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ツナガル★バングル - (2021/01/26 (火) 20:08:55) のソース

*ツナガル★バングル
【つながるばんぐる】
|ジャンル|ココロツナガル ADV|&amazon(B000QVNSCU)|
|対応機種|Windows 98~Vista(32bit)|~|
|発売・開発元|ういんどみる|~|
|発売日|2007年10月26日(通常版)|~|
|レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~|
|ポイント|比較的ライトなノリ&br()典型的なドタバタ学園+冒険活劇?&br()スケールは小さめ|~|
|配信|DL版がういんどみる公式ダウンロードストアにて配信中/3,570円(税込)|~|
|判定|なし|~|
|>|>|CENTER:''[[ういんどみる作品]]''|
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#contents(fromhere)
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**概要
『[[はぴねす!]]』によって大きな成功を収めたういんどみるの7作目。前作の扱い、それに原画にこ~ちゃ氏が関わってないことから、あまり期待はされていなかった作品。~
商業的に成功したとは言い難いが、ういんどみるらしい、ほのぼのかつドタバタハイテンションで、ユーザーが&bold(){血の涙を流す}ほどのイチャラブは評価されている。~
原画にはなきうさ氏、それと新人の犬洞あん氏を迎えている。~
あの『こいびとどうしですることぜんぶ』を直後に発売してある意味話題になった保住圭が企画及びシナリオ統括に、フェティシズムに定評ある木之本みけ((2011年現在から見るとういんどみる作品でも異端の抜きゲー『魔法とHのカンケイ。』の仕掛け人でもあった。))が一部シナリオに参加している。
//高嶋栄二とセロリは分からん……。

**ストーリー
> 奇想天外な俺たちの街『和泉崎(いずみざき)』。~
街中に魔法使いの遺産が数多く残っていて、学園の校舎まで“船”だったりするオモシロ港町なんだ。~
そんな環境にいたら、探検するなって方がおかしいだろ?~
なのに周りの連中ときたら、ちーっとも乗ってきやしない。 まったく、なんでこんなに面白いことをやりたがらないんだが。~
ところが! やっとめぐり合ったんだ、とんでもない相棒にさ。~
『一ノ瀬 悠夏』っていうその女の子は、「私たちって、似てるよね!」って、嬉しげに俺の手を引っ張ってくる。~
こっちも同じ気持ちなら、二人で駆け出すのも当たり前だよな。~
そんな出会いからはじまる、ワクワク宝探し!~
幼なじみの『望月 真穂』やクラスメイトの『夕凪 樹里』も合流し、さらには、俺たちの邪魔をしてくる謎のお嬢様&メイドさんも登場!?~
これだけ女の子に囲まれりゃ、もちろん恋の予感だって……~
街に散らばる魔法仕掛けが巻き起こす数多のハプニング。~
俺たちのドキドキは、際限なくエスカレートしていく──~

**キャラクター

#region(キャラクター一覧)

-鳴海 弘太
--主人公だが、なぜか公式ページで紹介されておらず、ゲームをプレイしないとこの名前にたどり着くのが面倒。
--非常にアクティブな性格で、ノリもよく基本前向き。そして熱い。
--まるで一昔前の熱血アニメに出てくるようなキャラを彷彿とさせる。

-一之瀬 悠夏
--茶髪ロングの一見美少女。しかしてその正体は弘太に匹敵するほどの冒険少女。
--基本的なところは弘太とほぼ同じで、当然の如く意気投合する。
--公式では堂々と&bold(){スリーサイズ詐欺}をしている。どう見てもあれはBカップではない。
---Cカップと勘違いしてデザインしていたためらしい(2007年夏コミ配布のブックレットより)が、それでも公称Cカップの樹里より大きいという状態。

-望月 真穂
--弘太の幼馴染み。毎朝弘太のためにおにぎりを作ってきてくれる…という、&bold(){すごいありがちな設定}。
--弘太のノリには付き合うものの、あまりアクティブな性格でもなく運動神経も悪い。
--弘太のことを「こたくん」と呼んでおり、こたくんにぞっこんである。
--本作の巨乳要員。

-夕凪 樹里 
--他のメンツと比べるとかなりリアリストだが「面白けばOK」という信条のため、付き合いはいい。
--彼女のルートはイチャラブがそれほど多くはない。ややクーデレの節があるせいでもある。
--作中では最強の存在。よくわからないが、彼女の優遇っぷりは半端ではない。

-津宮 雫
--ロリツインドリルお嬢様。実は理事長で上級生。しかし小さい。
--ツンデレの気があるが、よくいる&bold(){大人ぶっている少女}なので、大体弄られキャラ。
--場合によっては下記のメイドもお持ち帰り可能。

-藤倉 いつき
--サブヒロイン。しかし、一応彼女も攻略は可能。
--雫の付き人で、何でもできる一流のメイドさん。
//--見た目が[[あれ>色に出でにけり わが恋は]]のメイドによく似ている。←似ているネタは後作品でやりましょう 前の作品に書いてもネタになりません

#endregion

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**評価点
-アニメーション
--いつものどみるクオリティで、忙しなく細かく動く。更に一部の部分ではあるが、3DCGが動くシーンもあり臨場感が増した。
-ボリューム
--シナリオも長すぎず短すぎずで、アレの回数も結構多い。参加している声優陣が大物ぞろいなのも良い。この界隈を知る者なら一人、あるいは全員知っててもおかしくないほど。
-BGM
--ノリのいいシナリオとマッチしており、クオリティも中々のもの。

**問題点
-スケールの狭さ
--冒険活劇とはいうものの、メインシナリオは街中を駆け巡るのみ。箱庭感が強い。
-CG
--一部のCGの出来がかなり悪い。これがかなり重要なCGなため、最後の最後で台無しということも。
-シナリオ
--短所というか賛否両論ではあるが、シナリオはかなり簡素であり、個別ルートで多少重い話がある程度。メインシナリオはドタバタの連続で、人によっては疲れることも。
--特に共通だとあんまり面白くなさそうなことを登場人物が全力で面白がっている、という類のものなので、プレイヤー・キャラクター間のギャップがかなり大きい。
--更に悠夏シナリオは二人の性格が似通っているため、くどいほどのハイテンションで話が進み、&bold(){ツッコミ不在}のままテキストを垂れ流すことになる。

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**総評
目立った作品ではないが、ういんどみるの作風を象徴する作品の一つである。~
大きな長所もないが、逆に短所も気にならないため、このジャンルに足を踏み入れたい初心者には中々の作品ではある。

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**余談
-ちなみに、声優の成瀬未亜氏が初めて本格的にSD原画として参加した作品でもある。可愛らしいSD絵は、一介の絵師としては流石のレベルを誇る。
-2008年7月18日にファンディスク『ツナバン▼らぶみくす』((本来のタイトルは▼がハートマークであるが、環境依存文字であるため本稿やファイル名では逆三角形で代用))が発売された。