオンラインで遊ぶことでたまるポイントを使って、BGMや拠点を装飾するアイテムなどを買うことができる。
これらの要素はオフラインのみでは絶対に入手することはできない。
オンライン特化による問題点は後術する。

・マルチ特化に伴うヒーローの扱い
通常の汎用ユニットに加えて、「ヒーローパタポン」という主人公のようなポジションのパタポンが、2から登場した。
外見としては、マスクを付ける事によりパタポンの個性の1つである目玉を隠している。
このパタポンは、2の時点で汎用ユニットにはない独自の必殺技を使用することができ、
戦闘不能になっても時間経過で復活することができたのである。
ヒーローの登場により、汎用ユニットの存在が薄くなってしまったため、2の時点で賛否両論となった要素の1つである。
3ではこのヒーローパタポンをストーリー面・戦闘面・システムでより大きく優遇している。
具体的には、名前入力可、髪型の変更、自由なクラス(クラスについては後述)変更(ヒーロー以外は遠距離なら遠距離クラス固定)、
必殺技、ヒーローのみ習得できる非常に強力なスキルなどが挙げられる。


問題点

  • 作りが手抜きな上に時間だけがかかる。
    • ステージ構成がまずフィールド×2→CPUとの対戦→ダンジョンを7回繰り返すだけと非常に単調。メデン誘拐は?あい○○とまこ○○は?投石機は?DLCもボス戦や激ムズ面ばかりでワンパターン。しかもクエストが全体的に長い。その上新ボスもギガンテス系とオグ系とラスボスのアーク・パンダラ系の3種類だけで後は使い回し。ドドンガ系は「たたりドドンガ」なる新種が出たのに他のボスは完全に使い回し。おまけに前作や体験版からの引継ぎがない。引継ぎがあるとか言っといて特典アイテムがもらえるだけ。
    • レベルアップは経験値で上がるうえにレベルが上がるほど経験値が入りにくくなるので作業。
  • 操作キャラがはたポン含め5人のみなので、1・2での爽快感はない。
    • 前作までは、はたポンを守りつつ前でたてポン部隊でガッチリ防御を固めつつ後ろでやり・ゆみポン部隊で攻撃をするとか、いわゆる波状攻撃戦法だからこその爽快感があった。
      今作はそれが無くなり、あとにはもっさり感だけが残ってしまった。
    • 今作もはたポンがやられるとゲームオーバーだが、前作までは大勢のパタポンではたポンを守っていたため、今作では盾系のパタポン(最大でヒーローと固定ユニット2体)が生きている間は無敵というシステムだが、はたポンはレベルアップしないのでHPは少ないままで、敵の攻撃力が高いので一発で即死するので、盾系の死=ゲームオーバーとはたポンの存在の意味はほとんど無し。というかはたポン自体弱体化しており、前はボスの攻撃を一回受けても持ちこたえたのが今作ではほぼ一撃死。
  • 公式でネットでの対戦・協力プレイを推奨しているが、通信エラーが頻発する。
    • クエスト中に通信エラーが起きた場合それまでの経験値は没収される。
    • 通信エラーになると、バグで「クラススキル習得ボーナス(パッシブスキルのようなもの)」が消失する事がある。このクラススキルは職ごとに特定のコマンド入力をすることなどで上昇し、いわば使い込むだけ性能が上がるというものだが取得には膨大な時間が必要である。それらのやりこんだ結果が一度の通信エラーでなかった事にされてしまう。
    • また、「宝箱に関係なく低レベルの装備しか出なくなる」というチート対策措置が、通信エラーが発生するだけで発動する事もある。
    • これらのバグの症状は発生した直後は気づけない事が多く、特にやりこみプレイをする人間に深刻な精神的ダメージを与える事となった。
    • 上記の不都合に関してメーカーはパッチを出さないどころか、開発者の1人がTwitterで報告したユーザーをチーター認定して煽るという、大手企業としてあるまじき対応を行った。
  • オンラインプレイが初登場した2ではプレイ人数が4人未満の場合、種類によってAI・装備・クラス・能力が異なるこむポンというNPCを枠埋めとしてパーティーに入れることができた。
    • 3ではそれが無くなってしまったので、オンラインで2~3人しか集まらなかった場合かなり不利になる。
  • バランスが極端。
    • 前作に比べてゲーム進行に従い敵の体力や攻撃力のインフレが激しくなり、ボスは怒り状態の時連続攻撃をするようになる(もちろん防御をしていなければ一撃一撃が致命的なダメージになる)後半ステージは敵が大量に出現し波状攻撃を仕掛けてくるなど異常な難易度に悩まされる。そのため攻略法は(特に後半ステージは)「瞬殺出来るだけの攻撃力が確保できれば勝てる」といったものになってしまい、前作までのコンセプトであった「敵の動作を読んで攻撃や回避を行う」というゲーム性がほぼ失われてしまった。
    • 特に後半のダメージインフレの影響で中途半端な火力職や回復役の立場がまるでなくなってしまい、職業格差が激しい。
  • ミニゲームが無くなった
    • 1では特定の素材、2ではチャリンを消費してパタプーカという不思議な生き物たちと遊ぶミニゲームで素材を手に入れることができた。
      だがミニゲーム自体が無くなり、面白味を削がれたその結果 The 作業ゲー となってしまった。
  • 協力プレイでしか手に入らないアイテムがある。
    • 一度でもオンラインに繋がらないと入手できないポイントでしか購入できないアイテムが多い。また戦闘中のBGM変更などもそのポイントがないと不可能である。
  • 即死ギロチントラップ&敵の攻撃による位置ずらし
    • 本作には、一定時間ごとに刃が振り下ろされるギロチン型のトラップが存在する。こういったトラップは刃の目前ギリギリで待機し、刃が上に上がるタイミングで一気に駆け抜けるのが一般的だが、パタポンの移動がコマンド形式で細かい位置調節が難しいこと(できることはできるが、そのためにはコンボを自ら中断する必要がある)と、敵の攻撃によって微妙に位置がずれていくことが影響して、どう頑張っても回避しきれない場合がある。(トラップの0.3~0.7単位ほど前で止まってしまうことがある)

評価点

  • 対戦プレイの実装。
    • もっとも、通信エラーが出ては元も子もないのだが。

余談

通信関連のバグや通信エラー頻発などの問題を抱えながらもバグ修正パッチが配信されなかった背景には、製品版の発売直前にPSN情報流出からの通信サービス休止に当たってしまった為、修正パッチなどを配信する機会を失ってしまった為なのではと言う意見も多い。
また、発売前に配信された体験版は、ソロプレイとなると固定ユニット無しでヒーローただ一人で切り抜けなければならない鬼畜ぶりではあったものの、推奨されているオンラインプレイの方は通信エラーもなく快適に協力プレイができ、ユーザーの期待は高かった。また、ファミ通でプラチナ殿堂入りもしていた。
またプレイデータの一部を製品版に引継ぎできたので、期待しながら協力してキャラを鍛えたりアイテムを集めていた人が多かった。
だがこの時、それらの苦労は期待と共に台無しになってしまうことは知る由も無かっただろう・・・。
このようなあまりにも酷い出来であった為、これ以降パタポンシリーズの続編は発売されていない。