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ぷよぷよクロニクル - (2017/12/06 (水) 19:09:32) のソース

//文章量の割に目次が長く見辛くなってしまっていたため、小見出し(***)を普通の太字に変更(2017/10/2)。
*ぷよぷよクロニクル
【ぷよぷよくろにくる】
|ジャンル|アクションパズルRPG|CENTER:CENTER:&image(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71fYmphi3KL.jpg,height=200)&br;&image(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61KZ8iV0TtL._SL1000_.jpg,height=200)|
|対応機種|ニンテンドー3DS|~|
|発売元|セガ・ゲームス|~|
|発売日|2016年12月8日|~|
|定価|通常版:5,490円&br;限定版:9,490円&br;(いずれも税別)|~|
|プレイ人数|1~4人&br;(オンライン:2~4人)|~|
|セーブデータ|1個|~|
|レーティング|CERO:A(全年齢対象)|~|
|判定|なし|~|
|ポイント|ぷよぷよシリーズ25周年記念作品&br;一番の売りのRPGモードがイマイチ|~|
|>|>|CENTER:''[[魔導物語・ぷよぷよシリーズ関連作品リンク>魔導物語・ぷよぷよシリーズ]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
 プリンプタウンで遊んでいたアルルとカーバンクル。とつぜん、なぞの絵本の中へ。
 
 目の前に現れたサタンのいたずらかと思ったが、様子がおかしいサタンはどこかに消えてしまう……
 
 そこにやってきた謎の少女「アリィ」と出会い、なぜか勇者と呼ばれるアルル。
 元の世界に戻るためいっしょに異世界を大冒険することに!

-『ぷよぷよ』シリーズ25周年の記念作品。

-『クロニクル』というタイトル名から連想されるとおり、本作のメインは「RPGモード」。3Dモデル化されたキャラクターを操作して新たな異世界を冒険する。
--本作のストーリーの舞台となるのは、これまでの各作品の舞台(初代『[[ぷよぷよ]]』の魔導世界、『[[フィーバー>ぷよぷよフィーバー]]』の「プリンプタウン」、『[[7>ぷよぷよ7]]』の「チキュウ」等)とも異なる世界という設定である。

-『[[15th>ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary]]』や『[[20th>ぷよぷよ!! Puyopuyo 20th anniversary]]』と同様にバリエーション豊富な様々な対戦ルールが搭載されており、過去の『ぷよぷよ』シリーズと同様に1人でCPUと対戦したり、ローカル通信やインターネットで対戦することが可能。また旧作と同様に1人用の「とことんぷよぷよ」等がプレイできる「とことん」モードや、一部の対戦ルールでCPUを相手に連勝していく勝ちぬきモードも搭載されている。

-インターネット対戦は「スキルバトル」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」の3つのみプレイ可能。
--全国のプレイヤーと1対1で対戦し、勝敗によってレートやランキングが変動する「全国パズルリーグ」や、好きなルール設定で2~4人(「スキルバトル」は2人のみ)で対戦できる「クラブ」モードが搭載されている。

-『[[ぷよぷよテトリス]]』に引き続き有料DLCが配信されている(BGM・ボイスチェンジ・ぷよのしゅるい・あいさつ・追加ダンジョン等)。

-近作のコンシューマー版『ぷよぷよ』シリーズにしては珍しく、対応機種は今のところ3DSのみの展開となっている。

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**新要素
''RPGモード''
-本作のメインモード。主人公の「アルル」が絵本の異世界に吸い込まれるところから物語は始まる。
-「アルル」を操作して、一般的なRPGのように色々なクエストをクリアしながら異世界を冒険しストーリーを進めていく。
--クリアに必須ではないサブクエストも存在する。
-RPGということでモンスターも存在する。フィールドにいるモンスターと接触すると「スキルバトル」という本作の新ルールに基づいて戦闘を行うことになる。
--戦闘に勝利すると経験値やお金を入手することができ、経験値を貯めるとレベルが上がりパラメータが増える。
-また、ローカル通信でほかのプレイヤーと協力してボスとたたかう「みんなでボス戦」モードが搭載されている。ボスに勝利すると様々なアイテムを入手できる。
-『ぷよぷよ』シリーズでRPG風モードが搭載されるのは『[[ぷよぷよBOX]]』以来となる。

''スキルバトル''
-本作の新ルール。「RPGモード」の戦闘ではこのルールで戦うこととなる。通常の『ぷよぷよ』を用いたRPG風の戦闘方式と言った内容。
--ちなみに、2人対戦でこのルールで勝負することも可能。
-キャラクターを3人選んでチームを組んで戦う。キャラクターの組み合わせによって最大HPや最大MPが決まり、HPが0になると負けとなる。
--HPは「自分のフィールド上部の×の位置までぷよが積み上がる」か「おじゃまぷよが降ってくる」と減少する。ぷよが×の位置まで積み上がった場合、HPが減少してフィールドがリセットされる。この時にまだHPが残っていれば敗北にはならず、ゲームを続行できる。
--MPを消費することでキャラクター毎に設定された「スキル」を発動することが出来る。スキルには特定のぷよの色を変化させたり、HPを回復したり等、様々な効果がある。
---スキルはぷよが落下しているときでも使用でき、即時に発動する。スキルを発動したことで同色のぷよが4つ以上並んだ場合は、現在落下中のぷよを置いた時点で消える。
-「ぷよぷよカード(ぷよカ)」という装備アイテムが登場。装備することで、HPや攻撃力などのパラメータを強化することが出来る。
--「ぷよカ」の効果は、ほかのプレイヤーとの通信対戦時にも反映される。
-「RPGモード」でプレイする場合は、敵は一定時間毎にこちらに攻撃を行いフィールドにおじゃまぷよを降らせてくる。
--戦闘終了後はHPとMPは自動で完全回復する。また、戦闘毎にぷよのフィールドもリセットされる。

''収録されている対戦ルール''
-「[[ぷよぷよ]]」「[[通>ぷよぷよ通]]」「[[SUN>ぷよぷよSUN]]」「フィーバー」「なぞぷよ」といった旧作でおなじみの定番ルールの他、『20th』から「でかぷよラッシュ」「ブロック」「ちびぷよはっくつ」「よんてさき」「アクティブ」「カルテット」「はっくつ」「こおりづけ」「だいかいてん」「でかぷよ」「ずっとフィーバー」、『[[ぷよテト>ぷよぷよテトリス]]』から「ビッグバン」、そして本作の新ルール「スキルバトル」の全18種類が収録されている。「スキルバトル」は2人のみで、そのほかのルールは最大4人対戦が可能。
--『15th』にあったが『20th』にはなかったルール((「ばくだん」「サーチライト」「すいちゅう」))は今回も収録されておらず、さらに『20th』のルールの中で「ちびぷよフィーバー」「とっぷう」「スロット」「クロスかいてん」「ペアでぷよぷよ」が削除された形になる。
--『20th』同様に『7』の「だいへんしん」ルールは採用されていない。

''登場キャラクター''
#region(ネタバレを含むので折りたたみ)
-初代『ぷよぷよ』シリーズ:アルル、カーバンクル、ルルー、シェゾ、すけとうだら、ドラコケンタウロス、ウィッチ、サタン
--上記に加え、スキルバトル限定のキャラクターとしてセリリ、ハーピー、ラグナス
-『フィーバー』シリーズ:アミティ、ラフィーナ、シグ、リデル、クルーク、ユウちゃん&レイくん、さかな王子、レムレス、フェーリ、アコール先生&ポポイ
--上記に加え、「スキルバトル」限定のキャラクターとしておにおん、どんぐりガエル
-『7』:りんご、まぐろ、りすくませんぱい、エコロ
-『クロニクル』新キャラクター:アリィ、隠しキャラクター(「RPGモード」の最終ボス。ネタバレの為、ここでは名前は伏せている)
--その他「RPGモード」では新規のザコ敵キャラクターが多数登場する。
#endregion

-プレイヤーキャラクターの一部は隠しキャラクターとなっており、「RPGモード」で解禁することで他のモードでも使用可能となる。
--旧作通り、隠しコマンドで解禁できる裏技もある。

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**評価点
&font(16,b){キャラクターが可愛い}
-旧作までと異なり、キャラクターが3DCGで描かれるようになった。過去シリーズをプレイした人からは違和感があるとの声も聞かれるが、概ね好評である。
--3Dで描かれたキャラの演出や動きも綺麗に表現されており、連鎖カットインも3Dのキャラがアクションをする。

-サブキャラクターではあるが「セリリ」「ハーピー」「ラグナス」はコンシューマ版『ぷよぷよ』シリーズでは久々の復活となった。
--ちなみに、「ハーピー」は『ぷよぷよ7』のまんざいデモで立ち絵のみ登場。その後、「ハーピー」だけでなく「セリリ」「ラグナス」がスマートフォン向けアプリ『ぷよぷよ!!クエスト』の方で先駆けて登場した。なお、セガ制作の『ぷよぷよ』シリーズでキャラクターのボイスが用意されたのは、3人とも『ぷよぷよ!!クエスト』が初。

&font(16,b){対戦モードについて}
-対戦モードの「ハンデせってい」では、ハンデ内容(激甘~激辛)による変化が画面に具体的に表示されるようになり、分かりやすくなった。
--また、ハンデ設定によってCPUのレベルを変化させることが可能となった(ハンデを「辛口」や「激辛」にするとCPUのレベルも上がる)。
--『20th』のように、オプションによる難易度の設定変更はできない。また、『20th』と同様にキャラクターセレクトの際にコマンドを入力することでCPUを強化する裏技が搭載されている。
-「クイックドロップ(瞬時に組ぷよを設置できる操作)」に対応しているルールでは、オン・オフの設定ができるようになった。
-「WIN数(勝利に必要なポイント数)」を1~100まで設定可能となった。
--インターネット対戦でも、自由にルールを設定して対戦する「クラブ」モードにて最大100本設定が可能。
-対戦モードではエディットしたルール内容がセーブデータに保存されるようになったため、毎回設定する必要がなくなった。
-インターネットの「全国パズルリーグ」ではルール別にレートとランキングが記録されるようになり、ルールごとの自分の今の実力がわかりやすくなった。
-『20th』と比べておじゃまぷよ落下時の硬直時間が短くなっており、操作性が改善されている。

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**問題点
&font(16,b){「RPGモード」に関する問題点}

本作のメインである「RPGモード」が、本作の最大の問題点となっている。

-冒険の部隊のとなるフィールドは広めであるが、配置されている仕掛けは単調である。「進路が妨害されているので行けない場所がある」→「スイッチを押して進路を確保する」を繰り返す形が多い。
-フィールドの広さの割に、プレイヤーキャラの移動速度は遅め。ダッシュ機能は存在せず、Bボタンを押している間は低速移動となる。またフィールドにはプレイヤーが接触すると移動速度が更に下がったり完全に移動を阻害されるトラップなどもあり、ぷよぷよと関係のない所でストレスが溜まりやすい。
-フィールドから瞬時に脱出出来るアイテムやスキルなどは存在せず、外に出るには入り口まで移動しなければならない。フィールド奥地でサブクエストのクリア条件を達成した場合、自分で入り口まで歩いて戻らないといけないので非常に面倒。
--なお、戦闘に負けた場合に選べるメニューに「まちにもどる」があり、これを選ぶ事で疑似的に脱出する事が可能。しかし、この手段を取る場合はフィールドに敵を残しておき、戦闘でわざと自滅しなければならない。
--メインクエストで特定の条件を達成した場合(大体一番奥にいるボスを倒した後)には自動的に脱出することが多い。しかし、こちらもボスが邪魔で取れなかった宝箱を前にして強制的に脱出させられるケースがしばしば発生する。

-「RPGモード」の戦闘では、敵は一定時間毎に「おじゃまぷよ」を送ってくる。敵は同時に3体まで出てくることがあり、速攻で連鎖を仕掛けないとすぐに邪魔をされることになる。
--そのため、じっくりと大連鎖を組める時間はほとんどない。戦闘開始時に連鎖のタネが出現するため、それに少し連鎖を上乗せ出来る程度である。
-ザコ敵はそれほど強くないものの、戦闘のテンポはそれほどよくはない。
--連鎖がうまく組めない初心者でも、キャラクターのレベルを上げて消し続けていれば敵に勝てるバランスとなっているが、「ぷよぷよ」そのものの練習になるのかというと微妙なところ。

-たくさんの個性的なキャラクターが存在するシリーズであるが、ストーリーの主要なキャラクター(主人公クラスの4人を除けば「サタン」や「エコロ」など)以外のキャラクターとの会話シーンなどはあまり存在しない。

-ストーリー描写はよく言えばいつもの『ぷよぷよ』らしいノリであるが、『ぷよぷよテトリス』で一部ユーザーから不満が出ていた「りんご」が目立つ流れは本作でも続いている。
--りんご自体は『ぷよぷよ7』から継続してメインキャラクターとなっているため、一応恒例ではあるのだが、本作の場合発売前から「アルルが主人公である」と明言されていたにもかかわらず、りんごが優遇されていることについて、一部のファンからは批判されている。このことは人の好みによるものでもあるが。

-先述の通り、対戦モードで使用できるプレイヤーキャラクターのうち一部は隠しキャラとなっており、「RPGモード」の進行により解禁される。解禁にはそこそこ時間がかかるため、単純にパズルゲームとしてのぷよぷよを楽しみたい人にとっては解禁に手間がかかる。
--なお、上述の通りタイトル画面で隠しコマンドを入力すると、すべての隠しキャラクターをすぐに解放することが可能。この救済措置も、近年の『ぷよぷよ』シリーズでは恒例となっている。

&font(16,b){「スキルバトル」に関する問題点}
-「スキルバトル」は「RPGモード」か、人間2人の対戦(ローカル通信、インターネット対戦)でしかプレイ出来ない。
--「ひとりでぷよぷよ」モードでCPUと対戦することは出来ない。
--「RPGモード」では、対人戦とはゲーム性が少々異なる(敵側は定期的にこちらにダメージを与えてくるのみ)ため、2人対戦用の「スキルバトル」ではCPUを相手に練習することは出来ない。

-「スキルバトル」でのみ使えるキャラクターが5キャラいる。
--「セリリ」「ハーピー」「ラグナス」「どんぐりガエル」「おにおん」の5キャラは「スキルバトル」でチームを組むときにのみ使える。
--『15th』『20th』では登場しなかった「セリリ」「ハーピー」「ラグナス」が本作では旧作から久しぶりの復活となったが、残念ながら通常の対戦モードではプレイヤーとして使用できない。

&font(16,b){『20th』と比べて劣化した点}
-収録されている対戦ルールは18種類(内1つは「スキルバトル」)であり『20th』の21種類(隠しルール含む)と比べると少し減少している。また「スキルバトル」以外の新ルールは本作には収録されていない。ただ、比較的プレイしやすいものや人気の高かったルールが多い。
-『20th』に無く、今作にあるルールは「スキルバトル」と「ビッグバン」のみ。
--「ビッグバン」は『ぷよぷよテトリス』からの再録となっている。ルールは旧作にあった「ずっとフィーバー」をアレンジしたような内容((「ずっとフィーバー」と同じく常にフィーバーモードとなるが、一定時間(デフォルトは60秒)毎にプレイヤー毎に稼いだ得点を比較し、得点が低い方がダメージを受ける。体力がなくると負けとなり、複数人の体力が残っている場合はゲームが継続する。長期戦になりやすく、なかなか決着のつかない「ずっとフィーバー」の問題点を解消したルールといえる))。
--大半の対戦ルールが旧作や『20th』に収録されていたものなので、とくに『20th』をやりこんだプレイヤーにとってはあまり新鮮味がない。

-使用できるプレイヤーキャラクターは「スキルバトル」専用のキャラを除くと全部で24人。数は『20th』と同じだが、デザイン違いが6体存在した『20th』と比べると実質は減少といえる。
--ただし、『20th』でも組ぷよの落下パターンなどのキャラ性能はデザイン違いでも共通であったため、パターン数が減っているわけではない。
--さらに『ぷよテト』同様プレイヤーキャラ全員にボイスチェンジが用意されているため(ただし、半分の12キャラは有料のDLC。残りの12キャラはゲームをプレイすると得られるポイントで解禁可能)、DLCを含めればボイスの種類は『20th』より多め。

-『7』『20th』で搭載されていた、自由にぷよを配置して連鎖のシミュレートが出来る「れんしゅうノート」は廃止された。
-旧作のDS版や3DS版で可能だった、上下画面をフルに使用した8人対戦モード(1人用かローカル通信のモードで一部対戦ルールのみプレイ可能)は廃止された。

&font(16,b){その他の細かい問題点}
-アルルの連鎖ボイス「ダイアキュート」に連鎖カットインが用意されていない。
--これは『ぷよぷよフィーバー』以降からの仕様((「ダイアキュート」は強化呪文の一種という設定で、次に唱える呪文の頭を唱えた分だけダブらせる演出があり、連鎖の長さによっては連呼するためカットインが用意されていない))であるが、「RPGモード」では仲間の連鎖ボイスとカットインがランダムで入るため、「ダイアキュート」を唱える4連鎖目がアルルだけボイスのみとなっており、人によっては気になる点である。
-一部の対戦ルールやボイスチェンジなどは『20th』と同様に、「とことん」モードや対戦モードで獲得できる「ポイント」で購入することで解禁出来るが、「RPGモード」だけはほかのモードとゲーム内容が大幅にちがうためかプレイしてもポイントは得られない。
--ちなみに、『20th』では「ストーリー」モードでもポイントを貯められた。

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**総評
『ぷよぷよ』シリーズ25周年記念作品として、また「RPGモード」を目玉として制作された作品であるが、その「RPGモード」が本作の評価を低くしてしまっている。

前提として、パズルゲームの『ぷよぷよ』にRPG要素を求めている「ぷよらー(ぷよぷよのプレイヤーのこと)」がどれだけいるのか((確かに『ぷよぷよ』の元となった『魔導物語』はRPGであるが))という点は疑問であり、仮にRPG部分がもっと作り込まれていたとしても評価が高くなったのかは微妙なところ。~
肝心の対戦モードについては『20th』と比べて収録ルール数が少し減少しているものの、概ね問題点はなく好評である(ちなみに、3DS版『20th』のインターネット対戦での「ぷよぷよフィーバー」ルールにあったような大きな不具合はない)。

「RPGモード」を作る労力をルールの追加や『20th』までのようなストーリーモードなどにあてていれば、良作となりえるポテンシャルは十分であり、需要を見誤ってしまった作品といえる。なお、売り上げ本数は今のところ『ぷよぷよ』シリーズ中でもワーストとなっている。