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ソーラーストライカー - (2010/09/22 (水) 04:35:42) のソース

*ソーラーストライカー
【そーらーすとらいかー】

|ジャンル|シューティング|~|
|対応機種|ゲームボーイ|~|
|発売元|任天堂|~|
//|開発元||~|
|発売日|1990年1月26日|~|
|定価|2600円|~|
|ポイント|ゲームボーイソフト初のシューティング&br()良くも悪くもとってもシンプル|~|


**概要
-ゲームボーイ初の2D縦シューティングソフト。任天堂が2Dシューティングをリリースする事は異例であり、いかにゲームボーイのジャンルの充実化を図ろうと試みたかが伺えるといったところか。
-一人プレイ専用、全6ステージ構成。

**主なルール
-使用するボタンはショットのみ(A、Bボタンどっちでも全く同じ)。それ以外に特殊なシステムは存在せず、それ以上でもそれ以下でもない極シンプルなシューティングである。
-時折登場するパワーアップアイテムを取ると、最大四段階まで撃てるショットの数を増やす事が可能。但し、三~四段階目のパワーアップはアイテムを2個取得する必要がある。
-残機制、ミスすると途中復活で、全部無くなるとゲームオーバー。

**評価点
-''とってもシンプル''。携帯機に合わせたわかりやすいルールにより、小難しい事抜きでさくっとプレイできる。まさに暇つぶしに最適なシューティングだろう。
-当時のゲームボーイのソフトとしては価格控えめ。

**問題点
-''とってもシンプル''。いくら何でも90年も突入したご時世に、このショット一つの単純さはいかがなものか、と当時の批判も少なくなかった。
-ミスすると初期状態での途中復活なので、難易度の高い後半でミスすると立ち直しが困難な場合がある。
-コンティニューなどの救済処置なんて無し。これはいくらなんでも不親切極まりない。
-ゲームをクリアするとハードモードがプレイできるのだが、本作にはバックアップや即ハードで遊べるような裏技が存在しない。よって、わざわざ初期モードをクリアしないとならず、かなり面倒である。

**賛否が分かれそうな点
-''とってもシンプル''。良くいえば遊びやすく、悪くいえば古臭い。これをどう受け止めるかによって、本作の存在価値が変わってくるだろう。

**総評
-''とってもシンプル''。とにかく本作の印象はこれだろう。
-ゲームボーイ向けだからシンプル趣向といえば聞こえはいいが、ファミコンが熟練期を迎え、PCエンジン、メガドライブといった次世代の存在もお目見えした時期に出すには、あまりにもインパクトに欠けるソフトである感は否めないか。
-実はゲームボーイの生みの親、横井軍平氏が本作のプロデュースを担当している。ある意味横井氏らしく、わかりやすさを前面に押し出したゲームではあるが、世間からはあまり注目を集めずにマイナーな存在に留まった模様。