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バルガス - (2012/10/15 (月) 05:00:09) の編集履歴(バックアップ)
バルガス
【ばるがす】
ジャンル
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シューティング
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対応機種
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アーケード
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発売・開発元
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カプコン
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稼動開始日
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1984年
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ポイント
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カプコンのアーケードデビュー作 キャノン砲の使い方が高スコアの鍵
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概要
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1984年にカプコンからアーケードにてリリースされた縦スクロールシューティングであり、カプコンが業界で初めてリリースしたゲームでもある。
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一人~二人交互プレイ可能。ステージクリアの概念はないエンドレスループ制。
主なルール
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操作系統。
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本作はレバーと2ボタン(メインショット・キャノン砲)を使用する。
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メインショットボタンで自機前方にメインショットを放つ。
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キャノン砲はすべての敵を貫通破壊する一直線型の弾を前方に発射する。一度に多くの敵を破壊するとスコアに倍率がかかり、多大なるスコアが稼げる。
キャノン砲は回数制限があり、特定の敵を倒す事で出現する「POW」アイテムを取得する事によりストックが1回復する。ストックできるキャノン砲は最大15となっている。
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アイテムについて。
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特定敵を倒すと出現するアイテムは以下の通り。
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「S」「D」「E」…左から順に、「一定時間敵のスピードが低下する」「一定時間敵弾のスピードが低下する」「一定時間敵の出現数が減る」という効果が発動する。
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「佐吉」…星の形をした後のカプコンのマスコットキャラの1つとなる存在。「S」「D」「E」を一定数取得すると出現し、10000点のスコアが得られる。
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「POW」…キャノン砲のストックが1つ増える。ストックが満タン(15)の状態だと、このアイテムは出現しない。
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ミス条件について。
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敵・敵弾に触れる事による一撃ミスの残機制。ミス後は戻り復活となる。
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ミスするとキャノン砲ストックが初期状態にリセットされる。
批評点
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非常に平凡な出来である。
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カプコン初のゲームである本作だが、ゲーム自体はオーソドックスなシューティングでさくっと入り込めるお手軽な内容となっている。
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カプコンのゲームといえば「過剰なまでに難易度が高い傾向が強い」というイメージがあると思われるが、本作は当時の基準でみてもさほど凶悪な難易度ではない。
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しかし、敵の動きがいやらしく突発的なミスになりやすい難しさではあった。とはいえ、後のカプコンのシューティングゲームと比べれば大人しい部類ではあるが…。
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元祖にしてカプコンらしさを持った作り。
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後のカプコンシューティングのルーツとなる要因が色々と。
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本作のゲームデザインは、同年リリースの『1942』(主にアイテム関連)や、翌年リリースの『エグゼドエグゼス』(主に敵デザイン関係)などに受け継がれる事となる。
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上記アイテムに紹介した佐吉の他に、本作の敵キャラとして登場する風車っぽいデザインの「弥七」も、後のカプコンのゲームの多くに出演する程の存在となる。
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グラフィック周りなどの評価は高め。
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1984年のゲームとしてはグラフィックが書き込まれており、丁寧な仕事っぷりが垣間見れる外観となっている。
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しかし悪くいってしまうと少々地味でインパクトに欠ける外観でもある。この辺も平凡的といえるかもしれない。
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メインBGMはやや単調ながらも独特の中毒性を持っている。
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しかし、当時の事情上仕方がないのかもしれないが、楽曲が数える程しかなく連続で聞いていると流石に耳が飽きてくるかもしれない。
総評
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純粋にシューティングとしてみれば「可も不可もない普通のシューティング」であり、特にこれといって強調すべき特徴は思いつかないというべき作品である。
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しかし、本作の遺伝子は様々な形で後のカプコンシューティングの多くに受け継がれる事になる。そういう意味では決して平凡なだけで済まされる存在でないあだろう。
家庭用移植
国内における単体の移植としてのソフトは一切存在せず、オムニバス移植として4機種に収録されている。全てカプコン製。
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オムニバス移殖。
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『カプコンジェネレーション ~第3集 ここに歴史始まる~』(セガサターン/プレイステーション、共に1998年10月15日発売)
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『カプコン クラシックス コレクション』(プレイステーション2/プレイステーション・ポータブル、2006年3月2日発売(PS2)/同年9月7日(PSP))
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海外NESでTitan Warriorsというアレンジ移植版が発売予定だったが、結局リリースはされなかった。