「ぼくらのかぞく」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ぼくらのかぞく - (2015/08/11 (火) 15:43:19) の編集履歴(バックアップ)
ぼくらのかぞく
【ぼくらのかぞく】
ジャンル
|
子育てシュミレーション
|
|
対応機種
|
プレイステーション2
|
発売元
|
ソニー・コンピュータエンタテインメント
|
開発元
|
ミレニアムキッチン
|
発売日
|
2005年3月24日
|
定価
|
5,800円(税別)
|
ポイント
|
ぼくなつスタッフの子育てシュミレーション
|
ぼくのなつやすみシリーズ
|
概要
-
本作は、プレイヤーが両親となり25歳から60歳までの35年間、子供を育てる子育てシミュレーションである。
-
だが、本作は「こういう子供にしたい」という親の願望を達成することが目的ではなく、「なすがまま」を基本としている。
-
つまり子供の成長を見守るシュミレーションとなっている。
特徴
-
1年を春、夏、秋、冬で別れターン制で選択肢を選ぶ、。
-
子供のステータスを調節できるようになっている。また、あえて選択肢を選ばないこともできる。
-
子供が適齢になると進学、就職が発生するが、進学には学力が、就職には特定の学校を卒業したり、部活動に入ることが必要である。なお、就職先はそれぞれ4つ用意されている。進学、就職の際に本を与えることができ、これでステータスを調整できるが、どれかを必ず与えなければならず、一度与えた本はそれ以降与えることができない。
-
子供には「性格」、「精神」、「ラブ」、「気力」、「体力」の5つのステータスがある。ゲージには青い部分と赤い部分がある。
-
ゲージが青い部分にあれば学力の伸びがよくなるなど子供は適切に育つが、赤い部分になると学力の伸びが悪くなったりする。
-
ちなみに恋愛イベントも左右される
-
また学力が足りない場合は家庭教師を付けることができる
-
給料はクイズ、ミニゲームなどで能力給が上昇し子供を大学に行かせたい時に必要となる
-
ちなみに1000貯めると最後にイベントが用意されている。
-
シナリオは「A ちょっと子だくさん」、「B それなりに子だくさん」、「C かなり子だくさん」の3本で、それぞれ3人、4人、5人(3回目からは6人)の子供を育てる。ここのシナリオは子供の数が違うだけではなく、周囲の登場人物も変わっている。また、一つのシナリオを複数回行うことで発生するイベントもある。
-
また、このゲームは高円寺を舞台にしている。
評価点
-
一回プレイで60歳まで到着するのが短く、周回プレイをしやすく、ターン物としてはゲームバランスが良い
-
操作方法が非常に簡単でぼくなつ同様ゲーム初心者を意識している。
-
グラフィック等も東京の町並みを綺麗に再現できており、リアルティを感じさせる。
-
ストーリー
-
ホームドラマを意識しており、ぼくなつのような心温まる優しい雰囲気が全体にある。また大人が主人公な為か、結婚前の恋愛や子供達の恋愛なのでちょっとアダルティなシナリオがあるぼくなつとは違う印象を受ける
-
キャラクター
-
少ないイベントだが印象に残りやすく良く作れらている。さらにそれぞれキャラが立っていて覚えやすい
-
イベントも種類は豊富で兄弟同士、同僚、旧友など様々なイベントがある
-
ちなみに4人の子供をミレニアムキッチンに入社させると専用イベントが起こる。
-
ぼくなつ2のキャラクターそっくりのキャラが出る。カメオ出演的な意味が有る。
賛否両論
-
全年齢向けなのに「できちゃった結婚」する子供がいる。さすがにヘビーな内容ではという声がある。
問題点
-
選択肢が少ない
-
部活、就職先などが少なく何度もプレイすると同じ説明ばかりで飽きてしまう
-
ストーリーが薄い
-
結婚イベントは子供と結婚相手のイベントが随所、随所で出され詳しい理由が出ない。中には子供の一人が「ピンクのももひき」を持っていたから結婚するキャラまでいる。
-
また全体的なイベントも少なく子供のイベントは10あるか、ないかである。それぞれのキャラクターはとても良いのでぼくなつのように彫り上げて欲しかったという意見がある。
-
能力差が多い
-
リアルと言えばリアルだが能力差があり大学に行かせる為、小学生から家庭教師を付けなくてはいけないキャラが居る。
-
結婚フラグが難しい
-
結婚相手とはある時期にラブ度を上げ無ければならない。キャラによっては赤ケージにしなくてはいけないキャラまでいる。
-
金がなくなりやすい
-
3人兄弟だと大丈夫だが、6人。7人兄弟だと末っ子は金が足らなくなる
-
その為下の子を大学に行かせるには長女、長男は高卒にしなくてはならない。
総評
-
ゲーム自体は雰囲気は良く周回プレイしやすいしかし、ボリュームが全体的に不足してぼくなつよりも薄い印象を受けてしまった。