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本作はPS4版が『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Fortune』、PSV版が『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Venus』として発売されているが、作品内容としては基本的に一緒であるため、まとめて説明する。
DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Fortune (PS4)
【でっど おあ あらいぶ えくすとりーむ すりー ふぉーちゅん】
DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Venus (PSV)
【でっど おあ あらいぶ えくすとりーむ すりー ヴぃーなす】
ジャンル
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バカンス
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対応機種
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プレイステーション4 プレイステーション・ヴィータ
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発売元
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コーエーテクモゲームス
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開発元
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コーエーテクモゲームス(Team NINJA)
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発売日
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2016年3月24日
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価格
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パッケージ / ダウンロード 【PS4】9,504円 / 8,229円 【PSV】8,424円 / 7,303円(各税8%込)
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判定
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シリーズファンから不評
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ポイント
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ひたすら単調な作業ゲー アクティビティの減少 リセマラ必須と言われるゲームバランス
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DEAD OR ALIVEシリーズ
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概要
対戦格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE』(DOA)シリーズの派生タイトル『DEAD OR ALIVE Xtreme』(DOAX)シリーズの第3弾。前作『DOAX2』からは9年半、DOAX2のリメイク版『DOAP』からはおよそ6年ぶりとなる新作。
ハードがPS4、PSVとなり、グラフィックの質が向上した他、DOA5LRの際にも大々的に宣伝されていた「やわらかエンジン」を更に進化させたとされる「やわらかエンジン2.0」(PS4のみ)を搭載しており、水着の着崩れや日焼けなどの表現が可能となっている。PSV版では簡易版の「やわらかエンジンLite」が搭載されており、着崩れや日焼けは表現されないが、服の透けや胸の動きなどの艶めかしい表現は実現されており、どちらのバージョンでも高いクオリティとなっている。
本作の登場キャラクター9人は2015年に実施された投票によって決まっており、結果として投票で9位に入れなかったキャラクターはリストラされてしまった(リサ、ティナ、レイファン、クリスティ)。
また、旧作に存在していたアクティビティーの一部やカジノのスロットが削除されボリュームとしても減少、そんな中、ゲーム内マネー(ザックマネー)を集めて購入する水着等がかなり多く、またザックマネーも集めづらく旧作にも負けず劣らない作業ゲームとなっている。
また、有料DLCとしてゲーム内の一部の水着を購入可能となるプレミアムチケットが販売されている。
特徴
ゲームの流れ
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ゲームを始めると、9人の女の子から1人プレイするキャラクターを選び、そのキャラクターで14日間のバカンスを楽しむことになる。
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セーブデータは1つしか作れないため、途中でキャラクターを変更したい場合には「バカンスを中止」する必要がある。
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女の子を操作する女の子モードと、女の子のバカンスを眺めるオーナーモードの二つに分かれる。モードの切り替えは適宜可能。
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1日は朝、昼、夕方、夜の4フェイズに分かれている朝、昼、夕方についてはアクティビティを楽しむことが出来、夜についてはカジノを楽しむことが出来る。
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女の子は基本的にパートナーとなるキャラクターが1人居る。このパートナーはアクティビティの対戦相手とする他、ビーチバレーでは相方となる。
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パートナーは一度決めたら勝手に変わることはないが、夜の段階でパートナーを解消する選択肢を選べばパートナーを解消し、新たなパートナーを得ることが出来る。
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14日が終わるとエンディングとなり、女の子の満足度等の評価がされる。
アクティビティー
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ビーチバレー、どんけつゲーム、ぴょんぴょんゲーム、つなひき、ビーチフラッグ、ロッククライミングの6種類がある。
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ビーチバレーは2VS2、ロッククライミングは対戦相手無し、他はどれも1VS1でCPUと対戦する。
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いずれのアクティビティーも行うことで女の子のザックマネーを入手することが出来、一緒にアクティビティーをした女の子のなかよし度が上がる。
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対戦相手の女の子の強さはアクティビティーをした回数によって徐々に上がっていく。
カジノ
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ブラックジャック、ルーレット、ポーカーの3種類がある。
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手持ちのザックマネーを用いて遊ぶことが出来る。アクティビティーと違って時間制限は特にないため、自分が続けたい限りは続けられる。
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オーナーモードの場合はオーナーとして参加することになる。
プレゼント
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他の女の子にアイテムをプレゼントすることが出来る。
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プレゼントするには、アイテムをラッピングしておく必要がある。
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女の子の好みやラッピングの色、なかよし度によって受け取ってもらえるかどうかが決まる。受け取ってもらえない場合はアイテムを返されることになる。
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この時、ラッピングは解除されるため、再度プレゼントする場合にはラッピングをし直す必要がある。
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オーナーモードで入手出来る水着等もこの方法でプレゼントをする必要がある。
評価点
高クオリティーなキャラクターモデル
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DOA5LRでも存在したやわらかエンジンを更に強化したとされるやわらかエンジン2.0の描写力は伊達ではなく、かなり艶めかしい表現を実現している。
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水着が濡れる様子や、胸の動き、肌の質感など、キャラクターを眺めているとそのクオリティの高さに驚かされるだろう。
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PS4版のみ、キャラクターは日付が経つにつれて日焼けしていく。水着を変更すると日焼け跡もしっかりとそれに応じて出来ていく。
セクシーさが強化された水着
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水着はどれもクオリティが高く、お色気要素としては満足できる内容である。特にイノセンスはどうみても下着にしか見えず、お色気要素としては強化されている。もちろん後述の入手しにくさがあるが
問題点
削除された要素
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アクティビティーとしてはウォータースライダー、マリンレース、カジノとしてはスロットが削除。
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ウォータースライダーやマリンレースは人気があったアクティビティーだけに削除を惜しむ声は大きい。
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また、アクティビティーとしてこれらが削除された結果、ビーチバレー以外は作業感が強い内容のものばかりになってしまっている。
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リサ、ティナ、レイファン、クリスティがリストラされた。
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人気投票の結果ということで理不尽さを感じにくくするような配慮は一応されているが、これらのキャラが絶対的な意味で不人気だったかというとそんなことはなく、惜しむファンは決して少なくはなかった。
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外国人キャラが大幅に減って(2/9人)「各国の美女が集まる」的なイメージが薄れてしまったり、初代からの参加者が少なくなったり(4/9人)といった問題もあり、良くも悪くも「相対的不人気キャラを取っ替えた」ような扱いには不満の声もある。
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アクセサリーショップが削除された。
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このため、アクセサリーによる着飾りを楽しめなくなっている。
ザックマネーの稼ぎにくさ
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本作では水着等を入手するためにはザックマネーが必要になるが、このザックマネーが非常に稼ぎにくい。
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アクティビティーをするだけで数万単位でもらえる女の子モードの場合はまだいいが、ミッションとカジノ、周回ボーナス以外でのまとまったザックマネー入手手段がないオーナーモードはかなり苦行。
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ミッションクリアで入手出来るザックマネーは正直、水着の値段(最低でも10万単位、高ければ100万クラス)を考えると雀の涙である。周回ボーナスは評価S+クリアで10万以上稼ぐ事ができるが、1周終える必要があるため効率的にまんぞく度を稼げるよう準備をしておかないと時間がかかる。
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結局のところミッションや周回ボーナスを除くと運の要素がかなり強いカジノでないと稼げないため、作業感が漂う。もちろん、カジノという性質上、運が悪いと損をすることも十分ある。
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オーナーモードでないと利用出来ないオーナーショップがあり、ここでしか購入出来ない水着が大量にあるため、事実上、オーナーモードでの金稼ぎは必須。
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しかしながらこの稼ぎにくさに輪を掛けた問題点が次に示す通りである。
女の子にプレゼントし辛い
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アイテムを女の子にプレゼントする場合、なかよし度やまんぞく度によって受け取ってもらえるか決まるが、中盤まではたとえ女の子の好みのアイテムで、なおかつラッピングで好みの色にしたとしてもほぼ成功しない。
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先述の通り、女の子にプレゼントをするためにはラッピングをする必要がある。ラッピングはアイテム購入時に行うことが出来る他、手持ちのアイテムをラッピングすることも出来るが、手持ちのアイテムをラッピングする際に必要な費用はなんとそのアイテムを購入する時の費用の半分である。
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女の子にプレゼントを断られた場合は、ラッピングが解除されるため、再度挑戦する際にはラッピングしなおす必要があるが、水着等の高価なアイテムだとラッピングをし直すだけで50万以上とられることも。
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なかよし度やまんぞく度で受け取ってもらいやすくなるとはいえ、結局のところは運であるため、運が悪いと何度もこの作業を繰り返す必要があり、そのたびに高額なラッピング費用を捻出することになる。
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特に、女の子が「ポールダンス」等のダンスを見せてくれるチケット系のプレゼントは、なんと全ての女の子が大嫌いなものとして設定されている。
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高額なアイテムほど女の子は嫌う傾向にあり、大嫌いなアイテムは上述のまんぞく度・なかよし度を最大にしても成功率1割程度。
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また、本作はオートセーブであり、プレゼントを渡した時点でオートセーブされる(他にも、カジノなどで1回勝負するごとにオートセーブされたりする)ため、やり直しは不可。
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但し、データのバックアップを取って、プレゼントを渡して失敗したらバックアップしたデータを使って再度挑戦するといった方法(通称リセマラ)を使えば一応、やり直しは出来る。
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もちろん公式推奨ではないが、これがなければやってられない。
露骨なまでの搾取体制
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本作では有料のDLCとしてザックマネーを使わずともオーナーショップの水着が購入可能となるプレミアムチケットが販売されているが、その価格設定がえげつない。
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期間限定を除くとチケット300枚がおよそ12000円で販売されているが、この時点で既にソフトの単価を超えている。
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追加水着自体は一つを除くと無料DLCであるが、ゲーム内で実際に入手するにはザックマネーかプレミアムチケットが必要。追加水着は配信期間が限られており、その期間を過ぎると入手出来なくなる(期間を過ぎた後も再配信する可能性はあるが)。
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その「一つ」というのは最初に配信されたものであるが、一着800円相当かつゲーム内通貨で入手不可というおよそ正気とは思えない価格設定であった。念のため言っておくが、9色で800円ではなく純粋に一着(一色)で800円である。さすがに炎上したので、第二段以降は以下に述べる仕様となった。
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ちなみに追加水着のカラーバリエーションは9色であり、一度プレゼントするとその女の子専用になるため、全キャラ、全カラーバリエーションを揃えようとすると最大で1620枚のプレミアムチケットが必要である。上で述べたとおり300枚でおよそ12000円であるため、全部をプレミアムチケットでまかなおうとすると最大で60000円以上もの費用が必要となる。もはやゲームソフトどころか、ゲーム機ですら軽く凌駕した金額である。
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一応ザックマネーを使って入手することも可能であるが、追加水着は60万ザックマネー以上のものばかりである。一度に所有できるザックマネーが150万までという制限があるため、ザックマネーで全て揃えるのはおろか、取り敢えず全キャラ分を1色や1キャラ分を全色揃えることですらかなり厳しい。
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極めつけとして配信期間は2週間程度であるため、時間を掛けて集めている余裕もない。
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上述の通り、一度配信された期間限定水着も再販されることがあるのが唯一の救いである。
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発売当時はプレミアムチケットで購入したアイテムであってもプレゼントに失敗することがあった。この場合であってもラッピングは解除されるため、高額のザックマネーを支払うか、購入時の半額のプレミアムチケットを使って再度ラッピングする必要があり、運が悪いとプレゼントするためだけにプレミアムチケットを大量に消費する必要さえある。
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この場合、リセマラを知らないと、再プレゼントを繰り返すことでリアルマネーの消費量を増やしてしまうことさえある。(運営が推奨するわけではないとはいえ)知っていればリアルマネーの消費を抑えることが出来る方法が用意されてるのはいかがなものだろうか……。
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この問題についてはプレミアムチケットで購入したアイテムはプレゼントに失敗しないというラッピングが出来るようになったことで解消された。
セーブデータ破損バグが存在した(PS4版)
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このバグであるが、公式の発表によると、オートセーブが発生するタイミングでホーム画面に戻り、ゲーム終了すると破損するという他に、長時間プレイしているとゲームデータが破損することがあるという2つが発表されている。
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先に述べたとおり、本作は不正防止のためかオートセーブが頻繁に発生する。リセマラを行う際にタイミング悪くオートセーブ中にリセットしてしまいセーブデータが破損するというケースも十分あり得る。
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Ver.1.02で修正済み。但し、Ver.1.01以前で消えたデータについては当然、復旧不可。
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後者のセーブデータ破損バグについては論外だが、前者についても、そもそも、オートセーブの発生タイミングでホーム画面に戻ることが出来る時点で問題である。注意喚起はもちろんだが、ホーム画面に戻る操作を不可にするくらいの措置はすべきであろう。
ミニゲーム
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バレーボール
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ミニゲームはバレーが一番ザックマネーと信頼度が稼げる。一方でその他のゲームはほとんど信頼度やザックマネーを稼げず自然とバレー優先となってくる。
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試合中ではリプレイや台詞が挟まりテンポが悪い。またAIが棒立ちになる場合が多々ある。
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コートの横の木が試合中邪魔で見にくい。
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また、相手のスパイクで転倒する割合がプレイヤーだけ異常に高く、ストレスがたまる。
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ぴょんぴょんゲームは小ジャンプと大ジャンプの判定が難しくなっている。
総評
9年半ぶりの新作ということで大いに期待を持って迎えられた作品であるが、蓋を開けてみるとキャラクターモデリング以外については大きくプレイヤーの期待を損なう出来であった。
DOA5シリーズで培ったモデリングはDOA5LRで開発されたやわらかエンジンを更に強化したとあって艶めかしい表現を可能としているが、キャラクター、アクティビティーの削除などの擁護出来ない劣化も目立つ。
旧作でもそうであったとはいえ、作業感の否めないザックマネー稼ぎ、それに加えゲーム内マネーで購入出来るとしつつも、実際には期間内にゲーム内マネーで集めることがほぼ不可能な期間限定の追加水着など、プレイヤーの取れるところからどんどん搾っていってやる、といったメーカーの姿勢が見受けられるものとなった。
そしてゲームそのものの攻略方法としても、プレゼントを渡す前やカジノをする前にはバックアップを取って、成功するまで何度も繰り返すというリセマラがプレイヤーの間で共有化されている等、ゲーム自体のバランスの悪さを如実に示したものとなっている。
ゲーム性はもちろんのことだが、メーカーの搾取体制も含め「シリーズのファンからも落胆された一作」と評価せざるを得ない作品である。
余談
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PS4版は発売当初からVRへの対応を臭わせており、2016年9月13日のVR発売には間に合わなかったものの、2017年1月24日よりDLCの「VRパラダイス」として対応された。全編対応ではなく、このモードのみの対応。
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なお、本DLCは有料DLCであるため、有料の「VRパスポート」(税別1500円)を購入する必要がある。
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なお発売後に無料版が配信された。使用キャラクターはかすみのみ。この対応にも批判が多い。
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その後、DMM Gamesより本作の続編というべき『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』(DOAXVV)が2017年11月15日より配信されている。