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夢幻戦士 ヴァリス - (2021/08/19 (木) 15:54:31) のソース

*夢幻戦士 ヴァリス
【むげんせんし ゔぁりす】
|ジャンル|>|横スクロールアクション|CENTER:&amazon(B07MZ6NQRH)|&amazon(B0000ZPVC2)|&amazon(B000148K0W)|
|対応機種|>|PC-8801mkIISR以降&br()PC-9801VM/UV以降&br()X1/FM77AV/MSX&br()ファミリーコンピュータ&br()メガドライブ&br()PCエンジン|~|~|~|
|発売・開発元|各種PC|日本テレネット(ウルフチーム)|~|~|~|
|発売元|FC|徳間書店|~|~|~|
|発売日|>|1986年12月|~|~|~|
|定価|>|7,800円|~|~|~|
|配信|>|[[プロジェクトEGG>https://www.amusement-center.com/project/egg/]]/588円(税抜)|~|~|~|
|~|MSX|2002年9月1日|~|~|~|
|~|PC-8801|2015年2月24日|~|~|~|
|~|>|[[PCエンジンアーカイブス>https://www.jp.playstation.com/software/title/jp0555npjj30033_000000000000000001.html]]|~|~|~|
|~|PSP/PS3|2010年12月15日/800円&br()(現在は販売終了)|~|~|~|
|判定|>|なし|~|~|~|
|ポイント|>|ギャルゲーのルーツ&br;日本テレネットの看板作品&br;ゲーム自体は大味|~|~|~|
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#contents()
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**概要
1980年代のOVAに良く見られた「ビキニアーマーを身にまとってファンタジー風の異世界で戦う少女戦士」というコンセプトを取り込んだアクションゲーム。~
ごく普通の女子高生がビキニアーマーをまとって悪と戦うという設定のインパクトや、当時のゲーム界隈ではまだ珍しかった女性が主人公のゲームであったという話題性、~
キャラクター自身の魅力、ステージの幕間で語られる一見、軟派な見た目とは裏腹のシリアスなストーリーで人気を博し、日本テレネットの80年代における代表作となるとともに「''ギャルゲーの始祖''」とも評された。

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**ストーリー
>ごく普通の女子高生だった麻生優子は、最近、奇妙な夢をよく見ていた。誰かから話しかけられる夢だった。
>
>ある日、学校帰りの途中で、クラスメイトの桐島麗子に話かけられる。近々彼女が遠くに行くという。そして優子は家に帰れないとも。~
一方でいつか会うかもしれないとも。聞いていた優子には、その意味が今ひとつ理解できなかった。
>
>やがて麗子が去り、家路に付こうとした優子の前に突如、得体の知れない魔物が現れる。~
その時、どこからともなく一振りの剣が現れ、夢の中の声が剣を手に取り、逃げずに立ち向かうよう優子に促すのだった。~
促されるままに身を守るため、優子は剣を手に魔物に向かっていく。
>
>その後、導かれるまま自分のいた世界とは別の異次元世界・夢幻界へと足を踏み入れた優子は、~
夢幻界の女王ヴァリアから暗黒界の魔王ログレスの台頭と夢幻界の危機を知らされ、ヴァリスの戦士として闘って欲しいと懇願される。~
あまりに唐突で突飛な話に困惑しながらも、優子は次第に戦士の使命に目覚め、~
ヴァリスの戦士の力の源ファンタズムジュエリーを取り戻し魔王ログレスを打ち倒すべく、夢幻界を駆け抜けて行く。

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**システム
-サイドビューのACT。プレイヤーは麻生優子となり、襲い掛かる魔物を倒しながら、ステージクリアを目指す。

-動きは左右の移動、しゃがみ、ジャンプがある
--ジャンプは二段ジャンプができるが、一段目のジャンプと二段目のジャンプは方向転換ができない。また、ジャンプ中、落下中では空中制御ができない。

-ステージは高低差が大きいものが多い。ステージのどこかに潜むボスキャラを倒すと、ステージクリアとなる。ボスキャラの場所は誘導用の矢印が教えてくれる。

-攻撃は基本的に射撃。
--初期状態こそ剣での打撃のみだが、一度パワーアップすると弾を撃つようになる。魔物の攻撃も体当たりより弾を放つ攻撃がもっぱらで打撃はほとんどないため、シューティングアクションゲーム的な側面が強い。

-パワーアップは攻撃側と防御側の二種類に分かれる。ステージ内に落ちているアイテムによりパワーアップする。攻撃はもっぱら射撃性能が上がり、防御はダメージ比率が下がるようになる。
--この攻撃側パワーアップは注意しなければならない。矛盾するようだが、パワーアップすると瀕死となる可能性がある。それというのもパワーアップは体力ゲージとの交換で得るため、体力が十分ない場合に瀕死となるのである。アイテムの中には、初期状態の10倍もの体力を持っていくものもある。この体力、本作では魔物の落とすアイテムで増加する。しかも魔物は頻繁に落とす。最大でスタート状態の30倍以上に。
--一方で防御のパワーアップは体力を必要としない。ただし、ステージをクリアしてしまうと消滅し、また探さなければならない。


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**評価点
-美少女のアップとビキニアーマー。
--ビキニアーマーの美少女を操って魔物を打ちのめす。ステージ間に入る大ボリュームのアニメ調デモシーンでは、美少女がアップになってアニメーションする。~
とはいえ、画面全体がスクロールしたり、キャラクターの目パチ・口パクといった程度の簡素なものだが、当時はこれだけでも強烈なインパクトを与えたものである。
--清純派然としたセーラー服少女がビキニアーマーを身にまとって戦うという絵面のインパクトそのものも相当なもので、主人公のファンクラブが作られるほどの人気を集めた。
---ゲーム業界に与えた影響も非常に大きい。『[[マドゥーラの翼]]』で人気キャラ・ルシアをデザインした「もりけん」は「僕は美少女のデザインが恥ずかしかったので、ルシアを完全なビキニアーマーにしなかったのだが、『ヴァリス』の優子を見てしまった!と思った」と、当時を回想して語っている。

-セーブができる。
--当時のACTやSTGなどは、セーブはおろかコンティニューもないものが少なくなかった。さらにコンシューマーより容量が多いため、長丁場なものも結構ある。
---その点では、本作のセーブ機能は難易度が高いだけに尚のこと有り難いものだった。

-硬派なストーリーと魅力的なキャラクター性
--ストーリーは、ファンタジーものとしては当時としてもありがちで大味なものだが、キャラクター性はよく出ており、十分に魅力的だった。
---ヴァリスの戦士に指名され、何も分からぬまま自分を異世界に召喚した夢幻女王ヴァリアに対する反発心と戸惑いを抱えながらも、次第に悪と戦う使命への自覚を深めていく優子の姿や、悪しき心に付け入られ対立することになったクラスメートの麗子との悲しい戦いの結末は、一見軟派な絵面とシリアスなストーリーのギャップで深くユーザーに印象を残した。

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**問題点
-アクションゲームとしてはいろいろ雑。
--高低差のあるゲームなのでジャンプの頻度は当然高い。しかし、そのジャンプの性能がとても悪い。空中制御ができないため距離を調整できず、思い通りの足場につけない事も多い。それを踏まえて足場が広め…という訳でもない。~
ステージによっては、グラフィックのせいで、足場がよく分からないというようなものまである。
--自分も魔物も判定が大きく、避けたつもりで当たる事も少なくない。
--四方八方から魔物がやってくる割には、方向転換がやや鈍い。
--空中にいると制御できないのは先述の通り。このため一端落ちると、どこまでも落ちていく。空中制御して手近な足場に降りるという訳にはいかない。運が悪いとかなり下へ行ってしまう。

-容赦ない魔物。
--魔物の攻撃は狙いが正確。一方、優子は防御ができないのでかわすしかないが、ジャンプの性能が悪く当たり判定も大きいのでかわせない事も多い。~
更に被弾時のヒットバック(後方への弾き飛ばし)がかなり大きく、連続で被弾したりするとあっさり足場から落ちる。~
そして上を目指すとまた打ち落とされて…というパターンがこのゲームの常。~
しかも高所から落ちると、優子は尻餅をついて隙を晒してしまい、そこに被弾してまた落ちるという事もよくある。

-ゴチャゴチャしたグラフィック。
--背景はよく描き込まれているのだが、そのせいで逆に問題が発生している。
--まず先述したように、足場が分かりにくくなっているステージが多い。また背景に比べ魔物の方は大雑把な描かれ方をしてるので、背景にまぎれてしまう。~
さらに白っぽいステージに白っぽい魔物を出すなど、迷彩も魔物の攻撃の一部なのかと思わせるほどの悩ましい配置も。せめてもの救いは弾が点滅しているおかげで分かりやすい事くらい。

-実は体力にものを言わせた単調なゲーム性。
--魔物の攻撃に対応しながら進むと、落とされて進んでまた落とされてという目に会い体力もなかなか増えないため、むしろ体力に物を言わせて一気に進んでしまった方がいい。~
比較的安定した場所で、なんとかして地道に体力を溜め、一気にボスを目指す。だいたいこの調子でゲームが進む。
--各ステージのグラフィック自体は変わるが、ゲーム性としてはそう大きな変化はない。
--ボス戦も体力まかせ。ボスは後半ほど弾幕が激しくなる。優子の攻撃で相殺できるとはいえ、被弾しないのは無理。相手の死角や弱点をつく位置取りをして攻撃はするのだが、結局の所は体力にものを言わせた殴り合いになる。

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**総評
ギャルゲーという言葉もない時代に現れた、美少女を前面に押し出したACTとして有名。このため、ギャルゲーの祖とも呼ばれる事がある。~
しかも清純な女子高生がビキニアーマーで戦う。もはや説明不要。その強力な訴求力で、多くのユーザーの心を捉えた。さらに大ボリュームでアニメーションするデモは、それに応えるのに十分なものだった。~
一方で、ゲーム自体はかなり残念なもの。難易度は非常に高く、ゲームそのものを楽しむと言うよりもデモ見たさにプレイの難関さに耐えて泣く泣くプレイすると言う本末転倒な図式になってしまう。~
しかし主人公である麻生優子の魅力は、そうした欠点を補って余りうるほどのものだった。だからこそ多くのプレイヤーを惹きつけ、難易度の高さにもめげずに夢中にさせたのである。

これ以前にもビジュアルシーンを売りにする作品を多く手掛けていた日本テレネットではあるが、本作はキャラクターの魅力という一点を持って、その特徴的な作風を確立させたといっても過言ではない。~
後のゲーム業界において、ハードの大容量化に伴いビジュアルやキャラクター重視の作風が大きく花開くと共に、女性が主人公のゲームと言う要素が一般化していったことを鑑みるに、本作の先進性と影響の大きさは多大なものがあったと言えるだろう。

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**移植
まず最初に ''PC88、X1、MSX''で同時発売され、その後様々な機種に移植された。次にPC98、FM77AV、さらにコンシューマーへと展開していく。~
以下、メジャーな家庭用機種で発売されたものと各作品の相違点を記述。

-''MSX版''
--面数が全5面に減少した上、ビジュアルシーンが全て省略された影響でストーリー性がオミットされている。
--ハードウェアのスプライトによる滑らかな動きのおかげでアクションゲームとしての出来はよい方。

-''ファミリーコンピュータ版''(1987年8月21日)
--横スクロールアクションから一転、アクションRPG要素の強いゲーム性に変更され、マルチエンディングシステムが採用されている。マップ構成が複雑で難易度は高い。
--一部キャラクターやストーリー設定が変更されており、ハード容量の都合上ビジュアルシーンはカットされ、簡素な会話デモ画面が挿入されるにとどまっている。

-''メガドライブ版''(1991年12月27日)
--メガドライブのヴァリスシリーズは『III』(1991年3月22日発売。PCエンジン版の移植)→『I』→『SDヴァリス』(1992年2月14日発売。PCエンジン版の『II』に相当)の順に発売された。
--PCエンジン版『III』で初めて登場したスライディングアクションの採用など、ゲーム性はアレンジされている。

-''『夢幻戦士ヴァリス』(PCエンジン[SUPER CD-ROM²] / 1992年3月19日)''
--PCエンジン版シリーズの完結後に発売された初代のリメイク版。
--先に出されたメガドライブ版『I』同様、スライディングアクションの採用などで自機の機動性能が改善されている他、PC版におけるパワーアップシステムやマップの迷路要素等は排除され、オーソドックスな横スクロールアクションとして作り直されている。~
これにより、難易度自体は他のPCエンジン版シリーズ作品同様に高いが、PC版と比較して万人向けのバランスに調整されている。
--ゲームシーンはもちろん、ビジュアルシーンのグラフィックも後発だけあってPCエンジン版シリーズの中ではもっとも質が高く、決定番的な内容に仕上がっている。

-''S!アプリ版''
--PC版『II』の着せ替えシステムを踏襲して「コスチューム」が追加されており、セーラー服・ヴァリススーツ・巫女服・体操服・チャイナ服が手に入る。~
衣装によって攻撃方法が変化し、追加ダウンロードでメイド服・ナース服が手に入る。

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**続編
''パソコン版''
-''『夢幻戦士ヴァリスII』(PC)''
--パソコン版の続編かつ最終作。開発はウルフチームに代わりレーザーソフトが担当している。
--本作のゲーム性を踏襲しつつ、複数の装備を任意に変更していく『着せ替えシステム』が搭載された。
--売りであるビジュアルシーンもよりパワーアップしており、随所にビジュアルシーンが挿入されてよりドラマチックになった。~
また前作と比して映像がアニメーションする箇所が大幅に増えてており、より映像的な趣が増している。
---表現も前作と比べて過激になっており、&bold(){主人公の半裸シーン}や流血シーンなどが存在している。
--ログレスの死後、統治者を失って内乱に陥った暗黒界に蘇った狂帝・残忍王メガスとの死闘が展開される。

''PCエンジンシリーズ''~
発売は『II』→『III』→『IV』→『I』の順。~
『II』の発売以降、シリーズの主流はPCエンジンに移り、『I』の発売を持って完結した。~
『II』と『III』はメガドライブに移植((『II』は『SDヴァリス』のタイトルでのアレンジ移植。))され、『I』は逆にメガドライブ版が先に出された。『IV』は『SUPERヴァリス 赤き月の乙女』のタイトルでSFCにアレンジ移植された。

-''『ヴァリスII』(PCエンジン [CD-ROM²] / 1989年6月23日)''
--PC版『II』と同時期に開発されていた作品で開発チームが異なるため移殖ではない。~
シナリオの大筋とキャラクターはPC版と同様ながら、キャラ設定及びシナリオ展開とゲームシステムが別物となっており、商品の区別のためタイトルから「夢幻戦士」の冠がなくなっている。
--PC版に搭載されていた着せ替えシステムは採用されていない。
--PCエンジンの大容量を生かしてビジュアルシーンは常にフルボイスで展開するが、CD-ROM²初期のソフトなのでビジュアルは若干粗め。

-''『ヴァリスIII』(PCエンジン [CD-ROM²] / 1990年9月7日)''
--優子を主人公とする物語の完結編。
--三人のプレイヤーキャラから任意にキャラを変更して進めていくキャラクターチェンジシステムと、スライディングアクションが導入された。

-''『ヴァリスIV』(PCエンジン [CD-ROM²] / 1991年8月23日)''
--新主人公『レナ』を主役とする事実上のシリーズ最終作。
--ゲーム性自体は『III』のキャラチェンジシステムを踏襲しており、スライディングアクションも引き続き搭載。

''その他''
-''『SDヴァリス』(メガドライブ / 1992年2月14日)''
--PCエンジン版『II』のアレンジ移殖作。
--PC版『II』の着せ替えシステムを踏襲し、全6種のコスチュームが用意されている。
--ストーリーはPCE版『II』本編をなぞらえたパロディとなっており、キャラクターがSD化されて終始コミカルなノリで進行する。

-''『SUPERヴァリス 赤き月の乙女』(SFC / 1992年3月27日)''
--PCエンジン版『IV』のアレンジ移殖。原作にあったキャラチェンジシステムは廃止され、プレイヤーキャラクターは主人公のレナ1人となっている。
--その他、パワーアップシステムやステージの細部、BGMも原作から変更され、別物になっている。
--容量の都合でビジュアルシーンはカットされ、1枚絵になっている。

''オムニバス''
-''『夢幻戦士ヴァリス COMPLETE』(Windows 2004年)''
--Windows向けに発売されたPCエンジン版シリーズのコンプリートボックス。優子のフィギュアが特典として付属した。
--2011年に『COMPLETE PLUS』として『SDヴァリス』『SUPERヴァリス』の2作を追加したものが''Project EGG''から再販されている。~
新規特典として全収録作の音源を収録したサントラCD『夢幻戦士ヴァリス SOUND COLLECTION A』が付属した。
--2021年12月9日にNintendo Switchでも発売予定。

''アドベンチャー''
-''『ヴァリスX(クロス)』(Windows 2006年)18禁''
--日本テレネットが経営難から『ヴァリス』シリーズの権利を売却し、新たに権利取得したアダルトゲームメーカーのイーアンツが開発した。~
アクションからアドベンチャーゲームにジャンル替えをし、なおかつ異例かつ異常といってほどの大量の凌辱描写を盛り込んだアダルトゲームとなった。
--シナリオは1・2をベースにリメイクしたオリジナルで、優子・麗子・チャム・ヴァルナ視点で描いたシナリオ、そしてその総集/完結編となる全5作が発売された。
--優子の清純派然としたキャラクターに多くのファンがついていたシリーズだっただけに、ファンや元スタッフからの大きな批判を呼び起こす事態となった。

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**余談
-PS3『[[神次元ゲイム ネプテューヌV]]』に『I』が同名のスキルとともにDLCとして配信されている。ただしあくまでオマケであるためかセーブ不可となっている。

-開発チームが同じということもあり、ウルフチーム製作のADV『あーくしゅ』に本作登場人物の優子と麗子が「U子(ゆーこ)」「0子(れいこ)」という名前で登場する。

-1989年には優子のイメージガール「ミス優子」コンテストが開かれていた。

-本作のプロモーションアニメ・CMを後に『[[エヴァンゲリオンシリーズ>新世紀エヴァンゲリオンシリーズ]]』を制作する庵野秀明が監督を担当した。ちなみにその作品が庵野にとってのアニメーション初監督作品となる。

-2007年、『コミックヴァルキリー』にて突如漫画化。単行本化され全4巻。
--一応''一般向け''だが、''『X』を連想させるきわどい描写も散見される''為ファンからは賛否ある((作者自身も『X』に対しては否定的な発言をしていたのだが・・・。))。
---無論何れもファンが眉を顰める様な展開には発展せずに済んでいる為『X』の時の様な騒動に発展する事はなかった。
--また、『ヴァルキリー』側が右往左往したせいで''新連載から4巻が出るまで何と5年''も掛かっている。

-2020年12月15日に発売35周年に向けた[[公式サイト>https://www.valis-game.com/]]が開設された。