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NOVA2001 - (2017/03/04 (土) 12:01:01) のソース

*NOVA2001
【のば2001】
|ジャンル|シューティング|
|対応機種|アーケード&br()プレイステーション4|
|発売・開発元|ユニバーサルプレイランド&br()ハムスター(PS4版発売元)|
|稼働開始日・発売日|1984年(アーケード版)&br()2014年9月25日(PS4版)|
|価格|823円(税込)(PS4版)|
|判定|なし|
|ポイント|爽快感は抜群&br()もう少し派手さがあれば…|
// タイトルの正式な読み方、誰か知ってる人がいたら修正してください
//読み方が「にまるまるいち」なのか「にせんいち」なのか不明という問題についてですが、当wikiでは読み方に数字を入れても良いようなので、数字に書き変えました。

**概要
-横画面全方位STG。
-本作以後、ユニバーサルプレイランドはブランド名を「UPL」にしている。
-『[[ロボトロン2084]]』(Williams)にシステムと演出が似ており、発展形とも言える。

**システム
-1レバー2ボタン式。ボタンのひとつはショット発射、もうひとつは自機の方向固定。
-レバーにより自機は8方向に移動。そして移動方向を向くが、方向固定ボタンを押しているあいだは自機の方向が変わらない。ショットは常に自機の向いている方向に発射される。
-純正コンパネではレバー上部にボタンがついている特殊レバーを搭載していた。しかし多くのお店では、通常のレバーとボタン2つという一般的なコンパネに換装されていた。
-ループレバーを使用して、ループレバーの方向で自機の向きをコントロールするというタイプも存在した((このタイプの詳細は不明。基板がループレバー入力に対応していることは明らかであるが、お店が独自にループレバーを取り付けた非純正コンパネだと思われる。))。
-敵は連隊を組んで画面外から出現してくる。出現位置、出現する敵の種類はステージによって固定。
--敵は倒すとその場に得点アイテムを残す。アイテムは敵味方両方の弾を防いでしまう。
--ステージ中に耐久力のある敵(偵察機?)が出現。この敵はステージクリア条件にはならないが、倒しそこねると巨大ボスを出現させる。ボスは強敵だが得点が高く稀に1UPアイテムを出すのでわざと出現させる手もある。
--敵が発射する弾は全種を相殺する事ができる。
-ステージ中に出現する全ての敵を倒すとステージクリア。

**長所
-シンプルな操作性とゲームシステムながらも、プレイヤーの戦略性を問うステージデザイン。
--敵は特定の条件に従い行動する。自機を効率よく移動させ敵の行動を操る事で、効率よくスコアを稼ぐ事ができる。
--敵を倒すと出現する得点アイテムは、その場から動かずに残り、敵と自機両方の弾を防ぐ。防壁として利用もできるし邪魔になることもあるので、位置取りをよく考えて倒すと有利になる。
-この時代のゲームとしては珍しく、大量に群がる敵を一気に殲滅する爽快感がある。またステージごとの時間が短くサクサク進む点も爽快(決して簡単な部類のゲームというわけではないが)。
-ステージクリア時、画面中央から全体に白いフレームが広がって行き、ワープ感を表現する等、演出面は細かい。

**短所
-地味。
--癖の強い独自のゲーム性を持っているのだが、いかんせん見た目が地味。演出も細かいのだが派手さが無く、印象は薄い。
-割と簡単にカンストしてオーバーフローしてしまうため、ハイスコア争いが無い。

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**総評
『ロボトロン2084』のアイデアをアレンジ、発展させたゲームで、同じ親を持つモノとして『[[Smash T.V.]]』がいる。あちらが『ロボトロン2084』のアクションゲームとしての性質を強化したものなのに対し、こちらはシューティングゲームとしての性質を強くしたようなものである。故にスピード感と戦略性はこちらのほうが強い印象を抱く。

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**その後の展開
-本作は後に同社によって、リメイク的作品『[[アークエリア]]』へと生まれ変わる事になる。

-アーケード版の発売以降、家庭用版への移植などは一切行われてこなかったが、2014年9月25日、PS4のダウンロード専用タイトル「アーケードアーカイブス」シリーズのひとつとして実に30年ぶりの初移植が実現した。