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ファニーフィールド - (2021/12/05 (日) 09:32:26) のソース

*ファニーフィールド
【ふぁにーふぃーるど】
|ジャンル|アクション|&amazon(B000069T03)|
|対応機種|ゲームボーイ|~|
|発売元|SNK|~|
//|開発元||~|
|発売日|1990年6月15日|~|
|定価|3,090円(税別)|~|
|判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|ポイント|旧SNK唯一のGB作品||
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#contents(fromhere)
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**概要
フィールドが白いパネルになっていて、ボタンを押す事で足元のパネルをめくって黒くする事ができる。
フィールドの白いパネルを全て黒くすればステージクリア。
ただしステージ内にはさまざまな敵キャラが登場、触れればもちろんアウトになり、敵キャラが勝手に黒パネルをめくって白くするなどして妨害してくる。

**特徴
-パネルをめくった際、縦横のラインに同じ色があればその間のパネルもオセロのようにめくる事ができる。この時敵キャラを巻き込めば一時的に敵キャラを気絶させる事ができる。気絶した敵キャラはBボタンで掴んで、他の敵キャラに投げつけて倒す事ができる。
-ステージ内にはブロックがある事も。ブロックで敵をつぶして倒す事も可能。部屋の隅など「これ以上動かせない」場所まで移動させるとアイテムに変化する。大抵は得点アイテムだが中には役立つアイテムも。
-ゲームモードは「シングル」と「マルチ」に分かれている。どちらをクリアしてもエンディングは同じ。
--シングルは一画面固定のステージが全30面+ラスボス。
--マルチは一画面固定のステージが通路によって何画面分も繋がっている。全3面だが一面クリアごとにボス戦がある。

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**評価点
-シンプルで分かりやすいシステム。若干のパズル要素も入っている。
-見た目に可愛らしいグラフィック。
-個性豊かでなかなか一筋縄ではいかない敵キャラたち。

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**問題点
-シングルモードは後半制限時間がきつくなる。
-コンティニューはあるが回数制限がある。

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**総評
若干地味だが丁寧に作られたゲーム。シンプルなゲームシステムにより、すんなり入り込める。

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**余談
-あまり知られていないがストーリーがなかなか。
--イタズラ好きのルフィーア姫が王様に怒られた腹いせに宝物殿から盗み出した魔法の珠で城の中を作り変えた上にモンスターまで作り出した。あげくに姫はモンスターに捕らわれてしまった、というストーリー。どう見ても一番悪いのは姫である。

-制作・発売のSNKは本作をもって任天堂ハードから撤退。他社ハード自体にサードパーティーとしてソフトを卸すこともしばらく行われなくなり、以降はネオジオ等の自社ハードでゲーム制作を行う事になる。~
その後、1996年に『[[THE KING OF FIGHTERS '95』]]』のセガサターンへの移植版にて、約6年ぶりに他社ハードのサードパーティーとしてソフトを発売している。それ以降もプレイステーションやドリームキャストなどにもソフトを卸していくようになるが、旧SNK時代に任天堂ハードへ再びソフトを卸すことはなかった。
--また本作は旧SNKが任天堂携帯機でリリースした唯一のタイトルでもあった((SNKの対戦格闘ゲームのGB移植は全てタカラによる発売。))。